JPH0122865Y2 - - Google Patents

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JPH0122865Y2
JPH0122865Y2 JP1982019309U JP1930982U JPH0122865Y2 JP H0122865 Y2 JPH0122865 Y2 JP H0122865Y2 JP 1982019309 U JP1982019309 U JP 1982019309U JP 1930982 U JP1930982 U JP 1930982U JP H0122865 Y2 JPH0122865 Y2 JP H0122865Y2
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JP
Japan
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rod
elastic plate
case
recess
tip
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JP1982019309U
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JPS58123169U (ja
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、落し錠に係り、特に二重ロツク機
能を備えたものに関する。
(従来の技術) 二重ロツク機能を備えた落し錠として、実公昭
55−616号公報に開示された技術が知られている。
この公報開示の技術は、操作片を長手方向にス
ライドさせ、一種のカム体たる回動片が噛合して
いるロツドを出没操作するもので、ロツドは回動
片の係合する係合溝と、操作片の係脱するロツク
溝を備えている。
(考案が解決しようとする課題) 上記した如く、ロツク部材をスライドさせる構
成にあつては、錠本体が極めて長大なものとな
り、小型化を達成できない。
そこで、弾性材を用いてロツドをロツクするこ
とが考えられる。例えば実開昭53−98094号公報
に示されている。しかし、この公報開示のもの
は、回動片たるロツク金具にスプリングの不勢力
を及ばしめたもので、ロツク金具を枢支するピン
及びスプリングを必要とし、構造が複雑となり、
また、ロツク金具の回動スペースを必要として錠
本体が大型になる。
本考案は、上記課題を解決すると共に、安全性
を備えた落し錠を提供する目的でなされたもので
ある。
(課題を解決すりための手段) すなわち、本考案の落し錠は、ケースと、この
ケースに挿着したロツドと、前記ケースに軸支さ
れ前記ロツドを上下動させる主レバーと、基端を
前記ケースに固着し前記先端適所で前記ロツドと
係脱する弾性板と、前記ケースに摺動可能に挿着
されその先端部で前記弾性板を押圧して弾性変形
させる副レバーとから構成され、前記ロツドは、
第1の凹部と第2の凹部とを有し、これらの凹部
は前記ロツドの軸芯線を挾んで対向配置され、前
記主レバーは、一端に前記ロツドの第1の凹部と
係合する作動部を、他端に操作部を備え、前記弾
性板は、その先端において、施錠時に前記ロツド
の第2の凹部と係合する係止部と、該係止部に連
接する押圧受部とを備え、前記副レバーは、これ
を解錠の際押圧することにより、前記弾性板に弾
性変形をもたらすべくその先端部が前記弾性板の
押圧受部に押接する位置関係を備えて構成され
る。
(実施例) 以下、本案落し錠を図示の実施例にしたがつて
説明すると、第1図は本考案のベースとなる落し
錠で、ケース1と、このケース1に装着したロツ
ド2と、ケース1に軸支されロツド2を上下動さ
せる主レバー3とからなるものであり、主レバー
3の操作部32を作動させることにより主レバー
3を回動させ、ロツド2の凹部21と係合する主
レバー3の作動部31がロツド2の上下移動をな
さしめ、これによつて施錠および解錠が行われる
ものである。本例の場合、前記作動部31は、そ
の下面における接線Tが第1図右上りとなるよう
に形成される。これは、ロツド2を人為的に押し
上げた場合、前記凹部21の下面21aが作動部
31の下面を押圧するので、この下面における接
線Tに上述のような勾配を持たせておくことによ
り、主レバー3の解錠方向への回動を阻止するも
のである。すなわち、これによつてロツク機能が
奏される。もつとも、作動部31の下面の形状
は、図示のものに限られないこと勿論であり、例
えばこの下面に適当な段部を形成しておくなど、
主レバー3の回動を阻止するための任意の手段が
とられ得ることは言う迄もない。また、主レバー
3の操作部32には、指などの挾み込み防止用の
膨出部32aを形成している。
そして、本考案に係る落し錠は、第2図および
第3図に示すように、さらに、弾性板4と副レバ
ー5を備えて構成される。これを詳説すると、本
案落し錠は、ケース1と、ロツド2と、主レバー
3と、さらに、基端41をケース1に固着し先端
42適所でロツド2と係脱する弾性板4と、ケー
ス1に摺動可能に装着されその先端部51で前記
弾性板4を押圧して弾性変形させる副レバー5と
から構成されるもので、主レバー3がロツド2に
対する第1のロツク機能を、また、弾性板4およ
び副レバー5が第2のロツク機能をもたらすよう
にし、両者が相俟つて安全性の高いダブルロツク
落し錠を形成するものである。
ロツド2は、前述した凹部21のほかに、弾性
板4の後述する係止部42aと係合する第2の凹
部22を有し、これら凹部21及び22はロツド
の軸芯線を挾んで対向配置されている。したがつ
て、ロツド2は弾性板4によつて主レバー3側へ
押圧され、第1の凹部21と作動部31の係合が
安定する。
また、弾性板4は、その先端42において、施
錠時に前記第2の凹部22と係合する係止部42
aと、該係止部42aに連設する押圧受部42b
とを備える。
一方、副レバー5は、これを解錠の際押圧する
ことにより、弾性板4に弾性変形をもたらすべく
その先端部51が弾性板4の押圧受部42bに押
接する。すなわち、第4図に示すように、前記先
端部51は先細形状を呈しており、頭部52を押
圧すると、該先端部51が弾性板4を押拡げ(第
4図の二点鎖線)、これにより弾性板4の係止部
42aを移動させてロツド2の第2の凹部22と
の係合状態を解くことができる。また、この状態
から、逆に、副レバー5を引張れば、すなわち実
施例の場合は頭部52を持つて上方へ移動させれ
ば、副レバー先端部51と弾性板押圧受部42b
との押接状態が解かれて、弾性板4はその弾性力
により元の状態に復元する。したがつて、この復
元した状態において、主レバー3によつてロツド
2が施錠されれば、このロツド2の移動により第
2の凹部22が弾性板係止部42aにおのずと係
止されることになり、これによつてダブルロツク
がなされる。
そして、上記弾性片4は材料自体に復元弾性力
を持たせていて、第2の凹部22近傍(ロツド2
の近傍)のケース1にその下端部が止着され、更
に副レバー5は、ロツド2の近傍のケース1に上
記ロツド2の軸芯線に平行にスライド自在として
装着されている。
すなわち、上記構成に依り、弾性片4及び副レ
バー5を配するスペースが凝縮され、落し錠全体
がコンパクトになされる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、施錠の
際の二重ロツクは主レバーのみの操作でなされ、
また、解錠の場合はさらに副レバーの押圧操作を
必要とするだけでよく、ロツドが弾性板によつて
常時主レバー側へ押圧されているため第1の凹部
と作動部との係合が安定して操作に信頼性があ
り、また、弾性材及び副レバーをロツドの近傍に
設けられ得るので、落し錠自体をコンパクトに構
成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が用いられる落し錠の正面図、
第2図は本案落し錠を示す正面図、第3図は同上
拡大斜視図、第4図は副レバーと弾性板との係合
押接状態を示す部分側面図である。 1……ケース、2……ロツド、3……主レバ
ー、4……弾性板、5……副レバー、21……第
1の凹部、22……第2の凹部、31……作動
部、32……操作部、41……基端、42……先
端、42a……係止部、42b……押圧受部、5
1……先端部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記(A),(B),(C),(D)および(E)条件よりなる落し
    錠。 (A) ケース1と、このケース1に挿着したロツド
    2と、ケース1に軸支されロツド2を上下動さ
    せる主レバー3と、基部41をケース1に固着
    し先端42適所でロツド2と係脱する弾性板4
    と、ケース1に摺動可能に挿着されその先端部
    51で前記弾性板4を押圧して弾性変形させる
    副レバー5とから構成されること。 (B) ロツド2は、第1の凹部21と第2の凹部2
    2とを有し、これらの凹部21,22はロツド
    2の軸芯線を挾んで対向配置されること。 (C) 主レバー3は、一端にロツド2の第1の凹部
    21と係合する作動部31を、他端に操作部3
    2を備えること。 (D) 弾性板4は、その先端42において、施錠時
    にロツド2の第2の凹部22と係合する係止部
    42aと、該係止部42aに連接する押圧受部
    42bとを備えること。 (E) 副レバー5は、これを解錠の際押圧すること
    により、弾性板4に弾性変形をもたらすべくそ
    の先端部51が弾性板4の押圧受部42bに押
    接する位置関係を備えていること。
JP1930982U 1982-02-16 1982-02-16 落し錠 Granted JPS58123169U (ja)

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JP1930982U JPS58123169U (ja) 1982-02-16 1982-02-16 落し錠

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JP1930982U JPS58123169U (ja) 1982-02-16 1982-02-16 落し錠

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JPS58123169U JPS58123169U (ja) 1983-08-22
JPH0122865Y2 true JPH0122865Y2 (ja) 1989-07-11

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ID=30031524

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5242868U (ja) * 1975-09-23 1977-03-26
JPS55616U (ja) * 1978-05-17 1980-01-05

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5398094U (ja) * 1977-01-10 1978-08-09

Patent Citations (2)

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JPS58123169U (ja) 1983-08-22

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