JP2000351589A - 昇降装置 - Google Patents

昇降装置

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JP2000351589A
JP2000351589A JP11197963A JP19796399A JP2000351589A JP 2000351589 A JP2000351589 A JP 2000351589A JP 11197963 A JP11197963 A JP 11197963A JP 19796399 A JP19796399 A JP 19796399A JP 2000351589 A JP2000351589 A JP 2000351589A
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JP
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link rod
link
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rod
holding member
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JP11197963A
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English (en)
Inventor
Mutsuhiro Nakai
睦博 中居
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NAKAI MOKKO KK
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NAKAI MOKKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンパクトに構成された昇降装置の上部フレー
ムを安全に上昇,下降させる事ができる事を目的とす
る。 【解決手段】本発明の昇降装置は第一のリンク棒と第二
のリンク棒をX状に交叉させて,交叉点に支軸を設け
て,上記の両リンク棒が回動出来るようにし,上記第一
のリンク棒の一端は下部フレームの一端に回動自在に連
結し,上記第二のリンク棒の一端は上部フレームの一端
に回動自在に連結し,第一のリンク棒の他端は上部フレ
ームの他端に設けた移動保持部材に係合し,第二のリン
ク棒の他端は下部フレームの他端に設けた複数段階角度
調節部材に係止されるように形成され,かつ,上記第一
のリンク棒と第二のリンク棒と移動保持部材と複数段階
角度調節部材は,第一のリンク棒と第二のリンク棒を折
り畳んだ時両リンク棒が一直線になる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は座椅子の座面,テ
ーブルの天面等の高さを簡単に調節出来るようにした昇
降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上部フレームの高さを調節する為に電気
の力を利用したものやガスシリンダー等を利用したもの
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの電動式昇降装
置又はガスシリンダー式昇降装置はいずれも高価であり
スペースが大きく重量が重く便利ではなかった。この発
明は上記のような実状に鑑みてなされたものであり,比
較的安価にしかも安全に上部フレームを上昇,下降させ
る事ができる事を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】上記目的を達成するために,本発明の昇降
装置は,第一のリンク棒と第二のリンク棒をX状に交叉
させて,交叉点に支軸を設けて,上記の両リンク棒が回
動出来るようにし,上記第一のリンク棒の一端は下部フ
レームの一端に回動自在に連結し,上記第二のリンク棒
の一端は上部フレームの一端に回動自在に連結し,第一
のリンク棒の他端は上部フレームの他端に設けた移動保
持部材に係合し,第二のリンク棒の他端は下部フレーム
の他端に設けた複数段階角度調節部材に係止されるよう
に形成され,かつ,上記第一のリンク棒と第二のリンク
棒と移動保持部材と複数段階角度調節部材は,第一のリ
ンク棒と第二のリンク棒を折り畳んだ時両リンク棒が一
直線になる構成とする。
【0005】さらに第一リンク棒の一端と上部フレーム
との間にロックの手段を設けて,第一のリンク棒と第二
のリンク棒の動きロックするようにする。
【0006】上部フレームと下部フレームの間に両フレ
ームを開く方向に付勢するスプリングを介在させる。
(発明の実施の形態1)
【0007】発明の実施の形態を実施例にもとづき図面
を参照して説明する。図1は昇降装置の斜視図,図2は
高さを最低にした状態での昇降装置の斜視図,図3a−
dは高さを変更したそれぞれの位置のスプリング21を
はずした時の昇降装置の側面図示し,図4a−cは複数
角度調節部材の斜視図,図5a,bはストッパー装置の
斜視図,図6a,bはこれを座椅子に応用したもので図
6aは図6bの座椅子の状態から座面を持ち上げた椅子
の斜視図を示す。
【0008】図1において,第一のリンク棒11は下部
フレーム2の後部にある軸点7に係合され,上部フレー
ム1の前部にある軸点8でフレーム1と係合されてい
る。第二リンク棒12は上部フレーム1の後部にある軸
点10に係合され,下部フレーム2の前部にある複数角
度調節部材14に軸点9で連結している。
【0009】高さ固定棒13は軸点9に固着されてい
て,複数角度調節部材14の中にある溝にはまってい
る。軸点8は移動保持部材15に係合され,前後保持棒
16の中を摺動する。
【0010】ノブ4に固着されたストッバー棒18はそ
の外周に引きスプリング17を介在していて,フレーム
1の一部に連結している。フレーム1は上昇レバー3,
下降レバー5を固着している。20は第一のリンク棒を
連結する材であり19は第二のリンク棒を連結する材で
ある。21は附勢するスプリングである。
【発明の実施の形態2】図1から図6は本発明の実施例
に係る昇降装置を示す図であり,以下これらの図を参照
して説明する。
【0011】第一のリンク棒と第二のリンク棒が水平の
位置にある状態(図2の状態)で,ロックレバー4を外
側に引いた状態を保った状態で,昇降レバー3とロック
レバー4を持ち上げると第一リンク棒11,第二リンク
棒12は軸点6を中心としてお互いに角度を有する状態
になる。軸点9に係合された高さ固定棒13は最初複数
角度調節部材14の22の位置にありこれが前述の動作
をする事により22からaの方向に移動する。
【0012】さらに昇降レバー3とロックレバー4を持
ち上げると高さ固定棒13はbの位置まで移動する。こ
のあたりで昇降レバー3とロックレバー4を降ろすと固
定棒13は複数角度調節部材14の中の溝23に入る。
この状態で第二番めに高い高さの昇降装置が形成され
る。この時ロックレバー4を離すと引きスプリンク17
の力によりストッパー棒17は移動保持部材15にあい
ている穴に入り移動保持部材15はフレーム1に対して
ロックされる。(図3aから図3bの状態になる。)
【0013】次の高さを希望するときは上記の動作を繰
り返すと高さ固定棒13は23から25まで順次移動す
る。このようにして好みの高さを持った昇降装置が構成
される。(図3bから図3c,図3dの状態になる。)
【0014】次に上部フレームを下降させる手順につい
て,今昇降装置が最上段の状態にあるものとして説明す
る。この時高さ固定棒13は複数角度調節部材14の2
5の位置にある。レバー5を上に上げると第一のリンク
棒11には軸点7を中心として上方向の力f1が発生す
る。(図1において右まわりの力が第一のリンク棒11
に発生)それに伴って第二のリンク棒12にはf2なる
力が発生し高さ固定棒13にはf3なる力が発生する。
(図1において斜め左上方向の力が発生)この動作を行
うと高さ固定棒13は複数角度調節部材14の25の位
置からcの方向に動き出しその後複数角度調節部材の内
溝26に添ってdの方向に移動し最終的には穴22に移
動する。この時リンク棒の軸点は水平となり図2の様に
昇降装置の高さは最低になる。
【0015】ストッパー棒18の外側に引きスプリング
17があり,引きスプリンクの一端は上部フレーム1に
係合され反対の一端はノブに係合されている。常時この
ストッパー棒18は引きスプリングの力で移動保持部材
15にある穴に入っていて,前後に動く事はない。ノブ
4を外側に引く事によってスブリング17が縮んで前後
移動棒15にある穴に入っていたストッパー棒17は外
側に引きよせられてロックが解除され昇降装置の高さを
変える事が出来る。(図5a)
【0016】ストッパー棒18が移動保持部材15にあ
いている穴に入ると移動保持部材15は上部フレーム1
に対してロックされて,万一高さ調節棒が不意の外力で
移動しようとしてもこのリンク機構の相対的な位置関係
が崩れる事はなく安全である。
【0017】スプリング21の一端は19に係合され他
端は20に係合され,19,20は第一のリンク棒11
と第二のリンク棒12に係合されている。スブリング2
1はこれらのリンク棒を常に引き合っていて,この力は
昇降装置を上に上げる方向に作用している。又この力は
昇降装置を上昇させる時には上昇力を補助して楽に持ち
上げる力として作用し,昇降装置を下降させる時には下
降力をおさえてスムースに下降出来る様に作用する。
【0018】この昇降装置は上昇レバー3と下降レバー
5を下部フレームにとりつけて,上下の高さを反転して
も同じ機能を持った昇降装置として機能する。
【発明の効果】以上のごとく構成した本発明によれば,
上部フレームの上昇レバー,下降レバーを操作する事に
よって第一リンク棒と第二リンク棒の交叉する角度が可
変し,上部フレームの昇降が簡単に行えて,コンパクト
なものとなるものである。
【0019】またストッパーを使用する事によって,昇
降装置の高さが,不意の外力によって可変する事がな
く,安全が保たれるものである。
【0020】上部フレームと下部フレームとの間にスプ
リングを介在させる事によって,軽く持ち上げる事がで
き,スムースに降ろす事ができるものである。
【0021】座椅子を昇降装置の上に搭載する事によっ
て,昇降付き座椅子が構成され座椅子を普通の椅子とし
ても利用する事ができ便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】昇降装置の斜視図である。
【図2】最も高さの低い位置での昇降装置の斜視図であ
る。
【図3】それぞれの高さでの昇降装置の側面図である。
【図4】複数段階角度調節部材の斜視図である。
【図5】ストッパー装置を示す斜視図である。
【図6】座椅子に応用した場合の斜視図である。
【符号の説明】
1 上部フレーム 2 下部フレーム 3 上昇レバー 4 ストッパーノブ 5 下降レバー 11 第一のリンク棒 12 第二のリンク棒 13 高さ固定棒 14 複数角度調節部材 15 移動保持部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月24日(1999.8.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図5】
【図3】
【図4】
【図6】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一のリンク棒と第二のリンク棒をX状に
    交叉させて,交叉点に支軸を設けて,上記の両リンク棒
    が回動出来るようにし,上記第一のリンク棒の一端は下
    部フレームの一端に回動自在に連結し,上記第二のリン
    ク棒の一端は上部フレームの一端に回動自在に連結し,
    第一のリンク棒の他端は上部フレームの他端に設けた移
    動保持部材に係合し,第二のリンク棒の他端は下部フレ
    ームの他端に設けた複数段階角度調節部材に係止される
    ように形成され,かつ,上記第一のリンク棒と第二のリ
    ンク棒と移動保持部材と複数段階角度調節部材は,第一
    のリンク棒と第二のリンク棒を折り畳んだ時両リンク棒
    が一直線になるように構成したことを特徴とする昇降装
    置。
  2. 【請求項2】第一リンク棒の一端と上部フレームとの間
    にロックの手段を設けて,第一のリンク棒と第二のリン
    ク棒の動きロックするようにした事を特徴とする請求項
    1記載の昇降装置。
  3. 【請求項3】上部フレームと下部フレームの間に両フレ
    ームを開く方向に付勢するスプリングを介在させた事を
    特徴とする請求項1または請求項2記載の昇降装置。
  4. 【請求項4】上部フレームの上に座椅子を搭載した請求
    項1ないし請求項3のいづれか一項記載の昇降装置。
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