JP3216414B2 - 自動変速機の操作レバ−装置 - Google Patents

自動変速機の操作レバ−装置

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JP3216414B2
JP3216414B2 JP9495194A JP9495194A JP3216414B2 JP 3216414 B2 JP3216414 B2 JP 3216414B2 JP 9495194 A JP9495194 A JP 9495194A JP 9495194 A JP9495194 A JP 9495194A JP 3216414 B2 JP3216414 B2 JP 3216414B2
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shift lever
detent plate
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H2059/0239Up- and down-shift or range or mode selection by repeated movement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/24Providing feel, e.g. to enable selection

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マニュアル操作で変速
段を所望にシフトアップ、シフトダウンさせる機能が付
いた自動変速機の操作レバ−装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乗用車に搭載されている電子制御式の自
動変速機には、予め設定された変速モ−ドに応じた自動
変速を行うだけでなく、雪道の走行、エンジンブレ−キ
などのためにマニュアル操作で特定の変速段をホ−ルド
することを可能にしたものもある。
【0003】また近時、電子制御式の自動変速機では、
こうした変速段のホ−ルドでなく、マニュアル式変速機
のようなマニュアル操作に近い変速操作を可能とするた
めに、特開平2−8545号公報、特開平3−8906
5号公報、特開平3−89075号公報などに見られる
ように、マニュアル操作式のシフトレバ−の如く、手首
を前後方向に回動させるという、すばやい操作で、変速
段を所望にシフトアップ、シフトダウンさせる操作レバ
−装置が付いた自動変速機が提案されている。
【0004】この種の操作レバ−装置は、P(パ−キン
グ)、R(リバ−ス)、N(ニュ−トラル)、D(ドラ
イブ)、2(セコンド)、1(ロ−)などといった各ポ
ジションが車体前後方向に一直線上に設定された自動変
速操作用のシフト路(第1シフト路に相当)と、Dポジ
ションのポジションから、同シフト路から分かれて同シ
フト路と平行に延びる手動変速用のシフト路(第2シフ
ト路に相当)とを有している。これらシフト路には、ド
ライバ−が操作するための、シフトレバ−が移動可能に
設けてある。
【0005】これにより、自動変速モ−ドで運転すると
きは、シフトレバ−を自動変速操作用のシフト路内にお
いてレバ−操作して所望とするポジションに配置すれば
よく、また手動変速モ−ドで運転するときは、シフトレ
バ−を、自動変速操作用のシフト路から手動変速操作用
のシフト路へ移してから、同シフトレバ−を手首による
回動操作でシフト路の前後端へ回動操作すれば、マニュ
アル操作式のシフトレバ−と同様の感覚で、変速段を所
望に選択できるようにしてある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした操
作レバ−装置において、良好な操作性を確保するために
は、自動変速操作用のシフト路内における選択操作、モ
−ド切換操作、手動変速操作用のシフト路内における選
択操作といった各操作時に節度感が在ることが望まし
い。
【0007】そこで、上記した公報に開示された自動変
速機では、モ−ド切換用として、シフトレバ−の下端に
ロ−ラ機構を設け、フレ−ム側に折曲部を有する板ばね
機構を設けて、ロ−ラと板ばねとで得られる弾性的な係
合により、シフトレバ−を自動変速操作用のシフト路あ
るいは手動変速用のシフト路に弾性保持させる等の係合
機構を採用し、また手動変速操作用として、ピンを用い
た保持機構により手動変速操作用のシフト路内の中立位
置にシフトレバ−を保持させるといった構造を採用し、
さらに自動変速操作用として、板ばねを有する係脱機構
によりシフトレバ−の操作位置の動きを規制するような
構造を採用して、それぞれの操作時に節度感を発生させ
ている。
【0008】ところが、こうした節度感を付与する構造
だと、三種類の機構が必要である。これでは、操作レバ
−装置の構造が複雑になるばかりか、コスト的にも高価
になる問題がある。
【0009】本発明は、このような事情に着目してなさ
れたもので、その目的とするところは、一つの機構で、
各シフト路内における選択操作およびモ−ド切換操作に
おける節度感を与えることができる自動変速機の操作レ
バ−装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載した操作レバー装置は、所定変速範囲
内で自動変速を可能とする自動変速レンジが配置される
第1シフト路と、上記第1シフト路に連結され、所望の
固定変速比への変速を手動切換え可能とする第2シフト
路と、上記各シフト路内を移動可能に設けられたシフト
レバーとを備えた自動変速機の操作レバー装置におい
て、上記シフトレバーが上記第1シフト路にあるときは
上記シフトレバーと連動して操作され、上記シフトレバ
ーが上記第2シフト路にあるときは上記シフトレバーの
操作から切り離される、車体側に固定された連動部材
と、上記両シフト路間での上記シフトレバーの切換え操
作、及び上記第2シフト路内での上記シフトレバー操作
を検出するスイッチ手段と、上記第1シフト路内でのシ
フトレバー保持位置及び上記第2シフト路内でのシ
トレバー保持位置の夫々応じて設定された複数の凹部を
有するディテントプレートと、上記シフトレバーに設け
られ、上記凹部と係合するようばね付勢された球面係合
子とを備え、上記ディテントプレート及び球面係合子
を、上記シフトレバーを挟んで上記連動部材と反対側に
配置したことにある。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】請求項2に記載した操作レバー装置は、上
記目的に加え、据付スペースの確保が容易な上に円滑な
作動を得るために、上記第1シフト路及び第2シフト路
における上記シフトレバー切換え操作揺動中心をなす
揺動軸と、上記球面係合子及びばねを収納するシリンダ
とを備え、上記ばねの中心線を上記揺動軸の軸を通り上
記シフトレバーの軸線方向から上記ディテントプレート
方向へ傾斜させたことにある。
【0015】
【作用】請求項1に記載した操作レバ−装置によると、
自動変速操作を行うときは、シフトレバ−を自動変速用
の第1シフト路に移す。この操作にしたがって、連動部
材は、同シフトレバ−と係合していく。
【0016】ついで、シフトレバ−を所望とする選択位
置にまで移動させればよい。このとき、球面係合子はデ
ィテントプレ−トの凹部に押し付けられているから、上
記シフトレバ−の操作にしたがい、操作位置が変わる都
度、球面係合子が凹部を出入りし、操作を終えたレバ−
操作位置に在る凹部に球面係合子が係合していく。
【0017】この凹部を球面係合子が出入りするときに
発生する反力が節度感となって、ドライバ−に伝わる。
また手動変速操作を行うときは、まず、第1シフト路内
に在るシフトレバ−を手動変速操作用の第2シフト路へ
移す。
【0018】このときにも、同じくシフトレバ−の操作
にしたがい、球面係合子が凹部を出入りし、手動変速操
作の中立位置となるレバ−操作位置に在る凹部に球面係
合子が係合する。
【0019】つまり、モ−ド切換操作も、球面係合子が
凹部を出入りするときに発生する反力が節度感となる。
そして、このレバ−操作位置からシフトレバ−を、第2
シフト路のシフトアップ側、シフトダウン側となる操作
位置へ操作すれば、球面係合子が凹部を出入りするとき
に発生する反力、すなわち節度感を感じる。
【0020】つまり、凹部に球面係合子を係合させると
いった一つの機構で、各シフト路内における選択操作、
モード切換操作における節度感付与がなされる。そのう
、球面係合子がシフトレバーと共に移動する構成なの
で、省スペースで据付けがなされる。またディテントプ
レートは、シフトレバーを挟む連動部材とは反対側に配
置されるので、デッドスペースを有効に活用して、節度
感を付与する構造が据付けられる。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】請求項2に記載した操作レバー装置による
と、どのようなシフトレバーのレバー操作でも、各凹部
に対して球面係合子から同じように付勢力が作用するか
ら、常に球面係合子の各凹部に対する出入りは円滑とな
る。しかも、球面係合子は上記位置でシフトレバーに固
定されたシリンダに設ければよく、球面係合子の取付ス
ペースの確保は容易である。
【0025】
【実施例】以下、本発明を図1ないし図4に示す一実施
例にもとづいて説明する。図中1は、本発明を適用した
電子制御式自動変速機の操作レバ−装置を示す。この操
作レバ−装置1は、乗用車の運転席と助手席との間に配
置されて据え付けられる装置であり、この装置には自動
変速と通常のマニュアル操作式と同様な手動変速との2
つの変速モ−ドを有している。
【0026】図1にはこの操作レバ−装置1の側面図が
示され、図2には同後面図が示され、図3および図4に
は主要部の構造が示してある。操作レバ−装置1の構成
を説明すれば、図1および図2中2はフレ−ムである。
このフレ−ム2は、ベ−スプレ−ト3と、この上部に組
合う上部フレ−ム4とを有して構成される。
【0027】詳しくは、ベ−スプレ−ト3は、前後方向
に延びる帯形の金属製のプレ−トから構成される。また
上部フレ−ム4は、図3にも示されるようにベ−スプレ
−ト3の幅方向一側の上面部分に立設された前後方向に
延びる自動変速操作位置規制用のディテントプレ−ト部
5と、このディテントプレ−ト部5の上部中央からベ−
スプレ−ト3の中央側に向かって直角に突き出る略長方
形状のプレ−ト部7と、このプレ−ト部7の突出端の前
後裏面部からベ−スプレ−ト3の幅方向他側の上面部分
に向かって突き出る一対の帯板状の脚部8とを組み合わ
せた構造体から構成される。なお、脚部8は、側面が互
いに向き合うようにして配置されて、下部端をベ−スプ
レ−ト3の上面に取着してある。
【0028】ディテントプレート部5の下部中央は、ア
ーチ状開口していて、同開口の上縁部には、P(パー
キング)、R(リバース)、N(ニュートラル)、D
(ドライブ)といった自動変速の各ポジション(選択位
置)を規定する所定の溝形状を呈したディテント溝9が
前後方向に沿って連続して形成してある(実施例では、
N−D間はフリー)。
【0029】プレ−ト部7の幅方向一側となるディント
プレ−ト5側の板面部分には、上記P(パ−キング)、
R(リバ−ス)、N(ニュ−トラル)、D(ドライブ)
という各ポジション(選択位置)を連続する長孔よりな
る自動変速操作用のシフト路10(第1シフト路に相
当)が前後方向に延びて設けられている。なお、シフト
路10とディテントプレ−ト部5とは平行である。
【0030】またプレ−ト部16の反対側の板面部分に
は、シフト路10と平行に手動変速操作用のシフト路1
1(第2シフト路に相当)が設けられている。このシフ
ト路11は、前部端をシフトアップ変速位置、後部端を
シフトダウン変速位置に定めた前後方向に均等に延びる
長孔を有して構成される。そして、このシフト路10の
中間位置が、接続路12を介して、シフト路10のDポ
ジションの位置に接続してある。
【0031】こうしたフレ−ム2に自動変速操作、手動
変速操作に必要な機器が据付けてある。すなわち、ディ
テントプレ−ト部5の開口を挟む、ベ−スプレ−ト3の
両側の上面部分には、たとえばプレ−ト製の軸受部13
a〜13cが設けられている。これら軸受部13a〜1
3c間には、ボルトで構成されたシャフト14が挿通さ
れている。シャフト14は、シフト路10,11と直角
な方向に配置してある。なお、ボルト端はナット15が
設けられる。
【0032】このシャフト14のうち、ディテントプレ
−ト部5を挟む、シフト路10、11と反対側のシャフ
ト部分には、ケ−ブルレバ−16(連動部材に相当)が
設けられている。またもう片側となるシャフト部分には
シフトレバ−17が設けられている。
【0033】ケーブルレバー16は、図3に示されるよ
うに下端部に左右方向に沿って開口するパイプ状の支持
口部18と、この支持口部18の外周部から上方へ延び
るプレート状のレバー部19とを有して構成されてい
る。なお、レバー部19は支持口部18の軸心とは」直
角な方向に延びている。
【0034】そして、支持口部18が、ディテントプレ
−ト部5の側方の軸受部13b,13c間で露出してい
るシャフト部分に嵌挿され、ケ−ブルレバ−16の全体
をシャフト14を支点として前後方向(シフト路方向)
に回動自在に支持してある。なお、支持口部18内には
インナ−パイプ18aが内装してある。
【0035】このケ−ブルレバ−16のうち、ディテン
トプレ−ト部5の開口に臨む部位、例えば同開口の中央
部に臨む地点には、シフトレバ−連結用の凹形の溝部2
0(係止溝)が形成してある。
【0036】またケ−ブルレバ−16の先端部には、外
側へ突出するピン21が設けてある。このピン21に
は、自動変速機の本体22から延びているシフトケ−ブ
ル23(自動変速モ−ドをシフトコントロ−ルするため
のケ−ブル)が接続されている。この機械的に連結され
たシフトケ−ブル23を通じて、自動変速の選択操作に
必要な変位を、自動変速機の本体22へ出力できるよう
にしてある。
【0037】なお、シフトケ−ブル23の端部はベ−ス
プレ−ト3の前部に取着したケ−ブルブラケット部24
で保持させてある。一方、シフトレバ−17の本体は、
下側が大径で、上側が細径となった筒状のロッド26
と、このロッド26内に摺動自在に収容された中実のロ
ッド27とを有してなる。なお、ロッド27はロッド2
6の下端部内に収容されたリタ−ンスプリング28にて
上方へ付勢してある。
【0038】このロッド26の下端部が、自在継手29
を介して、シャフト14に回動自在に支持してある。詳
しくは、自在継手29には、例えば全長の長いパイプ体
29aと全長の短いパイプ体29bとを十字状に交差す
るように取着した継手を用いてある。
【0039】このうちパイプ体29aは、軸受部13
a,13b間からディテントプレ−ト部5の両側に露出
しているシャフト14の部分に摺動自在に嵌挿される。
またパイプ体29bは、ロッド26の下端部に取着され
たコ字形のブラケット30内に収容される。これらパイ
プ体29bとブラケット30との両者間は、ブラケット
30の一対の側壁ならびにパイプ体29b内を摺動自在
に挿通するボルト31で回動自在に結合してある。な
お、32は同ボルト端に接続されたナットを示す。
【0040】これにより、シフトレバ−17を、シャフ
ト14(両シフト路内での移動操作の回動中心をなす回
動軸に相当)を支点として前後方向、すなわち両シフト
路10,11の方向、ならびにボルト31(両シフト路
間の切換操作の揺動中心をなす揺動軸に相当)を支点と
して左右方向、すわち接続路12の方向へ移動自在に支
持してある。なお、各パイプ体29a,29b内にはそ
れぞれインナ−パイプ29cが内装してある。
【0041】またロッド26の上端部は、ロッド27の
端部と共に、ディテントプレ−ト部5の側方を通じて、
シフト路10,11を形成する長孔、さらにはプレ−ト
部7の上部を覆うように設けた操作パネル25のゲ−ト
25aを貫通して、同操作パネル25の上方に延びてい
る。なお、ゲ−ト25aはシフト路10,11と同形状
をなしている。
【0042】これにより、シフトレバ−17は、シフト
路10およびシフト路11内、それらシフト路間をつな
ぐ接続路12内に対して、レバ−操作が自在となる。例
えばディテント溝9で最後方の位置に規定されたDポジ
ション位置を起点とすると、シフトレバ−17は、同位
置から前方向、同じくシフト路11に向かう横方向へ回
動操作ができる。
【0043】このロッド26の上端部にシフトノブ36
が装着してある。またロッド27の上端部は、このシフ
トノブ36に付いている操作ボタン37が接続してあ
る。またブラケット30にはスイッチ用ブラケット38
がボルト止めされている。このスイッチ用ブラケット3
8には、パイプ体29aの軸心にならってパイプ体29
aの直上へ突き出す縦形のスイッチ取付台38aが形成
されている。
【0044】パイプ体29aの軸心と直角な方向に向く
スイッチ取付台38に側面には、変速モ−ド検知スイッ
チ39が取付けられている。この変速モ−ド検知スイッ
チ39のア−マチュア39aは、パイプ体29aの上部
分に接するように延びていて、シフトレバ−17がシフ
ト路10からシフト路11へ投入されると、傾くシフト
レバ−17にしたがい、ア−マチュア39aがパイプ体
29aの外周部で押圧されて変位し、変速モ−ド検知ス
イッチ39をオンオフするようにしてある。
【0045】この変速モ−ド検知スイッチ39の動作か
ら、変速モ−ドが自動変速モ−ドで在るか手動変速モ−
ドで在るかを検知するようにしてある。またディテント
溝9に臨むシフトレバ−17の外周部分とその反対側の
外周部分とには、軸心方向に延びる一対のスリット孔3
3が形成してある。これらスリット孔33からは、ロッ
ド27を貫通したピン34が外部へ突き出ている。
【0046】このうちディテントプレ−ト部5側へ突き
出たピン34の端部は、ディテント溝9と交差する位置
まで延びている。このピン34の端部には、リタ−ンス
プリング28のばね付勢を受けて、ディテント溝9と係
合するロ−ラ35が嵌挿してある。これにより、操作ボ
タン37を押操作すると、ロ−ラ35がディテント溝9
から離脱する。
【0047】このディテント溝9に対するロ−ラ35の
係脱を利用して、シフト路10内における切換操作を、
レバ−操作だけによるポジションの切換操作と、同じく
ボタン操作をしながらのレバ−操作によるポジションの
切換操作とに規定している。
【0048】またディテントプレ−ト部5の開口に臨
む、上記溝部20と対応したロッド26の外周部分に
は、ケ−ブルレバ−16の溝部20に向かって帯板状の
係合突起26aが突き出ている。この係合突起26aの
先端部は、シフトレバ−17がシフト路10に在るとき
にはケ−ブルレバ−16の溝部20と係合し、シフトレ
バ−17がシフト路11に在るときには同溝部20から
抜け出るような外形に形成してある。
【0049】これにより、シフトレバ−17がシフト路
10に在るときには、係合突起26aを介して、シフト
レバ−17とケ−ブルレバ−16との相互が係合され、
シフトレバ−17がシフト路11に在るときにはその係
合が解除される。
【0050】つまり、シフトレバ−17がシフト路10
内にあるとき、すなわち自動変速操作時は、ケ−ブルレ
バ−16はシフトレバ−17のレバ−操作に連動してシ
フト方向に操作される。
【0051】またシフトレバ−17の下部側には、節度
感付与機構40が配設されている。この節度感付与機構
40は、シフトレバ−17を支持するフレ−ムおよびシ
フトレバ−17のうちの一方となる、シフトレバ−17
を支持するフレ−ムとしての脚部8,8間に固定したデ
ィテントプレ−ト41と、他方となるシフトレバ−17
のロッド下部に装着した球面係合子としてのボ−ル42
とを有してなる。
【0052】詳しくは、ディテントプレ−ト41は、両
シフト路10,11の方向に沿って延在する帯状を呈し
ている。このディテントプレ−ト41の両端部には、折
り曲げにより脚部8の側面と重なる垂直壁部分を形成し
てなる据付部43が形成されている。各据付部43の板
面には上下方向に延びるスリット孔44が形成されてい
る。
【0053】ディテントプレート41の両端は、このス
リット孔44および脚部8に穿設した支持孔45にボル
ト46を通して、脚部8に位置調節可能に固定してあ
る。なお、47は同ボルト端に螺挿されるナットを示
す。
【0054】この据付けにより、ディテントプレ−ト4
1を、シフトレバ−17を挟んでデッドスペ−スとなっ
ている、ケ−ブルレバ−16とは反対側となるシフトレ
バ−17の側方に配置させている。
【0055】またディテントプレ−ト41の据付部4
3,43間の部分は、シフトレバ−17のシフト方向の
回動中心、すなわちシフトレバ−17のシャフト14の
軸心を中心としたシフト方向の回動軌跡で定まる円弧状
に形成してある。そして、このディテントプレ−ト41
の円弧形状の中心とシャフト14の回動支点とが一致
(略)するよう、上記スリット孔43で取付位置を調節
しながらディテントプレ−ト41を固定してある。
【0056】さらにディテントプレート41は、シフト
レバー17のセレクト方向(シフト路10,11間方
向)の回動中心、すなわちシフトレバー17のボルト3
0の軸心を中心としたセレクト方向の回動軌跡で定まる
円弧状にならうように外側(シフトレバー17とは反対
側)へ傾斜させて取付けてある。なお、41aはこの位
置決めなす横向きのスリットである。
【0057】ディテントプレ−ト41の円弧状の内面
(下面)には、各シフト路10、11におけるレバ−操
作位置毎、例えばシフト路10ではPポジション,Rポ
ジション,Nポジション,Dポジション、シフト路11
では中立ポジションといった各位置に対応して、図4に
示されるような上側を凸側とした略半球状の凹部48が
形成されている。なお、凹部48はいずれもボ−ル42
と係脱可能な略同一形状を呈している。
【0058】一方、ボ−ル42は、ポペット49に内蔵
されて、ディテントプレ−ト部5(ケ−ブルレバ−16
側)とは反対側となる、ディテントプレ−ト41の開放
空間に臨むロッド26の側部に取り付けてある。
【0059】詳しくは、ポペット49は、ピン50,5
0で下部開口が塞がれた筒状のシリンダ51を有してい
る。このシリンダ51内には、タペット52および同タ
ペット52を上部開口側に付勢するコイルスプリング5
3が摺動自在に収容されてなる。そして、このシリンダ
51の上部開口から突き出ているタペット52の上部端
に上記ボ−ル42を支持させてある。
【0060】シリンダ51は、シフトレバ−17の軸線
とボルト31(シフトレバ−17のシフト路間の切換操
作の揺動軸をなす揺動軸)とが交わる点と、レバ−操作
位置と合致している凹部48とを結ぶ傾斜した延長線上
に沿って斜めに配置させてある。これにより、ボ−ル4
2がコイルスプリング53によって付勢される方向を、
シフトレバ−17の揺動軸回りに同シフトレバ−17の
軸線から傾斜させ、かつ同付勢方向の延長線がボルト3
1の軸心と略一致するように規定している。
【0061】このシリンダ51が、ブラケット54によ
って、ディテントプレ−ト41の直下となるロッド26
の部位に据付けてある。この据付けによって、シリンダ
51の先端に在るボ−ル42を、ディテントプレ−ト4
1の内面に在る凹部48のうち、レバ−操作位置と合致
している凹部48に係脱可能に係合させている。
【0062】この凹部48をボ−ル42が出入りすると
きに発生する反力を利用して、レバ−操作時、各シフト
路10,11のレバ−操作位置毎(ポジション毎)に、
節度感が得られるようにしてある。
【0063】他方、プレ−ト部7のうち、シフト路11
の中立位置と対応する裏面部分には、トグルばね55を
用いた中立付勢機構56が据え付けられており、シフト
路11の中立位置に至るシフトレバ−17を両側から中
立付勢するようにしてある。
【0064】さらにプレ−ト部7のうち、シフト路11
の前側となる上面部分にはシフトアップ検知用スイッチ
57が据え付けられ、後側となる上面部分にはシフトダ
ウン検知用スイッチ58が据え付けられている。各スイ
ッチ57,58のア−マチュア57a,58aは、シフ
ト路11の端部内(シフトアップ変速位置/シフトダウ
ン変速位置となる端部分)へ突き出ていて、シフト路1
1内を前後に移動するシフトレバ−17によって、各ス
イッチ57,58がオンオフされるようにしてある。
【0065】これにより、シフトアップ/ダウン操作に
対応するシフトレバ−17の変位を検出するようにして
ある。変速モ−ド検知スイッチ39、シフトアップ検知
用スイッチ57、シフトダウン検知用スイッチ58は、
自動変速機の本体22に接続してあるT/M制御装置5
9に接続されている。
【0066】T/M制御装置59は、例えばマイクロコ
ンピュ−タより構成されている。このT/M制御装置5
9には、自動変速モ−ドの他に手動変速モ−ドが設定し
てある。またT/M制御装置59には、変速モ−ド検知
スイッチ39からの検知信号でモ−ドを切換える機能、
シフトアップ検知用スイッチ57からの検知信号で自動
変速機の変速段をシフトアップ側に操作する機能、シフ
トダウン検知用スイッチ58からの検知信号で自動変速
機の変速段をシフトダウン側に操作する機能などが設定
されていて、シフト路11内での前側、後側のレバ−操
作に連動して、所望とする変速が行われるようにしてあ
る。
【0067】一方、Pポジション位置より前側となるデ
ィテントプレ−ト部5の側面部分には、Pポジションに
在るシフトレバ−17をロック、ロック解除するための
シフトロック用のロックカム60が回動自在に設けてあ
る。このロックカム60には、イグニッションキ−装置
(図示しない)から延びているキ−インタロックケ−ブ
ル61が接続されている。そして、このケ−ブル61と
の接続により、イグニションキ−を所定に操作しない
と、Pポジションからシフトレバ−17を操作できない
ようにしてある(キ−インタロック)。
【0068】またロックカム60には、ブレ−キペダル
装置(図示しない)からのシフトロックケ−ブル62に
つながるシフトロックピン63が設けられていて、ブレ
−キペダル踏み込まない限り、Pポジションからシフト
レバ−17を操作できないようにしてある(シフトロッ
ク)。
【0069】つぎに、作用について説明する。始めにシ
フトレバ−17がPポジションに在る状態から説明す
る。このPポジションでは、シフトレバ−17は、ロッ
クカム60の動きがキ−インタロックケ−ブル61、シ
フトロックピン63のロックにより規制されて、レバ−
操作が行えない状態となっている。
【0070】この状態から、車内に乗り込んだドライバ
−が、エンジンを始動すべく、イグニションキ−をイグ
ニションキ−装置(いずれも図示しない)へ差し込み、
LOCK位置、ACC〜START位置へと操作する。
これにより、エンジンは始動する。
【0071】このイグニッションキ−の操作に伴い、キ
−インタロックは解除される。その後、ドライバ−は、
変速操作を行うべく、ブレ−キペダル(図示しない)を
踏み込み、自動車に制動を与える。
【0072】このブレ−キペダルの踏込操作により、シ
フトロックは解除され、Pポジションに在るシフトレバ
−17は自在に操作できる状態となる。ついで、自動車
を自動変速モ−ドで走行させるべく、選択位置の中から
Dポジションを選び、シフトレバ−17をPポジション
からDポジションへ操作すればよい。
【0073】すなわち、シフトレバ−17とケ−ブルレ
バ−16との相互は、係合突起26aと溝部20とを介
して接続されているから、Dポジションに向かうシフト
レバ−17の回動操作に連動して、ケ−ブルレバ−16
は回動変位していく。
【0074】そして、Dポジションに至るシフトレバ−
17の変位が、シフトケ−ブル23を通じて、自動変速
機の本体22へ出力され、同本体22を自動変速モ−ド
のDレンジに切換えていく。
【0075】このとき、ディテントプレ−ト41のPポ
ジションと対応する凹部48に係合しているボ−ル42
は、シフトレバ−17のレバ−操作に連動して、ディテ
ントプレ−ト41の内面上を変位するから、シフトポジ
ションが変わる都度、同ボ−ル42がPポジションか
ら、Rポジション、Nポジションと対応する凹部48を
出入りしながら、最後にDポジションと対応する凹部4
8に係合して、シフトレバ−17を保持していく。
【0076】このボ−ル42が凹部48を出入りすると
きに発生する反力が、ドライバ−に節度感となって与え
られる。またこれ以外、シフトレバ−17を、Dポジシ
ョンから、他のNポジション、Rポジション、Pポジシ
ョンへ操作するときにも、シフトレバ−17に付いてい
るボ−ル42がレバ−操作位置に在る凹部48を出入し
て、同様にドライバ−に節度感を与えていく。
【0077】また手動変速操作を行うときは、まず、シ
フトレバ−17を接続路12を介して、シフト路10か
らシフト路11の中立位置へ回動操作(セレクト方向の
操作)する。
【0078】すると、シフトレバ−17の傾斜に伴い、
係合突起26aが溝部20から離脱するとともに、変速
モ−ド検知スイッチ39がオンオフ操作されて、自動変
速モ−ドから手動変速モ−ドに切換えられていく。
【0079】このシフト路10からシフト路11へ切換
えるモード切換え操作のときにも、自動変速操作のとき
と同様、シフトレバー17のレバー操作にしたがい、ボ
ール42がディテントプレート41の内面上を変位し
て、ポジションと対応する凹部48からシフト路11
内の中立位置に対応する凹部48へ移り係合していく。
【0080】つまり、モ−ド切換操作のときにも、シフ
トレバ−17に付いているボ−ル42がレバ−操作位置
に在る凹部48を出入して、同様にドライバ−に節度感
を与えていく。
【0081】ついで、このシフト路11の中立位置で保
持されているシフトレバ−17をシフトアップ変速位置
(シフト路11の前端)、あるいはシフトダウン変速位
置(シフト路11の後端)へ操作すれば、シフトアップ
変速位置に在るシフトアップ検知用スイッチ57あるい
はシフトダウン変速位置に在るシフトダウン検知用スイ
ッチ58がシフトレバ−17でオンオフ操作され、T/
M制御装置59を通じて、自動変速機の変速段をシフト
アップあるいはシフトダウン側へ操作していく。
【0082】このシフト路11内の選択操作のときに
も、シフトレバ−17のレバ−操作にしたがい、ボ−ル
42がディテントプレ−ト41の内面上を変位して、シ
フト路11の中立位置に対応する位置に在る凹部48か
ら離脱する。
【0083】またシフトアップ/シフトダウン操作後、
シフトレバ−17を操作する力を抜けば、トグルばね5
5に蓄積された弾性力によって、シフトレバ−17は中
立位置に戻り、再びボ−ル42がシフト路11の中立位
置に在る凹部48に係合して、同位置にシフトレバ−1
7を保持していく。
【0084】この手動変速操作の際、ドライバ−は、ボ
−ル42が凹部48を出入りするときに発生する反力を
節度感として感じる。かくして、ディテントプレ−ト4
1にレバ−操作位置毎に凹部48を形成し、ばね付勢さ
れたボ−ル42を上記凹部48に係合させるといった一
つの節度感付与機構40で、各シフト路10,11内に
おける選択操作およびモ−ド切換操作における節度感付
与を得ることができる。
【0085】したがって、従来のように複数種の節度感
付与機構を必要せずにすむ。しかも、凹部48を有する
ディテントプレ−ト41と、ばね付勢されるボ−ル42
とを組合わる構造なので、構成的に簡単で、コスト的に
も安価ですむ。
【0086】そのうえ、ボ−ル42が凹部41を出入り
するだけなので、作動も円滑である。またシフトレバ−
側にボ−ル42を設け、脚部8,8(シフトレバ−17
を支持するフレ−ム)側に、シフト方向に延在したディ
テントプレ−ト41の両端を固定する構成は、ディテン
トプレ−ト41がシフト方向に沿って細長く配置され、
このディテントプレ−ト41に対してボ−ル42が移動
する構造となるので、省スペ−スで、節度感付与機構4
0を据付けることができる。
【0087】しかも、ディテントプレ−ト41の両端が
シフトレバ−を支持する脚部8,8に固定されること
で、ディテントプレ−ト41は節度感を付与するだけで
なく、上部フレ−ム4を補強する補強用部材としても機
能するので、その効果は高い。
【0088】加えて、ディテントプレ−ト41をシフト
レバ−17の各シフト路方向の回動中心をなす回動軸と
略一致する円弧状とし、このディテントプレ−ト41の
内面側にボ−ル42を係合させる構成とすると、シフト
レバ−17において常に円滑な操作感を得ることができ
る。
【0089】またディテントプレ−ト41を、デッドス
ペ−スで在ったシフトレバ−17を挟むケ−ブルレバ−
16とは反対側に配置した構成の採用により、デッドス
ペ−スを有効に活用して、節度感付与機構40を省スペ
−ス的に据付けることができる。
【0090】また両シフト路10,11間の切換操作の
揺動中心となるシフトレバ−17の揺動軸の起点からデ
ィテントプレ−ト41の凹部48に向けてばね付勢する
よう、ボ−ル42ならびにコイルスプリング53が付い
たシリンダ51を両シフト路10、11間の揺動軸回り
に傾斜配置させたことによって、節度感付与機構40の
取付スペ−スは確保しやすくなる。
【0091】しかも、同構造によって、どのようなレバ
−操作でも各凹部48には同じように付勢力が作用する
ようになるので、常に節度感付与機構40の作動は円滑
である。
【0092】
【0093】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、一つの機構で、各シフト路内における選択
操作およびモ−ド切換操作における節度感を与えること
ができる。
【0094】しかも、凹部を有するディテントプレ−ト
と、ばね付勢される球面係合子とを組合わせる構造なの
で、構成は簡単であり、コスト的にも安価ですむ。その
うえ、球面係合子がディテントプレ−トの凹部を出入り
するだけなので、作動も円滑である。
【0095】また省スペースで節度感を付与する構造を
据付けることができる。しかも、ディテントプレート
を、フレームを補強する補強部材として用いることがで
きる。またデッドスペースを有効に活用して、節度感を
付与する構造を据え付けることができる。
【0096】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加え、据付スペースの確保が容易で、かつ円滑
な作動を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の自動変速機の操作レバ−装
置を示す側面図。
【図2】同操作レバ−装置の後面図。
【図3】同操作レバ−装置の節度感付与機構の構造を説
明するための分解斜視図。
【図4】図1中のA−A線に沿う節度感付与機構回りの
断面図。
【符号の説明】
1…操作レバ−装置 2…フレ−ム 3…ベ−スプレ−ト 4…上部フレ−
ム 8…脚部(不動部材) 10…シフト路
(第1シフト路) 11…シフト路(第2シフト路) 12…接続路 14…シャフト(シフト方向の回動軸) 16…ケ−ブルレバ−(連動部材) 17…シフトレ
バ− 22…自動変速機の本体 23…シフトケ
−ブル 29…自在継手 33…スリット
孔 36…シフトノブ 37…操作ボタ
ン 39…変速モ−ド検知スイッチ 40…節度感付
与機構 41…ディテントプレ−ト 42…ボ−ル
(球面係合子) 48…凹部 49…ポペット 50…ピン 51…シリンダ 52…タペット 53…コイルス
プリング 54…ブラケット 57…シフトア
ップ検知スイッチ 58…シフトダウント検知スイッチ 59…T/M制
御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹澤 俊一 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (72)発明者 野谷 雅考 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−89065(JP,A) 特開 平2−3733(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/10 F16H 61/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定変速範囲内で自動変速を可能とする
    自動変速レンジが配置される第1シフト路と、 上記第1シフト路に連結され、所望の固定変速比への変
    速を手動切換え可能とする第2シフト路と、 上記各シフト路内を移動可能に設けられたシフトレバー
    と、 を備えた自動変速機の操作レバー装置において、 上記シフトレバーが上記第1シフト路にあるときは上記
    シフトレバーと連動して操作され、上記シフトレバーが
    上記第2シフト路にあるときは上記シフトレバーの操作
    から切り離される、車体側に固定された連動部材と、 上記両シフト路間での上記シフトレバーの切換え操作、
    及び上記第2シフト路内での上記シフトレバー操作を検
    出するスイッチ手段と、 上記第1シフト路内でのシフトレバー保持位置及び上
    記第2シフト路内でのシフトレバー保持位置の夫々に応
    じて設定された複数の凹部を有するディテントプレート
    と、 上記シフトレバーに設けられ、上記凹部と係合するよう
    ばね付勢された球面係合子と、 を備え、 上記ディテントプレート及び球面係合子を、上記シフト
    レバーを挟んで上記連動部材と反対側に配置したことを
    特徴とする自動変速機の操作レバー装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の自動変速機の操作
    レバー装置において、 上記第1シフト路及び第2シフト路間における上記シフ
    トレバー切換え操作揺動中心をなす揺動軸と、 上記球面係合子及びばねを収納するシリンダと、 を備え、 上記ばねの中心線を上記揺動軸の軸を通り上記シフトレ
    バーの軸線方向から上記ディテントプレート方向へ傾斜
    させたことを特徴とする自動変速機の操作レバー装置。
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