JP3056636B2 - 三次元座標測定機の測定座標設定方法及びその装置 - Google Patents

三次元座標測定機の測定座標設定方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は三次元座標測定機での使
用に適した測定座標設定方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】三次元座標測定機は予め設定した測定座
標(原点とX・Y・Zの3基準軸で構成される空間座
標)に測定点を投影して演算し被測定物(以下、「ワー
ク」という。)の三次元寸法を算出する。測定座標は三
次元座標測定機が持っている機械座標そのものを使用す
る方法もあるがワークの姿勢を機械座標に厳密に合わせ
る必要があり作業能率がよくないため、通常はワークを
任意の姿勢にセットしワーク上に測定座標を設定する。
【0003】図5は従来の測定座標設定装置の構成を示
すブロック図である。三次元座標測定機10で測定され
た測定データはデータ入力部53に取り込まれる。外部
入力部52はキーボード等であり、測定項目信号・測定
座標設定信号・測定終了信号等各種の信号を手入力す
る。演算部54ではデータ入力部53に取り込まれた測
定データを外部入力部52から出力された測定項目信号
に基づいて演算をするとともに、外部入力部52から出
力された測定座標設定信号に基づいて測定座標を設定す
る。設定された測定座標は記憶部56に記憶される。
【0004】図6は従来の測定座標設定ステップを示す
フローチャートである。測定座標は後述するように基準
平面・原点・基準軸の3項目に分け、各項目ごとに次の
作業を行う。まず、作業者は測定座標が設定されている
か否か判断し(ステップ61)、完了していなければ、
外部入力部52から測定項目を入力して(ステップ6
2)、三次元座標測定機10で基準取り測定を行い(ス
テップ63)外部入力部52から測定終了信号を入力す
る(ステップ64)。これによって演算部54で測定デ
ータを測定項目に沿って演算して測定部分の測定値を算
出し(ステップ65)、さらに作業者が外部入力部52
から測定座標設定信号を入力すると(ステップ66)、
演算部54では算出した測定値から測定座標を設定する
(ステップ67)。こうして測定座標の設定が完了する
と通常のワーク測定に入る(ステップ68)。
【0005】次に測定座標設定の方法を例によって詳述
する。図4はワーク上に測定座標を設定する例を示した
図である。このワーク20では上面と二つの穴20aと
20bの各々の中心によって測定座標を設定し、各穴2
0c・20d等を測定しようとしている。図4上が平面
図、図4下が正面図であり、X軸・Y軸・Z軸は機械座
標を表している。座標を表す矢印以外の矢印は測定方向
を表している。
【0006】まず、外部入力部52から測定項目として
「平面測定」を入力し三次元座標測定機10でワーク2
0の上面の4点A・B・C・Dを測定し(平面測定であ
るので3点以上であればよい)、外部入力部52から測
定終了信号を入力する。すると、この測定データはデー
タ入力部53から演算部54に送られ外部入力部52か
らの平面測定信号に基づいて演算部54ではA・B・C
・Dの4点から平面を演算する。次に外部入力部52か
ら「平面補正」を入力し、さらに「原点指定」を入力す
ると演算された平面が基準平面として設定される。これ
によってこの平面に垂直な軸(図4の例ではZ1 軸)の
方向が設定される。
【0007】次に外部入力部52から「穴測定」を入力
し三次元座標測定機10でワーク20の穴20aを測定
し、外部入力部52から測定終了信号を入力すると、こ
の測定データはデータ入力部53から演算部54に送ら
れる。演算部54では測定データを先程設定した基準平
面に投影し、外部入力部52からの穴測定信号に基づい
て演算し20aの中心を算出する。次に外部入力部52
から「原点指定」を入力すると穴20aの中心(基準平
面上の点)が原点として設定される。
【0008】さらに外部入力部52で「穴測定」を入力
し三次元座標測定機10でワーク20の穴20bを測定
し、外部入力部52から測定終了信号を入力すると、こ
の測定データはデータ入力部53から演算部54に送ら
れる。演算部54では測定データを先程設定した基準平
面に投影し、外部入力部52からの穴測定信号に基づい
て演算し20bの中心を算出する。次に外部入力部52
から「基準軸指定」を入力すると穴20bの中心(基準
平面上の点)と先程設定された原点とを結ぶ直線が演算
され2番目の基準軸(図4の例ではX1 軸)として設定
される。同時に原点を通り2番目の基準軸に直角で基準
平面上の軸が3番の基準軸(図4の例ではY1 軸)とし
て設定される。以上から原点と3本の基準軸が設定され
測定座標が設定される。この後ワーク測定が行われると
測定データは設定された測定座標を基準にして演算され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、測定座
標を設定するには前述したように作業者は、測定座標の
全ての項目の設定が完了されているかどうかを確認し、
完了されていなければ外部入力部52から未完了の測定
座標項目に該当する測定項目を手入力した後基準取り測
定を行い、測定が終わると外部入力部52から測定終了
信号を入力するとともに再度外部入力部52から測定座
標設定信号を入力するという作業を行わなければならな
い。従って、作業が煩わしく測定座標設定に時間がかか
るとともに測定座標の設定誤りが発生しやすいという問
題がある。また、同様な形状のワークを繰り返し測定す
る場合でも、毎回同様の測定座標設定手順を構築する必
要があり、測定作業能率が向上しないという問題があ
る。
【0010】また、このような問題を解決する方法の一
つが、当出願人によって「特願平5−296072号」
として出願されている。この方法は概略次のようになっ
ている。作業者は外部入力部で既設定の測定座標を解除
した後、測定座標の設定方法を「自動」と入力すると、
自動的に測定座標の設定状態が判別され、測定座標の設
定が完了していないと表示部にその状態が表示される。
これによって作業者が基準取り測定を行い、外部入力部
から測定終了信号を入力すると、データ判別部で自動的
に基準取り測定のデータが有効かどうか判別される。有
効と判別された測定データは演算部に送られて演算され
測定座標が設定される。一つの測定座標項目が設定され
ると未完了の測定座標項目が表示部に表示されるので、
作業者は次の基準取り測定作業を行う。測定座標の全て
の項目の設定が完了すると表示部に測定座標が完了した
ことが表示されるので、通常のワーク測定に入る。
【0011】すなわち、この方法では、測定座標の設定
状態を自動的に判別するとともに、作業者が測定した基
準取り測定のデータの有効性を自動的に判別し演算して
測定座標を設定するので、作業者による測定座標の設定
状態の判別が不要であるとともに、測定項目のキー入力
が不要となり前述した問題(作業が煩わしく測定座標設
定に時間がかかる。測定座標の設定誤りが発生しやす
い。同様な形状のワークでも毎回同様の測定座標設定手
順を構築する必要がある。)が解決される。
【0012】しかしながら、この方法では測定座標設定
形式が予め決まっており、例えば、基準平面が設定され
た後に穴を測定するとその穴の中心が原点に設定され、
次に別の穴を測定するとその中心と原点とを結ぶ軸が基
準軸に設定されるようになっている。つまり、この方法
は特定の測定座標設定形式に用いる方法であり、各種の
測定座標設定形式が選択できない。
【0013】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、測定座標の設定が容易で短時間で設定でき、測
定座標の設定誤りが発生しにくいとともに、同様な形状
のワークを繰り返し測定する場合に毎回同様の測定座標
設定手順を構築する必要がなく、さらに各種の測定座標
設定形式が選択できる三次元座標測定機の測定座標設定
方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、三次元座標測定機の測定座標設定方法を (イ)各種の測定座標設定形式を予め設定し記憶してお
く。 (ロ)記憶された測定座標設定形式の中から作業者が該
当する測定座標設定形式を選択する。 (ハ)測定座標設定形式が選択されると、測定座標設定
状態が自動的に判別され、測定座標設定状態と次の基準
取り測定項目が表示される。 (ニ)作業者が表示された基準取り測定項目の測定を行
い、終了信号を入力する。(ホ)終了信号が入力される
と、自動的に測定データが演算されて測定部分の測定値
が算出されるとともに、選択された測定座標設定形式に
基づいて、算出された測定値から自動的に測定座標が設
定される。以上のようにした。
【0015】また、本発明は前記目的を達成するため
に、三次元座標測定機の測定座標設定装置を、 (イ)ワークの三次元寸法の測定が可能な三次元座標測
定機10 (ロ)各種の測定座標設定形式を記憶する設定形式記憶
部11 (ハ)記憶された測定座標設定形式の中から該当する測
定座標設定形式を選択するとともに測定終了信号を入力
する外部入力部12 (ニ)三次元座標測定機10で測定したデータを取り込
むデータ入力部13 (ホ)取り込まれたデータから測定部分の測定値を算出
する演算部14 (ヘ)算出された測定値から選択された測定座標設定形
式に基づいて測定座標を設定する座標設定部15 (ト)前記設定された測定座標を記憶する座標記憶部1
6 (チ)測定座標の設定状態を判別するとともに次の基準
取り測定項目を指示する判断部17 (リ)判断部17からの信号によって測定座標の設定状
態と次の基準取り測定項目を表示する表示部18 以上のように構成した。
【0016】
【作用】本発明によれば、設定形式記憶部11に予め記
憶された測定座標設定形式の中から外部入力部12で作
業者が該当する測定座標設定形式を選択すると、判断部
17で自動的に測定座標の設定状態が判別されるととも
に次の基準取り測定項目が指示されて、表示部18に測
定座標の設定状態と次の基準取り測定項目が表示され
る。作業者が表示された基準取り測定項目を三次元座標
測定機10で測定し、外部入力部12から終了信号を入
力すると、測定データがデータ入力部13から演算部1
4に送られる。演算部14では測定データから測定部分
の測定値を算出し、座標設定部15では選択された測定
座標設定形式に基づいて、算出された測定値から測定座
標を設定する。設定された測定座標は記憶部16に記憶
される。
【0017】
【実施例】本発明に係る測定座標設定装置の実施例の構
成を表すブロック図を図2に示す。図2において、設定
形式記憶部11には予め各種の測定座標設定形式が記憶
されている。外部入力部12は絵文字表示機能付きの操
作ボックスで測定座標設定形式の選択や測定終了信号の
入力をする。外部入力部12では設定形式記憶部11に
予め記憶された各種の測定座標設定形式(図3に例を示
す)を表示する。表示数は一度に10程度であるが画面
を切り換えることによって多数の測定座標設定形式を表
示することができる。三次元座標測定機10で測定され
た測定データはデータ入力部13に取り込まれ、演算部
14に送られる。演算部14ではデータ入力部13から
送られてきた測定データから測定部分の測定値を算出す
る。座標設定部15は外部入力部12で選択された測定
座標設定形式に基づいて、算出された測定値から測定座
標を設定する。設定された測定座標は座標記憶部16に
記憶される。判断部17では測定座標の設定状態を判別
するとともに次の基準取り測定項目を指示する。表示部
18では判断部17からの信号によって測定座標の設定
状態と次の基準取り測定項目を表示し作業者に知らせ
る。
【0018】本発明に係る実施例の測定座標設定のフロ
ーチャートを図1に示す。作業者が外部入力部12で設
定形式記憶部11に予め記憶された各種の測定座標設定
形式の中から該当する測定座標設定形式を選択すると
(ステップ31)、判断部17で自動的に測定座標の設
定状態が判別され(ステップ33)、表示部18に測定
座標の設定状態と次の基準取り測定項目が表示される
(ステップ34)。表示された基準取り測定項目を作業
者が三次元座標測定機10で測定し(ステップ35)、
外部入力部12から終了信号を入力すると(ステップ3
6)、測定データがデータ入力部13から演算部14に
送られ、演算部14では測定データから測定部分の測定
値が算出される(ステップ37)。ステップ31で選択
された測定座標設定形式に基づいて、算出された測定値
から座標設定部15で一つの測定座標項目が設定される
(ステップ38)。一つの測定座標項目が設定されると
次の測定座標項目の基準取り測定項目が表示部18に表
示されるので、作業者はステップ35からの作業を続け
る。測定座標の全ての項目の設定が完了すると表示部1
8に測定座標が完了したことが表示されるので(ステッ
プ41)、通常のワーク測定に入る(ステップ42)。
【0019】次に測定座標設定の方法の例を従来の場合
と同様に図4によって詳述する。作業者が外部入力部1
2で設定形式記憶部11に記憶された各種の測定座標設
定形式の中から該当する測定座標設定形式(この場合
は、図3に示した測定座標設定形式H)を選択すると、
表示部18に全ての測定座標項目が設定されていない旨
表示されるとともに、測定座標設定のため最初の基準取
り測定項目である「平面測定」が表示されるので、三次
元座標測定機10でワーク20の上面の点A・B・C・
Dを上方から測定し、外部入力部12から測定終了信号
を入力する。すると、この測定データはデータ入力部1
3から演算部14に送られ、A・B・C・Dの4点から
平面が算出される。次に、外部入力部12で選択された
測定座標設定形式Hに基づいて、座標設定部15で算出
された平面が基準平面として設定される。同時にこの平
面に垂直な軸(図4の例ではZ1 軸)の方向が設定され
る。
【0020】基準平面が設定されると表示部18に基準
平面が設定された旨表示されるとともに、測定座標設定
のため次の基準取り測定項目である「穴測定」が表示さ
れるので、三次元座標測定機10でワーク20の穴20
aを測定し外部入力部12から測定終了信号を入力す
る。すると、この測定データはデータ入力部13から演
算部14に送られ、先程設定された基準平面に投影され
て演算され穴20aの中心が算出される。次に、外部入
力部12で選択された測定座標設定形式Hに基づいて、
座標設定部15で算出された穴20a中心(基準平面上
の点)が原点として設定される。
【0021】基準平面と原点が設定されると表示部18
に基準平面と原点が設定された旨表示されるとともに、
測定座標設定のため次の基準取り測定項目である「穴測
定」が表示されるので、三次元座標測定機10でワーク
20の穴20bを測定し外部入力部12から測定終了信
号を入力する。すると、データ入力部13から演算部1
4に送られ、先程設定された基準平面に投影して演算し
穴20bの中心が算出される。次に、外部入力部12で
選択された測定座標設定形式Hに基づいて座標設定部1
5で穴20bと先程設定された原点とを結ぶ直線が演算
されて2番目の基準軸(図4の例ではX1 軸)が設定さ
れる。同時に基準平面と原点を通り基準軸に直角な軸が
3番目の基準軸(図4の例ではY1 軸)として設定され
る。以上から原点と3本の基準軸が設定され測定座標が
設定される。この後ワーク測定が行われると測定データ
は設定された測定座標を基準にして演算される。
【0022】前述の説明では測定座標設定形式Hの場合
について説明したが、次に、図3に示すその他の測定座
標設定形式について概説する。ただし、基準平面の設定
については説明を省略する。測定座標設定形式Iは穴2
1aの中心と穴21bの中心を結ぶ直線をX軸とし、穴
21aの中心と穴21bの中心の中点を原点に設定する
場合で、穴21aの測定をした後穴21bを測定する。
測定座標設定形式Jは穴22aの中心と穴22bの中心
を結ぶ直線に平行で穴22cを通る直線をX軸とし、穴
22cの中心を原点に設定する場合で、穴22a、穴2
2b、穴22cの順に測定する。測定座標設定形式Kは
穴23aの中心と穴23bの中心を結ぶ直線に平行でf
だけオフセットした直線をX軸とし、穴23aの中心か
らhだけオフセットしX軸に直角な直線をY軸(X軸と
Y軸の交点が原点)に設定する場合で、穴23a、穴2
3bの順に測定するとともにオフセット量fおよびhを
外部入力部12から入力する。測定座標設定形式Lは原
点の位置は測定座標設定形式Kの場合と同様であるが、
測定座標設定形式Kで設定したX軸とY軸に対してθだ
け傾いた直線をX軸とY軸に設定する場合で、穴24
a、穴24bの順に測定するとともにオフセット量fお
よびhの他に傾き角度θを外部入力部12から入力す
る。なお、測定座標設定形式は図3に示したものは一例
であり、これに限らず、各種の測定座標設定形式を設定
し記憶させておくことができることはいうまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、設
定形式記憶部11に予め記憶された測定座標設定形式の
中から外部入力部12で作業者が該当する測定座標設定
形式を選択すると、判断部17で自動的に測定座標の設
定状態が判別されるとともに次の基準取り測定項目が指
示されて、表示部18に測定座標の設定状態と次の基準
取り測定項目が表示される。作業者が表示された基準取
り測定項目を三次元座標測定機10で測定し、外部入力
部12から終了信号を入力すると、測定データがデータ
入力部13から演算部14に送られる。演算部14では
測定データから測定部分の測定値を算出し、座標設定部
15では選択された測定座標設定形式に基づいて、算出
された測定値から測定座標を設定する。したがって、測
定座標の設定が容易で短時間で設定でき、測定座標の設
定誤りが発生しにくいとともに、同様な形状のワークを
繰り返し測定する場合に毎回同様の測定座標設定手順を
構築する必要がなく、さらに各種の測定座標設定形式を
選択できる三次元座標測定機の測定座標の設定方法及び
その装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る測定座標設定方法の実施例のフロ
ーチャート
【図2】本発明に係る測定座標設定装置の実施例の構成
を示すブロック図
【図3】本発明に係る測定座標設定装置に使用される測
定座標設定形式の例を示す図
【図4】基準取り測定の例を示す図
【図5】従来例の測定座標設定装置の構成を示すブロッ
ク図
【図6】従来例の測定座標設定方法のフローチャート
【符号の説明】
10……三次元座標測定機 11……設定形式記憶部 12……外部入力部 13……データ入力部 14……演算部 15……座標設定部 16……座標記憶部 17……判断部 18……表示部 31……測定座標設定形式選択ステップ 32……測定座標設定状態判別ステップ 34……表示ステップ 35……基準取り測定ステップ 36……測定終了入力ステップ 37……測定データ演算ステップ 38……測定座標設定ステップ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面及び複数の穴等を有する被測定物上
    に、測定座標を設定する測定座標設定方法であって、 被測定物に想定される平面及び穴等の位置を基準にした
    各種の測定座標設定形式を予め設けて記憶しておき、 前記各種 の測定座標設定形式の中から該当する測定座標
    設定形式を選択する測定座標設定形式選択ステップと、 前記選択された測定座標設定形式に対応した測定座標の
    設定状態を判別する測定座標設定状態判別ステップと、前記判別された 測定座標の設定状態と次に測定すべき
    準取り測定項目を表示する表示ステップと、 前記表示された基準取り測定項目の測定を行う基準取り
    測定ステップと、 前記基準取り測定の終了信号を入力する測定終了入力ス
    テップと、 前記測定されたデータを演算し測定部分の測定値を算出
    する演算ステップと、 前記選択された測定座標設定形式に基づいて、前記算出
    された測定値から設定可能な測定座標を設定する測定座
    標設定ステップと、 から成り、 必要な基準取り測定が終了するまで、前記測定座標設定
    状態判別ステップから前記測定座標設定ステップまでを
    繰り返す ことを特徴とする三次元座標測定機の測定座標
    設定方法。
  2. 【請求項2】平面及び複数の穴等を有する被測定物上
    に、測定座標を設定する測定座標設定装置であって、 被測定物の三次元寸法の測定が可能な三次元座標測定機
    と、被測定物に想定される平面及び穴等の位置を基準にした
    各種の測定座標設定形式を記憶する設定形式記憶部と、 前記記憶された各種の測定座標設定形式の中から該当す
    る測定座標設定形式を選択するとともに測定終了信号を
    入力する外部入力部と、 前記三次元座標測定機で測定したデータを取り込むデー
    タ入力部と、 前記取り込まれたデータから測定部分の測定値を算出す
    る演算部と、 前記選択された測定座標設定形式に基づいて、前記算出
    された測定値から設定可能な測定座標を設定する座標設
    定部と、 前記設定された測定座標を記憶する座標記憶部と、 前記選択された測定座標設定形式に対応した測定座標の
    設定状態を判別するとともに次に測定すべき基準取り測
    定項目を指示する判断部と、 前記判断部からの信号によって前記測定座標の設定状態
    前記基準取り測定項目を表示する表示部と、 から構成され、前記各種の測定座標設定形式の中から該当する測定座標
    設定形式を選択すると、前記選択された測定座標設定形
    式に対応した測定座標の設定状態を判別して、測定座標
    の設定状態と次に測定すべき基準取り測定項目を表示
    し、 前記表示された基準取り測定項目の測定を行った後、測
    定終了信号を入力すると、その測定されたデータを演算
    して測定部分の測定値を算出するとともに、前記選択さ
    れた測定座標設定形式に基づいて、前記算出された測定
    値から設定できる測定座標を設定し、 必要な基準取り測定が終了するまで、前記測定座標の設
    定状態を判別することから前記測定座標を設定するまで
    を繰り返す ことを特徴とする三次元座標測定機の測定座
    標設定装置。
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