JPH04119064U - 重量物立体格納設備用休止装置 - Google Patents

重量物立体格納設備用休止装置

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JPH04119064U
JPH04119064U JP2149391U JP2149391U JPH04119064U JP H04119064 U JPH04119064 U JP H04119064U JP 2149391 U JP2149391 U JP 2149391U JP 2149391 U JP2149391 U JP 2149391U JP H04119064 U JPH04119064 U JP H04119064U
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stopper
arm
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storage equipment
spring
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JP2149391U
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英孝 菊地
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三菱重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 昇降パレットにより出没するパレット支持用
のストッパーを制御する制御用回転アームの動きの円滑
化を図った。 【構成】 架台12に出没自在に設けたパレット支持用
のストッパー4を制御する回転アーム7を、前記ストッ
パー4に引張ばね14を介して連結されて下端を架台1
2に軸支する下部アーム2と該下部アーム2の先端に復
帰ばね3を介して揺動自在に軸支されて、先端を前記ス
トッパー4の押圧部15に臨ませた上部アーム1とによ
り形成したことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はバス、トラック等重量物の立体格納設備用休止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
格納設備の架台に、昇降パレットによって出没するパレット支持用のストッパ ーを設け、該ストッパーをこれに引張バネを介して連結される回転アームにより 制御するようにしたものは公知である。 図5は上述した従来の重量物立体格納設備用休止装置を示すもので格納設備の 架台12には軸13により軸支されて、ボックス5に支持されるストッパー4が 、パレット6の昇降により出没自在に設けられ、該ストッパー4に引張バネ14 を介して連結されるストッパー制御用の回転アーム7が、該回転アーム7に設け た2個のピン8,9を架台12に設けた2個のガイド溝10,11に誘導される ように設けられて、その先端がストッパー4に設けた押圧部15に臨むようにし 、かくてパレット6をストッパー4で支持する時は、先ずパレット6を図示の位 置から上昇させる。パレット6はストッパー4を架台12へ押し込み、Cの状態 にし、同時にアーム7をピン9を中心にして回転させ、Aの状態にする。パレッ ト6がストッパー4を通過したところで、ストッパー4はバネ14の力で図示実 線の位置へもどるので、ここでパレット6を下降させ、ストッパー4にてパレッ ト6を支持する。パレット6をストッパー4から外す時は、先ずパレット6をア ーム7の位置より上側まで上昇させる。アーム7はパレット6が、どいたのでバ ネ14の力で図示実線の位置へもどる。次にパレット6を下降させると、アーム 7はピン8を中心に回転し、押圧部15を摺動しながら架台12の方へ押し込み ピン9は上方へ移動し、Bの状態になる。パレット6がなお下降すると、ストッ パー4とアーム7はバネ14の力で図示実線の状態になる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の休止装置のアーム機構はアーム7に固定された上下2ケ所のピ ン8,9と、ピン8,9が移動する為のガイド溝10,11を格納設備の架台1 2に有しており、例えばパレット6の上昇の際は一方のピン9がガイド溝11上 を動かず支点となり、他方のピン8がガイド溝10上を移動してアーム7の回転 となるが、実際の運転中には振動・衝撃によるガイド溝板(板の図示は省略)の ずれ及びパレット6下降時の衝撃により両方のピン8,9が同時にガイド溝10 ,11上を移動しアーム7が変形するなど、アーム7がスムーズに動かなくなり ストッパー4の制御不能に陥ることがあった。
【0004】 本考案は、かかる問題点に対処するため開発されたものであって、アームが振 動、衝撃にも動作不良を起こすことなく常にスムーズな動きをしてストッパーを 制御することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案の構成を実施例に対応する図1を用いて説 明すると本考案は格納設備の架台12に、昇降パレット6によって出没するパレ ット支持用のストッパー4と、該ストッパー4に引張ばね14を介して連結され るストッパー制御用の回転アーム7とを設けた重量物立体格納設備用休止装置に おいて、前記回転アーム7を、前記ストッパー4に引張ばね14を介して連結さ れて下端を架台12に軸支する下部アーム2と、該下部アーム2の先端に復帰バ ネ3を介して揺動自在に軸支されて先端を前記ストッパーの押圧部15に臨ませ た上部アーム1とにより形成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
そして本考案は上記の手段によりパレット上昇時アームは下部の固定ピンを中 心に回転し移動する。ガイド溝がないので上部のピンの移動は拘束されない。パ レット下降時、アームは上部・下部に分割されているのでジョイントピンを中心 に上部のアームだけが下方に回転しストッパーを制御する。この時下部のアーム は動かない。パレットがアームに接触しない位置迄下るとバネの力で上部のアー ムが元の位置に戻る。
【0007】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図1に基づいて説明すると、2は格納設備の架台12 へピン16を介して回転自在に設けた下部アーム、1は下部アーム2へピン17 を介して回転自在に設けた上部アームで、図示の状態より広がらないように、ス トッパー機構(図示なし)が、下部アーム2との間に設けてある。3は上下アー ム1,2を広げる方向に作用している復帰バネ、4は軸13を介して架台12へ 回転自在に設けたストッパー、5はストッパー4を支持するボックスである。1 4は下部アーム2を引張る方向に作用するバネ、15はストッパー4に固定した 丸棒からなる押圧部を示す。パレット6をストッパー4で支持する時は、先ずパ レット6を図3の図示の位置Aから上昇させる。パレット6はストッパー4を架 台12へ押し込み、又上部アーム1を押し上げる。更に上昇させるとストッパー 4はバネ14の力で、架台12から図3の図示の位置Bに突き出る。パレット6 を下降させ、ストッパー4で図3の図示の位置Cに支持する。次にパレット6を ストッパー4から外す時は、先ずパレット6を上下部アーム1,2がピン16を 中心に回転してパレット6から外れるまで、図4の図示の位置D,Eに上昇させ る。パレット6を下降させると、パレット6は上部アーム1を押し、上部アーム 1は押圧部15を摺動しながら図4の図示の位置Fのように架台12へ押込む。 更に下降させると、上部アーム1はバネ3の力で、ストッパー4はバネ14の力 で図4の図示の位置Gのように元にもどる。
【0008】
【考案の効果】
このように本考案によるときは出没自在のストッパーを制御する回転アームを 、ストッパーに引張バネを介して連結されて下端を架台に軸支する下部アームと 、該下部アームの先端に復帰バネを介して揺動自在に軸支されて、先端をストッ パーの押圧部に臨ませた上部アームとより形成させたものであるから回転アーム はガイド溝をなくし、アームを上下に分割し、下部の一方を常に固定(回転だけ 行う)し、上部のみ移動及び回転出来るようになっているため、アームの動きが 単純になりかつガイド溝によるアームのスティック現象がなくなり、外部の影響 を受けにくく常に安定した動きでストッパーを制御するようになる等の効果を有 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】図1の作動説明図である。
【図3】パレット上昇時の作動原理図である。
【図4】パレット下降時の作動原理図である。
【図5】従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 上部アーム 2 下部アーム 3 復帰バネ 4 ストッパー 6 パレット 7 回転アーム 12 架台 14 引張バネ 15 押圧部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格納設備の架台に、昇降パレットによっ
    て出没するパレット支持用のストッパーと、該ストッパ
    ーに引張バネを介して連結されるストッパー制御用の回
    転アームとを設けた重量物立体格納設備用休止装置にお
    いて、前記回転アームを、前記ストッパーに引張バネを
    介して連結されて下端を架台に軸支する下部アームと、
    該下部アームの先端に復帰バネを介して揺動自在に軸支
    されて先端を前記ストッパーの押圧部に臨ませた上部ア
    ームとにより形成したことを特徴とする重量物立体格納
    設備用休止装置。
JP1991021493U 1991-04-03 1991-04-03 重量物立体格納設備用休止装置 Expired - Lifetime JP2501375Y2 (ja)

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JPH04119064U true JPH04119064U (ja) 1992-10-23
JP2501375Y2 JP2501375Y2 (ja) 1996-06-19

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