JP2570710Y2 - 自動車用変速機の操作レバー作動装置 - Google Patents
自動車用変速機の操作レバー作動装置Info
- Publication number
- JP2570710Y2 JP2570710Y2 JP4619292U JP4619292U JP2570710Y2 JP 2570710 Y2 JP2570710 Y2 JP 2570710Y2 JP 4619292 U JP4619292 U JP 4619292U JP 4619292 U JP4619292 U JP 4619292U JP 2570710 Y2 JP2570710 Y2 JP 2570710Y2
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- JP
- Japan
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- guide plate
- operation lever
- shift
- operating lever
- frame
- Prior art date
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- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、リバース(R)、ニュ
ートラル(N)、ホールド(H)、シフトアップ
(U)、シフトダウン(D)の5つの変速位置を操作レ
バーで選択する形式の自動車用変速機の操作レバー作動
装置に関する。
ートラル(N)、ホールド(H)、シフトアップ
(U)、シフトダウン(D)の5つの変速位置を操作レ
バーで選択する形式の自動車用変速機の操作レバー作動
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の運転操作の容易化のため、マニ
ュアル操作のトランスミッションを電気的に操作する機
械式電子制御変速機は知られている。そして、その変速
機に変速位置を電気信号で送るシフトタワーと呼ばれて
いる操作レバー作動装置には、例えば図7に示す様に、
R、N、H、U、Dの変速位置をy字状パターンに配置
したものがある。
ュアル操作のトランスミッションを電気的に操作する機
械式電子制御変速機は知られている。そして、その変速
機に変速位置を電気信号で送るシフトタワーと呼ばれて
いる操作レバー作動装置には、例えば図7に示す様に、
R、N、H、U、Dの変速位置をy字状パターンに配置
したものがある。
【0003】すなわち、図4において、操作レバー15
はレバーブラケット20の図示しない湾曲溝にシャフト
16aで取付けられたシャフト16を中心としてロワレ
バー17と共にセレクト方向(H−N)に揺動できるよ
うに設けられている。また、そのロワレバー17の下端
は、スプリング20で下方に付勢されたセレクトピン1
9が3か所の凹部18を有するセレクト位置決め17の
1つの凹部と係合している。
はレバーブラケット20の図示しない湾曲溝にシャフト
16aで取付けられたシャフト16を中心としてロワレ
バー17と共にセレクト方向(H−N)に揺動できるよ
うに設けられている。また、そのロワレバー17の下端
は、スプリング20で下方に付勢されたセレクトピン1
9が3か所の凹部18を有するセレクト位置決め17の
1つの凹部と係合している。
【0004】また、図5を参照して、操作レバー15
は、インナシャフト16、ロワレバー17と共にセレク
トピン19を支点としてシフト方向(U−D)に揺動で
きるよう構成されている。
は、インナシャフト16、ロワレバー17と共にセレク
トピン19を支点としてシフト方向(U−D)に揺動で
きるよう構成されている。
【0005】そして、図6、図7をも参照して、操作レ
バー15がシフト方向に操作されたとき、前記インナシ
ャフト16の内側に設けられスプリング22で外方に付
勢されたピストン21、21の一方がレバーブラケット
20に当たって操作力を生ずるようになっている。ま
た、図示しないケーシングにはパターンガイド23が設
けられている。
バー15がシフト方向に操作されたとき、前記インナシ
ャフト16の内側に設けられスプリング22で外方に付
勢されたピストン21、21の一方がレバーブラケット
20に当たって操作力を生ずるようになっている。ま
た、図示しないケーシングにはパターンガイド23が設
けられている。
【0006】したがって、パターンガイド23に沿って
操作レバー15を操作すると、セレクト方向(H−N)
にはセレクトピン19と凹部18との係合だけが操作感
となり、シフト方向(U−D)はスプリング22が操作
力を発生する。
操作レバー15を操作すると、セレクト方向(H−N)
にはセレクトピン19と凹部18との係合だけが操作感
となり、シフト方向(U−D)はスプリング22が操作
力を発生する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術は、構成する部品点数が多く、構造が複雑である。
技術は、構成する部品点数が多く、構造が複雑である。
【0008】さらにガイド構造の強度、特に剛性が不足
して操作感が良くないという問題が有る。
して操作感が良くないという問題が有る。
【0009】また、本出願人による実開平1−1202
25号公報が開示されているが、チェックピンと凹部と
で構成されているので、上記の技術と同様な問題が有
る。
25号公報が開示されているが、チェックピンと凹部と
で構成されているので、上記の技術と同様な問題が有
る。
【0010】したがって、本考案は、操作感のよい、部
品点数が少なくて構造簡単な自動車用変速機の操作レバ
ー作動装置を提供することを目的としている。
品点数が少なくて構造簡単な自動車用変速機の操作レバ
ー作動装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、リバー
ス(R)、ニュートラル(N)、ホールド(H)、シフ
トアップ(U)、シフトダウン(D)の5つの変速位置
を操作レバーで選択する形式の自動車用変速機の操作レ
バー作動装置において、操作レバーの回動点から離れた
位置に操作レバーと共に一平面内を動くガイドプレート
を枠体の穴内に設け、そのガイドプレートの一側にH位
置に谷を有するテーパー面を形成し、他側にN位置の所
とR位置の所とに凹部を設け、かつ前記ガイドプレート
の両側にばねで押圧されるチェックピンを設け、さらに
枠体にはR位置でガイドプレートの溝と係合する突起を
設けている。
ス(R)、ニュートラル(N)、ホールド(H)、シフ
トアップ(U)、シフトダウン(D)の5つの変速位置
を操作レバーで選択する形式の自動車用変速機の操作レ
バー作動装置において、操作レバーの回動点から離れた
位置に操作レバーと共に一平面内を動くガイドプレート
を枠体の穴内に設け、そのガイドプレートの一側にH位
置に谷を有するテーパー面を形成し、他側にN位置の所
とR位置の所とに凹部を設け、かつ前記ガイドプレート
の両側にばねで押圧されるチェックピンを設け、さらに
枠体にはR位置でガイドプレートの溝と係合する突起を
設けている。
【0012】
【作用】上記のように構成された自動車用変速機の操作
レバー作動装置において、運転者が操作レバーをU、D
等のシフト方向に動かしたときにストロークに応じて操
作力が上がる操作感がある。
レバー作動装置において、運転者が操作レバーをU、D
等のシフト方向に動かしたときにストロークに応じて操
作力が上がる操作感がある。
【0013】また、N−Rのように動かしたとき、Nか
らはずれた事の感触が有り、Rにシフトしたときはガイ
ドプレートの溝と枠体の突起とが係合するので、確実に
Rに保持できる。
らはずれた事の感触が有り、Rにシフトしたときはガイ
ドプレートの溝と枠体の突起とが係合するので、確実に
Rに保持できる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して、本考案の実施例を説
明する。
明する。
【0015】説明に際し、まず従来技術に関する部分の
構成から説明する。
構成から説明する。
【0016】図1において、エンジン31にはクラッチ
ハウジング32を介してトランスミッション26が取付
けられ、そのクラッチハウジング32にはギヤのシフト
位置を検出するポジションセンサ33が設けられてい
る。
ハウジング32を介してトランスミッション26が取付
けられ、そのクラッチハウジング32にはギヤのシフト
位置を検出するポジションセンサ33が設けられてい
る。
【0017】また、トランスミッション26にはトラン
スミッションコントロールユニット(T/Mコントロー
ルユニット)25からの電気信号によりギヤシフトする
ギヤセットユニット34とレンジシフトするレンジシフ
トアクチュエータ36とスプリッタシフトするスプリッ
タアクチュエータ37とギヤ回転センサ38とが取付け
れらている。
スミッションコントロールユニット(T/Mコントロー
ルユニット)25からの電気信号によりギヤシフトする
ギヤセットユニット34とレンジシフトするレンジシフ
トアクチュエータ36とスプリッタシフトするスプリッ
タアクチュエータ37とギヤ回転センサ38とが取付け
れらている。
【0018】そして、クラッチペダル43にはクラッチ
の断、接、を検出するクラッチスイッチ41とギヤセッ
ト完了をドライバに告知する反力用マグネチックバルブ
44とが設けられている。
の断、接、を検出するクラッチスイッチ41とギヤセッ
ト完了をドライバに告知する反力用マグネチックバルブ
44とが設けられている。
【0019】ついで、ポジションセンサ33、ギヤセッ
トユニット34ギヤ、ギヤ回転センサ38、クラッチス
イッチ41、反力用マグネチックバルブ44、表示モニ
タ40、マグネチックバルブ39がT/Mコントロール
ユニット25に電気回路で接続されている。
トユニット34ギヤ、ギヤ回転センサ38、クラッチス
イッチ41、反力用マグネチックバルブ44、表示モニ
タ40、マグネチックバルブ39がT/Mコントロール
ユニット25に電気回路で接続されている。
【0020】そして、操作レバー作動装置であるシフト
タワー1がコントロールユニット25に電気回路で接続
されている。
タワー1がコントロールユニット25に電気回路で接続
されている。
【0021】図2、図3において、枠体2は穴2dを有
し、その穴2dにはガイドプレート3が、枠体の上下に
取付けられたカバー2a、2bの間に摺動自在に設けら
れている。
し、その穴2dにはガイドプレート3が、枠体の上下に
取付けられたカバー2a、2bの間に摺動自在に設けら
れている。
【0022】そのガイドプレート3の一側にはH位置に
谷があるテーパ面6が形成され、その他側にはN位置と
R位置とに凹部7および8がそれぞれ設けられ、N位置
に近い隣りの辺には、枠体2の穴2dに設けられた突起
9と係合するよう溝5が設けられている。
谷があるテーパ面6が形成され、その他側にはN位置と
R位置とに凹部7および8がそれぞれ設けられ、N位置
に近い隣りの辺には、枠体2の穴2dに設けられた突起
9と係合するよう溝5が設けられている。
【0023】また、枠体2には、ガイドプレート3のテ
ーパ面6と凹部7、8とを押圧するチェックピン11
a、11bとがスプリング12でガイドプレート3の方
向に付勢され、図3の状態ではチェックピン11bはガ
イドプレート3に当接しないようにボルト13で取付け
られている。
ーパ面6と凹部7、8とを押圧するチェックピン11
a、11bとがスプリング12でガイドプレート3の方
向に付勢され、図3の状態ではチェックピン11bはガ
イドプレート3に当接しないようにボルト13で取付け
られている。
【0024】そして、操作レバー10の回動点10aは
ケーシング1aに設けられた図示しない軸受けで支持さ
れ、ケーシング1aはカバー2aを介してカバー2bと
共に複数の穴2cで図示しないボルトで固着され、レバ
ー10の下端はガイドプレート3の穴4に樞動自在に挿
入されている。
ケーシング1aに設けられた図示しない軸受けで支持さ
れ、ケーシング1aはカバー2aを介してカバー2bと
共に複数の穴2cで図示しないボルトで固着され、レバ
ー10の下端はガイドプレート3の穴4に樞動自在に挿
入されている。
【0025】したがって、操作レバー10をシフト方向
(図3のA方向)に動かせばテーパ面6とチェックピン
11aとで操作力が上がり、このときチェックピン11
bはガイドプレートに当接していないので操作力に影響
しない。
(図3のA方向)に動かせばテーパ面6とチェックピン
11aとで操作力が上がり、このときチェックピン11
bはガイドプレートに当接していないので操作力に影響
しない。
【0026】そして、セレクト方向(図3のB方向)に
動かして、シフトしてRにいれるときには、凹部7、8
とチェックピン11bとは当接しているので、N−R間
の節度感が出る。また、溝5と突起9とが係合するので
R(リバース)は確実に保持される。
動かして、シフトしてRにいれるときには、凹部7、8
とチェックピン11bとは当接しているので、N−R間
の節度感が出る。また、溝5と突起9とが係合するので
R(リバース)は確実に保持される。
【0027】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているので、構造が簡単で部品数が少なく、操作感、節
度感に優れ、ガイドプレートとディテント機構とを組み
合わせたのでコンパクトである。
ているので、構造が簡単で部品数が少なく、操作感、節
度感に優れ、ガイドプレートとディテント機構とを組み
合わせたのでコンパクトである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体構成図。
【図2】図1の要部の側断面図。
【図3】図2の枠体とガイドプレートとの関係をす平面
図。
図。
【図4】従来の技術の例を示す正面図。
【図5】図4の側面図。
【図6】図5の要部のシフト時の状態を示す側面図。
【図7】パターンガイドの例を示す平面図。
1…シフトタワー 2…枠体 3…ガイドプレート 5…溝 6…テーパ部 7、8…凹部 9…突起 10、15…操作レバー 11a、11b…チェックピン 25…T/Mコントロールユニット 26…トランスミッション 34…ギヤセットユニット
Claims (1)
- 【請求項1】 リバース(R)、ニュートラル(N)、
ホールド(H)、シフトアップ(U)、シフトダウン
(D)の5つの変速位置を操作レバーで選択する形式の
自動車用変速機の操作レバー作動装置において、操作レ
バーの回動点から離れた位置に操作レバーと共に一平面
内を動くガイドプレートを枠体の穴内に設け、そのガイ
ドプレートの一側にH位置に谷を有するテーパー面を形
成し、他側にN位置の所とR位置の所とに凹部を設け、
かつ前記ガイドプレートの両側にばねで押圧されるチェ
ックピンを設け、さらに枠体にはR位置でガイドプレー
トの溝と係合する突起を設けたことを特徴とする自動車
用変速機の操作レバー作動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4619292U JP2570710Y2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 自動車用変速機の操作レバー作動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4619292U JP2570710Y2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 自動車用変速機の操作レバー作動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH066813U JPH066813U (ja) | 1994-01-28 |
JP2570710Y2 true JP2570710Y2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=12740198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4619292U Expired - Lifetime JP2570710Y2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 自動車用変速機の操作レバー作動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570710Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005058244B4 (de) * | 2005-12-06 | 2013-07-25 | FICO CABLES S.A. Technological Centre Pujol & Tarragó | Schaltmodul |
-
1992
- 1992-07-02 JP JP4619292U patent/JP2570710Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH066813U (ja) | 1994-01-28 |
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