JPH05147452A - コラム式チエンジレバー機構 - Google Patents
コラム式チエンジレバー機構Info
- Publication number
- JPH05147452A JPH05147452A JP3310967A JP31096791A JPH05147452A JP H05147452 A JPH05147452 A JP H05147452A JP 3310967 A JP3310967 A JP 3310967A JP 31096791 A JP31096791 A JP 31096791A JP H05147452 A JPH05147452 A JP H05147452A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shift arm
- change lever
- steering column
- column
- axis line
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/16—Steering columns
- B62D1/18—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
- B62D1/187—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable with tilt adjustment; with tilt and axial adjustment
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K20/00—Arrangement or mounting of change-speed gearing control devices in vehicles
- B60K20/02—Arrangement or mounting of change-speed gearing control devices in vehicles of initiating means
- B60K20/06—Arrangement or mounting of change-speed gearing control devices in vehicles of initiating means mounted on steering column or the like
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/08—Range selector apparatus
- F16H59/10—Range selector apparatus comprising levers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20012—Multiple controlled elements
- Y10T74/20018—Transmission control
- Y10T74/2014—Manually operated selector [e.g., remotely controlled device, lever, push button, rotary dial, etc.]
- Y10T74/20146—Control lever on steering column
- Y10T74/20152—Control lever movable through plural planes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20207—Multiple controlling elements for single controlled element
- Y10T74/20256—Steering and controls assemblies
- Y10T74/20262—Rotary control shaft
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作性の向上を図るとともにスペース上有利
とすること、および衝突エネルギ吸収機構を備えたステ
アリングコラム装置にもそのまま対応できるようにする
こと。 【構成】 当該コラム式チェンジレバー機構を、上下方
向へのチルト動作時にステアリングホイール13ととも
に傾動するアッパステアリングコラム14に対して同軸
的かつ回動可能に組付けられたシフトアーム15と、こ
のシフトアーム15に連結されて同シフトアーム15を
回動操作するチェンジレバー16と、アッパステアリン
グコラム14に対してその軸線Yとチルト中心軸線Xと
に略直交する軸線Z回りに回動可能に組付けられてシフ
トアーム15の回動をチルト中心軸線Xの近傍にて前方
に延びるプッシュプルケーブル18に伝えるベルクラン
ク17を備えて、車両の自動変速機ATをチェンジ操作
可能な構成とした。
とすること、および衝突エネルギ吸収機構を備えたステ
アリングコラム装置にもそのまま対応できるようにする
こと。 【構成】 当該コラム式チェンジレバー機構を、上下方
向へのチルト動作時にステアリングホイール13ととも
に傾動するアッパステアリングコラム14に対して同軸
的かつ回動可能に組付けられたシフトアーム15と、こ
のシフトアーム15に連結されて同シフトアーム15を
回動操作するチェンジレバー16と、アッパステアリン
グコラム14に対してその軸線Yとチルト中心軸線Xと
に略直交する軸線Z回りに回動可能に組付けられてシフ
トアーム15の回動をチルト中心軸線Xの近傍にて前方
に延びるプッシュプルケーブル18に伝えるベルクラン
ク17を備えて、車両の自動変速機ATをチェンジ操作
可能な構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チルトハンドル機構を
備えた車両の自動変速機をチェンジ操作可能としたコラ
ム式チェンジレバー機構に関する。
備えた車両の自動変速機をチェンジ操作可能としたコラ
ム式チェンジレバー機構に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコラム式チェンジレバー機構
は、例えば特開昭62−105773号公報にて提案さ
れている。この公報のコラム式チェンジレバー機構は、
ステアリングシャフトとコラムチェンジロッドとを、そ
れぞれの自在継手部を支点としてチルト動作可能に併設
したものであり、コラムチェンジロッドの自在継手部よ
り上方の部分は、ステアリングシャフトの上方部分を回
転自在に軸支するアッパステアリングコラムの側方に支
持ブラケットを介してチェンジレバーとともに取付けら
れている。
は、例えば特開昭62−105773号公報にて提案さ
れている。この公報のコラム式チェンジレバー機構は、
ステアリングシャフトとコラムチェンジロッドとを、そ
れぞれの自在継手部を支点としてチルト動作可能に併設
したものであり、コラムチェンジロッドの自在継手部よ
り上方の部分は、ステアリングシャフトの上方部分を回
転自在に軸支するアッパステアリングコラムの側方に支
持ブラケットを介してチェンジレバーとともに取付けら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のコラム
式チェンジレバー機構においては、コラムチェンジロッ
ドの自在継手部より上方の部分が、ステアリングシャフ
トの上方部分を回転自在に軸支するアッパステアリング
コラムの側方に支持ブラケットを介してチェンジレバー
(そのレバー長は最適な操作力が得られるように最適な
値に設定されていて、レバー長を変更すると最適な操作
力が得られなくなる)とともに取付けられる構成である
ため、コラムチェンジロッドの自在継手部より上方部分
とアッパステアリングコラムとの軸間距離だけチェンジ
レバーの先端操作部がコラム中心から遠くなって操作性
が悪くなるといった問題と、コラムチェンジロッド,チ
ェンジレバー,支持ブラケット等全ての構成部品がアッ
パステアリングコラムの一側に集中して配置されるため
スペース的に不利であるといった問題と、当該ステアリ
ングコラム装置に衝突エネルギ吸収機構を設ける場合に
はコラムチェンジロッドにも専用の衝突エネルギ吸収機
構を設けなければならず構造が複雑となって大幅なコス
トアップを強いられるといった問題等がある。本発明
は、上記した各問題に対処すべくなされたものであり、
操作性の向上を図るとともにスペース上有利とするこ
と、および衝突エネルギ吸収機構を備えたステアリング
コラム装置にもそのまま対応できるようにすることを目
的としている。
式チェンジレバー機構においては、コラムチェンジロッ
ドの自在継手部より上方の部分が、ステアリングシャフ
トの上方部分を回転自在に軸支するアッパステアリング
コラムの側方に支持ブラケットを介してチェンジレバー
(そのレバー長は最適な操作力が得られるように最適な
値に設定されていて、レバー長を変更すると最適な操作
力が得られなくなる)とともに取付けられる構成である
ため、コラムチェンジロッドの自在継手部より上方部分
とアッパステアリングコラムとの軸間距離だけチェンジ
レバーの先端操作部がコラム中心から遠くなって操作性
が悪くなるといった問題と、コラムチェンジロッド,チ
ェンジレバー,支持ブラケット等全ての構成部品がアッ
パステアリングコラムの一側に集中して配置されるため
スペース的に不利であるといった問題と、当該ステアリ
ングコラム装置に衝突エネルギ吸収機構を設ける場合に
はコラムチェンジロッドにも専用の衝突エネルギ吸収機
構を設けなければならず構造が複雑となって大幅なコス
トアップを強いられるといった問題等がある。本発明
は、上記した各問題に対処すべくなされたものであり、
操作性の向上を図るとともにスペース上有利とするこ
と、および衝突エネルギ吸収機構を備えたステアリング
コラム装置にもそのまま対応できるようにすることを目
的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、当該コラム式チェンジレバ
ー機構を、上下方向へのチルト動作時にステアリングホ
イールとともに傾動するアッパステアリングコラムに対
して同軸的かつ回動可能に組付けられたシフトアーム
と、このシフトアームに連結されて同シフトアームを回
動操作するチェンジレバーと、前記アッパステアリング
コラムに対してその軸線とチルト中心軸線とに略直交す
る軸線回りに回動可能に組付けられて前記シフトアーム
の回動をチルト中心軸線の近傍にて前方に延びるプッシ
ュプルケーブルに伝えるベルクランクを備えて、車両の
自動変速機をチェンジ操作可能な構成とした。
ために、本発明においては、当該コラム式チェンジレバ
ー機構を、上下方向へのチルト動作時にステアリングホ
イールとともに傾動するアッパステアリングコラムに対
して同軸的かつ回動可能に組付けられたシフトアーム
と、このシフトアームに連結されて同シフトアームを回
動操作するチェンジレバーと、前記アッパステアリング
コラムに対してその軸線とチルト中心軸線とに略直交す
る軸線回りに回動可能に組付けられて前記シフトアーム
の回動をチルト中心軸線の近傍にて前方に延びるプッシ
ュプルケーブルに伝えるベルクランクを備えて、車両の
自動変速機をチェンジ操作可能な構成とした。
【0005】
【作用】本発明によるコラム式チェンジレバー機構にお
いては、チェンジレバーを設定量操作してシフトアーム
をアッパステアリングコラムの軸線回りに設定量回動す
ると、ベルクランクが設定量回動してプッシュプルケー
ブルが前後方向に設定量移動し、自動変速機をチェンジ
操作することができる。また、上下方向へのチルト動作
時には、チェンジレバー,シフトアーム,ベルクランク
等がアッパステアリングコラムと一体的にチルト作動す
るものの、ベルクランクがアッパステアリングコラムの
軸線とチルト中心軸線とに略直交する軸線回りに回動可
能に組付けられ、またベルクランクとプッシュプルケー
ブルがチルト中心軸線の近傍にて連結されているため、
プッシュプルケーブルは前後方向に殆ど移動せず自動変
速機はチェンジ操作されない。
いては、チェンジレバーを設定量操作してシフトアーム
をアッパステアリングコラムの軸線回りに設定量回動す
ると、ベルクランクが設定量回動してプッシュプルケー
ブルが前後方向に設定量移動し、自動変速機をチェンジ
操作することができる。また、上下方向へのチルト動作
時には、チェンジレバー,シフトアーム,ベルクランク
等がアッパステアリングコラムと一体的にチルト作動す
るものの、ベルクランクがアッパステアリングコラムの
軸線とチルト中心軸線とに略直交する軸線回りに回動可
能に組付けられ、またベルクランクとプッシュプルケー
ブルがチルト中心軸線の近傍にて連結されているため、
プッシュプルケーブルは前後方向に殆ど移動せず自動変
速機はチェンジ操作されない。
【0006】
【発明の効果】本発明によるコラム式チェンジレバー機
構においては、上下方向へのチルト動作時にステアリン
グホイールとともに傾動するアッパステアリングコラム
に同軸的かつ回動可能に組付けられたシフトアームにチ
ェンジレバーが連結されているため、チェンジレバーの
先端操作部がコラム中心から遠くならず操作性の向上を
図ることができる。また、シフトアーム,チェンジレバ
ー,ベルクランク,プッシュプルケーブル等がアッパス
テアリングコラムの一側に集中して配置されない構成で
あるため、スペース上有利となり容易にレイアウトする
ことができる。また、ベルクランクの動きを中間部で屈
曲可能なプッシュプルケーブルを介して自動変速機に伝
える構成であるため、衝撃エネルギ吸収機構を備えたス
テアリングコラム装置にもそのままの構成で対応でき、
シンプルな構造とすることができて安価に構成すること
ができる。
構においては、上下方向へのチルト動作時にステアリン
グホイールとともに傾動するアッパステアリングコラム
に同軸的かつ回動可能に組付けられたシフトアームにチ
ェンジレバーが連結されているため、チェンジレバーの
先端操作部がコラム中心から遠くならず操作性の向上を
図ることができる。また、シフトアーム,チェンジレバ
ー,ベルクランク,プッシュプルケーブル等がアッパス
テアリングコラムの一側に集中して配置されない構成で
あるため、スペース上有利となり容易にレイアウトする
ことができる。また、ベルクランクの動きを中間部で屈
曲可能なプッシュプルケーブルを介して自動変速機に伝
える構成であるため、衝撃エネルギ吸収機構を備えたス
テアリングコラム装置にもそのままの構成で対応でき、
シンプルな構造とすることができて安価に構成すること
ができる。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1〜図3は本発明によるコラム式チェンジ
レバー機構(ニュートラル状態)を含む車両用ステアリ
ングコラム装置を示していて、車両用ステアリングコラ
ム装置はチルト操作レバー11の解除操作によってチル
トロック機構(詳細は図示省略)12を解除した状態に
てステアリングホイール13とともにアッパステアリン
グコラム14を上下方向へチルト動作可能としたチルト
ハンドル機構を備えており、またコラム式チェンジレバ
ー機構はシフトアーム15とチェンジレバー16とベル
クランク17とプッシュプルケーブル18等を備えてい
る。なお、ステアリングホイール13は、チルト中心に
自在継手(図示省略)を有するステアリングシャフト2
1(図3参照)の上端に一体的に組付けられている。ま
たアッパステアリングコラム14は、車体の一部に組付
けられるロアステアリングコラム22の一端にチルト中
心軸線X回りに回動可能に組付けられていて、コンビネ
ーションスイッチ23が一体的に組付けられている。
説明する。図1〜図3は本発明によるコラム式チェンジ
レバー機構(ニュートラル状態)を含む車両用ステアリ
ングコラム装置を示していて、車両用ステアリングコラ
ム装置はチルト操作レバー11の解除操作によってチル
トロック機構(詳細は図示省略)12を解除した状態に
てステアリングホイール13とともにアッパステアリン
グコラム14を上下方向へチルト動作可能としたチルト
ハンドル機構を備えており、またコラム式チェンジレバ
ー機構はシフトアーム15とチェンジレバー16とベル
クランク17とプッシュプルケーブル18等を備えてい
る。なお、ステアリングホイール13は、チルト中心に
自在継手(図示省略)を有するステアリングシャフト2
1(図3参照)の上端に一体的に組付けられている。ま
たアッパステアリングコラム14は、車体の一部に組付
けられるロアステアリングコラム22の一端にチルト中
心軸線X回りに回動可能に組付けられていて、コンビネ
ーションスイッチ23が一体的に組付けられている。
【0008】コラム式チェンジレバー機構のシフトアー
ム15は、ディテントプレート15a1を一体的に有す
る環状本体部15aと、先端に球状連結部15b1を有
してベルクランク17の一方のアーム17aに連結され
る出力アーム部15bと、先端にU字状連結部15c1
を有してチェンジレバー16の基端部16aがボルト2
4とナット25によりボルト軸回りに回動可能に組付け
られる入力アーム部15cからなるもので、アッパステ
アリングコラム14に筒部26aが同軸となるようにし
て固着したリテーナ26の筒部26aに環状本体部15
aにて同軸的かつ回動可能に組付けられており、また図
3にて示したようにリテーナ26に固着した筒状ホルダ
27に組付けたボール28が背部に組付けたスプリング
29によりディテントプレート15a1に弾撥的に係合
してシフト作動時に節度感が得られるとともに各シフト
位置に位置決めされるように構成されている。
ム15は、ディテントプレート15a1を一体的に有す
る環状本体部15aと、先端に球状連結部15b1を有
してベルクランク17の一方のアーム17aに連結され
る出力アーム部15bと、先端にU字状連結部15c1
を有してチェンジレバー16の基端部16aがボルト2
4とナット25によりボルト軸回りに回動可能に組付け
られる入力アーム部15cからなるもので、アッパステ
アリングコラム14に筒部26aが同軸となるようにし
て固着したリテーナ26の筒部26aに環状本体部15
aにて同軸的かつ回動可能に組付けられており、また図
3にて示したようにリテーナ26に固着した筒状ホルダ
27に組付けたボール28が背部に組付けたスプリング
29によりディテントプレート15a1に弾撥的に係合
してシフト作動時に節度感が得られるとともに各シフト
位置に位置決めされるように構成されている。
【0009】チェンジレバー16は、シフトアーム15
を回動操作するためのものであり、図2,図3および図
4にて示したように、ロックアーム16a1とスプリン
グリテーナピン16a2を一体的に有する基端部16a
と、この基端部16aに一端にて固着されたアーム部1
6bと、このアーム部16bの先端に固着されたノブ1
6cからなるもので、図2にて示したようにスプリング
リテーナピン16a2とシフトアーム15の入力アーム
部15c間に設けた引張コイルスプリング31によりロ
ックアーム15a1がリテーナ26に固着したシフトポ
ジションプレート32の凹凸面32a(詳細は図5参
照)に向けて付勢されて弾撥的に係合するようになって
いる。なお、シフトポジションプレート32の凹凸面3
2aには、図5にて示したように、パーキングポジショ
ンP,リバースポジションR,ニュートラルポジション
N,ドライブポジションD,セカンドポジション2,ロ
ーポジションL等が設けられており、ニュートラルポジ
ションNからリバースポジションR,パーキングポジシ
ョンPにシフトするとき、あるいはドライブポジション
Dからセカンドポジション2,ローポジションLにシフ
トするときには、引張コイルスプリング31に抗してチ
ェンジレバー16をセレクト操作した状態にてシフト操
作する必要がある。
を回動操作するためのものであり、図2,図3および図
4にて示したように、ロックアーム16a1とスプリン
グリテーナピン16a2を一体的に有する基端部16a
と、この基端部16aに一端にて固着されたアーム部1
6bと、このアーム部16bの先端に固着されたノブ1
6cからなるもので、図2にて示したようにスプリング
リテーナピン16a2とシフトアーム15の入力アーム
部15c間に設けた引張コイルスプリング31によりロ
ックアーム15a1がリテーナ26に固着したシフトポ
ジションプレート32の凹凸面32a(詳細は図5参
照)に向けて付勢されて弾撥的に係合するようになって
いる。なお、シフトポジションプレート32の凹凸面3
2aには、図5にて示したように、パーキングポジショ
ンP,リバースポジションR,ニュートラルポジション
N,ドライブポジションD,セカンドポジション2,ロ
ーポジションL等が設けられており、ニュートラルポジ
ションNからリバースポジションR,パーキングポジシ
ョンPにシフトするとき、あるいはドライブポジション
Dからセカンドポジション2,ローポジションLにシフ
トするときには、引張コイルスプリング31に抗してチ
ェンジレバー16をセレクト操作した状態にてシフト操
作する必要がある。
【0010】ベルクランク17は、シフトアーム15に
おける出力アーム部15b先端の球状連結部15b1に
直接連結される一方のアーム17aと、前方に延びるプ
ッシュプルケーブル18の後端部にチルト中心軸線Xに
略一致する部位(その近傍でもよい)にてボールジョイ
ント33を介して連結される他方のアーム17bからな
るもので、リテーナ26に固着されてチルト中心軸線X
とアッパステアリングコラム14の軸線Yとに略直交す
る軸線Zに沿って配置されている支持ピン34回りに回
動可能に組付けられかつクリップ35により抜け止めさ
れていて、シフトアーム15の回動をプッシュプルケー
ブル18に伝えるように構成されており、かかる構成に
より車両の自動変速機ATがチェンジ操作可能とされて
いる。
おける出力アーム部15b先端の球状連結部15b1に
直接連結される一方のアーム17aと、前方に延びるプ
ッシュプルケーブル18の後端部にチルト中心軸線Xに
略一致する部位(その近傍でもよい)にてボールジョイ
ント33を介して連結される他方のアーム17bからな
るもので、リテーナ26に固着されてチルト中心軸線X
とアッパステアリングコラム14の軸線Yとに略直交す
る軸線Zに沿って配置されている支持ピン34回りに回
動可能に組付けられかつクリップ35により抜け止めさ
れていて、シフトアーム15の回動をプッシュプルケー
ブル18に伝えるように構成されており、かかる構成に
より車両の自動変速機ATがチェンジ操作可能とされて
いる。
【0011】上記のように構成した本実施例において
は、チェンジレバー16を設定量操作してシフトアーム
15をアッパステアリングコラム14の軸線Y回りに設
定量回動すると、ベルクランク17が設定量回動してプ
ッシュプルケーブル18が前後方向に設定量移動し、自
動変速機ATをチェンジ操作することができる。また、
上下方向へのチルト動作時には、チェンジレバー16,
シフトアーム15,ベルクランク17等がアッパステア
リングコラム14と一体的にチルト作動するものの、ベ
ルクランク17がアッパステアリングコラム14の軸線
Yとチルト中心軸線Xとに略直交する軸線Z回りに回動
可能に組付けられ、またベルクランク17とプッシュプ
ルケーブル18がチルト中心軸線Xに略一致する部位に
てボールジョイント33を介して連結されているため、
プッシュプルケーブル18は前後方向に殆ど移動せず自
動変速機ATはチェンジ操作されない。
は、チェンジレバー16を設定量操作してシフトアーム
15をアッパステアリングコラム14の軸線Y回りに設
定量回動すると、ベルクランク17が設定量回動してプ
ッシュプルケーブル18が前後方向に設定量移動し、自
動変速機ATをチェンジ操作することができる。また、
上下方向へのチルト動作時には、チェンジレバー16,
シフトアーム15,ベルクランク17等がアッパステア
リングコラム14と一体的にチルト作動するものの、ベ
ルクランク17がアッパステアリングコラム14の軸線
Yとチルト中心軸線Xとに略直交する軸線Z回りに回動
可能に組付けられ、またベルクランク17とプッシュプ
ルケーブル18がチルト中心軸線Xに略一致する部位に
てボールジョイント33を介して連結されているため、
プッシュプルケーブル18は前後方向に殆ど移動せず自
動変速機ATはチェンジ操作されない。
【0012】ところで、本実施例のコラム式チェンジレ
バー機構においては、上下方向へのチルト動作時にステ
アリングホイール13とともに傾動するアッパステアリ
ングコラム14に同軸的かつ回動可能に組付けられたシ
フトアーム15にチェンジレバー16が連結されている
ため、チェンジレバー16の先端操作ノブ16cがコラ
ム中心から遠くならず操作性の向上を図ることができ
る。また、シフトアーム15,チェンジレバー16,ベ
ルクランク17,プッシュプルケーブル18等がアッパ
ステアリングコラム14の一側に集中して配置されない
構成であるため、スペース上有利となり容易にレイアウ
トすることができる。また、ベルクランク17の動きを
中間部で屈曲可能なプッシュプルケーブル18を介して
自動変速機ATに伝える構成であるため、衝撃エネルギ
吸収機構を備えたステアリングコラム装置にもそのまま
の構成で対応でき、シンプルな構造とすることができて
安価に構成することができる。
バー機構においては、上下方向へのチルト動作時にステ
アリングホイール13とともに傾動するアッパステアリ
ングコラム14に同軸的かつ回動可能に組付けられたシ
フトアーム15にチェンジレバー16が連結されている
ため、チェンジレバー16の先端操作ノブ16cがコラ
ム中心から遠くならず操作性の向上を図ることができ
る。また、シフトアーム15,チェンジレバー16,ベ
ルクランク17,プッシュプルケーブル18等がアッパ
ステアリングコラム14の一側に集中して配置されない
構成であるため、スペース上有利となり容易にレイアウ
トすることができる。また、ベルクランク17の動きを
中間部で屈曲可能なプッシュプルケーブル18を介して
自動変速機ATに伝える構成であるため、衝撃エネルギ
吸収機構を備えたステアリングコラム装置にもそのまま
の構成で対応でき、シンプルな構造とすることができて
安価に構成することができる。
【0013】上記実施例においては、アッパステアリン
グコラム14に固着されたリテーナ26にシフトアーム
15,ベルクランク17等が組付けられるようにした
が、これらをアッパステアリングコラム14に直接組付
けるようにして本発明を実施することも可能である。
グコラム14に固着されたリテーナ26にシフトアーム
15,ベルクランク17等が組付けられるようにした
が、これらをアッパステアリングコラム14に直接組付
けるようにして本発明を実施することも可能である。
【図1】 本発明によるコラム式チェンジレバー機構を
含む車両用ステアリング装置の側面図である。
含む車両用ステアリング装置の側面図である。
【図2】 同底面図である。
【図3】 図1に示したリテーナ,シフトアーム,チェ
ンジレバー,ベルクランク等の関係を示す部分縦断正面
図である。
ンジレバー,ベルクランク等の関係を示す部分縦断正面
図である。
【図4】 チェンジレバーの拡大詳細図である。
【図5】 リテーナの拡大正面図である。
【図6】 リテーナの拡大底面図である。
13…ステアリングホイール、14…アッパステアリン
グコラム、15…シフトアーム、16…チェンジレバ
ー、17…ベルクランク、18…プッシュプルケーブ
ル、X…チルト中心軸線、Y…アッパステアリングコラ
ム軸線、Z…ベルクランク回動軸線、AT…自動変速
機。
グコラム、15…シフトアーム、16…チェンジレバ
ー、17…ベルクランク、18…プッシュプルケーブ
ル、X…チルト中心軸線、Y…アッパステアリングコラ
ム軸線、Z…ベルクランク回動軸線、AT…自動変速
機。
Claims (1)
- 【請求項1】 上下方向へのチルト動作時にステアリン
グホイールとともに傾動するアッパステアリングコラム
に対して同軸的かつ回動可能に組付けられたシフトアー
ムと、このシフトアームに連結されて同シフトアームを
回動操作するチェンジレバーと、前記アッパステアリン
グコラムに対してその軸線とチルト中心軸線とに略直交
する軸線回りに回動可能に組付けられて前記シフトアー
ムの回動をチルト中心軸線の近傍にて前方に延びるプッ
シュプルケーブルに伝えるベルクランクを備えて、車両
の自動変速機をチェンジ操作可能としたコラム式チェン
ジレバー機構。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3310967A JP2920265B2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | コラム式チェンジレバー機構 |
US07/981,310 US5280732A (en) | 1991-11-26 | 1992-11-25 | Column type change lever mechanism for automatic transmission in automotive vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3310967A JP2920265B2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | コラム式チェンジレバー機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05147452A true JPH05147452A (ja) | 1993-06-15 |
JP2920265B2 JP2920265B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=18011562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3310967A Expired - Fee Related JP2920265B2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | コラム式チェンジレバー機構 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5280732A (ja) |
JP (1) | JP2920265B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998024650A1 (de) * | 1996-12-07 | 1998-06-11 | Etablissement Supervis | Lenkradschaltanordnung |
JP3910262B2 (ja) * | 1997-07-18 | 2007-04-25 | 東洋電装株式会社 | トルクコンバータ用シフト切換装置 |
US6327928B1 (en) * | 1998-10-23 | 2001-12-11 | Brian C. Bowerman | Steering column shifter assembly |
GB2353832A (en) * | 1999-09-04 | 2001-03-07 | New Holland Uk Ltd | Gear change command mechanism for a vehicle |
JP2001113978A (ja) * | 1999-10-19 | 2001-04-24 | Fuji Kiko Co Ltd | コラム式シフト装置のハンドレバー構造 |
DE60325133D1 (de) * | 2002-04-20 | 2009-01-22 | Kia Motors Corp | An der Lenksäule angebrachte Bedienungseinrichtung für Automatikgetriebe mit Manualschaltmodus |
US10266052B2 (en) * | 2016-10-21 | 2019-04-23 | Steering Solutions Ip Holding Corporation | Steering column assembly having a shift gate assembly |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54132930A (en) * | 1978-04-06 | 1979-10-16 | Toyota Motor Corp | Speed shift position indicator for automatic transmission |
JPS5569825A (en) * | 1978-11-22 | 1980-05-26 | Nissan Motor Co Ltd | Transmission controller |
JPS62105773A (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-16 | Mazda Motor Corp | 車両のチルトハンドル装置 |
US4762015A (en) * | 1985-10-31 | 1988-08-09 | Mazda Motor Corporation | Tiltable vehicle steering column assembly |
JPS62105774A (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-16 | Mazda Motor Corp | 車両のチルトハンドル装置 |
US4805476A (en) * | 1988-05-03 | 1989-02-21 | General Motors Corporation | Transmission shift control assembly |
JPH02127541U (ja) * | 1989-03-30 | 1990-10-22 | ||
JP2952886B2 (ja) * | 1989-04-24 | 1999-09-27 | 日産自動車株式会社 | オートマチックトランスミッションのコントロール装置 |
-
1991
- 1991-11-26 JP JP3310967A patent/JP2920265B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-11-25 US US07/981,310 patent/US5280732A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2920265B2 (ja) | 1999-07-19 |
US5280732A (en) | 1994-01-25 |
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