JPH0221297Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0221297Y2 JPH0221297Y2 JP4841286U JP4841286U JPH0221297Y2 JP H0221297 Y2 JPH0221297 Y2 JP H0221297Y2 JP 4841286 U JP4841286 U JP 4841286U JP 4841286 U JP4841286 U JP 4841286U JP H0221297 Y2 JPH0221297 Y2 JP H0221297Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shift lever
- slide cover
- spacer
- hole
- automatic transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 24
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 6
- 244000145845 chattering Species 0.000 description 2
Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は、自動車等の自動変速機のスライドカ
バー装置に関する。
バー装置に関する。
(従来の技術)
従来、自動変速機のスライドカバー装置におい
ては、たとえば、実開昭59−192432号公報に示さ
れるように、ケースのシフトレバー用開口部にス
ライドカバーを前後方向進退自在に設け、このス
ライドカバーのシフトレバー孔にシフトレバーを
挿通するようにしている。
ては、たとえば、実開昭59−192432号公報に示さ
れるように、ケースのシフトレバー用開口部にス
ライドカバーを前後方向進退自在に設け、このス
ライドカバーのシフトレバー孔にシフトレバーを
挿通するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし、上述のような装置においては、シフト
レバーをその下端の支点部により前後方向に作動
するとき、その傾斜度合によりスライドカバーに
摺接する部分の断面形状、寸法が変動するのに対
し、スライドカバーのシフトレバー孔の形状、寸
法は不変であるため、スライドカバーの曲率半径
がシフトレバーの支点部からスライドカバー面ま
での距離より大きい場合には、シフトレバー孔の
形状をシフトレバーの作動方向、すなわち前後方
向に長い長孔としなければならず、そのためスラ
イドカバーのシフトレバー孔とシフトレバーとの
間に隙間やがたが生じる。そして、このがたによ
りびびり音が発生しやすいとともに、外観上も好
ましくない。
レバーをその下端の支点部により前後方向に作動
するとき、その傾斜度合によりスライドカバーに
摺接する部分の断面形状、寸法が変動するのに対
し、スライドカバーのシフトレバー孔の形状、寸
法は不変であるため、スライドカバーの曲率半径
がシフトレバーの支点部からスライドカバー面ま
での距離より大きい場合には、シフトレバー孔の
形状をシフトレバーの作動方向、すなわち前後方
向に長い長孔としなければならず、そのためスラ
イドカバーのシフトレバー孔とシフトレバーとの
間に隙間やがたが生じる。そして、このがたによ
りびびり音が発生しやすいとともに、外観上も好
ましくない。
本考案は、上述のような問題を解決しようとす
るもので、スライドカバーとシフトレバーとの間
に隙間やがたが生じないようにすることを目的と
するものである。
るもので、スライドカバーとシフトレバーとの間
に隙間やがたが生じないようにすることを目的と
するものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、ケース1のシフトレバー用開口部2
にスライドカバー4を前後方向進退自在に設け、
このスライドカバー4のシフトレバー孔5にスペ
ーサー6を介してシフトレバー8を挿通する自動
変速機のラスイドカバー装置であつて、上記スペ
ーサー6は、上記シフトレバー8の作動方向外側
面の少なくとも外方突出部を曲面状に形成し、こ
のスペーサー6を上記スライドカバー4のシフト
レバー孔5に前後方向回動自在に支持するととも
に、スペーサー6の通孔7に上記シフトレバー8
を摺動自在に嵌挿するものである。
にスライドカバー4を前後方向進退自在に設け、
このスライドカバー4のシフトレバー孔5にスペ
ーサー6を介してシフトレバー8を挿通する自動
変速機のラスイドカバー装置であつて、上記スペ
ーサー6は、上記シフトレバー8の作動方向外側
面の少なくとも外方突出部を曲面状に形成し、こ
のスペーサー6を上記スライドカバー4のシフト
レバー孔5に前後方向回動自在に支持するととも
に、スペーサー6の通孔7に上記シフトレバー8
を摺動自在に嵌挿するものである。
(作用)
本考案は、シフトレバー8の前後方向の作動と
ともに、スペーサー6を介してスライドカバー4
を前後方向に進退し、かつ、シフトレバー8をス
ペーサー6の通孔7で摺動させながらスペーサー
6を回動するものである。
ともに、スペーサー6を介してスライドカバー4
を前後方向に進退し、かつ、シフトレバー8をス
ペーサー6の通孔7で摺動させながらスペーサー
6を回動するものである。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第3図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
1は自動変速機のケースで、このケース1の上
面に前後方向の細長状のシフトレバー用開口部2
が形成されているとともに、このシフトレバー用
開口部2の一側部に沿つて「P」「R」「N」「D」
「2」「1」のポジシヨン記号3が表示されてい
る。
面に前後方向の細長状のシフトレバー用開口部2
が形成されているとともに、このシフトレバー用
開口部2の一側部に沿つて「P」「R」「N」「D」
「2」「1」のポジシヨン記号3が表示されてい
る。
上記シフトレバー用開口部2に上記ケース1の
上面の内側においてスライドカバー4が前後方向
進退自在に支持され、このスライドカバー4の中
間部に、前後面を対向する凹状円弧面としたシフ
トレバー孔5が形成されている。そして、このシ
フトレバー孔5に外側面を円形状としたスペーサ
ー6が前後方向回動自在に嵌合支持され、このス
ペーサー6の中央部に通孔7が形成され、この通
孔7にシフトレバー8が摺動自在に嵌挿される。
上面の内側においてスライドカバー4が前後方向
進退自在に支持され、このスライドカバー4の中
間部に、前後面を対向する凹状円弧面としたシフ
トレバー孔5が形成されている。そして、このシ
フトレバー孔5に外側面を円形状としたスペーサ
ー6が前後方向回動自在に嵌合支持され、このス
ペーサー6の中央部に通孔7が形成され、この通
孔7にシフトレバー8が摺動自在に嵌挿される。
なお、上記ケース1の上面およびスライドカバ
ー4は、図示では平板状であるが、実際は大きな
曲率半径の円弧状に彎曲形成されている。
ー4は、図示では平板状であるが、実際は大きな
曲率半径の円弧状に彎曲形成されている。
そうして、シフトレバー8を前後方向に操作し
てポジシヨンを切換えると、シフトレバー8とと
もにスペーサー6を介してスライドカバー4が前
後方向に進退し、これとともに、スペーサー6は
シフトレバー8の傾動にともなつて通孔7でシフ
トレバー8を摺動させながら回動する。この際、
スライドカバー4のシフトレバー孔5とシフトレ
バー8との間は、シフトレバー8の操作位置に関
係なく常にスペーサー6の凸状曲面によつて埋め
られており、隙間やがたもなく、外観も良好にで
きる。
てポジシヨンを切換えると、シフトレバー8とと
もにスペーサー6を介してスライドカバー4が前
後方向に進退し、これとともに、スペーサー6は
シフトレバー8の傾動にともなつて通孔7でシフ
トレバー8を摺動させながら回動する。この際、
スライドカバー4のシフトレバー孔5とシフトレ
バー8との間は、シフトレバー8の操作位置に関
係なく常にスペーサー6の凸状曲面によつて埋め
られており、隙間やがたもなく、外観も良好にで
きる。
また、第4図に示すように、スペーサー6の上
部にシフトレバー8のノブ9部まで延出した筒部
10を一体に形成し、この筒部10でシフトレバ
ー8のシヤフト部を覆うことにより、シフトレバ
ー8とスペーサー6との一体感をもたせることが
できる。
部にシフトレバー8のノブ9部まで延出した筒部
10を一体に形成し、この筒部10でシフトレバ
ー8のシヤフト部を覆うことにより、シフトレバ
ー8とスペーサー6との一体感をもたせることが
できる。
なお実施にあたつて、スペーサー6は、シフト
レバー8の作動方向外側面の少なくとも外方突出
部を円弧状に形成すれば、内方に隠れる部分は他
の形状でもよい。また、スペーサーは球形のもの
を用いてもよい。
レバー8の作動方向外側面の少なくとも外方突出
部を円弧状に形成すれば、内方に隠れる部分は他
の形状でもよい。また、スペーサーは球形のもの
を用いてもよい。
本考案によれば、シフトレバーの前後方向の作
動とともに、スペーサーを介してスライドカバー
を前後方向に進退し、かつ、シフトレバーをスペ
ーサーの通孔で摺動させながらスペーサーを回動
することにより、スライドカバーのシフトレバー
孔とシフトレバーとの間は、シフトレバーの操作
位置に関係なく常にスペーサー6の凸状曲面によ
つて埋められており、隙間やがたもなく、したが
つて、がたによるびびり音の発生がないととも
に、外観も良好にすることができる。
動とともに、スペーサーを介してスライドカバー
を前後方向に進退し、かつ、シフトレバーをスペ
ーサーの通孔で摺動させながらスペーサーを回動
することにより、スライドカバーのシフトレバー
孔とシフトレバーとの間は、シフトレバーの操作
位置に関係なく常にスペーサー6の凸状曲面によ
つて埋められており、隙間やがたもなく、したが
つて、がたによるびびり音の発生がないととも
に、外観も良好にすることができる。
第1図は本考案の装置の一実施例を示す斜視
図、第2図はその分解斜視図、第3図は作動状態
を示す断面図、第4図は他の実施例を示す断面図
である。 1……ケース、2……シフトレバー用開口部、
4……スライドカバー、5……シフトレバー孔、
6……スペーサー、7……通孔、8……シフトレ
バー。
図、第2図はその分解斜視図、第3図は作動状態
を示す断面図、第4図は他の実施例を示す断面図
である。 1……ケース、2……シフトレバー用開口部、
4……スライドカバー、5……シフトレバー孔、
6……スペーサー、7……通孔、8……シフトレ
バー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ケースのシフトレバー用開口部にスライドカバ
ーを前後方向進退自在に設け、このスライドカバ
ーのシフトレバー孔にスペーサーを介してシフト
レバーを挿通する自動変速機のラスイドカバー装
置であつて、 上記スペーサーは、上記シフトレバーの作動方
向外側面の少なくとも外方突出部を曲面状に形成
し、このスペーサーを上記スライドカバーのシフ
トレバー孔に前後方向回動自在に支持するととも
に、スペーサーの通孔に上記シフトレバーを摺動
自在に嵌挿することを特徴とする自動変速機のス
ライドカバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4841286U JPH0221297Y2 (ja) | 1986-04-01 | 1986-04-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4841286U JPH0221297Y2 (ja) | 1986-04-01 | 1986-04-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62161024U JPS62161024U (ja) | 1987-10-13 |
JPH0221297Y2 true JPH0221297Y2 (ja) | 1990-06-08 |
Family
ID=30869915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4841286U Expired JPH0221297Y2 (ja) | 1986-04-01 | 1986-04-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0221297Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-04-01 JP JP4841286U patent/JPH0221297Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62161024U (ja) | 1987-10-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6243853Y2 (ja) | ||
US4294134A (en) | Actuating handle means | |
JPH06174061A (ja) | 自動変速機用変速操作レバー | |
JPH0221297Y2 (ja) | ||
JPH064129Y2 (ja) | シフトレバー装置 | |
US5669487A (en) | Key top mounting structure for a vehicular switch | |
JP4388342B2 (ja) | 自動変速機のシフトレバー装置 | |
JPH04104025U (ja) | 車両用パワーシートスイツチ | |
JP2580390Y2 (ja) | 釦スイッチ構造 | |
JPS6234324Y2 (ja) | ||
JP2508242B2 (ja) | ワゴンの引出し施錠装置 | |
JPH10106398A (ja) | レバースイッチ装置 | |
JPS6350170Y2 (ja) | ||
JPH0650922Y2 (ja) | スイッチング装置のカバー構造 | |
JPH07301310A (ja) | 自動変速機の操作レバ−装置 | |
JP3249882B2 (ja) | 可倒式シフトレバー装置 | |
US20230409071A1 (en) | Shift device | |
JP4041787B2 (ja) | 車両用自動変速操作装置 | |
JPH0448599Y2 (ja) | ||
JPS6349764Y2 (ja) | ||
JP3612357B2 (ja) | チェンジレバーユニット | |
JPH0389074A (ja) | 自動変速機のシフト装置 | |
JPH045802Y2 (ja) | ||
JPH052907Y2 (ja) | ||
JPS6218502Y2 (ja) |