JP2005089052A - 昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型かつ軽量の昇降装置を提供する。
【解決手段】 昇降装置10は、一対のX形リンク12,ベース部14,昇降プレート16,押上部材18および油圧シリンダ装置20を備える。昇降プレート16を降下させた状態で油圧シリンダ装置20によって押上部材18を回動させると、押上部材18によってリンク棒22bの上部が押し上げられ、それに伴って昇降プレート16が所定高さまで押し上げられる。そして、昇降プレート16が所定高さに達した後は、油圧シリンダ装置20のシリンダロッド44によって昇降プレート16がさらに押し上げられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車椅子等を昇降させるための小型かつ軽量の昇降装置に関する。
車椅子で玄関や縁側等を出入りする際には段差が障害となる。そこで、近年では、段差を昇降するための昇降装置が一般に用いられるようになってきており、その一例が特許文献1に開示されている。この昇降装置は、伸縮シリンダでパンタグラフ機構を構成するリンク棒を引っ張ることによって車椅子を載せるテーブルを一気に上昇させるようにしたものである。
特許第2927749号
従来技術(特許文献1)では、テーブルを上昇させる際に、ほぼ水平に寝かされたリンク棒をほぼ水平方向から引っ張るようにしていたので、出力の大きな大型の伸縮シリンダを用いなければならず、昇降装置の全体が大型になるという問題があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、より小型かつ軽量の昇降装置を提供することである。
請求項1に記載した発明は、「X形に交差された2本のリンク棒22a,22bによって構成されたX形リンク12、一方のリンク棒22aの下端を固定的に軸支するとともに、他方のリンク棒22bの下端を水平方向へ移動自在に軸支するベース部14、一方のリンク棒22aの上端を水平方向へ移動自在に軸支するとともに、他方のリンク棒22bの上端を固定的に軸支する昇降プレート16、一方のリンク棒22aの下部に回動自在に設けられ、回動した際に他方のリンク棒22bの上部を押し上げる押上部材18、押上部材18に連結されたシリンダ42と昇降プレート16に連結されたシリンダロッド44とシリンダ42へ圧油を供給する油圧ポンプ46とを有し、昇降プレート16を降下させた状態で押上部材18を回動させるとともに、押上部材18を回動させた後に昇降プレート16を押し上げる油圧シリンダ装置20を備える、昇降装置10」である。
この発明において、昇降プレート16を降下させた状態で油圧シリンダ装置20によって押上部材18を回動させると、押上部材18によって他方のリンク棒22bの上部が押し上げられ、それに伴って昇降プレート16が押し上げられる。そして、昇降プレート16が所定高さに達した後は、油圧シリンダ装置20のシリンダロッド44によって昇降プレート16がさらに押し上げられる。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した発明において、「シリンダ42と油圧ポンプ46とを同一平面上で一体的に形成した」ことを特徴とする。
この発明では、油圧シリンダ装置20の各構成部品を同一平面上で一体的に形成しているので、油圧シリンダ装置20の全体を薄肉にすることができる。
請求項1および2に記載した発明によれば、まず、油圧シリンダ装置で押上部材を回動させることによって他方のリンク棒の上部を押し上げるようにしているので、上昇動作の初期段階における油圧シリンダ装置の出力は小さくてよい。また、他方のリンク棒の上部を押し上げると、油圧シリンダ装置のシリンダロッドから昇降プレートに作用する押圧力の垂直成分が増大するので、昇降プレートをさらに押し上げるための油圧シリンダ装置の出力は小さくてよい。したがって、小出力で小型の油圧シリンダ装置を用いることができ、昇降装置の小型化および軽量化を図ることができる。
請求項2に記載した発明によれば、油圧ポンプをシリンダに対して一体的に形成しているので、昇降装置をコンパクトに構成することができる。
図1〜図3を参照して、本発明が適用された昇降装置10は、玄関や縁側等の段差において車椅子等を昇降させるものであり、一対のX形リンク12,ベース部14,昇降プレート16,押上部材18および油圧シリンダ装置20を備える。
各X形リンク12は、X形に交差された2本のリンク棒22aおよび22bを有し、各X形リンク12が互いに対向して配置されることによってパンタグラフ機構が構成されている。また、各X形リンク12を構成する一方のリンク棒22aの下部どうしは、連結棒24を介して連結されており、他方のリンク棒22bの上部どうしは、連結棒26を介して互いに連結されている。そして、連結棒24の中央部には、押上部材18が回動自在に取り付けられており、連結棒26の中央部には、押上部材18からの押圧力を受ける受け部材28が取り付けられている。
ベース部14は、4本の枠材30a〜30dによって略四角形に構成されており、互いに対向する2本の枠材30aおよび30bの内面には、ガイドレール32が一体的に形成されている。そして、各X形リンク12を構成する一方のリンク棒22aの下端が枠材30aおよび30bの内面に対して固定的に軸支されており、他方のリンク棒22bの下端がガイドレール32に対して水平方向へ移動自在に軸支されている。
昇降プレート16は、車椅子等を載せるための板状の本体部34を有し、本体部34の対向する2辺には、ガイドレール36(図1)が一体的に形成されている。そして、各X形リンク12を構成する一方のリンク棒22aの上端がガイドレール32に対して水平方向へ移動自在に軸支されており、他方のリンク棒22bの上端が本体部34に対して固定的に軸支されている。そして、本体部34の下面には、油圧シリンダ装置20と昇降プレート16とを回動自在に連結するための連結部38(図2)が形成されている。
押上部材18は、一端に油圧シリンダ装置20が連結され、かつ、他端に押圧ローラ40が取り付けられたアーム18aと、アーム18aの中央部から突出して形成された軸受部18bとを有しており、軸受部18bが連結棒24を介してリンク棒22aに軸支されている。したがって、油圧シリンダ装置20からアーム18aに押圧力を付与すると、アーム18aが軸受部18bと共に回動され、押圧ローラ40が受け部材28に押し当てられる。これによってリンク棒22bの上部が押し上げられ、昇降プレート16が押し上げられる。
油圧シリンダ装置20は、昇降プレート16を降下させた状態で押上部材18を回動させるとともに、押上部材18を回動させた後に昇降プレート16を押し上げる機能を有するものであり、図6および図7に示すように、押上部材18のアーム18aに連結されたシリンダ42と、昇降プレート16の連結部38に連結されたシリンダロッド44と、シリンダ42へ圧油を供給する油圧ポンプ46と、油圧ポンプ46を駆動するモータ48と、油リザーバー50と、制御バルブ52とによって構成されている。
油圧シリンダ装置20を構成するシリンダ42,シリンダロッド44,油圧ポンプ46,モータ48,油リザーバー50および制御バルブ52は、同一平面上で一体的に形成されており、これにより油圧シリンダ装置20の厚みは、最も厚肉である油リザーバー50の厚み以下に抑えられている。したがって、昇降プレート16を最低位置まで降下させた状態でも、ベース部14と昇降プレート16とによって囲まれた狭小なスペース内に油圧シリンダ装置20を収めることができ、昇降装置10を極めてコンパクトに構成することができる。
油圧シリンダ装置20によって昇降プレート16を最高位置まで上昇させる過程では、シリンダロッド44に大荷重が加わるため、シリンダロッド44を強固に保持しておかなければ油圧シリンダ装置20が破壊されるおそれがある。そこで、この実施例では、図8に示すように、シリンダ42の長さが通常よりも長めに設定され、シリンダロッド44を支持する2つの支持点Pの間隔Lが長めに確保される。
昇降装置10を用いて車椅子等を持ち上げる際には、まず、図4に示すように、昇降プレート16を最低位置まで降下させて、その上面に車椅子等を載置し、油圧シリンダ装置20のモータ48を駆動して、油圧ポンプ46からシリンダ42内へ圧油を供給する。
すると、図5に示すように、シリンダ42内に挿入されたシリンダロッド44が油圧によって押し出され、その反力がシリンダ42から押上部材18に作用して押上部材18が回動される。そして、押上部材18が回動されると、押圧ローラ40が受け部材28に押し当てられてリンク棒22bの上部が押し上げられ、それに伴って昇降プレート16が所定高さまで押し上げられる。
このようにして昇降プレート16が押し上げられると、シリンダロッド44の水平面に対する傾斜角度が大きくなり、シリンダロッド44から昇降プレート16に作用する押圧力Fの垂直成分Fzが大きくなる。したがって、押上部材18によって昇降プレート16が押し上げられた後は、シリンダロッド44の押圧力Fが昇降プレート16を押し上げる力Fzとして有効に作用するようになり、その力Fzによって昇降プレート16が最高位置まで押し上げられる。
昇降装置10を用いて車椅子等を降ろす際には、上昇時とは逆の動作によって、昇降プレート16がスムーズに降下される。
この実施例によれば、押上部材18とシリンダロッド44とによって昇降プレート16を段階的に上昇させるようにしているので、油圧シリンダ装置20の出力は小さくてよい。したがって、小出力で小型の油圧シリンダ装置20を用いることができ、昇降装置10の小型化および軽量化を図ることができる。
昇降装置を示す正面図である。 昇降装置を示す斜視図である。 昇降装置の要部を示す斜視図である。 昇降プレートを降下させた状態を示す正面図である。 押上部材によって昇降プレートを押し上げた状態を示す正面図である。 油圧シリンダ装置を示す正面図である。 油圧シリンダ装置を示す平面図である。 シリンダロッドを最大に押し出した状態を示す平面図である。
符号の説明
10… 昇降装置
12… X形リンク
14… ベース部
16… 昇降プレート
18… 押上部材
18a… アーム
18b… 軸受部
20… 油圧シリンダ装置
22a,22b… リンク棒
24,26… 連結棒
28… 受け部材
30a〜30d… 枠材
32,36… ガイドレール
34… 本体部
38… 連結部
40… 押圧ローラ
42… シリンダ
44… シリンダロッド
46… 油圧ポンプ
48… モータ
50… 油リザーバー
52… 制御バルブ

Claims (2)

  1. X形に交差された2本のリンク棒によって構成されたX形リンク、
    一方のリンク棒の下端を固定的に軸支するとともに、他方のリンク棒の下端を水平方向へ移動自在に軸支するベース部、
    前記一方のリンク棒の上端を水平方向へ移動自在に軸支するとともに、前記他方のリンク棒の上端を固定的に軸支する昇降プレート、
    前記一方のリンク棒の下部に回動自在に設けられ、回動した際に前記他方のリンク棒の上部を押し上げる押上部材、
    前記押上部材に連結されたシリンダと前記昇降プレートに連結されたシリンダロッドと前記シリンダへ圧油を供給する油圧ポンプとを有し、前記昇降プレートを降下させた状態で前記押上部材を回動させるとともに、前記押上部材を回動させた後に昇降プレートを押し上げる油圧シリンダ装置を備える、昇降装置。
  2. 前記シリンダと前記油圧ポンプとを同一平面上で一体的に形成した、請求項1に記載の昇降装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125440A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Jetech Ltd ドーナツ型(リング型)物品用インクジェット印刷装置
CN101941659A (zh) * 2010-09-27 2011-01-12 无锡华联精工机械有限公司 H型钢升降移钢机
CN108942580A (zh) * 2018-07-20 2018-12-07 盐城市诚益通机械制造有限责任公司 一种机械制造用打磨装置及打磨方法

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