JPH07150783A - 昇降式座席装置 - Google Patents

昇降式座席装置

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JPH07150783A
JPH07150783A JP29583193A JP29583193A JPH07150783A JP H07150783 A JPH07150783 A JP H07150783A JP 29583193 A JP29583193 A JP 29583193A JP 29583193 A JP29583193 A JP 29583193A JP H07150783 A JPH07150783 A JP H07150783A
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Kenzo Nishiyama
健三 西山
Teruaki Maeda
照明 前田
Takeshi Naga
武士 名賀
Ikumi Matsuzaki
いくみ 松崎
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Hitachi Zosen Corp
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Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】座席4を備えた座受け部材3と床面1との間
に、平行リンク機構2と、この平行リンク機構2を駆動
して座席4を昇降させる油圧式複動形昇降シリンダー装
置5とを介在させ、前記平行リンク機構2を、座受け部
材3の上昇限を越えて降下した位置でリンクの回動限を
規制するストッパー6A,6Bを設け、このリンクの回
動限で前記昇降シリンダー装置5を進展限となるように
構成した。 【効果】上昇位置で座席および座受け部材等の全荷重は
ストッパーを介して平行リンク機構および昇降シリンダ
ー装置に支持され、昇降シリンダー装置に加わる荷重
は、進展方向となるため、自己等で所定の油圧が得られ
ない場合でも、座受け部材が下降することもなく、上昇
位置の座席を安定して安全に支持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、劇場などで催し物に応
じて、座席を上段や下段に昇降させて配置し使用する昇
降式座席装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の昇降式に設置された座席装置に
は、たとえば図4に示すように、リンク機構(パンタグ
ラフ機構)11を介して複数の座席12を有する座受け
材13を支持させ、このリンク機構11を介して座受け
材13を昇降駆動する油圧シリンダー装置14を設け、
舞台や催物に対応して座席12を上段と下段に昇降させ
て使用するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成において、座
席12を上段に配置する場合、油圧シリンダー装置14
を収縮状態から進展して、リンク機構14を駆動し、リ
ンク機構14の上昇限の手前で停止するように構成され
ている。したがって、座受け材13を含む全荷重が、油
圧シリンダー装置14に収縮する方向に負荷されること
になり、万一事故などで油圧装置や油圧回路に故障や損
傷が生じて、所定の油圧が維持できない場合には、座席
が降下する危険があった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決して、上昇位
置の座席を安定して安全に支持することができる昇降式
座席装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の昇降式座席装置は、座席を備えた座受け部
材と床面との間に、平行リンク機構と、この平行リンク
機構を駆動して座席を昇降させる油圧式複動形昇降シリ
ンダー装置とを介在させ、前記平行リンク機構を、座受
け部材の上昇限を越えて降下した位置でリンクの回動限
を規制するストッパーを設け、このリンクの回動限で前
記昇降シリンダー装置を進展限または収縮限となるよう
に構成したものである。
【0006】
【作用】上記構成によれば、昇降シリンダー装置を進展
して平行リンク機構を駆動し、座受け部材を下限位置か
ら上限位置に上昇させ、さらに昇降シリンダー装置を収
縮状態から進展限まで進展して座受け部材が上限位置か
ら少し降下した位置で、リンクをストッパーに係止させ
て停止する。これにより、観客や座席および座受け部材
の荷重を、リンクを規制するストッパーを介して平行リ
ンク機構に支持させるとともに、昇降シリンダー装置に
支持させる。この時の昇降シリンダー装置には、荷重が
ピストンロッドを引っ張る方向に負荷されるため、昇降
シリンダー装置に油圧を供給する油圧装置や油圧回路に
トラブルが生じた場合でも、上昇させた座席および座受
け部材が降下することがなく、座受け部材を安定して安
全に支持することができる。
【0007】なお、昇降シリンダー装置を異なる位置に
配置し、進展状態から収縮限まで駆動して座席および座
受け部材を上限位置から少し降下した位置でストッパー
により係止し、荷重を昇降シリンダー装置が収縮する方
向に負荷するように構成してもよい。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る昇降式座席装置の一実施
例を図面に基づいて説明する。劇場等の床面1上には、
左右一対の平行リンク機構2を介して座受け部材3が昇
降自在に配置され、座受け部材3上には複数の座席4が
取り付けられている。各平行リンク機構2には、平行リ
ンク機構2を駆動する油圧式複動形昇降シリンダー装置
5が設けられている。
【0009】前記各平行リンク機構2は、所定間隔を開
けて床面1に固定された左右一対で前後2組の取付ブラ
ケット2aに同一長さの下部リンクアーム2bが下部ピ
ン2cを介してそれぞれ傾倒自在に支持され、下部リン
クアーム2bの上端部間に、下部ブラケット2aの左右
間隔に相当する長さの中間アーム2dが中間ピン2eを
介して回動自在に連結されている。さらに前記中間ピン
2eには、上部リンクアーム2fの下端部が回動自在に
支持され、これら上部リンクアーム2fの上端部が上部
ピン2gを介して座受け部材3に連結されている。
【0010】外側の前記下部リンクアーム2bの上端に
は、連結軸iを介して連結された張出部2hが形成さ
れ、床面1の中央部に固定された支持ブラケット6と前
記連結軸2iとの間に、昇降シリンダー装置4が配置さ
れている。
【0011】内側の前記下部リンクアーム2bの上端
に、その上部の上部リンクアーム2fの回動を規制する
ストッパー部材7Aが取り付けられるとともに、中間ア
ーム2dの外端部上面に、その上部の上部リンクアーム
2fの回動を規制するストッパー部材7Bが取り付けら
れており、これらストッパー部材7A,7Bは、下部リ
ンクアーム2bが上昇限となる直立位置よりさらに所定
角度θだけ外側に回動した状態で、上部リンクアーム2
fの回動を規制するように設定されている。
【0012】前記昇降シリンダー装置5は、シリンダチ
ューブ内にピストンロッド5aが連結されたピストンが
スライド自在に配置され、ピストンの両側に進展側油室
と収縮側油室が形成された複動形シリンダーで、上部リ
ンクアーム2fがストッパー部材7A,7Bにより係止
される位置で進展限となるように設定されている。この
上昇シリンダー装置5には、劇場の機械室等に設けた油
圧ユニットから油圧配管を介して、または上昇シリンダ
ー装置毎に設けた油圧ユニットから直接油圧が供給され
る。
【0013】上記構成において、下降位置にある座席4
を上昇位置に上昇させる場合には、上昇シリンダー装置
5の進展側油室に油圧を供給して進展させ、平行リンク
機構2の下部リンクアーム2bを直立方向に回動して座
受け部材3を上昇限位置まで上昇させる。さらに上昇シ
リンダー装置5の進展側油室に油圧を供給して進展さ
せ、下部リンクアーム2bを直立位置よりさらに所定角
度θだけ外側に回動させた上昇シリンダー装置5の進展
限で、上部リンクアーム2fの回動がストッパー部材7
A,7Bに規制される上昇位置で停止される。
【0014】これにより、座席4を上昇した状態で使用
することができる。この上昇位置では、観客や座席4お
よび座受け部材3の荷重を、ストッバー部材6A,6B
を介して平行リンク機構2に支持させるとともに、昇降
シリンダー装置5に支持させる。この時の昇降シリンダ
ー装置5には、荷重がピストンロッドを引っ張る方向に
負荷されるため、昇降シリンダー装置に油圧を供給する
油圧装置や油圧回路にトラブルが生じた場合でも、上昇
位置の座席4および座受け部材3が降下することがな
く、座受け部材3を安定して安全に支持することができ
る。
【0015】なお、図1に仮想線で示すように、昇降シ
リンダー装置5′を配置して、進展状態から収縮限まで
駆動して、座席4および座受け部材3を上限位置から少
し降下した位置でストッパーにより係止し、荷重を昇降
シリンダー装置が収縮する方向に負荷するように構成す
ることもできる。
【0016】
【発明の効果】以上に述べたことく本発明によれば、座
席の上昇位置で、観客や座席および座受け部材の荷重
を、リンクを規制するストッパーを介して平行リンク機
構と昇降シリンダー装置に支持させることができる。こ
の時の昇降シリンダー装置に負荷される荷重は、進展限
にある昇降シリンダー装置のピストンロッドを引っ張る
方向となるため、昇降シリンダー装置に油圧を供給する
油圧装置や油圧回路にトラブルが生じて油圧が維持でき
なくなった場合でも、上昇させた座席および座受け部材
が降下することがなく、座受け部材を安定して安全に支
持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る昇降式座席装置の一実施例を示す
上昇位置の正面図である。
【図2】同昇降式座席装置の下降位置の正面図である。
【図3】同昇降式座席装置の上昇位置の側面図である。
【図4】従来の昇降式座席装置の上昇位置の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 床面 2 平行リンク機構 2b 下部リンクアーム 2d 中間アーム 2f 上部リンクアーム 3 座受け部材 4 座席 5 昇降シリンダー装置 6 支持ブラケット 7A ストッパー部材 7B ストッパー部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松崎 いくみ 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座席を備えた座受け部材と床面との間
    に、平行リンク機構と、この平行リンク機構を駆動して
    座席を昇降させる油圧式複動形昇降シリンダー装置とを
    介在させ、前記平行リンク機構を、座受け部材の上昇限
    を越えて降下した位置でリンクの回動限を規制するスト
    ッパーを設け、このリンクの回動限で前記昇降シリンダ
    ー装置を進展限または収縮限となるように構成したこと
    を特徴とする昇降式座席装置。
JP29583193A 1993-11-26 1993-11-26 昇降式座席装置 Expired - Lifetime JP2779123B2 (ja)

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JP29583193A JP2779123B2 (ja) 1993-11-26 1993-11-26 昇降式座席装置

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JP29583193A JP2779123B2 (ja) 1993-11-26 1993-11-26 昇降式座席装置

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JPH07150783A true JPH07150783A (ja) 1995-06-13
JP2779123B2 JP2779123B2 (ja) 1998-07-23

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007063765A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Ishimori Seisakusho:Kk プール昇降床装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007063765A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Ishimori Seisakusho:Kk プール昇降床装置

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JP2779123B2 (ja) 1998-07-23

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