JPH0729112Y2 - 昇降装置 - Google Patents

昇降装置

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JPH0729112Y2
JPH0729112Y2 JP1986060811U JP6081186U JPH0729112Y2 JP H0729112 Y2 JPH0729112 Y2 JP H0729112Y2 JP 1986060811 U JP1986060811 U JP 1986060811U JP 6081186 U JP6081186 U JP 6081186U JP H0729112 Y2 JPH0729112 Y2 JP H0729112Y2
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JP
Japan
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gas spring
base
screw shaft
hole
mounting member
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JP1986060811U
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JPS62171592U (ja
Inventor
清一 小村
Original Assignee
株式会社コムラ製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、各種重量物を昇降させる為の昇降装置に関す
る。
〔従来の技術とその問題点〕
従来の昇降装置に於ては、モータの回転力を駆動源とす
る押上機構を備えたものが一般的であるが、モータの回
転駆動力のみによる場合には、重量物の押上開始時点に
おけるモータの始動電流がかなり大きなものとなり、家
庭用として使用した場合には電灯が一時に暗くなるなど
の不具合があった。さらに、家庭用として使用する程度
の昇降装置であっても比較的大きい容量のものを必要と
し、その為特別に配線工事を要するので家庭用としては
不適であり敬遠されるという問題点を生じていた。
また、このような問題に対応したものとして、例えば、
実公昭50-35496号に開示の昇降装置が公知である。この
公知の昇降装置は、昇降アームを支えるのに要する力の
一部をバネにて負担させるものであり、具体的には、潤
車に懸架されたロープの一端にコイル状のバネを接続
し、他端を昇降アームに接続して、このアームに上方へ
引き上げる力が常時作用するように構成したものであ
る。ところが、この公知の昇降装置では、バネの交換を
前提としておらず、バネの交換は極めて行いにくいかあ
るいは交換不可能であった。即ち、昇降アームを支える
のに要する力の一部の負担力を、変更することができ
ず、重量物の重量の差異に対応させることができなかっ
た。さらに、このバネは、コイル状の鋼バネであり、伸
縮による変位に対して復元力の変化が大きく、昇降する
アームの高さ位置により押上力が異なるため、スムース
な昇降ができなかった。
本考案は、上記問題点を解決した昇降装置を提供するこ
とを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、基台と、該基台上に立設されて回転駆動され
るスクリューシャフトと、該スクリューシャフトと螺合
するメネジ部を下端に有する筒状支持杆と、該支持杆の
上端に固着された板状載置部材と、該載置部材と上記基
台との間に介装されるガススプリングと、上記支持杆と
上記ガススプリングとを夫々挿通する孔を有すると共に
所定高さ位置に固定される水平板状のガイド部材と、を
備え、上記基台に、孔部を貫設すると共に、上記ガスス
プリングの下端部を当接させて保持する凹窪状の当接保
持部を有しかつ上記孔部を施蓋状とする受支持部材を、
上記基台に着脱自在に取付け、さらに、上記載置部材
に、上記ガススプリングの上端部を当接させて保持する
孔状の当接保持部を形成したものである。
〔作用〕
ガススプリングは、その下端部が受支部材の当接保持部
にて保持され、しかも、この受支部材は基台の孔部を施
蓋状とするように、基台に着脱自在に取付けられてい
る。従って、受支部材を基台から外せば、ガススプリン
グの下端部を受けているものがなくなり、該ガススプリ
ングを下方へ引き抜くことができるため、ガススプリン
グを容易に交換できる。ガススプリングは、同一寸法の
もので広範囲なバネ特性の選定を行うことができるた
め、重量物の重さに対応したものを選択して使用でき
る。また、載置部材の高さ位置の変化に対するガススプ
リングの押上力の変化は小さく、略一定の押上力を保持
できる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて詳説する。
第1図と第2図に於て、1は内部に収納部2を有する基
台であって、その上部には、スクリューシャフト・ナッ
ト機構3を内有する筒体4と、該筒体4の近くに配置さ
れたガススプリング5とが夫々立設され、さらに、上記
スクリューシャフト・ナット機構3におけるスクリュー
シャフト6の回転駆動用電動モータ14が設けられる。
上記スクリューシャフト・ナット機構3は、上記ガスス
プリング5と平行状であり、ほぼ全長に渡ってオネジ部
8が設けられたスクリューシャフト6と、このスクリュ
ーシャフト6のオネジ部8と螺合するメネジ部10を下端
に有する筒状支持杆7と、から構成される。スクリュー
シャフト6の下端側は、上記基台1の上平板11に設けた
スライドベアリング12に支持され、さらに基台1の収納
部2に突出状とされた下端部にはプーリー13が付設され
ている。かかるスクリューシャフト6は、上記電動モー
タ14の出力軸に固着された小プーリー15と上記プーリー
13との間に掛けられたベルト16を介して、モータ14によ
る正逆方向に回転駆動される。
次に、上記ガススプリング5について説明すると、ガス
スプリング5は周知の如く密封したシリンダチューブ内
で、ピストンを自由に動かすために油通路をピストン部
に設け、かつアキュームレータを内蔵した構成である。
そして該アキュームレータのガス圧を大気圧以上の圧力
として常にロッドが押出される方向に弾発付勢されてい
るものであり、一般にコイルスプリングと比較すればバ
ネ常数の変化が少ない、小型で大きな力を発揮し、ソフ
トで滑らかな作動が得られるものである。
本考案の実施例に於ては、チューブシリンダ17を上方に
配置し、シリンダロッド18を下方として基台収納部2内
に突出させている。そして、載置部材25に、ガススプリ
ング5の上端部を当接させて保持する孔状の当接保持部
26を形成する。
また、基台1に、孔部を貫設して、この孔部を(下方側
から)施蓋状とする受支部材20をこの基台1に着脱自在
に取付ける。受支部材20は凹窪状の当接保持部21を有
し、この当接保持部21にてガススプリング5の下端部を
当接させて保持する。
支持杆7とガススプリング5の上端側は、ガイド部材22
に穿設された孔23,24に夫々摺動自在に挿通され、さら
にその上方位置には板状の載置部材25が配置され、これ
に支持杆7の上端部が固着されている。
27はガススプリング5に外嵌状とされる保護カバーであ
って、該保護カバー27及び前記筒体4は、何れも上記ガ
イド部材22と基台1との間に介装される。なお、筒体4
の外周側には複数本のタイロッド28が配設され、ガイド
部材22と基台1とを相互に連結支持している。
しかして、上記スクリューシャフト・ナット機構3と、
上記電動モータ14と、ガススプリング5と、から構成さ
れる押上機構によって、載置部材25上にボルト等の固着
具(図示せず)により取付られ、又は搭載された重量物
Mが昇降される。具体的には、重量物Mの重量Wは、支
持杆7及びチューブシリンダ17により分担支持された状
態で昇降が行われる。即ち、電動モータ14によりスクリ
ューシャフト6が所定方向に回転されると、これと螺合
する支持杆7が押圧力Pでもって上昇し、同時に常時上
方向に弾発付勢されたガススプリング5により載置部材
25に所定の押上力Nを与える。
ここにガススプリング5の押上力Nは、シリンダロッド
18の反力Nそのものであり、ガス封入圧、シリンダロッ
ド18の外径、チューブシリンダ17の変位により決められ
るものであり、例えば、電動モータ14の出力を基準とし
て、ガススプリング5の上記所要反力Nを設定し、必要
なストローク等を考慮して、これらよりガススプリング
5を選定すればよい。重量物Mの押上速度及び支持杆7
の押圧力Pについては、スクリューシャフト・ナット機
構3におけるネジ部8,10のピッチと電動モータ14の回転
数をも併せて考慮すべきは勿論である。
上記押上機構によって重量物Mを押上るのに、載置部材
25に固着されたブラケット29にピンにて重量物Mの一部
を固定して行うも好ましい。
30は載置部材25の廻り止めロッドであり、第4図に示す
如くスクリューシャフト6の外周側に配置され、載置部
材25から垂下されガイド部材22の孔32の摺動自在に挿通
していると共に下端部にスライド金物31が固着されてい
る。該スライド金物31には一本のタイロッド28が挿通さ
れ、載置部材25の昇降に伴ってロッド30と共に上下降
し、上下方向所定位置に配設されたリミットスイッチ3
3,33を作動すべく設けられる。
ところで、上記実施例に於ては、ガススプリング5を電
動モータ14とスクリューシャフト6との間に配したが、
これと異なり電動モータ14と反対側位置に設けるも好ま
しい。何れの実施例に於てもガススプリング5とスクリ
ューシャフト6とを一定以上離すと円滑作動が困難であ
るから出来るだけ近付けるのがよい。
次に実際に装置を製作して実験を行った結果について説
明すると、荷重Wが100kgの重量物Mを20mm/sec−昇降
速度で上げ下げする場合、電動モータのみを駆動源とす
る従来方式の昇降装置では定格出力200Wのものを要し
た。これに対して、本考案に係る装置によれば、ガスス
プリング5として押上力Nが50kgのものを使用した場合
には、40〜50Wの電動モータ14でも十分であった。な
お、上記昇降速度はこの種の装置における家庭用のもの
として安全でかつ理想的な昇降速度の目安とされる速度
範囲15〜22mm/sec内に設定して行ったものである。
ガススプリング5は小型かつ軽量であり、バネ特性の選
定が自由であって同一寸法のもので広範囲なバネ特性の
選定を行うことができ、従って、電動モータ14はそのま
まで重量Wの大きさに応じて容易に交換が可能であるか
ら種々の荷重Wに対応し得る。ガススプリング5の交換
は、当接保持部21を形成するための受支部材20を取外す
ことによって行なうことができる。
即ち、受支部材20を基台1から取外せば、孔部が開口状
となって、ガススプリング5を下方へ引き抜くことがで
き、逆に、ガススプリング5を基台1の孔部に挿通させ
て、受支部材20の当接保持部21にてガススプリング5の
下端部を受けた状態で、受支部材20を基台1に取付けれ
ば、ガススプリング5を取付けることができる。なお、
受支部材20は、基台1の下壁に設けられた孔部に装着さ
れ、ビス等にて該基台1の下壁に取付けられるので、該
ビスを取外せば基台1から取外すことができる。
本考案は、人や検査器具を載せた状態で上下動する部分
を有する医療機械、製図台、収納部分を床面まで持上げ
る必要のある床下収納庫、理容・美容・患者用の椅子そ
の他広範な技術分野に於て利用可能である。
〔考案の効果〕
本考案は上述の如く構成されているので、次に記載する
効果を奏する。
ガススプリング5の取外し・取付け作業が極めて簡
単であるので、組立て作業が極めて簡単であると共に、
バネ特性の相違するガススプリング5に容易に交換する
ことができる。
バネ特性の相違するガススプリング5の交換が可能
であるので、この昇降装置を、(電動モータ14を変更す
ることなく)載置部材25に載置される種々の重量物の重
さに対応させることができ、広範囲の重量に対応して載
置部材25を昇降させることができる。
載置部材25の高さ位置の変化に対するガススプリン
グ5の押上力の変化は小さく、略一定の押上力を保持で
き、載置部材25を常にスムースに昇降させることができ
る。
ガススプリング5は、その上端部が当接保持部26に
て保持され、その下端部が当接保持部21にて保持され
る。従って、簡単な構造にて、ガススプリング5を位置
ずれしないように、かつ、倒れないように保持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図は一部
断面とした正面図、第3図は第1図の側面図、第4図は
第1図のIV−IV断面図である。 1……基台、5……ガススプリング、6……スクリュー
シャフト、7……支持杆、10……メネジ部、21,26……
当接保持部、22……ガイド部材、23,24……孔、25……
載置部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台1と、該基台1上に立設されて回転駆
    動されるスクリューシャフト6と、該スクリューシャフ
    ト6と螺合するメネジ部10を下端に有する筒状支持杆7
    と、該支持杆7の上端に固着された板状載置部材25と、
    該載置部材25と上記基台1との間に介装されるガススプ
    リング5と、上記支持杆7と上記ガススプリング5とを
    夫々挿通する孔23,24を有すると共に所定高さ位置に固
    定される水平板状のガイド部材22と、を備え、 上記基台1に、孔部を貫設すると共に、上記ガススプリ
    ング5の下端部を当接させて保持する凹窪状の当接保持
    部21を有しかつ上記孔部を施蓋状とする受支部材20を、
    上記基台1に着脱自在に取付け、さらに、上記載置部材
    25に、上記ガススプリング5の上端部を当接させて保持
    する孔状の当接保持部26を形成したことを特徴とする昇
    降装置。
JP1986060811U 1986-04-22 1986-04-22 昇降装置 Expired - Lifetime JPH0729112Y2 (ja)

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JPS62171592U JPS62171592U (ja) 1987-10-30
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