JP2012025334A - シフト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一体部材の組付作業性を向上させる。
【解決手段】シフトレバー装置10では、クッション30の節度溝32Aに板バネ14の先端14Aが付勢力により挿入されることで、板バネ14の回動位置が保持されて、シフトレバー12の回動位置が保持される。また、シフトレバー12が回動操作される際に、ディテントピン18がクッション30の吸収溝38の縦面38Bに干渉する場合には、ディテントピン18の回動が規制されて、シフトレバー12のシフト位置の変更が規制される。ここで、クッション30が、板バネ14の先端14Aとディテントピン18とによって互いに反対側から付勢されて、プレート20に組付けられている。このため、クッション30の組付工程を少なくできると共に、部品点数を少なくできて、クッション30の組付作業性を向上できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、シフト部材が移動されることでシフト位置が変更されるシフト装置に関する。
下記特許文献1に記載のシフトレバー装置では、シフトレバーと一体に移動される弾性具が付勢力によりポジションプレートの係合孔に係合されることで、シフトレバーのシフト位置が保持される。
さらに、シフトレバーと一体に移動されるポジションピンが変位操作されない状態でポジションプレートの段部開口に係合されることで、シフトレバーのシフト位置の変更が規制される。
しかしながら、このシフトレバー装置では、ポジションプレートを組付けるための固定部材が特別に必要であると解される。このため、ポジションプレートの組付工程が多いと共に、部品点数が多いため、ポジションプレートの組付作業性が低い。
特許第3273377号公報
本発明は、上記事実を考慮し、一体部材の組付作業性を向上できるシフト装置を得ることが目的である。
請求項1に記載のシフト装置は、移動されることでシフト位置が変更されるシフト部材と、前記シフト部材と一体に移動可能にされ、付勢力を作用可能にされた保持部材と、前記シフト部材と一体に移動可能にされ、付勢力を作用可能にされると共に、変位操作可能にされた規制部材と、前記保持部材と前記規制部材とによって互いに反対側から付勢されて組付けられ、前記保持部材が付勢力により保持されることで前記シフト部材のシフト位置が保持される保持部と前記規制部材の変位操作されない状態での移動を規制することで前記シフト部材のシフト位置の変更を規制する規制部とが一体に設けられた一体部材と、を備えている。
請求項2に記載のシフト装置は、請求項1に記載のシフト装置において、前記保持部材による前記一体部材の付勢方向と前記規制部材による前記一体部材の付勢方向とを互いに対向させている。
請求項3に記載のシフト装置は、請求項1又は請求項2に記載のシフト装置において、前記保持部及び前記規制部の少なくとも一方は、前記保持部材又は前記規制部材からの衝撃を吸収可能にされている。
請求項4に記載のシフト装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のシフト装置において、前記一体部材の組付方向を前記保持部材による前記一体部材の付勢方向及び前記規制部材による前記一体部材の付勢方向の少なくとも一方と平行にしている。
請求項1に記載のシフト装置では、シフト部材が移動されることで、シフト部材のシフト位置が変更される。
また、シフト部材と一体に保持部材が移動可能にされており、保持部材が付勢力により一体部材の保持部に保持されることで、シフト部材のシフト位置が保持される。
さらに、シフト部材と一体に規制部材が移動可能にされており、一体部材の規制部が規制部材の変位操作されない状態での移動を規制することで、シフト部材のシフト位置の変更が規制される。
ここで、一体部材が、保持部材と規制部材とによって互いに反対側から付勢されて、組付けられている。このため、一体部材を組付けるための特別な固定部材を不要にでき、一体部材の組付工程を少なくできると共に、部品点数を少なくできて、一体部材の組付作業性を向上できる。
請求項2に記載のシフト装置では、保持部材による一体部材の付勢方向と規制部材による一体部材の付勢方向とが互いに対向されている。このため、一体部材を安定させて組付けることができる。
請求項3に記載のシフト装置では、保持部及び規制部の少なくとも一方が、保持部材又は規制部材からの衝撃を吸収可能にされている。このため、保持部及び規制部の少なくとも一方への保持部材又は規制部材の当接音を低減できる。
請求項4に記載のシフト装置では、一体部材の組付方向が、保持部材による一体部材の付勢方向及び規制部材による一体部材の付勢方向の少なくとも一方と平行にされている。このため、一体部材の組付方向への移動を抑制でき、一体部材を適切に組付けることができる。
本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置の主要部を示す車両左方から見た側面図である。 本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置の主要部を示す車両前方から見た断面図である。 本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置を示す車両左斜め前方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置を示す車両左斜め前方から見た分解斜視図である。
図3には、本発明の実施の形態に係るシフト装置としてのシフトレバー装置10が車両左斜め前方から見た斜視図にて示されており、図4には、シフトレバー装置10が車両左斜め前方から見た分解斜視図にて示されている。なお、図面では、車両前方を矢印FRで示し、車両左方を矢印LHで示し、上方を矢印UPで示す。
本実施の形態に係るシフトレバー装置10は、所謂4AT(4速変速)タイプの車両(自動車)に適用されている。また、シフトレバー装置10は、所謂フロア式のものにされて、車室の床部(フロア)に設置されている。
図3及び図4に示す如く、シフトレバー装置10には、シフト部材としての略長尺棒状のシフトレバー12が設けられている。シフトレバー12は、下端(基端)において、支持されており、シフトレバー12は、下端を中心として、車両前後方向へ回動操作(移動)可能にされている。これにより、シフトレバー12のシフト位置が、「P」シフト位置、「R」シフト位置、「N」シフト位置、「D」シフト位置、「2」シフト位置及び「L」シフト位置に変更可能にされている(図1参照)。
シフトレバー12の長手方向中間部には、節度機構を構成する保持部材としての金属製で長尺板状の板バネ14が設けられている。板バネ14は、基端(車両前側端)において、シフトレバー12に固定されており、板バネ14は、シフトレバー12の車両左側に配置されると共に、シフトレバー12の回動操作と一体に回動(移動)可能にされている。板バネ14は、弾性変形により付勢力を作用可能にされており、板バネ14の係合部としての先端14A(車両後側端)は、断面U字状に湾曲されて、下側に突出されている。
シフトレバー12の上端(先端)には、操作部材としてのノブボタン16が設けられており、ノブボタン16は、押圧操作可能にされている。
シフトレバー12の長手方向中間部には、板バネ14より下側において、規制機構を構成する規制部材としての金属製で長尺棒状かつ断面矩形状のディテントピン18が設けられており、ディテントピン18は、シフトレバー12の回動操作と一体に回動(移動)可能にされている。ディテントピン18は、シフトレバー12から車両左側へ突出されており、ディテントピン18は、板バネ14の先端14Aと当該先端14A及びディテントピン18の回動径方向において互いに対向されている。
ディテントピン18は、シフトレバー12の長手方向へ変位可能にされると共に、シフトレバー12内には、付勢手段(図示省略)が設けられており、付勢手段は、ディテントピン18をシフトレバー12の長手方向上側へ付勢している。ディテントピン18は、ノブボタン16と連動可能にされており、ノブボタン16が押圧操作されることで、シフトレバー12の長手方向下側へ変位(変位操作)可能にされている。
シフトレバー12の車両左側には、組付対象としての金属製で所定肉厚の板状のプレート20が設けられており、プレート20は、車体側に固定されている。プレート20は、車幅方向に垂直に配置されており、プレート20の組付面としての上面20Aは、シフトレバー12の回動中心軸を中心軸とした円周面状に湾曲されている。
プレート20には、ディテント孔22が貫通形成されており、ディテント孔22の上側面には、節度機構を構成する規制本体部としての所定形状のディテント溝24が形成されている。ディテント孔22内には、ディテントピン18が挿入されており、ディテントピン18は、付勢手段の付勢力により、ディテント溝24側へ配置されている。
図1に詳細に示す如く、ディテント溝24は、シフトレバー12のシフト位置(ディテントピン18の回動位置)に対応した凹凸形状にされている。ディテント溝24には、少なくともシフトレバー12の各シフト位置に対応して、横面24A(ディテントピン18の回動径方向に垂直な面)が設けられており、横面24Aの上下方向位置(ディテントピン18の回動径方向における位置)は、シフトレバー12のシフト位置に対応して変動されている。ディテント溝24には、上下方向位置が相違する横面24Aの間において、縦面24B(ディテントピン18の回動周方向に垂直な面)が設けられており、ディテントピン18が縦面24Bに干渉することで、ディテントピン18の回動が規制されて、シフトレバー12の回動操作(シフト位置の変更)が規制される。また、ノブボタン16が押圧操作されてディテントピン18がシフトレバー12の長手方向下側へ変位された際には、ディテントピン18が縦面24Bに干渉しなくなることで、ディテントピン18の回動が許容される。
図3及び図4に示す如く、プレート20には、長尺矩形状の組付孔26が形成されており、組付孔26は、プレート20の上面20Aとディテント孔22(ディテント溝24)との間を、上下方向(板バネ14の先端14A及びディテントピン18の回動径方向)において、貫通している。
プレート20の上面20Aには、組付孔26の全周において、位置決め手段を構成する長尺矩形筒状の組付筒28が一体に形成されており、組付筒28内は、組付孔26を構成している。
プレート20の組付孔26には、一体部材としてのクッション30が組付けられており、クッション30は、樹脂(例えばハイトレル(登録商標)7247)製にされて、ディテントピン18及び板バネ14に比し、硬度が低くされている。
クッション30の上部には、節度機構を構成する保持部としての略直方体状の節度体32が設けられており、車両前後方向に長尺にされると共に、プレート20の上面20Aに沿って湾曲されている。節度体32の下面には、位置決め手段を構成する断面矩形状の組付溝34が一対形成されており、組付溝34は、節度体32の長手方向全体に亘って配置されている。
クッション30の下部には、規制機構を構成する規制部としての平板状の規制板36が設けられており、規制板36は、節度体32の一対の組付溝34間から下側へ突出されている。
クッション30では、規制板36がプレート20の組付孔26に挿入されており、節度体32の下面がプレート20の上面20Aに嵌合されている。さらに、節度体32の一対の組付溝34にそれぞれプレート20の組付筒28の車幅方向両側壁が挿入される(図2参照)と共に、節度体32の車両前後方向両側面が組付筒28の車両前後方向両側壁に当接されている(図1参照)。これにより、クッション30のプレート20上面20Aに沿った移動が規制されて、クッション30がプレート20の上面20A上に位置決めされている。
図1に詳細に示す如く、節度体32の上面には、シフトレバー12の各シフト位置(板バネ14の先端14Aの各回動位置)に対応して、断面半円状の節度溝32Aが形成されており、節度溝32Aに板バネ14の先端14Aが付勢力により挿入されることで、板バネ14の回動位置が保持されて、シフトレバー12の回動位置(シフト位置)が保持されている。節度体32の上面には、各節度溝32A間において、節度山32Bが形成されており、シフトレバー12が回動操作されてシフト位置を変更される際には、板バネ14の先端14Aが、付勢力に抗して節度溝32Aから節度山32Bへ離脱される共に、付勢力によって節度山32Bから節度溝32Aへ挿入される。
規制板36の下部には、吸収溝38が形成されており、吸収溝38は、プレート20(ディテント孔22)のディテント溝24に対して、僅かにディテント孔22内に配置されている。吸収溝38は、ディテント溝24に対応した凹凸形状にされており、吸収溝38には、ディテント溝24の横面24A及び縦面24Bのそれぞれに沿って横面38A及び縦面38Bが設けられている。吸収溝38の横面38Aには、シフトレバー12のディテントピン18が付勢手段の付勢力により当接されており、ディテントピン18がディテント溝24の縦面24Bに干渉する際には、ディテントピン18が吸収溝38の縦面38Bに当接可能にされている。
また、板バネ14の先端14Aが節度体32の上面を下側(回動径方向内側)へ付勢する付勢力は、ディテントピン18が付勢手段の付勢力により規制板36の吸収溝38を上側(回動径方向外側)へ付勢する付勢力に比し、大きくされている。これにより、クッション30の上下方向(板バネ14の先端14A及びディテントピン18の回動径方向)への移動が規制されて、クッション30がプレート20に組付けられている。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
以上の構成のシフトレバー装置10では、クッション30(節度体32)の節度溝32Aに板バネ14の先端14Aが付勢力により挿入されることで、板バネ14の回動位置が保持されて、シフトレバー12の回動位置(シフト位置)が保持される。
シフトレバー12が回動操作されてシフト位置を変更される際には、板バネ14の先端14Aが、節度体32において、付勢力に抗して節度溝32Aから節度山32Bへ離脱される共に、付勢力によって節度山32Bから節度溝32Aへ挿入されることで、シフトレバー12のシフト位置の変更に節度感が作用される。
また、シフトレバー12のノブボタン16が押圧操作されずに、ディテントピン18がシフトレバー12の長手方向下側へ変位されない状態で、シフトレバー12が回動操作されてシフト位置を変更される際には、ディテントピン18がプレート20(ディテント孔22)のディテント溝24の縦面24B及びクッション30(規制板36)の吸収溝38の縦面38Bに干渉する場合に、ディテントピン18の回動が規制されることで、シフトレバー12の回動操作が規制されて、シフトレバー12のシフト位置の変更が規制される。
一方、シフトレバー12のノブボタン16が押圧操作されて、ディテントピン18がシフトレバー12の長手方向下側へ変位された状態で、シフトレバー12が回動操作されてシフト位置を変更される際には、常に、ディテントピン18がディテント溝24の縦面24B及び吸収溝38の縦面38Bに干渉せず、ディテントピン18の回動が許容されることで、シフトレバー12の回動操作が許容されて、シフトレバー12のシフト位置の変更が許容される。
ここで、クッション30の節度体32において、節度山32B及び節度溝32Aの形状(節度山32Bの高さや節度溝32Aの深さを含む)を調整することで、シフトレバー12が回動操作される際の板バネ14の付勢力を調整できる。このため、シフトレバー12の回動操作力を簡単に調整できる。
さらに、シフトレバー12が回動操作されて、板バネ14の先端14Aが付勢力によって節度体32の節度山32Bから節度溝32Aへ挿入される際には、節度体32が板バネ14の先端14Aからの衝撃を吸収する。このため、板バネ14先端14Aの節度体32(節度溝32A)への当接音を低減できる。
また、シフトレバー12が回動操作されて、ディテントピン18がプレート20(ディテント孔22)のディテント溝24の縦面24Bに干渉する際には、ディテントピン18がクッション30(規制板36)の吸収溝38の縦面38Bに当接することで、規制板36がディテントピン18からの衝撃を吸収する。このため、ディテントピン18のディテント溝24(縦面24B)への当接音を低減できる。
しかも、シフトレバー12のノブボタン16の押圧操作が解除されることで、ディテントピン18が、付勢手段の付勢力によってシフトレバー12の長手方向上側へ変位されて、ディテント溝24の横面24Aに干渉される際には、ディテントピン18が吸収溝38の横面38Aに当接することで、規制板36がディテントピン18からの衝撃を吸収する。このため、ディテントピン18のディテント溝24(横面24A)への当接音を低減できる。
ところで、シフトレバー装置10にクッション30を組付ける際には、シフトレバー装置10にシフトレバー12を組付ける前に、クッション30において、規制板36をプレート20の組付孔26に挿入して、節度体32の下面をプレート20の上面20Aに嵌合させる。これにより、節度体32の一対の組付溝34にそれぞれプレート20の組付筒28の車幅方向両側壁が挿入されると共に、節度体32の車両前後方向両側面が組付筒28の車両前後方向両側壁に当接されることで、クッション30のプレート20上面20Aに沿った移動が規制される。
その後、シフトレバー装置10にシフトレバー12を組付けて、シフトレバー12の板バネ14の先端14Aをクッション30の節度体32の上側に配置すると共に、シフトレバー12のディテントピン18をクッション30の規制板36(吸収溝38)の下側に配置する。これにより、シフトレバー12の板バネ14先端14Aが節度体32の上面を下側へ付勢すると共に、ディテントピン18が付勢手段の付勢力により規制板36の吸収溝38を上側へ付勢し、かつ、当該板バネ14の付勢力が当該ディテントピン18の付勢力に比し大きくされるため、クッション30の上下方向への移動が規制される。
以上により、クッション30のプレート20に対する全方向への移動が規制されて、クッション30がプレート20に組付けられる。
ここで、上述の如く、クッション30が、板バネ14の先端14Aとディテントピン18とによって互いに反対側から付勢されて、プレート20に組付けられている。このため、クッション30をプレート20に組付けるための特別な固定部材を不要にでき、クッション30の組付工程を少なくできると共に、部品点数を少なくできて、クッション30の組付作業性を向上できる。
さらに、板バネ14の先端14Aとディテントピン18とが板バネ14の先端14A及びディテントピン18の回動径方向において互いに対向されていることで、板バネ14の先端14Aによるクッション30の付勢方向とディテントピン18によるクッション30の付勢方向とが当該回動径方向において互いに対向されている。このため、クッション30をプレート20に安定させて組付けることができる。
しかも、クッション30(規制板36)のプレート20(組付孔26)への組付方向(挿入方向)が、板バネ14の先端14Aによるクッション30の付勢方向及びディテントピン18によるクッション30の付勢方向と平行にされている。このため、クッション30のプレート20に対する当該組付方向への移動を抑制でき、クッション30をプレート20に適切に組付けることができる。
また、本実施の形態では、シフトレバー装置10を所謂4AT(4速変速)タイプの車両に適用しているが、シフトレバー装置10を異なるタイプの車両に適用する場合には、シフトレバー12のシフト位置や回動操作力が変更される。
例えば、シフトレバー装置10を所謂CVT(無段変速)タイプの車両に適用する場合には、シフトレバー12のシフト位置が「P」シフト位置、「R」シフト位置、「N」シフト位置、「D」シフト位置及び「L」シフト位置に変更可能にされると共に、シフトレバー12の回動操作力が変更される。
このような場合には、プレート20のディテント孔22(ディテント溝24)の形状が例えば入れ駒の追加や除去により変更されると共に、クッション30の規制板36(吸収溝38)の形状が変更されて、シフトレバー12のシフト位置が変更される。さらに、クッション30の節度体32において、節度山32B及び節度溝32Aの形状(節度山32Bの高さや節度溝32Aの深さを含む)が変更されることで、シフトレバー12の回動操作力が変更される。
このため、プレート20のディテント孔22(ディテント溝24)の形状を変更すれば、クッション30の1部品を交換するのみで、シフトレバー装置10を適用する車両のタイプを簡単に変更できる。
なお、本実施の形態において、クッション30の規制板36の車両前側端及び車両後側端の少なくとも一方を、下側へ延出させて、プレート20のディテント孔22の車両前側面や車両後側面からディテント孔22内に突出させてもよい。
また、本実施の形態では、板バネ14の先端14Aによるクッション30の付勢方向とディテントピン18によるクッション30の付勢方向とを板バネ14の先端14A及びディテントピン18の回動径方向において互いに対向させたが、板バネ14の先端14Aによるクッション30の付勢方向とディテントピン18によるクッション30の付勢方向とを互いに対向させなくてもよい。
さらに、本実施の形態では、クッション30のプレート20への組付方向を板バネ14の先端14Aによるクッション30の付勢方向及びディテントピン18によるクッション30の付勢方向に対し平行にしたが、クッション30のプレート20への組付方向を板バネ14の先端14Aによるクッション30の付勢方向やディテントピン18によるクッション30の付勢方向に対し交差させてもよい(例えば垂直にしてもよい)。
また、本実施の形態では、クッション30の節度体32と規制板36とを同一の材料で形成したが、クッション30の節度体32と規制板36とを異なる材料で形成してもよい。
さらに、本実施の形態では、クッション30(一体部材)の規制板36(規制部)が吸収溝38を構成したが、一体部材の規制部がディテント溝24を構成してもよい。
また、本実施の形態では、シフトレバー装置10をフロア式のものにして車室の床部に設置したが、シフトレバー装置10を車両のステアリングコラムやインストルメントパネルに設置してもよい。
10 シフトレバー装置
12 シフトレバー(シフト部材)
14 板バネ(保持部材)
18 ディテントピン(規制部材)
30 クッション(一体部材)
32 節度体(保持部)
36 規制板(規制部)

Claims (4)

  1. 移動されることでシフト位置が変更されるシフト部材と、
    前記シフト部材と一体に移動可能にされ、付勢力を作用可能にされた保持部材と、
    前記シフト部材と一体に移動可能にされ、付勢力を作用可能にされると共に、変位操作可能にされた規制部材と、
    前記保持部材と前記規制部材とによって互いに反対側から付勢されて組付けられ、前記保持部材が付勢力により保持されることで前記シフト部材のシフト位置が保持される保持部と前記規制部材の変位操作されない状態での移動を規制することで前記シフト部材のシフト位置の変更を規制する規制部とが一体に設けられた一体部材と、
    を備えたシフト装置。
  2. 前記保持部材による前記一体部材の付勢方向と前記規制部材による前記一体部材の付勢方向とを互いに対向させた請求項1記載のシフト装置。
  3. 前記保持部及び前記規制部の少なくとも一方は、前記保持部材又は前記規制部材からの衝撃を吸収可能にされた請求項1又は請求項2記載のシフト装置。
  4. 前記一体部材の組付方向を前記保持部材による前記一体部材の付勢方向及び前記規制部材による前記一体部材の付勢方向の少なくとも一方と平行にした請求項1〜請求項3の何れか1項記載のシフト装置。
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