JP2004196158A - チェンジレバー装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1の作動軸32と、第1の作動軸32の軸線に対して垂直をなす状態で第1の作動軸32の軸線を中心に回動可能に設けられた第2の作動軸24と、第2の作動軸24の軸線を中心に回動可能に設けられたレバー35とを有し、第2の作動軸24の軸線上に一方の伝達部材を連結させる連結部27を第2の作動軸24に対し位置固定で配設し、第2の作動軸24の軸線に直交しかつ第1の作動軸32の軸線を含む平面に他方の伝達部材を連結させる連結部44をレバー35に対し位置固定で配設する。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、マニュアルトランスミッション用のチェンジレバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
マニュアルトランスミッション用のチェンジレバー装置に関する技術として、例えば、特許文献1に示されるように、レバーをその下端部に設けられた球状体において揺動可能に支持するとともに、レバーの中間位置にレバーの変速操作で押し引きされるロッドが連結されたものがある。
【0003】
また、特許文献1には、2つのケーブルを押し引きして変速を操作するチェンジレバー装置も示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−165311号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように2つのケーブル等の伝達部材を押し引きして変速を操作するチェンジレバー装置においては、通常、レバー操作で2つの伝達部材を押し引きするためにリンク機構が採用されている。しかしながら、このようにリンク機構を用いると伝達部材に操作力を伝達するために必要な作動部の数が多くなってしまう。その結果、各作動部におけるガタ付き等が累積されて、レバー操作時のガタ付きが大きくなってしまうため、操作フィーリング上好ましくないという問題があった。また、部品点数が多くなってしまうという問題もあった。
【0006】
したがって、本発明は、リンク機構を用いることなく2つの伝達部材の押し引きを可能とすることでガタ付きを低減でき、その結果、操作フィーリングを向上させることができるとともに、部品点数を削減できるチェンジレバー装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、2つの伝達部材を押し引きして変速を操作するマニュアルトランスミッション用のチェンジレバー装置において、第1の作動軸(例えば実施の形態における支持ボルト32)と、該第1の作動軸の軸線(例えば実施の形態における中心軸線O1)に対して垂直をなす状態で該第1の作動軸の軸線を中心に回動可能に設けられた第2の作動軸(例えば実施の形態における支持軸24)と、該第2の作動軸の軸線(例えば実施の形態における中心軸線O2)を中心に回動可能に設けられたレバー(例えば実施の形態におけるレバー35)とを有し、前記第2の作動軸の軸線上に一方の前記伝達部材(例えば実施の形態におけるシフト用ケーブル12)を連結させる連結部(例えば実施の形態における連結部27)を前記第2の作動軸に対し位置固定で配設し、前記第2の作動軸の軸線に直交しかつ前記第1の作動軸の軸線を含む平面に他方の前記伝達部材(例えば実施の形態におけるセレクト用ケーブル11)を連結させる連結部(例えば実施の形態における連結部44)を前記レバーに対し位置固定で配設してなることを特徴としている。
【0008】
これにより、第1の作動軸の軸線を中心にレバーおよび第2の作動軸を揺動させると、第2の作動軸に対し位置固定で第2の作動軸の軸線上に設けられた連結部が第1の作動軸の軸線を中心に旋回する。このようにして、この連結部に連結された一方の伝達部材を押し引きすることができる。また、第2の作動軸の軸線を中心にレバーを揺動させると、レバーに対し位置固定で第2の作動軸の軸線に直交しかつ第1の作動軸の軸線を含む平面に設けられた連結部が第2の作動軸の軸線を中心に旋回する。このようにして、この連結部に連結された他方の伝達部材を押し引きすることができる。以上により、リンク機構を用いることなく2つの伝達部材の押し引きが可能となる。
【0009】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記第1の作動軸が左右方向に延在しており、前記第2の作動軸が前記第1の作動軸から前方に延出していることで、前記レバーは前記第1の作動軸の軸線を中心に前後に揺動し、かつ前記第2の作動軸の軸線を中心に左右に揺動することを特徴としている。
【0010】
これにより、第1の作動軸の軸線を中心にレバーおよび第2の作動軸を前後に揺動させると、第2の作動軸に対し位置固定で第2の作動軸の軸線上に設けられた連結部が第1の作動軸の軸線を中心に旋回する。このようにして、この連結部に連結された一方の伝達部材を押し引きすることができる。また、第2の作動軸の軸線を中心にレバーを左右に揺動させると、レバーに対し位置固定で第2の作動軸の軸線に直交しかつ第1の作動軸の軸線を含む平面に設けられた連結部が第2の作動軸の軸線を中心に旋回する。このようにして、この連結部に連結された他方の伝達部材を押し引きすることができる。
【0011】
請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、前記レバーが前記第1の作動軸の軸線回りの揺動範囲の中間位置かつ前記第2の作動軸の軸線回りの揺動範囲の中間位置である所定の中立選択位置にあるときの前記第1の作動軸の軸線と前記第2の作動軸の軸線とを含む作動平面に対して前記2つの伝達部材を垂直方向に延出させてなることを特徴としている。
【0012】
中立選択位置にある状態から、第1の作動軸の軸線を中心にレバーおよび第2の作動軸を揺動させると、第2の作動軸に対し位置固定で第2の作動軸の軸線上に設けられた連結部が第1の作動軸の軸線を中心に旋回し、中立選択位置にあるときの第1の作動軸の軸線と第2の作動軸の軸線とを含む作動平面に対して略垂直に移動することになる。また、中立選択位置にある状態から、第2の作動軸の軸線を中心にレバーを揺動させると、レバーに対し位置固定で第2の作動軸の軸線に直交しかつ第1の作動軸の軸線を含む平面に設けられた連結部が第2の作動軸の軸線を中心に旋回し、この連結部を中立選択位置において作動平面に近接して配設しておけば、この連結部が作動平面に対して略垂直に移動することになる。その結果、この垂直方向に延出する2つの伝達部材を効率よく押し引きできる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態のチェンジレバー装置を図面を参照して以下に説明する。
【0014】
本実施形態のチェンジレバー装置は、車両のインストルメントパネルまたはセンターコンソールに配設されるマニュアルトランスミッション用のチェンジレバー装置であり、図1に示すように2つのセレクト用ケーブル(伝達部材)11およびシフト用ケーブル(伝達部材)12をレバー操作により押し引きしてマニュアルトランスミッションの変速を操作するものである。なお、以下の前後左右は、車両前進時の進行方向に対する前後左右である。
【0015】
チェンジレバー装置は、図2〜図6に示すようにベースブラケット14を有している。このベースブラケットは、上部が後側に若干傾斜する状態で車体側に固定されるものである。このベースブラケット14には、図1〜図3および図6に示すように、その下部の左側にセレクト用ケーブル11のアウタケーブル部11aを保持するためのアウタケーブル取付部16が形成されており、また、図5に示すように、その下部の前側にシフト用ケーブル12のアウタケーブル部12aを保持するためのアウタケーブル取付部17が形成されている。
【0016】
ベースブラケット14の上部には、図3および図7に示すように、左右方向に離間して一対の軸支持部20が設けられており、これら軸支持部20には、それぞれ貫通孔21が互いに同軸をなして左右方向に水平に穿設されている。
【0017】
ベースブラケット14の両側の軸支持部20には、略円筒状のボス部材23が回動可能に連結されている。このボス部材23には、このボス部材23の軸線方向における中間位置からボス部材23の中心軸線に対し垂直をなして延出する支持軸(第2の作動軸)24が連結されている。
【0018】
この支持軸24には、円筒面を有する支持部25が形成されており、支持部25よりも先側に環状の係止溝26が形成されている。さらに、支持軸24の先端かつ中心軸線上に連結部27が形成されており、この連結部27は、支持軸24の中心軸線上に中心が配設された球面を有している。ここで、支持軸24とボス部材23は溶接による接合または一体成形により、1つの部品を形成する。
【0019】
ボス部材23には、その内径側に同軸をなして回転可能に円筒状のカラー30が嵌合されることになり、また、その軸線方向一端側の外径側にプーリ状のスプリングガイド31を同軸をなして回転自在に支持することになる。
【0020】
そして、スプリングガイド31およびカラー30が設けられたボス部材23を一対の軸支持部20の間に設けた状態で、一方の軸支持部20の貫通孔21、カラー30の内径側、他方の軸支持部20の貫通孔21に支持ボルト(第1の作動軸)32を挿通させ、この支持ボルト32の他方の軸支持部20から突出する部分にナット部材33を螺合させる。これにより、軸支持部20に、カラー30、スプリングガイド31、ボス部材23、支持軸24、支持ボルト32およびナット部材33が、軸線方向の移動が規制された状態で連結される。
【0021】
このような組み付け状態で、図7に示すように、貫通孔21、支持ボルト32、カラー30、ボス部材23およびスプリングガイド31は、中心軸線を一致させている。つまり、一体のボス部材23および支持軸24はこの中心軸線O1を中心に回動可能となるように支持ボルト32に支持され、しかも支持軸24はその中心軸線O2を中心軸線O1に対し垂直に配置している。
【0022】
支持軸24はボス部材23から前方に延出する状態でベースブラケット14に設けられており、この支持軸24にレバー35が同軸をなして回転可能に支持されている。
【0023】
レバー35は、図3に示すように、支持軸24に支持されるレバーブラケット36と、このレバーブラケット36の上部に上方に延出するように一端側において固定される屈曲棒状のレバー本体37と、レバー本体37が挿入される挿入穴38が形成されてレバーブラケット36を覆うカバー39と、レバー本体37のレバーブラケット36に対し反対側の端部に固定される操作ノブ40とを有している。
【0024】
レバーブラケット36には、支持軸24の支持部25を同軸回転可能に嵌合させる貫通孔43が前側に形成されており、左側にはこの貫通孔43の中心軸線と直交する軸線上に中心が配置された球面を有する連結部44がレバーブラケット36に対し位置固定で突出形成されている。また、図5および図7に示すように、レバーブラケット36の右側にはスプリング45のコイル部45aの内側に挿入されることでスプリング45を保持するスプリング保持部47と、コイル部45aから延出する一対の腕部45bに挟持されることでこれらを係止する係止部51が形成されている。
【0025】
レバーブラケット36の貫通孔43に支持軸24をその支持部25を嵌合させるまで挿入させて、支持軸24のレバーブラケット36から突出する部分にワッシャ49を嵌めた後、係止溝26に止め輪50を嵌める。これにより、レバー35は、貫通孔43において支持部25すなわち支持軸24に同軸をなして回動可能に支持されることになる。つまり、このような組み付け状態で、レバー35は、支持軸24の中心軸線O2を中心に回動可能となる。なお、このときレバー35は支持軸24に対しその軸線方向の移動が規制された状態となる。
【0026】
ここで、レバー35のスプリング保持部47に保持されたスプリング45は、コイル部45aから同方向に延出する一対の腕部45bでレバーブラケット36の係止部51およびスプリングガイド31を径方向両側から挟むことになる。この状態で、スプリング45はレバー35を支持軸24の軸線回りにおける所定位置に保持するように付勢する。つまり、レバー35が支持軸24に対し所定位置から揺動すると、スプリング保持部47に保持され係止部51でレバー35に対する回動が規制されたスプリング45はコイル部45aがレバー35と一体に揺動することになり、移動しないスプリングガイド31に係止された腕部45bのいずれか一方が開く方向に変位させられて付勢力を生じるのである。
【0027】
このような組み付け状態で、レバー35に設けられた連結部44は、支持軸24の中心軸線O2に直交しかつ支持ボルト32の中心軸線O1を含む平面に常に設けられており、具体的にはこの平面にその球面の中心を配置している。しかも、連結部44は、スプリング45によってレバー35が所定位置に保持された状態では、支持ボルト32の中心軸線O1にその球面の中心を配置している。
【0028】
以上の構成により、レバー35をスプリング45の付勢力に抗して左右に揺動させると、レバー35は支持軸24の中心軸線O2を中心に左右に揺動することになり、この中心軸線O2が、レバー35を左右に揺動させる際の中心となる左右作動軸線となる。なお、中心軸線O2は、レバー35に対し常に一定位置に配設される。
【0029】
また、レバー35を前後に揺動させると、レバー35を介してボス部材23および支持軸24が支持ボルト32の中心軸線O1を中心に上下に揺動することになり、この中心軸線O1が、レバー35を前後に揺動させる際の中心となる前後作動軸線となる。
【0030】
レバー35の左側の球状の連結部44には、この連結部44の球面の中心を中心に全方向に回動可能となるように連結部材52が保持されている。また、支持軸24の先端の球状の連結部27にも、この連結部27の球面の中心を中心に全方向に回動可能となるように連結部材53が保持されている。
【0031】
そして、レバー35の左側の連結部44に連結された連結部材52には、図1に示すセレクト用ケーブル11のインナケーブル部11bが連結されており、この連結部材52の下側に位置するアウタケーブル取付部16にセレクト用ケーブル11のアウタケーブル11aが連結される。これにより、セレクト用ケーブル11は、支持軸24の中心軸線O2に直交しかつ支持ボルト32の中心軸線O1を含む平面に配置された連結部44の球面の中心を中心に回動可能になるように連結部44に連結されることになる。ここで、レバー35を左右揺動範囲の中間位置具体的には左右揺動範囲の中央に位置させた状態では、支持ボルト32の中心軸線O1上に連結部44の球面の中心つまりセレクト用ケーブル11の連結部44における回動中心(連結中心)が配置されることになる。スプリング45はこの位置が上記所定位置となるようにレバー35を付勢する。
【0032】
また、レバー35の前側に突出する支持軸24に連結された連結部材53には、シフト用ケーブル12のインナケーブル部12bが連結されており、この連結部材53の下側に位置するアウタケーブル取付部17にシフト用ケーブル12のアウタケーブル12aが連結される。これにより、シフト用ケーブル12は、支持軸24の中心軸線O2上に配置された連結部27の球面の中心を中心に回動可能となるように連結部27に連結されることになる。つまり、シフト用ケーブル11の連結部27における回動中心(連結中心)は支持軸24の中心軸線O2上に配置されている。
【0033】
ここで、セレクト用ケーブル11が連結される連結部44とアウタケーブル取付部16との位置関係は、レバー35が、前後揺動範囲の中間具体的には前後揺動範囲の中央かつ左右揺動範囲の中間具体的には左右揺動範囲の中央であってマニュアルトランスミッションを中立位置とする中立選択位置にあるときの中心軸線O1と中心軸線O2とを含む作動平面に対してセレクト用ケーブル11を垂直方向に延出させるように位置関係が設定されている。このとき、セレクト用ケーブル11と、連結部44および中心軸線O2を結んだ線とのなす角度は90°をなす。
【0034】
また、シフト用ケーブル12が連結される連結部材53とアウタケーブル取付部17との位置関係は、レバー35が上記中立選択位置にあるときの中心軸線O1と中心軸線O2とを含む作動平面に対してシフト用ケーブル12を垂直方向に延出させるように位置関係が設定されている。
【0035】
以上に述べた本実施形態のチェンジレバー装置の作動を説明する。
このチェンジレバー装置は、例えば図示せぬガイドにしたがっていわゆるHパターンにレバー35を操作することでマニュアルトランスミッションを変速させるもので、まず、レバー35が、前後揺動範囲の中央かつ左右揺動範囲の中央の中立選択位置にあるときには、マニュアルトランスミッションが常にエンジンの駆動力を車輪に伝達しない中立位置とされる。なお、スプリング45はレバー35を支持軸24の軸線回りつまり左右方向においてこの中立選択位置に位置するように付勢している。
【0036】
上記の中立選択位置から、操作ノブ40をもってレバー35を左に揺動させると、レバー35は支持軸24の中心軸線O2を中心に左に揺動することになり、中心軸線O2に対し側方に位置するようにレバー35に設けられた連結部44が下方に移動してセレクト用ケーブル11のインナケーブル部11aを下方に押す左揺動状態となる。なお、このとき、支持軸24の中心軸線O2上に設けられた連結部27は移動しないためシフト用ケーブル12のインナケーブル部12bは押し引きされない。
【0037】
この左揺動状態で、続いて、レバー35を前に揺動させると、レバー35は、支持軸24を下方に揺動させながら支持ボルト32の中心軸線O1を中心に前に揺動することになり、支持軸24の中心軸線O2上に設けられた連結部27が下方に移動してシフト用ケーブル12のインナケーブル部12bを下方に押す前揺動状態になる。このとき、レバー35に設けられた連結部44は中心軸線O1上にないため中心軸線O1を中心に旋回し若干移動するものの中心軸線O1との距離が短いため無視できる範囲となっている。
【0038】
このように、レバー35を中立選択位置から左に揺動させた後に前に揺動させて1速ギヤ選択位置に位置させると、左揺動状態でセレクト用ケーブル11のインナケーブル11bが押され、前揺動状態でシフト用ケーブル12のインナケーブル12bが押されることになって、これによりマニュアルトランスミッションは1速ギヤを選択する。
【0039】
また、左揺動状態で、続いて、レバー35を後に揺動させると、レバー35は、支持軸24を上方に揺動させながら支持ボルト32の中心軸線O1を中心に後に揺動することになり、支持軸24の中心軸線O2上に設けられた連結部27が上方に移動してシフト用ケーブル12のインナケーブル部12bを上方に引く後揺動状態となる。このときも、レバー35に設けられた連結部44は若干移動するものの無視できる範囲となっている。
【0040】
このように、レバー35を中立選択位置から左に揺動させたあとに後方に揺動させて2速ギヤ選択位置に位置させると、左揺動状態でセレクト用ケーブル11のインナケーブル部11bが押され、後揺動状態でシフト用ケーブル12のインナケーブル部12bが引かれることになり、これによりマニュアルトランスミッションは2速ギヤを選択する。
【0041】
中立選択位置から、レバー35を左右に揺動させずに、前に揺動させると、上記前揺動状態と同様に、支持軸24の中心軸線O2上に設けられた連結部27が下方に移動してシフト用ケーブル12のインナケーブル部12bを下方に押すことになる。このとき、レバー35に設けられた連結部44は移動せず、セレクト用ケーブル11のインナケーブル部11bは押し引きされない。
【0042】
このように、レバー35を中立選択位置から前に揺動させて3速ギヤ選択位置に位置させると、セレクト用ケーブル11のインナケーブル部11bが押し引きされず、前揺動状態でシフト用ケーブル12のインナケーブル部12bのみが押されることになり、これによりマニュアルトランスミッションは3速ギヤを選択する。
【0043】
また、中立選択位置から、レバー35を左右に揺動させずに、後に揺動させると、上記後揺動状態と同様に、支持軸24の中心軸線O2上に設けられた連結部27が上方に移動してシフト用ケーブル12のインナケーブル部12bを上方に引くことになる。このとき、レバー35に設けられた連結部44は移動せず、セレクト用ケーブル11のインナケーブル部11bは押し引きされない。
【0044】
このように、レバー35を中立選択位置から後に揺動させて4速ギヤ選択位置に位置させると、セレクト用ケーブル11のインナケーブル部11bが押し引きされず、後揺動状態でシフト用ケーブル12のインナケーブル部12bのみが引かれることになり、これによりマニュアルトランスミッションは4速ギヤを選択する。
【0045】
中立選択位置から、操作ノブ40をもってレバー35を右に揺動させると、レバー35は支持軸24の中心軸線O2を中心に右に揺動することになり、中心軸線O2に対し左方に位置するようにレバー35に設けられた連結部44が上方に移動してセレクト用ケーブル11のインナケーブル部11bを上方に引く右揺動状態となる。なお、このとき、支持軸24の中心軸線O2上に設けられた連結部27は移動しないためシフト用ケーブル12のインナケーブル部12bは押し引きされない。
【0046】
この右揺動状態から、レバー35を前に揺動させると、上記前揺動状態と同様に、支持軸24の中心軸線O2上に設けられた連結部27が下方に移動してシフト用ケーブル12のインナケーブル部12bを下方に押すことになる。このときも、レバー35に設けられた連結部44は若干移動するものの無視できる範囲となっている。
【0047】
このように、レバー35を中立選択位置から右に揺動させた後に前に揺動させて5速ギヤ選択位置に位置させると、右揺動状態でセレクト用ケーブル11のインナケーブル部11bが引かれ、前揺動状態でシフト用ケーブル12のインナケーブル部12bが押されることになり、これによりマニュアルトランスミッションは5速ギヤを選択する。
【0048】
また、右揺動状態から、レバー35を後に揺動させると、上記後揺動状態と同様に、支持軸24の中心軸線O2上に設けられた連結部27が上方に移動してシフト用ケーブル12のインナケーブル部12bを上方に引くことになる。このときも、レバー35に設けられた連結部44は若干移動するものの無視できる範囲となっている。
【0049】
このように、レバー35を中立選択位置から右に揺動させた後に後に揺動させてリバースギヤ選択位置に位置させると、右揺動状態でセレクト用ケーブル11のインナケーブル部11bが引かれ、後揺動状態でシフト用ケーブル12のインナケーブル12bが引かれることになり、これによりマニュアルトランスミッションはリバースギヤを選択する。
【0050】
以上に述べた本実施形態のチェンジレバー装置によれば、支持軸24の軸線を中心にレバー35を左右に揺動させると、レバー35に対し位置固定で支持軸24の軸線に直交しかつ支持ボルト32の軸線を含む平面に設けられた連結部44が支持軸24の中心軸線O2を中心に旋回する。このようにして、この連結部44に連結されたセレクト用ケーブル11のインナケーブル部11bを押し引きすることができる。また、支持ボルト32の軸線を中心にレバー35を前後に揺動させると、支持軸24に対し位置固定で支持軸24の軸線上に設けられた連結部27が支持ボルト32の中心軸線O1を中心に旋回する。このようにして、この連結部27に連結されたシフト用ケーブル12のインナケーブル12bを押し引きすることができる。以上により、リンク機構を用いることなく、2つのセレクト用ケーブル11およびシフト用ケーブル12の押し引きが可能となる。したがって、ガタ付きを低減でき、操作フィーリングを向上させることができるとともに、部品点数を大幅に削減できる。
【0051】
しかも、レバー35の軌跡を、図8に示すように、直線状の左右移動軌跡およびこの左右移動軌跡に対して垂直な前後移動軌跡を有する理想的なHパターン(図8に二点鎖線で示す)に対して、変形を最小限かつ規則的にすることができるため、操作フィーリングをさらに向上させることができる。具体的には、実線X3で示す3速ギヤ選択時軌跡および実線X4で示す4速ギヤ選択時軌跡は理想的な軌跡にでき、実線X1で示す1速ギヤ選択時軌跡は理想的な軌跡に対し前側に位置するにしたがって左側に若干ずれ、実線X2で示す2速ギヤ選択時軌跡も理想的な軌跡に対し後側に位置するにしたがって左側に1速ギヤ選択時軌跡と同角度でずれ、実線X5で示す5速ギヤ選択時軌跡は理想的な軌跡に対し前側に位置するにしたがって右側に若干ずれ、実線XRで示すリバースギヤ選択時軌跡も理想的な軌跡に対し後側に位置するにしたがって右側に5速ギヤ選択時軌跡と同角度でずれるというように、規則的変形となる。
【0052】
また、中立選択位置にあるときの連結部44の位置を、上記のようにシフト用ケーブル12と連結部44および中心軸線O2を結んだ線とのなす角度が90°となる位置に対して、中心軸線O2を中心とした揺動方向前後(つまり上下)に移動させることで、上記した規則的変形をずらして、レバー軌跡を図9(a)〜図9(d)に示すように変化させることができる。
【0053】
すなわち、図9(a)に示すように、実線X1で示す1速ギヤ選択時軌跡および実線X2で示す2速ギヤ選択時軌跡は理想的な軌跡とし、実線X3で示す3速ギヤ選択時軌跡は理想的な軌跡に対し前側に位置するにしたがって右側に若干ずれ、実線X4で示す4速ギヤ選択時軌跡も理想的な軌跡に対し後側に位置するにしたがって右側に3速ギヤ選択時軌跡と同角度でずれるようにし、さらに、実線X5で示す5速ギヤ選択時軌跡は理想的な軌跡に対し前側に位置するにしたがって右側に3速ギヤ選択時軌跡よりも大きな角度でずれ、実線XRで示すリバースギヤ選択時軌跡も理想的な軌跡に対し後側に位置するにしたがって右側に5速ギヤ選択時軌跡と同角度でずれるようにすることができる。
【0054】
また、図9(b)に示すように、実線X1で示す1速ギヤ選択時軌跡は理想的な軌跡に対し前側に位置するにしたがって右側に若干ずれ、実線X2で示す2速ギヤ選択時軌跡も理想的な軌跡に対し後側に位置するにしたがって右側に1速ギヤ選択時軌跡と同角度でずれるようにし、実線X3で示す3速ギヤ選択時軌跡は理想的な軌跡に対し前側に位置するにしたがって右側に1速ギヤ選択時軌跡よりも大きな角度でずれ、実線X4で示す4速ギヤ選択時軌跡も理想的な軌跡に対し後側に位置するにしたがって右側に3速ギヤ選択時軌跡と同角度でずれるようにし、さらに、実線X5で示す5速ギヤ選択時軌跡は理想的な軌跡に対し前側に位置するにしたがって右側に3速ギヤ選択時軌跡よりもさらに大きな角度でずれ、実線XRで示すリバースギヤ選択時軌跡も理想的な軌跡に対し後側に位置するにしたがって右側に5速ギヤ選択時軌跡と同角度でずれるようにすることができる。
【0055】
加えて、図9(c)に示すように、実線X5で示す5速ギヤ選択時軌跡および実線XRで示すリバースギヤ選択時軌跡を理想的な軌跡とし、実線X3で示す3速ギヤ選択時軌跡は理想的な軌跡に対し前側に位置するにしたがって左側に若干ずれ、実線X4で示す4速ギヤ選択時軌跡も理想的な軌跡に対し後側に位置するにしたがって左側に3速ギヤ選択時軌跡と同角度でずれるようにし、さらに、実線X1で示す1速ギヤ選択時軌跡は理想的な軌跡に対し前側に位置するにしたがって左側に3速ギヤ選択時軌跡よりも大きな角度でずれ、実線XRで示すリバースギヤ選択時軌跡も理想的な軌跡に対し後側に位置するにしたがって左側に5速ギヤ選択時軌跡と同角度でずれるようにすることができる。
【0056】
さらに、図9(d)に示すように、実線X5で示す5速ギヤ選択時軌跡は理想的な軌跡に対し前側に位置するにしたがって左側に若干ずれ、実線XRで示すリバースギヤ選択時軌跡も理想的な軌跡に対し後側に位置するにしたがって左側に5速ギヤ選択時軌跡と同角度でずれるようにし、実線X3で示す3速ギヤ選択時は理想的な軌跡に対し前側に位置するにしたがって左側に5速ギヤ選択時軌跡よりも大きな角度でずれ、実線X4で示す4速ギヤ選択時軌跡も理想的な軌跡に対し後側に位置するにしたがって左側に3速ギヤ選択時軌跡と同角度でずれるようにし、さらに、実線X1で示す1速ギヤ選択時軌跡は理想的な軌跡に対し前側に位置するにしたがって左側に3速ギヤ選択時軌跡よりもさらに大きな角度でずれ、実線X2で示す2速ギヤ選択時軌跡も理想的な軌跡に対し後側に位置するにしたがって左側に1速ギヤ選択時軌跡と同角度でずれるようにすることができる。
【0057】
中立選択位置にある状態から、レバー35を上記した左揺動状態および右揺動状態にすると、中立選択位置にあるとき中心軸線O1,O2を含む作動平面に配設された連結部44が、中心軸線O2の左方でこの中心軸線O2を中心に旋回することになり、その結果、中立選択位置にあるときの中心軸線O1および中心軸線O2を含む作動平面に対して略垂直に移動することになる。また、中立選択位置にある状態から、レバー35を上記した前揺動状態および後揺動状態にすると、中立選択位置にあるとき前記作動平面に配置された連結部27が、中心軸線O1の前方でこの中心軸線O1を中心に旋回することになり、その結果、前記作動平面に対して略垂直に移動することになる。よって、連結部44および連結部27からこの垂直方向に延出する2つのセレクト用ケーブル11およびシフト用ケーブル12を効率よく押し引きできる。したがって、2つのセレクト用ケーブル11およびシフト用ケーブル12を同じストローク量押し引きするために必要なレバー35の揺動量を小さくできる。
【0058】
なお、上記実施形態においては、左右方向に沿う支持ボルト(第1の作動軸)32と、この支持ボルト32の軸線に対して垂直をなす状態で支持ボルト32の軸線を中心に回動可能に設けられた支持軸(第2の作動軸)24と、この支持軸24の軸線を中心に回動可能に設けられたレバー35とを有する場合を例にとり説明したが、例えば、支持ボルト(第1の作動軸)を前後方向に支持軸(第2の作動軸)を左右方向に配設して、支持ボルトを中心にレバーを左右に揺動させ、この支持ボルトから垂直に延出する支持軸を中心にレバーを前後に揺動させるようにすることも可能である。
【0059】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に係る発明によれば、第1の作動軸の軸線を中心にレバーおよび第2の作動軸を揺動させると、第2の作動軸に対し位置固定で第2の作動軸の軸線上に設けられた連結部が第1の作動軸の軸線を中心に旋回する。このようにして、この連結部に連結された一方の伝達部材を押し引きすることができる。また、第2の作動軸の軸線を中心にレバーを揺動させると、レバーに対し位置固定で第2の作動軸の軸線に直交しかつ第1の作動軸の軸線を含む平面に設けられた連結部が第2の作動軸の軸線を中心に旋回する。このようにして、この連結部に連結された他方の伝達部材を押し引きすることができる。以上により、リンク機構を用いることなく2つの伝達部材の押し引きが可能となる。したがって、ガタ付きを低減でき、操作フィーリングを向上させることができるとともに、部品点数を大幅に削減できる。
【0060】
請求項2に係る発明によれば、第1の作動軸の軸線を中心にレバーおよび第2の作動軸を前後に揺動させると、第2の作動軸に対し位置固定で第2の作動軸の軸線上に設けられた連結部が第1の作動軸の軸線を中心に旋回する。このようにして、この連結部に連結された一方の伝達部材を押し引きすることができる。また、第2の作動軸の軸線を中心にレバーを左右に揺動させると、レバーに対し位置固定で第2の作動軸の軸線に直交しかつ第1の作動軸の軸線を含む平面に設けられた連結部が第2の作動軸の軸線を中心に旋回する。このようにして、この連結部に連結された他方の伝達部材を押し引きすることができる。
【0061】
請求項3に係る発明によれば、中立選択位置にある状態から、第1の作動軸の軸線を中心にレバーおよび第2の作動軸を揺動させると、第2の作動軸に対し位置固定で第2の作動軸の軸線上に設けられた連結部が第1の作動軸の軸線を中心に旋回し、中立選択位置にあるときの第1の作動軸の軸線と第2の作動軸の軸線とを含む作動平面に対して略垂直に移動することになる。また、中立選択位置にある状態から、第2の作動軸の軸線を中心にレバーを揺動させると、レバーに対し位置固定で第2の作動軸の軸線に直交しかつ第1の作動軸の軸線を含む平面に設けられた連結部が第2の作動軸の軸線を中心に旋回し、この連結部を中立選択位置において作動平面に近接して配設しておけば、この連結部が作動平面に対して略垂直に移動することになる。その結果、この垂直方向に延出する2つの伝達部材を効率よく押し引きできる。したがって、2つの伝達部材を同じストローク量押し引きするために必要なレバーの揺動量を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のチェンジレバー装置にセレクト用ケーブルおよびシフト用ケーブルを連結させた状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態のチェンジレバー装置を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態のチェンジレバー装置を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態のチェンジレバー装置を示す正面図である。
【図5】本発明の一実施形態のチェンジレバー装置を示す一側から見た側面図である。
【図6】本発明の一実施形態のチェンジレバー装置を示す逆側から見た側面図である。
【図7】本発明の一実施形態のチェンジレバー装置を示す図6におけるA−A線に沿う断面図である。
【図8】本発明の一実施形態のチェンジレバー装置のレバー軌跡を示す模式図である。
【図9】本発明の一実施形態のチェンジレバー装置の変形例のレバー軌跡を示す模式図である。
【符号の説明】
11 セレクト用ケーブル(他方の伝達部材)
12 シフト用ケーブル(一方の伝達部材)
24 支持軸(第2の作動軸)
27 連結部
32 支持ボルト(第1の作動軸)
35 レバー
44 連結部
O1 中心軸線(第1の作動軸の軸線)
O2 中心軸線(第2の作動軸の軸線)
Claims (3)
- 2つの伝達部材を押し引きして変速を操作するマニュアルトランスミッション用のチェンジレバー装置において、
第1の作動軸と、該第1の作動軸の軸線に対して垂直をなす状態で該第1の作動軸の軸線を中心に回動可能に設けられた第2の作動軸と、該第2の作動軸の軸線を中心に回動可能に設けられたレバーとを有し、前記第2の作動軸の軸線上に一方の前記伝達部材を連結させる連結部を前記第2の作動軸に対し位置固定で配設し、前記第2の作動軸の軸線に直交しかつ前記第1の作動軸の軸線を含む平面に他方の前記伝達部材を連結させる連結部を前記レバーに対し位置固定で配設してなることを特徴とするチェンジレバー装置。 - 前記第1の作動軸が左右方向に延在しており、前記第2の作動軸が前記第1の作動軸から前方に延出していることで、前記レバーは前記第1の作動軸の軸線を中心に前後に揺動し、かつ前記第2の作動軸の軸線を中心に左右に揺動することを特徴とする請求項1記載のチェンジレバー装置。
- 前記レバーが前記第1の作動軸の軸線回りの揺動範囲の中間位置かつ前記第2の作動軸の軸線回りの揺動範囲の中間位置である所定の中立選択位置にあるときの前記第1の作動軸の軸線と前記第2の作動軸の軸線とを含む作動平面に対して前記2つの伝達部材を垂直方向に延出させてなることを特徴とする請求項1または2記載のチェンジレバー装置。
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