JPS6234324Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6234324Y2 JPS6234324Y2 JP13825482U JP13825482U JPS6234324Y2 JP S6234324 Y2 JPS6234324 Y2 JP S6234324Y2 JP 13825482 U JP13825482 U JP 13825482U JP 13825482 U JP13825482 U JP 13825482U JP S6234324 Y2 JPS6234324 Y2 JP S6234324Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detent
- shift lever
- knob
- rod
- detent rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 6
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車等の車両に使用される自動変
速機のシフトレバー装置に関するものである。
速機のシフトレバー装置に関するものである。
従来車両用の自動変速機においてはパイプ状の
シフトレバーがその下端において車両ボデーに傾
動可能に支持され、その上端に取りつけたノブに
プツシユボタンが取りつけられ、他方シフトレバ
ー内にはデテントロツドがシフトレバーの軸方向
に移動可能に収容されている。デテントロツドの
下端部にはデテントピンが取りつけられ、このデ
テントピンはデテントロツドに取りつけた附勢手
段（通常は圧縮コイルスプリング）により車両ボ
デーの床面に取りつけたデテントプレートのデテ
ント部に下方から押しつけられている。そしてデ
テントロツドの上端とプツシユボタンの内端とは
接触していてプツシユボタンを押すとデテントロ
ツドはコイルスプリングのばね力に抗して押し下
げられデテントピンはデテント部から完全に離
れ、シフトレバーは完全に傾動自在となつてい
る。すなわちプツシユボタンの操作によりレンジ
Ｎ→Ｒ→Ｐ、レンジＤ→２→Ｌ、レンジＰ→Ｒの
シフト操作が可能となる。然しプツシユボタンを
使用しないで行うレンジＮＤ、レンジＬ→２→
Ｄ、レンジＲ→Ｎのシフト操作ではプツシユボタ
ンが邪魔になつて操作しにくいことがある。又プ
ツシユボタンの存在のためドライバーの手にマツ
チした操作性のよいシフトノブの形状を得ること
も困難でその形状は殆ど一定していた。
シフトレバーがその下端において車両ボデーに傾
動可能に支持され、その上端に取りつけたノブに
プツシユボタンが取りつけられ、他方シフトレバ
ー内にはデテントロツドがシフトレバーの軸方向
に移動可能に収容されている。デテントロツドの
下端部にはデテントピンが取りつけられ、このデ
テントピンはデテントロツドに取りつけた附勢手
段（通常は圧縮コイルスプリング）により車両ボ
デーの床面に取りつけたデテントプレートのデテ
ント部に下方から押しつけられている。そしてデ
テントロツドの上端とプツシユボタンの内端とは
接触していてプツシユボタンを押すとデテントロ
ツドはコイルスプリングのばね力に抗して押し下
げられデテントピンはデテント部から完全に離
れ、シフトレバーは完全に傾動自在となつてい
る。すなわちプツシユボタンの操作によりレンジ
Ｎ→Ｒ→Ｐ、レンジＤ→２→Ｌ、レンジＰ→Ｒの
シフト操作が可能となる。然しプツシユボタンを
使用しないで行うレンジＮＤ、レンジＬ→２→
Ｄ、レンジＲ→Ｎのシフト操作ではプツシユボタ
ンが邪魔になつて操作しにくいことがある。又プ
ツシユボタンの存在のためドライバーの手にマツ
チした操作性のよいシフトノブの形状を得ること
も困難でその形状は殆ど一定していた。
この考案はプツシユボタンが不要で然も上述の
シフト操作が極めて円滑に行うことができ、さら
にドライバーの手にマツチした形状を有する自動
変速機のシフトレバーの提供を目的とする。
シフト操作が極めて円滑に行うことができ、さら
にドライバーの手にマツチした形状を有する自動
変速機のシフトレバーの提供を目的とする。
以下実施例を示す図面に基づきこの考案を説明
する。第１図乃至第３図において円形パイプ状の
シフトレバー１の上端部にはノブ２がその下面３
の一端側において支軸４によりシフトレバー１に
対し右方向（第２図において）にθだけ傾動可能
に取りつけられている。シフトレバー１の下端は
連結棒５の上端にこの両者が同軸になるように取
りつけられ、連結棒５は支軸６により車両の床面
７に傾動可能に取りつけられている。一方シフト
レバー１内にはデテントロツド８がシフトレバー
１の軸方向に移動可能に支持されて挿入されてい
る。このデテントロツド８は図示しない圧縮コイ
ルスプリングにより第２図において常に上方に付
勢され、その上端に取りつけた受圧部材９を介し
てノブ２の下面の他端側（支軸４から離れた側）
３ａに圧接し、ノブ２に支軸４まわりの反時計モ
ーメントを附与している。但しノブ２はこのモー
メントを受けても図示しないストツパ機構により
シフトレバー１とほぼ同軸の状態から左方（第２
図において）には傾動しない。デテントロツド８
の下端にはデテントピン１０が取りつけられ、同
ピンにはシフトレバー１の下部に設けた同レバー
の軸方向の長孔１１を貫通してシフトレバー１外
に突出し、かつ長孔１１に沿つて移動可能であ
る。
する。第１図乃至第３図において円形パイプ状の
シフトレバー１の上端部にはノブ２がその下面３
の一端側において支軸４によりシフトレバー１に
対し右方向（第２図において）にθだけ傾動可能
に取りつけられている。シフトレバー１の下端は
連結棒５の上端にこの両者が同軸になるように取
りつけられ、連結棒５は支軸６により車両の床面
７に傾動可能に取りつけられている。一方シフト
レバー１内にはデテントロツド８がシフトレバー
１の軸方向に移動可能に支持されて挿入されてい
る。このデテントロツド８は図示しない圧縮コイ
ルスプリングにより第２図において常に上方に付
勢され、その上端に取りつけた受圧部材９を介し
てノブ２の下面の他端側（支軸４から離れた側）
３ａに圧接し、ノブ２に支軸４まわりの反時計モ
ーメントを附与している。但しノブ２はこのモー
メントを受けても図示しないストツパ機構により
シフトレバー１とほぼ同軸の状態から左方（第２
図において）には傾動しない。デテントロツド８
の下端にはデテントピン１０が取りつけられ、同
ピンにはシフトレバー１の下部に設けた同レバー
の軸方向の長孔１１を貫通してシフトレバー１外
に突出し、かつ長孔１１に沿つて移動可能であ
る。
車両ボデーの床面７には逆Ｕ字型のデテントプ
レート１２が前記支軸６をまたいで取りつけられ
ている。このデテントプレート１２の上部には開
口部１３が設けられ、その上縁はレンジＰ，Ｒ，
Ｎ，Ｄ，２，Ｌに対応するデテント部１４となつ
ている。
レート１２が前記支軸６をまたいで取りつけられ
ている。このデテントプレート１２の上部には開
口部１３が設けられ、その上縁はレンジＰ，Ｒ，
Ｎ，Ｄ，２，Ｌに対応するデテント部１４となつ
ている。
上記の構成において、シフトレバー１がレンジ
Ｐ，Ｒ，Ｎ，Ｄ，２，Ｌの何れか一つの位置にあ
る時はデテントピン１０はデテントプレート１２
のデテント部１４のレンジＰ，Ｒ，Ｎ，Ｄ，２，
Ｌの何れかに図示しない圧縮コイルスプリングに
より押しつけられている。そしてデテントロツド
の受圧部材９はノブ２の下面３の他端側３ａと当
接し、ノブ２の中心線２ａはシフトレバー１の軸
線１ａとほぼ合致している。この状態ではレンジ
Ｎ→Ｒ→Ｐ、レンジＤ→２→Ｌ、レンジＰ→Ｒの
シフト操作は第３図から容易に分るように不可能
である。ここでノブ２を第２図の二点鎖線のよう
にθの角度だけ右方に傾けるとノブ２の下面３の
他端側３ａはデテントロツド８を下方に図示Ｈだ
け押し下げ、デテントピン１０はデテントプレー
ト１２のデテント部１４から離れて開口部１３の
円弧状の下縁１３ａに当接し、シフトレバー１の
操作に伴い同下縁１３ａに沿つて移動可能とな
る。すなわちレンジＮ→Ｒ→Ｐ、レンジＤ→２→
Ｌ、Ｐ→Ｒのシフト操作が可能となる。なお、レ
ンジＮＤ、レンジＬ→２→Ｄ、レンジＲ→Ｎの
シフト操作はデテントロツド８を押し下げずに、
すなわちノブ２を傾けないで行うことができる。
Ｐ，Ｒ，Ｎ，Ｄ，２，Ｌの何れか一つの位置にあ
る時はデテントピン１０はデテントプレート１２
のデテント部１４のレンジＰ，Ｒ，Ｎ，Ｄ，２，
Ｌの何れかに図示しない圧縮コイルスプリングに
より押しつけられている。そしてデテントロツド
の受圧部材９はノブ２の下面３の他端側３ａと当
接し、ノブ２の中心線２ａはシフトレバー１の軸
線１ａとほぼ合致している。この状態ではレンジ
Ｎ→Ｒ→Ｐ、レンジＤ→２→Ｌ、レンジＰ→Ｒの
シフト操作は第３図から容易に分るように不可能
である。ここでノブ２を第２図の二点鎖線のよう
にθの角度だけ右方に傾けるとノブ２の下面３の
他端側３ａはデテントロツド８を下方に図示Ｈだ
け押し下げ、デテントピン１０はデテントプレー
ト１２のデテント部１４から離れて開口部１３の
円弧状の下縁１３ａに当接し、シフトレバー１の
操作に伴い同下縁１３ａに沿つて移動可能とな
る。すなわちレンジＮ→Ｒ→Ｐ、レンジＤ→２→
Ｌ、Ｐ→Ｒのシフト操作が可能となる。なお、レ
ンジＮＤ、レンジＬ→２→Ｄ、レンジＲ→Ｎの
シフト操作はデテントロツド８を押し下げずに、
すなわちノブ２を傾けないで行うことができる。
この考案は上述のように自動変速機のシフトレ
バーのノブにおいて、従来のプツシユボタンを廃
し、ノブを傾けることによりデテントロツドを押
し下げるようにしたものであるから、シフト操作
時において従来のようにプツシユボタンによる煩
わしさがなくなり、又ノブの形状もドライバーの
手にマツチした操作性のよいものとすることがで
きる。
バーのノブにおいて、従来のプツシユボタンを廃
し、ノブを傾けることによりデテントロツドを押
し下げるようにしたものであるから、シフト操作
時において従来のようにプツシユボタンによる煩
わしさがなくなり、又ノブの形状もドライバーの
手にマツチした操作性のよいものとすることがで
きる。
第１図はこの考案の一実施例のドライバーの手
による操作状態を示す斜視図である。第２図はこ
の考案の要部の正面図を示す。第３図はシフトレ
バーの下端部の側面図を示す。 １……シフトレバー、２……ノブ、３……下
面、８……デテントロツド、１０……デテントピ
ン、１２……デテントプレート、１４……デテン
ト部。
による操作状態を示す斜視図である。第２図はこ
の考案の要部の正面図を示す。第３図はシフトレ
バーの下端部の側面図を示す。 １……シフトレバー、２……ノブ、３……下
面、８……デテントロツド、１０……デテントピ
ン、１２……デテントプレート、１４……デテン
ト部。
Claims (1)
- 上端にノブを有するパイプ状のシフトレバーが
その下端部において車両ボデーに傾動可能に支持
され、シフトレバー内にはその軸方向に移動可能
にデテントロツドが収容され、デテントロツドは
その下端部に取りつけたデテントピンが車両ボデ
ーに取りつけたデテントプレートのデテント部に
常には圧接するよう上方に附勢され、この付勢力
に抗してデテントロツドを押し下げることにより
デテントピンがデテント部から外れてシフトレバ
ーの自由な傾動を許す自動変速機のシフトレバー
装置であつて、前記ノブはその下面の一端側にお
いてシフトレバーに傾動可能に支持され、下面の
他端側においてデテントロツドの上端に当接し、
傾動により他端側においてデテントロツドを押し
下げる機能を有することを特徴とする自動変速機
のシフトレバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13825482U JPS5940917U (ja) | 1982-09-09 | 1982-09-09 | 自動変速機のシフトレバ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13825482U JPS5940917U (ja) | 1982-09-09 | 1982-09-09 | 自動変速機のシフトレバ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5940917U JPS5940917U (ja) | 1984-03-16 |
| JPS6234324Y2 true JPS6234324Y2 (ja) | 1987-09-02 |
Family
ID=30310267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13825482U Granted JPS5940917U (ja) | 1982-09-09 | 1982-09-09 | 自動変速機のシフトレバ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5940917U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0223897Y2 (ja) * | 1985-08-30 | 1990-06-29 | ||
| JP2929604B2 (ja) * | 1989-04-17 | 1999-08-03 | 日産自動車株式会社 | 自動変速機用シフトレバー装置 |
| JP2007084002A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Tsuda Industries Co Ltd | 自動変速機の変速操作装置におけるノブ構造 |
-
1982
- 1982-09-09 JP JP13825482U patent/JPS5940917U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5940917U (ja) | 1984-03-16 |
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