JPS587714Y2 - 押釦同調器におけるメモリ−スライド操作機構 - Google Patents
押釦同調器におけるメモリ−スライド操作機構Info
- Publication number
- JPS587714Y2 JPS587714Y2 JP16378278U JP16378278U JPS587714Y2 JP S587714 Y2 JPS587714 Y2 JP S587714Y2 JP 16378278 U JP16378278 U JP 16378278U JP 16378278 U JP16378278 U JP 16378278U JP S587714 Y2 JPS587714 Y2 JP S587714Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push
- memory
- button
- slide
- memory slide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は押釦同調器におけるメモリースライド操作機構
の考案に係り、押釦読合に設けられたメモリーピンによ
り該押釦読合の押込み作動域に対して交叉状に配設され
たリンク部材を操作しメモリースライドを摺動させて同
調状態をワンタッチ的に形成するようにした押釦同調器
において、前記押釦読合による押込み力を軽減し平滑な
同調操作を得しめるようにしたものである。
の考案に係り、押釦読合に設けられたメモリーピンによ
り該押釦読合の押込み作動域に対して交叉状に配設され
たリンク部材を操作しメモリースライドを摺動させて同
調状態をワンタッチ的に形成するようにした押釦同調器
において、前記押釦読合による押込み力を軽減し平滑な
同調操作を得しめるようにしたものである。
押釦同調器において押釦読合の押込み操作力によりメモ
リースライドを摺動操作せしめるために該押釦読合に設
けられたメモリープレートの保合子に対して基端を機台
に枢支されたリンク部材を交叉状に配設せしめ、上記押
釦読合の押込操作によって前記リンク部材の遊端側を操
作しメモリースライドをスライドさせることについては
本考案等によって既に提案がなされている。
リースライドを摺動操作せしめるために該押釦読合に設
けられたメモリープレートの保合子に対して基端を機台
に枢支されたリンク部材を交叉状に配設せしめ、上記押
釦読合の押込操作によって前記リンク部材の遊端側を操
作しメモリースライドをスライドさせることについては
本考案等によって既に提案がなされている。
即ち斯かる機構としては第1図に示す通りであって機台
10に押釦6を有する複数個の押釦読合3が機台10面
と平行状態に配設され、それら押釦読合3には適宜にそ
の設定角度を調整し得るようにされたセツティングプレ
ート4を取付け、該セツティングプレート4に設けられ
たセツティングピン5の前記押釦読合3押込みによる押
込み作動域に基端を前記機台に枢支16されたリンク部
材2の遊端側を交叉状に位置させ、又このようなリンク
部材2の遊端側に直線状の長孔である係合孔13を形成
し、該係合孔13に対してメモリースライド1に植立さ
れた保合子12を係合させたものであって、斯様な構成
によるときは押釦読合3およびリンク部材2の何れもが
機台10面に対して平行状に設定されることからこの種
押釦間調器を著しく薄型に形威し得る大きなメリットを
有している。
10に押釦6を有する複数個の押釦読合3が機台10面
と平行状態に配設され、それら押釦読合3には適宜にそ
の設定角度を調整し得るようにされたセツティングプレ
ート4を取付け、該セツティングプレート4に設けられ
たセツティングピン5の前記押釦読合3押込みによる押
込み作動域に基端を前記機台に枢支16されたリンク部
材2の遊端側を交叉状に位置させ、又このようなリンク
部材2の遊端側に直線状の長孔である係合孔13を形成
し、該係合孔13に対してメモリースライド1に植立さ
れた保合子12を係合させたものであって、斯様な構成
によるときは押釦読合3およびリンク部材2の何れもが
機台10面に対して平行状に設定されることからこの種
押釦間調器を著しく薄型に形威し得る大きなメリットを
有している。
ところがこのような押釦同調器においては第2図に示す
ように押込み力Pによって押釦読合3を押した際に保合
子12に与えられる作用力Fはメモリースライド1の摺
動方向に対して角度θだけ傾斜していることとなり、こ
の傾斜分だけ操作力がロスとなるので押込み力がそれな
りに大きくならさ゛るを得す、従って操作性においても
必ずしも好ましいものとなし得ない不利がある。
ように押込み力Pによって押釦読合3を押した際に保合
子12に与えられる作用力Fはメモリースライド1の摺
動方向に対して角度θだけ傾斜していることとなり、こ
の傾斜分だけ操作力がロスとなるので押込み力がそれな
りに大きくならさ゛るを得す、従って操作性においても
必ずしも好ましいものとなし得ない不利がある。
本考案は上記したような従来の不利を改善するように検
討して考案されたものであって、その具体的な実施態様
は第3図以下に示す通りであり、即ち機台10に対して
設けられる押釦読合3、セツティングプレート4、その
セツティングピン5やノンク部材2、メモリースライド
1の如きの配設関係は前記した第1図のものと同様であ
るが、本考案においては第3図に示すように前記リンク
部材2の遊端側にメモリースライドのスライド方向と常
に略直交するように屈曲9された長孔状の係合孔8を形
成するものであり、このような係合孔8に対しメモリー
スライド1の保合子12を嵌装して戒るもので、上記の
ようにリンク部材2の遊端側の回動に拘わらず係合孔8
の方向が常に略直交するように形成する手法としてはメ
モリースライド1のスライド量、リング部材2の回転半
径およびその回転角によって係合孔8の移動軌跡を求め
、これに即応させて適宜に設計する。
討して考案されたものであって、その具体的な実施態様
は第3図以下に示す通りであり、即ち機台10に対して
設けられる押釦読合3、セツティングプレート4、その
セツティングピン5やノンク部材2、メモリースライド
1の如きの配設関係は前記した第1図のものと同様であ
るが、本考案においては第3図に示すように前記リンク
部材2の遊端側にメモリースライドのスライド方向と常
に略直交するように屈曲9された長孔状の係合孔8を形
成するものであり、このような係合孔8に対しメモリー
スライド1の保合子12を嵌装して戒るもので、上記の
ようにリンク部材2の遊端側の回動に拘わらず係合孔8
の方向が常に略直交するように形成する手法としてはメ
モリースライド1のスライド量、リング部材2の回転半
径およびその回転角によって係合孔8の移動軌跡を求め
、これに即応させて適宜に設計する。
なお係合孔8の方向としては常に絶対直交することは必
ずしも必要でなく、要するに直交状態を採るようにすれ
は゛よいもので、従って第3図に示すように円弧状に屈
曲させることを必ずしも要件とするものではなく、場合
によっては第4図に示すように保合718の中間部で屈
曲させたものでもよく、この場合の作動の円滑性に関し
てはその屈曲角部にそれなりの彎曲面を形成することに
よって略適切に具備させることができる。
ずしも必要でなく、要するに直交状態を採るようにすれ
は゛よいもので、従って第3図に示すように円弧状に屈
曲させることを必ずしも要件とするものではなく、場合
によっては第4図に示すように保合718の中間部で屈
曲させたものでもよく、この場合の作動の円滑性に関し
てはその屈曲角部にそれなりの彎曲面を形成することに
よって略適切に具備させることができる。
即ちこのような本考案によるものの作動関係は第5図に
示す通りであって、上記のように屈曲された係合孔8を
有することにより係合子12が距離lの間移動する過程
においてそのリンク部材2による作用力Fは常にメモリ
ースライド1の摺動方向と合致することとなり、従って
その作用力も略一定し、前記した従来のものにおける如
きロスが殆んどないこととなって円滑且つ的確な選局同
調操作を実現することができる。
示す通りであって、上記のように屈曲された係合孔8を
有することにより係合子12が距離lの間移動する過程
においてそのリンク部材2による作用力Fは常にメモリ
ースライド1の摺動方向と合致することとなり、従って
その作用力も略一定し、前記した従来のものにおける如
きロスが殆んどないこととなって円滑且つ的確な選局同
調操作を実現することができる。
以上説明したような本考案によれば押釦読合に設けられ
たセツティングピンによるリンク部材2の操作力にロス
がなくなり、それによって円滑にして的確な同調操作を
行わせ、この種の交叉状にノンタ部材を配設した選局同
調操作せしめる押釦同調器における操作性を充分に改善
することができるものであるから実用上その効果の大き
い考案である。
たセツティングピンによるリンク部材2の操作力にロス
がなくなり、それによって円滑にして的確な同調操作を
行わせ、この種の交叉状にノンタ部材を配設した選局同
調操作せしめる押釦同調器における操作性を充分に改善
することができるものであるから実用上その効果の大き
い考案である。
図面は本考案の技術的内容を説明するものであって、第
1図は先行技術によるメモリースライド操作機構の全般
的な構成関係を示した平面図、第2図はそのリンク部材
によるメモリースライド操作部分の拡大説明図、第3図
は本考案によるものの一例を示した平面図、第4図はそ
の変形例についての第3図と同様な平面図、第5図は第
3図に示すものの操作関係についての説明図である。 然してこれらの図面において、1はメモリースライド、
2はスライド部材、3は押釦読合、4はそのセツティン
グプレート、5はそのセツティングピン、8はリンク部
材の係合孔、9はその屈曲部、10は機台、12は係合
子を示すものである。
1図は先行技術によるメモリースライド操作機構の全般
的な構成関係を示した平面図、第2図はそのリンク部材
によるメモリースライド操作部分の拡大説明図、第3図
は本考案によるものの一例を示した平面図、第4図はそ
の変形例についての第3図と同様な平面図、第5図は第
3図に示すものの操作関係についての説明図である。 然してこれらの図面において、1はメモリースライド、
2はスライド部材、3は押釦読合、4はそのセツティン
グプレート、5はそのセツティングピン、8はリンク部
材の係合孔、9はその屈曲部、10は機台、12は係合
子を示すものである。
Claims (1)
- 押釦読合に設けられたメモリーピンにより該押釦読合の
押込み域に交叉状に配設されたリンク部材を操作しメモ
リースライドを摺動させて同調状態を形成するようにし
たものにおいて、前記リンク部材の遊端側にメモリース
ライドの摺動方向と常に略直交するように屈曲された長
孔状の保合孔を形成し、該係合孔にメモリースライドに
設けられた保合子を嵌装したことを特徴とする押釦同調
器におけるメモリースライド操作機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16378278U JPS587714Y2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | 押釦同調器におけるメモリ−スライド操作機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16378278U JPS587714Y2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | 押釦同調器におけるメモリ−スライド操作機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5580933U JPS5580933U (ja) | 1980-06-04 |
JPS587714Y2 true JPS587714Y2 (ja) | 1983-02-10 |
Family
ID=29160734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16378278U Expired JPS587714Y2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | 押釦同調器におけるメモリ−スライド操作機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587714Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-30 JP JP16378278U patent/JPS587714Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5580933U (ja) | 1980-06-04 |
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