JPH052907Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH052907Y2
JPH052907Y2 JP1985132926U JP13292685U JPH052907Y2 JP H052907 Y2 JPH052907 Y2 JP H052907Y2 JP 1985132926 U JP1985132926 U JP 1985132926U JP 13292685 U JP13292685 U JP 13292685U JP H052907 Y2 JPH052907 Y2 JP H052907Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
click
external operating
operating member
camera case
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1985132926U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6241138U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985132926U priority Critical patent/JPH052907Y2/ja
Publication of JPS6241138U publication Critical patent/JPS6241138U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH052907Y2 publication Critical patent/JPH052907Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、カメラに於ける外部操作部材のクリ
ツク機構に関する。
(従来技術及びその問題点) 従来のクリツク機構の一例は第3及4図示の通
りであり、カメラケース11にワツシヤ14でス
ライド可能に支承された外部操作部材12のスラ
イド軸内端部12aを、カメラケース11の内側
に両端をネジ15,15で固定されたプラスチツ
ク製クリツク部材13に突出形成したクリツクカ
ム部13a,13aと当接させ、外部操作部材1
2のスライド時にスライド軸内端部12aがクリ
ツクカム部13a,13aを乗越えることにより
クリツク効果を生ずるよう構成されている。
ここで、クリツク部材13は弾性変形すること
によつて外部操作部材12が所定位置に位置し得
るようになつており、従つて、該クリツク部材1
3は外部操作部材12側に弾性付勢されて、その
弾性付勢力によつて両クリツクカム部13a,1
3aが外部操作部材12に押圧付勢され、外部操
作部材12とクリツクカム部13a,13aの間
にはガタは無く、当該クリツクカム部13a,1
3aを乗越えさせるべく外部操作部材12をスラ
イドさせる際に当該外部操作部材12には全くガ
タ付きがないようになつているものである。
しかし乍ら、このように構成するものでは、ク
リツク部材13の両端が固定されている為、クリ
ツク感触のメリハリが薄いと共にクリツク荷重が
重く、外部操作部材12の操作荷重方向によつて
クリツク感触に差が生じ易いという欠点を有して
いる。又、クリツク感触にメリハリを付けるべく
クリツク部材13を片持支承すると外部操作部材
12のスライド方向によつてクリツク荷重・クリ
ツク感触に差が生ずることとなる。
(考案の目的) 本考案は、上記の如き事情に鑑み、メリハリの
あるクリツク感触を安定的に得ることの出来るカ
メラに於ける外部操作部材のクリツク機構の提供
をその目的とする。
(考案の構成) この為、本考案に係るクリツク機構は、外部操
作部材又はこれに連動する部材及びカメラケース
又はこれに固定された部材のいずれか一方に設け
られた軸部材を弾性的にガタ無く挟持する一以上
の係合保持部をクリツクカム部を介して隣接して
備えたクリツク部材を、外部操作部材又はこれに
連動する部材及びカメラケース又はこれに固定さ
れた部材の他方に、外部操作部材のスライド方向
に若干の相対移動可能に連結支承し、軸部材を隣
接する係合保持部に移動させるべく外部操作部材
をスライド移動させる際、クリツク部材にその相
対移動可能な範囲でガタつきが生ずるよう構成し
たものである。
(実施例) 第1及2図示クリツク機構は、カメラケース1
10に取付けられた外部操作部材120とクリツ
ク部材130とから構成されている。
外部操作部材120は、カメラケース110に
形成されたスライド孔111を貫通してカメラ内
部に延びたスライド軸部121に小径部121a
を形成しており、後述するクリツク部材130の
クリツク孔131と係合させることにより、カメ
ラケース110の外周面に沿つて第1図左右方向
にスライド孔111の範囲内でスライド可能に支
承されている。
クリツク部材130はプラスチツク等の弾性部
材で構成され、外部操作部材120のスライド方
向に設けたクリツク孔131の内縁部に3つの係
合部131a……を形成し、上記外部操作部材1
20のスライド軸部121に形成した小径部12
1aがいずれかの係合部131aと選択的に係合
することによりクリツク部材130の抜落ちを防
止すると共に、クリツク孔131の両端部でカメ
ラケース110の内方に突出形成した一対の位置
決めピン112,112と係合することによりカ
メラケース110に対するクリツク部材130の
位置決めを行つている。
隣接する上記係合部間には、上下一対のクリツ
クカム部131b,131bが夫々形成されてお
り、外部操作部材120のスライド操作によりそ
のスライド軸部121に形成した小径部121a
が別の係合部131aと係合すべく移動する際
に、このクリツクカム部131b,131bを乗
越えることによりクリツク効果が生ずるようにな
つている。
上記クリツク孔131の外部操作部材120ス
ライド方向長さは、上記位置決めピン112,1
12の側端部間間隔より若干大きく形成されてお
り、スライド軸部121の小径部121aが別の
係合部131aに向けて移動すべく上記クリツク
カム部131b,131bを乗越える都度、クリ
ツク部材130自体が若干左右方向にガタつくよ
うになつている。
このように構成するクリツク機構では、外部操
作部材120を第1図左右方向にマニユアル移動
させることにより、そのスライド軸部121に形
成した小径部121aが、クリツク部材130の
クリツク孔131に形成した3つの係合部131
a……のいずれかと選択的に係合することとな
る。而して、クリツク部材130のクリツク孔1
31はカメラケース110の位置決めピン11
2,112の側端部間間隔より若干大きいもので
ある為、小径部121aが隣接する係合部131
a,131a間を移動する際には、クリツクカム
部131b,131bを乗越える際のクリツク感
と、クリツク部材130自体のガタつきによるク
リツク感の双方が生ずることとなる。
尚、本実施例では、外部操作部材120のスラ
イド軸121をクリツク部材130と係合させて
いるが、外部操作部材120と連動する別部材を
クリツク部材130と係合させるよう構成しても
良い。又、クリツク部材130をカメラケース1
10に支承配置しているが、カメラケース110
に固定された別部材に支承させるよう構成するこ
ともできる。更に又、クリツク部材130を外部
操作部材120又はこれと連動する別部材に位置
決め支承し、カメラケース110又はこれに固定
された別部材とクリツク部材130との間でクリ
ツク効果を得るように構成しても良い。
(考案の効果) 本考案に係るクリツク機構に依れば、クリツク
部材を若干の相対移動自由度を持たせて支承する
よう構成したので、外部操作部材のスライド時に
クリツク部材自体が若干ガタつき、これによりク
リツク感触にメリハリをつけることができる。従
つて又、クリツク荷重の強弱乃至負荷方向による
クリツク感触の差が生じにくいものである。
更に又、クリツク部材と外部操作部材を相互に
係合させてカメラケースからの抜落ちを阻止する
構成とした為、これ等部材の抜落ち防止用部品が
省略出来、従つて又、その分カメラ内部のスペー
スを有効利用することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るクリツク機構の一実施例
を示す縦断面図、第2図はその要部底面図、第3
図は従来例を示す縦断面図、第4図はその要部底
面図である。 120……外部操作部材、121……スライド
軸部(軸部材)、130……クリツク部材、13
1……スライド孔、131a……係合部、131
b……クリツクカム部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外部操作部材又はこれに連動する部材及びカ
    メラケース又はこれに固定された部材のいずれ
    か一方に設けられた軸部材を弾性的にガタ無く
    挟持する一以上の係合保持部をクリツクカム部
    を介して隣接して備えたクリツク部材を、外部
    操作部材又はこれに連動する部材及びカメラケ
    ース又はこれに固定された部材の他方に、前記
    外部操作部材のスライド方向に若干の相対移動
    可能に連結支承し、前記軸部材を隣接する係合
    保持部に移動させるべく前記外部操作部材をス
    ライド移動させる際、前記クリツク部材にその
    相対移動可能な範囲でガタつきが生ずるよう構
    成したこと、を特徴とするカメラに於ける外部
    操作部材のクリツク機構。 (2) 上記軸部材を上記外部操作部材に形成すると
    共に上記クリツク部材をカメラケース又はこれ
    に固定された部材に設け、上記軸部材の内端を
    上記クリツク部材の係合保持部に脱落不能且つ
    上記外部操作部材のスライド移動方向に移動可
    能に係合させて上記外部操作部材を保持するよ
    う構成したこと、を特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第(1)項に記載のクリツク機構。
JP1985132926U 1985-08-30 1985-08-30 Expired - Lifetime JPH052907Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985132926U JPH052907Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985132926U JPH052907Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6241138U JPS6241138U (ja) 1987-03-12
JPH052907Y2 true JPH052907Y2 (ja) 1993-01-25

Family

ID=31032766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985132926U Expired - Lifetime JPH052907Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH052907Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55165316U (ja) * 1979-05-11 1980-11-27
JPS5918506Y2 (ja) * 1979-12-28 1984-05-29 日本ラヂヱ−タ−株式会社 レバ−装置のクリツク機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6241138U (ja) 1987-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06124U (ja) 時計バンドの中留具
JP2551199Y2 (ja) スイッチ装置
JPS60170931U (ja) プッシュ・プッシュスイッチ
JPH052907Y2 (ja)
JPS632752A (ja) 自動車両用外部後写鏡
JPH10172389A (ja) レバースイッチ装置
JPH0755781Y2 (ja) 押釦開閉器
JP2508242B2 (ja) ワゴンの引出し施錠装置
JPH0138832Y2 (ja)
GB2207002A (en) Push-button selective operating mechanism
JP4014251B2 (ja) ドアーラッチの受け金具
JPS5813614Y2 (ja) 押釦式同調器における横動部材のガタ取り装置
JP2566771Y2 (ja) 電子部品用スライダ
JPS6218502Y2 (ja)
JPS5926995Y2 (ja) スイッチ装置
JPS5918457Y2 (ja) 操作表示装置
JP2713047B2 (ja) スイッチ装置
JPH0315876Y2 (ja)
JPS5833632Y2 (ja) 押釦式スイツチ
JPH0125366Y2 (ja)
JPH041404Y2 (ja)
JPH0521794Y2 (ja)
JPH0221297Y2 (ja)
JPS59130121U (ja) 操作部材の節度装置
JP3149973B2 (ja) 回転操作用ノブの組付構造