JPH08122053A - 操作ガイダンス付き座標測定システム - Google Patents

操作ガイダンス付き座標測定システム

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JPH08122053A
JPH08122053A JP28289294A JP28289294A JPH08122053A JP H08122053 A JPH08122053 A JP H08122053A JP 28289294 A JP28289294 A JP 28289294A JP 28289294 A JP28289294 A JP 28289294A JP H08122053 A JPH08122053 A JP H08122053A
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    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基準取り作業方法・手動操作またはジョイス
ティック操作での測定方法・トラブルが発生した場合の
処置方法・保守点検方法が、初心者でも理解しやすく操
作が簡単になる座標測定システムを提供する。 【構成】 あらかじめ各種の操作方法を撮影し、ディジ
タル化して記憶しておく。ワーク測定時、作業者が入力
部から測定手順プログラムを指示すると、測定手順プロ
グラムに設定された順序に従って該当する基準取り作業
や測定作業の画像・音声が再生される。また、基準取り
作業中や測定中にトラブルが発生すると、自動的に該当
する処置方法の画像・音声が出力される。さらに、保守
点検を行う場合、作業者が入力部から指示をすると、該
当する作業方法の画像・音声が出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は座標測定機のワーク測定
方法、ワーク測定中等のトラブル処置方法、保守点検方
法等の操作ガイダンスに関する。
【0002】
【従来の技術】座標測定機ではプローブを二次元(互い
に直交する2軸方向)や三次元(互いに直交する3軸方
向)に移動自在に支持するとともにプローブの座標位置
を検出する位置検出手段を各軸に備え、ワークの測定対
象の測定位置にプローブを当接したときのプローブ座標
位置のデータ(測定データ)を演算することによって、
ワークの形状寸法を算出する。この場合、プローブに光
学式等の非接触式のものを用いてワークの平面上の形状
寸法を測定するだけであれば二次元座標測定機でもよい
が、一般的にはワークの立体的な形状寸法を測定する必
要が多いので三次元座標測定機が採用されることが多
い。また、三次元座標測定機のプローブ取付軸を回転自
在にしたり、ワークの取付部の位置や姿勢を調整できる
ようにしたものを「多次元座標測定機」と呼ぶ例もある
が、本明細書ではこれらも含めて「座標測定機」とい
う。
【0003】座標測定機は操作方法によって、作業者が
プローブの近傍を手で持って操作する(以下、「手動操
作」という)手動座標測定機、ジョイスティック操作に
よって駆動するジョイスティック座標測定機、計算機に
より制御されて自動的に動く自動座標測定機(一般的に
はCNC座標測定機と呼ばれている)に区分される。な
お、自動座標測定機は、一般的にジョイスティック操作
が可能であり、中には手動操作ができるものもあるが
(後述する基準取り作業はジョイスティック操作または
手動操作に切り換えて行う)、本明細書では自動座標測
定機においてジョイスティック操作または手動操作で測
定する場合はジョイスティック座標測定機または手動座
標測定機として考えるものとする。
【0004】この場合、自動座標測定機では、プローブ
を自動的に操作するプログラム(プローブ経路プログラ
ム)をワークの種類ごとにあらかじめ作成しておき、そ
のプローブ経路プログラムに従って座標測定機を駆動す
ることにより、自動的にワークを測定することができる
が、手動座標測定機やジョイスティック座標測定機の場
合と同様に、測定前にはワークの基準取りを行う必要が
ある。
【0005】ワークの基準取りとは、ワークの位置を座
標測定機に知らせるとともに測定座標系(三次元座標測
定機では原点と互いに直交するX・Y・Zの3基準軸で
構成される空間座標系)を指示することであり、測定座
標系は座標測定機が持っている機械座標系そのものを使
用する方法もあるが、ワークの姿勢を機械座標系に厳密
に合わせる必要があり作業能率がよくないため、通常は
ワークを任意の姿勢に固定しワーク上に測定座標系を設
定する。
【0006】ワーク上に測定座標系を設定する例(三次
元座標測定機の例)を図5で説明する。図5において、
ワーク20では上面と二つの穴20aと20bの各々の
中心によって測定座標系を設定し、各穴20c・20d
等を測定しようとしている。図5上が平面図、図5下が
正面図であり、X軸・Y軸・Z軸は機械座標系を表して
いる。座標系を表す矢印以外の矢印は測定方向を表して
いる。
【0007】まず、ワーク20の上面の4点A・B・C
・Dを測定し(平面測定であるので3点以上であればよ
い)、原点指定操作をするとワーク20の上面が基準平
面として設定されるとともに、この基準平面に垂直な軸
(図5の例ではZ1 軸)の方向が設定される。次に、ワ
ーク20の穴20aを測定すると測定データが先程設定
された基準平面に投影されて穴20aの中心が算出さ
れ、原点指定操作をすると穴20aの中心(基準平面上
の点)が原点として設定される。
【0008】さらに、ワーク20の穴20bを測定する
と測定データが先程設定された基準平面に投影されて穴
20bの中心が算出され、基準軸指定操作をすると穴2
0bの中心(基準平面上の点)と先程設定された原点と
を結ぶ直線が演算され2番目の基準軸(図5の例ではX
1 軸)として設定される。同時に原点を通り2番目の基
準軸に直角で基準平面上の軸が3番の基準軸(図5の例
ではY1 軸)として設定される。以上から原点と3本の
基準軸が設定され測定座標系が設定されてワークの基準
取りが完了する。基準取りが完了すると、手動座標測定
機では作業者が手動操作でワークを測定し、ジョイステ
ィック座標測定機では作業者がジョイスティック操作で
ワークを測定するが、自動座標測定機ではプローブ経路
プログラムに従ってワークが自動的に測定される。
【0009】また、基準取り作業中や測定中にトラブル
が発生した場合の処置方法、保守点検方法は座標測定機
に付属している取扱説明書に記載されており、それを参
照する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワーク
によって測定内容が変わり、また、前述した基準取り方
法もワークの種類によって異なることが多く、作業者が
入れ替わると分からなくなることが多いため、ユーザー
で手引き書等を作成し、それを見ながら行っているのが
一般的であるが、操作に不慣れな人が手引き書を理解す
るには時間がかかり、基準取りや測定作業に多くの時間
がかかるという問題がある。また、基準取り作業や測定
中にトラブルが発生した場合、取扱説明書を理解するの
に時間がかかり、処置に手間取るという問題がある。同
様に、保守点検についても作業に不慣れな人が取扱説明
書を理解することは必ずしも容易でなく、作業に時間が
かかることが多い。特に日常行う必要がある作業につい
て問題になる。
【0011】本発明はこのような事情を鑑みてなされた
もので、基準取り作業方法・手動操作またはジョイステ
ィック操作による測定方法・トラブルが発生した場合の
処置方法・保守点検方法が、初心者でも理解しやすく操
作が簡単になる座標測定システムを提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、あらかじめ各種の操作方法を撮影し、デ
ィジタル化して記憶しておき、ワーク測定時、作業者が
入力部から測定手順プログラムを指示すると、測定手順
プログラムに設定された順序に従って該当する基準取り
作業や測定作業の画像や音声が再生され、基準取り作業
中や測定中にトラブルが発生すると、自動的に該当する
処置方法の画像や音声が再生され、作業者が入力部から
保守点検項目を指示すると、該当する作業方法の画像や
音声が出力されるようにした。
【0013】すなわち、操作ガイダンス付き座標測定シ
ステムを、(イ)プローブを移動自在に支持するととも
に、そのプローブの座標位置を検出する測長手段を備え
た座標測定機10と、(ロ)あらかじめ作成された測定
手順プログラムを記憶するプログラム記憶部12と、
(ハ)該当する測定手順プログラムの指示、測定操作、
及び再生指示部15への指示をする入力部11a、11
bと、(ニ)座標測定機10でワークを測定して得られ
た測定データからワーク測定位置の測定形状寸法を算出
する測定データ演算部13と、(ホ)あらかじめ作成さ
れた操作ガイダンスを記憶する操作ガイダンス記憶部1
4と、(ヘ)測定手順プログラム、座標測定機10から
のトラブル信号、または入力部11a、11bからの作
業者の指示に基づいて、ガイダンス記憶部14から該当
する操作ガイダンスを引き出し出力部16に再生を指示
する再生指示部15と、(ト)算出された測定形状寸法
を出力するとともに、再生指示部15から指示された操
作ガイダンスを再生する出力部16と、から構成した。
【0014】この場合、座標測定機10は手動座標測定
機でも、ジョイスティック座標測定機でも、自動座標測
定機でもよい。また、操作ガイダンスは画像と音声から
構成してもよいし、画像のみから構成してもよい。いず
れの場合も画像はビデオカメラで撮影されディジタル化
されたものを用いる。
【0015】
【作用】本発明によれば、ワーク測定を行う場合、作業
者が入力部11a、11bから該当する測定手順プログ
ラムを指示すると、ガイダンス記憶部14から該当する
操作ガイダンスが出力部16に再生(画像と音声、また
は画像のみ)される。この場合、手動座標測定機やジョ
イスティック座標測定機では、測定手順プログラムに設
定された順序に従って該当する基準取り作業や測定作業
の画像や音声が再生されるので、作業者はそれに従って
作業を進める。また、自動座標測定機でも測定手順プロ
グラムに設定された順序に従って該当する基準取り作業
の画像や音声が再生されるので、作業者はそれに従って
作業を進めるが、自動座標測定機の測定手順プログラム
の中にはプローブ経路プログラムも含まれており、基準
取り作業が完了すると自動的に測定が開始される。
【0016】また、基準取り作業や測定中にトラブルが
発生すると、トラブル信号が再生指示部15に送られて
操作ガイダンス記憶部14から該当する操作ガイダンス
が出力部16に再生されるので、それを見て作業者は処
置する。さらに、保守点検を行う場合、作業者が入力部
11から該当する指示をすると、操作ガイダンス記憶部
14から該当する操作ガイダンスが出力部16に再生さ
れるので、それを見て作業者は作業内容を理解する。
【0017】
【実施例】
実施例1 図1に本発明に係る操作ガイダンス付き座標測定システ
ムの実施例1のブロック図を示す。実施例1は座標測定
機10が手動座標測定機の場合である。図1において、
入力部11aでは作業者が、ワーク測定時に該当する測
定手順プログラムの指示をしたり測定操作(測定項目の
指示等)をし、また、保守点検作業時に再生指示部15
へ指示をする。プログラム記憶部12はあらかじめ作成
された測定手順プログラムを記憶する。測定データ演算
部13は、座標測定機10でワークを測定して得られた
測定データからワーク測定位置の測定形状寸法を算出す
る。
【0018】ガイダンス記憶部14はあらかじめ作成さ
れた操作ガイダンスを記憶する。記憶される操作ガイダ
ンスは画像と音声から構成したもの、または画像のみか
ら構成したもので、いずれの場合も画像はビデオカメラ
で撮影されたものをディジタル化したもの(ディジタル
画像)である。再生指示部15は、測定手順プログラ
ム、座標測定機10からのトラブル信号または入力部1
1aからの作業者の指示に基づいて、操作ガイダンス記
憶部14から該当する操作ガイダンスを引き出し出力部
16に再生を指示する。出力部16は算出された測定形
状寸法を出力するとともに、再生指示部15から指示さ
れた操作ガイダンスを再生する。
【0019】この場合、プログラム記憶部12、測定デ
ータ演算部13、ガイダンス記憶部14、再生指示部1
5は、従来の座標測定システムと同様に1台の計算機で
構成することができるが、画像の内容によってはガイダ
ンス記憶部14の記憶容量を増加させたり、再生指示部
15の処理速度を上げる必要がある。また、操作ガイダ
ンスに音声を含む場合は出力部16はCRT等の表示器
の他にスピーカーを備えることが必要である。
【0020】このように構成された座標測定システムで
ワーク測定を行う場合、作業者は、まず、入力部11a
から該当する測定手順プログラムを指示する。すると、
その信号がプログラム記憶部12に送られ、プログラム
記憶部12から該当する測定手順プログラムが再生指示
部15に出力される。再生指示部15では出力された測
定手順プログラムに基づいて、ガイダンス記憶部14か
ら該当する操作ガイダンスを引き出し出力部16に再生
を指示する。出力部16では指示された操作ガイダンス
を再生する。図4に再生された画像の例を示す。10a
は座標測定機10のテーブル、10bはプローブであ
る。ワーク20を固定する治具は図示を省略している。
なお、画像はCRTの画面の全部または分割された画面
の一部のいずれに表示してもよい。出力される操作ガイ
ダンスの内容や再生順序は、測定手順プログラムごとに
あらかじめ設定しておくので、作業を細分化して再生し
たり、連続して再生したりすることができる。
【0021】実施例2 図2に本発明に係る操作ガイダンス付き座標測定システ
ムの実施例2のブロック図を示す。実施例2は座標測定
機10はジョイスティック座標測定機であり、実施例1
に対して測定制御部17aが追加されているとともに入
力部11aが入力部11bに変わっている。入力部11
bは実施例1に対してジョイスティックが追加されたも
のである。また、測定制御部17aは、作業者がしたジ
ョイスティック操作に従って座標測定機10の測定動作
等を制御する。その他は 実施例1と同様であるので、
同一機能部については同一符号を付して説明は省略す
る。
【0022】実施例3 図3に本発明に係る操作ガイダンス付き座標測定システ
ムの実施例3のブロック図を示す。実施例3は座標測定
機10は自動座標測定機であり、実施例2に対して測定
制御部17aが測定制御部17bに変わっている。測定
制御部17bは、測定手順プログラムの中のプローブ経
路プログラムに従って、または作業者がしたジョイステ
ィック操作に従って座標測定機10の測定動作等を制御
する。その他は 実施例2と同様であるので、同一機能
部については同一符号を付して説明は省略する。
【0023】次に、実施例1、実施例2、または実施例
3で記述した座標測定システムで、図5に示したワーク
の基準取りを行う場合について、一つの例を示す。 (イ)作業者が測定手順プログラムを指示すると、ワー
ク20の取付姿勢や位置の画像や音声が再生される。 (ロ)作業者がワーク20を座標測定機10のテーブル
に取り付け、取り付けが完了したことを入力部11a、
11bで入力すると、基準平面の測定方法の画像や音声
が再生される。 (ハ)作業者が基準平面の測定をした後、入力部11
a、11bで原点指定操作をするとワーク20の上面が
基準平面として設定され、この基準平面に垂直な軸の方
向が設定されるとともに、次の基準取りである穴20a
の測定方法の画像や音声が再生される。 (ニ)作業者が穴20aを測定した後、入力部11a、
11bで原点指定操作をすると穴20aの中心(基準平
面上の点)が原点として設定され、次の基準取りである
穴20bの測定方法の画像や音声が再生される。 (ホ)作業者が穴20bを測定した後、入力部11a、
11bで基準軸指定操作をすると穴20bの中心(基準
平面上の点)と先程設定された原点とを結ぶ直線が演算
され2番目の基準軸として設定される。 以上で原点と3本の基準軸が設定され測定座標系が設定
されてワークの基準取りが完了する。
【0024】この後、実施例1及び実施例2の場合は、
出力部16に測定内容が順番に再生されるので、作業者
はそれに従って手動操作またはジョイスティック操作で
ワークを測定する。また、実施例3の場合は、測定手順
プログラムの中に含まれているプローブ経路プログラム
に従ってワークが自動的に測定される。
【0025】また、基準取り作業中や測定中にトラブル
が発生すると、トラブル信号が再生指示部15に送られ
るので、再生指示部15ではガイダンス記憶部14から
該当する操作ガイダンスを引き出し出力部16に再生を
指示する。出力部16では指示された操作ガイダンスを
再生する。操作ガイダンスの画像の内容は操作すべきキ
ーボード等のスイッチ等であり、作業者はそれを見なが
ら処置する。
【0026】 さらに、保守点検を行う場合は、作業
者が入力部11a、11bから該当する項目をすると、
その信号が再生指示部15に送られ、再生指示部15で
はガイダンス記憶部14から該当する操作ガイダンスを
引き出し出力部16に再生を指示する。出力部16では
指示された操作ガイダンスを再生する。操作ガイダンス
の画像の内容は作業をしている状況等であり、音声でそ
のときの注意内容を知らせることもできる。作業者はそ
れを見、または聞いて作業内容を理解する。
【0027】 なお、画像は実物を撮影したものでも
コンピュータ画像でもよいが、一般的に実物を撮影した
ものの方が分かりやすい。また、静止画像でも動画像で
もよい。いずれにするかは作業内容と操作ガイダンス記
憶部14の記憶容量や再生指示部15の処理速度等の兼
ね合いで決める。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る操作
ガイダンス付き座標測定システムによれば、あらかじめ
各種の操作方法を撮影し、ディジタル化して記憶してお
き、ワーク測定時、作業者が入力部から測定手順プログ
ラムを指示すると、測定手順プログラムに設定された順
序に従って該当する基準取り作業や測定作業の画像や音
声が再生される。また、基準取り作業中や測定中にトラ
ブルが発生すると、自動的に該当する処置方法の画像や
音声が再生され、さらに、作業者が入力部から保守点検
項目を指示をすると、該当する作業方法の画像や音声が
再生される。
【0029】したがって、基準取り作業方法・手動操作
またはジョイスティック操作での測定方法・トラブルが
発生した場合の処置方法・保守点検方法について、取扱
説明書や手順書を見なくてもよく、初心者でも操作が理
解しやすく操作が簡単になる座標測定システムを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る操作ガイダンス付き座標測定シス
テムの実施例1のブロック図
【図2】本発明に係る操作ガイダンス付き座標測定シス
テムの実施例2のブロック図
【図3】本発明に係る操作ガイダンス付き座標測定シス
テムの実施例3のブロック図
【図4】本発明に係る操作ガイダンス付き座標測定シス
テムの操作ガイダンスの画像例
【図5】ワークの基準取りを説明する図
【符号の説明】
10……座標測定機 11a、11b…入力部 12……プログラム記憶部 13……測定データ演算部 14……ガイダンス記憶部 15……再生指示部 16……出力部 17a、17b…測定制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プローブを移動自在に支持するとともに、
    そのプローブの座標位置を検出する測長手段を備えた座
    標測定機と、 あらかじめ作成された測定手順プログラムを記憶するプ
    ログラム記憶部と、 作業者が、該当する前記測定手順プログラムの指示、測
    定操作、及び再生指示部への指示をする入力部と、 前記座標測定機でワークを測定して得られた測定データ
    からワーク測定位置の測定形状寸法を算出する測定デー
    タ演算部と、 あらかじめ作成された操作ガイダンスを記憶するガイダ
    ンス記憶部と、 前記測定手順プログラム、前記座標測定機からのトラブ
    ル信号または前記入力部からの作業者の指示に従って、
    前記ガイダンス記憶部から該当する前記操作ガイダンス
    を引き出し出力部に再生を指示する前記再生指示部と、 算出された前記測定形状寸法を出力するとともに、前記
    再生指示部から指示された前記操作ガイダンスを再生す
    る出力部と、 から構成され、 前記操作ガイダンスが、ディジタル画像と音声で構成さ
    れたことを特徴とする操作ガイダンス付き座標測定シス
    テム。
  2. 【請求項2】前記座標測定機が、手動操作またはジョイ
    スティック操作で駆動する座標測定機であることを特徴
    とする請求項1に記載の操作ガイダンス付き座標測定シ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記座標測定機が、プローブ経路プログラ
    ムを有する前記測定手順プログラムに従って自動的に駆
    動される座標測定機であることを特徴とする請求項1に
    記載の操作ガイダンス付き座標測定システム。
  4. 【請求項4】前記操作ガイダンスが、ディジタル画像か
    ら構成されたことを特徴とする請求項1、請求項2また
    は請求項3に記載の操作ガイダンス付き座標測定システ
    ム。
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