JP2575571B2 - 仮設機械の荷重を受ける梁の自動補強装置 - Google Patents

仮設機械の荷重を受ける梁の自動補強装置

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JP2575571B2
JP2575571B2 JP4175433A JP17543392A JP2575571B2 JP 2575571 B2 JP2575571 B2 JP 2575571B2 JP 4175433 A JP4175433 A JP 4175433A JP 17543392 A JP17543392 A JP 17543392A JP 2575571 B2 JP2575571 B2 JP 2575571B2
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光輝 岸
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビルディング等の建設
工事において、タワークレーン等の仮設機械を設置する
際に仮設機械の荷重を受ける梁の自動補強装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】梁が受ける仮設機械の荷重が、本設すな
わち建築物の梁として梁が受ける設計荷重以上である
と、梁にたわみが生じる。したがって、補強が必要であ
り、その補強は、上下の梁の間に大型のジャッキを人手
により設置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】補強を要する梁は、一
般的に床が設置していない場所が多く、そのジャッキの
取付作業は、危険な高所作業となる。
【0004】また、大型のジャッキは相当に重いので、
その設置は苦渋作業である。
【0005】本発明は、上記した問題に鑑みてなされた
もので、梁の補強作業を自動化し、安全性を向上し苦渋
作業をなくすことができる仮設機械の荷重をうける梁の
自動補強装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、仮設機
械の基柱を建物の梁に支持する拡縮自在な折り畳み架台
の下面に吊設され伸縮機構及び旋回機構を備えた複数の
第1サポート材と、該第1サポート材の旋回機構に一端
が固設され伸縮機構を備えた水平な第2サポート材と、
該第2サポート材の他端に垂直に固設され伸縮機構及び
長さ固定機構を備えた第3サポート材とを設けている。
【0007】上記の各機構及び仮設機械のクライミング
装置の作動は、制御装置により自動運転されるようにな
っている。
【0008】
【作用】上記のように構成された仮設機械の荷重を受け
る梁の自動補強装置においては、仮設機械を上昇させる
に際し、クライミング装置により仮設機械を支持した
ら、折り畳み架台を縮小し、第3サポート材を収縮する
と共に、第2サポート材で第3サポート材を梁の間に入
る位置に旋回させる。この状態で、仮設機械を上昇し、
折り畳み架台の下面が所定の梁の若干上方になる位置で
上昇を停止する。そこで、折り畳み架台を拡大し、第1
サポート材を伸縮し、第2サポート材で第3サポート材
を旋回して上下の梁の間に位置させ、伸長して固定す
る。次いで、クライミング装置による仮設機械の支持を
解いたのち、第1サポート材を収縮し、折り畳み架台を
上方の梁に降ろす。これらの動作は、制御装置により自
動運転される。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0010】図1及び図2において、全体を符号Aで示
す自動補強装置は、仮設機の基柱すなわちタワークレー
ンポスト1の下端面に取付けられた折り畳み架台5と、
その架台5の下面に吊設された複数(図示の例では円周
等配な4個)の第1サポート材10と、この第1サポー
ト材10に旋回自在に取付けられた第2サポート材20
と、その第2サポート材20の端部に垂直に取付けられ
た第3サポート材30とから概略構成されている。
【0011】前記折り畳み架台5は、梁間の高さHを有
する上、下部梁2、3の相隣る梁間の隙間Cを通過でき
る方形のベース材6と、このベース材6の4隅部にシャ
フト7により枢着された脚材8とからなり、その脚材8
は、図示しないモータで図2に示すような架台5を上部
梁2の上面に支持する位置と、図4に示すような架台5
が隙間Cの間を通過できる位置との間を、図示の例では
45度の範囲を回動されるようになっている。
【0012】前記第1サポート材10は、全体として伸
縮機械である油圧ジャツキ11で構成され、そのジャッ
キ11の一部には、図示しない旋回機構が設けられてい
る。
【0013】前記第2サポート材20は、一端が前記旋
回機構に固設され、全体として伸縮機構である油圧ジャ
ッキ21で構成されている。
【0014】前記第3サポート材30は、第2サポート
材20の他端に固設され、全体として長さ固定機構を備
えた伸縮機構であるロッド固定付油圧ジャッキ31で構
成されている。
【0015】このように構成され図1及び図2に示すよ
うに、折り畳み架台5を介してポスト1を支持している
状態では、第3サポート材30を伸長して上、下部梁
2、3の間に張設し、ポスト1の荷重を上、下部梁2、
3の合計8カ所に分散支持するようになっている。した
がって、各梁2、3は、ポスト1を上部梁2だけで支持
した場合の荷重に比べ半分の荷重を受け、それぞれ設計
荷重内に収めるようになっている。
【0016】また、折り畳み架台5の脚材駆動モータ
と、各ジャッキ11、21、31に作動油を給排する図
示しない電磁弁と、ポスト1の図示しないクライミング
装置とは、図示しない制御装置にそれぞれ接続されてい
る。
【0017】次に、ポスト1のクライミングの態様を説
明する。図1及び図2に示す上、下部梁2、3に支持し
た状態からポスト1をクライミングする際は、先ず、ク
ライミング装置でポスト1を支持する。次いで、折り畳
み架台5の脚材8を図4に示す位置に回動すると共に、
第3サポート材30を収縮して上、下部梁2、3からフ
リーとする。次いで、第2サポート材20を介して第3
サポート材30を図3に示す位置に旋回する。この状態
で、ポスト1と共に自動補強装置Aを上、下部梁2、3
の間の隙間Cを通過させて上昇させる。そして、架台5
の下面が所定の上部梁2Aの上面から若干の高さhに達
したら、ポスト1の上昇を停止する。そこで、折り畳み
架台5の脚材8を図2の状態に開き、必要に応じて第1
サポート材10と第2サポート材20を伸縮すると共
に、第2サポート材20を介して第3サポート材30を
図1の位置に旋回する。次いで、第3サポート材30を
伸長して上、下部梁2A、3A間に張設したのち、第1
サポート材10を収縮し、脚材8を介して架台5により
ポスト1を上部梁2Aに載置する。これらのクライミン
グ装置及び各サポート材10〜30の作動は、制御装置
により自動運転される。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、梁の補強作業を自動化して梁が受ける荷重
を設計荷重以下に抑え、安全性を向上すると共に苦渋作
業をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すタワークレーンポスト
を梁に支持した状態の側面図。
【図2】図1の上面図。
【図3】タワークレーンポストを所定位置に上昇した状
態を示す側面図。
【図4】図3の上面図。
【符号の説明】
A・・・自動補強装置 C・・・梁間の隙間 H・・・梁間の高さ 1・・・タワークレーンポスト 2、2A・・・上部梁 3、3A・・・下部梁 5・・・折り畳み架台 6・・・ベース材 7・・・シャフト 8・・・脚材 10・・・第1サポート材 11・・・油圧ジャッキ 20・・・第2サポート材 21・・・油圧ジャッキ 30・・・第3サポート材 31・・・ロッド固定付油圧ジャッキ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮設機械の基柱を建物の梁に支持する拡
    縮自在な折り畳み架台の下面に吊設され伸縮機構及び旋
    回機構を備えた複数の第1サポート材と、該第1サポー
    ト材の旋回機構に一端が固設され伸縮機構を備えた水平
    な第2サポート材と、該第2サポート材の他端に垂直に
    固設され伸縮機構及び長さ固定機構を備えた第3サポー
    ト材とを設けたことを特徴とする仮設機械の荷重を受け
    る梁の自動補強装置。
JP4175433A 1992-07-02 1992-07-02 仮設機械の荷重を受ける梁の自動補強装置 Expired - Lifetime JP2575571B2 (ja)

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JPH0617544A JPH0617544A (ja) 1994-01-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4698184B2 (ja) * 2004-08-26 2011-06-08 三井住友建設株式会社 クライミングクレーンの支持方法および支持冶具
JP5017887B2 (ja) * 2006-03-03 2012-09-05 株式会社大林組 タワークレーンの支持構造、タワークレーンの支持方法
KR102301009B1 (ko) * 2020-03-30 2021-09-13 김윤호 지브 크레인을 포함하는 리프트

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