JP2001242920A - 曲げ加工方法およびその装置 - Google Patents

曲げ加工方法およびその装置

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JP2001242920A
JP2001242920A JP2000055523A JP2000055523A JP2001242920A JP 2001242920 A JP2001242920 A JP 2001242920A JP 2000055523 A JP2000055523 A JP 2000055523A JP 2000055523 A JP2000055523 A JP 2000055523A JP 2001242920 A JP2001242920 A JP 2001242920A
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JP
Japan
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bending
bend
bending line
input
flange portion
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JP2000055523A
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English (en)
Inventor
Junji Hagiwara
淳次 萩原
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲げ線のない製品の展開図に加工デ−タを作
成しながら曲げ線の付加を行って前工程の曲げ線の入力
作業をなくするようにした曲げ加工方法およびその装置
を提供することにある。 【解決手段】 表示手段31に表示された曲げ線のない
曲げ製品の展開図に対して曲げ順を表示すべく前記展開
図のフランジ部を選択する選択手段35と、この選択手
段35にて選択された展開図のフランジ部の曲げ線に関
するフランジ寸法あるいは突当て寸法、曲げ角度および
曲げ方向などの曲げ線情報を入力する入力手段29と、
この入力手段29にて入力された曲げ線情報に基づき前
記展開図の選択されたフランジ部に関して曲げ線を定義
する定義手段37と、この定義手段37で曲げ線が定義
された展開図に基づき曲げ加工プログラムを作成する曲
げ加工プログラム作成手段39と、を備えてなることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワークに曲げ加
工を行う曲げ加工方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、曲げ線のない製品の展開図は、も
っぱらブランク加工を行うレ−ザ加工機、タレットパン
チプレスなどに用いられ、自動プログラミング装置を利
用して作成されている。ブランク加工においては曲げ線
を必要としていないためである。曲げ線は曲げ加工工程
における曲げ順を決定するときに必要となるものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、従来ではブ
ランク加工工程までは曲げ線のない製品の展開図にて充
分であるが、曲げ加工工程では曲げ線のない製品の展開
図を利用出来ないという問題があった。すなわち、ブラ
ンク加工後、曲げ加工に入るときには製品の展開図には
曲げ線の情報が必要である。そこで、オペレ−タは曲げ
線のない製品の展開図に後から曲げ線を付加しなければ
ならなかった。
【0004】この発明の目的は、曲げ線のない製品の展
開図に加工デ−タを作成しながら曲げ線の付加を行って
前工程の曲げ線の入力作業をなくするようにした曲げ加
工方法およびその装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の曲げ加工方法は、(A)、
表示手段に表示された曲げ線のない曲げ製品の展開図に
対して曲げ順を表示すべく前記展開図のフランジ部を選
択する選択工程、(B)、この選択工程にて選択された
展開図のフランジ部の曲げ線に関するフランジ寸法ある
いは突当て寸法、曲げ角度および曲げ方向などの曲げ線
情報を入力する入力工程、(C)、この入力工程にて入
力された曲げ線情報に基づき前記展開図の選択されたフ
ランジ部に関して曲げ線を定義する定義工程、(D)、
この定義工程で前記展開図における必要箇所に曲げ線が
定義された後、曲げ加工を行う曲げ加工工程、からなる
ことを特徴とするものである。
【0006】したがって、選択工程で曲げ線のない曲げ
製品の展開図に対して曲げ順を表示すべく前記展開図の
フランジ部を選択した後、入力工程で選択工程にて選択
された展開図のフランジ部の曲げ線に関するフランジ寸
法あるいは突当て寸法、曲げ角度および曲げ方向などの
曲げ線情報を入力する。ついで、定義工程で入力工程に
て入力された曲げ線情報に基づき前記展開図の選択され
たフランジ部に関して前記展開図における必要箇所に曲
げ線が定義された後、曲げ加工工程にて曲げ加工が行わ
れる。
【0007】而して、オペレ−タは曲げ線のない製品の
展開図に後から曲げ線を付加する必要がなくなり、容易
に曲げ加工が行われる。
【0008】請求項2によるこの発明の曲げ加工装置
は、曲げ線のない曲げ製品の展開図に対して曲げ順を表
示する前記展開図のフランジ部を選択する選択手段と、
この選択手段にて選択された展開図のフランジ部の曲げ
線に関するフランジ寸法あるいは突当て寸法、曲げ角度
および曲げ方向などの曲げ線情報を入力する入力手段
と、この入力手段にて入力された曲げ線情報に基づき前
記展開図の選択されたフランジ部に関して曲げ線を定義
する定義手段と、この定義手段で曲げ線が定義された展
開図に基づき曲げ加工プログラムを作成する曲げ加工プ
ログラム作成手段と、を備えてなることを特徴とするも
のである。
【0009】したがって、選択手段で曲げ線のない曲げ
製品の展開図に対して曲げ順を表示すべく前記展開図の
フランジ部を選択した後、入力手段で選択手段にて選択
された展開図のフランジ部の曲げ線に関するフランジ寸
法あるいは突当て寸法、曲げ角度および曲げ方向などの
曲げ線情報を入力する。ついで、定義手段で入力手段に
て入力された曲げ線情報に基づき前記展開図の選択され
たフランジ部に関して定義手段で前記展開図における必
要箇所に曲げ線が定義された後、曲げ加工プログラム作
成手段で曲げ加工プログラムが作成された後、この曲げ
加工プログラムを基にして曲げ加工が行われる。
【0010】而して、オペレ−タは曲げ線のない製品の
展開図に後から曲げ線を付加する必要がなくなり、容易
に曲げ加工が行われる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0012】図2を参照するに、曲げ加工装置としての
一例の例えばプレスブレ−キ1は、立設された左右一対
のサイドフレ−ム3を備えており、このサイドフレ−ム
3の下部前面には下部テ−ブル5が固定して設けられて
いると共に。サイドフレ−ム3の上部前面には上部テ−
ブル7が上下動自在に設けられている。この上部テ−ブ
ル7は前記サイドフレ−ム3の上端前面に設けられた油
圧シリンダ9により上下動される。前記下部テ−ブル5
の上部にはダイホルダ11を介してダイDが取り付けら
れていると共に前記上部テ−ブル7の下端には前記ダイ
Dに対向するパンチPがパンチホルダ13をを介して取
り付けられている。
【0013】前記ダイDの後方(図2において左側)に
は折り曲げるワークWを突き当てて曲げ位置を位置決め
するバックゲ−ジ15が設けられている。このバックゲ
−ジ15には左右(図2において紙面に対して直交する
方向)に一対のL軸部材17L、17Rが設けられてお
り、このL軸部材17L、17Rの前部(図2において
右部)にはストレッチ19が左右方向へ延伸して設けら
れており、このストレッチ19は図示省略のL軸移動機
構により前後方向(図2において左右方向)に移動位置
決め自在に設けられている。
【0014】このストレッチ19にはワークWを突き当
てる一対の突当て21が左右方向に間隔調整自在かつ上
下方向に移動自在に設けられている。この各突当て21
の前面は突当て面23となっている。前記左側のサイド
フレ−ム3の脇には制御装置25が設けられている。
【0015】この制御装置25には図1に示されている
ように、CPU27を備えており、このCPU27には
曲げ線のない曲げ製品の展開図のフランジ部の曲げ線に
関するフランジ寸法あるいは突当て寸法、曲げ角度およ
び曲げ方向などの曲げ線情報を入力するキ−ボ−ドのご
とき入力手段29が接続されていると共に種々のデ−タ
を表示せしめるCRTのごとき表示手段31が接続され
ている。
【0016】また、前記CPU27には入力手段29か
ら入力された曲げ線のない曲げ製品の展開図をメモリせ
しめる展開図メモリ33が接続されている。この展開図
メモリ33にメモリされている曲げ線のない曲げ製品の
展開図が前記表示手段31に表示された状態で、この曲
げ線のない曲げ製品の展開図に対して曲げ順を表示すべ
く前記展開図のフランジ部を選択する選択手段35と、
この選択手段35にて選択された展開図のフランジ部の
曲げ線に関するフランジ寸法あるいは突当て寸法、曲げ
角度および曲げ方向などの曲げ線情報を前記入力手段2
9にて入力された曲げ線情報に基づき前記展開図の選択
されたフランジ部に関して曲げ線を定義する定義手段3
7とが前記CPU27に接続されている。しかも、前記
定義手段37で曲げ線が定義された展開図に基づき曲げ
加工プログラムを作成する曲げ加工プログラム作成手段
39も前記CPU27に接続されている。
【0017】つぎに、図3に示されているフロ−チヤ−
トを基にして曲げ加工方法を説明すると、まず、図3に
おいてステップS1で曲げ線入力モ−ドにし、ステップ
S2で図4に示されているように、表示手段31の操作
画面41上に曲げ線のない曲げ製品の展開図Tおよび突
当て21が表示される。ステップS3で図5に示されて
いるように前記突当て21を点線で示した初期位置から
実線で示した所定の曲げ位置へ移動させる。すなわち、
操作画面41がタッチパネルとなっているために、作業
者が突当て21を指し(pickし)、所定の曲げ位置
まで移動させる。
【0018】ステップS4でフランジ寸法L(バックゲ
−ジ寸法L)を入力手段29から入力し、かつ、曲げ角
度(90度)、山谷(または−90度、+90度でもよ
い。)入力する。ステップS5で入力されたデ−タに基
づき図6に示されているように、突当て位置に該当する
外形端部から所定の位置Lの所に曲げ線が自動で表示さ
れる。ステップS6で同時に図7に示されているよう
に、立体表示される。ステップS7に進み、このステッ
プS7ではすべての曲げ線が表示されたか判断され、す
べての曲げ線が表示されていなければ、ステップS3の
手前に戻り再度実行され、すべての曲げ線が表示される
ことにより図8、図9に示されているように、すべての
曲げ線が表示されると共に立体図が操作画面41上に表
示される。次いで、ステップS8で曲げ加工プログラム
作成手段39で曲げ加工プログラムが作成された後、ス
テップS9でこの作成された曲げ加工プログラムにより
曲げ加工が行われる。
【0019】而して、オペレ−タは曲げ線のない製品の
展開図に後から曲げ線を付加する必要がなくなり、容易
にかつ効率的に曲げ加工を行うことができる。曲げ工程
においてL寸法(バックゲ−ジ寸法、フランジ寸法)と
突当て移動による曲げ線箇所指定に伴う簡易な操作にて
瞬時に展開上へ曲げ線および曲げ線情報(角度、山谷)
を指定入力できる。
【0020】なお、この発明は、前述した発明の実施の
形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。
【0021】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明よ
り理解されるように、請求項1の発明によれば、選択工
程で曲げ線のない曲げ製品の展開図に対して曲げ順を表
示すべく前記展開図のフランジ部を選択した後、入力工
程で選択工程にて選択された展開図のフランジ部の曲げ
線に関するフランジ寸法あるいは突当て寸法、曲げ角度
および曲げ方向などの曲げ線情報を入力工程で入力す
る。ついで、定義工程で入力工程にて入力された曲げ線
情報に基づき前記展開図の選択されたフランジ部に関し
て前記展開図における必要箇所に曲げ線が定義された
後、曲げ加工工程にて曲げ加工が行われる。
【0022】而して、オペレ−タは曲げ線のない製品の
展開図に後から曲げ線を付加する必要がなくなり、容易
に曲げ加工を行うことができる。
【0023】請求項2の発明によれば、選択手段で曲げ
線のない曲げ製品の展開図に対して曲げ順を表示すべく
前記展開図のフランジ部を選択した後、入力手段で選択
手段にて選択された展開図のフランジ部の曲げ線に関す
るフランジ寸法あるいは突当て寸法、曲げ角度および曲
げ方向などの曲げ線情報を入力する。ついで、定義手段
で入力手段にて入力された曲げ線情報に基づき前記展開
図の選択されたフランジ部に関して定義手段で前記展開
図における必要箇所に曲げ線が定義された後、曲げ加工
プログラム作成手段で曲げ加工プログラムが作成された
後、この曲げ加工プログラムを基にして曲げ加工が行わ
れる。
【0024】而して、オペレ−タは曲げ線のない製品の
展開図に後から曲げ線を付加する必要がなくなり、容易
に曲げ加工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の曲げ加工装置における制御装置の構
成ブロック図である。
【図2】この発明の曲げ加工装置としての一例のプレス
ブレ−キの側面図である。
【図3】この発明の曲げ加工方法を説明するフロ−チャ
−ト図である。
【図4】この発明の曲げ加工方法を説明する説明図であ
る。
【図5】この発明の曲げ加工方法を説明する説明図であ
る。
【図6】この発明の曲げ加工方法を説明する説明図であ
る。
【図7】この発明の曲げ加工方法を説明する説明図であ
る。
【図8】この発明の曲げ加工方法を説明する説明図であ
る。
【図9】この発明の曲げ加工方法を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
1 プレスブレ−キ(曲げ加工装置) 5 下部テ−ブル 7 上部テ−ブル 15 バックゲ−ジ 21 突当て 25 制御装置 29 入力手段 31 表示手段 33 選択手段 37 定義手段 39 加工プログラム作成手段 41 操作画面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)、表示手段に表示された曲げ線の
    ない曲げ製品の展開図に対して曲げ順を表示すべく前記
    展開図のフランジ部を選択する選択工程、 (B)、この選択工程にて選択された展開図のフランジ
    部の曲げ線に関するフランジ寸法あるいは突当て寸法、
    曲げ角度および曲げ方向などの曲げ線情報を入力する入
    力工程、 (C)、この入力工程にて入力された曲げ線情報に基づ
    き前記展開図の選択されたフランジ部に関して曲げ線を
    定義する定義工程、 (D)、この定義工程で前記展開図における必要箇所に
    曲げ線が定義された後曲げプログラムを作成し、この作
    成された曲げプログラムを基にして曲げ加工を行う曲げ
    加工工程、 からなることを特徴とする曲げ加工方法。
  2. 【請求項2】 表示手段に表示された曲げ線のない曲げ
    製品の展開図に対して曲げ順を表示すべく前記展開図の
    フランジ部を選択する選択手段と、この選択手段にて選
    択された展開図のフランジ部の曲げ線に関するフランジ
    寸法あるいは突当て寸法、曲げ角度および曲げ方向など
    の曲げ線情報を入力する入力手段と、この入力手段にて
    入力された曲げ線情報に基づき前記展開図の選択された
    フランジ部に関して曲げ線を定義する定義手段と、この
    定義手段で曲げ線が定義された展開図に基づき曲げ加工
    プログラムを作成する曲げ加工プログラム作成手段と、
    を備えてなることを特徴とする曲げ加工装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003106065A1 (en) * 2002-06-14 2003-12-24 Finn-Power Oy A method in the control of a machine tool cell
JP2014050870A (ja) * 2012-09-10 2014-03-20 Amada Co Ltd 作業支援情報表示装置
JP2014172054A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Amada Co Ltd オリジナル突当先端を使用した加工データ作成システムおよび方法および突当位置規定方法

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