JP2007279567A - 表示装置用スタンド - Google Patents

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悟 殿下
Tomoharu Orita
智治 折田
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晃一 奥村
Satoshi Otani
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Abstract

【課題】 表示パネルの上げ下げに伴ってパネル面の仰角変更を行うよう構成した表示装置用スタンドにおいて、表示パネルの上げ下げ操作を軽快に行えるようにする。
【解決手段】 表示パネル01が装着される可動台7を固定支持台に対して案内レール8を介して上下にスライド移動可能に支持し、可動台7が上方移動するに連れて表示パネル01が後方に移動して起立するとともに、可動台7が下方移動するに連れて表示パネル01が手前に移動して後傾斜するように案内レール8を湾曲形成した表示装置用スタンドにおいて、可動台7と固定支持台とをゼンマイバネで連結して、ゼンマイバネの巻き込み復元力で可動台7を持ち上げ付勢するよう構成するとともに、可動台7のスライド移動に抵抗を付与する制動手段を装備し、この制動手段を、可動台7が上方移動するに連れてその制動力が減少するよう構成してある。
【選択図】 図10

Description

本発明は、液晶表示パネルなどの薄型の表示パネルを姿勢変更可能に固定支持台に支持する表示装置用スタンドに関する。
上記表示装置用スタンドとしては、例えば特許文献1に開示されているように、固定支持台に円弧状の案内レールを備え、この案内レールに沿って上下にスライドする可動台に表示パネルを装着し、可動台が下方移動するに連れて表示パネルが手前に移動して後傾斜するように構成したものが知られている。
この構成によると、表示パネルを上方移動させるに連れて表示パネルが後方に移動しながら起立して、パネル面の仰角(パネル面の法線が水平線となす角度)が小さくなり、逆に、表示パネルを下方移動させるに連れて表示パネルが手前に移動しながら後傾斜して、パネル面の仰角が大きくなるものであり、手前に居るオペレータにとって見やすく、かつ、操作しやすい姿勢に任意に調節することができる。
特開2000−250418号公報
上記構成の表示装置用スタンドは、表示パネルの前後移動と仰角変更を一操作で合理的に行うことができる特徴を備えているものであるが、操作性の面で改良の余地があった。
すなわち、湾曲した案内レールに装着した可動台に表示パネルを取り付けて上げ下げ移動させる構造の場合、表示パネルの重量が相当大きいので、可動台をバネの弾性復元力で上方移動方向に付勢することで、表示パネルと可動台の重量をバネの弾性復元力で相殺させ、表示パネルを軽い操作で上方移動させることができるようにする。また、可動台の移動に適度な摩擦制動をかけて、表示パネルを任意の移動位置で安定保持することができるようにすることが望ましい。
この場合、大きい上下移動量に対応するために上方付勢用のバネとしてゼンマイバネを利用し、その巻き込み力を上方付勢用の弾性復元力とすることが好適であるが、ゼンマイバネは巻き込み力がバネの引出し量にかかわらず略一定となる特性を有しているために、巻き込み力と重量とのバランスが上下移動位置によって大きく変化する。例えば、図13中に示すように、湾曲した固定の案内レール31に沿って可動台32を上下移動可能に支持するとともに、可動台32に表示パネル33を連結し、案内レール31の上部に配備したゼンマイバネ34の引出し端を可動台32に連結して、可動台32にゼンマイバネ34による引き上げ付勢力を付与した構造について説明する。ゼンマイバネ34の巻き込み力Pを可動台32にかかる下向きの荷重(表示パネルと可動台の合計重量)Wとを等しく設定したとすると、図13中の(a)に示すように、可動台32が上限にあって表示パネル33が略鉛直姿勢となる時、巻き込み力Pと荷重Wとが均衡する。また、図13中の(b)に示すように、可動台32が下方移動して表示パネル33が後傾斜するに連れて巻き込み力Pの方向も同様に変化するために、巻き込み力Pと相殺される荷重分力wが小さくなり、この状態では巻き込み力Pによって可動台32が勝手に上方移動されてしまう。
そこで、下方移動させた時の勝手な上方移動を阻止するために、巻き込み力Pと可動台32を大きく下方に移動させた時の荷重分力wとの差(P−w)よりも少し大きい摩擦制動力を可動台に常時かけることで、可動台32を移動範囲のいかなる位置に移動させても位置保持することができるようになる。
しかし、上方に移動させるほど荷重分力wは荷重Wに近づき、巻き込み力Pと荷重分力wとの差(P−w)は次第に小さくなる。換言すると、可動台32を上方移動させるほど表示パネル33を位置保持するために必要な摩擦制動力は小さくてすむことになる。ところが、可動台32には下限位置において位置保持に要求される大きい摩擦制動力を常時かけているために、上方移動位置では過剰に摩擦制動がかけられることになる。
その結果、上方移動位置にある可動台32を押し下げ移動させるのに、上記した過剰な摩擦制動力に打ち勝つ操作力が必要となり、押し下げ操作が重くなるものとなっていた。
本発明はこのような点に着目してなされたものであって、表示パネルの上げ下げに伴ってパネル面の仰角変更を行うよう構成した表示装置用スタンドにおいて、表示パネルの上げ下げ操作をどの位置でも軽快に行えるようにすることを目的としている。
第1の発明は、表示パネルが装着される可動台を固定支持台に対して案内レールを介して上下にスライド移動可能に支持し、可動台が上方移動するに連れて表示パネルが後方に移動して起立するとともに、可動台が下方移動するに連れて表示パネルが手前に移動して後傾斜するように前記案内レールを湾曲形成した表示装置用スタンドにおいて、
前記可動台と固定支持台とをゼンマイバネで連結して、ゼンマイバネの巻き込み復元力で可動台を持ち上げ付勢するよう構成するとともに、可動台のスライド移動に摩擦抵抗を付与する制動手段を装備し、この制動手段を、可動台が上方移動するに連れてその摩擦制動力が減少するよう構成してあることを特徴とする。
この構成によると、可動台を上方に移動させるほどゼンマイバネの巻き込み力と逆向きの荷重分力の大きさは巻取り復元力の大きさに近いものとなり、巻き込み力と荷重分力との差は次第に小さくなる。換言すると、可動台を上方移動させるほど可動台を位置保持するために必要な摩擦制動力は小さくなる。この場合、制動手段は、可動台が上方移動するに連れて摩擦制動力が小さくなるように構成されているので、上方移動した可動台に過剰な摩擦制動はかけられておらず、上方移動位置にある可動台を押し下げ移動させるのに大きい力は必要とすることはない。
第2の発明は、上記第1の発明において、
前記制動手段を、前記案内レールに摺接する摺動片とこれを摺動面に押圧するバネとで構成し、前記可動台が上方移動するほど前記バネの固定側を受け止め支持するバネ受け部と前記摺動面との距離が増大するよう構成してあることを特徴とする。
この構成によると、バネの固定側を受け止め支持するバネ受け部と摺動面との距離が、可動台が最も上方移動された時に最も大きくなって、制動片の摺動面への押し付けが最も弱くなり、可動台が下方移動されるに連れて前記距離が次第に小さくなって制動片の摺動面への押し付けが徐々に強くなり、可動台が最も下方移動された時に前記距離が最も小さくなって制動片の摺動面への押し付け力が最も強くなる。つまり、可動台が上限位置にある時に摩擦制動力が最も小さくなり、可動台が下方移動されるに連れて摩擦制動力が徐々に大きくなり、可動台が最も下方移動された時に摩擦制動力が最も大きくなる。
従って、可動台の上下移動に伴って摩擦制動力を簡単な構造で変化させることができる。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、
前記案内レールを前記可動台に備え、固定支持台に備えた案内部材に前記案内レールを嵌合支持してあることを特徴とする。
この構成によると、縦長の案内レールを備えた可動台が上下に長いものとなり、この上下に長い可動台に表示パネルを連結支持することが容易となる。
従って、例えば、案内レールを固定支持台側に固定配備して、案内レールに沿って上下移動する小さい可動台に表示パネル連結支持する場合では、表示パネルの荷重が可動台の連結箇所に集中するので、連結金具を厚くしたり、大きいネジを使用する、等して連結構造を頑丈に構成する必要があるが、上記のように縦長の可動台に上下大きいスパンをもって表示パネルを連結支持すれば、各連結箇所にかかる負荷は小さくなり、特に頑丈な連結構造は不要となる。
第4の発明は、上記第3の発明において、
前記案内部材を前後に角度調節可能に前記固定支持台に支持してあることを特徴とする。
この構成によると、可動台の上下移動による仰角調節の他に全体の支持角度を調節することができ、表示パネルの姿勢調節範囲を拡大することができる。
第5の発明は、上記第1〜4のいずれかの発明において、
前記ゼンマイバネの巻回部を可動台に支持し、ゼンマイバネの引出し端を固定支持台側に連結固定してあることを特徴とする。
この構成によると、可動台は表示パネルを支持するためにある程度の大きさが必要であり、ゼンマイバネにおける巻回部の収容部を可動台に設けることが容易となる。
このように、本発明の表示装置用スタンドによると、表示パネルの上げ下げに伴ってパネル面の仰角変更を一連に行うよう構成した表示装置において、位置保持用の制動手段に合理的な改良を加えることで、表示パネルの上げ下げ操作をどの位置でも軽快に行うことが可能となった。
以下、図面を参照して本発明の一実施例説明する。
図1に、本発明の一実施例に係る表示装置用スタンドに、表示パネルを取り付けて構成される表示装置の外観斜視図が、図2に、その側面図がそれぞれ示されている。本実施例の表示装置用スタンド1は、液晶式の表示パネル01が装着される可動台7と、この可動台7を上下にスライド移動可能に支持する固定支持台2を含み、この固定支持台2をデスクなどの上に載置する卓上設置仕様に構成されている。
固定支持台2は、円板状に形成された座部3と、この座部3に対して前後に位置調節可能に支持された可動座部3aと、この可動座部3aから立設された支柱4と、この支柱4の上端部に横向き水平支点x周りに角度変更可能に取り付けられたブラケット5と、このブラケット5に連結された案内部材6、等で構成されている。案内部材6には可動台7が上下にスライド移動可能に嵌合装着され、この可動台7の前部に表示パネル01が連結支持されている。
図3、図4を参照する。図3は、スライド案内構造の縦断側面図、図4は、制動手段を示す縦断側面図である。可動台7には、前向きに凹入湾曲する円弧状に形成された縦長の案内レール8が備えられている。また、図1及び図2に示すように、可動台7の上下左右箇所から横向きに突設された連結片7aに表示パネル01が背面からネジ連結されるようになっている。
案内レール8には、後方に向けて開放された縦長の案内空間9が形成されており、この案内空間9に案内部材6が嵌入されるとともに、案内レール8の背面にネジ連結された蓋板10によって案内空間9が閉塞されるようになっている。
さらに図5〜図9も参照する。図5は、スライド案内構造の横断平面図、図6は、案内部材の斜視図、図7は、可動台の横断平面図、図8は、固定支持台の上端部を示す背面図、図9は、可動台の下部を示す一部切欠き背面図である。案内部材6は、金属板材からなる基材11の左右に硬質樹脂材からなる案内ブロック12を嵌合連結して構成されており、蓋板10によって閉塞された案内空間9に案内部材6が前後左右にガタなく嵌入されるようになっている。基材11からは左右一対の連結片11aが後方に折り出し形成されて、蓋板10に形成された左右一対の縦長のスリット13から後方に突出され、ブラケット5にネジ連結されている。もって、可動台7が湾曲した案内レール8に沿って案内部材6に対して上下にスライド移動できるように支持され、可動台7が上方に移動すると表示パネル01が起立姿勢に近づいてパネル面の仰角が小さくなり、可動台7が下方に移動すると表示パネル01が手前に移動しながら後傾斜してパネル面の仰角が大きくなるようになっている。
図3に示すように、可動台7の下部には案内空間9の下端に連通する凹部14が形成されるとともに、この凹部14の内部にバネ受け部材15がネジ連結されている。バネ受け部材15には下向き開放された半円筒のバネ受け凹部15aが形成されており、巻き込み付勢された幅広のゼンマイバネ16の巻回部16aがバネ受け凹部15aに左右に位置決めされて収容支持されている。ゼンマイバネ16から上向きに導出された引出し端16bに係止孔17が形成されており、この係止孔17が案内部材6における基材11の上端部から折り出し形成したフック部11bに引っ掛け固定されている。従って、引出し端16bが固定支持台2側に固定支持された状態でゼンマイバネ16が巻き込み作動することで、ゼンマイバネ16の巻回部16aを支持した可動台7が巻き込み力によって相対的に上方へスライド付勢されるようになっている。
ゼンマイバネ16は、その引出し端16bの引出し量の大小にかかわらず略一定の巻き込み力をもたらす特性を備えており、その巻き込み力が、表示パネル01と可動台7との合計重量による下向き荷重に近い大きさに設定されている。
案内部材6には、可動台7を任意の上げ下げ位置で保持するために、以下のような制動手段が備えられている。すなわち、図4〜図6に示すように、案内部材6の左右に備えられた案内ブロック12の前面に縦長の凹部18が形成され、各凹部18に樹脂製の制動片19が前後に出退移動のみ可能に嵌入支持されるとともに、凹部18の内奥に、湾曲した板状のバネ20が組み込まれ、このバネ20の弾性復元力で制動片19が前方に押し出し付勢されて、案内空間9の底面に形成された摺動面21に押し付けられ、制動片19と摺動面21との摩擦によって可動台7の上下スライド移動に摩擦制動がかけられるようになっている。
図10に示すように、摺動面21は案内空間9の底部に上下に長く形成された溝22の底面に形成されており、その溝22の深さは、制動片19と摺動面21との間に発生させるべき摩擦制動力に関係するので、案内レール8の曲率などによって異なる。本実施例おいて、溝22の深さは、下半部では一定に維持され、それより上方の中間範囲Lでは上方ほど徐々に浅くなり、案内空間9の上端側では溝22が消滅するようなテーパー溝に形成されている。従って、バネ20の固定側を受け止め支持するバネ受け部としての凹部18の底面と摺動面21との距離は、可動台7が上方移動されて制動片19が溝22の最深領域にある時に最も大きくなって、制動片19の摺動面21への押し付けが最も弱くなり、可動台7が下方移動されて制動片19が溝22のテーパー溝領域(中間範囲L)にあると、可動台7が下方に移動するに連れて前記距離が次第に小さくなって制動片19の摺動面21への押し付けが徐々に強くなり、可動台7が更に下方移動されて制動片19が溝22のない領域に至ると、前記距離が最も小さくなって制動片19の摺動面21への押し付け力が最も強くなる。つまり、可動台7が上限およびそれに近い高位置にある時に摩擦制動力が小さくなり、可動台7が下方移動されるに連れて摩擦制動力が徐々に大きくなり、可動台7が下限およびそれに近い位置まで下方移動された時に大きい摩擦制動力がもたらされるように設定されているのである。
この場合、図11(a)に示すように、可動台7が上限あるいはその近くにあって起立姿勢となる時、ゼンマイバネ16の巻き込み力Pと、可動台7に働く重量による荷重Wの巻き込み力Pと相殺される方向の荷重分力wとが近い値であるとすると、可動台7が大きく下方移動して後傾斜すると、巻き込み力Pの方向が同様に大きく変化するために、巻き込み力Pと相殺される方向の荷重分力wが相当小さくなり、この状態では巻き込み力Pによって可動台7が勝手に上方移動されてしまう。
前記制動手段は、巻き込み力Pによって可動台7が勝手な上方移動することを阻止するために備えられたものであり、巻き込み力Pと可動台7を下限まで移動させた時の荷重分力wとの差(P−w)より少し大きい摩擦制動力を制動手段によって可動台7にかける。
このように設定すると、可動台7を上方に移動させるほど荷重分力wは荷重Wに近づき、巻き込み力Pと荷重分力wとの差(P−w)は次第に小さくなる。換言すると、可動台7を上方移動させるほど可動台7を位置保持するために必要な摩擦制動力は小さくなる。この場合、制動手段は上記のように、可動台7が上方移動するに連れて摩擦制動力が小さくなるように構成されているので、上方移動した可動台7に過剰な摩擦制動はかけられておらず、上方移動位置にある可動台7を押し下げ移動させるのに、大きい力は必要とすることはない。
なお、図8に示すように、支柱4の上端部に取り付けたブラケット5は、支柱4にネジ止め固定された支点ボルト23を介して前記水平支点x周りに回動可能に連結されるとともに、ナット24で締め上げられた座金25を介して大きい回動摩擦抵抗が付与されており、表示パネル01に前後方向への外力を加えて、可動台7および案内部材6と一体にブラケット5を前後に回動調節することで、表示パネル01を所望の角度にすることができる。支点ボルト23には、ブラケット5を後方に回動させる方向に回動付勢するねじりバネ26が外挿されており、ナット24を弛めた際に、表示パネル01および可動台7が重量によって不用意に前方への落ち込み回動してしまうのをねじりバネ26の復元力で抑止するよう構成されている。
〔他の実施例〕
本発明は、以下のような形態で実施することもできる。
(1)上記実施例では、可動台7に湾曲形成された案内レール8を一体装備しているが、固定支持台2側に案内レール8を備え、この案内レール8に沿って上下移動可能に装着した可動台7に表示パネル01を装着支持する形態で実施することもできる。
(2)上記実施例では、案内部材6の左右の案内ブロック12にそれぞれ制動片19を装着しているが、例えば、図12に示すように、バネ20を二つの頂部を備えた波形に形成して大きい弾性復元力を発揮するようにすれば、左右いずれか一方の制動片19だけで所望の摩擦制動力を得ることもできる。
(3)上記実施例では、可動台7にゼンマイバネ16の巻回部16aを支持し、固定支持台2側の案内部材6にゼンマイバネ16の引出し端16bを連結しているが、これとは逆に、固定支持台2側の案内部材6にゼンマイバネ16の巻回部16aを支持し、可動台7にゼンマイバネ16の引出し端16bを連結する形態で実施することもできる。
(4)前記制動手段における制動片19を押圧するバネ20を単一あるいは複数の圧縮コイルバネで構成することもできる。
(5)上記実施例の制動手段においては、バネ付勢した制動片19を案内空間9の底部に形成した溝22に摺接作用させているが、バネ付勢した制動片19を案内部6の横側面から出退可能に装着して案内空間9の内側面に形成した溝に摺接作用させる形態で実施することもできる。
(6)固定支持台2の支柱4を伸縮調節して表示パネル01の高さ調節を行えるように構成するもよい。
(7)固定支持台2は、上記実施例のようにデスク上に載置する仕様のみならず、壁付け仕様に構成することもできる。
(8)上記実施例では、面摺動によって可動台7を上下に案内移動する構造としているので、案内レール8を一定曲率の円弧状に形成しているが、案内部材6に上下一対のローラを装備して案内レール8に係合させて案内する構造にすれば、円弧状のみならず任意の凹入湾曲経路で可動台7を上下移動させることが可能となる。
(9)案内レール8を湾曲した左右一対の案内棒で構成するとともに、これら案内棒に亘ってスライド自在に案内部材6を挿嵌して実施することもできる。
本発明の一実施例に係る表示装置用スタンドに、表示パネルを取り付けて構成される表示装置の外観斜視図である。 図1に示した表示装置の側面図である。 スライド案内構造の縦断側面図である。 制動手段を示す縦断側面図である。 スライド案内構造の横断平面図である。 案内部材の斜視図である。 可動台の横断平面図である。 固定支持台の上端部を示す背面図である。 可動台の下部を示す一部切欠き背面図である。 制動手段の全体を示す側面図である。 本発明の原理作動図である。 制動手段の別実施例を示す縦断側面図である。 従来構造の原理作動図である。
符号の説明
01 表示パネル
3 固定支持台
6 案内部材
7 可動台
8 案内レール
19 制動片
20 バネ
21 摺動面

Claims (5)

  1. 表示パネルが装着される可動台を固定支持台に対して案内レールを介して上下にスライド移動可能に支持し、可動台が上方移動するに連れて表示パネルが後方に移動して起立するとともに、可動台が下方移動するに連れて表示パネルが手前に移動して後傾斜するように前記案内レールを湾曲形成した表示装置用スタンドにおいて、
    前記可動台と固定支持台とをゼンマイバネで連結して、ゼンマイバネの巻き込み復元力で可動台を持ち上げ付勢するよう構成するとともに、可動台のスライド移動に摩擦抵抗を付与する制動手段を装備し、この制動手段を、可動台が上方移動するに連れてその摩擦制動力が減少するよう構成してあることを特徴とする表示装置用スタンド。
  2. 請求項1記載の表示装置用スタンドにおいて、
    前記制動手段を、前記案内レールに摺接する摺動片とこれを摺動面に押圧するバネとで構成し、前記可動台が上方移動するほど前記バネの固定側を受け止め支持するバネ受け部と前記摺動面との距離が増大するよう構成してあることを特徴とする表示装置用スタンド。
  3. 請求項1または2記載の表示装置用スタンドにおいて、
    前記案内レールを前記可動台に備え、固定支持台に備えた案内部材に前記案内レールを嵌合支持してあることを特徴とする表示装置用スタンド。
  4. 請求項3記載の表示装置用スタンドにおいて、
    前記案内部材を前後に角度調節可能に前記固定支持台に支持してあることを特徴とする表示装置用スタンド。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の表示装置用スタンドにおいて、
    前記ゼンマイバネの巻回部を可動台に支持し、ゼンマイバネの引出し端を固定支持台側に連結固定してあることを特徴とする表示装置用スタンド。
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