JPH09118438A - 荷作業用デッキボード - Google Patents

荷作業用デッキボード

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JPH09118438A
JPH09118438A JP30064495A JP30064495A JPH09118438A JP H09118438 A JPH09118438 A JP H09118438A JP 30064495 A JP30064495 A JP 30064495A JP 30064495 A JP30064495 A JP 30064495A JP H09118438 A JPH09118438 A JP H09118438A
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JP
Japan
Prior art keywords
lip
rod
link
deck plate
deck board
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Pending
Application number
JP30064495A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Kawamoto
義和 川元
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KOBAYASHI HANSO KIKI KK
KOBAYASHI HANSOU KIKI KK
Original Assignee
KOBAYASHI HANSO KIKI KK
KOBAYASHI HANSOU KIKI KK
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Publication date
Application filed by KOBAYASHI HANSO KIKI KK, KOBAYASHI HANSOU KIKI KK filed Critical KOBAYASHI HANSO KIKI KK
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  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクチュエータによりデッキ板を起伏動させ
るだけでリップの姿勢を制御できるようにして操作を容
易にし作業性を向上させる。 【解決手段】 プラットホーム1に設けられたフレーム
2にデッキ板4をアクチュエータ6の作動により起伏動
し得るように軸支し、該デッキ板4の先端縁に自重で垂
下するようにリップ13を枢軸12を介して延設し、該
リップ13の下側にロッド26の先端を枢着し、デッキ
板4の下側にリンク22とレバー23とからなる回転体
21を鉛直面内で回転可能に支持し、該リンク22に前
記ロッド26の基端を長孔28に挿通したピン24によ
り連接し、レバー23とフレーム2とを索条32により
結止し、デッキ板4が起立動するに従い該索条32が引
張られてリンク22が上向に回転することでロッド26
が押し出されてリップ13が起立し、該リンク22とロ
ッド26が直線状になる状態を少し上に超したところで
該回転体の回転がストッパ40により制止されリップが
起立状態にて一時ロックされるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラットホームに
設けられトラックの荷台上に掛け渡すことより該荷台と
の隙間,段差を埋め、プラットホーム上から荷台上にフ
オークリフト車等を乗入れることを可能にして荷物の積
み込み,積み降ろしを容易ならしめる荷作業用デッキボ
ードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】集配センター,倉庫等のプラットホーム
には従来からトラックの荷台との段差を解消し隙間を埋
めるためにリップ式デッキボードが設けられている。こ
れは油圧シリンダ等のアクチュエータの作動で起伏動す
るようにデッキ板が支持され、該デッキ板の先端縁に延
設されたリップをトラックの荷台上に乗架させることに
より、プラットホーム上から荷台上に荷物を乗せたフオ
ークリフト車等が乗り込めるようにしたものである。
【0003】従来からこのようなリップ付デッキボード
では、図10に示したようにデッキ板aの先端縁にリッ
プgを枢軸hを介して延設すると共に、該デッキ板aの
下側に支軸bによって略T字状のリンクCを回転自在に
設け、フレームに下端を止着したチエンdの他端を該リ
ンクcの一端に止着し、該リンクcの他端にはピンeを
介してロッドfを連結し、該ロッドfの先端をリップg
の下側にピンiを介して連結してなり、デッキ板aが矢
印で示したように前方傾斜状に起立するとチエーンdが
引張られリンクcが回転してロッドfがリップgを押し
リップgが前方に起立するように構成されている。なお
jはリンクcの回転を制止するためデッキ板a下面に設
けられたストッパでありこの状態でピンeは支軸bとピ
ンiを結ぶ直線より少し下方に位置している。kは該ロ
ッドfを持ち上げリップgを戻すためにデッキ板aの透
孔より上に突出状に設けられた引上金具である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来からリ
ップ付デッキボードでは、デッキ板aを起立させるに従
いリップgも起立するように構成されているが、リップ
gを下げるに際しては図11に矢印で示したようにピン
eが支軸bとピンiを結ぶ直線より上になるように引上
金具kを上に引張りロッドfを持ち上げてやらねばなら
なかった。このため操作が繁雑で使い難いという問題が
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の荷作業用デッキ
ボードは上記課題を解決しようとするもので、プラット
ホームに設けられたフレームにデッキ板をアクチュエー
タの作動により起伏動し得るように軸支し、該デッキ板
の先端縁に自重で垂下するようにリップを枢軸を介して
延設し、該リップの下側にロッドの先端を枢着し、デッ
キ板の下側にリンクとレバーとからなる回転体を鉛直面
内で回転可能に支持し、該リンクに前記ロッドの基端を
長孔に挿通したピンにより連接し、レバーとフレームと
を索条により結止し、デッキ板が起立動するに従い該索
条が引張られてリンクが上向に回転することでロッドが
押し出されてリップが起立し、該リンクとロッドが直線
状になる状態を少し上に超したところで該回転体の回転
がストッパにより制止されリップが起立状態にて一時ロ
ックされるようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】デッキ板を起立させることによりリップが起立
状態に一時ロックされ、その状態で該デッキ板を下降さ
せ該リップがトラックの荷台等に乗せられることで該リ
ップの荷重が荷台等に負荷されるようになるとロッドの
自重でリップの起立状態のロックが自動的に解除される
ようになる。このためロック解除のための操作を要せず
操作が簡単になる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に図面と共に本発明の実施の形
態の一例を示す。図1に示したように、プラットホーム
1に形成された平面コ字形のピット中にフレーム2が固
設され、該フレーム2の後方上部に図2に示したように
支軸3が水平に設けられ、該支軸3にデッキ板4を支持
している。6はフレーム2とデツキ板4の下面との間に
アクチュエータとして張設された油圧シリンダであり、
該油圧シリンダ6の伸縮作動によりデッキ板4は支軸5
を支点として起伏動する。なお7は油圧シリンダ6に加
わるデッキ板4の重量を軽減させるために設けられたバ
ネ式バランサーで、フレーム2の上に支軸8を支点とし
て起伏自在に支持されたアーム9を引張状のコイルバネ
10により起立方向に付勢し、該アーム9の先端に設け
られたローラ11をデッキ板4の下面に設けられたカム
板48に当接させ、該コイルバネ10の弾性によりロー
ラ11を介してデッキ板4を常時上向に付勢している。
【0008】デッキ板4の先端縁には枢軸12を介して
リップ13が延設されている。なお、リップ13にはそ
の自重を軽減するために図3に示したようなバネ式バラ
ンサーが設けられている。即ち、デッキ板4の下面に固
着された軸受片14に丸棒状の押圧棒15を貫挿し、該
押圧棒15の先端部16はピン17を介してリップ13
の下面に止着された取付片18に連結すると共に、該押
圧棒15に外挿したコイルバネ19を該軸受片14と先
端部16間に圧縮状に配置してなる。このためコイルバ
ネ19の弾性により先端部16,ピン17,取付片18
を介してリップ13を押圧し該リップを上向に付勢する
ことにより該リップの荷重を軽減させ該リップの起伏動
が軽くできるようにしている。
【0009】また、図5に示したようにデッキ板4の下
面のやや支軸3に近接した部分には、図4にも示したよ
うに、一対の軸受20がベース46上に設けられ、該軸
受20に回転体21が支点軸47により回転自在に支持
されている。回転体21はリンク22とレバー23とを
側面く字形の折曲形態に形成してなるもので、該リンク
22の先端にはピン24が固植されている。そしてリッ
プ13の下面に止着された取付片25にロッド26の先
端をピン27を介して枢着すると共に該ロッド26の基
端部に形成させた長孔28に前記ピン24を挿通し、リ
ンク22と該ロッド26とを連接している。
【0010】なお、40はリンク22の一側の突片41
にナット42により螺着したボルトからなるストツパで
ある。また、43はレバー23の一側に突設された突軸
44に回転可能に外嵌された円筒状カラーである。ま
た、45は該カラー43と相対するようにフレーム2上
に突設された傾斜棒状のガイド杆である。
【0011】30はフレーム2上に回転自在に軸支され
た滑車たるスプロケット、31はデッキ板4の下面に回
転自在に軸支された滑車たるスプロケット、32は該ス
プロケット30と31に循らせた索条たるチエンで、該
チエン32の一端33をレバー23に止着すると共に、
他端34をフレーム2に止着している。なお35は該チ
エン32を引掛板36を介して弾性的に引張するため一
端をフレーム2に止着したテンションバネである。
【0012】このため、図2および図5に示したように
デッキ板4が水平状態にあるとき(非使用時)は、リッ
プ13は自重により垂直に垂れ下がっている。そこでい
まトラック等の荷台50にこのデッキボードを掛け渡し
するに際しては、油圧シリンダ6を伸長させ図6に示し
たようにデッキ板4をいったん大きく上向に起立させ
る。そうするとチエン32によりレバー23が引張られ
回転体21を回転させリンク22が上向に回転すること
によりロッド26が押し出されてリップ13を起立さ
せ、リンク22とロッド26とが直線状となった状態を
少し上に超したところでストッパ40の先端がベース4
6に当ることにより該回転体21の回転が制止される。
このためこの状態からデッキ板4を下降させてもリップ
13はその起立状態にて保持される。即ち、ピン24が
ピン27と支点軸47とを結ぶ直線より上に超すこと
(以下、一時ロック状態になるという)により、チエン
32による引張がなくなってもリップ13は起立したま
まとなる。なお、テンションバネ35はストッパ40が
ベース46に当たった際にその弾発力により回転体21
が元に戻るのを防ぐためと、チエン32に張力を貯えリ
ップ13の起立動をスムースにするために設けられてい
る。またこのときデッキ板4の先端縁とリップ13の後
端縁との間には遊びgが存在する。
【0013】そして図6の状態から油圧シリンダ6を徐
々に収縮させ図7に示したようにデッキ板4を下降させ
リップ13を荷台50上に乗せ、該リップ13の荷重が
荷台50上に負荷され該リップ13が前記遊びgの可動
範囲にてさらに持ち上げられると、長孔28のためロッ
ド26の動きは自由となり該ロッド26はその自重によ
り垂れ下りピン24はピン27と支点軸47とを結ぶ直
線より下になり、一時ロック状態が解かれる。このよう
にリップ13を荷台50上に掛け渡した状態でデッキ板
4上にフオークリフト車等を走行させ荷物の積み込み、
積み降ろし等をすることができる。
【0014】そして使用後は再び油圧シリンダ6を伸長
させデッキ板4を少し起立させれば図8に示したように
リップ13は自重で垂れ下がり図5の状態に戻すことが
できる。このように本発明では、デッキ板4を起伏動さ
せるだけでリップ13の姿勢を制御できるので従来の図
11に示したような引上金具kを要しない。
【0015】なお、荷台50が存しないときにデッキ板
4を下降させると、図9に示したようにガイド杆45に
カラー43が当りレバー23が矢印の方向に強制回転さ
れるので、これによってもリップ13の一時ロック状態
を解除することができる。
【0016】なお、本発明は要旨を逸脱しない限りこの
実施形態以外にも種々の設計上の変更ができる。例えば
リンク22,レバー23に代えてプーリ状の回転体を用
いることもできるし、長孔28をそのプーリに形成して
もよい。
【0017】
【発明の効果】このように本発明の荷作業用デッキボー
ドによれば、デッキ板をアクチュエータにより起伏動さ
せるだけでリップの姿勢を制御できるので、操作が簡単
となり作業性を向上させる有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る荷作業用デッキボードの外観斜視
図。
【図2】本発明に係る荷作業用デッキボードの縦断面
図。
【図3】本発明に係る荷作業用デッキボードのリップの
バネ式バランサーの縦断面図。
【図4】本発明に係る荷作業用デッキボードの回転体の
軸受部の下面図。
【図5】本発明に係る荷作業用デッキボードの要部の縦
断面図。
【図6】図5の作動状態図。
【図7】図5の作動状態図。
【図8】図5の作動状態図。
【図9】図5の作動状態図。
【図10】従来の荷作業用デッキボードの要部の縦断面
図。
【図11】図10の作動状態図。
【符号の説明】
1 プラットホーム 2 フレーム 3 支軸 4 デッキ板 6 油圧シリンダ 12 枢軸 13 リップ 20 軸受 21 回転体 22 リンク 23 レバー 24 ピン 26 ロッド 28 長孔 30 スプロケット 31 スプロケット 32 索条 35 テンションバネ 40 ストッパ 44 突軸 45 ガイド杆

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラットホームに設けられたフレームに
    デッキ板をアクチュエータの作動により起伏動し得るよ
    うに軸支し、該デッキ板の先端縁に自重で垂下するよう
    にリップを枢軸を介して延設し、該リップの下側にロッ
    ドの先端を枢着し、デッキ板の下側にリンクとレバーと
    からなる回転体を鉛直面内で回転可能に支持し、該リン
    クに前記ロッドの基端を長孔に挿通したピンにより連接
    し、レバーとフレームとを索条により結止し、デッキ板
    が起立動するに従い該索条が引張られてリンクが上向に
    回転することでロッドが押し出されてリップが起立し、
    該リンクとロッドが直線状になる状態を少し上に超した
    ところで該回転体の回転がストッパにより制止されリッ
    プが起立状態にて一時ロックされるようにしたことを特
    徴とする荷作業用デッキボード。
JP30064495A 1995-10-24 1995-10-24 荷作業用デッキボード Pending JPH09118438A (ja)

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JP30064495A JPH09118438A (ja) 1995-10-24 1995-10-24 荷作業用デッキボード

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108945966A (zh) * 2018-07-27 2018-12-07 镇江大全现代农业发展有限公司 一种带有盖板的垂直提升机
CN110127395A (zh) * 2019-04-28 2019-08-16 陈梁 一种污水管道卸车器
CN111362179A (zh) * 2020-03-31 2020-07-03 绍兴市上虞区舜兴电力有限公司 一种可调式电力设备安装架

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040413

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02