JP7415514B2 - スタンド及び画像表示システム - Google Patents

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Description

本発明はスタンド及び画像表示システムに関する。
従来、会議や授業などで利用されるインタラクティブ・ホワイトボード(IWB(Interactive Whiteboard))と呼ばれるいわゆる電子黒板装置やモニターなどの表示装置を自立させる場合、専用のスタンドが用いられている。
特許文献1には、電子黒板装置を上下方向に昇降させる昇降機構を有するスタンドが開示されている。
特許文献1のスタンドでは、電子黒板装置をより高い位置に固定したとき、安定させるために表示面側に延びる足が長くなる。足が長くなるため、利用者が表示面に近づいて使うときに邪魔になりやすい。
そこで、本開示は、上記課題点に鑑み、利用者がより表示面に近づいて操作しやすいスタンドを提供する。
本開示の一の態様によれば、画像表示装置を複数の高さで固定可能なスタンドであって、設置面に対して垂直に延在し、前記画像表示装置が前記高さに応じて固定される固定部を有し、第1高さで固定される前記画像表示装置の画面の位置は、前記第1高さより高い第2高さで固定される前記画像表示装置の画面の位置より、前記画像表示装置の画面側に位置し、前記固定部は、前記第1高さで前記画像表示装置と結合する第1結合部と、前記第2高さで前記画像表示装置を固定する第2結合部とを備え、前記第1結合部は、前記第2結合部より、前記固定部において前記画面側に位置するスタンドを提供する。
本開示によれば、利用者がより表示面に近づいて操作しやすいスタンドを提供することができる。
本実施形態に係る画像表示システムの全体斜視図である。 本実施形態に係る画像表示システムのスタンドの全体斜視図である。 本実施形態に係る画像表示システムの懸架構造を説明する図である。 本実施形態に係る画像表示システムの画像表示装置が高さを変えて懸架された状態を説明する図である。 本実施形態に係る画像表示システムの側面図である。 本実施形態に係る画像表示システムの側面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。下記、各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
<画像表示システム1>
図1は、本実施形態に係る画像表示システム1の全体斜視図である。
本実施形態に係る画像表示システム1は、画像表示装置100と、画像表示装置100を懸架するスタンド200と、を備える。
画像表示装置100は、例えば、インタラクティブ・ホワイトボード(IWB)と呼ばれるいわゆる電子黒板装置やモニターなどの表示装置である。表示装置としては、例えば、電子ペーパーや液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-luminescence)ディスプレイ等のいわゆるフラットパネルディスプレイである。
画像表示装置100は、スタンド200に懸架される。
<スタンド200>
図2は、本実施形態に係る画像表示システム1のスタンド200の全体斜視図である。
スタンド200は、画像表示装置100を懸架して保持する。
スタンド200の画像表示装置100を設置する側(以下、「表示側」という。)からみて右側に支柱210と、支柱220を備える。支柱210と支柱220は、前後方向に並んで設けられている。支柱210は、表示側に設けられている。支柱220は、表示側と反対側(以下、「背面側」という。)に設けられている。
支柱210は、設置面S(図6を参照)に対して垂直に延在(延びて存在)して設けられる垂直部210Aと、垂直部210Aに対して表示側に傾斜して設けられる傾斜部210Bを備える。垂直部210Aと傾斜部210Bは、屈曲部210Cで接続される。
支柱220は、設置面Sに対して垂直に延在して設けられる垂直部220Aと、垂直部220Aに対して背面側に傾斜して設けられる傾斜部220Bを備える。垂直部220Aと傾斜部220Bは、屈曲部220Cで接続される。
支柱210の垂直部210Aと、支柱220の垂直部220Aとは、例えば、ねじ止め、溶接等により結合され、一体となっている。また、支柱210の傾斜部210Bと、支柱220の傾斜部220Bとは、それぞれの下端が下枠230と連結される。
また、スタンド200の表示側からみて左側に支柱211と、支柱221を備える。支柱211と支柱221は、前後方向に並んで設けられている。支柱211は、表示側に設けられている。支柱221は、背面側に設けられている。
支柱211は、設置面Sに対して垂直に延在して設けられる垂直部211Aと、垂直部211Aに対して表示側に傾斜して設けられる傾斜部211Bを備える。垂直部211Aと傾斜部211Bは、屈曲部211Cで接続される。
支柱221は、設置面Sに対して垂直に延在して設けられる垂直部221Aと、垂直部221Aに対して背面側に傾斜して設けられる傾斜部221Bを備える。垂直部221Aと傾斜部221Bは、屈曲部221Cで接続される。
支柱211の垂直部211Aと、支柱221の垂直部221Aは、例えば、ねじ止め、溶接等により結合され、一体となっている。また、支柱211の傾斜部211Bと、支柱221の傾斜部221Bとは、それぞれの下端が下枠231と連結される。
スタンド200は、支柱210と支柱211との間、又は、支柱220と支柱221との間、に懸架板240を備える。具体的には、懸架板240は、支柱210の垂直部210Aと、支柱211の垂直部211Aとのそれぞれに、又は、支柱220の垂直部220Aと、支柱221の垂直部221Aとのそれぞれに、例えば、ねじにより締結等により結合される。また、後で詳細を説明するように、懸架板240が支柱210、211、220、221に結合される高さ方向の位置を変えることによって、画像表示装置100の高さを変えることができる。懸架板240には、画像表示装置100が懸架される。
スタンド200において、設置面Sに対して垂直に延在して、画像表示装置100が高さに応じて固定される垂直部210A、220A、211A、221Aを、固定部205と呼ぶ。画像表示装置100は、固定部205に沿った状態で固定される。なお、垂直部210Aと垂直部220Aとが結合されて構成されている部分を固定部205Aと呼ぶ場合がある。また、垂直部211Aと垂直部221Aとが結合されて構成されている部分を固定部205Bと呼ぶ場合がある。
また、スタンド200は、支柱210の傾斜部210B、支柱220の傾斜部220B、支柱211の傾斜部211B、支柱221の傾斜部221Bの間に、棚板250を備える。棚板250は、例えば、画像表示装置100に接続するビデオレコーダーや会議システム等の機器を載置する。
さらに、スタンド200は、支柱210の垂直部210Aと、支柱211の垂直部211Aとの間に、補強部材260を備える。補強部材260は、支柱210と支柱211とが互いに平行が保たれるように、補強する部材である。なお、本実施形態の補強部材260は、枠状になっているが、例えば、板部材で構成してもよい、枠部材に板を張り付けてもよい。
また、スタンド200は、下枠230と下枠231との間に、重り部材270を備える。重り部材270は、下枠230と下枠231の中央より背面側に設けられている。重り部材270は、懸架する画像表示装置100との重量のバランスを取るための重りとして作用する。重り部材270の重量は10~12kg程度である。重り部材270を備えることにより、画像表示装置100を懸架した際に、画像表示装置100とスタンド200の転倒を防止する。なお、重り部材270は、前後方向に移動可能に取り付けてもよい。重り部材270を移動可能に取り付けることにより、画像表示装置100との重量バランスを調整することができる。
さらに、下枠230には、キャスター291、292、下枠231には、キャスター293、294、が設けられている。また、それぞれのキャスターの近傍には、ストッパー296、297、298、299が設けられている。
<懸架構造>
画像表示システム1において、画像表示装置100をスタンド200に懸架するための構造(懸架構造)について説明する。図3は、本実施形態に係る画像表示システム1の懸架構造を説明する図である。
[懸架板240]
最初に、懸架板240について説明する。
懸架板240は、画像表示装置100を懸架するための部材である。懸架板240は、一枚の板金を加工して形成される。懸架板240は、懸架板部241、横板部242、裏板部243、横板部244、側板部245、側板部246と、を備える。
懸架板部241は、画像表示装置100の画面110に対して略平行な板部材である。懸架板部241の上端部241aには、後述する懸架枠280の懸架部281と、懸架枠286の懸架部287が、懸架される。なお、上端部241aには、位置決めのために、切り欠きが設けられている。
横板部242は、画像表示装置100の画面110に対して略垂直な板部材である。横板部242は、懸架板部241と裏板部243を接続する部材である。
裏板部243は、画像表示装置100の画面110に対して略平行な板部材である。裏板部243には、後述する懸架枠280、286とねじで締結するための穴243a1、243a2、243a3、243a4が形成されている。
横板部244は、画像表示装置100の画面110に対して略垂直な板部材である。横板部244は、裏板部243と、懸架枠280、286との間を一定の距離保つための部材である。
側板部245は、画像表示装置100の画面110に対して略垂直な板部材である。側板部245には、支柱210又は支柱220と接続するための穴245aと、切り欠き245bが形成されている。
側板部246は、画像表示装置100の画面110に対して略垂直な板部材である。側板部245には、支柱211又は支柱221と接続するための穴246aと、切り欠き246bが形成されている。
なお、懸架板240は、懸架部材の一例である。
[懸架枠280、286]
次に、懸架枠280、286について説明する。
懸架枠280、286は、画像表示装置100の背面に、例えば、ねじ止め等で取り付けられる部材である。
懸架枠280は、懸架枠280の上部に、上側に切り欠かれた懸架部281を備える。また、懸架枠280は、懸架枠280の中央付近に裏側に突出した板部282を備える。板部282の裏側の端部は、画像表示装置100の画面110と略平行になるように内側に折り曲げられている。その端部には、ねじ穴282a1、282a2が設けられている。ねじ穴282a1には、懸架板240の穴243a1を貫通したねじが締結される。また、ねじ穴282a2には、懸架板240の穴243a2を貫通したねじが締結される。
懸架枠286は、懸架枠286の上部に、上側に切り欠かれた懸架部287を備える。また、懸架枠286は、懸架枠286の中央付近に裏側に突出した板部288を備える。板部288の裏側の端部は、画像表示装置100の画面110と略平行になるように内側に折り曲げられている。その端部には、ねじ穴288a1、288a2が設けられている。ねじ穴288a1には、懸架板240の穴243a3を貫通したねじが締結される。また、ねじ穴288a2には、懸架板240の穴243a4を貫通したねじが締結される。
[支柱210、211、220、221]
次に、支柱210、211、220、221について説明する。
支柱210、211、220、221には、懸架板240を固定するために、ねじ穴が形成されている。
ここでは、図3に基づいて、支柱211と支柱221について説明する。なお、支柱210は支柱211と、支柱220は支柱221と同様の構成になっていることから説明は省略する。
支柱221には、ねじ穴221a1とねじ穴221a2が間隔を開けて形成されている。ねじ穴221a1には、懸架板240の側板部246の穴246aを介してねじが締結される。また、ねじ穴221a2には、懸架板240の側板部246の切り欠き246bを介してねじが締結される。ねじ穴221a1とねじ穴221a2を、第1結合部221aと呼ぶ場合がある。第1結合部221aは、画像表示装置100を高さAで結合する場合に用いられる。
また、支柱211には、ねじ穴211a1とねじ穴211a2が間隔を開けて形成されている。ねじ穴211a1には、懸架板240の側板部246の穴246aを介してねじが締結される。また、ねじ穴211a2には、懸架板240の側板部246の切り欠き246bを介してねじが締結される。ねじ穴211a1とねじ穴211a2を第2結合部211aと呼ぶ場合がある。第2結合部211aは、画像表示装置100を高さBで結合する場合に用いられる。なお、高さBは、高さAより低い。
また、支柱211には、ねじ穴211b1とねじ穴211b2が間隔を開けて形成されている。ねじ穴211b1には、懸架板240の側板部246の穴246aを介してねじが締結される。また、ねじ穴211b2には、懸架板240の側板部246の切り欠き246bを介してねじが締結される。ねじ穴211b1とねじ穴211b2を第3結合部211bと呼ぶ場合がある。第3結合部211bは、画像表示装置100を高さCで結合する場合に用いられる。なお、高さCは、高さA及び高さBより低い。
本実施形態のスタンド200では、第1結合部221a、第2結合部211a、第3結合部211bで懸架板240を結合することにより、画像表示装置100の高さを変更することができる。
なお、上記の説明では支柱211と支柱221について説明したが、支柱210、220についても同様に、第1結合部、第2結合部、第3結合部を備える。本実施形態の画像表示システム1では、支柱210、211、220、221の結合部を変えて固定することで、画像表示装置100の高さを変更することができる。本実施形態のスタンド200では、懸架板240は高さに関係なく共通して使用する。
[組み立て方法]
画像表示装置100と、スタンド200との取り付け方法について説明する。
最初に、画像表示装置100に、懸架枠280、286がねじ止め等により取り付けられる。
次に、懸架枠280、286に、懸架板240が取り付けられる。具体的には、懸架枠280、286の懸架部281、287に、懸架板240の懸架板部241が差し込まれる。そして、懸架板240が懸架板部241を中心に回されて、板部282、288の端部が裏板部243に接触される。板部282、288の端部が裏板部243に接触される際には、ねじ穴282a1、282a2、288a1、288a2のそれぞれが、穴243a1、243a2、243a3、243a4と位置があうように位置合わせされる。そして、ねじが穴243a1、243a2、243a3、243a4に挿入されて、ねじ穴282a1、282a2、288a1、288a2と締結される。ねじで締結されることにより、懸架枠280、286と、懸架板240とが結合される。
次に、懸架板240が支柱210、220、211、221に取り付けられる。ここでは、支柱221の第1結合部221aと、それに対応する支柱220の結合部に取り付ける場合について説明する。最初に、結合部の下側のねじ穴(ねじ穴221a2と、ねじ穴221a2に対応する支柱220のねじ穴)に、ねじが緩く締結される。結合部の下側のねじ穴に締結されたねじに、懸架板240の切り欠き部245b、246bが挿入される。そして、結合部の下側のねじ穴に締結されたねじを中心に懸架板240を回して、結合部の上側のねじ穴(ねじ穴221a1と、ねじ穴221a1に対応する支柱220のねじ穴)と、穴245a、246aとが位置あわせされる。そして、穴245a、246aからねじが挿入され、結合部の上側のそれぞれのねじ穴と締結される。そして、結合部の下側のねじ穴に締結したねじがさらに締められて締結される。なお、支柱211の第2結合部211a、第3結合部211bと、それらに対応する支柱210の結合部に取り付ける場合についても同様の手順で行う。
上記のようにして、画像表示装置100を、スタンド200に取り付けることができる。
<画像表示装置100の懸架状態>
図4は、本実施形態に係る画像表示システム1の画像表示装置100が高さを変えて懸架された状態を説明する図である。
図4の(a)では、一番上(高さA)に画像表示装置100が懸架された状態を示す。図4の(a)では、第1結合部221a及び第1結合部221aに対応する支柱220の結合部において懸架板240を固定する。第1結合部221a及び第1結合部221aに対応する支柱220の結合部で固定する場合には、画像表示装置100は、後述する図4の(b)、(c)と比較して、背面側に移動した状態で固定される。
図4の(b)では、中央(高さB)に画像表示装置100が懸架された状態を示す。図4の(b)では、第2結合部211a及び第2結合部211aに対応する支柱210の結合部において懸架板240を固定する。第2結合部211a及び第2結合部211aに対応する支柱210の結合部で固定する場合には、画像表示装置100は、図4の(a)と比較して、表示側に移動した状態で固定される。すなわち、第2結合部211aで固定された画像表示装置100は、図4の(b)の高さ(第1高さ)より高い図4の(a)の高さ(第2高さ)で固定された画像表示装置100の位置より、画面側に位置する。
図4の(c)では、一番下(高さC)に画像表示装置100が懸架された状態を示す。図4の(c)では、第3結合部211b及び第3結合部211bに対応する支柱210の結合部において懸架板240を固定する。第3結合部211b及び第3結合部211bに対応する支柱210の結合部で固定する場合には、画像表示装置100は、図4の(a)と比較して、表示側に移動した状態で固定される。すなわち、第3結合部211bで固定された画像表示装置100は、図4の(c)の高さ(第1高さ)より高い図4の(a)の高さ(第2高さ)で固定された画像表示装置100の位置より、画面側に位置する。
本実施形態の画像表示装置100は、3段階で画像表示装置100の高さを変更可能となっている。なお、画像表示装置100の高さについては、3段階に限らず、2段階でもよいし、4段階以上であってもよい。すなわち、画像表示装置100の高さについては、複数の段階で変更可能であればよい。
なお、第1結合部221a及び第1結合部221aに対応する支柱220の結合部は、第1結合部の一例である。また、第2結合部211a及び第2結合部211aに対応する支柱210の結合部又は第3結合部211b及び第3結合部211bに対応する支柱210の結合部は、第2結合部の一例である。支柱210及び支柱211は第1支柱、支柱220及び支柱221は第2支柱、の一例である。さらに、垂直部210A及び垂直部211Aは第1垂直部、垂直部220A及び垂直部221Aは第2垂直部、の一例である。
なお、本実施形態の画像表示システム1では、懸架枠280、286と、懸架板240を介して、画像表示装置100を固定部205に固定しているが、画像表示装置100の固定方法は、当該固定方法に限らない。例えば、画像表示装置100を直接固定部205に固定してもよいし、懸架枠280、286と、懸架板240とは別の部材を介して固定してもよい。
また、第1結合部221a及び第1結合部221aに対応する支柱220の結合部は、スタンド200の結合部の中で、一番高く画像表示装置100を固定する結合部である。
<棚板250>
図5は、本実施形態に係る画像表示システム1の側面図である。具体的には、棚板250の位置を変更した状態を示す図である。
棚板250はユーザの使用状況に応じて異なる高さに固定可能である。低い位置(図5の(a))の場合は支柱の前後方向、左右方向の間に収まっており、ユーザがぶつかりにくい。高い位置(図5の(b))の場合は、画像表示装置100と、棚板250に載置する機器との距離を短くすることができる。また、画像表示装置100と接続して使用する他の機器を表示部側から設定したり操作したりするのに都合が良い。
<支柱210、220>
図6は、本実施形態に係る画像表示システム1の側面図である。具体的には、屈曲部210C、220Cの位置を説明するための図である。図6は、画像表示装置100の下端が最も低い状態を示す図である。
垂直部210Aと傾斜部210Bとの境界である屈曲部210Cは、ユーザの顔に近い方がよい。すなわち、スタンド200の屈曲部210Cと設置面Sとの距離は大きい方がよい。屈曲部210Cがユーザの顔に近いと、傾斜部210Bがユーザの目に留まりやすく、ユーザがスタンド200の表示側下端部Pを意識する効果は大きいからである。一方で傾斜部210Bは画像表示装置100の下端がぶつかるため、スタンド200の屈曲部210Cと設置面Sとの距離が大きいと画像表示装置100の懸架できる下端の位置が制限される。
したがって、最も画像表示装置100が下端に来る調整位置と表示サイズのときの下端(図6の一点鎖線参照)付近が屈曲部210Cの高さ位置とする。そして、屈曲部210Cから傾斜部210Bが開始する。すなわち、画像表示装置100では、傾斜部210Bが画像表示装置の下端より下から延出する。
また、画像表示装置100の下端が最も地面に近いのは、懸架される画像表示装置100が異なるサイズを有していて、最も大きなサイズを懸架する場合である。また、同じサイズの表示部を異なる向きに懸架可能なスタンド200であれば、画像表示装置100の下端が最も地面に近いのは、垂直方向が水平方向より長い向きで画像表示装置100を懸架する場合である。
上記の説明では、支柱210、220について説明したが、支柱211、221でも同様である。なお、傾斜部210B及び傾斜部211Bは、第1傾斜部の一例である。
<作用・効果>
本実施形態のスタンド200は、第1高さで固定される画像表示装置100の画面110の位置は、第1高さより高い第2高さで固定される画像表示装置100の画面110の位置より、画像表示装置100の画面110側に位置する。したがって、低い高さで画像表示装置100が固定された場合、スタンド200の表示側下端部Pから、画面110までの距離を小さくすることできる。スタンド200の表示側下端部Pから、画面110までの距離を小さくすることによって、利用者がより画像表示装置100の画面110に近づいて操作しやすくすることができる。
また、本実施形態のスタンド200では、一番高く画像表示装置100を固定する場合において、画像表示装置100の画面110の位置が背面側になっている。したがって、一番高く画像表示装置100を固定する場合において、安定して画像表示装置100を保持することができる。
一般的なスタンドでは、一番高く画像表示装置を固定する場合を満足させる画面とスタンドの表示側端部との距離で設計する。そして、画面と、スタンドの表示側端部との距離は、一番高い高さから一番低い高さまで一定である。そのため、画面と、スタンドの表示側端部との距離は、一番高く画像表示装置を固定する場合にあわせて大きくなる。例えば、画面と、スタンドの表示側端部との距離を小さくするためには、スタンドの下部に設けられている重りの重量を増やすこと必要である。しかしながら、重りの重量を増やすと、スタンドを移動させるのが困難になる。
一方、本実施形態の画像表示システム1では、一番高く画像表示装置100を固定する場合において、画像表示装置100とスタンド200とが画面110側に転倒しないように、画面110とスタンド200の表示側下端部Pとの距離を確保している。画面110とスタンド200の表示側下端部Pとの距離は、一番高く画像表示装置100を固定する場合において最も大きくなる。したがって、低く画像表示装置100を固定する場合には、画面110とスタンド200の表示側下端部Pとの距離を小さくすることができる。画面110とスタンド200の表示側下端部Pとの距離を小さくすることにより、支柱210、211がユーザに干渉することなく使いやすくすることができる。
本実施形態のスタンド200では、支柱210は屈曲部210Cを挟んで垂直部210Aと傾斜部210Bを有する。同様に、支柱211は屈曲部211Cを挟んで垂直部211Aと傾斜部211Bを有する。支柱220は屈曲部220Cを挟んで垂直部220Aと傾斜部220Bを有する。支柱221は屈曲部221Cを挟んで垂直部221Aと傾斜部221Bを有する。垂直部210A、211A、220A、221Aは地面に対してほぼ垂直であり、画像表示装置100とほぼ平行になる。例えば、支柱が斜めの場合、画像表示装置を垂直に懸架しようとすると、支柱に対して画像表示装置100の向きを変えるために、支柱の間隔を広くする必要がある。本実施形態のスタンド200では、垂直部210A、211A、220A、221A、すなわち、固定部205と、画像表示装置100とが互いに平行である。固定部205と、画像表示装置100とが互いに平行であることから、支柱210、211、220、221と画像表示装置100を合わせたサイズをよりコンパクトにすることができる。
また、本実施形態のスタンド200は、傾斜部210B、211Bが、屈曲部210C、211Cからスタンド200の表示側下端部P付近まで伸びている。屈曲部210C、211Cからスタンド200の表示側下端部P付近まで伸びていることにより、ユーザに対してスタンドの下端部の存在を意識させることができる。したがって、よりユーザの顔に近い、つまりより地面から遠いところから、スタンドの傾斜部が始まるのが望ましい。特に、画像表示システム1の近くで動きながら操作を行うユーザは、スタンドの下端部にぶつかりやすい。本実施形態のスタンド200では、スタンドの下端部まで伸びる傾斜部210B、211Bが、より画像表示装置100又はユーザの目に近い箇所から始まる。傾斜部210B、211Bが、より画像表示装置100又はユーザの目に近い箇所から始まることにより、ユーザは、傾斜部210B、211Bの存在を意識することができる。ユーザが意識することで自然とスタンド200の表示側下端部Pへぶつかることを防止することができる。
1 画像表示システム
100 画像表示装置
200 スタンド
205 固定部
210 支柱
210A 垂直部
210B 傾斜部
211 支柱
211a 第2結合部
211A 垂直部
211b 第3結合部
211B 傾斜部
220 支柱
220A 垂直部
221 支柱
221a 第1結合部
221A 垂直部
240 懸架板
S 設置面
特開2017-200239号公報

Claims (10)

  1. 画像表示装置を複数の高さで固定可能なスタンドであって、
    設置面に対して垂直に延在し、前記画像表示装置が前記高さに応じて固定される固定部を有し、
    第1高さで固定される前記画像表示装置の画面の位置は、前記第1高さより高い第2高さで固定される前記画像表示装置の画面の位置より、前記画像表示装置の画面側に位置し、
    前記固定部は、前記第1高さで前記画像表示装置と結合する第1結合部と、前記第2高さで前記画像表示装置を固定する第2結合部とを備え、
    前記第1結合部は、前記第2結合部より、前記固定部において前記画面側に位置する、
    スタンド。
  2. 前記第2結合部は、一番高く前記画像表示装置を固定する場合に用いられる、
    請求項に記載のスタンド。
  3. 前記設置面に対して垂直に延在する第1垂直部を備える第1支柱と、
    前記設置面に対して垂直に延在する第2垂直部を備える第2支柱と、を備え、
    前記固定部は、前記第1垂直部と前記第2垂直部とが結合されて構成される、
    請求項又は請求項に記載のスタンド。
  4. 前記第1結合部は、前記第1支柱に形成され、
    前記第2結合部は、前記第2支柱に形成される、
    請求項に記載のスタンド。
  5. 前記第1支柱は、前記第1垂直部から前記画面側に傾斜して設けられる第1傾斜部を有する、
    請求項又は請求項に記載のスタンド。
  6. 前記第1傾斜部は、前記画像表示装置の下端より低い位置に設けられる、
    請求項に記載のスタンド。
  7. 前記第1傾斜部は、前記画像表示装置の下端より下から延出する、
    請求項に記載のスタンド。
  8. 前記画像表示装置は、前記固定部に沿った状態で固定される、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載のスタンド。
  9. 懸架部材を備え、
    前記画像表示装置は、前記懸架部材に懸架され、
    前記懸架部材は、前記固定部に固定される、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載のスタンド。
  10. 画像表示装置と、
    画像表示装置を複数の高さで固定可能なスタンドであって、設置面に対して垂直に延在し、前記画像表示装置が前記高さに応じて固定される固定部を有し、第1高さで固定される前記画像表示装置の画面の位置は、前記第1高さより高い第2高さで固定される前記画像表示装置の画面の位置より、前記画像表示装置の画面側に位置し、前記固定部は、前記第1高さで前記画像表示装置と結合する第1結合部と、前記第2高さで前記画像表示装置を固定する第2結合部とを備え、前記第1結合部は、前記第2結合部より、前記固定部において前記画面側に位置するスタンドと、を備える、
    画像表示システム。
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