JPS587713Y2 - 押釦操作装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は押釦操作装置に関し、特に薄型押釦式同調機に
おける押釦操作装置の改良に関し、その目的とするとこ
ろは操作レバーによって摺動する摺動レバーにカム部を
設け、該カム部の一面にはカム部より僅かに突出するガ
イド板を設けることにより、操作が確実で、誤動作がな
いものを安価に提供するにある。

すなわち、本考案を第１図および第２図で説明すると、
１・・・・・・は操作レバーで、該操作レバーを押圧す
ることにより押釦式同調機の同調部移動用の選局レバー
４を移動し、予めセットしておいた希望の局を選局する
ものである。

また、操作レバー１は操作した際、特に図示してないが
、係止板により操作位置に保持されるものである。

２は操作レバー１に設けた操作片で、該操作片２は銅板
等の薄板よりなり、その中央縦方向には補強用の突き出
し部２ａが設けである。

そして、操作片２の先端部３が摺動レバー５と係合する
ものである。

摺動レバー５は前記操作レバー１の操作に伴もなって摺
動し、例えば操作レバー１が操作中においては、同調機
を手動で調整するのを阻止するものである。

また、摺動レバー５には前記操作レバー１の操作片２と
係合するための傾斜部より戒るカム部５ａ・・・・・・
が設けである。

６は前記摺動レバー５の一面に設けた薄板の鉄板等より
なるガイド板で、ガイド板６は前記摺動レバー５のカム
部５ａ・・・・・・より僅かに突出しており、カム部５
ａと操作片２との保合が外れるのを防止している。

第３図および第４図は操作片２の他の実施例を示し、カ
ム部５ａと係合する先端部３を折曲げることによりカム
部５ａと面接触させ、保合部分を多くシ、保合が外れる
のを防止したものである。

本考案は斜上の通り、摺動レバー５に設けたカム部５ａ
・・・・・・の−面に、カム部５ａ・・・・・・より僅
かに突出し操作レバー１の保合ガイドとなるガイド板６
を設けたので、その操作時に、カム部５ａと操作レバー
１との保合が外れることなく、操作が確実で、誤動作が
ないものを簡単に、安価に提供で゛きるもので、特に薄
型用の押釦同調機に使用して最適である。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本考案の実施例を示し、第１図は
平面図、第２図は断側面図、第３図および第４図は他の
実施例を示し、第３図は平面図、第４図は断側面図であ
る。 １・・・・・・操作レバー、５・・・・・・摺動レバー
、５ａ・・・・・・カム部、６・・・・・・ガイド板。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 複数の操作レバーと該操作レバーによって摺動する摺動
   レバーとを備えた押釦操作装置において、前記摺動レバ
   ーには前記操作レバーと係合するカム部を設けると共に
   該カム部の一面にはカム部より僅かに突出するガイド板
   を設けたことを特徴とする押釦操作装置。