JP2000211895A - 昇降台装置 - Google Patents

昇降台装置

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JP2000211895A
JP2000211895A JP11012628A JP1262899A JP2000211895A JP 2000211895 A JP2000211895 A JP 2000211895A JP 11012628 A JP11012628 A JP 11012628A JP 1262899 A JP1262899 A JP 1262899A JP 2000211895 A JP2000211895 A JP 2000211895A
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JP
Japan
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arm
lifting
moving
elevating
drive arm
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JP11012628A
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English (en)
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Daisuke Katsuyama
大輔 勝山
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータ駆動で昇降させることができ、かつ小
型のモータが使用でき、下降時の荷台位置をできるだけ
低い位置に下降下降なものとする。 【解決手段】 荷台1と、パンタグラフ式の水平維持手
段3と、昇降駆動手段4とを備える。昇降駆動手段4
は、昇降駆動アーム13と、その送りねじ機構14と、
昇降駆動モータ15とを備える。昇降駆動アーム13
は、一端が回動自在で他端が水平移動自在とされる。こ
の昇降駆動アーム13は、下降端で、水平維持手段3を
構成する支持アーム6の水平面に対する角度よりも大き
い角度を成すものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パレットに記載
した板材や、他の種々の荷物の積載に用いられる昇降台
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の昇降台装置として、図8
や図9の例などのように、パンタグラフ式のリンク機構
71を介して荷台72を基台73に昇降自在に支持し、
昇降駆動装置で昇降させるようにしたものが使用されて
いる。図8の例は、昇降駆動装置として、基台73とリ
ンク機構71のアーム71aの間に連結した油圧シリン
ダ74を用いたものである。図9の例は、昇降駆動装置
として、リンク機構71のアーム71aの移動端を移動
させる送りねじ機構75およびモータ76を設けたもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような昇降台装置
は、周辺装置の設置の都合等から、下降状態では、荷台
72をできるだけ低い位置にしたい場合がある。荷台位
置をできるだけ低くした場合、リンク機構71のアーム
71aは、水平面に対する角度θ1がより小さくなるわ
けであるが、図9のように送りねじ機構75でアーム7
1aの移動端を移動させるものでは、角度θ1の小さい
状態から水平方向に移動させて荷台72を上昇させるに
は、水平方向に大きな推力を必要とする。これは、モー
タ76の大型化を招き、モータ76が荷台72を低い状
態にすることを邪魔することになる。そのため、荷台位
置をあまり低くすることができない。また、図8の例の
ように油圧シリンダ74を駆動源とするものは、油圧シ
リンダ74の駆動に油圧源や油圧配管を必要するため、
設備コストが高くなり、また台車式の昇降台装置の場
合、固定設置される油圧源と移動する台車との間の油圧
配管が邪魔になる。そのため、台車式の昇降台装置では
油圧シリンダ74による駆動形式を採用することができ
ない場合が多い。
【0004】この発明の目的は、モータ駆動で昇降させ
ることができ、かつ小型のモータが使用できて、下降時
の荷台位置をできるだけ低い位置とすることができる昇
降台装置を提供することである。この発明の他の目的
は、昇降ストロークを大きく得ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の昇降台装置
は、荷台と、この荷台を水平度を保ちながら昇降自在に
支持する水平維持手段と、前記荷台を昇降させる昇降駆
動手段とを備え、前記水平維持手段は、X字状に交差す
る支持アームで構成されるパンタグラフ式のリンク機構
としたものにおいて、次の構成を採用する。前記昇降駆
動手段は、一端が回動自在で他端が水平移動自在となる
昇降駆動アームと、この昇降駆動アームの移動端を移動
させる送りねじ機構と、この送りねじ機構を駆動する昇
降駆動モータとを備えるものとする。前記昇降駆動アー
ムは、前記水平維持手段の昇降ストロークの下端で、前
記支持アームの水平面に対する角度よりも大きい角度を
成すようにする。この構成によると、昇降駆動アーム
を、水平維持手段の昇降ストロークの下端で、支持アー
ムの水平面に対する角度よりも大きい角度を成すものと
したため、昇降ストロークの下端における昇降駆動アー
ムの角度をできるだけ大きく得ることができる。そのた
め、荷台をより低い位置まで下降させるようにしても、
昇降駆動アームの移動端に作用させる推力が小さくて済
み、昇降駆動モータを小型化できる。このため、昇降駆
動モータが荷台の下降の妨げとなることなく、荷台をで
きるだけ低い姿勢とすることができる。また、油圧シリ
ンダ等の油圧駆動源を用いないため、油圧源が不要で構
成が簡単であり、走行台車となる昇降台装置にも適用す
ることができる。
【0006】この発明において、前記昇降駆動アーム
を、水平維持手段の昇降ストロークよりも短く構成し、
前記昇降駆動手段は、昇降駆動アームと支持アームの移
動端とを選択的に移動させるように構成し、かつ上昇初
期は昇降駆動アームの移動端を移動させ、上昇途中から
支持アームを移動させるようにしても良い。このよう
に、上昇初期は昇降駆動アームの移動端を移動させるよ
うにすることで、上昇初期に過大な推力が必要となるこ
とが回避できる。この場合に、昇降駆動アームだけで昇
降させるようにすると、昇降駆動アームの上昇初期の角
度を小さくすることから、昇降ストロークを大きく得る
ことができない。この請求項の発明では、これに対し
て、昇降駆動アームを短く構成し、上昇途中から水平維
持手段の支持アームを移動させるようにしたため、昇降
ストロークを大きく得ることができる。
【0007】このように上昇途中から支持アームを移動
させる構成とする場合に、前記昇降駆動手段は、前記昇
降駆動モータで駆動される共通の移動部材を介して、昇
降駆動アームと支持アームの移動端とを選択的に移動さ
せるように構成しても良い。このように移動部材を用
い、この移動部材から昇降駆動アームと支持アームとに
順次切り替わって移動を伝達するようにすることで、一
台の昇降駆動モータにより、昇降駆動アームと支持アー
ムとの両方を駆動することができる。そのため構成が簡
単で、より小型化できる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施形態を図1
ないし図5と共に説明する。この昇降台装置は、荷台1
および基台2と、荷台1を水平度を保ちながら昇降自在
に支持する水平維持手段3と、荷台1を昇降させる昇降
駆動手段4とを備える。基台2は、走行車輪5および走
行駆動手段(図示せず)を有し、この昇降台装置は荷台
昇降式台車とされている。
【0009】水平維持手段3は、X字状に交差する支持
アーム6,7で構成されるパンタグラフ式のリンク機構
とされている。これら支持アーム6,7からなるアーム
組8は、互いに平行に2組設けられている(図3)。各
アーム組8の片方の支持アーム6は、一端が荷台1に支
軸6aで回動自在に連結され、他端は移動端6bとされ
て、基台2に水平移動自在に設置されている。この移動
端6bの移動自在な支持は、移動端6bに設けられたロ
ーラ9を、基台2に設けられたガイド10に移動自在に
設置することで行われる。もう片方のアーム7は、一端
が基台2に支軸7aで回動自在に連結され、他端は移動
端7bとされて、荷台2に水平移動自在に設置されてい
る。この移動端7bの移動自在な支持は、移動端7bに
設けられたローラ11を、荷台1に設けられたガイド1
2に移動自在に設置することで行われる。
【0010】昇降駆動手段4は、昇降駆動アーム13を
移動させる第1の昇降駆動部4aと、支持アーム6を移
動させる第2の昇降駆動部4bとで構成される。
【0011】第1の昇降駆動部4aは、前記昇降駆動ア
ーム13と、第1の送りねじ機構14と、第1の昇降駆
動モータ15と、第1の移動部材16とを備える。昇降
駆動アーム13は、上端が荷台1に支軸13aで回動自
在に連結され、下端は移動端13bとされて、移動部材
16と共に水平移動可能である。昇降駆動アーム13
は、水平維持手段3の昇降ストロークよりも短く構成さ
れている。また、昇降駆動アーム13は、2本が各アー
ム組8と並んで設けられ、その下端が下端連結材20で
連結されている。昇降駆動アーム53の水平面に対する
最大の角度は、荷台1に設けられたストッパ29により
規制される。
【0012】送りねじ機構14は、支持アーム6,7と
平行に基台2上に設置され、昇降駆動モータ15により
伝達機構17(図3)を介して回転駆動される。昇降駆
動モータ15は、減速機付きのモータであり、送りねじ
機構14はボールねじ機構からなる。送りねじ機構14
は、2本が平行に設置され、伝達機構17は両送りねじ
機構14に同期して回転伝達する。両送りねじ機構14
のナット18,18は共通の移動部材16に結合され、
昇降駆動アーム13の下端は、下端連結部材20を介し
て移動部材16に係脱自在に係合する。すなわち、移動
部材16は、昇降駆動アーム13を水平に押す方向には
状態となって移動の伝達が可能であるが、昇降駆動アー
ム13が離れる方向には、昇降駆動アーム13を拘束し
ないものとされている(図4参照)。
【0013】図1,図3に示すように、第2の昇降駆動
部4bは、第2の送りねじ機構21と、第2の昇降駆動
モータ22と、第2の移動部材23とを備える。第2の
送りねじ機構21はボールねじ機構からなる。第2の送
りねじ機構21は、支持アーム6,7と平行に基台2上
に設置され、昇降駆動モータ22により伝達機構24
(図3)を介して回転駆動される。送りねじ機構21
は、2本が平行に設置され、伝達機構24は両送りねじ
機構21に同期して回転伝達する。両送りねじ機構21
のナット25,25は共通の第2の移動部材23に結合
されている。両支持アーム6の下端の移動端6bは、下
端連結部材26を介して互いに連結されており、この下
端連結部材26を介して移動部材23に係脱自在に係合
する(図5参照)。この係脱自在な結合は、第2の移動
部材23に設けられた係脱切替手段27を介して行われ
る。この係脱切替手段27は、ソレノイド等の駆動源2
7aにより、係止具27aが移動部材23に係合する突
出位置と係合しない退避位置とに位置変更可能としたも
のである。係脱切替手段27の係止具27aは、駆動源
27aを設ける代わりに、カム等の連動手段(図示せ
ず)を介して、移動部材23の進退に伴い、移動部材2
3の所定移動範囲では突出位置となり、残りの移動範囲
では退避位置となるものとしても良い。
【0014】上記構成の動作を説明する。荷台1は、図
2に示す下降端から、図1(A)に示す中間位置を経
て、図1(B)に示す上昇端まで昇降可能である。図2
に示す下降端から上昇を開始させるときは、まず、昇降
駆動手段4の第1の昇降駆動部4aにより上昇させる。
すなわち、第1の昇降駆動モータ15により第1の送り
ねじ機構14を回転させ、第1の移動部材16を前進
(図2の右側へ)させる。この移動部材16の移動によ
り、昇降駆動アーム13の下端の移動端13aは、下端
連結部材20を介して移動させられ、昇降駆動アーム1
3が起立する方向に回動する。そのため、荷台1が上昇
する。下降端からの上昇開始に際して、昇降駆動アーム
13は水平維持機構3の昇降ストロークよりも短く設定
されているため、その水平面に対する角度θは、支持ア
ーム6,7の角度よりも大きい。そのため、荷台1の位
置が低くても、移動部材16に作用する推力が極度に大
きくなることが回避される。この昇降駆動アーム13の
上昇開始時の角度θを45度程度した場合は、水平推力
と略等しい推力を上昇力として与えることができる。な
お、この実施形態では、上昇開始時の角度θは、45度
よりも小さくしている。
【0015】荷台1がある程度上昇すると、昇降駆動ア
ーム13は昇降ストロークよりも短いため、昇降駆動ア
ーム13による上昇駆動は行えなくなる。そのため、昇
降駆動アーム13の駆動から、支持アーム6の駆動に切
り換える。すなわち、図1(B)のように、第2の昇降
駆動部4bの昇降駆動モータ22により、第2の移動部
材23を介して支持アーム6の下端の移動端を押し、支
持アーム6を立てていって荷台1を上昇させる。昇降駆
動アーム13は第1の移動部材16から離れて荷台1と
共に持ち上がる。この場合に、前記の昇降駆動アーム1
3の駆動による荷台1の上昇開始時は、図5に実線で示
すように、支持アーム6の下端連結材26は係止具27
aよりも後方に位置しているが、上昇に従って支持アー
ム6の移動端6bは中央側(図5の右側)へ移動する。
昇降駆動アーム13の駆動ができなくなるまで上昇した
ときは、支持アーム6の移動端6bは同図に鎖線で示す
ように係止具27aよりも前方まで移動する。この状態
で、係止具27aを突出させると、第2の送りねじ機構
21および第2の移動部材23による支持アーム6の移
動が可能になる。荷台1の上昇端からの下降時は、前記
と逆に、第2の昇降駆動部4bで途中まで下降させた
後、第1の昇降駆動部4aで下降端まで下降させる。
【0016】この昇降台装置によると、このように、昇
降駆動アーム13の移動端13bを送りねじ機構14で
移動させるものとし、昇降駆動アーム13は昇降ストロ
ークの下端で、その支持アーム6の水平面に対する角度
よりも大きい角度を成すものとしたため、モータ駆動で
昇降させることができ、かつ昇降駆動モータ15に小型
のものが使用できて、下降時の荷台位置をできるだけ低
い位置とすることができる。この例では、2台のモータ
15,22を必要とするが、各モータ15,22は小型
のもので済むため、大型のモータを用いる場合と異な
り、荷台1の昇降を邪魔する高さは高くならない。ま
た、この実施形態は、昇降駆動手段4が、昇降駆動アー
ム13と支持アーム6の移動端6bとを選択的に移動さ
せるように構成し、上昇途中から支持アーム6を移動さ
せるようにしたため、昇降ストロークを大きく得なが
ら、下降時の荷台1の位置を低くすることができる。
【0017】なお、図1ないし図5に示した実施形態に
おいて、昇降駆動手段4は、第2の昇降駆動部4bを有
せず、第1の昇降駆動部4aのみで構成されるたものと
しても良い。その場合、昇降駆動アーム13の下端を連
結する下端連結部材20は、移動部材16と分離可能と
する必要はなく、両者を一体の移動部材とする。この構
成の場合、荷台1の昇降ストロークは、昇降駆動アーム
13で駆動可能な範囲だけとなるが、構成は簡単とな
る。また、この場合も、昇降ストロークの下端で、支持
アーム6よりも昇降駆動アーム13の角度を大きくした
ことによるモータ小型化の効果は得られる。
【0018】図6〜図7は、この発明の第2の実施形態
を示す。この実施形態の昇降台装置は、第1の実施形態
と同じく、荷台1および基台2と、荷台1を水平度を保
ちながら昇降自在に支持する水平維持手段3と、荷台1
を昇降させる昇降駆動手段44とを備える。基台2は、
走行車輪5および走行駆動手段(図示せず)を有し、こ
の昇降台装置は荷台昇降式台車とされている。荷台1、
基台2、および水平維持手段3は、第1の実施形態と同
じであるため、対応部分に同一符号を付してその説明を
省略する。
【0019】昇降駆動手段44は、昇降駆動アーム53
と、送りねじ機構54と、昇降駆動モータ55と、移動
部材56とを備える。昇降駆動モータ55は、減速機付
きのモータであり、送りねじ機構54はボールねじ機構
からなる。昇降駆動アーム53は、第1の実施形態の昇
降駆動アーム13と同様であるが、改めて説明すると、
一端が荷台1に支軸53aで回動自在に連結され、下端
は移動端53bとされて、移動部材56と共に水平移動
可能である。昇降駆動アーム53は、水平維持手段3の
昇降ストロークよりも短く構成されている。また、昇降
駆動アーム53は、2本が各アーム組8と並んで設けら
れ、その下端近傍が下端連結材60で連結されている。
昇降駆動アーム53の水平面に対する最大の角度は、荷
台1に設けられたストッパ69(図6(C))により規
制される。
【0020】送りねじ機構54は、支持アーム6,7と
平行に基台2上に設置され、昇降駆動モータ55により
伝達機構57(図7)を介して回転駆動される。送りね
じ機構54は、2本が平行に設置され、伝達機構57は
両送りねじ機構54に同期して回転伝達する。両送りね
じ機構54のナット58,58は共通の移動部材56に
結合され、昇降駆動アーム53の下端は、その下端に設
けられたローラ62を介して移動部材56に係脱自在に
係合する。すなわち、移動部材56は、昇降駆動アーム
53を水平に押す方向には係合状態となって移動の伝達
が可能であるが、昇降駆動アーム53が離れる方向に
は、昇降駆動アーム53を拘束しないものとされてい
る。
【0021】移動部材56は、昇降駆動アーム53を押
す駆動アーム押付け部56aと、支持アーム6の下端よ
りも基台2の端部側に位置する支持アーム押付け部56
bと、両押付け部56a,56bを連結した連結枠部5
6cとで構成される。なお、移動部材56は、基台2に
設けられた案内部材(図示せず)により、送りねじ機構
54による進退方向にのみ移動可能なように案内されて
いる。移動部材56の支持アーム押付け部56bには、
支持アーム6の移動端6bのローラに転接する接触部材
61が回転自在に設けられている。なお、基台2には、
昇降駆動アーム53を移動部材53で押して移動させる
区間だけ、昇降駆動アーム53の移動端53bを水平方
向にのみ移動可能なように案内する案内手段(図示せ
ず)が設けられている。
【0022】第2の実施形態の動作を説明する。荷台1
は、図6(A)に示す下降端から、同図(B)に示す中
間位置を経て、同図(C)に示す上昇端まで昇降可能で
ある。同図(A)に示す下降端から上昇を開始させると
きは、まず、昇降駆動モータ55により送りねじ機構5
4を回転させ、移動部材56を前進(図6の右側へ)さ
せる。この移動部材 の移動により、昇降駆動アーム
53の下端の移動端53bが押されて移動し、昇降駆動
アーム53が起立する方向に回動する。そのため、荷台
1が上昇する。下降端からの上昇開始に際して、昇降駆
動アーム53は水平維持機構3の昇降ストロークよりも
短く設定されているため、その水平面に対する角度θ
は、支持アーム6,7の角度よりも大きい。そのため、
荷台1の位置が低くても、移動部材56に作用する推力
が極度に大きくなることが回避される。この昇降駆動ア
ーム53の上昇開始時の角度θを45度程度した場合
は、水平推力と略等しい推力を上昇力として与えること
ができる。なお、この実施形態では、上昇開始時の角度
θは、45度よりも小さくしている。
【0023】荷台1がある程度上昇すると、昇降駆動ア
ーム53は昇降ストロークよりも短いため、昇降駆動ア
ーム53による上昇駆動は行えなくなる。そのかわり
に、移動部材56の支持アーム押付け部56bが支持ア
ーム6の下端の移動端6bを押し、支持アーム6を立て
ていって荷台1を上昇させる。昇降駆動アーム53は、
移動部材56の駆動アーム押付け部56aから離れて荷
台1と共に持ち上がる。荷台1の上昇端からの下降時
は、前記と逆に、移動部材56の支持アーム押付け部5
6bで支持しながら途中まで下降させた後、駆動アーム
押付け部56aによる支持に切り替わって下降端まで下
降する。
【0024】このように、この実施形態の場合も、昇降
駆動アーム53の移動端53bを送りねじ機構54で移
動させるものとし、昇降駆動アーム53は昇降ストロー
クの下端で、その支持アームの水平面に対する角度より
も大きい角度を成すものとしたため、モータ駆動で昇降
させることができ、かつ昇降駆動モータ55に小型のも
のが使用できて、下降時の荷台位置をできるだけ低い位
置とすることができる。また、昇降駆動手段44を、昇
降駆動アーム53と支持アーム6の移動端6bとを選択
的に移動させるように構成し、上昇途中から支持アーム
6を移動させるようにしたため、昇降ストロークを大き
く得ながら、下降時の荷台1の位置を低くすることがで
きる。しかも、この実施形態では、昇降駆動アーム53
と支持アーム6とを共通の昇降駆動モータ55および送
りねじ機構54で移動させるようにしたため、部品点数
も少なく、構成が簡単である。
【0025】
【発明の効果】この発明の昇降台装置は、昇降駆動アー
ムの移動端を送りねじ機構で移動させるものとし、前記
昇降駆動アームは水平維持手段の昇降ストロークの下端
で、その支持アームの水平面に対する角度よりも大きい
角度を成すものとしたため、モータ駆動で昇降させるこ
とができ、かつ小型のモータが使用できて、下降時の荷
台位置をできるだけ低い位置とすることができる。昇降
駆動アームが水平維持手段の昇降ストロークよりも短い
ものであり、昇降駆動手段が、昇降駆動アームと支持ア
ームの移動端とを選択的に移動させるように構成され、
かつ上昇初期は昇降駆動アームの移動端を移動させ、上
昇途中から支持アームを移動させるようにした場合は、
昇降ストロークを大きく得ながら、下降時の荷台位置を
低くすることができる。昇降駆動手段が、昇降駆動モー
タで駆動される共通の移動部材を介して、昇降駆動アー
ムと支持アームの移動端とを選択的に移動させるもので
ある場合は、一台の昇降駆動モータにより、昇降駆動ア
ームと支持アームとの両方を駆動することができ、構成
が簡単で、より小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A),(B)はこの発明の第1の実施形態に
かかる昇降台装置の上昇途中および上昇端の状態を各々
示す正面図である。
【図2】同昇降台装置の下降端の状態を示す正面図であ
る。
【図3】同昇降台装置の切欠平面図である。
【図4】その送りねじ機構と昇降駆動アームとの係合部
を拡大して示す動作説明図である。
【図5】その第2の送りねじ機構と支持アームとの係合
部を拡大して示す動作説明図である。
【図6】(A)〜(C)は各々この発明の第2の実施形
態の各動作状態を示す正面図である。
【図7】同昇降台装置の切欠平面図である。
【図8】従来例の正面図である。
【図9】他の従来例の正面図である。
【符号の説明】
1…荷台 18…ナット 2…基台 21…送りねじ機構 3…水平維持機構 22…昇降駆動モータ 4…昇降駆動手段 23…移動部材 4a…第1の昇降駆動部 26…下端連結部材 4b…第2の昇降駆動部 44…昇降駆動手段 6,7…アーム 53…昇降駆動アー
ム 6a,7a…支軸 53b…移動端 6b,7b…移動端 54…送りねじ機構 13…昇降駆動アーム 55…昇降駆動モー
タ 13b…移動端 56…移動部材 14…送りねじ機構 56a…駆動アーム
押付け部 15…昇降駆動用モータ 56b…支持アーム
押付け部 16…移動部材 60…下端連結部材 17…伝達機構 θ…角度

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷台と、この荷台を水平度を保ちながら
    昇降自在に支持する水平維持手段と、前記荷台を昇降さ
    せる昇降駆動手段とを備え、前記水平維持手段は、X字
    状に交差する支持アームで構成されるパンタグラフ式の
    リンク機構とし、前記昇降駆動手段は、一端が回動自在
    で他端が水平移動自在となる昇降駆動アームと、この昇
    降駆動アームの移動端を移動させる送りねじ機構と、こ
    の送りねじ機構を駆動する昇降駆動モータとを備え、前
    記昇降駆動アームは、前記水平維持手段の昇降ストロー
    クの下端で、前記支持アームの水平面に対する角度より
    も大きい角度を成すものとした昇降台装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降駆動アームは、前記水平維持手
    段の昇降ストロークよりも短く構成され、前記昇降駆動
    手段は、昇降駆動アームと支持アームの移動端とを選択
    的に移動させるように構成し、かつ上昇初期は昇降駆動
    アームの移動端を移動させ、上昇途中から支持アームを
    移動させるようにした請求項1記載の昇降台装置。
  3. 【請求項3】 前記昇降駆動手段は、前記昇降駆動モー
    タで駆動される共通の移動部材を介して、昇降駆動アー
    ムと支持アームの移動端とを選択的に移動させるように
    構成した請求項2記載の昇降台装置。
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