JP2007084002A - 自動変速機の変速操作装置におけるノブ構造 - Google Patents

自動変速機の変速操作装置におけるノブ構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 ノブをコンパクト化することのできる自動変速機の変速操作装置におけるノブ構造を提供する。
【解決手段】 自動変速機の変速操作装置1は、ベース体3と、ベース体3にシフト操作可能に設けられかつ操作端部にノブ10を設けた中空軸状のレバー本体6と、レバー本体6の所定のシフト操作を規制しかつその規制をディテントロッド20の作動により解除することでレバー本体6の他のレンジへのシフト操作を可能とするディテント機構とを備える。ノブ構造は、ノブ10を、レバー本体6の操作端部に設けたノブホルダ25に傾動可能に設ける。ノブ10の傾動によってディテントロッド20を作動する構成とする。ノブ10を原状位置へ復帰するためのリターンスプリング34と、ディテントロッド20を原状位置へ復帰するためのディテントスプリングとを1つのスプリングで兼用する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、主として自動車等の車両に用いられる自動変速機の変速操作装置におけるノブ構造に関する。
自動変速機の変速操作装置におけるノブ構造には、例えば特許文献1に記載されたものがある。特許文献1に記載されたノブ構造について、図5の断面図を参照して述べる。シフトレバー体100は、その主体をなす中空軸状のレバー本体101を備えている。レバー本体101の上端部すなわち操作端部に、ノブ102が設けられている。なお、図示しないが、レバー本体101は、ベース体に対して支持軸を介して回動可能すなわちシフト操作可能に支持されている。
前記ノブ102に形成されたボタン収容孔104内には、ノブボタン105が図15において左方へ押動操作可能に嵌合されている。ノブボタン105には、下方に開口しかつ下向きのカム斜面108を有するカム溝106が形成されている。なお、図示しないが、ノブ102のボタン収容孔104内には、押動されたノブボタン105を原状位置へ付勢させるためのリターンスプリングが組込まれている。
また、レバー本体101の中空部内には、ディテントロッド109が軸方向すなわち上下方向に移動可能に設けられている。ディテントロッド109の上端部に取り付けられたスリーブ110は、ノブボタン105のカム溝106内に配置されかつカム斜面108に摺動可能に当接されている。なお、図示しないが、レバー本体101内には、作動されたディテントロッド109を原状位置へ付勢させるためのディテントスプリングが組込まれている。また、ディテントロッド109には、前記ベース体に設けられたディテント係合部に係脱可能なディテントピンが設けられている。
そして、ディテントロッド109のディテントピンが、ベース体のディテント係合部に係合することによって、シフトレバー体100の所定のシフト操作が規制される。また、ノブ102のノブボタン105を押動操作すると、ノブボタン105のカム溝106のカム斜面108に沿ってスリーブ110が摺動することにより、スリーブ110が押し下げられる。すると、スリーブ110と共にディテントロッド109が作動すなわち押し下げられ、ベース体のディテント係合部に対するディテントピンの係合が解除されることにより、シフトレバー体100の所定のシフト操作が可能となる。
特開平10−76858号公報
前記した従来のノブ構造(図5参照。)では、ノブ102にノブボタン105が移動可能に組込まれている。このため、ノブ102に対するノブボタン105の配置、及び、ディテントロッド109を作動させるために必要なノブボタン105の操作ストロークの確保等の諸条件により、ノブボタン105を含むノブ102のコンパクト化が制約されるという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、ノブをコンパクト化することのできる自動変速機の変速操作装置におけるノブ構造を提供することにある。
前記課題は、特許請求の範囲の欄に記載された構成を要旨とする自動変速機の変速操作装置におけるノブ構造により解決することができる。
すなわち、特許請求の範囲の請求項1にかかる自動変速機の変速操作装置におけるノブ構造によると、ノブの傾動によってディテントロッドを作動させることができる。このため、ディテントロッドを作動させるために従来必要とされたノブボタンを廃止し、ノブをコンパクト化することができる。
また、特許請求の範囲の請求項2にかかる自動変速機の変速操作装置におけるノブ構造によると、ノブを原状位置へ付勢するためのリターンスプリングと、ディテントロッドを原状位置へ付勢するためのディテントスプリングとを1つのスプリングで兼用することにより、リターンスプリング又はディテントスプリングを廃止することができる。
また、特許請求の範囲の請求項3にかかる自動変速機の変速操作装置におけるノブ構造によると、レバー本体に設けられたノブホルダにノブを傾動可能に設ける構成としたことにより、レバー本体の操作端部に対するノブの設置形態の自由度を増大することができる。
また、特許請求の範囲の請求項4にかかる自動変速機の変速操作装置におけるノブ構造によると、ノブとレバー本体との間に設けた摺動接触部がノブの傾動時に相互に摺動接触することにより、ノブが傾動方向に案内されるため、ノブの傾動をスムーズに行なうことができる。また、摺動接触部が常に接触することにより、ノブの原状位置、傾動位置及び傾動中にかかわらず、ノブホルダにノブを安定的に支持することができる。
本発明の自動変速機の変速操作装置におけるノブ構造によれば、ディテントロッドを作動させるために従来必要とされたノブボタンを廃止し、ノブをコンパクト化することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について実施例を参照して説明する。
本発明の一実施例について説明する。図1は自動変速機の変速操作装置を示す側面図、図2は図1のII−II線矢視断面図である。なお、説明の都合上、自動変速機の変速操作装置の前後方向は車両の前後方向に準じ、その左右方向は車両のインストルメントパネルに面する状態での左右方向に準じるものとする。
図1に示すように、自動変速機の変速操作装置1は、ベース体3とシフトレバー体5とを備えている。ベース体3は、図示しない自動変速機を備えた車両のフロアコンソールの内部に配置された固定部材に設置されている。ベース体3は、所定間隔を隔てて一体状に並ぶ左右の両側壁部3aを有している(図2参照。)。
図2に示すように、前記シフトレバー体5は、その主体をなす中空軸状のレバー本体6と、そのレバー本体6の下端部に直交状に固着された円筒状のボス部材7と、レバー本体6の上端部すなわち操作端部に設けられかつ車両を運転する運転者によって操作されるノブ10とを有している。ボス部材7は、ベース体3の両側壁部3aの間に対して、車両左右方向(幅方向)に延びる支持軸12を介して回動可能に支持されている。したがって、ベース体3に対して、シフトレバー体5を支持軸12の軸線12Lの回りに回動することにより、レバー本体6が車両前後方向(図1において左右方向)にシフト操作される。
前記支持軸12上には、前記シフトレバー体5と共に回動されるコントロールレバー14が、シフトレバー体5のボス部材7の右側に並ぶ状態で回動可能に支持されている。コントロールレバー14に設けられかつ支持軸12と平行をなすケーブル連結ピン15には、自動変速機に連繋されるシフトケーブル16が回動可能に連結されている(図1参照。)。したがって、シフトレバー体5のシフト操作にともなうコントロールレバー14の回動により、シフトケーブル16がプッシュプル動作されることによって、自動変速機のシフトレンジが選択的に切換えられる。
図2に示すように、前記レバー本体6には、前記ベース体3の両側壁部3aの間に摺動可能に配置されるガイド部材17が外嵌状態で固着されている。また、前記シフトレバー体5は、前記ノブ10のシフト操作により前記支持軸12の軸線12L回りに回動されることにより、シフトレンジ(シフトポジション、シフト位置ともいう。)が選択的に切換えられるようになっている。本実施例では、「P(パーキング)レンジ」、「R(リバース)レンジ」、「N(ニュートラル)レンジ」、「D(ドライブ)レンジ」、「2(セカンド)レンジ」、「L(ロー)レンジ」の各シフトレンジが、前方から後方へ直列状に並んで設定されている。
前記レバー本体6内には、中実状のディテントロッド20が軸方向すなわち上下方向に移動可能に挿入されている。ディテントロッド20の下部の左右両側面には、レバー本体6の軸線6Lに直交しかつ前記支持軸12の軸線12Lに平行をなす直線21L上に位置するディテントピン21が左右対称状に突出されている。両ディテントピン21は、レバー本体6及びガイド部材17に整合状態で左右対称状に形成された長孔状のピン孔18内にレバー本体6の軸線6Lに沿って移動可能に挿通されている。両ディテントピン21の先端部は、前記ベース体3の両側壁部3aにそれぞれ形成されたディテント係合部23に係合可能に対応している(図1参照。)。
図1に示すように、前記ディテント係合部23は、前記ベース体3の両側壁部3aに形成されたディテント孔22の上側口縁部に対して所定の凹凸形状をもって形成されている。ディテント係合部23は、前記ディテントピン21の所定の移動を規制したり、許容したりする形状の凹部を有している。ディテントピン21がディテント係合部23のいずれか1つの凹部に選択的に係合することにより、シフトレバー体5の所定のシフト操作が規制されるようになっている。なお、ディテントロッド20、両ディテントピン21、及び、両ディテント係合部23等により、本明細書でいう「ディテント機構」が構成されている。
次に、前記シフトレバー体5のノブ10の周辺部における要部構成について詳述する。図3はノブの周辺部を示す側断面図、図4はノブの傾動状態を示す側断面図である。
図3に示すように、前記レバー本体6の上端部すなわち操作端部には、レバー本体6に外嵌されかつそのレバー本体6の外周部を覆うほぼ円筒状のノブホルダ25が設けられている。ノブホルダ25は、樹脂製で、レバー本体6の外観を向上する意匠部材としても機能する。ノブホルダ25の上端部には、前記ディテントロッド20を挿通した状態でレバー本体6の上端面を覆うフランジ部26が形成されている。また、ノブホルダ25の中央部の前側には、案内凸部27が膨出されている。案内凸部27の外側面には、ノブ10の傾動(後述する。)にかかる軸線Lを中心とする凸型円筒状面28が形成されている。また、ノブホルダ25の中央部の後側には、左右一対をなす軸受片29が突出されている。軸受片29の外側面には、ノブ10の傾動(後述する。)にかかる軸線Lを中心とする凸型円筒状面30が形成されている。
前記ディテントロッド20の上端部は、前記レバー本体6の上端部より前記ノブホルダ25のフランジ部26内を貫通した状態で突出されている。ディテントロッド20の上端部には、カムピン31が同一軸線上に設けられているとともに、そのカムピン31の基端部の外周に張り出すフランジ部32が形成されている。カムピン31の先端面は、凸型半球面状に形成されている。また、ディテントロッド20のフランジ部32と、ノブホルダ25のフランジ部26との間には、ディテントロッド20に嵌装されたコイルスプリングからなるリターンスプリング34が介装されている。リターンスプリング34の弾性により、ディテントロッド20が常に上方へ付勢されることにより、ノブ10が原状位置に付勢されている。また、リターンスプリング34は、ディテントロッド20を常に上方へ付勢することにより、前記ディテントピン21をベース体3のディテント係合部23に係合させる原状位置に付勢するための、「ディテントスプリング」を兼用している。
前記ノブ10は、例えば、樹脂製でほぼ球形状に形成されている。ノブ10の下面には、前記ノブホルダ25の上半部を収容する有底筒状の収容凹部36が形成されている。収容凹部36の後側の内壁面には、軸受部37が形成されている。軸受部37は、ノブホルダ25の両軸受片29の間に対して支軸38により回動可能に支持されている。これにより、レバー本体6の操作端部に設けられたノブホルダ25にノブ10が支軸38により傾動可能に支持されている。なお、ノブ10は、ノブホルダ25に対して、支軸38回りの回動可能範囲(回動角度範囲)が所定量に規制されるように設けられているものとする。
前記収容凹部36の天井面には、前上がりで後下がり状をなす傾斜面からなるカム面40が形成されている。カム面40には、前記ディテントロッド20のカムピン31が相対的に摺動接触可能に点接触されている。カム面40は、ノブ10を図3の状態から前方(図3中、矢印Y参照。)へ傾動させることにより、ディテントロッド20のカムピン31に対して相対的に摺動接触しながらそのディテントロッド20を押し下げ可能に設定されている。なお、カム面40とカムピン31とにより、「カム機構」が構成されている。
前記収容凹部36の前側の内壁面には、前記ノブ10の傾動にかかる軸線すなわち支軸38の軸線Lを中心とする凹型円筒状面42が形成されている。凹型円筒状面42は、前記ノブホルダ25の案内凸部27の凸型円筒状面28に対して、ノブ10の傾動により軸線L回りに相互に摺動接触可能に当接されている。なお、凸型円筒状面28と凹型円筒状面42は摺動接触部43を構成している。
また、収容凹部36の後側の内壁面には、支軸38の軸線Lを中心とする凹型円筒状面44が形成されている。凹型円筒状面44は、ノブホルダ25の軸受片29の凸型円筒状面30に対して、ノブ10の傾動により軸線L回りに相互に摺動接触可能に当接されている。なお、凸型円筒状面30と凹型円筒状面44は摺動接触部45を構成している。
上記した自動変速機の変速操作装置のノブ構造において、いま、変速操作装置1のベース体3のディテント係合部23に対するディテントロッド20のディテントピン21の係合により、所定のシフト操作が規制されているものとする(図1〜図3参照。)。この状態から、シフトレバー体5をシフト操作するときは、運転者がノブ10を把持している手(本実施例の場合、左手)で、ノブ10をリターンスプリング34の付勢に抗して前方(図3中、矢印Y参照。)へ押動すると、ノブ10が支軸38の回りに回動して傾動される(図3中、二点鎖線10参照。)。
すると、ノブ10の傾動にともない、ノブ10のカム面40をディテントロッド20のカムピン31が相対的に下る方向に摺動していくことにより、ディテントロッド20がリターンスプリング34の付勢に抗して押し下げられる(図4参照。)。その結果、ベース体3のディテント係合部23に対するディテントピン21の係合が解除されることによって、シフトレバー体5の所定のシフト操作が可能となる。なお、シフトレバー体5のシフト操作による回動力は、コントロールレバー14からシフトケーブル16を通じて自動変速機の変速レバーに伝達される。これにより、自動変速機のシフトレンジが切換えられる。
また、ノブ10の傾動時には、摺動接触部43の凸型円筒状面28と凹型円筒状面42、及び、摺動接触部45の凸型円筒状面30と凹型円筒状面44が、ノブ10の傾動時に相互に摺動接触する。
また、シフトレバー体5のシフト操作後において、ノブ10に対する前方への押動力を解放すると、ディテントロッド20がリターンスプリング34の弾性復元力により押し戻されていくことにより、ベース体3のディテント係合部23にディテント係合部23が係合することにより、シフトレバー体5の所定のシフト操作が規制される。これにともない、ノブ10のカム面40をディテントロッド20のカムピン31が相対的に上る方向に摺動していくことにより、ノブ10が支軸38の回りに前記押動時と逆方向に回動されていき、最終的に原状位置に復帰される(図3参照。)。また、ノブ10の戻り方向の傾動時においても、摺動接触部43の凸型円筒状面28と凹型円筒状面42、及び、摺動接触部45の凸型円筒状面30と凹型円筒状面44が、ノブ10の傾動時に相互に摺動接触する。
上記した自動変速機の変速操作装置のノブ構造によると、ノブ10の傾動によってディテントロッド20を作動させることができる。このため、ディテントロッド20を作動させるために従来必要とされたノブボタン105(図5参照。)を廃止し、ノブ10をコンパクト化することができる。
また、ノブ10を原状位置へ付勢するためのリターンスプリング34が、ディテントロッド20を原状位置へ付勢するためのディテントスプリングを兼用している。すなわち、ノブ10を原状位置へ付勢するためのリターンスプリング34と、ディテントロッド20を原状位置へ付勢するためのディテントスプリングとを1つのスプリング34で兼用することにより、ディテントスプリングを廃止することができる。なお、ディテントロッド20を原状位置へ付勢するためのディテントスプリングが、ノブ10を原状位置へ付勢するためのリターンスプリングを兼用するものとした場合は、リターンスプリングを廃止することができる。
また、レバー本体6に設けられたノブホルダ25にノブ10を傾動可能に設ける構成としたことにより、レバー本体6の操作端部にノブ10を直接的に傾動可能に設ける場合に比べて、レバー本体6の操作端部に対するノブ10の設置形態の自由度を増大することができる。
また、ノブ10とレバー本体6との間に設けた摺動接触部43の凸型円筒状面28と凹型円筒状面42、及び、摺動接触部45の凸型円筒状面30と凹型円筒状面44が、ノブ10の傾動時に相互に摺動接触する。これにより、ノブ10が傾動方向(戻り方向を含む。)に案内されるため、ノブ10の傾動(戻りを含む。)をスムーズに行なうことができる。また、摺動接触部43、45の凸型円筒状面28,30と凹型円筒状面42,44が常に接触することにより、ノブ10の原状位置(図3参照。)、傾動位置(図4参照。)及び傾動中にかかわらず、ノブホルダ25にノブ10を安定的に支持することができる。
本発明は、上記した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明は、フロアコンソールに限らず、インストルメントパネル、ステアリングコラム等に配置される自動変速機の変速操作装置のノブ構造としても適用することができる。また、本発明は、ストレートシフト式に限らず、ストレートシフト式にシーケンシャルシフト式を組合わせた自動変速機の変速操作装置にも適用することができる。また、ノブ10の傾動方向は、前記実施例の前方の他、左方、右方、後方、上方、下方等にように、任意の方向に設定することができる。また、ノブ10は、レバー本体6にノブホルダ25を介することなく直接的に傾動可能に設けることができる。また、ノブホルダ25としては、レバー本体6の露出部分を全体的に覆うカバー部材を流用することができる。また、前記実施例の摺動接触部43,45における凸型円筒状面28,30と凹型円筒状面42,44のいずれか一方の円筒状面は、他方の円筒状面に全面的に面接触する他、部分的に面接触するものでもよいし、あるいは複数点で点接触あるいは線接触するものでもよい。また、前記実施例の摺動接触部43,45の少なくとも一方の摺動接触部は、省略することができる。また、前記実施例では、ベース体3にシフトレバー体5を支持軸12を介してシフト操作可能に支持したが、ベース体3にシフトレバー体5を球継手を介してシフト操作可能に支持することができる。また、ベース体3にシフトレバー体5をシフト操作及びセレクト操作可能に支持する場合には、球継手、カルダン継手等を用いることができる。
本発明の一実施例にかかる自動変速機の変速操作装置を示す側面図である。 図1のII−II線矢視断面図である。 ノブの周辺部を示す側断面図である。 ノブの傾動状態を示す側断面図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
1 変速操作装置
3 ベース体
5 シフトレバー体
6 レバー本体
10 ノブ
20 ディテントロッド
25 ノブホルダ
34 リターンスプリング
43,45 摺動接触部

Claims (4)

  1. ベース体と、
    前記ベース体にシフト操作可能に設けられかつ操作端部にノブを設けた中空軸状のレバー本体と、
    前記レバー本体の所定のシフト操作を規制しかつその規制をディテントロッドの作動により解除することでレバー本体の他のレンジへのシフト操作を可能とするディテント機構と
    を備えた自動変速機の変速操作装置におけるノブ構造であって、
    前記ノブを前記レバー本体の操作端部に傾動可能に設け、前記ノブの傾動によって前記ディテントロッドを作動する構成としたことを特徴とする自動変速機の変速操作装置におけるノブ構造。
  2. 請求項1に記載の自動変速機の変速操作装置におけるノブ構造であって、
    前記ノブを原状位置へ付勢するためのリターンスプリングと、前記ディテントロッドを原状位置へ付勢するためのディテントスプリングとを1つのスプリングで兼用する構成としたことを特徴とする自動変速機の変速操作装置におけるノブ構造。
  3. 請求項1又は2に記載の自動変速機の変速操作装置におけるノブ構造であって、
    前記レバー本体にノブホルダを設け、前記ノブホルダに前記ノブを傾動可能に設ける構成としたことを特徴とする自動変速機の変速操作装置におけるノブ構造。
  4. 請求項3に記載の自動変速機の変速操作装置におけるノブ構造であって、
    前記ノブと前記ノブホルダとの間に、ノブの傾動時に相互に摺動接触可能な摺動接触部を設けたことを特徴とする自動変速機の変速操作装置におけるノブ構造。

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