JP6692263B2 - シフト装置 - Google Patents

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本発明は、シフト体が移動されてシフト位置が変更されるシフト装置に関する。
下記特許文献1に記載のシフトレバー装置では、本体ボディ部と本体カバー部とにレバーが支持されている。さらに、レバーにコイルばね及び案内ピンが設けられると共に、本体ボディ部に誘導路が設けられており、コイルばね及び案内ピンが、誘導路に付勢力を作用させて、レバーを付勢する。
ここで、このシフトレバー装置では、レバーが長手方向においてコイルばね内に挿通されている。このため、レバーとコイルばねとの組付方向が本体ボディ部又は本体カバー部とレバーとの組付方向と異なっている。
特開2013−124068号公報
本発明は、上記事実を考慮し、組付性を向上できるシフト装置を得ることが目的である。
請求項1に記載のシフト装置は、車体側に設けられる複数の支持部材と、複数の前記支持部材に支持され、移動されてシフト位置が変更されるシフト体と、前記支持部材及び前記シフト体の一方に設けられ、前記シフト体の側方に配置される付勢手段と、前記支持部材及び前記シフト体の他方に設けられ、前記付勢手段が付勢力を作用させて前記シフト体を付勢する作用部と、を備える。
請求項2に記載のシフト装置は、請求項1に記載のシフト装置において、前記シフト体の移動方向の側方に前記付勢手段が配置される。
請求項3に記載のシフト装置は、請求項1又は請求項2に記載のシフト装置において、前記シフト体に前記作用部が設けられる。
請求項1に記載のシフト装置は前記シフト体の前記付勢手段とは反対側に設けられ、前記シフト体の移動位置を検出する検出手段を備える。
請求項4に記載のシフト装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のシフト装置において、前記検出手段が前記シフト体の前記付勢手段とは反対側において前記支持部材を介して設けられる。
請求項5に記載のシフト装置は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のシフト装置において、前記付勢手段及び前記作用部がそれぞれ複数設けられる。
請求項1に記載のシフト装置では、車体側に複数の支持部材が設けられると共に、複数の支持部材にシフト体が支持されており、シフト体が移動されてシフト位置が変更される。さらに、支持部材及びシフト体の一方に付勢手段が設けられると共に、支持部材及びシフト体の他方に作用部が設けられており、付勢手段が、作用部に付勢力を作用させて、シフト体を付勢する。
ここで、シフト体の側方に付勢手段が配置される。このため、支持部材にシフト体と付勢手段とを同一側から組付けることができ、組付性を向上できる。
請求項2に記載のシフト装置では、シフト体の移動方向の側方に付勢手段が配置される。このため、シフト装置をシフト体の移動方向において小型化できる。
請求項3に記載のシフト装置では、シフト体に作用部が設けられる。このため、作用部を別体で設ける必要をなくすことができる。
請求項1に記載のシフト装置では、検出手段がシフト体の移動位置を検出する。
ここで、検出手段がシフト体の付勢手段とは反対側に設けられる。このため、付勢手段がシフト体を検出手段側に付勢できる。
請求項5に記載のシフト装置では、付勢手段及び作用部がそれぞれ複数設けられる。このため、各作用部に作用される各付勢手段の付勢力を低減できる。
本発明の実施形態に係るシフト装置を示す右斜め後方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るシフト装置を示す右斜め後方から見た分解斜視図である。 (A)〜(E)は、本発明の実施形態に係るシフト装置のリンク等を示す右方から見た側面図であり、(A)は、レバーが「H」位置に配置される際を示し、(B)は、レバーが「Nr」位置に配置される際を示し、(C)は、レバーが「R」位置に配置される際を示し、(D)は、レバーが「Nd」位置に配置される際を示し、(E)は、レバーが「D」位置に配置される際を示している。
図1には、本発明の実施形態に係るシフト装置10(シフタ)が右斜め後方から見た斜視図にて示されており、図2には、シフト装置10が右斜め後方から見た分解斜視図にて示されている。なお、図面では、シフト装置10の前方を矢印FRで示し、シフト装置10の右方を矢印RHで示し、シフト装置10の上方を矢印UPで示す。
本実施形態に係るシフト装置10は、所謂ストレート式のものにされている。さらに、シフト装置10は、フロア式のものにされて、車両(自動車)の運転席(図示省略)の車幅方向内側における車室の床部(車体側)に設置されており、シフト装置10の前方、右方及び上方は、それぞれ車両の前方、右方及び上方に向けられている。
図1及び図2に示す如く、シフト装置10には、支持体としての樹脂製で略直方体形箱状のプレート12が設けられており、プレート12は、車室の床部に固定されている。
プレート12の左側部分には、支持部材(第1支持部材)としての略有底矩形筒状の第1プレート12Aが設けられており、第1プレート12A内は、右側に開放されると共に、左壁が略矩形板状の第1支持壁12Cにされている。第1支持壁12Cの下端部には、円筒状の第1支持筒14が一体に設けられており、第1支持筒14は、第1プレート12A内に突出されている。第1支持筒14内は、第1支持部としての第1支持孔14Aにされており、第1支持孔14Aは、右側に開放されると共に、軸方向が左右方向に平行に配置されている。
第1支持壁12Cには、第1支持筒14の上側の前側と後側とにおいて、円筒状の保持筒16が一体に設けられており、保持筒16は、第1プレート12A内に突出されている。保持筒16内は、保持孔16Aにされており、保持孔16Aは、右側に開放されると共に、軸方向が左右方向に平行に配置されている。
プレート12の右側部分には、支持部材(第2支持部材)としての略矩形筒状の第2プレート12Bが設けられており、第2プレート12B内は、略矩形板状の第2支持壁12Dによって左側と右側とに区分けされている。第1プレート12A及び第2プレート12Bには、複数のピン18が貫通されると共に、各ピン18の先端には、プッシュナット20が装着されており、各ピン18の基端(拡径部)と各プッシュナット20との間に第1プレート12A及び第2プレート12Bが狭持されることで、第1プレート12Aと第2プレート12Bとが組付けられて、第1プレート12A内が第2プレート12B内の左側部分に連通されている。
第2プレート12Bの第2支持壁12Dの下端部には、円筒状の第2支持筒22が一体に設けられており、第2支持筒22は、第2プレート12B内の左側部分及び第1プレート12A内に突出されている。第2支持筒22内は、第2支持孔22Aにされており、第2支持孔22Aは、左側に開放されると共に、第1プレート12Aの第1支持孔14Aと同軸上に配置されている。第2プレート12Bの第2支持壁12Dには、第2支持筒22の上方において、回動支持部としての円筒状の回動筒12Eが一体に設けられており、回動筒12Eは、内部が右側に開放されると共に、軸方向が左右方向に平行にされている。
シフト装置10には、シフト体としての樹脂製で長尺棒状のレバー24が設けられている。レバー24の下端部には、円筒状の支持軸24Aが一対一体に設けられており、支持軸24Aは、レバー24の左側と右側とに同軸上に突出されている。左側及び右側の支持軸24Aは、それぞれ第1プレート12Aの第1支持筒14内(第1支持孔14A)及び第2プレート12Bの第2支持筒22内(第2支持孔22A)に挿入されており、レバー24は、一対の支持軸24Aにおいて第1プレート12A及び第2プレート12Bに支持されて、一対の支持軸24Aを中心軸として前後方向(所定方向)に回動(移動)可能にされている。
レバー24の上側部分は、プレート12の上側に回動可能に延出されており、レバー24は、上端部において図示しないノブが装着されて、車両の乗員(特に運転手)によって前後方向に回動操作可能にされている。このため、レバー24は、前側から後側に向けて、例えば、シフト位置としての「R」位置(リバース位置)、「Nr」位置(ニュートラル位置)、「H」位置(ホーム位置)、「Nd」位置(ニュートラル位置)、「D」位置(ドライブ位置)に回動操作可能にされている(図3の(A)〜(E)参照)。
レバー24の上下方向中間部の右面には、連結部として略矩形柱状の連結爪26が一対一体に設けられており、連結爪26は、右方に延出されて、第2プレート12Bの第2支持壁12Dを回動筒12Eの上側において前後方向に回動可能に貫通している。一対の連結爪26は、前後方向において離間された状態で対向されており、各連結爪26の先端は、他の連結爪26とは反対側に突出されている。
レバー24の下部の左面には、前側部分及び後側部分において、作用部としての凹状の節度面28が形成されており、節度面28は、レバー24の回動方向両端から回動方向中央に向かうに従い右側へ向かう方向に傾斜されている。
第1プレート12Aの各保持筒16内(各保持孔16A)には、付勢手段を構成する作用部材としての略円柱状のディテントピン30が同軸上に嵌入されており、ディテントピン30は、軸方向(左右方向)に移動可能にされている。ディテントピン30の右部は、保持筒16内(保持孔16A)から右側に突出されており、ディテントピン30の右面は、半球面状に突出されている。
第1プレート12Aの各保持筒16内(各保持孔16A)には、付勢手段を構成する付勢部材としてのスプリング32(圧縮コイルスプリング)が挿入されており、スプリング32は、第1プレート12Aの第1支持壁12Cとディテントピン30の左面との間に掛渡されている。スプリング32は、軸方向において収縮されて、ディテントピン30を右側に付勢しており、ディテントピン30の右面は、スプリング32の付勢力によりレバー24の節度面28に当接されている。このため、スプリング32の付勢力によりディテントピン30の右面が節度面28のレバー24回動方向中央に当接されて、レバー24が「H」位置に配置されており、レバー24は、スプリング32の付勢力に抗して「H」位置以外の回動位置に回動操作される。さらに、レバー24が「H」位置以外の回動位置に回動操作された状態から、レバー24への回動操作力の作用が解除されることで、レバー24がスプリング32の付勢力により「H」位置に回動(復帰)される。
プレート12の第2プレート12B内の右側部分には、検出手段としての検出機構34が設けられている。
検出機構34には、移動部としての樹脂製で長尺矩形板状のリンク36が設けられており、リンク36の上端部には、被連結部としての矩形筒状の連結筒36Aが一体に設けられている。連結筒36Aは、左方に突出されており、連結筒36A内は、左側及び右側に開放されている。連結筒36A内には、レバー24の一対の連結爪26が各連結爪26の弾性変形により挿通されており、これにより、リンク36が、一対の連結爪26に連結されて、一対の連結爪26に対する左右方向への移動を規制されると共に、一対の連結爪26に対する長手方向への移動及び前後方向への回動を許容されている。リンク36には、連結筒36Aの下側において、回動被支持部としての円柱状の回動軸36Bが一体に設けられており、回動軸36Bは、左方に突出されると共に、軸方向が左右方向に平行にされている。回動軸36Bは、第2プレート12Bの第2支持壁12Dの回動筒12E内に挿入(嵌入)されており、リンク36は、回動軸36Bにおいて回動筒12Eに回動可能に支持されている。このため、レバー24が前後方向に回動されることで、リンク36が一対の連結爪26によって回動軸36Bを中心として前後方向に回動される。
リンク36の下端部には、被検出部としての矩形板状のマグネット38がインサート成形により固定されており、マグネット38は、リンク36と一体に回動軸36Bを中心として前後方向に回動されると共に、右側に露出されている。また、リンク36では、回動軸36Bとマグネット38との離間距離が、回動軸36Bと連結筒36A(レバー24の一対の連結爪26)との離間距離に比し、大きくされている。
リンク36の右側には、検出部としての略矩形板状のセンサ基板40が設けられており、センサ基板40は、第2プレート12B内の右側部分に固定されて、左右方向に垂直に配置されている。センサ基板40は、マグネット38に左右方向において対向されており、センサ基板40は、マグネット38が発生する磁力を検出して、リンク36の前後方向への回動位置を検出する。
第2プレート12Bの右側には、被覆部材としての略矩形板状のカバー42が組付けられており、カバー42は、第2プレート12B内の右側部分を右側から被覆している。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のシフト装置10では、レバー24が前後方向に回動されることで、レバー24のシフト位置が変更される。また、検出機構34では、レバー24の一対の連結爪26の前後方向への回動によりリンク36が回動軸36Bを中心として前後方向に回動されて、リンク36のマグネット38が発生する磁力をセンサ基板40が検出することで、リンク36の前後方向への回動位置が検出されて、レバー24のシフト位置が検出される。さらに、回動軸36Bとマグネット38との離間距離が回動軸36Bと一対の連結爪26との離間距離に比し大きくされており、一対の連結爪26の前後方向への回動ストロークに対しマグネット38の前後方向への回動ストロークが増幅されることで、レバー24のシフト位置の検出精度が高くされる。
また、レバー24の節度面28にディテントピン30の右面がスプリング32の付勢力により当接されており、レバー24が「H」位置から回動操作される際には、レバー24がスプリング32の付勢力に抗して回動されて、レバー24に回動操作荷重が作用される。
ところで、シフト装置10が組付けられる際には、ピン18がプレート12の第1プレート12Aに左側から貫通されると共に、第1プレート12Aの保持筒16内(保持孔16A)に右側からスプリング32及びディテントピン30が挿入される。さらに、第1プレート12Aの第1支持筒14内(第1支持孔14A)に右側からレバー24の左側の支持軸24Aが挿入されると共に、ディテントピン30の右面に右側からレバー24の節度面28が当接される。
次に、ピン18がプレート12の第2プレート12Bに左側から貫通されて、レバー24の右側の支持軸24Aが右側から第2プレート12Bの第2支持筒22内(第2支持孔22A)に挿入されると共に、レバー24の一対の連結爪26が右側から第2プレート12Bの第2支持壁12Dに貫通される。そして、ピン18に右側からプッシュナット20が装着されて、第1プレート12Aに第2プレート12Bが組付けられる。
その後、一対の連結爪26が右側からリンク36の連結筒36A内に挿通されて、一対の連結爪26にリンク36が連結されると共に、第2プレート12Bの第2支持壁12Dの回動筒12E内に右側からリンク36の回動軸36Bが挿入されて、回動筒12Eにリンク36が支持される。さらに、第2プレート12B内の右側部分に右側からセンサ基板40が固定されると共に、第2プレート12Bに右側からカバー42が組付けられる。
ここで、レバー24の左側(回動方向(前後方向)の側方)にディテントピン30及びスプリング32が配置されている。
このため、シフト装置10が組付けられる際には、第1プレート12Aに右側(同一側)からスプリング32、ディテントピン30及びレバー24を組付けることができ、組付工数を低減できると共に、組付性を向上できる。しかも、ピン18に右側から第1プレート12A、第2プレート12B及びプッシュナット20が組付けられ、かつ、レバー24(一対の連結爪26)及び第2プレート12B(回動筒12E)に右側からリンク36が組付けられると共に、第2プレート12Bに右側からセンサ基板40及びカバー42が組付けられる。これにより、シフト装置10の組付装置による組付け(無人組付け)を可能にできる。
さらに、シフト装置10が組付けられる際には、第1プレート12Aの左側が下側に向けられることで、第1プレート12Aに上側からスプリング32、ディテントピン30及びレバー24を載置して組付けることができ、組付工数を一層低減できると共に、組付性を一層向上できる。しかも、ピン18に上側から第1プレート12A、第2プレート12B及びプッシュナット20を載置して組付けることができ、かつ、レバー24(一対の連結爪26)及び第2プレート12B(回動筒12E)に上側からリンク36を載置して組付けることができると共に、第2プレート12Bに上側からセンサ基板40及びカバー42を載置して組付けることができる。これにより、シフト装置10の組付装置による組付けを一層可能にできる。
また、レバー24の下側にディテントピン30及びスプリング32が配置される場合とは異なり、シフト装置10の上下方向(レバー24の回動径方向)及び前後方向(レバー24の回動方向)における寸法を小さくでき、シフト装置10を上下方向及び前後方向において小型化できる。
さらに、レバー24の前側又は後側にディテントピン30及びスプリング32が配置される場合とは異なり、シフト装置10の前後方向(レバー24の回動方向)における寸法を小さくでき、シフト装置10を前後方向において小型化できる。
また、レバー24に節度面28が設けられている。このため、節度面28を別体で設ける必要をなくすことができ、部品点数を低減できると共に、シフト装置10を小型化できる。
さらに、検出機構34(リンク36及びセンサ基板40)がレバー24のディテントピン30及びスプリング32とは反対側(右側)に設けられている。このため、ディテントピン30及びスプリング32が、レバー24を検出機構34側に付勢できて、リンク36をセンサ基板40側に付勢できる。これにより、リンク36のマグネット38をセンサ基板40に接近させることができて、マグネット38が発生する磁力をセンサ基板40が良好に検出でき、リンク36の前後方向への回動位置の検出精度を向上できて、レバー24のシフト位置の検出精度を向上できる。
また、節度面28とディテントピン30及びスプリング32とがそれぞれ一対設けられる。このため、各節度面28に作用される各スプリング32の付勢力を低減でき、節度面28の耐久性を向上できると共に、スプリング32の軸方向への必要収縮量を小さくできてシフト装置10を左右方向(スプリング32の軸方向)において小型化できる。しかも、各節度面28と各ディテントピン30との摺動抵抗を低減できて、レバー24の操作フィーリングを向上できる。さらに、ディテントピン30及びスプリング32と節度面28とがそれぞれレバー24の回動方向両側(前側及び後側)に配置されることで、レバー24の回動方向両側に作用されるスプリング32の付勢力を均等にできて、レバー24の操作フィーリングを一層向上できる。
なお、本実施形態では、節度面28に1つの凹部を設けて、スプリング32がレバー24を1つのシフト位置(「H」位置)に付勢する。しかしながら、節度面28に複数の凹部を設けて、スプリング32がレバー24を複数のシフト位置に付勢してもよい。この場合、レバー24に回動操作力が作用されない際に、レバー24が付勢力により各シフト位置(各凹部)に停止されてもよい。
さらに、本実施形態では、プレート12にディテントピン30及びスプリング32を設けると共に、レバー24に節度面28を設けた。しかしながら、レバー24にディテントピン30及びスプリング32を設けると共に、プレート12に節度面28を設けてもよい。
また、本実施形態では、レバー24の左側に節度面28、ディテントピン30及びスプリング32を配置した。しかしながら、レバー24の右側、前側又は後側に節度面28、ディテントピン30及びスプリング32を配置してもよい。しかも、レバー24の前側又は後側に節度面28、ディテントピン30及びスプリング32を配置する場合には、プレート12(第1支持筒14(第1支持孔14A)及び第2支持筒22(第2支持孔22A)を含む)を第1プレート12Aと第2プレート12Bとが前後で分割して構成してもよい。
さらに、本実施形態では、リンク36にマグネット38を設けた。しかしながら、レバー24にマグネット38を設けてもよい。この場合、リンク36を設けなくてもよい。
また、シフト装置10の組付順序は、本実施形態から変更してもよい。
さらに、ピン18及びプッシュナット20の左右方向における向きは、本実施形態に対し反対の向きにしてもよい。
また、本実施形態では、シフト装置10をフロア式のものにして車室の床部に設置した。しかしながら、シフト装置10を車室のコラムカバーやインストルメントパネルに設置してもよい。
10 シフト装置(シフト装置)
12A 第1プレート(支持部材)
12B 第2プレート(支持部材)
24 レバー(シフト体)
28 節度面(作用部)
30 ディテントピン(付勢手段)
32 スプリング(付勢手段)
34 検出機構(検出手段)

Claims (5)

  1. 車体側に設けられる複数の支持部材と、
    複数の前記支持部材に支持され、移動されてシフト位置が変更されるシフト体と、
    前記支持部材及び前記シフト体の一方に設けられ、前記シフト体の側方に配置される付勢手段と、
    前記支持部材及び前記シフト体の他方に設けられ、前記付勢手段が付勢力を作用させて前記シフト体を付勢する作用部と、
    前記シフト体の前記付勢手段とは反対側に設けられ、前記シフト体の移動位置を検出する検出手段と、
    を備えるシフト装置。
  2. 前記シフト体の移動方向の側方に前記付勢手段が配置される請求項1記載のシフト装置。
  3. 前記シフト体に前記作用部が設けられる請求項1又は請求項2記載のシフト装置。
  4. 前記検出手段が前記シフト体の前記付勢手段とは反対側において前記支持部材を介して設けられる請求項1〜請求項3の何れか1項記載のシフト装置。
  5. 前記付勢手段及び前記作用部がそれぞれ複数設けられる請求項1〜請求項4の何れか1項記載のシフト装置。
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