JP2632028B2 - 装着データ誤入力検出方法 - Google Patents
装着データ誤入力検出方法Info
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- JP2632028B2 JP2632028B2 JP63291427A JP29142788A JP2632028B2 JP 2632028 B2 JP2632028 B2 JP 2632028B2 JP 63291427 A JP63291427 A JP 63291427A JP 29142788 A JP29142788 A JP 29142788A JP 2632028 B2 JP2632028 B2 JP 2632028B2
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- electronic components
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Description
【発明の詳細な説明】 （イ） 産業上の利用分野 本発明は電子部品の装着データの誤入力検出方法に関
するものである。
するものである。
（ロ） 従来の技術 従来より装着データの誤り検出方法に関しては、第２
図に示すように、装着可能な範囲即ち、上限（11）、下
限（12）、左限（13）、右限（14）を定め、その範囲か
らはずれたデータ（15）を誤りとする方法や第３図に示
すように、電子部品同士の中心間の長さを計算し、その
長さがあらかじめ決めておいたしきい値よりも短かい場
合に重なると判定する方法などがあった。
図に示すように、装着可能な範囲即ち、上限（11）、下
限（12）、左限（13）、右限（14）を定め、その範囲か
らはずれたデータ（15）を誤りとする方法や第３図に示
すように、電子部品同士の中心間の長さを計算し、その
長さがあらかじめ決めておいたしきい値よりも短かい場
合に重なると判定する方法などがあった。
（ハ） 発明が解決しようとする課題 ところで第２図に示す方法は、従来よりよく用いられ
る方法であるが、部品同士の重なりについては検出でき
ない。一方第３図の方法は、同図Ａのように中心間の長
さがしきい値より大きく、実際にも部品同士が重ならな
い場合は良いが、しきい値設定が難かしく部品によって
は同図Ｂのように中心間の長さがしきい値より大きいが
実際には部品同士が重なる場合や、同図Ｃのように、中
心間の長さがしきい値より小さいが実際には部品同士が
重ならない場合があり、検出精度が悪くなる。このため
こうして入力された装着データを用いて電子部品装着装
置で部品の装着を行うと部品を重ねて装着してしまい吸
着ノズル等に不所望な力が加わり、ノズルを破壊してし
まうと云う不都合があった。
る方法であるが、部品同士の重なりについては検出でき
ない。一方第３図の方法は、同図Ａのように中心間の長
さがしきい値より大きく、実際にも部品同士が重ならな
い場合は良いが、しきい値設定が難かしく部品によって
は同図Ｂのように中心間の長さがしきい値より大きいが
実際には部品同士が重なる場合や、同図Ｃのように、中
心間の長さがしきい値より小さいが実際には部品同士が
重ならない場合があり、検出精度が悪くなる。このため
こうして入力された装着データを用いて電子部品装着装
置で部品の装着を行うと部品を重ねて装着してしまい吸
着ノズル等に不所望な力が加わり、ノズルを破壊してし
まうと云う不都合があった。
（ニ） 課題を解決するための手段 本発明はこのような点に鑑みて為されたものであっ
て、データ入力を行う入力手段と、入力された複数の電
子部品内の予め定められた所定の点間を結んだ線分とこ
れ等の電子部品の輪郭を形成する辺との交点を求めこの
線分と交わる辺同士の交差状態に応じて電子部品同士が
重なるかどうかを演算する演算処理手段と、を有して成
り電子部品同士に重なりがあったとき、報知している。
て、データ入力を行う入力手段と、入力された複数の電
子部品内の予め定められた所定の点間を結んだ線分とこ
れ等の電子部品の輪郭を形成する辺との交点を求めこの
線分と交わる辺同士の交差状態に応じて電子部品同士が
重なるかどうかを演算する演算処理手段と、を有して成
り電子部品同士に重なりがあったとき、報知している。
（ホ） 作 用 装着データ内での電子部品の重なりが確実に報告され
る。
る。
（ヘ） 実施例 第５図は本発明に用いられる装着データ作成装置のブ
ロック図を示し、（24）はキーボード等から成る入力装
置、（25）は上記入力装置（24）から入力された装着デ
ータをデータ記憶装置（27）へ記憶させて行く演算処理
装置であり、入力されたデータがそれ以前に入力された
データと重なるかどうかを検出する機能も有している。
（26）はCRT表示装置等から成る出力装置であって、入
力された電子部品の装着位置、装着角度、部品種類等を
表示するとともに、以前に入力された装着データと重な
る場合は、当該データが重なったものであることを表示
するものである。
ロック図を示し、（24）はキーボード等から成る入力装
置、（25）は上記入力装置（24）から入力された装着デ
ータをデータ記憶装置（27）へ記憶させて行く演算処理
装置であり、入力されたデータがそれ以前に入力された
データと重なるかどうかを検出する機能も有している。
（26）はCRT表示装置等から成る出力装置であって、入
力された電子部品の装着位置、装着角度、部品種類等を
表示するとともに、以前に入力された装着データと重な
る場合は、当該データが重なったものであることを表示
するものである。
第１図は本考案の実施例におけるアルゴリズムの流れ
図を示すものである。また第４図は部品の大きさのデー
タと、部品の装着データとから部品が装着された時の状
態を、各場合において示したものである。
図を示すものである。また第４図は部品の大きさのデー
タと、部品の装着データとから部品が装着された時の状
態を、各場合において示したものである。
同図においてSTEP1で判定する二つの電子部品を選択
する。STEP2で選択した部品の大きさのデータをデータ
記憶装置（27）から、装着されるX,Y方行の座標及び装
着角度を装着プログラムから取り出す。STEP3ではそれ
ぞれの部品の中心座標から、中心を結ぶ線分の式を求め
る。このSTEPにおいてそれぞれの部品の中心座標を（x
1,y1），（x2,y2）とすると線分の式は、 で求められる。STEP4は線分と部品の辺との交点を求め
る工程で、部品の装着座標、装着角度、短辺と長辺の長
さから四辺の式が求められ、その式と先に求めた線分と
の解を求める事で交点の座標及び数が求まる。
する。STEP2で選択した部品の大きさのデータをデータ
記憶装置（27）から、装着されるX,Y方行の座標及び装
着角度を装着プログラムから取り出す。STEP3ではそれ
ぞれの部品の中心座標から、中心を結ぶ線分の式を求め
る。このSTEPにおいてそれぞれの部品の中心座標を（x
1,y1），（x2,y2）とすると線分の式は、 で求められる。STEP4は線分と部品の辺との交点を求め
る工程で、部品の装着座標、装着角度、短辺と長辺の長
さから四辺の式が求められ、その式と先に求めた線分と
の解を求める事で交点の座標及び数が求まる。
STEP5は重なりの判断を行なう工程で、上記STEP4で求
まった交点の数がθの場合、つまり第４図（ｂ）の状態
と、交点（19）が１の場合、つまり第４図（ｃ）の状態
において部品が重なると判断する。STEP6は第４図
（ｄ）のように、中心から自身の辺（20）の交点（19）
までの長さが、相手側の辺（20）の交点（19）までの長
さよりも長い場合に重なると判断するステップである。
STEP7は第４図（ｅ）のように、線分と交わる辺（20）
（20）がある１点（21）で交わる場合に重なると判断す
るステップである。そしてこのSTEP7で第４図（ａ）の
ように線分と交わる２辺（20）（20）が交わらないとき
STEP8で部品同士は重ならないと云う決定が行なわれ
る。STEP9は上記STEP5〜７で（YES）の判断がなされた
とき部品同士が重なる旨の決定を行うステップである。
（10）は全ての部品同士について重なり状態を調べたか
どうかを見るステップであり、全ての部品同士について
重なりがないと判定されたとき、装着データに間違いが
ないことが確認される。
まった交点の数がθの場合、つまり第４図（ｂ）の状態
と、交点（19）が１の場合、つまり第４図（ｃ）の状態
において部品が重なると判断する。STEP6は第４図
（ｄ）のように、中心から自身の辺（20）の交点（19）
までの長さが、相手側の辺（20）の交点（19）までの長
さよりも長い場合に重なると判断するステップである。
STEP7は第４図（ｅ）のように、線分と交わる辺（20）
（20）がある１点（21）で交わる場合に重なると判断す
るステップである。そしてこのSTEP7で第４図（ａ）の
ように線分と交わる２辺（20）（20）が交わらないとき
STEP8で部品同士は重ならないと云う決定が行なわれ
る。STEP9は上記STEP5〜７で（YES）の判断がなされた
とき部品同士が重なる旨の決定を行うステップである。
（10）は全ての部品同士について重なり状態を調べたか
どうかを見るステップであり、全ての部品同士について
重なりがないと判定されたとき、装着データに間違いが
ないことが確認される。
（ト） 発明の効果 以上述べた如く、本発明装置データ誤入力検出方法で
は、入力された複数の電子部品内の予め定められた所定
の点間を結んだ線分とこれ等の電子部品の輪郭を形成す
る辺との交点を求めこの線分と交わる辺同士の交差状態
を見て電子部品同士が重なるかどうかを判断しているの
で、装着データ内での電子部品の重なりが確実に認知さ
れ、操作者がデータ入力をやりなおすことで正確な装着
データが作成される。従って誤入力した装着データを使
用することにより発生していた電子部品の２重打ちによ
る装着装置の吸着ノズルの変形や破壊が発生することは
ない。
は、入力された複数の電子部品内の予め定められた所定
の点間を結んだ線分とこれ等の電子部品の輪郭を形成す
る辺との交点を求めこの線分と交わる辺同士の交差状態
を見て電子部品同士が重なるかどうかを判断しているの
で、装着データ内での電子部品の重なりが確実に認知さ
れ、操作者がデータ入力をやりなおすことで正確な装着
データが作成される。従って誤入力した装着データを使
用することにより発生していた電子部品の２重打ちによ
る装着装置の吸着ノズルの変形や破壊が発生することは
ない。
第１図は本発明装着データ誤入力検出方法の手順を示す
流れ図、第２図及び第３図A,B,Cは従来の誤入力検出方
法を示す説明図、第４図a,b,c,d,eは本発明装着データ
誤入力検出方法を説明するための状態説明図、第５図は
装着データ作成装置のブロック図である。 （19）（21）……交点、（20）……辺、（24）……入力
装置、（25）……演算処理装置、（26）……出力装置、
（27）……データ記憶装置。
流れ図、第２図及び第３図A,B,Cは従来の誤入力検出方
法を示す説明図、第４図a,b,c,d,eは本発明装着データ
誤入力検出方法を説明するための状態説明図、第５図は
装着データ作成装置のブロック図である。 （19）（21）……交点、（20）……辺、（24）……入力
装置、（25）……演算処理装置、（26）……出力装置、
（27）……データ記憶装置。
Claims (1)
- 【請求項１】基板上のどの位置にどの部品を取り付ける
かを示す装着データを作成するに際し、データ入力を行
う入力手段と、入力された複数の電子部品内の予め定め
られた所定の点間を結んだ線分とこれ等の電子部品の輪
郭を形成する辺との交点を求めこの線分と交わる辺同士
の交差状態に応じて電子部品同士が重なるかどうかを演
算する演算処理手段とを有して成り、電子部品同士に重
なりがあったとき、報知することを特徴とした装着デー
タ誤入力検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63291427A JP2632028B2 (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 | 装着データ誤入力検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63291427A JP2632028B2 (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 | 装着データ誤入力検出方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02136975A JPH02136975A (ja) | 1990-05-25 |
| JP2632028B2 true JP2632028B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=17768739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63291427A Expired - Fee Related JP2632028B2 (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 | 装着データ誤入力検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2632028B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0367541A (ja) * | 1989-08-04 | 1991-03-22 | Meiji Milk Prod Co Ltd | 洋菓子及びコーヒー兼用のホイップ性合成クリーム |
| JP6339316B2 (ja) * | 2013-01-25 | 2018-06-06 | 株式会社Ｆｕｊｉ | 部品実装システムおよびそれに用いる実装プログラムデータチェック方法 |
-
1988
- 1988-11-17 JP JP63291427A patent/JP2632028B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02136975A (ja) | 1990-05-25 |
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Legal Events
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