JP2549188Y2 - フリーストッパー装置 - Google Patents
フリーストッパー装置Info
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- JP2549188Y2 JP2549188Y2 JP1991037796U JP3779691U JP2549188Y2 JP 2549188 Y2 JP2549188 Y2 JP 2549188Y2 JP 1991037796 U JP1991037796 U JP 1991037796U JP 3779691 U JP3779691 U JP 3779691U JP 2549188 Y2 JP2549188 Y2 JP 2549188Y2
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Description
ことの出来るストッパー装置に関するものである。
を、任意の位置でロックすることが求められたり、大小
2本のパイプが互いに伸び縮み自在に組み合わされて、
その長さを自由に調整することが求められるケースは多
い。このような場合のストッパー装置は摺動面に作用す
る摩擦力が利用され、任意の位置にて該摩擦力を誘発し
てロックするよう機能する訳であるが、そのロック機能
は簡単なものでなくてはならない。構造が複雑化するな
らば、コスト高になるのみならず、多数の部品が組み合
わされて構成するため、寸法精度が低下し、その結果、
誘発される摩擦力にバラツキが起きる。又この種のスト
ッパー装置は、そのロック並びに解除操作が簡単である
ことが要求される訳であるが、従来型式のストッパー装
置では上記操作に多少の煩雑さが残り、特に強力なスト
ッパー装置であれば該煩雑さが助長される傾向にある。
式のストッパー装置には上記のごとき問題がある。本考
案が解決しようとする課題はこれら問題点であって、非
常に簡単な機構にて強力なロック力をもたらし、操作も
容易なフリーストッパー装置を提供する。
ー装置は上記問題を解決するため、次の特徴をもって構
成する。すなわち、本考案のフリーストッパー装置は分
銅ストッパーとストッパー作動具、それに連結部材から
成っており、分銅ストッパーとストッパー作動具は連結
部材を介して連結され、連結ピンを中心として自由に揺
動可能な状態にある。ここで、分銅ストッパーを連結す
る連結ピンの位置は重心ではなく、いずれかの側へ片寄
っていて、分銅ストッパーの左右両端は適当な凸状曲面
にて形成される。そして、該分銅ストッパーは所定の大
きさを持つガイドケースに遊嵌され、左右両端面はガイ
ドケース内側面に当接し、又該ガイドケースには長手方
向にスリット溝が形成されており、上記ストッパー作動
具のレバーはスリット溝から外に突出している。分銅ス
トッパーは連結部材を介してストッパー作動具の下方に
位置し、重心が片寄っているため一端は降下するが片端
は上昇して傾斜し、上昇する片端は上記ストッパー作動
具の下面に当って、一定角以上の傾斜を阻止される。そ
して、この傾斜状態にて両端面はガイドケース内側面に
当接する。
イドケース内側面に当接しており、又は極く僅かな隙間
を残していて、該分銅ストッパーはガイドケース内を長
手方向に移動することが出来る。そして分銅ストッパー
と連結したストッパー作動具はガイドケーススリット溝
に沿って分銅ストッパーとともに移動する。ところで、
分銅ストッパーをロックする場合には、その傾斜度を小
さくしなければならない訳で、傾斜度が小さくなれば分
銅ストッパーの両端面はガイドケース内側面に押圧さ
れ、該押圧力に基づく摩擦抵抗が発生してロックされ
る。分銅ストッパーの片端はストッパー作動具の下面に
当接しているため、該ストッパー作動具の先端レバーを
下方へ押下げするならば、同じく分銅ストッパーの片端
も押下げられて回転し、その傾斜度を小さくする。逆
に、ロック状態にある分銅ストッパーを解除する場合に
は、上記ストッパー作動具の先端レバーを上方へ持ち上
げすれば、連結ピンを中心として揺動し、その先端が分
銅ストッパーの上面に当接して押下げ、分銅ストッパー
の傾斜度を大きくする。したがって、両端面はガイドケ
ース内側面から僅かに離れてロックは解除される。以
下、本考案に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
を表わす実施例である。同図において1はガイドケー
ス、2は分銅ストッパー、3はストッパー作動具、4は
連結ブロックを示し、分銅ストッパー2とストッパー作
動具3は上記連結ブロック4を介して連結され、連結ブ
ロック4と分銅ストッパー2間には連結ピン5が、連結
ブロック4とストッパー作動具3間には連結ピン6がそ
れぞれ介在している。そして、これら連結ピン5、6を
中心として、分銅ストッパー2およびストッパー作動具
3は揺動することが出来る。分銅ストッパー2はその両
端面7a、7bが滑らかな凸状曲面を呈し、端面7a、
7bはガイドケース1の内側面8と当接し、所定の傾斜
角を持っている。又分銅ストッパー2は端面7a側が大
きくなっていて、そのために重く、両端面7a、7bの
ほぼ中間に位置する連結ピン5にて支持される分銅スト
ッパー2は右上り状態となって、該右上端9はストッパ
ー作動具3に当接する。
ン6とロ−ラ保持ピン11を設け、これら両ピン6、1
1をもってコ型枠10とレバー12を連結し、レバー1
2の両側であって、コ型枠10の内側にロ−ラ保持ピン
11を軸としてガイドロ−ラ13、13を回動自在に軸
支し、又連結ピン6を軸として前記連結ブロック4、4
の上端を連結している。コ型枠10に取着したガイドロ
ーラ13、13はガイドケース1の内側面8と当接し、
レバー12はガイドケース1からスリット溝を貫通して
外へ突出し、上記コ型枠10の端には押え片14を下方
へ伸ばしている。このように、分銅ストッパー2はその
両端面7a、7bが内側面8、8に当接するとともに右
上端9がストッパー作動具3に当たり、レバー12がほ
ぼ水平状態を保つように連結ブロック4の長さとの関係
が定められている。
方へ押し下げるならばストッパー作動具3は分銅ストッ
パー2の右上端9を押し下げ、該分銅ストッパー2の傾
斜度を小さくし、両端面7a、7bはガイドケース1の
内側面8に押圧力を作用させる。したがって、該押圧力
によって分銅ストッパー2はガイドケース1にロックさ
れ、同じく分銅ストッパー2と連結しているストッパー
作動具3も固定する。レバー12の先端には孔15が穿
設されているが、孔15を利用して下方へ力を作用させ
る場合、この外力はあくまで分銅ストッパー2を時計方
向に回転させるモーメントとなり、ガイドケース1の内
側面8、8を押圧する力が助長されてストッパー力(ロ
ック力)は一層強化する。ストッパー作動具3のコ型枠
10にはガイドロ−ラ13、13が軸支されていて、ガ
イドロ−ラ13、13は内側面8に面してストッパー作
動具3を拘束するとともに揺動を円滑ならしめているた
め、レバー12先端に作用させる外力は何ら抵抗なく分
銅ストッパー2の右上端9を押圧して時計方向に回転さ
せるモーメントとなる。
分銅ストッパー2を反時計方向へ回転させて両端面7
a、7bとガイドケース1の内側面8との間に隙間を与
えることが必要であって、そのためレバー12を押し上
げ又は持ち上げしてコ型枠10の押え片14を分銅スト
ッパー2の左上面16に押圧する。該分銅ストッパー2
はこの押圧力によって連結ピン5を中心として反時計方
向に回転し、ロック状態が解除される。図3は本考案の
別形態を表わす実施例であって、ストッパー作動具3を
簡略化した構造となっている。すなわち、該ストッパー
作動具3は1部材から成ってガイドロ−ラ13を用い
ず、ガイドロ−ラ13に代わって滑らかな凸状曲面を持
ったガイド面17を有し、又連結ブロック4に代わって
連結具18を介して分銅ストッパー2とストッパー作動
具3を連結している。同図にて、実線はロック状態を示
し、点線は解除された状態を示すように、レバー12を
押し上げるならばストッパー作動具3先端が分銅ストッ
パー2の左上面16を押圧して反時計方向に回動させ、
両端面7a、7bは内側面8から離れる。
を表わした場合であって、このように両端面7a、7b
は滑らかな凸状曲面を呈した部材であり、その全体形状
は限定されず、又重心から離れた点に軸孔19が形成さ
れていて、該軸孔19には前記連結ピン5又は連結具1
8が嵌入する。図5は本考案のストッパー装置をパイプ
20、21の伸縮装置として適用した使用例である。こ
こで、小径の内側パイプ20がガイドケース1に相当す
る訳であるが、パイプ20には長手方向にスリット溝2
2が形成されていて、該スリット溝22から外へ突出し
たレバー12は外側パイプ21の一ケ所に形成した窓口
23から突出している。したがって、レバー12を上方
へ押し上げするならばロックは解除されてパイプ20は
伸縮自在となり、レバー12を押し下げるならばロック
されてパイプ20の伸縮動は阻止されてしまう。
装置を停止させた場合であって、パイプ20を上下動さ
せ得るが、スリット溝22を形成したパイプを固定した
場合、すなわち、図1や図3に示す場合にはストッパー
装置を上・下動させて任意の位置(高さ)にてロックす
ることが出来る。以上述べたように本考案のフリースト
ッパー装置は分銅ストッパーとストッパー作動具を揺動
自在な状態で、連結部材を介して連結し、上記分銅スト
ッパーの両端面をガイドケースの内側面に傾斜して当接
させるとともに、ストッパー作動具のレバーをガイドケ
ースのスリット溝から外へ突出したもので、次のような
効果を得ることが出来る。
トッパーとストッパー作動具を連結部材を介して互いに
連結させてガイドケースに遊嵌して構成するもので、そ
の構造は極めて簡素化されている。そして、ガイドケー
スから外へ突出したレバーを押し下げることにより直ち
にロック状態となり、逆にレバーを押し上げすれば解除
され、これら操作も簡単である。さらに、ガイドケース
内に遊嵌された分銅ストッパーはその内側面に傾斜して
当接し、レバーに作用する外力は上記分銅ストッパーの
両端面が内側面に食い込むように作用して強力なロック
状態をもたらしめる。すなわち、簡略化された機構でも
って強力なストッパー力が簡単な操作で得ることが出来
る装置である。
Claims (2)
- 【請求項1】 互いに伸縮する両部材を任意の位置にて
ロックするフリーストッパー装置であって、両端面が滑
らかな凸状曲面を有す分銅ストッパーと、内側に位置す
る上記部材のガイド面からレバーを突出形成したストッ
パー作動具を、上記分銅ストッパーを下にして連結部材
を介して揺動可能な状態で互いに連結し、上記分銅スト
ッパーの揺動軸を重心から外し、ガイドケース内(内側
部材内)に重心側を下にして所定角にて傾斜させて遊嵌
し、レバーをガイドケースの長手方向に形成したスリッ
ト溝から外側部材に形成した窓口ヘ突出させ、分銅スト
ッパーの両端面をガイドケースのガイド面に当接した状
態にてその上端部がストッパー作動具と接するよう構成
したことを特徴とするフリーストッパー装置。 - 【請求項2】 上記ストッパー作動具のガイド面として
ガイドローラを軸支した請求項1記載のフリーストッパ
ー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991037796U JP2549188Y2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | フリーストッパー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991037796U JP2549188Y2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | フリーストッパー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04116007U JPH04116007U (ja) | 1992-10-15 |
JP2549188Y2 true JP2549188Y2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=31919448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991037796U Expired - Lifetime JP2549188Y2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | フリーストッパー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2549188Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5306072B2 (ja) * | 2009-06-25 | 2013-10-02 | 株式会社内藤ハウス | 伸縮ユニット及びこの伸縮ユニットを用いた建築ユニット |
-
1991
- 1991-03-27 JP JP1991037796U patent/JP2549188Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04116007U (ja) | 1992-10-15 |
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