JP5117814B2 - シフトレバー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シフトレバーが所定範囲において操作されることでシフト位置が変更されるシフトレバー装置に関する。
シフトレバー装置としては、ケースの上側壁に形成されたガイド孔の範囲でシフトレバーが操作されることで、シフト位置が変更されるものがある(例えば、特許文献1参照)。
このシフトレバー装置では、ケースの側壁間に支軸が回転可能に支持されており、シフトレバーの下端が支軸に回動可能に支持されている。さらに、ケースの上側壁下面に節度面部が設けられると共に、シフトレバーに節度ピンが取り付けられており、節度面部に節度ピンが付勢された状態で接触されている。
ここで、このシフトレバー装置では、ケースのガイド孔の範囲でシフトレバーが操作される際には、常に節度面部に節度ピンが付勢された状態で接触される。
このため、ケースのガイド孔にシフトレバーを貫通させた状態で、ケースの側壁間に支軸を架け渡すと共に、シフトレバーの下端を支軸に取り付ける際には、節度面部に節度ピンが付勢された状態で接触されることで、シフトレバーが下側へ付勢される。これにより、ケースの側壁間への支軸の架渡作業及びシフトレバー下端の支軸への取付作業が困難である。
特開2002−120582公報
本発明は、上記事実を考慮し、支持部材の組付作業及びシフトレバーの支持部材への組付作業の少なくとも一方を容易にできるシフトレバー装置を得ることが目的である。
請求項1に記載のシフトレバー装置は、シフト孔に貫通され、所定範囲において操作されることでシフト位置が変更されるシフトレバーと、前記シフトレバーを支持して前記シフトレバーの操作を可能にする支持部材と、前記シフト孔に設けられ、前記シフトレバーの所定範囲外への操作を許可すると共に、前記シフトレバーが所定範囲において操作されてから所定範囲外へ操作される際に前記シフトレバーの操作方向が変更される許可手段と、前記シフトレバーが所定範囲において操作される際に前記シフトレバーを付勢すると共に、前記シフトレバーが所定範囲外へ操作された際に前記シフトレバーの付勢を解除する付勢手段と、前記シフトレバーが所定範囲外へ操作された際に前記付勢手段を組み付け可能にする組付手段と、前記シフトレバーの所定範囲外への操作を制限する制限手段と、を備えている。
請求項2に記載のシフトレバー装置は、請求項1に記載のシフトレバー装置において、前記制限手段は、前記許可手段を塞ぐと共に、弾性を有する。
請求項1に記載のシフトレバー装置では、支持部材がシフトレバーを支持してシフトレバーの操作を可能にしており、シフトレバーが所定範囲において操作されることで、シフト位置が変更される。また、シフトレバーが所定範囲において操作される際に、付勢手段がシフトレバーを付勢する。
ここで、許可手段がシフトレバーの所定範囲外への操作を許可しており、シフトレバーが所定範囲外に操作された際に、付勢手段によるシフトレバーの付勢が解除される。このため、支持部材の組付作業及びシフトレバーの支持部材への組付作業の少なくとも一方を容易にすることができる。
さらに、シフトレバーが所定範囲外へ操作された際に、組付手段が付勢手段を組み付け可能にする。このため、支持部材の組付作業及びシフトレバーの支持部材への組付作業を終了した後に、シフトレバーを所定範囲外へ操作することで、付勢手段を組み付けることができる。これにより、シフトレバーが所定範囲及び所定範囲外の何れに操作されていても、シフトレバーが付勢されない状態で支持部材の組付作業及びシフトレバーの支持部材への組付作業を行うことができ、支持部材の組付作業及びシフトレバーの支持部材への組付作業を容易にすることができる。
また、制限手段がシフトレバーの所定範囲外への操作を制限する。このため、例えばシフトレバー装置の通常使用時には、シフトレバーが不要に所定範囲外に操作されることを制限することができる。
図2には、本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置10の主要部が車両左方から見た断面図にて示されており、図4には、シフトレバー装置10の主要部が上方から見た平面図にて示されている。さらに、図5には、シフトレバー装置10の主要部が車両後方から見た断面図にて示されており、図6には、シフトレバー装置10が車両前斜め左方から見た分解斜視図にて示されている。なお、図面では、車両前方を矢印FRで示し、車両右方を矢印RHで示し、上方を矢印UPで示す。
本実施の形態に係るシフトレバー装置10は、車両の車室12における床部14の車両前側部かつ車幅方向中央部に取り付けられている。
シフトレバー装置10は、組付部材としての略長方体形箱状のハウジングケース16(プレート)を備えており、ハウジングケース16の下面は開口されている。
ハウジングケース16には、車両右側壁の下部と車両左側壁の下部との間において、支持部材としての略円軸状のコントロールシャフト18(第1回転軸)が架け渡されており、コントロールシャフト18は、車幅方向へ延伸されている。コントロールシャフト18の基端(車両右側端)には、円板状の係止板20が一体に設けられると共に、コントロールシャフト18の先端(車両左側端)には、ナット22が螺合されており、係止板20及びナット22がそれぞれハウジングケース16の車両右側壁及び車両左側壁に移動を制限されることで、コントロールシャフト18の軸方向への移動が制限されると共に、コントロールシャフト18が軸回りに回転可能にされている。
ハウジングケース16内には、車両右側部分において、貫通部材としての同期リンク24が設けられており、同期リンク24の下端には、略円筒状の貫通筒26が一体に設けられている。貫通筒26内にはコントロールシャフト18が貫通されており、同期リンク24はコントロールシャフト18に回動自在に支持されている。貫通筒26には、車両前側部分及び車両後側部分において、長孔28が貫通形成されており、長孔28は、貫通筒26の周方向に沿って長尺にされている。
ハウジングケース16内には、車両左側部分において、貫通部材としてのコントロールレバー30が設けられており、コントロールレバー30の下端には、略円筒状の回動筒32が一体に設けられている。回動筒32内にはコントロールシャフト18が貫通されており、コントロールレバー30はコントロールシャフト18に回動自在に支持されている。
コントロールシャフト18には、略棒状のシフトレバー34の下端が支持されており、シフトレバー34の下端は、同期リンク24の貫通筒26の車両左側部に配置されている。シフトレバー34の下端は、支持部としての略板状の支持脚36が一対下側へ突出形成されて、断面略逆U字形状にされており、一対の支持脚36間にコントロールシャフト18及び貫通筒26が配置された状態で、貫通筒26の一対の長孔28を介して一対の支持脚36及びコントロールシャフト18に追加支持部材としての略円軸状の支持軸38(第2回転軸)が略車両前後方向へ貫通されて取り付けられることで、シフトレバー34の下端がコントロールシャフト18に支持されている。
シフトレバー34は、貫通筒26の一対の長孔28によって、貫通筒26に対して車両前後方向及び車幅方向へ相対回動可能にされている。シフトレバー34は、コントロールシャフト18に対して、車両前後方向へ相対回動不能にされると共に、車幅方向へ相対回動可能にされており、シフトレバー34は、コントロールシャフト18の軸回りの回転によって車両前後方向(シフト方向)へ操作(回動)可能にされると共に、コントロールシャフト18に対する車幅方向への相対回動によって車幅方向(セレクト方向)へ操作(回動)可能にされている。
シフトレバー34の下側部分には、所定肉厚の板状の係合部40が設けられており、係合部40は、シフトレバー34から車両前側及び車両後側へ突出している。係合部40には、車両後側端部において、組付部としての円柱状の挿入孔42が形成されており、挿入孔42の上側端は開口されている。挿入孔42内には、付勢手段(節度手段)を構成する付勢部材としての圧縮コイルスプリング44が挿入されており、圧縮コイルスプリング44の下側端は挿入孔42の下側端面に接触されている。挿入孔42内には、圧縮コイルスプリング44の上側において、付勢手段(節度手段)を構成する付勢接触部材としての略円軸状の節度ピン46が挿入されており、節度ピン46は、圧縮コイルスプリング44の上側端が接触されて圧縮コイルスプリング44によって上側へ付勢されると共に、部分的に挿入孔42の上側端開口から上側へ突出されている。
ハウジングケース16の上壁下面には、節度手段を構成する接触部材としての節度面48が設けられており、節度面48は、山部と谷部とが交互に設けられて、波状にされている。節度面48には、節度ピン46が圧縮コイルスプリング44の付勢力によって接触可能にされている。
ハウジングケース16の上壁には、ゲートインテンスとしての所定形状のシフト孔50(図3参照)が貫通形成されており、シフト孔50にシフトレバー34が貫通されることで、シフトレバー34の上側部分がハウジングケース16の上側に突出されている。
シフト孔50は、車両前後方向及び車幅方向へ延伸されており、シフトレバー34は、シフト孔50に沿って車両前後方向及び車幅方向の少なくとも一方へ操作されて、所定範囲を構成する自動変速エリア52におけるシフト位置としてのP位置(パーキング位置)、R位置(リバース位置)、N位置(ニュートラル位置)及びA位置(オートドライブ位置)へ操作可能にされると共に、所定範囲を構成する手動変速エリア54におけるシフト位置としてのM位置(マニュアルドライブ位置)へ操作可能にされている。自動変速エリア52では、P位置の車幅方向一側(本実施の形態では車両右側)かつ車両後側において、R位置、N位置及びA位置が車両前後方向へ並べられると共に、手動変速エリア54(M位置)は、自動変速エリア52のA位置の車幅方向一側に配置されている。
シフト孔50には、手動変速エリア54(M位置)の車両後側において、所定範囲外である許可手段としの許可部56(孔、切欠)が設けられており、シフトレバー34は、許可部56へも操作可能にされている。
シフトレバー34が自動変速エリア52に配置される際(シフトレバー34が手動変速エリア54及び許可部56に配置される際を含んでもよい)には、シフトレバー34の係合部40が同期リンク24に係合される。これにより、シフトレバー34の自動変速エリア52における車両前後方向への操作によって同期リンク24が車両前後方向へ回動されて、車両の変速機(図示省略)を自動でシフト可能にされている。
シフトレバー34が自動変速エリア52におけるP位置からP位置とR位置との間(セレクト位置)までの範囲に配置される際には、シフトレバー34の係合部40がコントロールレバー30に係合される。これにより、シフトレバー34の車両前後方向への操作によってコントロールレバー30が車両前後方向へ回動可能にされて、シフトレバー34がP位置に配置された際に、シフトレバー34がP位置に配置されたことを検出可能にされている。
ハウジングケース16内には、検出手段としての切替スイッチ58が設けられており、シフトレバー34が手動変速エリア54(M位置)に配置された際には、シフトレバー34が手動変速エリア54(M位置)に配置されたことを切替スイッチ58が検出する。これにより、車両のステアリングホイール(特にステアリングホイールの車両前側部)に設けられた手動シフト部材としてのパドル(図示省略)が操作されることで、車両の変速機を手動でシフト可能にされている。
また、シフトレバー34が自動変速エリア52及び手動変速エリア54に配置される際には、常に、節度ピン46が圧縮コイルスプリング44の付勢力によって節度面48に接触する。
シフトレバー34が自動変速エリア52におけるP位置、R位置、N位置及びA位置に配置される際には、節度ピン46が節度面48の谷部に接触すると共に、シフトレバー34がP位置、R位置、N位置及びA位置の各中間位置に配置される際には、節度ピン46が節度面48の山部に接触する。このため、シフトレバー34がP位置、R位置、N位置及びA位置に配置される際に比し、シフトレバー34がP位置、R位置、N位置及びA位置の各中間位置に配置される際に、圧縮コイルスプリング44の付勢力が大きくなる。これにより、シフトレバー34がP位置、R位置、N位置及びA位置に配置された際には、圧縮コイルスプリング44の付勢力によって当該配置状態が維持されると共に、シフトレバー34がP位置、R位置、N位置及びA位置の各中間位置に配置される際には、圧縮コイルスプリング44の付勢力によってシフトレバー34がP位置、R位置、N位置又はA位置へ移動可能にされている。
シフトレバー34が手動変速エリア54(M位置)に配置される際には、節度ピン46が節度面48の山部に接触する。このため、シフトレバー34がA位置に配置される際に比し、シフトレバー34が手動変速エリア54に配置される際に、圧縮コイルスプリング44の付勢力が大きくなる。これにより、シフトレバー34が手動変速エリア54に配置される際には、圧縮コイルスプリング44の付勢力によってシフトレバー34がA位置へ移動可能にされている。
以上のように、節度ピン46が圧縮コイルスプリング44の付勢力によって節度面48に接触されることで、シフトレバー34の操作に節度感が与えられる。
図1に示す如く、シフトレバー34がシフト孔50の許可部56に配置された際には、節度ピン46が節度面48に接触せずに、圧縮コイルスプリング44の付勢力によってシフトレバー34の挿入孔42に節度ピン46の下部のみが挿入される。
ハウジングケース16の車両後側壁には、組付手段としての略矩形状の組付孔60が貫通形成されており、シフトレバー34がシフト孔50の許可部56に配置された際には、組付孔60からシフトレバー34の挿入孔42が露出される。これにより、組付孔60から挿入孔42に圧縮コイルスプリング44及び節度ピン46を挿入可能にされている。
図2、図4及び図6に示す如く、ハウジングケース16の上面は、被覆部材としての略板状のクッションゲート62に被覆されており、クッションゲート62は、例えばゴム製にされて、弾性を有している。クッションゲート62には、案内部としての所定形状のガイド孔64が貫通形成されており、ガイド孔64は、シフト孔50の自動変速エリア52及び手動変速エリア54を上側へ開放させると共に、シフトレバー34が貫通されている。クッションゲート62には、制限手段としての制限部66(封止部)が一体に形成されており、制限部66は、シフト孔50の許可部56を被覆している。制限部66は、クッションゲート62の他の部分に比し肉厚を大きくされており、制限部66は、許可部56内に挿入(嵌合)されると共に、剛性を高くされている。これにより、制限部66がシフトレバー34の許可部56への操作を制限して、圧縮コイルスプリング44の付勢力による節度ピン46の節度面48への接触が解除されることが防止されている。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
以上の構成のシフトレバー装置10を組み付ける際には、ハウジングケース16の上面にクッションゲート62を組み付けないと共に、シフトレバー34の挿入孔42に圧縮コイルスプリング44及び節度ピン46を挿入しない(挿入孔42に圧縮コイルスプリング44を挿入していてもよい)状態で、ハウジングケース16に下面開口からコントロールレバー30、コントロールシャフト18及びシフトレバー34を挿入すると共に、ハウジングケース16のシフト孔50にシフトレバー34を貫通させる。
さらに、コントロールシャフト18を、同期リンク24下端の貫通筒26内、シフトレバー34下端の一対の支持脚36間及びコントロールレバー30下端の回動筒32内に挿通させつつ、ハウジングケース16の車両右側壁と車両左側壁との間に架け渡して、コントロールシャフト18の先端にナット22を螺合すると共に、一対の支持脚36及びコントロールシャフト18に支持軸38を貫通させて取り付ける。
次に、シフトレバー34をシフト孔50の許可部56に配置して、ハウジングケース16の組付孔60からシフトレバー34の挿入孔42に圧縮コイルスプリング44及び節度ピン46(既に挿入孔42に圧縮コイルスプリング44を挿入している場合には節度ピン46のみ)を挿入する(組み付ける)。さらに、所定の治具(図示省略)によって節度ピン46を圧縮コイルスプリング44の付勢力に抗して挿入孔42内(下側)へ押圧しつつ、シフトレバー34をシフト孔50の手動変速エリア54や自動変速エリア52へ操作した後、所定の治具による節度ピン46の押圧を解除して、節度ピン46を圧縮コイルスプリング44の付勢力によってハウジングケース16の節度面48に接触させる。
さらに、クッションゲート62のガイド孔64にシフトレバー34を上端から貫通させて、クッションゲート62をハウジングケース16の上面に組み付ける。これにより、シフト孔50の許可部56をクッションゲート62の制限部66によって被覆する。
ここで、シフトレバー34がシフト孔50の許可部56(自動変速エリア52及び手動変速エリア54以外の部分)に配置されることで、圧縮コイルスプリング44の付勢力による節度ピン46の節度面48への接触が解除されて、圧縮コイルスプリング44によるシフトレバー34の下側への付勢が解除される。このため、圧縮コイルスプリング44によってシフトレバー34が下側へ付勢されない状態で、コントロールシャフト18を、同期リンク24下端の貫通筒26内、シフトレバー34下端の一対の支持脚36間及びコントロールレバー30下端の回動筒32内に挿通させつつ、ハウジングケース16の車両右側壁と車両左側壁との間に架け渡すことができると共に、一対の支持脚36及びコントロールシャフト18に支持軸38を貫通させて取り付けることができる。これにより、コントロールシャフト18のハウジングケース16への組付作業(コントロールシャフト18の貫通筒26内、一対の支持脚36間及び回動筒32内への挿通作業を含む)及びシフトレバー34下端(一対の支持脚36)のコントロールシャフト18への組付作業を容易にすることができる。
さらに、シフトレバー34がシフト孔50の許可部56に配置された際には、ハウジングケース16の組付孔60からシフトレバー34の挿入孔42に圧縮コイルスプリング44及び節度ピン46を挿入可能にされている。このため、コントロールシャフト18のハウジングケース16への組付作業及びシフトレバー34下端のコントロールシャフト18への組付作業が終了した後に、シフトレバー34がシフト孔50の許可部56に配置されることで、組付孔60から挿入孔42に圧縮コイルスプリング44及び節度ピン46を挿入することができる。これにより、シフトレバー34がシフト孔50の自動変速エリア52、手動変速エリア54及び許可部56の何れに配置されていても、シフトレバー34が圧縮コイルスプリング44によって下側へ付勢されない状態でコントロールシャフト18のハウジングケース16への組付作業及びシフトレバー34下端のコントロールシャフト18への組付作業を行うことができ、コントロールシャフト18のハウジングケース16への組付作業及びシフトレバー34下端のコントロールシャフト18への組付作業を一層容易にすることができる。
また、シフトレバー34の挿入孔42に圧縮コイルスプリング44及び節度ピン46を挿入して、節度ピン46を圧縮コイルスプリング44の付勢力によってハウジングケース16の節度面48に接触させた後には、シフト孔50の許可部56がクッションゲート62の制限部66によって被覆される。このため、制限部66によってシフトレバー34の許可部56への操作が制限されることで、シフトレバー装置10の通常使用時にシフトレバー34が不要に許可部56に操作されることを制限することができる。
しかも、制限部66は、クッションゲート62の他の部分に比し肉厚を大きくされて、許可部56内に挿入されると共に、剛性を高くされている。このため、シフトレバー装置10の通常使用時にシフトレバー34が不要に許可部56に操作されることを良好に制限することができる。
また、シフトレバー34の車両後側に挿入孔42(圧縮コイルスプリング44及び節度ピン46)が設けられると共に、自動変速エリア52及び手動変速エリア54の車両後側に許可部56が設けられて、シフトレバー34に対する挿入孔42(圧縮コイルスプリング44及び節度ピン46)の配置方向と自動変速エリア52及び手動変速エリア54に対する許可部56の配置方向とが同一にされている。このため、シフトレバー34が許可部56に配置された際に圧縮コイルスプリング44によるシフトレバー34の下側への付勢が解除される構成に容易にすることができる。
なお、本実施の形態では、シフトレバー34に対する挿入孔42(圧縮コイルスプリング44及び節度ピン46)の配置方向と自動変速エリア52及び手動変速エリア54に対する許可部56の配置方向とを車両後側にした構成としたが、シフトレバー34に対する挿入孔42(圧縮コイルスプリング44及び節度ピン46)の配置方向と自動変速エリア52及び手動変速エリア54に対する許可部56の配置方向とを車両後側以外の他の同一方向にした構成としてもよい。
また、本実施の形態では、シフトレバー34に対する挿入孔42(圧縮コイルスプリング44及び節度ピン46)の配置方向と自動変速エリア52及び手動変速エリア54に対する許可部56の配置方向とを同一にした構成としたが、シフトレバー34が自動変速エリア52及び手動変速エリア54に配置される際に圧縮コイルスプリング44によってシフトレバー34が付勢されると共に、シフトレバー34が許可部56に配置された際に圧縮コイルスプリング44によるシフトレバー34の付勢が解除される場合であれば、シフトレバー34に対する挿入孔42(圧縮コイルスプリング44及び節度ピン46)の配置方向と自動変速エリア52及び手動変速エリア54に対する許可部56の配置方向とを相違させた構成としてもよい。
さらに、本実施の形態では、シフトレバー34に圧縮コイルスプリング44及び節度ピン46を設けると共に、ハウジングケース16に節度面48を設けた構成としたが、シフトレバー34に節度面48を設けると共に、ハウジングケース16(車体側)に圧縮コイルスプリング44及び節度ピン46(付勢手段)を設けた構成としてもよい。
また、本実施の形態では、シフトレバー装置10を車両の床部14に設置した構成としたが、シフトレバー装置10を車両のステアリングコラムやインストルメントパネルに設置した構成としてもよい。
本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置のクッションゲート組み付け前の主要部を示す車両左方から見た断面図である。 本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置のクッションゲート組み付け後の主要部を示す車両左方から見た断面図である。 本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置のクッションゲート組み付け前の主要部を示す上方から見た平面図である。 本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置のクッションゲート組み付け後の主要部を示す上方から見た平面図である。 本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置の主要部を示す車両後方から見た断面図である。 本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置を示す車両前斜め左方から見た分解斜視図である。
符号の説明
10 シフトレバー装置
18 コントロールシャフト(制限手段)
34 シフトレバー
44 圧縮コイルスプリング(付勢手段)
46 節度ピン(付勢手段)
52 自動変速エリア(所定範囲)
54 手動変速エリア(所定範囲)
56 許可部(許可手段)
60 組付孔(組付手段)
66 制限部(制限手段)

Claims (2)

  1. シフト孔に貫通され、所定範囲において操作されることでシフト位置が変更されるシフトレバーと、
    前記シフトレバーを支持して前記シフトレバーの操作を可能にする支持部材と、
    前記シフト孔に設けられ、前記シフトレバーの所定範囲外への操作を許可すると共に、前記シフトレバーが所定範囲において操作されてから所定範囲外へ操作される際に前記シフトレバーの操作方向が変更される許可手段と、
    前記シフトレバーが所定範囲において操作される際に前記シフトレバーを付勢すると共に、前記シフトレバーが所定範囲外へ操作された際に前記シフトレバーの付勢を解除する付勢手段と、
    前記シフトレバーが所定範囲外へ操作された際に前記付勢手段を組み付け可能にする組付手段と、
    前記シフトレバーの所定範囲外への操作を制限する制限手段と、
    を備えたシフトレバー装置。
  2. 前記制限手段は、前記許可手段を塞ぐと共に、弾性を有する請求項1記載のシフトレバー装置。
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