JP3104201U - 昇降台安全装置 - Google Patents

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政雄 戸村
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Abstract

【課題】車椅子昇降装置の昇降台上に搭載される車椅子の後退を防止するもので、特別の動力機構を用いることなく昇降台の昇降動作に伴って回動する後退防止手段を備える昇降台安全装置を提供する。
【解決手段】車椅子昇降装置の昇降台9には二股状レバ4が設けられ、この二股状レバ4には後退防止用板2が固定される。二股状レバ4は地面15上に立設固定している当接部6のローラ6bに当り回動する。二股状レバ4の形状及びその取付け位置と当接部6との係合位置を決めることにより、昇降台9の上昇時において後退防止用板2を略垂直状態にすることができる。これにより、車椅子の後退が確実に防止される。
【選択図】図4

Description

本考案は、例えば、車椅子等の移動物を搭載して昇降する昇降台上に搭載される前記移動物の後退を防止し、その安全性を確保する簡便構造の昇降台安全装置に係り、特に、特別の動力機構を用いることなく、前記昇降台の昇降動作のみによって前記後退防止用板を作動する回転機構部を備える昇降台安全装置に関する。
例えば、車椅子上に着座している人を地面より高い位置に移動させるには、前記車椅子を搭載している昇降台を上昇させるための昇降装置が必要である。この昇降装置の前記昇降台は通常水平に配置される平板状のものからなる。この昇降台上に搭載されている前記車椅子は場合により後退する危険性がある。このため、従来より各種の後退防止手段が開発され実施されている。その1つとして、例えば、「特許文献1」が挙げられる。
特開平10−113373(図1)
前記「特許文献1」の特開平10−113373号公報の「安全装置付昇降式車椅子」は安全装置(10)が設けられているが、このものは図示のようにレバ式機構を有するものではあるが台車部(1)自体の後退を防止するものではない。昇降台が昇降する場合、その上に搭載される移動物は昇降台が水平の場合は前後動することは通常発生しない。しかしながら、移動物が車椅子のように車輪を有するものである場合には、何等かの原因により、前後に移動する場合が生ずる。この場合前方向移動しても通常危険が生じないが、後退は極めて危険である。よって、後退防止手段が必要であるが、このものは極力簡便のものがよく、特に、特別の動力機構を有しないものが望ましい。即ち、昇降台の昇降動作のみによって作動するものが望ましい。
本考案は、以上の要請に鑑みて考案されたものであり、昇降台上の移動物の後退を確実に防止すると共に、特別の動力機構を用いることなく昇降台の昇降に対応して作動する簡便構造の昇降台安全装置を提供することを目的とする。
本考案は、以上の目的を達成するために、請求項1の考案は、地面より高い位置に移動物を上昇させる昇降台上の前記移動物の後退を防止するための昇降台安全装置であって、該装置は、前記昇降台の後端側に配置され略水平位置から略垂直位置に回動する後退防止用板と、該後退防止板を前記昇降台の昇降動作のみに対応して回動させる回動機構部とを設けることを特徴とする。
また、請求項2の考案は、前記回動機構部が、前記移動台に中心部を枢支されその一方側に前記後退防止用板を固定する二股状レバと、該二股状レバの他方側に当接可能に前記地面上に固定配置される当接部とからなることを特徴とする。
また、請求項3の考案は、前記回動機構部が、前記移動台の昇降動作に伴って作動するリンク機構部からなり、該リンク機構部の一部に前記後退防止用板が固定されることを特徴とする。
本考案の請求項1の昇降台安全装置によれば、移動物を搭載した昇降台が上昇すると、回動機構部がそれに伴って回動し、これに連結固定されている後退防止用板を略垂直方向にまで移動させる。これにより移動物の後退が確実に防止される。一方、昇降台が下降するとこれに伴って回動機構部が回動し、後退防止用板を略水平方向に移動させる。これにより、昇降台上の移動物は円滑に水平方向に移動することができる。以上のように、本考案の昇降台安全装置は、特別の動力機構を用いることなく、後退防止用板の回動を行うことができる。
本考案の請求項2の昇降台安全装置によれば、回動機構部として、後退防止用板を固定する二股状レバと、これに当接係合する当接部を用い、昇降台の昇降動作に伴って前記二股状レバを当接部との係合により回動させる極めて簡便な機構からなり比較的安価に実施することができる。
また、本考案の請求項3の昇降台安全装置によれば、回動機構部として昇降台の昇降により動作するリンク機構部を用い、この一部に後退防止用板を連結固定することにより後退防止用板を水平位置から垂直位置に円滑に回動させることができる。
以下、本考案の昇降台安全装置の実施の形態を図面を参照して詳述する。なお、以下の説明では移動物として車椅子を採用したが、勿論これに限定するものではない。図1は本考案の昇降台安全装置1とそれが取着されている車椅子昇降装置100とを示す。車椅子昇降装置100は、乗員12を着座させる車椅子11と、車椅子11の搭載される昇降台9と、昇降台9の下面と地面15側に凹設された凹穴16の底面との間に設けられる昇降台昇降手段14と、その操作部17と、昇降台9の一端側と地面15との間に傾斜して設けられる傾斜台13等とからなる。なお、本考案の昇降台安全装置1は昇降台9の後端側に配設される。なお、図1に示すように、昇降台9は地面15より高い位置にある目的の上昇位置10まで上昇させるものである。
乗員12を着座させる車椅子11は、座席部11aと、肘掛部11bと、ステップ台11cs、これ等を支持する大輪11d及び小輪11e等とからなる。乗員12は車椅子11に装備されている移動具(図略)を用いて車椅子11を移動させて傾斜板13を介して昇降台9上に移動することができる。また、昇降台昇降手段14は、各種のものがあるが本実施の形態ではエアバック等を用いたものからなり、昇降台9の下面に当接して配置される。勿論これに限定するものではない。なお、昇降台昇降手段14は操作部17の操作により行われる。以上の構造により、車椅子11上に着座した乗員12は、地面15から傾斜台13上に昇り、昇降台9上を移動することができ、操作部17を操作することにより、全体を上昇させ昇降台9を上昇位置10まで上昇させることができる。これにより車椅子11は上昇位置10に円滑に移動することができる。なお、下降は前記の作用を逆に行えばよい。
次に、図1乃至図4により昇降台安全装置1の実施例を説明する。昇降安全装置1は、大別して後退防止用板2と、これを略水平位置から略垂直位置まで回動する回動機構部3とからなる。後退防止用板2は、昇降台9の幅方向と略同一の幅寸法の平板からなり、その一側端側は後に説明する二股状レバ4の一方側部材4aに固定され、他側端側は昇降台9にその基端部を枢支されるレバ5に固定される。
二股状レバ4は昇降台9にその中心部を枢支されるく字形状のレバからなり、後退防止用板2の固定される一方側部材4と自由状態の他方側部材4bとからなる。
一方、地面15上には二股状レバ4の他方側部材4bの自由端に当接可能な当接部6が立設して固定される。なお、この当接部6は地面15上に固定されるブラケット6aと、ブラケット6aの上端側に枢支されるローラ6bとからなり、ローラ6bが二股状部材4の他方側部材4bの自由端に当接する構造からなる。
また、二股状レバ4の一方側部材4aの伸延端と昇降台9の後端部に固定される支持部7との間にはスプリング8が架設される。このスプリング8は二股状レバ4の他方側部材4bを当接部6のローラ6bに押圧すべく作用する。なお、本実施例では図示のようなスプリング8を用いているが実際上は渦巻き式のコンパクトなスプリング等を用いスプリングの露出防止と省スペース化を図るようにすることが望ましい。
次に、本考案の昇降台安全装置1の作用を説明する。なお、図3は昇降台9が最下部に下がった状態を示し、図1及び図4は昇降台9が目的の上昇位置10まで上った状態を示す。昇降台9が最下部の位置に下がると、図3に示すように、二股状レバ4の他方側部材4bが当接部6のローラ6bに当たって押される。この状態で二股状レバ4の一方側部材4aは略水平位置まで回動する。従って、一方側部材4aに固定されている後退防止用板2も略水平状態になる。このため、昇降台9上には車椅子11の前後動を阻止する部材がなくなり、車椅子11は昇降台9上を自由に移動することができる。
次に、昇降台9が上昇すると二股状部材4はその中心部を中心として回動し、一方側部材4aを略垂直位置まで回動させる。従って、これに伴って後退防止用板2が略垂直状態になる。これにより、車椅子11が後退防止用板2に当り、車椅子11の後退が防止される。
次に、図5乃至図7により回動機構部の他の実施の形態について説明する。図5及び図6に示すように、昇降台9には第1の支持部18と第2の支持部19が同一の水平位置に固定されている。この第1の支持部18には長尺リンク20の略中心部が枢支され、長尺リンク20の一端側には地面15に当接する車輪21が枢支され、長尺リンク20の他端側には二股状リンク22の一方側部材22aがピン23により連結される。また、二股状リンク22の中心部は第2の支持部19に枢支される。二股状リンク22の中心部を枢支するピン24には後退防止用板2の基端部が固定される。また、二股状リンク22の他方側部材22bと昇降台9側の支持部25との間にはスプリング26が架設される。
以上の構造により、昇降台9が昇降すると、長尺リンク20や二股状リンク22が夫々回動し、これに伴って後退防止用板2を略水平位置から略垂直位置に回動させることができる。以上により、前記の実施例と同じく、単に昇降台9の昇降動作だけで後退防止用板2を回動させて車椅子11の後退を確実に防止することができる。
本考案の昇降台安全装置は前記のように車椅子上に着座した乗員を目的の上昇位置に移動するための車椅子昇降装置に適用されるにとどまらず、移動物の移動時の後退を防止することが必要なすべての昇降装置に適用され、その利用分野は広い。
本考案の昇降安全装置とこれが装着されている車椅子昇降装置の概要構造を示す模式図。 本考案の昇降安全装置の概要構造を示す後面図。 本考案の昇降安全装置の動作を説明するための側面図。 本考案の昇降安全装置の動作を説明するための側面図。 本考案の昇降安全装置の他の回動機構部の構造を示す側面図。 図5の上面図。 図5,図6に示す回動機構部の回動動作を説明するための側面図。
符号の説明
1 昇降台安全装置
2 後退防止用板
3 回動機構部
4 二股状レバ
4a 一方側部材
4b 他方側部材
5 レバ
6 当接部
6a ブラケット
6b ローラ
7 支持部
8 スプリング
9 昇降台
10 上昇位置
11 車椅子
12 乗員
13 傾斜板
14 昇降台昇降手段
15 地面
16 凹穴
17 操作部
18 第1の支持部
19 第2の支持部
20 長尺リンク
21 車輪
22 二股状リンク
22a 一方側部材
22b 他方側部材
23 ピン
24 ピン
25 支持部
26 スプリング
100 車椅子昇降装置

Claims (3)

  1. 地面より高い位置に移動物を上昇させる昇降台上の前記移動物の後退を防止するための昇降台安全装置であって、該装置は、前記昇降台の後端側に配置され略水平位置から略垂直位置に回動する後退防止用板と、該後退防止板を前記昇降台の昇降動作のみに対応して回動させる回動機構部とを設けることを特徴とする昇降台安全装置。
  2. 前記回動機構部が、前記移動台に中心部を枢支されその一方側に前記後退防止用板を固定する二股状レバと、該二股状レバの他方側に当接可能に前記地面上に固定配置される当接部とからなることを特徴とする請求項1に記載の昇降台安全装置。
  3. 前記回動機構部が、前記移動台の昇降動作に伴って作動するリンク機構部からなり、該リンク機構部の一部に前記後退防止用板が固定されることを特徴とする請求項1に記載の昇降台安全装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010252961A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Fumiyoshi Kobayashi 車椅子昇降台における車椅子転落防止装置

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