JP2014151531A - スライド式ボード - Google Patents
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Abstract
【課題】
重量の嵩むプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)を取付けたスタンド型の上下スライド式ボード及び上下左右スライド式ボードの昇降作業を、容易に一人で行うことができる昇降機構を提供することを課題とする。
【解決手段】
ボード保持フレームに支持スタンドを差し込み、ボード保持フレーム前面にプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)が取付けられ、ボード保持フレームの下端部に動滑車を取付け、支持スタンドの後面にバランサー支持部を備え、バランサー支持部の上端部に定滑車が取付けられ、ボード保持フレームの下方部にチェーンの一端を取付け、チェーンが動滑車を通り、そのチェーンが定滑車を介し、チェーンの最終端にウェイトバランサーを取付けられ、ウェイトバランサーの上下動によってプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)の昇降可能となる。
【選択図】図6
重量の嵩むプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)を取付けたスタンド型の上下スライド式ボード及び上下左右スライド式ボードの昇降作業を、容易に一人で行うことができる昇降機構を提供することを課題とする。
【解決手段】
ボード保持フレームに支持スタンドを差し込み、ボード保持フレーム前面にプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)が取付けられ、ボード保持フレームの下端部に動滑車を取付け、支持スタンドの後面にバランサー支持部を備え、バランサー支持部の上端部に定滑車が取付けられ、ボード保持フレームの下方部にチェーンの一端を取付け、チェーンが動滑車を通り、そのチェーンが定滑車を介し、チェーンの最終端にウェイトバランサーを取付けられ、ウェイトバランサーの上下動によってプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)の昇降可能となる。
【選択図】図6
Description
本発明は、重量の嵩むプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)の昇降を容易に行う昇降機構に関するものである。
プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)の設置方法には、スタンド型として固定式と上下スライド式があり、また、壁面を左右にスライドする左右スライド式が広く知られている。
電子黒板の普及により、スタンド型の上下スライド式に取付けられた電子黒板を講義や授業等に使用され、後方の席からでも見やすくするため上方向への移動と、使用していない時の保管や安全に部屋間の移動ができるように下方向への移動ができる高さ調整機構を備えたものが広く使用されている。
教室の正面に設置されている黒板の上下に固定されたレールに沿って、プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)などの電子黒板が黒板の前面を左右に移動する左右スライド式ボードも広く知られており、左右に移動できることで、黒板と電子黒板を併用できることから、授業の効率化や理解力向上に繋がるため多くの学校で利用されており、使用しない時でも、黒板の右端または左端に収納できるため、黒板の利用に弊害がでないなど、多くの利点があるが、電子黒板の高さが固定なため、例えば車椅子に乗ったまま電子黒板の操作が困難であり、また、教室の後方からでは見えにくい部分がある。
上下スライド式ボードの多くは、バネやガスダンパー等の昇降装置を使用している。バネやガスダンパーなどの昇降装置には、使用周辺温度、使用回数などの制限があり、使用周辺温度など使用環境に適合した昇降装置を用意する必要があり、また、使用回数に達した昇降装置は、交換する必要があるため、コストアップに繋がる。
プロジェクターの種類やボード及び白板(黒板含む)のサイズは多種多様であり、また、各々重量が違うため、その組み合わせによってプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)の重量が変化する。その重量に対応している昇降装置を用意する必要がある。
昇降装置を使用したスタンド型の上下スライド式ボードの場合、昇降作業は1人で行えるが、昇降装置を使用していないスタンド型の上下スライド式ボードの場合、1人で昇降作業は行えない。
左右移動可能な左右スライド式ボードに昇降装置を付加することで、上下左右移動可能な上下左右スライド式ボードと成るが、昇降装置に細かな重量調整が必要であり、設置に手間と時間がかかる。
上下スライド式ボード及び上下左右スライド式ボードの昇降機構には、バネやガスダンパーなどの昇降装置を使用しているため、コストアップに繋がる。
上下左右スライド式ボード及び壁面に固定された上下スライド式ボードの場合、昇降装置とプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)の重量調整を行う際、細かな調整を行う必要があり、また、昇降装置がプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)の内側に固定されているため、ボード保持フレームからプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)の取り外しと取り付けを繰り返し行いながら調整しなければならないため、手間と時間がかかる。
昇降装置を使用していないスタンド型には、昇降させる場合、2人以上で昇降操作を行う必要があり、かつ、ある程度の力を必要とする上下移動可能なスタンド型や、一度プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)を取り外し、スタンド本体の取付け高さの調整を行ってから再度プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)を取付けることで高さ調整可能なスタンド型などがあるが、昇降操作に時間と手間がかかるため、講義や授業中など気軽に高さ調整を行うことができない。
プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)は、多種多様なプロジェクターと複数のサイズが設定されたボード及び白板(黒板含む)の組み合わせから成るが、各々重量が異なっているため、プロジェクターとボード及び白板(黒板含む)の組み合わせにより、プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)の重量が変化する。昇降装置には、昇降可能な重量制限が設定されており、プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)の重量に合わせた昇降装置を用意する必要があるため、既製品で対応するのは困難である。また、設置後、プロジェクターの変更やボード及び白板(黒板含む)のサイズ変更などで、プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)の重量が変化し、昇降装置の重量制限を越える可能性があり、その場合、昇降装置を交換しなければならず、コストアップに繋がる。また、昇降させる重量と昇降装置の重量制限のバランスが取れていないと、昇降に力が必要となる場合や、プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)の跳ね上がりや落下などの危険性が高くなる。
昇降装置の多くは使用回数による寿命があり、使用回数を超えた昇降装置を使用し続けると、本来の性能を発揮できなくなる。また、ガスダンパーなど使用周辺温度に制限があり、季節や室温によって本来の性能を発揮できない場合がある。また、使用回数を超えたバネを使用し続けると、バネが破断する危険性があるため、破断前に交換する必要がある。また、昇降装置の交換及び重量調整を行うには、時間と手間がかかり、コストアップに繋がる。
本発明は、重量の嵩むプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)の昇降機構において昇降装置を使用することなく、昇降作業を容易に行うことができるスライド式ボードの昇降機構の提供を目的としている。
スタンド型の上下スライド式ボードの場合、ボード保持フレームに支持スタンドを差し込み、ボード保持フレーム前面にプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)が取付けられ、ボード保持フレームの下端部に動滑車を取付け、支持スタンドの後面にバランサー支持部を備え、バランサー支持部の上端部に定滑車が取付けられ、ボード保持フレームの下方部にチェーンの一端を取付け、チェーンが動滑車を通り、そのチェーンが定滑車を介し、チェーンの最終端にウェイトバランサーを取付ける。
また、上記の機構のうち、動滑車を定滑車に置き換え、置き換えた定滑車をバランサー支持部の下端部に取付けてもよい。バランサー支持部の上端部及び下端部に定滑車を備えることになり、ボード保持フレームの上方及び下方にチェーンの一端を取付け、チェーンが上端部及び下端部の定滑車を介し、チェーンの最終端にウェイトバランサーを取付ける。
バランサー支持部に、壁固定機構を取付けることで、壁面への固定が可能となり、壁面を上下に移動可能となる。また、壁固定機構は、取付けを行う壁の構造、材質により、最適な形状の壁固定機構をバランサー支持部に取り付ける。
バランサー支持部に駆動部を実装した縦支持フレームを取付け、壁に固定されたレールに駆動部を通すことで、レールに沿って左右に移動し、上記の機構により上下に移動を可能となる。
ウェイトバランサーは、中空状の直方体となっており、昇降させたい重量に合わせて、中空内に分銅などの重量物を設置して重量調整を行うことを特徴とする。また、ウェイトバランサーの形状は、決まった形、大きさはなく、昇降させるプロジェクターとボード及び白板(黒板含む)の組み合わせによってプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)の重量は変化するので、その重量や、設置方法、設置場所などの様々な条件に合わせて、適宜最適な形状、固定方法で使用される。
本発明は、上下スライド式ボードの昇降機構において、高価な昇降装置を使用しないためコストダウンに繋がる。
ウェイトバランサーに重量物を設置することで重量調整を行え、また、ウェイトバランサーの大きさ、個数などは昇降させる重量やスタンド型の上下スライド式ボード及び上下左右スライド式ボードの設置方法及び設置場所、または滑車の個数や滑車固定位置など各々に適した形状のウェイトバランサーを使用することで、多種多様なプロジェクターとボード及び白板(黒板含む)のサイズの組み合わせによる重量の変化に対応できるため、プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)のスムーズな昇降を可能とする。
ウェイトバランサーがガイドレールに沿って上下に移動する力を利用してプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)が昇降するので、プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)を強い力で昇降操作する必要もなく、1人で容易に昇降が可能となる。
ピンを通して固定する方式やブレーキ機構など、既知の固定、保持構造を適宜利用することで、力を必要としない簡単な操作で、プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)を移動させて、高さ調整が可能となり、その位置に固定することができる。また、固定状態では昇降不可能となる。
設置後、プロジェクターの種類やボード及び白板(黒板含む)のサイズ変更などでプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)の重量が変化した場合でも、ウェイトバランサーに設置する重量物の増加または減少を行うことで、重量調整を容易に行うことができるため、コストダウンに繋がる。
動滑車と定滑車の組み合わせが、ウェイトバランサーに設置する重量物を軽減することができ、また、ウェイトバランサーの移動距離がスタンドの全長内で収まるので、最適な組合せである。定滑車と定滑車の組み合わせでは、ウェイトバランサーの移動距離をスタンドの全長内に収めることができ、ウェイトバランサー内に設置する重量物を増加することで上下移動可能と成る組み合わせである。動滑車と動滑車の組合せでは、ウェイトバランサーの移動距離が長くなり過ぎてしまい、スタンドの全長より移動距離が長くなってしまうため、不向きである。
図1、図2はプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)を取付けたスタンド型の上下スライド式ボードの設置例を示す。
図5、図6はスタンド型の上下スライド式ボードの構成例を示す。
ボード保持フレーム1に、支持スタンド2を差し込み、ボード保持フレーム1の下端部に動滑車5を取付け、ボード保持フレーム1及び支持スタンド2の後面にバランサー支持部3を備え、バランサー支持部3の上端部に定滑車4が取付けられ、ボード保持フレーム1の下方部にチェーン6の一端を取付け、そのチェーン6を動滑車5に組込み、組込まれたチェーン6を定滑車4に組込み、チェーン6の最終端にウェイトバランサー7Aを固定し、ウェイトバランサー7Aを挟むようにガイドレール10を取付け、プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)13をボード保持フレーム1の前面に取付け、プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)13とボード保持フレーム1の重量計と定滑車4及び動滑車5を介してバランスの取れる重量物をウェイトバランサー7A内に設置する。
ウェイトバランサー7Aは、ガイドレール10に沿って上下方向にしか移動できないので、スムーズな昇降ができる。
また、動滑車5は、ボード保持フレーム1の上下移動と共に動滑車5も上下移動し、定滑車4は、ボード保持フレーム1の上下移動に関わらず、バランサー支持部3に固定されたままである。
図6では、滑車機構として、定滑車4と動滑車5を用いることで、ウェイトバランサー7Aの上下移動距離が長くなるが、ウェイトバランサー7A内に設置する重量を軽減することができるため、ボード保持フレーム1の前面に取付けられたプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)13がスムーズに、より少ない力で昇降することができる。
図5、図6はスタンド型の上下スライド式ボードの構成例を示す。
ボード保持フレーム1に、支持スタンド2を差し込み、ボード保持フレーム1の下端部に動滑車5を取付け、ボード保持フレーム1及び支持スタンド2の後面にバランサー支持部3を備え、バランサー支持部3の上端部に定滑車4が取付けられ、ボード保持フレーム1の下方部にチェーン6の一端を取付け、そのチェーン6を動滑車5に組込み、組込まれたチェーン6を定滑車4に組込み、チェーン6の最終端にウェイトバランサー7Aを固定し、ウェイトバランサー7Aを挟むようにガイドレール10を取付け、プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)13をボード保持フレーム1の前面に取付け、プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)13とボード保持フレーム1の重量計と定滑車4及び動滑車5を介してバランスの取れる重量物をウェイトバランサー7A内に設置する。
ウェイトバランサー7Aは、ガイドレール10に沿って上下方向にしか移動できないので、スムーズな昇降ができる。
また、動滑車5は、ボード保持フレーム1の上下移動と共に動滑車5も上下移動し、定滑車4は、ボード保持フレーム1の上下移動に関わらず、バランサー支持部3に固定されたままである。
図6では、滑車機構として、定滑車4と動滑車5を用いることで、ウェイトバランサー7Aの上下移動距離が長くなるが、ウェイトバランサー7A内に設置する重量を軽減することができるため、ボード保持フレーム1の前面に取付けられたプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)13がスムーズに、より少ない力で昇降することができる。
図7、図8は上下スライド式ボードで、滑車機構の変更例を示す。
ボード保持フレーム1に、支持スタンド2を差し込み、ボード保持フレーム1及び支持スタンド2の後面にバランサー支持部3を備え、バランサー支持部3の上端部及び下端部に定滑車4を取付け、ボード保持フレーム1の上方部及び下方部にチェーン6の一端を取付け、チェーン6を、バランサー支持部3の上端部及び下端部に固定された定滑車4に組込み、チェーン6の最終端をウェイトバランサー7Bに固定し、ウェイトバランサー7Bを挟むようにガイドレール10を取付け、プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)13をボード保持フレーム1の前面に取付け、プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)13とボード保持フレーム1の重量計とバランサー支持部の上端部及び下端部の定滑車4を介してバランスの取れる重量物を、ウェイトバランサー7B内に設置する。
図6で示す動滑車5を、定滑車4に置き換え、バランサー支持部3の下端部に、置き換えた定滑車4を取付けた変更例であり、図6で示したような、より少ない力で昇降するような滑車機構ではないが、図7のようにウェイトバランサー7Bを大きくすることで、追加できる重量物を増やせるため、重量の嵩張るプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)13でも、スムーズな昇降が可能となる。
ボード保持フレーム1に、支持スタンド2を差し込み、ボード保持フレーム1及び支持スタンド2の後面にバランサー支持部3を備え、バランサー支持部3の上端部及び下端部に定滑車4を取付け、ボード保持フレーム1の上方部及び下方部にチェーン6の一端を取付け、チェーン6を、バランサー支持部3の上端部及び下端部に固定された定滑車4に組込み、チェーン6の最終端をウェイトバランサー7Bに固定し、ウェイトバランサー7Bを挟むようにガイドレール10を取付け、プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)13をボード保持フレーム1の前面に取付け、プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)13とボード保持フレーム1の重量計とバランサー支持部の上端部及び下端部の定滑車4を介してバランスの取れる重量物を、ウェイトバランサー7B内に設置する。
図6で示す動滑車5を、定滑車4に置き換え、バランサー支持部3の下端部に、置き換えた定滑車4を取付けた変更例であり、図6で示したような、より少ない力で昇降するような滑車機構ではないが、図7のようにウェイトバランサー7Bを大きくすることで、追加できる重量物を増やせるため、重量の嵩張るプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)13でも、スムーズな昇降が可能となる。
図3、図4は、プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)を取付けた上下左右スライド式ボードの設置例を示す。
図9、図10は、上下左右スライド式ボードの構成例を示す。
ボード保持フレーム1に、支持スタンド2を差し込み、ボード保持フレーム1の下端部に動滑車5を取付け、ボード保持フレーム1及び支持スタンド2の後面にバランサー支持部3を備え、バランサー支持部3の上端部に定滑車4が取付けられ、ボード保持フレーム1の下方部にチェーン6の一端を取付け、チェーン6を動滑車5に組込み、そのチェーン6を定滑車4に組込み、チェーン6の最終端にウェイトバランサー7Aを固定し、ウェイトバランサー7Aを挟み込むようにガイドレール10を取付け、プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)13をボード保持フレーム1の前面に取付け、プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)13とボード保持フレーム1の重量計と定滑車4及び動滑車5を介してバランスの取れる重量物をウェイトバランサー7A内に設置したものを、縦支持フレーム11に固定し、縦支持フレーム11の上端部及び下端部に駆動部12を取付け、壁面に取付けられたレール14に縦支持フレーム11に取付けられた駆動部12を通し、レールに沿って左右に移動し、上記の機構で上下移動が可能となる。
図9、図10は、上下左右スライド式ボードの構成例を示す。
ボード保持フレーム1に、支持スタンド2を差し込み、ボード保持フレーム1の下端部に動滑車5を取付け、ボード保持フレーム1及び支持スタンド2の後面にバランサー支持部3を備え、バランサー支持部3の上端部に定滑車4が取付けられ、ボード保持フレーム1の下方部にチェーン6の一端を取付け、チェーン6を動滑車5に組込み、そのチェーン6を定滑車4に組込み、チェーン6の最終端にウェイトバランサー7Aを固定し、ウェイトバランサー7Aを挟み込むようにガイドレール10を取付け、プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)13をボード保持フレーム1の前面に取付け、プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)13とボード保持フレーム1の重量計と定滑車4及び動滑車5を介してバランスの取れる重量物をウェイトバランサー7A内に設置したものを、縦支持フレーム11に固定し、縦支持フレーム11の上端部及び下端部に駆動部12を取付け、壁面に取付けられたレール14に縦支持フレーム11に取付けられた駆動部12を通し、レールに沿って左右に移動し、上記の機構で上下移動が可能となる。
バランサー支持部3に壁固定機構を付加することで、壁に固定を行うことができる。壁の構造、材質によって取付け方法が違うため、最適な取付け方法によって壁固定機構の形状が決まる。様々な構成が利用でき、例えばプレートとビスや寸切りボルトとナットといった既知の構成に応じた最適な形状の壁固定機構をバランサー支持部3に取付けることで、壁固定が可能となる。
ウェイトバランサー7A及び7Bは、中空状の直方体になっており、チェーン固定部を併せ持つ。ウェイトバランサー7A及び7Bは、滑車機構を介して、プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)13とボード保持フレーム1の重量計とバランスの取れた重量にする必要があるため、ウェイトバランサー7A及び7Bの中空内に分銅などの重量物の増加または減少を行うことで重量調整できるため、様々なプロジェクターとボード及び白板(黒板含む)の組み合わせによって変動するプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)13の重量に対応できる。また、ウェイトバランサー7A及び7Bは、プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)13の重量、設置方法、設置場所によって適宜最適な形状、大きさで使用される。
プロジェクターの変更やボード及び白板(黒板含む)13のサイズ変更などで、変更前の重量から増減があった場合、重量調整する必要があるが、ウェイトバランサー7A及び7B内に設置する重量物の増加または減少を行うことで、容易に重量調整が可能であることから、メンテナンス性に優れ、長期にわたって使用できる。
スタンド型の上下スライド式ボードのストッパー機構の一例として、差込式ストッパー8がある。ボード保持フレーム1に取付けられた差込式ストッパー8を支持スタンド2の外側に空けられた差込孔9に差し込むだけで固定されることで高さ調整を行うことができる。差込孔9から差込式ストッパー8を抜くことによってプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)13の昇降が可能となり、簡単な操作で容易に昇降できる。
設置方法及び利便性から、より容易に操作できるようプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)13の前面下部にブレーキ機構を設置する場合がある。自転車のブレーキ機構で構成することができ、これにより、既存の自転車用ブレーキを転用して、安価にかつ容易にブレーキ機構を付加できる。
上記のストッパー機構及びブレーキ機構は一例であり、移動範囲規制、既知の固定構造、保持構造がストッパー機構及びブレーキ機構として適宜利用できる。
昇降機構は、滑車とチェーンの構成に限られず、様々な構成が利用でき、例えばギア、ラック&ピニオン、ワイヤー、平ベルトといった既知の構成が適宜利用できる。
1 ボード保持フレーム
2 支持スタンド
3 バランサー支持部
4 定滑車
5 動滑車
6 チェーン
7A ウェイトバランサー
7B ウェイトバランサー
8 差込式ストッパー
9 差込孔
10 ガイドレール
11 縦支持フレーム
12 駆動部
13 プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)
14 レール
2 支持スタンド
3 バランサー支持部
4 定滑車
5 動滑車
6 チェーン
7A ウェイトバランサー
7B ウェイトバランサー
8 差込式ストッパー
9 差込孔
10 ガイドレール
11 縦支持フレーム
12 駆動部
13 プロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)
14 レール
Claims (5)
- ボード保持フレームが支持スタンドに差し込まれ、前記ボード保持フレーム前面にプロジェクター一体型ボード及び白板(黒板含む)が取付けられ、前記ボード保持フレームの下端部に動滑車を取付け、前記ボード保持フレーム及び前記支持スタンドの後面にバランサー支持部を備え、前記バランサー支持部の上端部に定滑車が取付けられ、前記ボード保持フレームの下方部にチェーンの一端を取付け、前記チェーンが前記動滑車を通り、前記定滑車を介し、前記チェーンの最終端にウェイトバランサーが取付けられたことで、前記プロジェクター一体型ボードが上下移動することを特徴としたスライド式ボード。
- 前記動滑車を定滑車に置き換え、前記置き換えた定滑車を前記バランサー支持部の下端部に取付けたことを特徴とする請求項1記載のスライド式ボード。
- 前記バランサー支持部に壁取付け機構を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載のスライド式ボード。
- 前記バランサー支持部に縦支持フレームを取付け、前記縦支持フレームには駆動部を実装し、前記駆動部が壁に固定されたレールに沿って移動することを特徴とした請求項1または請求項2記載のスライド式ボード。
- 前記支持スタンドには差込孔が縦方向に空けられ、前記ボード保持フレームに差込式ストッパーが備えられており、前記差込式ストッパーを前記差込孔に差すことで高さ調整できることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のスライド式ボード。
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