JPS637507Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS637507Y2
JPS637507Y2 JP1983027830U JP2783083U JPS637507Y2 JP S637507 Y2 JPS637507 Y2 JP S637507Y2 JP 1983027830 U JP1983027830 U JP 1983027830U JP 2783083 U JP2783083 U JP 2783083U JP S637507 Y2 JPS637507 Y2 JP S637507Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
gripping mechanism
article gripping
cylinders
piston rods
cylinder
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983027830U
Other languages
English (en)
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JPS59132789U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2783083U priority Critical patent/JPS59132789U/ja
Publication of JPS59132789U publication Critical patent/JPS59132789U/ja
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Publication of JPS637507Y2 publication Critical patent/JPS637507Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は物品把持機構を投影面内の4個所に
移動する装置に関するものである。
従来、たとえばコンベア装置によつて搬送され
て来た物品を所定位置で把持し、検査結果にもと
づいて良品、不良品、再生可能品のいづれかの選
別位置に振り分けるために、物品把持機構を投影
面(たとえば水平投影面)内の4個所に移動させ
る装置は、3個のシリンダを用い、これらシリン
ダのピストンロツド端にチヤツクのような物品把
持機構を設け、各シリンダを択一的に動作させる
ことで物品把持機構を上記の4個所に移動させる
ように構成されている。
したがつて、部品点数が多くなり、構造が複雑
化して大形になる上コスト高につながる問題があ
る。
この考案は上記従来の問題を改善するためにな
されたもので、1対のシリンダを使用することで
物品を投影面内の4個所に移動させ得るように構
成し、部品点数を低減して構造を簡易化し、さら
に、上記シリンダの支持強度を高めるとともに、
操作性の向上を図ることができ、かつ小形化とコ
ストダウンを達成することができる物品把持機構
を投影面内の4個所に移動させる装置を提供する
ことを目的とする。
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図および第2図において、1,2は1対の
移動用シリンダで、たとえばエアシリンダによつ
てなり、これらのシリンダ1,2は支軸3,4に
よつて、その軸まわりに回動自在に支持されてい
る。すなわち、支軸3,4は第2図で明らかなよ
うに、同一方向(この実施例では、鉛直方向)に
それぞれ延び、かつ、複数のベアリング5を介し
て軸受部材6によつて回転自在に支持され、軸受
部材6は基台7上に固着されている。
上記1対のシリンダ1,2は、そのストローク
量が互いに等しく設定され、それぞれのピストン
ロツド1A,2Aの先端が枢着されている。つま
り、ピストンロツド1A,2Aの先端に取り付け
られている連結部材1B,2Bの中心孔1b1,2
b1に上下動シリンダ8が貫通されることによつ
て、ピストンロツド1A,2Aの先端が枢着され
ている。
上下動シリンダ8は、ピストンロツド1A,1
Bの枢着部9の軸線に沿つて周知のチヤツク体の
ような物品把持機構10を上下方向に移動させる
ためのものであつて、そのピストンロツド8Aの
下端に物品把持機構10が取り付けられている。
11は位置決め用シリンダで、該シリンダ11
の後端が上記基台7上にピン12を介して回動自
在に取り付けられ、そのピストンロツド11Aの
先端がアーム13を介して上記上下動シリンダ8
に連結されている。したがつて、位置決め用シリ
ンダ11の動作によつて上下動シリンダ8の円周
方向の位置、つまり物品把持機構10の向きが規
制される。
上記構成において、1対のシリンダ1,2のピ
ストンロツド1A,2Aを最も引つ込めたストロ
ーク始端部に保持させることによつて、物品把持
機構10の軸線が第3図および第7図で示される
P1点に位置決めされる。また、両シリンダ1,
2のピストンロツド1A,2Aを最も突出させた
ストローク終端部に保持させることによつて、物
品把持機構10の軸線が第4図および第7図で示
されるP2点に位置決めされる。
一方、シリンダ1Aのピストンロツド1Aをス
トローク始端部に保持し、シリンダ2のピストン
ロツド2Aをストローク終端部に保持すること
で、物品把持機構10の軸線が第5図および第7
図で示されるP3点に位置決めされる。
さらに、シリンダ1のピストンロツド1Aをス
トローク終端部に保持し、シリンダ2のピストン
ロツド2Aをストローク始端部に保持すること
で、物品把持機構10の軸線が第6図および第7
図で示されるP4点に位置決めされる。すなわち、
1対のシリンダ1,2の作動を制御するととも
に、上下動シリンダ8を作動させることによつ
て、物品把持機構10を投影面内(二次元領域)
の4個所に移動させることができる。この場合、
各P1,P2,P3,P4における物品把持機構10の
軸まわりの向きは、位置決め用シリンダ11を動
作させることによつて任意の方向に規制すること
ができる。
したがつて、第7図のP2点を通る図外のコン
ベア装置によつて矢印FからG方向に物品(図示
省略)が搬送され、P2点で静止されると仮定し
た場合、この物品を把持するために、まず上下動
シリンダ8を動作させて、そのピストンロツド8
Aを上死点まで上昇させ、ついで両シリンダ1,
2のピストンロツド1A,2Aをストローク終端
部に保持させ、この位置で上下動シリンダ8のピ
ストンロツド8Aを下死点まで下降させるととも
に物品把持機構10を閉動作して物品を把持し、
つぎに上下動シリンダ8のピストンロツド8Aを
上昇させながら所定の選別信号にもとづいてシリ
ンダ1,2を動作させ、第7図のP1,P3,P4
振り分けて物品把持機構10を移動させ、これら
の位置で物品の把持を解くことによつて良品、不
良品、再生可能品のいづれかに選別して収容する
ことができる。
また、第1図に示す移動用エアシリンダ1,2
は、同一方向に延びた支軸3,4を介して基体7
に回動自在に支持されているため、支軸3,4に
加わる荷重の方向は上記シリンダ1,2の各軸線
に対して垂直、つまり、支軸3,4の軸方向に合
致している。したがつて、支軸3,4には回転モ
ーメントやひねり力のような荷重は加わらないの
で、その強度低下を十分に防止できる。
また、基体7と物品把持機構10との間に位置
決め用シリンダ11を連結したので、このシリン
ダ11で上記移動用シリンダ1,2に加わる荷重
の一部が受け止められ、これにより、シリンダ
1,2の荷重負担が軽減される。
しかも、移動用シリンダ1,2をエアシリンダ
で構成したので、電磁弁を切り換えるだけの簡単
な制御で、物品把持機構10を4個所P1,P2
P3,P4にのみ移動でき、これにより、操作性の
向上が図られる。
以上説明したように、この考案によれば1対の
シリンダが支軸によつて該支軸の軸まわりに回動
自在に支持され、これらシリンダのピストンロツ
ドの先端が互いに枢着されるとともに、該枢着部
にその軸線方向に移動自在な物品把持機構が取り
付けられているから、従来の装置と比較して部品
点数が低減され、また、移動用エアシリンダの支
持強度を高めるとともに、操作性の向上を図るこ
とができ、さらに、構造が簡易化されるとともに
小形化を達成でき、コストダウンが可能になる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る装置の全体的平面図、
第2図は同側面図、第3図ないし第6図は動作状
態の説明平面図、第7図は作動領域を示す説明平
面図である。 1,2……移動用エアシリンダ、1A,2A…
…ピストンロツド、3,4……支軸、9……枢着
部、10……物品把持機構、7……基体、11…
…位置決め用シリンダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 同一方向に延びた支軸3,4を介して基体7に
    それぞれ回動自在に支持された1対の移動用エア
    シリンダ1,2と、 上記各エアシリンダ1,2に設けられて、スト
    ローク始端部とストローク終端部とに選択的に移
    動し、かつ、先端部が互いに枢着された1対のピ
    ストンロツド1A,2Aと、 上記ピストンロツド1A,2Aの枢着部9に連
    結され、その軸線方向に移動自在で、かつ、その
    軸線まわりに回動自在である物品把持機構10
    と、 上記基体7と物品把持機構10との間に連結さ
    れて、上記物品把持機構10の軸線まわりの回動
    位置を規制する位置決め用シリンダ11とを備え
    たことを特徴とする物品把持機構を投影面内の4
    箇所に移動する装置。
JP2783083U 1983-02-25 1983-02-25 物品把持機構を投影面内の4個所に移動する装置 Granted JPS59132789U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2783083U JPS59132789U (ja) 1983-02-25 1983-02-25 物品把持機構を投影面内の4個所に移動する装置

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JP2783083U JPS59132789U (ja) 1983-02-25 1983-02-25 物品把持機構を投影面内の4個所に移動する装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59132789U JPS59132789U (ja) 1984-09-05
JPS637507Y2 true JPS637507Y2 (ja) 1988-03-03

Family

ID=30158710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2783083U Granted JPS59132789U (ja) 1983-02-25 1983-02-25 物品把持機構を投影面内の4個所に移動する装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS59132789U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55112789A (en) * 1979-02-23 1980-08-30 Hiroshi Makino Robot for assembly
JPS57194887A (en) * 1981-05-15 1982-11-30 Westinghouse Electric Corp Multi-arm-manipulator

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55112789A (en) * 1979-02-23 1980-08-30 Hiroshi Makino Robot for assembly
JPS57194887A (en) * 1981-05-15 1982-11-30 Westinghouse Electric Corp Multi-arm-manipulator

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JPS59132789U (ja) 1984-09-05

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