JP3149719B2 - 自動変速機の変速操作装置 - Google Patents

自動変速機の変速操作装置

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JP3149719B2
JP3149719B2 JP04192395A JP4192395A JP3149719B2 JP 3149719 B2 JP3149719 B2 JP 3149719B2 JP 04192395 A JP04192395 A JP 04192395A JP 4192395 A JP4192395 A JP 4192395A JP 3149719 B2 JP3149719 B2 JP 3149719B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機の変速操作
装置に関し、特に、所望時にマニュアル操作で変速段を
シフトアップ、シフトダウンさせる機能が付いた自動変
速機の変速操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乗用車に搭載されている電子制御式の自
動変速機には、予め設定された変速モードに応じた自動
変速を行なうだけでなく、雪道の走行、エンジンブレー
キなどのためにマニュアル操作で特定の変速段をホール
ドすることを可能にした操作レバー装置が付けられてい
るものがある。また、近年、電子制御式の自動変速機で
は、こうした変速段のホールドでなく、マニュアル式変
速機のようなマニュアル操作に近い変速操作を可能とす
るために、特開平2−8545号公報、特開平3−89
065号公報、特開平3−89075号公報などに見ら
れるように、マニュアル操作式のシフトレバーの如く、
手首を前後方向に回動させるという、すばやい操作で、
変速段を所望のシフトアップ、シフトダウンさせる操作
レバー装置が付いた自動変速機が提案されている。
【0003】この種の操作レバー装置は、P(パーキン
グ)、R(リバース)、N(ニュートラル)、D(ドラ
イブ)、2(セコンド)、1(ロー)などといった各ポ
ジションが車体前後方向に一直線上に設定された自動変
速操作用のシフト路(第1シフト路)と、D(ドライ
ブ)のポジションから分かれて車体前後方向に均等に延
びる手動変速用のシフト路(第2シフト路)とを有して
いる。これらシフト路には、ドライバーが操作するため
の、シフトレバーが移動可能に設けられている。また手
動変速用のシフト路の各端部には、それぞれシフトレバ
ーの有無を検知するスイッチが設けられ、シフト路の一
端をシフトアップ用検知部とし、他端をシフトダウン用
検知部としてある。また各スイッチは、自動変速機の制
御部に接続してある。
【0004】この操作レバー装置は、シフトレバーを手
動変速用のシフト路に移してから、同シフトレバーを手
動による回動操作で前後方向、即ちシフトアップ側ある
いはシフトダウン側へ回動操作することにより、マニュ
アル操作式のシフトレバーと同様の感覚で、変速段を所
望に選択することができるようにしてある。この種の操
作レバー装置の一例を図14及び図15に示した。ここ
では、シフトレバー1が自動変速用の第1シフト路R1
より手動変速用の第2シフト路R2に達するとピン2を
介して押圧されてオンするモードセレクトスイッチ3
と、第2シフト路R2においてシフトレバー1がシフト
アップ用検知部(図15において上端)に達するとピン
4を介してオンするシフトアップスイッチ(+スイッ
チ)5と、第2シフト路R2においてシフトレバー1が
シフトダウン用検知部(図15において下端)に達する
とピン6を介してオンするシフトダウンスイッチ(−ス
イッチ)7とを備え、各スイッチはケーシング8の上部
に一体的に取り付けられた上基板9に支持されている。
【0005】ここでピン4,6はその後端部を各スイッ
チ5,7に当接させると共にオフへの復帰用のバネ1
0,11にも当接されている。このため、各ピン4,6
はシフトレバー1の押圧力を受けると各スイッチ5,7
をオンさせ、押圧力を解除されると第2シフト路R2中
央側に戻り作動して各スイッチ5,7をオフに復帰させ
る。このような上基板9上の各スイッチ類を覆うシフト
パネル12が配設され、同パネルには、第1、第2シフ
ト路R1、R2に沿って揺動するシフトレバーとの干渉
を排除する操作溝が形成される。
【0006】ここで、シフトレバー1の下端側にはシフ
トレバーのセレクト操作時に節度感を発生するためのロ
ーラ機構部13が設けられ、同部は支承ピン14と一体
の回転部材15に支持される板ばね13aに対し、シフ
トレバー1の下端側のローラ13bが圧接される。この
ため、シフトレバー1が第1シフト路R1と第2シフト
路R2との間でセレクト操作される毎にローラ13b
が、板ばね13aの凸部を乗り越え、その際節度感を生
じている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図14、図
15等に示される変速操作装置では、シフトレバー1が
第1シフト路R1と第2シフト路R2との間でセレクト
操作される際に節度感を生じるが、この際同時にシフト
レバー1が第1シフト路R1上と第2シフト路R2上と
にセレクト方向のがた無く保持され、その上で自動変速
側モードや手動変速モードでのシフト操作が確実に行な
われる様に構成する必要がある。ところが、図14、図
15等に示される変速操作装置で用いるローラ機構部1
3は、支承ピン14の直下に設けられ、セレクト操作の
節度感を発生させる。このような構成では、ローラ機構
部13において僅かながたがあると、これがレバー比に
応じてシフトレバー1上端のノブ側で比較的大きながた
となってしまう。このため、図14、図15等に示され
る変速操作装置はシフトレバー1の保持性が低く、セレ
クト操作の信頼性が低下し、変速操作装置としての製品
価値が低下し、問題と成っている。しかも、ローラ機構
部13が支承ピン14より下方に配設されたため、シフ
トレバー1の全長が比較的長く成りやすく、装置の高さ
寸法が大きく、取付けスペースの確保に問題を生じ易い
という問題もある。本発明の目的は、セレクト操作の信
頼性が向上し、変速操作装置としての製品価値が増す自
動変速機の変速操作装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、自動変速モードと手動変速モ
ードとを切換可能な自動変速機の変速操作装置におい
て、一端にノブを有し、上記自動変速モードが選択され
る第1位置と上記手動変速モードが選択される第2位置
との間で切換操作可能に他端側を支持部材によって支持
されるシフトレバーと、上記自動変速モードが選択され
ているとき、当該シフトレバーと一体的に移動する第l
部材と、上記手動変速モードが選択されているとき、当
該シフトレバーと一体的に移動する第2部材と、上記シ
フトレバーを上記第1及び第2部材に連結可能な断接手
段と、を備え、上記シフトレバーは、上記断接手段によ
、上記自動変速モードが選択されているときは上記第
1部材に連結され、上記手動変速モードが選択されてい
ときは上記第2部材に連結されることを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の自動変
速機の変速操作装置において、上記断接手段は、上記ノ
ブと上記支持部材との間に配設されることを特徴とす
る。請求項3の発明は、請求項1又は2記載の自動変速
機の変速操作装置において、上記シフトレバーが上記第
1位置と上記第2位置との間で切換操作される際に節度
感を与えるとともに、上記シフトレバーを上記第1位置
又は上記第2位置の何れかに保持させるディテント部材
が配設されていることを特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、請求項3記載の自動変
速機の変速操作装置において、上記ディテント部材は、
上記自動変速モードが選択されているときに上記シフト
レバーを上記第1部材側に押圧付勢し、上記手動変速モ
ードが選択されているときに上記シフトレバーを上記第
2部材側に押圧付勢する付勢手段を備えたことを特徴と
する。請求項5の発明は、請求項1乃至4記載の自動変
速機の変速操作装置において、上記断接手段は、上記シ
フトレバーと上記第1部材又は第2部材とが互いに弾性
嵌合されることによって構成されることを特徴とする。
【0011】請求項6の発明は、請求項l乃至5記載の
自動変速機の変速操作装置において、上記第1部材は、
上記自動変速機に連結されるケーブルの一端が保持され
たケーブル保持部材からなることを特徴とする。請求項
7の発明は、請求項l乃至6記載の自動変速機の変速操
作装置において、上記第2部材は、上記手動変速モード
選択時に、上記シフトレバーを上記第2位置に中立保持
する中立保持部材を備えることを特徴とする
【0012】
【0013】
【作用】請求項1の発明は、自動変速モードにおいて
端にノブを有したシフトレバーと一体的に回動する第1
部材と、手動変速モードにおいてシフトレバーと一体的
に回動する第2部材と、シフトレバーを第1及び第2部
材に連結可能な断接手段とを備えるので、自動変速モー
ドに切換ると、支持部材によって支持されるシフトレバ
ーが回動して断接手段により第1部材に係合され、両者
間に保持力を確保でき、シフトレバーと第1部材を一体
的に回動する。逆に、手動変速モードに切換ると、支持
部材によって支持されるシフトレバーが回動して断接手
段により第2部材に係合され、両者間に保持力を確保で
き、シフトレバーと第2部材を一体的に回動する。
【0014】請求項2の発明は、請求項1記載の自動変
速機の変速操作装置における断接手段が、上記ノブと上
記支持部材との間に配設されるので、シフトレバーのが
たを確実に低減できる。請求項3の発明は、請求項1
は2記載の自動変速機の変速操作装置における上記シフ
トレバーを上記第1位置又は上記第2位置の何れかに保
持させるディテント部材を備えるので、上記シフトレバ
ーが上記第1位置と上記第2位置との間で切換操作され
る際に節度感を与えることができ、シフトレバーのがた
をより確実に低減できる
【0015】請求項4の発明は、請求項3記載の自動変
速機の変速操作装置におけるディテント部材は付勢手段
を備えるので、この付勢手段によって、上記シフトレバ
ーが上記第1位置又は上記第2位置側へ押圧付勢される
ので、断接手段によるシフトレバーと第1部材又は第2
部材との連結を強固とすることができ、シフトレバーの
がたをより確実に低減できる。請求項5の発明は、請求
項1乃至4記載の自動変速機の変速操作装置における断
接手段がシフトレバーと上記第1部材又は第2部材とを
弾性嵌合させるので、シフトレバーと第1部材又は第2
部材との連結を確実に行えると共に、シフトレバーの保
持力を確保することができる
【0016】請求項6の発明は、請求項l乃至5のいず
れかに記載の自動変速機の変速操作装置における上記第
1部材がケーブル保持部材からなるので、シフトレバー
が断接手段によりケーブル保持部材に確実に連結保持さ
れて一体的に移動可能と成り、シフトレバーをケーブル
保持部材、ケーブルを介して自動変速機と連結すること
ができ、シフトレバーによる操作性を向上できる。請求
項7の発明は、請求項l乃至6のいずれかに記載の自動
変速機の変速操作装置における上記第2部材は、上記手
動変速モード選択時に、上記シフトレバーを上記第2位
置に中立保持する中立保持部材を備えるので、シフトレ
バーの操作性を向上できる。
【0017】
【0018】
【実施例】図1に示す自動変速機の変速操作装置は、図
示しない乗用車のエンジンルームに配備される自動変速
機を運転席で遠隔操作するように配設される。ここで、
自動変速機の本体は例えば、複数の遊星歯車機構、同遊
星歯車機構の要素の回転を規制するクラッチやブレーキ
などの断続機構、同断続機構を油の流入、流出制御する
コントロールバルブなどを収容している。
【0019】変速操作装置20は自動変速と、マニュア
ル操作式のシフトレバーの如く手首を前後に回動すると
いった操作で変速が可能な手動変速との2つのモードを
有している。図1〜図3にはこの変速操作装置の主要部
の全体構成が示される。残る図3〜図12には各部の構
造、各部の断面ならびに操作時の状態などが示してあ
る。
【0020】変速操作装置の構造について説明する。変
速操作装置は車室中央に配備され、その車体前後方向
(X方向)に長く配備されたフレーム21を備え、この
フレーム21は下部フレーム22及び上部フレーム23
とを枠型に一体結合して形成される。下部フレーム22
は図1に示されるように前後部が斜め上方へ折り曲げら
れた金属板からなり、その金属板の水平方向に延びる中
央が底板部221、同底板部221の前後に延出する前
後板部222,223、底板部221より内方へ突き出
る据付部24、前後板部222,223より内方へ突き
出る前後据付部25,26がそれぞれ形成される。
【0021】また、前後板部222,223の上端は、
いずれも外側へコ字状に折り曲げられている。前板部2
22の外側面には前方に向かって水平に延びる据付座2
7が一体結合される。上部フレーム23は、前後方向に
延びる円弧状のプレート部28とディテントプレート部
29とを有している。これらプレート部28とディテン
トプレート部29は下部フレーム22の前後端間に跨る
ように並行に配置される。すなわち、両プレート部2
8,29は前後板部222,223の上端の前後のコ字
状部222a,223aの左右外側面にそれぞれ一体的
に接合される。
【0022】右側のディテントプレート部29の下面中
央には、P(パーキング)、R(リバース)、N(ニュ
ートラル)、D(ドライブ)といった自動変速の各ポジ
ションを規定する所定の溝形状を呈したディテント溝3
0が前後方向に連続して形成してあり、同溝には後述す
るディテントピン82が係合される。更に、ディテント
プレート部29の前後方向後側の下面には、複数の凹部
32が前後方向に沿って形成されている。具体的には、
凹部32はポジション位置(選択位置)と同間隔で連続
すると共に後述するローラ52が係合されるV字状溝3
2aで形成してある。これらプレート部28とディテン
トプレート部29との上端中央間には、図4に示される
ように長方形を成した矩形プレート部33が一体に連結
されている。このような各部が組み合わされ、上部フレ
ーム23の本体部を構成してある。
【0023】矩形プレート部33の板面左側には、P
(パーキング)、R(リバース)、N(ニュートラ
ル)、D(ドライブ)といった各ポジションを有する長
孔よりなる自動変速操作用シフト路34が設けられ、同
じく板面の右側には、シフト路34と並行に手動操作用
のシフト路35が設けられている。このシフト路35
は、シフト路34のDポジションとなる選択位置から分
かれて前後方向に均等に延びる長孔を有して構成され
る。このように、ディテントプレート部29をシフト路
34を挾んでシフト路35とは反対側に配置してある。
そして、フレーム21に自動変速操作、手動変速操作に
必要な機器が据え付けてある。
【0024】すなわち、図1に示すように、据付部24
の上面には、矩形枠状に形成された支持ベース36がボ
ルト止めされる。図2に示すように、支持ベース36の
左右壁の中央部間には金属製のシャフト37が掛け渡さ
れている。左右方向に配備されたこのシャフト37は、
その軸部分のうち、ディテントプレート部29を挾む片
側となる右側部分にはケーブルレバー38が設けられて
いる。またディテントプレート部29を挾むもう片側と
なるシャフト37の中央部分にはシフトレバー39が設
けられている。残るシャフト20の左側部分には後述す
るスイッチレバー45が設けられている。つまり、ケー
ブルレバー38及びスイッチレバー45はシフトレバー
39を左右から挾む位置に配置してある。
【0025】ケーブルレバー38の本体部は、合成樹脂
製で、図9に示すように、下端部に左右方向に沿って開
口する支持口40を有し、上端部にばね据付座41を有
した略角柱状を成している。このケーブルレバー38は
シフトレバー39に臨む本体部の側面の中段には段部4
2が形成されていて、同中段を境として上側の厚みを寸
法下側の厚み寸法より薄くしてある。支持口40は、シ
ャフト37に回動自在に嵌挿されている。これにより、
ケーブルレバー38の全体を、シャフト37を支点とし
て車体前後方向に回動自在に支持してある。
【0026】また、上端部はディテント溝30の近くま
で延びている。ケーブルレバー38の背面には、金属板
より構成されたレバー部43の基部が嵌挿され、固定さ
れる。レバー部43の先端部は、ケーブルレバー38の
背面から車体前後方向の前側に向かって斜め上方へ延び
ている。そして、この先端部には、外側へ突出するピン
44が設けられる。このピン44は自動変速機本体側に
シフトケーブル46を介し機械的に連結される。そし
て、このシフトケーブル46をディテントプレート部2
9の前部に一体結合したケーブルブラケット部47で保
持させて、内索端をピン44に連結させている。これに
より、シフトケーブル29を通じて自動変速の選択操作
に必要な変位を自動変速機の本体側へ出力できるように
成っている。
【0027】また、ケーブルブラケット部47の側方に
は前据付部25の外面より突き出る方向に沿ってロック
ケーブルブラケット部48が配置される。ここで前据付
部25の外面より据付座27が延出し、その上面にロッ
クケーブルブラケット部48の下部が一体結合される。
ロックケーブルブラケット部48の先端上部にはケーブ
ル支持部481が設けられる。一方、ケーブルレバー3
8の上端のばね据付座41には、帯状の板ばね50の基
部がねじ止めされ、この板ばねは先端に向かうに従っ
て、付勢力が発生するように曲成されている。そして、
板ばね50の先端がV字状溝32aに向かって延びてい
る。板ばね50の先端にはディテントプレート部29と
は直角な方向に向けてローラ52が枢着される。
【0028】一方、シフトレバー39は、図4に示すよ
うに、シャフト37側からディテントプレート部29の
側方を通じて、シフト路34,35を形成する長孔、更
には矩形プレート部33を上より覆うよう設けられた操
作パネル110のゲート110aを貫通し、同操作パネ
ルの上方に延びている。なお、ゲート110aはシフト
路34,35と同様の形状に形成されている。図8には
シフトレバー39の構造を示す。シフトレバー39は金
属性の本体53を備え、同本体の先端部はロッド状を成
し、基端部は二股コ字状に形成されている。
【0029】基端部は二股コ字状のままシャフト37側
に延び、ロッドの上端にはシフトノブ54が装着され
る。シフトレバー本体53のロッド側をレバー上半部5
5、二股体をレバー下半部56としてある。レバー下半
部56は、相互の空間が、側方、すなわち、車両左右方
向に開放する一対の並行な板状部56aを有する。つま
り、一対の二股体56aはセレクト方向に沿って延びる
板面に構成してある。なお、板状部56aの離間寸法
は、例えばケーブルレバー38の幅寸法と同等にしてい
る。板状部56aの先端部間には、同相互間を埋めるよ
うな矩柱形を成した合成樹脂製の枢支部材57が板状部
56aに対して摺動自在に収容されている。この枢支部
材57の下部には、左右方向に貫通する支持孔58が形
成してある。
【0030】支持孔58はシャフト37に回動自在に嵌
挿される。また、支持孔58には、シャフト37に設け
られた貫通孔37a(図6,図4参照)を通じて、板状
部56a間を貫通した回転軸としてのボルト59が回動
自在に嵌挿されている。そして、このボルト59及びナ
ット60にて、板状部56a間及び枢支部材57の相互
を回転自在に連結している。このため、枢支部材57は
シャフト37に一体的に取り付けられる。この枢支構造
によってシフトレバー本体53は、ケーブルレバー21
と共通の回動軸線を支点として、シフト操作軸回りとな
るシフト方向に回動自在に支持してあると共に、シフト
操作軸と直行するセレクト方向、すなわちセレクト回転
軸であるボルト59回りに揺動自在に支持してある。
【0031】これにより、シフトレバー39はシフト路
34,35内、それらをつなぐ接続路35a内に対し
て、レバー操作が自在となる。例えばディテント溝30
で最後方の位置に規定されたDポジション位置を起点と
すると、シフトレバー39は、同位置から前方向、同じ
くシフト路35に向かう横方向へ回動操作ができる。ま
た枢支部材57の左右方向両端側は、ケーブルレバー3
8の下部とこのケーブルレバーとは反対側に配置された
スイッチレバー45の下部との間に挾まれて位置規制さ
れ、これによって枢支部材57の全体はシャフト37と
共にシフト方向に回動変位するがセレクト方向には回動
変位しないようにしてある。
【0032】枢支部材57の上面には、セレクト方向の
回動軸に沿って、V字状の溝部61が形成されている。
この溝内にはその深さより高さ寸法が大きく、かつ溝部
61の長さ方向に沿って細長に延びるC字状のスプリン
グ62が収容されている。このスプリング62の両端部
は溝部61の下部中央にある図示しない孔部に回動自在
に係止されている。この係止によって、スプリング62
をセレクト方向の回転軸(ボルト59の中心線)と並行
な面内に配置させている。この枢支部材57の直上とな
る板状部56a間地点には、合成樹脂製のガイド部材6
3が板状部56aにねじ止め固定されている。
【0033】このガイド部材63は、板状部56a間の
空間を埋めるような短柱状を成した本体部63aを有し
ている。この本体部63aの下面にはV字状の溝部64
がセレクト方向の回動軸に沿って形成されている。溝部
61から突き出るスプリング62の上側部分は溝部64
内に挿入され、係止される。これによって、スプリング
62の全体を、セレクト方向の回動軸と並行な面内に配
置させた状態で、溝部61,64間に介装させている。
ここで、C字状のスプリング62、V字状の溝部61,
64がディテント構造を構成する。特に、C字状のスプ
リング62、V字状の溝部61,64が枢支部材57の
上端部とガイド部材63の下端部との間に配備され、全
体の取付けスペースを比較的小さくできる。
【0034】このセレクト用のディテント部材としての
スプリング62は、シフトレバー本体53がボルト59
を支点としてセレクト方向にレバー操作されると、係止
部分と成る溝部61の底部を中心に傾動変位する。この
スプリング62の傾動範囲は、V形の溝部61の挾む角
度にて規制される。各溝部61,64はシフト路34と
シフト路35との間のレバー操作時にスプリング62が
圧縮変形を起こすような位置に配置される。具体的に
は、溝部64を溝部61の位置からケーブルレバー38
側にずれた位置に配置し、スプリング62を圧縮変形を
起こすような位置に保持している。このスプリング62
の圧縮変形量はシフトレバー39のセレクト方向への変
位に応じて増減変化し、シフトレバー39を第1部材と
してのケーブルレバー38や第2部材としてのスイッチ
レバー45側にセレクト操作する際の操作力Fが図11
に示すように増減変化し、セレクト操作時の節度感を生
じさせる。
【0035】この時、図13に示すように、シフトレバ
ー39のセレクト操作に伴い、溝部64の谷はセレクト
方向回転軸(ボルト59の中心線)回りに円弧軌道c1
に沿って揺動し、同時に、スプリング62は溝部61側
を中心とし溝部64の谷から押圧力を受けつつ揺動す
る。なお、符号c2はスプリング62が溝部64の谷か
ら押圧力を受けない場合の円弧軌道を示し、符号62a
はスプリング62の自由状態の時を示す。このため、溝
部64と溝部61とが最も接近する位置eに達したとき
にスプリング62の圧縮変形量deが最大となる。ま
た、スプリング62は圧縮変形がある初期位置e0、ま
たはe0’の間、つまりセレクト操作角θ内では、必ず
押圧力が与えられていることとなる。このように、シフ
トレバー39はそのシフト路34及びシフト路35間に
おけるセレクト操作時において操作者に対しスプリング
62によるセレクト時の節度感を与えるようにしてい
る。
【0036】一方、ガイド部材63の上面にはガイド筒
65が形成され、この筒内にはコイルスプリング66が
収容される。ガイド筒65の直上となるロッド端の直下
の二股状のレバー下半部体56内には、摺動子69が摺
動自在に収容される。摺動子69は、一対の板状部56
a間の空間を埋めるような略短柱状を成している。この
摺動子69の板状部56a間と対向する両側面には、板
状部56aの内壁面と摺接自在な一対の摺接面68が形
成されている。
【0037】摺動子69の内部には、下方に開口する受
け口79(図5参照)が形成され、ここにはコイルスプ
リング66とガイド筒65が摺動自在に嵌挿され、摺動
子69の全体をロッド端とガイド部材63との間に摺動
自在に支持させている。
【0038】摺動子69の上端部は、レバー下半部55
内に摺動自在に嵌挿された中実軸よりなるロッド80の
下端部が連結されている。このロッド55の上端部はシ
フトノブ54に装着された操作ボタン81に連結してあ
り、操作ボタン81を押操作すると摺動子69が押し下
げられるようにしてある。ディテントプレート部29に
向く摺動子69の側面には、金属性のディテントピン8
2が突設され、ディテントプレート部29側に突出して
いる。このディテントピン82は、ディテントプレート
部29のディテント溝30で規制される各ポジションと
係脱自在と成っている。
【0039】こうした構成により、接続路35aからシ
フト路34のDポジションに向かってレバー操作をする
と、ディテントピン82が、ディテント溝30のDポジ
ションと対応する溝に係合する。むろん、シフト路34
内でのレバー操作により、ディテントピン82はディテ
ント溝30で規制された各ポジション位置へ位置決めさ
れる。また、操作ボタン81を押圧操作すれば、ディテ
ントピン82が係合を解除する方向へ駆動され、ディテ
ント溝30で規制された各ポジション位置の溝から離脱
できるようにしてある。
【0040】摺動子69のディテントピン82が突出す
る側とは反対側の側面には、同ディテントピン82より
低い位置にシフトロック用の係合部83が形成されてい
る。この係合部83は摺動子69の側面に、同摺動子6
9の軸心方向とは直角方向に延びる一対の並行なリブ8
4を有して成る。そして、このリブが板状部56a間の
開放部分から側方へ突き出て、後述するロックカム98
の係合ピン100を受ける溝を形成している。
【0041】ところで、図1の変速操作装置では、シフ
トレバー39は、自動変速モードにあると第1部材とし
てのケーブルレバー38と一体的に回動し、手動変速モ
ードにあると第2部材としてのスイッチレバー45と一
体的に回動すべく選択的に連結可能に構成されている。
シフトレバー39とこれを挾むケーブルレバー38及び
スイッチレバー45との内の一方、すなわちガイド部材
63の両側面には突出部としての係合凸部85a、85
aが設けられる。また他方となる第1部材としてのケー
ブルレバー38、第2部材としてのスイッチレバー45
には、それぞれ係合凸部85aと係脱する係合凹部85
bが設けられている。ここでは、これら係合凸部85a
及び係合凹部85bがシフトレバー39を第1及び第2
部材に連結可能な断接手段を構成し、同断接手段は後述
のようにディテント手段としての機能をも備える。
【0042】ガイド部材63の両側の係合凸部85a、
85aは、いずれもガイド部材63の厚み方向中央とな
る側面部分を側方へ台形板状に突出させてなる嵌挿部8
6を有している。各嵌挿部86の先端部には、幅方向両
端から前方へ突き出るリブ状の挿入ガイド87が設けら
れる。挿入ガイド87は先端に向かうに従って厚みが薄
くなるような傾斜面が形成されていて、嵌挿部86を係
合凹部85bに対して嵌挿しやすくしている。また挿入
ガイド87及び嵌挿部86の上位置部分は切欠され、同
切欠部分に嵌挿部86の厚さ方向に弾性変位可能な弾性
片88が形成してある。この弾性片88の先端部は挿入
ガイド87と同様に傾斜面を形成される。そして、この
弾性片88の傾斜面は、嵌挿部86側の挿入ガイド87
の斜面よりも厚さ方向において外側に突き出た位置に配
置され、第1あるいは第2部材であるケーブルレバー3
8やスイッチレバー45の係合凹部85bの係合面に対
して確実に弾性嵌合させて一体化することができ、シフ
ト操作時におけるシフトレバー39とケーブルレバー3
8またはスイッチレバー45とのがたつきを防止でき
る。但し、セレクト操作時には挿入ガイド87、弾性片
88とも係合凹部85bに対して十分な抵抗力を有し無
いため、ディテント感はあまり望めない。
【0043】一方、この弾性片88に代えて、図12に
示すような弾性片88’を使用するとともに、ケーブル
レバー38やスイッチレバー45の係合口89,92に
溝部891,921を形成することでこのディテント感
を十分得られるようにすることができる。以下にその構
成作用について説明する。図8で説明した弾性片88は
嵌合部86とともに合成樹脂製であるが、図12に示し
た一対の弾性片88’は金属性の板ばねで形成されてい
る。一対の弾性片88’はガイド部材63内に予め形成
された組込空間63a内に側方開口63bより組み込ま
れた上で、上方より組込空間63a内に挿入される固定
部材63cでガイド部材63に一体的に支持されること
となる。これら弾性片88’の先端部88”は半月状に
形成され、挿入ガイド87と比べ厚さ方向(車両前後方
向X)において外側に突き出た位置に配置されている。
またケーブルレバー38やスイッチレバー45の係合口
89,92には先端部88”が嵌脱自在に保持される溝
部891,921が形成されている。
【0044】これにより、例えばシフトレバー39がケ
ーブルレバー38側(自動変速モード)にあるときは、
挿入ガイド87が係合凹部85bに嵌合するとともに、
これら弾性片88’の先端部88”も溝部921に係合
する。このため、図8で示した構成のものと同様にシフ
ト方向のがたつきを防止できる上に、ディテント感及び
ポジションにおける保持感を十分得ることができる。こ
こで、ケーブルレバー38の係合凹部85bは、図5,
図9に示されるように、係合凸部85aと対応してケー
ブルレバー38の下部前面に設けた係合口89から構成
される。この係合口89は嵌挿部86の外形に対応した
上下方向に延びる細長の開口部から形成してある。これ
により、シフトレバー39がシフト路34(自動変速モ
ード側)にある時には、嵌挿部86の全体は係合口89
に嵌挿されるようにしてあり、係合口89内の溝部89
1に一対の弾性片88’が弾性変位した状態で嵌合し、
図11に示すように、初期保持力fを確保できる。
【0045】さらに、シフトレバー39をケーブルレバ
ー38から外し、スイッチレバー45側経切り換えると
き、即ち自動変速モードから手動変速モードへと切り換
えるときには、弾性片88’の先端部88”が半円状に
形成されているため、保持力f以上の操作力を作用させ
れば容易にその嵌合状態を解消できる。以上から、シフ
トレバー39がシフト路34にあるとき、すなわちガイ
ド部材63を介して、シフトレバー39とケーブルレバ
ー38との相互を係合保持するようにしてある。この係
合により、シフトレバー39がシフト路34内にあると
き、すなわち、自動変速操作時には、ケーブルレバー3
8はシフトレバー39のレバー操作に連動してシフト方
向に操作される。
【0046】ここで、ディテントプレート部29に設け
たV字状溝32aは自動変速操作の各ポジション位置に
応じて配列してあるから、この時のシフト方向のレバー
操作に伴い、ローラ52は各ポジション位置毎、V字状
溝32aの山部を順に乗り越えることとなる。
【0047】このローラ52がV字状溝32aの山を乗
り越えていくのを利用して、自動変速操作時における変
速操作時に節度感を発生させている。ところで、プレー
ト部28の中央外面には折曲板状の保持部材108の重
合部108aがボルト止めされ、重合部108aより側
方に延びる延出部108bの下面に+/−スイッチ9
5,96がそれぞれビス止めされている。
【0048】ここで延出部108bの車両前方向側には
シフトアップ検知用の+スイッチ95が、後方向側には
シフトダウン検知用の−スイッチ96が装着される。+
/−スイッチ95,96はそれぞれアーマチュア95
a,96aの先端が手動変速モードにおいてシフト作動
するシフトレバー39の側面に当接可能に配備される。
このため、シフトレバー39がシフト路35に沿って車
両前方あるいは後方へ揺動されると、手動変速操作に必
要なシフトアップ或いはシフトダウンの信号が図示しな
いT/M制御装置に出力されるようにしてある。スイッ
チレバー45は図5,図10に示されるように、上方に
開く扇形に形成されたブロックよりなる本体部90を有
する。この本体部90の下部には扇形の軸心に沿って延
びる回動支点部91が形成されている。回動支点部91
に形成された支持孔91aは、シフトレバー39を挾ん
でケーブルレバー38とは反対側のシャフト部分に回動
自在に嵌挿され、本体部90の全体をシフトレバー39
及びケーブルレバー38と共通なシャフト37を中心と
して、シフト方向に回動自在に支持させている。
【0049】この支持によって、スイッチレバー45の
傾斜した両側面が下部フレーム22の前板部222及び
後板部223と向き合うように配置させてある。またこ
の支持を利用して、ケーブルレバー38とスイッチレバ
ー45とを枢支部材57の両側に挾み付けるように配置
させている。本体部90のシフトレバー39から離れた
方向へ傾く前面90aは、シフト路35において操作さ
れるシフトレバー39と干渉しない範囲で傾斜してい
る。また、本体部90の両側面とこれと対向する下部フ
レーム22の前板部222及び後板部223の間には、
スイッチレバー45を中立位置に保持する中立保持部材
として、一対の中立付勢ユニット112(図1,図4参
照)が配置される。
【0050】中立付勢ユニット112は前板部222及
び後板部223に据え付けられたケーシング93と、こ
のケーシング93に支持された進退可能なピン94とこ
のピンを突出し付勢する図示しないスプリングで構成さ
れる。そして、このスプリングの弾性力でスイッチレバ
ー45が両側より挾み付けられ、中立位置に保持されて
いる。また、本体部90の後傾した前面90aの中央に
は、スイッチレバー45側へ突き出るガイド部材63の
係合凸部85aを挿脱可能に嵌挿する係合凹部85bが
設けられる。係合凹部85bは係合凸部85aと対向す
る前面90aの上段部分に同嵌挿部86に対応した細長
形状を成す係合口92を形成され、図12に示すような
溝部921が形成される。
【0051】これにより、シフトレバー39がシフト路
34からシフト路35へ操作されるに従って、スイッチ
レバー45側に張り出す嵌挿部86等が係合口92に嵌
挿される。これと同時に、一対の弾性片88’が弾性変
位した状態で溝部921に弾性嵌合し、図11に示すよ
うに、初期保持力fを確保できる。つまり、シフトレバ
ー39がシフト路35にあるときは、ガイド部材63を
介して、シフトレバー39とスイッチレバー45との相
互が初期保持力fで係合保持されるようにしてある。こ
の係合により、シフトレバー39がシフト路35内にあ
るとき、すなわち、手動変速操作時には、中立状態のス
イッチレバー45は、シフトレバー39のレバー操作に
連動して、シフトアップあるいはシフトダウンといった
シフト方向へ操作される。
【0052】また係合凸部85aと係合凹部85bとが
機能することによって、シフトレバー39はケーブルレ
バー38及びスイッチレバー45の一方に係合され、他
方より解除されるという係合状態を交互に切り換える。
すなわち、シフトレバー39のセレクト方向のレバー操
作で、自動変速操作及び手動変速操作の内のどちらか一
方のみを選択できるように成っている。係合口92は本
体部90の内部を通じて後面90b側に開口している。
この係合口92にはスイッチレバー45の後面90b側
にビス止めした手動変速モード検知スイッチ97のアー
マチュア97aが配備される。これにより、シフトレバ
ー39がシフト路35に投入されるとアーマチュア97
aが嵌挿部86との当接により変位して手動変速モード
検知スイッチ97をオンさせ、シフトレバー39がシフ
ト路35に投入されたことを検知できるようにしてあ
る。
【0053】手動変速モード検知スイッチ97、+/−
スイッチ95,96は図示しない自動変速機本体側のコ
ントロールバルブユニットスイッチを制御するT/M制
御装置(図示せず)に接続される。ここでのT/M制御
装置には、自動変速モードの外に手動変速モードが設定
してあり、手動変速モード検知スイッチ97からの検知
信号で手動変速モードに切り換える機能、+スイッチ9
5からの検知信号で手動変速モードに基づき自動変速機
の変速段をシフトアップ側に操作する機能、−スイッチ
96からの検知信号で手動変速モードに基づき自動変速
機の変速段をシフトダウン側に操作する機能などが設定
されていて、シフト路35内での前側、後側のレバー操
作に連動して、所望とする変速が行なわれるようにして
ある。
【0054】一方、Pポジション位置より前方と成るプ
レート部28、ディテントプレート部29間の部位に
は、シフトロック装置を構成するシフトロック用のロッ
クカム98が設けられている。ロックカム98はプレー
ト状を成し、中央部にボス部99が突き出ており、同部
がプレート部28とディテントプレート部29との内面
に回動自在に枢支してある。また、ロックカム98はボ
ス部99を挾んで後部となるシフトレバー39側に係合
ピン100を有し、前部と成る反対側に図示しないシフ
トロックピンの係脱用の円弧形の係止部101を有し、
更にボス部99の上部に図示しないキーインタロック機
構に接続される接続ピン102を有している。
【0055】ここで、係合ピン100はPポジションに
シフトレバー39が配置されるに伴い、シフトレバー3
9の係合部83に挿入され、シフトロックするようにし
てある。なお、ロックカム98、係合ピン100、係止
部101、シフトロックピン105、接続ピン102等
により図示しないシフトロック、キーインタロック機構
が機能するように構成されている。次に、本装置の作用
を説明する。なお、ここでのガイド部材63は図12の
一対の弾性片88’を備えたものとする。
【0056】始めに、シフトレバー39がPポジション
にあるとする。ここで図示しないキーインタロック機構
が解除され、次いで、図示しないブレーキペダルを踏み
込むと、シフトロックが解除される。すなわち、図示し
ないシフトロックピンが係止部101より離脱し、ロッ
クカム98が回動自在となり、更に、シフトノブの操作
ボタン81が押圧操作されて、ロックカム98をシフト
レバー39の係合部83との係合が解除される方向へ回
動変位させる。これにより、係合部83と係合している
係合ピン100は係合部83と入出自在と成る。またデ
ィテントピン82は摺動子69との下降変位に従って、
ディテント溝30で規制されたPポジションの解除位置
にまで駆動され、ディテント溝30から離脱し、シフト
方向への操作が可能と成る。
【0057】次いで、シフトレバー39を回動操作し
て、シフト路34内のDポジションに回動操作する。こ
の時、ポジションが変わる都度、ローラ52の係合する
溝が順次変わりシフト用の節度感を生じさせる。この状
態において、ディテントプレート部29の両側にあるシ
フトレバー39とケーブルレバー38とは、係合凸部8
5a側の弾性片88’が、係合凹部85b側の溝部89
1に確実に弾性嵌合してセレクト用ディテント部材だけ
の初期操作力に対し+aを加算し保持している。両者の
係合によりシフトレバー39の回動操作に連動して、ケ
ーブルレバー38はがた無く一体的に回動変位できる。
シフトレバー39がDポジションに達すると、自動変速
機の本体側は自動変速モードのDレンジに切り換わり、
ここで自動変速機はアクセル開度、走行速度などといっ
た各種車両走行情報にしたがって制御される。
【0058】ここで、シフトレバー39がケーブルレバ
ー38側よりスイッチレバー45側にセレクト操作され
ると、シフトレバー39の係合凸部85a側の一対の弾
性片88’が中立状態にあるスイッチレバー45の係合
凹部85b側の溝部921に確実に弾性嵌合してセレク
ト用ディテント部材だけの初期操作力に対し+aを加算
し保持できる。このセレクト操作では、図11に示すよ
うに、シフトレバー39のセレクト操作に伴い、まず、
操作力Fが初期保持力fを上回ると、一対の弾性片8
8’の先端88”がケーブルレバー38側の溝部891
より脱し、次いで、ディテント部材であるスプリング6
2の圧縮量相当の操作力Fが増減変化し、弾性片88’
の先端88”がスイッチレバー45側の溝部921に弾
性嵌合して初期保持力fを確保でき、操作者に断接操作
時における節度感を与える。なお、図11中の2点鎖線
は初期肘力fを確保できる断接手段を備えない場合の操
作力Fの特性を示す。ここでも、断接手段を成す係合凸
部85a側の弾性片88’が係合凹部85b側の溝部9
21に弾性嵌合して初期保持力fでシフトレバー39と
スイッチレバー45を一体的に連結でき、このため、シ
フトレバー39の回動操作に連動して、スイッチレバー
45はがた無く一体的に回動変位する。
【0059】同時に、今までオフ状態であった手動変速
モード検知スイッチ97はそのアーマチュア97aが係
合凸部85aの押圧動作を受けてオン操作される。図示
しないT/M制御装置はこの手動変速モード検知スイッ
チ97の検知信号を受けて自動変速モードから手動変速
モードに切換る。この状態に達した後、両中立付勢ユニ
ット112の付勢力によって中立位置に保持されている
シフトレバー39をシフト路前端のシフトアップ変位位
置(+側位置)或いはシフト路後端のシフトダウン変位
位置(−側位置)へ回動操作すれば、+/−スイッチ9
5,96が選択的にオンオフされる。これにより図示し
ないT/M制御装置は+スイッチ95からの検知信号、
−スイッチ96からの検知信号を受けて、自動変速機の
変速段をシフトアップ或いはシフトダウン側へ操作する
ので、マニュアル操作で所望とする変速段での変速が成
される。
【0060】このように、本装置は、自動変速モードで
シフトレバー39と回動するケーブルレバー38と、手
動変速モードでシフトレバーと回動するスイッチレバー
45と、シフトレバー39を自動変速モードと手動変速
モードとの間で切換可能に支持するボルト59と、シフ
トレバー39を両レバー38,45に連結可能な係合凸
部85aとを備える。このため、自動変速モードに切換
ると、シフトレバーが係合凸部85aによりケーブルレ
バー38に係合され、逆に、手動変速モードに切換る
と、シフトレバーが係合凸部85aによりスイッチレバ
ー45に係合され、シフトレバーとケーブルレバー38
或いはスイッチレバー45間に十分な保持力を確保して
がたを低減させることができる。
【0061】特に、断接手段としての係合凸部85aが
ボルト59より上方で、シフトレバー39の上端の近く
に配設されるので、シフトレバーの上端を操作する者が
感じるがたをより低減させることができ、またシフトレ
バー39の全長寸法を比較的小さくでき、取付けスペー
ス確保が容易と成る。特に、シフトレバー39をケーブ
ルレバー38或いはスイッチレバー45に押圧付勢して
操作力Fを増減させるスプリング62が配備されるの
で、セレクト切換時にシフトレバーに加える操作力Fが
増減し、セレクト時の節度感を確保でき、変速操作装置
としての製品価値が増す。特に、C字形のスプリング6
2を用いた場合、取付けスペースが比較的小さくて着脱
作業も容易と成り、組付け作業性がより向上する。
【0062】特に、断接手段が、係合凸部85aと、ケ
ーブルレバー38及びスイッチレバー45側に形成され
る係合凹部85bとからなる場合、自動変速モードと手
動変速モードとを切り換える際に、係合凸部85aが係
合凹部85bに確実に連結し、シフト方向のがたつきを
確実に防止できる。特に、断接手段が、弾性嵌合される
ディテント手段を備える場合、自動変速モードと手動変
速モードとを切り換える際に、係合凸部85aが係合凹
部85bに選択的に弾性嵌合し、確実に連結し、保持力
を確保できる。ここで、係合凸部85a側が一対の弾性
片88’で形成され、ケーブルレバー38及びスイッチ
レバー45側の係合凹部85bに溝部891,921が
形成される場合、一対の弾性片88’が溝部891,9
21に確実に弾性嵌合され、初期保持力fを十分確保で
きるので、シフトレバーに対し、ケーブルレバー38及
びスイッチレバー45を確実に連結し、保持できるとと
もに、切り換え時のディテント感も得ることができる。
【0063】特に、第1部材がケーブルレバー38から
なる場合、変速自動モードに切換ると、シフトレバー3
9が断接手段によりケーブルレバー38に確実に係合保
持され、一体的に回動可能となり、シフトレバー39を
ケーブルを介し自動変速機と連結することができる。更
に、第2部材が、中立付勢ユニット112を備える場
合、手動変速モード状態において断接手段によりスイッ
チレバー45と一体化されたシフトレバー39を中立付
勢ユニット112によって、中立位置に確実に保持する
ことができ、変速操作装置としての製品価値が増す。
【0064】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明は、自動
変速モードにおいて一端にノブを有したシフトレバーと
回動する第1部材と、手動変速モードにおいてシフトレ
バーと一体的に回動する第2部材と、シフトレバーを
1及び第2部材に連結可能な断接手段とを備えるので、
自動変速モードに切換ると、支持部材によって支持され
シフトレバーが回動して断接手段により第1部材に係
合され、両者間に保持力を確保でき、シフトレバーと第
1部材を一体的に回動できる。逆に、手動変速モードに
切換ると、支持部材によって支持されるシフトレバーが
回動して断接手段により第2部材に係合され、シフトレ
バーと両者間に十分な保持力を確保して、シフトレバー
がたを低減できる。請求項2の発明は、請求項1記載
の自動変速機の変速操作装置における断接手段が、上記
ノブと上記支持部材との間に配設されるので、シフトレ
バーのがたを確実に低減できる
【0065】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
自動変速機の変速操作装置におけるシフトレバーを上記
第1位置又は上記第2位置の何れかに保持させるディテ
ント部材を備えるので、上記シフトレバーが上記第1位
置と上記第2位置との間で切換操作される際に節度感を
与えることができ、シフトレバーのがたをより確実に低
減できる。請求項4の発明は、請求項3記載の自動変速
機の変速操作装置におけるディテント部材は付勢手段を
備えるので、この付勢手段によって、上記シフトレバー
が上記第1位置又は上記第2位置側へ押圧付勢されるの
で、断接手段によるシフトレバーと第1部材又は第2部
材との連結を強固とすることができ、シフトレバーのが
たをより確実に低減できる
【0066】請求項5の発明は、請求項1乃至4記載の
自動変速機の変速操作装置における断接手段がシフトレ
バーと上記第1部材又は第2部材とを弾性嵌合させるの
で、シフトレバーと第1部材又は第2部材との連結を確
実に行えると共に、シフトレバーの保持力を確保するこ
とができる
【0067】請求項6の発明は、請求項l乃至5のいず
れかに記載の自動変速機の変速操作装置における第1部
がケーブル保持部材からなるので、シフトレバーが断
接手段によりケーブル保持部材に確実に連結保持されて
一体的に移動可能と成り、シフトレバーをケーブル保持
部材、ケーブルを介して自動変速機と連結することがで
き、シフトレバーによる操作性を向上できる。請求項
の発明は、請求項l乃至6のいずれかに記載の自動変速
機の変速操作装置における上記第2部材は、上記手動変
速モード選択時に、上記シフトレバーを上記第2位置に
中立保持する中立保持部材を備えるので、シフトレバー
の操作性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての自動変速機の変速操
作装置の側面図である。
【図2】図1の変速操作装置の後面図である。
【図3】図1の変速操作装置の斜め後方の斜視図であ
る。
【図4】図1の変速操作装置の要部分解斜視図である。
【図5】図1の変速操作装置のシフトレバー、ケーブル
レバー及びスイッチレバーの切欠断面である。
【図6】図1の変速操作装置のシフトレバーの切欠断面
である。
【図7】図1の変速操作装置のシフトレバー、ケーブル
レバー及びスイッチレバーの他の態様での切欠断面図で
ある。
【図8】図1の変速操作装置のシフトレバーの分解斜視
図である。
【図9】図1の変速操作装置のケーブルレバーの斜視図
である。
【図10】図1の変速操作装置のスイッチレバーの斜視
図である。
【図11】図1の変速操作装置で用いるディテント機構
のスプリングが生じる変位方向−操作力の変化特性線図
を示す。
【図12】本発明の他の実施例としての変速操作装置の
係合凸部と係合凹部との係脱を説明する概略部分断面図
である。
【図13】図1の変速操作装置内のシフトレバーのセレ
クト操作時においてスプリングが示す圧縮変形の説明図
である。
【図14】従来装置の正面断面図である。
【図15】従来装置の切欠平面図である。 20 変速操作装置 28 プレート部 29 ディテントプレート部 33 矩形プレート部 34 シフト路 35 シフト路 35a 接続路 37 シャフト 38 ケーブルレバー 39 シフトレバー 45 スイッチレバー 54 シフトノブ 59 ボルト 61 V字状の溝部 62 C字状のスプリング 63 ガイド部材 64 V字状の溝部 69 摺動子 81 操作ボタン 85a 係合凸部 85b 係合凹部 86 嵌挿部 87 挿入ガイド 88 弾性片 88’ 弾性片 88” 弾性片の先端部 89 係合口 891 溝部 92 係合口 921 溝部 97 手動変速モード検知スイッチ 112 中立付勢ユニット f 初期保持力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−89065(JP,A) 特開 昭61−157855(JP,A) 特開 平6−249336(JP,A) 実開 平2−11728(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 20/00 - 20/08 F16H 59/00 - 59/12 G05G 1/00 - 25/04

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動変速モードと手動変速モードとを切換
    可能な自動変速機の変速操作装置において、一端にノブを有し、上記自動変速モードが選択される第
    1位置と上記手動変速モードが選択される第2位置との
    間で切換操作可能に他端側を支持部材によって支持され
    シフトレバーと、上記自動変速モードが選択されているとき 、当該シフト
    レバーと一体的に移動する第l部材と、上記手動変速モードが選択されているとき 、当該シフト
    レバーと一体的に移動する第2部材と、 上記シフトレバーを上記第1及び第2部材に連結可能な
    断接手段と、を備え、上記シフトレバーは、上記断接手段により 、上記自動変
    速モードが選択されているときは上記第1部材に連結さ
    れ、上記手動変速モードが選択されているときは上記第
    2部材に連結されることを特徴とする自動変速機の変速
    操作装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自動変速機の変速操作装置
    において、上記断接手段は、上記ノブと上記支持部材との間に配設
    される ことを特徴とする自動変速機の変速操作装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の自動変速機の変速操
    作装置において、上記シフトレバーが上記第1位置と上記第2位置との間
    で切換操作される際に節度感を与えるとともに、上記シ
    フトレバーを上記第1位置又は上記第2位置の何れかに
    保持させる ディテント部材が配設されていることを特徴
    とする自動変速機の変遠操作装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の自動変速機の変速操作装置
    において、上記ディテント部材は、上記自動変速モードが選択され
    ているときに上記シフトレバーを上記第1部材側に押圧
    付勢し、上記手動変速モードが選択されていると きに上
    記シフトレバーを上記第2部材側に押圧付勢する付勢手
    段を備えた ことを特徴とする自動変速機の変遠操作装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4記載の自動変速機の変速操
    作装置において、上記断接手段は、上記シフトレバーと上記第1部材又は
    第2部材とが互いに弾性嵌合されることによって構成さ
    れる ことを特徴とする自動変速機の変速操作装置。
  6. 【請求項6】請求項l乃至5記載の自動変速機の変速操
    作装置において、上記第1部材は、上記自動変速機に連結されるケーブル
    の一端が保持されたケーブル保持部材からなる ことを特
    徴とする自動変速機の変速操作装置。
  7. 【請求項7】請求項l乃至6記載の自動変速機の変速操
    作装置において、上記第2部材は、上記手動変速モード選択時に、上記シ
    フトレバーを上記第2位置に中立保持する中立保持部材
    を備える ことを特徴とする自動変速機の変速操作装置。
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