JP2694937B2 - 昇降床保持装置 - Google Patents

昇降床保持装置

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JP2694937B2
JP2694937B2 JP5133391A JP13339193A JP2694937B2 JP 2694937 B2 JP2694937 B2 JP 2694937B2 JP 5133391 A JP5133391 A JP 5133391A JP 13339193 A JP13339193 A JP 13339193A JP 2694937 B2 JP2694937 B2 JP 2694937B2
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floor
pin
lifting
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bracket
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隆史 大野
治 渕上
之弘 山崎
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Ebara Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば昇降式プールの
ように固定床上に設けた昇降床が壁面にガイドされて昇
降する昇降床保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば昇降式プールの昇降床は、シリン
ダやチェーン等の昇降手段により昇降させ、水深に違い
のある多種目の水中スポーツに応じて水深を設定してい
る。この昇降式プールは、水中スポーツだけではなく、
昇降床をプール上面まで上昇し、陸上スポーツ用の競技
場等としても使用される。
【0003】上記のように昇降床を上昇した状態で使用
するに際し、前記昇降手段は、経済的観点から昇降床の
水中重量を基準にして設計、製作されている。そのた
め、昇降床を上昇して競技場等として使用するには、そ
の都度、昇降床と下部の固定床との間に、多数の支柱を
介装させている。しかし、これら多数の支柱の取付け、
取外しが必要で、工数的、時間的ロスが大きい。
【0004】また実開平3−40445号公報に開示さ
れているプール昇降床の支持装置は、エアシリンダ作動
のクラッチ装置により昇降床を支持するようになってい
る。しかしながら、かかる公知技術はクラッチ装置が荷
重を受け持つので装置全体が大形化する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明は、
簡単な装置で昇降床を上昇位置に自動的に保持する昇降
床保持装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、固定床
(7)上に設けた昇降床(3)が壁面(9)にガイドさ
れて昇降する昇降床保持装置において、互いに連結ピン
(5a)で枢着された屈折自在な上部部材(1)と下部
部材(4)とを備え、昇降床(3)の下面には上部部材
(1)の上端部がピン(2a)で枢着され、固定床
(7)には下部部材(4)の下端部がピン(6a)で枢
着され、上部部材(1)の上端部のピン(2a)と下部
部材(4)の下端部のピン(6a)とは垂直線(V)上
に位置しており、昇降床(3)の下面には上部部材
(1)と下部部材(4)との屈折を制御するストッパブ
ラケット(10)が突設され、下部部材(4)と固定床
(7)に立設したブラケット(11)との間にはシリン
ダ(12)が枢着されている。
【0007】さらに本発明によれば、固定床(7)上に
設けた昇降床(3)が壁面(9)にガイドされて昇降す
る昇降床保持装置において、互いに連結ピン(5a)で
枢着された屈折自在な上部部材(1)と下部部材(4)
とを備え、昇降床(3)の下面には上部部材(1)の上
端部がピン(2a)で枢着され、固定床(7)には下部
部材(4)の下端部がピン(6a)で枢着され、上部部
材(1)の上端部のピン(2a)と下部部材(4)の下
端部のピン(6a)とは垂直線(V)上に位置してお
り、昇降床(3)の下面には上部部材(1)と下部部材
(4)との屈折を制御するストッパブラケット(10)
が突設され、下部部材(4)と固定床(7)に立設した
スプリングブラケット(15)との間にはコイルスプリ
ング(16)が設けられ、そのスプリングブラケット
(15)にはシリンダ(19)が固設され、そのシリン
ダ(19)のピストンロッド(20)が保持位置で下部
部材(4)と係合している。
【0008】
【0009】
【0010】
【作用】上記のように構成された昇降床保持装置におい
ては、昇降床を最上位置まで上昇させ、シリンダを収縮
して連結点を前記垂直線の反対側に移動させると、上部
部材又は下部部材がストッパブラケットに係止される。
したがって、この状態で昇降床に荷重をかけると、荷重
はストッパブラケットと両部材とにより支持され、昇降
床は上昇位置に自動的に保持される。
【0011】また、シリンダを伸長して連結部を前記垂
直線の反対側に移動させ、昇降手段により昇降床を降下
させる。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0013】図1には昇降床3がプールPの水面Wの下
方にある状態が示されている。この昇降床3は図示しな
いシリンダやチェーン等の昇降手段により昇降されるよ
うになっており、ローラ8でプール壁面9にガイドされ
ている。
【0014】その昇降床3と固定床7との間には、屈折
自在な上部部材1及び下部部材4が介装されている。そ
して、昇降床3の下面には、屈折制御手段であるストッ
パブラケット10が突設され、下部部材4と固定床7に
立設されたシリンダブラケット11との間には、連結部
移動手段であるシリンダ12が介装されている。
【0015】図2及び図3において、昇降床3の下面に
は、台座3aが突設され、その台座3aには、ピン2
a、軸受2b及び1対のスラストカラー2cにより上部
部材1の上端部が枢着されている。
【0016】また、固定床7には、台座7aが台座3a
と同一垂直線V上に立設され、この7aには、ピン6
a、軸受6b及び1対のスラストカラー6cにより下部
部材4の下端部が枢着されている。そして、上部部材1
の下端部と下部部材4の上端部とは、連結ピン5a、軸
受5b及び1対のスラストカラー5cにより連結されて
いる。そして、昇降床3を最上位置まで上昇した場合、
連結ピン5aは垂直線Vに対し微小量δだけ一方(図示
の例では左側)に位置されるようになっている。
【0017】他方、昇降床3の下面には、垂直線Vの一
方の側(図示の例では右側)には、ストッパブラケット
10が突設されている。また、固定床7のストッパブラ
ケット10と同じ側には、シリンダブラケット11が突
設され、このブラケット11と下部部材4との間には、
ピン13,14を介してシリンダ12が介装されてい
る。
【0018】次に、作用について説明する。
【0019】昇降床3を昇降手段により図1の位置から
図2の位置まで上昇すると、連結ピン5aは垂直線Vに
対し微小量αだけストッパブラケット10の反対側すな
わち左側に位置される。
【0020】そこで、図4に示すように、シリンダ12
を収縮して下部部材4を時計方向に回動し、連結ピン5
aを垂直線Vの反対側に移動すると、微小移動量βで上
部部材1の側面1aがストッパブラケット10に係止さ
れ、両部材1,4はストッパブラケット10側に、わず
かに屈折した状態に保持される。上記微小量αと微小移
動量βとは、両部材1,4の長さに対し極めて小さいの
で、連結ピン5a及び軸受5bの相対的垂直方向変位で
吸収される。
【0021】図4に示す状態においては、昇降床3に荷
重Lが作用しても、荷重Lはストッパブラケット10と
両部材1,4とにより支持され、昇降床3は上昇位置に
保持される。また、この状態において、シリンダ12の
軸力は不要なので、動力が節約される。
【0022】他方、上昇状態から昇降床3を下降させる
には、シリンダ12を伸長し、連結ピン5aを図2の位
置に移動したのち、昇降手段により下降させる。
【0023】図5は連結部移動手段の別の実施例を示
し、該手段を、固定床7に立設したスプリングブラケッ
ト15と下部部材4との間にピン17,18を介して張
設したコイルスプリング16と、スプリングブラケット
15に固設したシリンダ19とで構成した例である。こ
の実施例では、コイルスプリング16の引張力F1で連
結ピン5aを、図5の位置から図6の位置に移動させ、
シリンダ19の伸長によるピストンロッド20の押圧力
F2(F2>F1)で連結ピン5aを、図6の位置から
図5の位置に移動させる。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、上昇位置にある昇降床にかかる荷重を、ス
トッパブラケットと上部及び下部部材とで支持し、昇降
床を上昇位置に自動的に保持することができる。
【0025】簡単な構成で大きい荷重に充分に耐えるこ
とができる。またシリンダ12、19により簡単に降下
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す模式図。
【図2】本発明の一実施例を示す連結ピンの移動前の状
態を示す正面図。
【図3】図2のA−B−C線矢視断面図。
【図4】図2の連結ピンの移動後の状態を示す正面図。
【図5】連結部移動手段の別の実施例を示す図2に相当
する図面。
【図6】図5の手段の図4に相当する図面。
【符号の説明】
L 荷重 P プール V 垂直線 W 水面 1 上部部材 2a,6a,13,14,17,18 ピン 2b,5b,6b 軸受 2c,5c,6c スラストカラー 3 昇降床 3a,7a 台座 4 下部部材 5a 連結ピン 7 固定床 8 ローラ 9 プール壁面 10 ストッパブラケット 11 シリンダブラケット 12,19 シリンダ 15 スプリングブラケット 16 コイルスプリング 20 ピストンロッド

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定床(7)上に設けた昇降床(3)が
    壁面(9)にガイドされて昇降する昇降床保持装置にお
    いて、互いに連結ピン(5a)で枢着された屈折自在な
    上部部材(1)と下部部材(4)とを備え、昇降床
    (3)の下面には上部部材(1)の上端部がピン(2
    a)で枢着され、固定床(7)には下部部材(4)の下
    端部がピン(6a)で枢着され、上部部材(1)の上端
    部のピン(2a)と下部部材(4)の下端部のピン(6
    a)とは垂直線(V)上に位置しており、昇降床(3)
    の下面には上部部材(1)と下部部材(4)との屈折を
    制御するストッパブラケット(10)が突設され、下部
    部材(4)と固定床(7)に立設したブラケット(1
    1)との間にはシリンダ(12)が枢着されていること
    を特徴とする昇降床保持装置。
  2. 【請求項2】 固定床(7)上に設けた昇降床(3)が
    壁面(9)にガイドされて昇降する昇降床保持装置にお
    いて、互いに連結ピン(5a)で枢着された屈折自在な
    上部部材(1)と下部部材(4)とを備え、昇降床
    (3)の下面には上部部材(1)の上端部がピン(2
    a)で枢着され、固定床(7)には下部部材(4)の下
    端部がピン(6a)で枢着され、上部部材(1)の上端
    部のピン(2a)と下部部材(4)の下端部のピン(6
    a)とは垂直線(V)上に位置しており、昇降床(3)
    の下面には上部部材(1)と下部部材(4)との屈折を
    制御するストッパブラケット(10)が突設され、下部
    部材(4)と固定床(7)に立設したスプリングブラケ
    ット(15)との間にはコイルスプリング(16)が設
    けられ、そのスプリングブラケット(15)にはシリン
    ダ(19)が固設され、そのシリンダ(19)のピスト
    ンロッド(20)が保持位置で下部部材(4)と係合し
    ていることを特徴とする昇降床保持装置。
JP5133391A 1993-06-03 1993-06-03 昇降床保持装置 Expired - Lifetime JP2694937B2 (ja)

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JPH06343773A JPH06343773A (ja) 1994-12-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3040445U (ja) * 1997-02-10 1997-08-19 ワツト株式会社 携帯用記録台

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