JP4313642B2 - シフトレバー装置及びシフトレバー装置の取り付け構造 - Google Patents

シフトレバー装置及びシフトレバー装置の取り付け構造 Download PDF

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    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H2059/026Details or special features of the selector casing or lever support
    • F16H2059/0269Ball joints or spherical bearings for supporting the lever

Description

本発明は、自動車等に搭載された自動変速機をリモートコントロールするためのシフトレバー装置に関する。
周知のとおり、自動変速機が搭載された自動車には、運転者がPレンジ(パーキングレンジ)やRレンジ(リバースレンジ)、Nレンジ(ニュートラルレンジ)、Dレンジ(ドライブレンジ)、Lレンジ(ローレンジ)等の変速レンジの選択操作を行うためのシフトレバー装置が取り付けられている。このようなシフトレバー装置としては、シフトレバーと、プッシュプルケーブルやロッド等のコントロール索と、このコントロール索を押し引きするプッシュプル機構と、シフトレバーを揺動自在に支持するとともに、シフトレバー装置をフロアパネルやダッシュパネル等の車体構造部材に取り付けるためのハウジングとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このシフトレバー装置は、例えば、図10(a)に示すように、プッシュプル機構101がシフトレバー102に連結されており、プッシュプル機構101がシフトレバー102の揺動に応じてコントロール索103を押し引きするように構成されている。そして、コントロール索103は、プッシュプル機構101から延びる先端で図示しない自動変速機と接続されている。
このようなシフトレバー装置では、運転者がシフトレバー102を揺動させることによって、シフトレバー102をPレンジ(パーキングレンジ)やRレンジ(リバースレンジ)、Nレンジ(ニュートラルレンジ)、Dレンジ(ドライブレンジ)及びLレンジ(ローレンジ)のいずれかに対応する所望の変速レンジにシフトすると、コントロール索103がプッシュプル機構101によって押され、あるいは引かれて、自動変速機が所望の変速レンジに切り替わるようになっている。
特開平7−280072号公報(段落0041〜段落0119及び図3参照)
ところで、このようなシフトレバー装置が組み立てられる際には、図10(b)に示すように、シフトレバー102やプッシュプル機構101を構成する部材が、ハウジング104内に所定の順番で組み付けられていく。その一方で、ハウジング104は、シフトレバー装置のコンパクト化を図るためにハウジング104内の容積ができる限り小さくなるように設計されている。特に、運転席と助手席との間のサイドウォークスルーを容易にするために、その取り付け位置をセンターコンソールからインストルメントパネルに変更したシフトレバー装置では、取り付け可能領域が制限されることからハウジング104内の容積がさらに小さくなるように設計されなければならない。
しかしながら、ハウジング104内に前記したシフトレバー102等の部材を組み付ける構造のシフトレバー装置では、シフトレバー102等の組み付け作業の困難性を考慮すると、ハウジング104内のスペースの狭小化にも限界がある。また、内部のスペースを狭小化したハウジング104にシフトレバー102等を組み付けようとすると、作業効率が低下するためにシフトレバー装置の生産性が低下するという問題も生じる。
そこで、本発明は、組み立てる際の作業性が良好であることから、生産性に優れるとともに、コンパクト化を図ることができるシフトレバー装置、及びこのシフトレバー装置の取り付け構造を提供することを目的とする。
本発明者は、シフトレバー装置からハウジングを取り除くとともに、前記したシフトレバー等を一対の部材で挟み込むことによって、これら部材間にシフトレバー等を配設すれば前記課題が解決されるとの知見に基づいて本発明に到達した。
すなわち、前記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、自動変速機に設定された変速レンジを選択する前後左右に揺動可能なシフトレバーと、当該シフトレバーのシフトに応じて前記自動変速機に接続されたコントロール索を押し引きするプッシュプル機構とを備えるシフトレバー装置において、前記シフトレバーが組み付けられる第1ブラケットと、前記シフトレバーが揺動可能となるように当該シフトレバーを前記第1ブラケットとの間で挟み込むことによって支持する第2ブラケットとを備えるとともに、前記プッシュプル機構が前記シフトレバーと連動するように前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットの間に配設されているものであって、前記シフトレバーに設けられたピボットボールと、前記ピボットボールを支承する球面軸受とこの球面軸受の裏側に基軸部とが形成されるレバーホルダと、前記第1ブラケットに設けられて前記レバーホルダの前記基軸部と嵌合する軸支部と、前記レバーホルダに設けられ、前記シフトレバーに設けられた係止ピンが係脱可能に挿入される係止孔と、を備え、前記プッシュプル機構に含まれる前記レバーホルダは前記係止ピンが前記係止孔に挿入されていることにより前記シフトレバーとともに前後方向に揺動し、前記シフトレバーが左右方向に揺動する場合は前記係止ピンが前記係止孔から離脱することで前記シフトレバーのみが揺動することを特徴とする。
このシフトレバー装置では、シフトレバーが第1ブラケットと第2ブラケットとに挟み込まれることによって、第1ブラケット及び第2ブラケットの間で揺動自在に配置されている。また、このシフトレバー装置では、プッシュプル機構がシフトレバーと連動するように第1ブラケット及び第2ブラケットの間に配設されている。したがって、このシフトレバー装置では、第1ブラケット上にシフトレバーやプッシュプル機構が積み重ねられるようにして組み付けられてゆき、そして、シフトレバーやプッシュプル機構を第1ブラケットと第2ブラケットで挟み込むことによってこの装置の組み立て工程が終了する。つまり、このシフトレバー装置によれば、従来のシフトレバー装置のように、ハウジング内の限られたスペースに工具や手指を差し入れてシフトレバー等の部材を取り付ける必要もないので、組み立ての作業効率が向上する。
また、このようなシフトレバー装置によれば、次のようなシフトレバー装置の取り付け構造が提供される。
すなわち、請求項2に記載のシフトレバー装置の取り付け構造は、請求項1に記載のシフトレバー装置が、前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットに挿通されるボルトで車体側に取り付けられていることを特徴とする。
このシフトレバー装置の取り付け構造では、シフトレバー装置を車体側に取り付けるボルトは、第1ブラケット及び第2ブラケットに挿通されている。つまり、このシフトレバー装置の取り付け構造では、シフトレバーやプッシュプル機構を挟み込む第1ブラケット及び第2ブラケットを相互に固定するボルトと、シフトレバー装置を車体側に取り付けるボルトとを共用化することができる。したがって、このシフトレバー装置の取り付け構造によれば、シフトレバー装置を組み立てて、このシフトレバー装置を車体側へ取り付ける際の工数(組み付け工数)を削減することができるとともに、前記したようにボルトを共用化することができるので部品点数を削減することができる。
また、このシフトレバー装置の取り付け構造では、シフトレバー装置が、第1ブラケット及び第2ブラケットに挿通されるボルトで車体側に取り付けられるので、例えば、シフトレバー装置を車体側に取り付けるためのフランジ部をシフトレバー装置に設けることを要しない。
本発明のシフトレバー装置によれば、組み立ての作業効率が向上するので、その生産性を高めることができる。
また、このシフトレバー装置によれば、シフトレバーやプッシュプル機構が、第1ブラケットと第2ブラケットとで挟み込まれており、従来のシフトレバー装置のように、ハウジングを有していないので、シフトレバー装置のコンパクト化を図ることができる。
本発明のシフトレバー装置の取り付け構造によれば、シフトレバー装置を組み立てて、このシフトレバー装置を車体側へ取り付ける際の工数を削減することができるとともに、部品点数を削減することができる。
また、このシフトレバー装置の取り付け構造によれば、フランジ部による張り出しが形成されることが避けられるので、シフトレバー装置の幅狭化を図ることができる。
以下、本発明を自動車のシフトレバー装置に適用した一実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は実施の形態に係るシフトレバー装置が組み付けられた自動車の室内を示す斜視図、図2は、シフトレバー装置の外観図、図3は、シフトレバー装置を構成するシフトレバー装置本体の斜視図、図4は、図3のシフトレバー装置本体の分解斜視図、図5(a)及び図5(b)は、シフトレバー装置本体を図3のA方向から見た場合の断面図、図6は、シフトレバー装置本体からリテイニングブラケットを取り外した際の様子を図5(a)のB方向から見た場合の側面図、図7は、図5(a)におけるシフトレバーの断面を示す図、図8は、シフトレバー装置を構成するディテントガイド部材の斜視図、図9は、シフトレバー装置を構成するロックプレートの平面図である。
図1に示すように、本実施の形態のシフトレバー装置1は、インストルメントパネル61の中央下部にシフトレバー3が設置された、いわゆるインパネシフトの形態が採られている。そのため、運転席62と助手席63との間のサイドウォークスルーが容易になっている。
シフトレバー装置1は、図2に示すように、エスカッションカバー11と後記するシフトレバー装置本体1aとで構成されている。
エスカッションカバー11は、シフトレバー装置本体1aの上部に配置されており、インストルメントパネル61に嵌め込まれている。このエスカッションカバー11には、開口部11aが形成されており、この開口部11aからシフトレバー3が車室側に突出している。そして、このシフトレバー3の先端には、操作用のシフトノブ32が固設されている。開口部11aは平面視して車両の前後方向に長手となる略矩形状の孔として形成されており、この開口部11aには、その裏面側から閉塞するレバーカバー13が遊嵌されている。
エスカッションカバー11には、オートマチックモードの変速レンジとしてのPレンジ(パーキングレンジ)やRレンジ(リバースレンジ)、Nレンジ(ニュートラルレンジ)、Dレンジ(ドライブレンジ)、Lレンジ(ローレンジ)であることを示す「P」、「R」、「N」、「D」、「L」の指示マークが付されている。また、本実施の形態のシフトレバー装置1は、運転者が自分の意思で特定の速度段を選択できるマニュアルモードに対応した装置となっており、エスカッションカバー11には、このマニュアルモードを示す「M」の指示マークや、シフトレバー3を前後に傾動させることでそれぞれ高い速度段、低い速度段であることを示す「+」及び「−」の指示マークが付されている。
シフトレバー装置本体1aは、図2に示すように、インストルメントパネル61の下方に配置された車体側のフレーム61aに取り付けられている。このシフトレバー装置本体1aは、図3を併せて参照すると明らかなように、後記するリテイニングブラケット22(カバープレート23)側から後記するベースブラケット21側に向けて挿通されたボルトBb,Bcと、これらボルトBb,Bcに螺合するナットNb,Nc(図2参照)とによってフレーム61aに取り付けられている。
図4に示すように、シフトレバー装置本体1aは、シフトレバー3と、自動変速機(図示せず)にその一端が連結されたプッシュプルケーブル71を押し引きするプッシュプル機構4と、これらシフトレバー3及びプッシュプル機構4を挟み込むアルミ合金鋳造品のベースブラケット21及び合成樹脂射出成形品のリテイニングブラケット22とを備えている。なお、ベースブラケット21は、特許請求の範囲にいう「第1ブラケット」に相当し、リテイニングブラケット22は、特許請求の範囲にいう「第2ブラケット」に相当し、プッシュプルケーブル71は、特許請求の範囲にいう「コントロール索」に相当する。
シフトレバー3は、上端にシフトノブ32が取り付けられるアッパシャフト36と、アッパシャフト36の下端に形成される球体形状のピボットボール38と、ピボットボール38から下方に向けて延設されるロアシャフト35とを備えている。また、ロアシャフト35は、アッパシャフト36の軸方向に対して90度以上の交差角度θ(図5(a)参照)を有する方向に向けて延設されている。
シフトレバー3は、レバーホルダ41やロックプレート26を介在させたベースブラケット21と、リテイニングブラケット22とによって左右から挟持されている。リテイニングブラケット22の外側には、さらにカバープレート23が配設されている。そして、リテイニングブラケット22に形成された取り付け孔22aには、ベースブラケット21に形成された筒状の取り付け座21aが嵌入されるようになっている。また、リテイニングブラケット22の背面には、カバープレート23があてがわれるとともに、ベースブラケット21、リテイニングブラケット22及びカバープレート23は、3本のボルトBa、Bb、Bc及びナットNa、Nb、Ncにより互いに締結固定されて一体となっている。なお、ボルトBaは、後記する駆動レバー42の軸支部42aを貫いている。そして、ボルトBb,Bcは、前記したように、ここでは図示しないフレーム61a(図2参照)にさらに挿通されるとともに、ナットNb,Ncによってこのシフトレバー装置本体1aをフレーム61aに取り付けている。
図5(a)及び図5(b)に示すように、シフトレバー3のピボットボール38の球面部は、左右方向に対向して位置する第1球面軸受51及び第2球面軸受52によって支承されている。また、図4を併せて参照すると明らかなように、第1球面軸受51は、リテイニングブラケット22側に形成されており、第2球面軸受52は、レバーホルダ41側に形成されている。ピボットボール38の左右には、ピボットボール38から互いに同一軸上で延びるピボットピン53及びピボットピン54が突設されている。このピボットピン53は、リテイニングブラケット22に嵌入されるピボット用ブロック25に形成されたピボット孔55に係合している。また、ピボットピン54は、レバーホルダ41に形成されたピボット孔56に係合している。
図5(a)、図5(b)及び図6に示すように、ピボット孔55、56は、ともに長孔として形成され、ピボットピン53、54が孔内をスライドすることができるようになっている。以上のように、ピボットボール38が第1球面軸受51及び第2球面軸受52によって支承されるとともに、ピボットピン53、54がピボット孔55、56に係合することにより、シフトレバー3がピボットピン53、54周りに回動可能となり、且つ後記するようにドライブレンジの位置において左右方向に傾動可能となっている。
次に、プッシュプル機構4について説明する。図4に示すように、プッシュプル機構4は、自動変速機(図示せず)にその一端が接続されたプッシュプルケーブル71を押し引きするものである。このプッシュプル機構4は、レバーホルダ41と、駆動レバー42と、レバーホルダ41及び駆動レバー42を連結する連結ロッド43とで構成されている。そして、プッシュプルケーブル71の他端は、駆動レバー42にケーブル連結金具44で連結されている。
レバーホルダ41は、図4に示すように、主にシフトレバー3のピボットボール38を支承する第2球面軸受52と、ロアシャフト35の略半周面側を受け入れる半筒形状のシャフト覆い部41aとで構成されている。第2球面軸受52の裏側には、筒状の基軸部52aが形成されており、この基軸部52aは、ベースブラケット21に形成された凹状の軸支部21cに嵌合するようになっている。
シャフト覆い部41aの末端近傍には、ロアシャフト35の係止ピン37が係脱自在に挿入される係止孔45が形成されている。また、シャフト覆い部41aの末端近傍には、連結ロッド43の一端側が回動自在に軸支されている。連結ロッド43の他端側は駆動レバー42に回動自在に軸支されている。この駆動レバー42は、図6を併せて参照すると明らかなように、前記した軸支部42aを貫くボルトBa周りに回動する部材である。
このようなプッシュプル機構4では、図6に示すように、シフトレバー3をエスカッションカバー11(図2参照)に付された「P」、「R」、「N」、「D」及び「L」の指示マークにしたがって揺動させた際に、シフトレバー3(レバーホルダ41)及び連結ロッド43とともにリンクを構成する駆動レバー42が、軸支部42a周りに回動するようになっている。そして、駆動レバー42がボルトBa周りに回動することによって、ケーブル連結金具44で駆動レバー42に連結されたプッシュプルケーブル71は、押し引きされるようになっている。
本実施の形態におけるシフトレバー装置本体1aは、ディテント機構と、ロック機構とをさらに備えている。
ディテント機構は、パーキングレンジやリバースレンジ、ニュートラルレンジ、ドライブレンジ、ローレンジのポジションでシフトレバー3(図2参照)を位置決めするものである。このディテント機構は、図7に示すように、シフトレバー3のロアシャフト35の下端の内部に配設されて、ロアシャフト35の軸方向に沿ってロアシャフト35の下端から常に突出するようにバネ34aで付勢されたディテントプランジャ34と、このディテントプランジャ34を所定の経路に沿って案内し、そして、所定のポジションに位置決めをするディテントガイド部材27とで構成されている。本実施の形態では、ディテントガイド部材27は、図4に示すように、ベースブラケット21に固着されている。
ディテントガイド部材27は、図5(a)に示すように、ピボットピン53及びピボットピン54の軸周りに回動することとなるディテントプランジャ34の先端の移動軌跡に対応した曲面Sを有した部材からなる。この曲面Sは、オートマチックモードであるときにディテントプランジャ34を案内する部位となる。
図8に示すように、ディテントガイド部材27の曲面Sには、局部的に、且つ曲面Sに対して滑らかに連なる凹溝28a、凹溝28b、凹溝28c、凹溝28d及び凹溝28eが形成されており、ロアシャフト35の下端から突出するように付勢されたディテントプランジャ34がこれら凹溝28a、凹溝28b、凹溝28c、凹溝28d及び凹溝28eのそれぞれに嵌り込むことによって、ディテントプランジャ34の位置決め、つまりシフトレバー3の各変速レンジでの位置決めがなされる。なお、凹溝28aは、パーキングレンジのシフトポジションに対応し、凹溝28bは、リバースレンジのシフトポジションに対応し、凹溝28cは、ニュートラルレンジのシフトポジションに対応し、凹溝28dは、ドライブレンジのシフトポジションに対応し、凹溝28eは、ローレンジのシフトポジションに対応している。
また、ディテントガイド部材27には、マニュアル用ディテント面29が形成されている。マニュアル用ディテント面29は、凹溝28a、凹溝28b、凹溝28c、凹溝28d及び凹溝28eが並ぶ方向に沿うように形成された凹状の溝であり、前記したように曲面Sがディテントプランジャ34の移動軌跡に対応して延設された曲面であるのに対し、マニュアル用ディテント面29は、側面視して広角な略V字形状をなす溝として形成されている。このマニュアル用ディテント面29と曲面Sとは、互いを隔てる隔壁30の上面に局部的に形成された凹状の移行路31によって連通している。移行路31は、ディテントプランジャ34がドライブレンジ用の凹溝28dに位置したときにのみマニュアル用ディテント面29側に移行できるように、ドライブレンジ用の凹溝28dに臨んで形成されている。
したがって、運転者が、オートマチックモードのドライブレンジの状態、例えば、図5(a)の状態からシフトレバー3を図5(a)の紙面右側に向かって傾動させると、ディテントプランジャ34は、ロアシャフト35の下端から突出させる付勢力に抗してロアシャフト35の内部に縮退しつつ移行路31(図8参照)を乗り上げていき、図5(b)に示すように、ディテントプランジャ34がマニュアル用ディテント面29側に位置することでマニュアルモードに移行する。この状態で運転者がシフトレバー3を前後に傾動させることで所望の速度段で車両を走行させることができる。なお、シフトレバー3の前後の傾動で速度段を設定する構造は、公知の構造でよく、この構造としては、例えば、シフトレバー3が傾動した際に、シフトレバー3と当接するスイッチ(図示せず)がオン・オフされることによって速度段が設定される構造が挙げられる。
なお、図8において、マニュアル用ディテント面29は前記したように側面視して広角な略V字形状をなす溝として形成されているので、運転者がシフトレバー3を離したときには、ディテントプランジャ34を突出させるように働くバネ34a(図7参照)の付勢力によって、ディテントプランジャ34がV字形状の底部32まで自動的に戻るように、つまりシフトレバー3がマニュアルモード時のニュートラル位置(図2中、M印の位置)に自動的に戻る構成となっている。
次に、ロック機構について説明する。ロック機構は、シフトレバー3を、パーキングレンジの位置でロックするものである。このロック機構は、図4に示すように、シフトレバー3に配設されたロックピン35aと、ベースブラケット21にネジ26aで固定されるロックプレート26とで構成されている。
ロックピン35aは、図7に示すように、胴部Dとこの胴部Dから左右両方向に延びるピン部Eとで構成されている。このロックピン35aは、ロアシャフト35の中空部に配置されており、そのピン部Eは、シフトレバー3の中空部に連通するようにシフトレバー3に穿たれたスリット35bから突出している。このスリット35bは、ロアシャフト35の軸方向に沿って延びるように形成されている。また、このロックピン35aは、ロックピン35aの下部であってロアシャフト35の中空部に配置されたバネ35cで上方に向けて付勢されている。このロックピン35aの胴部Dの上側には、アッパシャフト36の中空部に配置された棒状の押圧部材36aの下端が突き当たっている。この押圧部材36aは、アッパシャフト36の中空部に配置されたバネ36bによって下方に付勢されている。また、押圧部材36aの上端には傾斜面36cが形成されており、この傾斜面36cは、シフトノブ32に遊嵌されたスイッチボタン33の傾斜面33aに接面している。
このようなロックピン35aは、スイッチボタン33が押されると、押圧部材36aが下方に向けて移動することによって押し下げられるようになっている。そして、ロックピン35aのピン部Eは、スリット35b内を下方に向けてスライドするようになっている。また、スイッチボタン33が解放されると、ロックピン35aのピン部Eは、バネ35cの復元力によってスリット35b内を上方に向けてスライドするようになっている。
ロックプレート26は、図9に示すように、ロックピン35a(図7参照)の片方のピン部Eが係合する係合溝70が形成されている。この係合溝70は、シフトレバー3(図5参照)が各変速レンジの位置に合うようにピボットピン53及びピボットピン54周りに回動し、それに伴いロックピン35aのピン部Eが移動した場合であっても、ピン部Eが常に係合溝70内に位置するように比較的大きめの溝として形成されている。そして、係合溝70の上縁にはストッパ部70bが突設されており、このストッパ部70bを境として、狭隘なパーキングレンジ用溝部71と、幅広のパーキングレンジ以外のレンジ用溝部72とが形成されている。
また、ロックピン35a(図7参照)のピン部Eが、パーキングレンジ以外のレンジ用溝部72に嵌り込んでいる場合には、シフトレバー3をパーキングレンジ以外のいかなるレンジに位置させても、ピン部Eがパーキングレンジ以外のレンジ用溝部72を自由に行き来できる。つまり、このロック機構では、運転者がスイッチボタン33を押すことなくシフトレバー3を傾動させることができるようになっている。
そして、ロックピン35aのピン部Eが、パーキングレンジ用溝部71に嵌り込んでいる場合には、ピン部Eが下方に移動しない限り、つまり、運転者が前記したようにスイッチボタン33を押さない限り、シフトレバー3はロックして回動しないようになっている。
次に、本実施の形態に係るシフトレバー装置の動作について説明する。
自動車で走行する場合、運転者は、図1に示すように、運転席62に乗り込んでシフトレバー3でパーキングレンジが選択されていることを確認してエンジン(図示せず)を始動する。このとき、シフトレバー装置1では、図9に示すように、ロックピン35a(図7参照)のピン部Eがパーキングレンジ用溝部71に嵌り込んでいるため、シフトレバー3はロックされている。次に、運転者がブレーキ(図示せず)を踏みながら、シフトレバー3のスイッチボタン33(図7参照)を押し込むと、前記したようにロックピン35aのピン部Eが押し下げられることによって、ストッパ部70bをピン部Eは跨ぐことができるようになる。そして、運転者がシフトレバー3をパーキングレンジから例えばドライブレンジに切り替えるように、シフトレバー3を回動させると、ピン部Eは、パーキングレンジ以外のレンジ用溝部72に嵌り込む。その結果、シフトレバー3のロックは解除されて、シフトレバー3の傾動操作が可能となる。
そして、シフトレバー3を操作することによって、シフトレバー3をシャフト覆い部41a(図4参照)に受け入れてシフトレバー3と一体となったレバーホルダ41が、図6に示すように、ピボットピン53及びピボットピン54周りに図6の紙面に対して時計回りで回動すると、連結ロッド43を介してレバーホルダ41と連結された駆動レバー42も図6の紙面に対して時計回りで回動する。そして、シフトレバー3がドライブレンジのポジション(図2中、D印の位置)まで回動すると、駆動レバー42にケーブル連結金具44で連結されたプッシュプルケーブル71は引っ張られて、自動変速機(図示せず)はドライブレンジに切り替わる。
この際、図8に示すように、シフトレバー3のディテントプランジャ34がディテントガイド部材27の凹溝28a、28b、28c、28d、28eに嵌り込むため、運転者は、変速レンジごとに節度感を感じることができる。つまり、運転者は、シフトレバー3を所望の変速レンジのポジションに的確にシフトさせて位置決めすることができる。
次に、本実施の形態に係るシフトレバー装置1の組み立て方法について説明する。図4に示すように、まず、ベースブラケット21の所定の位置にディテントガイド部材27及びロックプレート26が固定される。次いで、ベースブラケット21には、レバーホルダ41と先組みしたシフトレバー3が組み付けられる。つまり、レバーホルダ41の基軸部52aがベースブラケット21の軸支部21cに嵌合するようにレバーホルダ41がベースブラケット21に組み付けられる。このとき、ピボットピン54はピボット孔56に挿入されるとともに、係止ピン37は係止孔45に挿入される。また、ロックピン35aのピン部E(図7参照)は、ロックプレート26の係合溝70(図9参照)に挿入される。
次に、シフトレバー3をベースブラケット21との間で挟み込むようにリテイニングブラケット22をベースブラケット21に重ね合わせるとともに、リテイニングブラケット22には、ピボット用ブロック25が取り付けられる。このとき、リテイニングブラケット22の取り付け孔22aには、ベースブラケット21の取り付け座21aが嵌入される。そして、ピボット用ブロック25のピボット孔55には、シフトレバー3のピボットピン53が挿入される。
次に、リテイニングブラケット22の背面には、カバープレート23が重ね合わせられる。そして、ベースブラケット21、リテイニングブラケット22及びカバープレート23が、ボルトBa及びナットNaによって一体になるように固定されて、このシフトレバー装置本体1aは仮組みされる。このとき、ボルトBaは、ベースブラケット21及びリテイニングブラケット22の間に配置されている駆動レバー42の軸支部42aに挿通される。
このように仮組みされたシフトレバー装置本体1aには、ボルトBb及びボルトBcが挿通されるとともに、挿通されたボルトBb及びボルトBcは、フレーム61a(図2及び図3参照)に穿設された図示しないボルト孔に挿通される。そして、このボルトBb及びボルトBcには、ナットNb及びナットNcがそれぞれ締め付けられることによって、シフトレバー装置本体1aは、フレーム61aに取り付けられる。
そして、このシフトレバー装置本体1aにエスカッションカバー11が組み付けられるとともに、このエスカッションカバー11がインストルメントパネル61(図1参照)に嵌め込まれることによって、本実施の形態に係るシフトレバー装置1の組み立ては完了する。
このようなシフトレバー装置本体1a(シフトレバー装置1)は、ベースブラケット21上にシフトレバー3やプッシュプル機構4が積み重ねられるようにして組み付けられてゆき、次いで、ベースブラケット21上にシフトレバー3やプッシュプル機構4を介してリテイニングブラケット22やカバープレート23が重ねられて組み立てられる。つまり、このシフトレバー装置1によれば、従来のシフトレバー装置のように、ハウジング内の限られたスペースに工具や手指を差し入れてシフトレバー等の部材を取り付ける必要もないので、組み立ての作業効率が向上する。
また、このシフトレバー装置1によれば、シフトレバー3やプッシュプル機構4が、ベースブラケット21とリテイニングブラケット22とで挟み込まれており、従来のシフトレバー装置のように、ハウジングを有していないので、シフトレバー装置1のコンパクト化を図ることができる。
また、このシフトレバー装置1によれば、ベースブラケット21と、リテイニングブラケット22とを別の材料で形成することができるので、それぞれの材料の特性に合わせた機能をベースブラケット21及びリテイニングブラケット22のそれぞれに持たせることができる。つまり、ベースブラケット21及びリテイニングブラケット22のそれぞれは、要求される精度や強度(剛性)に応じて材料を選択することができる。
また、このシフトレバー装置1では、例えば、リテイニングブラケット22にスイッチ類やその他の電子部品等を先組みすることができるので、車体組み立てのメイン工程での細かい組み付け作業が簡略化されて、車体組み立ての作業効率が向上する。
また、このようなシフトレバー装置1(シフトレバー装置本体1a)のフレーム61a(車体側)への取り付け構造では、シフトレバー装置1(シフトレバー装置本体1a)をフレーム61aに取り付けるボルトBb及びボルトBcは、ベースブラケット21及びリテイニングブラケット22(カバープレート23)に挿通されている。つまり、このシフトレバー装置1(シフトレバー装置本体1a)の取り付け構造では、シフトレバー3やプッシュプル機構4を挟み込むベースブラケット21及びリテイニングブラケット22(カバープレート23)を相互に固定するボルトBb,Bcと、シフトレバー装置1(シフトレバー装置本体1a)をフレーム61aに取り付けるボルトBb,Bcとを共用化することができる。したがって、このシフトレバー装置1(シフトレバー装置本体1a)の取り付け構造によれば、シフトレバー装置1(シフトレバー装置本体1a)を組み立てて、このシフトレバー装置1(シフトレバー装置本体1a)をフレーム61aへ取り付ける際の工数(組み付け工数)を削減することができるとともに、前記したようにボルトBb,Bcを共用化することができるので部品点数を削減することができる。
また、このシフトレバー装置1(シフトレバー装置本体1a)の取り付け構造では、シフトレバー装置1が、ベースブラケット21及びリテイニングブラケット22(カバープレート23)に挿通されるボルトBb,Bcでフレーム61aに取り付けられるので、例えば、このシフトレバー装置1(シフトレバー装置本体1a)を車体側に取り付けるためのフランジ部をシフトレバー装置1(シフトレバー装置本体1a)に設けることを要しない。
以上で本実施の形態の説明を終えるが、本発明の態様はこの実施の形態に限られるものではない。例えば、前記実施の形態では、シフトレバー装置本体1aの仮組みにボルトBaを使用し、そして、フレーム61aへのシフトレバー装置本体1aの取り付けには、ボルトBb,Bcが使用されているが、本発明の取り付け構造はこれに限定されるものではなく、使用されるボルトBa,Bb,Bcのうち、少なくとも1本は、仮組みに使用しないでおくとともに、その他のボルトは仮組みに使用し、そして、仮組みに使用しなかったボルトでシフトレバー装置本体1aをフレーム61aに取り付けるようにするものであればよい。
また、前記実施の形態は、本発明を自動車用のワイヤ駆動のリモートコントロール式シフトレバー装置に適用したものであるが、ロッド駆動のリモートコントロール式シフトレバー装置に適用してもよいし、直動式のシフトレバー装置に適用してもよい。また、本発明を、小型船舶用等のシフトレバー装置に適用してもよい。更に、構成部品の素材や形状を始め、具体的な構造等についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
実施の形態に係るシフトレバー装置が組み付けられた自動車の室内を示す斜視図である。 シフトレバー装置の外観図である。 シフトレバー装置を構成するシフトレバー装置本体の斜視図である。 図3のシフトレバー装置本体の分解斜視図である。 (a)及び(b)は、図2におけるA方向から見た場合のシフトレバー装置本体の断面説明図であり、(a)は、シフトレバーを左側に傾動させてオートマチックモードとした状態を示す図、(b)は、シフトレバーを右側に傾動させてマニュアルモードとした状態を示す図である。 図5(a)におけるB矢視図である。 図5(a)におけるシフトレバーの断面を示す図である。 シフトレバー装置を構成するディテントガイド部材の斜視図である。 シフトレバー装置を構成するロックプレートの平面図である。 (a)は、従来のシフトレバー装置の斜視図、(b)は、従来のシフトレバー装置の分解斜視図である。
符号の説明
1 シフトレバー装置
3 シフトレバー
4 プッシュプル機構
21 ベースブラケット(第1ブラケット)
22 リテイニングブラケット(第2ブラケット)
71 プッシュプルケーブル(コントロール索)

Claims (2)

  1. 自動変速機に設定された変速レンジを選択する前後左右に揺動可能なシフトレバーと、
    当該シフトレバーのシフトに応じて前記自動変速機に接続されたコントロール索を押し引きするプッシュプル機構とを備えるシフトレバー装置において、
    前記シフトレバーが組み付けられる第1ブラケットと、
    前記シフトレバーが揺動可能となるように当該シフトレバーを前記第1ブラケットとの間で挟み込むことによって支持する第2ブラケットとを備えるとともに、前記プッシュプル機構が前記シフトレバーと連動するように前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットの間に配設されているものであって、
    前記シフトレバーに設けられたピボットボールと、
    前記ピボットボールを支承する球面軸受とこの球面軸受の裏側に基軸部とが形成されるレバーホルダと、
    前記第1ブラケットに設けられて前記レバーホルダの前記基軸部と嵌合する軸支部と、
    前記レバーホルダに設けられ、前記シフトレバーに設けられた係止ピンが係脱可能に挿入される係止孔と、
    を備え、
    前記プッシュプル機構に含まれる前記レバーホルダは前記係止ピンが前記係止孔に挿入されていることにより前記シフトレバーとともに前後方向に揺動し、前記シフトレバーが左右方向に揺動する場合は前記係止ピンが前記係止孔から離脱することで前記シフトレバーのみが揺動することを特徴とするシフトレバー装置。
  2. 請求項1に記載のシフトレバー装置が、前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットに挿通されるボルトで車体側に取り付けられていることを特徴とするシフトレバー装置の取り付け構造。
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