JP3922942B2 - 画像測定装置、画像測定方法及び画像測定用プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、測定顕微鏡や非接触三次元測定機などの画像測定装置に関し、特に、ワーク上の任意の部分を計測するのに好適な画像測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像測定機により、測定対象(例えばプリント基板)を測定する場合、まず測定対象の測定しようとする部分を指定しなければならない。
指定の方法としては、マウスなどによりマニュアル的に指定する方法と、パートプログラムなどにより自動的に指定させる方法とがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、画像測定装置においては、例えばプリント基板の素子装着用穴のように、小さなパターン(以下小パターンという)を測定対象とすることが多い。プリント基板の素子装着穴は、その直径が1mm前後の小さなものである。このため、モニタ画面上で小さく表示されている素子装着穴をマウス等により正確に選択することは大変であった。
【0004】
また、パートプログラムにより測定を実行する場合には、素子装着穴の位置はティーチングにより特定されるため、マウス等により小さな素子装着穴を選択する必要はない。しかし、製造上のばらつきにより素子装着穴の位置が所期の位置からズレてしまうことがあり、この場合には、実際の素子装着穴とは異なる位置に測定ツールが割り当てられてしまい、所望の測定が実行されずに装置が停止してしまうという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような点に鑑み、こうした小パターンの任意な、或いは抜き打ち的な検査を、簡単にかつ正確に実行することのできる画像測定装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的の達成のため、本出願の第1の発明に係る画像測定装置は、前記ワークを撮像する撮像手段と、該撮像手段を前記ワークに対し相対的に移動させる移動手段と、該撮像手段で撮像された前記ワ−クの画像を表示する表示手段と、前記ワーク上の部分のうち、測定しようとする部分の形状を入力する測定対象形状入力手段と、前記測定しようとする部分の概略の位置を指定する指定手段と、該指定手段により指定された位置に前記撮像手段を相対的に移動させるよう指示する移動指示手段と、前記指定された位置に移動した後において、前記測定対象形状入力手段により入力された形状を備えた画像を前記ワーク画像内で検索する画像検索手段と、前記画像検索手段により検索された画像の重心位置を検出する重心位置検出手段と、該重心位置検出手段により検出された重心位置に検出ツールを設置する検出ツール設置手段と、この検出ツールによる検出結果を出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
ここにいう「検出ツール」とは、前記表示手段上の測定したい部分が表示されている部分に配置され、当該部分の所定の形状特性を測定するものであることを概念的に表示する図形である。一例として円ツール、シンプルツールなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
前記画像検索手段は、前記指定手段により指定された位置から最も近く、前記測定対象形状入力手段により入力された形状と近似した形状のものを検索するように構成することができる。また、前記指定手段は、マウスを使用して前記表示手段上に表示されたポインタを移動させ、測定しようとする部分の概略の位置にポインタが位置した場合に前記マウスをクリックさせるようにすることができる。
【0008】
上記目的を達成するため、本出願の第2の発明に係る画像測定方法は、ワークを載置台上に載置する第1のステップと、前記ワークを撮像する第2のステップと、第2のステップで撮像された前記ワ−クの画像を表示する第3のステップと、前記ワーク上の部分のうち、測定しようとする部分の形状を入力する第4のステップと、前記測定しようとする部分の概略の位置を指定する第5のステップと、該第5のステップにより指定された位置に前記撮像手段を相対的に移動させる第6のステップと、第6のステップの終了後、前記第4のステップにより入力された形状を備えた画像を前記ワーク画像内で検索する第7のステップと、前記第7のステップで検索された画像の重心位置を検出する第8のステップと、この第8のステップにより検出された重心位置に検出ツールを設置する第9のステップと、この検出ツールによる検出結果を出力する第10のステップとを備えたことを特徴とする。前記第7のステップは、前記第5のステップにより指定された位置から最も近く、前記第4のステップによりにより入力された形状と近似した形状のものを検索するようにするのが好適である。
【0009】
上記目的を達成するため、本出願の第3の発明に係る画像測定プログラムは、載置台上に載置されたワークを撮像する第1のステップと、第1のステップで撮像された前記ワ−クの画像を表示する第2のステップと、前記ワーク上の部分のうち、測定しようとする部分の形状を入力する第3のステップと、前記測定しようとする部分の概略の位置を指定する第4のステップと、該第4のステップにより指定された位置に前記撮像手段を相対的に移動させる第5のステップと、第5のステップの終了後、前記第3のステップにより入力された形状を備えた画像を前記ワーク画像内で検索する第6のステップと、前記第6のステップで検索された画像の重心位置を検出する第7のステップと、この第7のステップにより検出された重心位置に検出ツールを設置する第8のステップと、この検出ツールによる検出結果を出力する第9のステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。前記第6のステップは、前記第4のステップにより指定された位置から最も近く、前記第3のステップにより入力された形状と近似した形状のものを検索するようにするのが好適である。
【0010】
上記本発明によれば、撮像手段で撮像されたワークの画像が表示された状態において、前記ワーク上の部分のうち測定しようとする部分の形状が測定対象形状入力手段により入力され、さらにその測定しようとする部分の概略の位置が指定手段により指定される。この指定がなされると、移動指示手段により、その指定された位置に前記撮像手段を相対的に移動させるよう指示される。これにより指定された位置に移動された後、前記測定対象形状入力手段により入力された形状を備えた画像が前記ワーク画像内において、画像検索手段により検索される。
この画像検索手段により所期の画像が検索されると、重心位置検出手段により、その画像の重心位置が検出され、その重心位置に、検出ツール設置手段により検出ツールが設置される。検出ツールによる検出結果は出力手段により出力される。
すなわち、指定手段により測定したい図形の概略の位置を指定すれば、画像検索手段が測定対象形状入力手段による入力に基づき所望の画像を検索するので、オペレータによる画像位置の指定をする労力が軽減される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る画像測定システムの全体構成を示す斜視図である。
このシステムは、非接触型の画像測定機1と、この画像測定機1を駆動制御すると共に、必要なデータ処理を実行するコンピュータシステム2と、計測結果をプリントアウトするプリンタ3とにより構成されている。
【0012】
画像測定機1は、次のように構成されている。即ち、架台11上には、被測定対象(以下、ワークと呼ぶ)12を載置する測定テーブル13が装着されており、この測定テーブル13は、図示しないY軸駆動機構によってY軸方向に駆動される。架台11の両側縁中央部には上方に延びる支持アーム14,15が固定されており、この支持アーム14、15の両上端部を連結するようにX軸ガイド16が固定されている。このX軸ガイド16には、撮像ユニット17が支持されている。撮像ユニット17は、図示しないX軸駆動機構によってX軸ガイド16に沿って駆動される。撮像ユニット17の下端部には、CCDカメラ18が測定テーブル13と対向するように装着されている。また、撮像ユニット17の内部には、図示しない照明装置及びフォーカシング機構の他、CCDカメラ18のZ軸方向の位置を移動させるZ軸駆動機構が内蔵されている。
【0013】
コンピュータシステム2は、コンピュータ本体21、キーボード22、ジョイスティックボックス(以下、J/Sと呼ぶ)23、マウス24及びCRT画面25を備えて構成されている。
コンピュータ本体21は、例えば図2に示すように構成されている。即ち、CCDカメラ18から入力されるワーク12の画像情報は、インタフェース(以下、I/Fと呼ぶ)31を介して画像メモリ32に格納される。
【0014】
また、図示しないCADシステムにより作成されるワーク12のCADデータは、I/F33を介してCPU35に入力され、CPU35でビットマップの画像情報に展開された後、画像メモリ32に格納される。
画像メモリ32に格納された画像情報は、表示制御部36を介してCRT画面25に表示される。
【0015】
一方、キーボード22、J/S23、及びマウス24から入力されるコード情報及び位置情報は、I/F34を介してCPU35に入力される。CPU35は、ROM37に格納されたマイクロプログラム及びHDD38からI/F39を介してRAM40に格納された測定実行プログラム、測定結果表示プログラム、パートプログラム等に従って測定実行処理及び測定結果の表示処理等を実行する。
CPU35は、測定実行処理に従って、I/F41を介して画像測定機1を制御する。HDD38は、CADデータ、測定実行プログラム、測定結果表示プログラム、パートプログラム等を格納する。RAM40は、各種プログラムを格納する他、各種処理のワーク領域を提供する。
【0016】
図3は、CRT画面25の表示の一例を示すものである。CCDカメラ18からのワーク12の画像情報12´は、ワーク画像表示部25aに表示される。また、CPU35からのCADデータは、CADデータ表示部25bにCADデータ画像12´´として表示される。図3では、CADデータ画像12´´が、その全体像が一覧できるような大きさに表示されているが、CADデータ画像12´´の一部分を拡大して表示し、適宜画面をスクロールさせて任意の部分のみを表示させるようにすることも可能である。画面25の右上には、各種測定処理及び測定値算出を実行するマイクロプログラムを起動するアイコンが配置して構成されるファンクションウインドウ25Cが表示されている。マイクロプログラムは、計測対象の形状及び計測内容の種類の別によって設定されている。例えば、アイコン251は円形状の部分(例えばプリント基板の素子装着穴)について、その中心位置(重心位置)を計測するマイクロプログラムを起動するためのもの、アイコン252は円形状の部分についてその直径を計測することを指定するマイクロプログラムを起動させるためのもの、アイコン253は長方形状の部分についてその重心位置を計測するマイクロプログラムを起動させるためのものである。
また、25dは、オペレータにマイクロプログラムの進行に沿った操作を促すための表示がなされるガイド画面である。
【0017】
次に、本実施の形態の作用を、図4A,Bに示すフローチャートに基づいて説明する。ここでは、プリント基板がワーク12として選択されている場合について説明する。プリント基板の一例を示すと、図5に示すように、円形の素子装着穴12a、四角形の素子装着穴12b、大型の素子装着穴12c、長溝12d、矩形溝12eなど、様々な形状の部分を有しており、これらの部分はいずれも画像測定装置の測定対象とされ得る。ここでは、円形の素子装着穴12aを測定の対象とし、その直径を計測する場合を説明する。
この場合、図6に示すように、まずファンクションウインドウ25C中のアイコン252にマウス24のポインタPを移動させてマウス24の左ボタンをクリックすることにより、円形形状の部分の直径を測定するためのマイクロプログラムを起動させる(S1)。
すなわち、ファンクションウインドウ25Cは、測定しようとする部分の形状を入力する測定対象形状入力手段として機能するものである。
【0018】
マイクロプログラムが起動されると、ガイド画面25dに、「測定したい部分にの位置を指定して下さい」という表示がなされる。オペレータは、CADデータ表示部25bに表示されたCADデータ画像12´´中の対応画像部分12a´´の近傍にマウス24のポインタPを移動させて、マウス24の左ボタンをクリックする(S2)。本実施の形態では、画像部分12a´´の円の内部にポインタPを位置させる必要は無く、その近傍で構わないという点で、従来技術と異なっている。
【0019】
マウス24のクリック動作を受けて、表示制御部36はクリック動作がされた時点でのポインタPの表示位置データをドライバ42に出力する。ドライバ42は、この表示位置データに基づきX軸駆動機構、Y軸駆動機構、Z軸駆動機構(いずれも図示せず)を駆動させ、マウス24がクリックされた時点でのポインタPの位置が画面の中心に来るように、CCDカメラ18を相対移動させる(S3)。これにより、ワーク画像表示部25aの表示は、素子装着穴12aの画像12a´付近が拡大して表示された状態に変化する。クリック時のポインタPの位置がワーク画像表示部25aの中心位置Xに一致するようにされるとともに、そのことが分かるよう、画面中心位置XにポインタPを示す矢印図形P´が表示されている。
【0020】
次に、ワーク画像表示部25aに表示された複数の素子装着穴12aの画像12a´を検索するため、図7(a)に示すように、ワーク画像表示部25aの中心位置Xを中心として、ワーク画像12´を放射状に所定角度間隔で走査し、素子装着穴12aの画像のエッジを検出する(S4)。
この走査信号は図7(b)のようになる。複数の走査信号のうち、信号2乃至信号8は中心位置Xから最も近い位置に存在する素子装着穴の画像12a´-1に対応するものであり、信号n−3乃至信号nは2番目に近い素子装着穴12a´-2に対応するものである。
このようにして検索された複数の素子装着穴12aの画像12a´の中から、1つの素子装着穴を選択する(S5)。ここでは、最も近い素子装着穴の画像12a´-1を計測対象として選択するものとする。
【0021】
マイクロプログラムは、このピーク位置の変化のしかたに基づき、特定されたパターンが計測対象として選択されている形状(ここでは円形状)に沿ったものであるか否かを判定する(S6)。検出されたピークがノイズに基づくものであったような場合には、ピーク位置の変化に不自然なばらつきが生じたり、曲率が想定される数値とかけ離れたりするので、これにより、計測対象として選択されている形状がピックアップされたのか否かを判定することができる。例えば、図7aに示すようなノイズN1、N2等が存在した場合には、これらに起因するピーク信号が例えば走査線k−1、kに単発的に現われるが、これらはアイコン252により指定された形状(円形状)に対応する信号ではないとして無視される。
ここでは、円形状が選択されているので、このピーク位置の変化のしかたがある曲率を持った円弧となっているか否かにより、YES/NOの判定をする。YES(円弧である)と判定された場合には、このピーク位置の変化に基づき、素子装着穴12a´-1の重心位置を演算する(S7)。NO(円弧でない)と判定された場合には、別の走査信号により、円形状の計測対象を検索する。
【0022】
なお、図8に示すように、クリック時のポインタPの位置が素子装着穴12a´´−1の画像に一致していたときは、走査信号のピーク位置は図8(b)に示すように、半周期の正弦波状に変化する。この正弦波的変化の振幅の大きさと周期を演算することにより、この素子装着穴12a−1の位置と重心位置が検出される。
このように、本実施の形態では、計測の対象とする部分を正確にマウス24でクリックしなくとも、大体の位置をクリックするだけで計測対象となる部分を特定させることができる。
【0023】
素子装着穴12a−1の重心位置が検出されたら、このデータをドライバ42に送り、X,Y,Z軸駆動機構を駆動させ、この素子装着穴の画像12a´−1の重心位置が表示部25aの中心位置Xに来るようにCCDカメラ18を移動させる(S8)。これにより、素子装着穴の画像12a´−1の重心位置が、図9に示すように、表示部25aの中心位置Xに位置するようになる。
【0024】
次に、この素子装着穴12a−1の形状を測定するため、この画面中心位置Xに測定ツールを配置させる(S9)。測定ツールは、円ツール、シンプルツール、ボックスツールなど、測定対象の形状によって適宜選択できるように多種類用意されており、ファンクションウインドウ25Cで選択されたマイクロプログラムの内容に応じて適宜自動的に選択される。この場合には、円ツールが選択されるものとする。
【0025】
円ツールが素子装着穴の画像12a´−1の中心位置Xに配置されると、マイクロプログラムに基づき所定の計測が開始される(S10)。ここでは、図10に示すように、所定の角度間隔でエッジの検出がなされ、この検出結果に基づき素子装着穴12a−1の直径が算出される。
【0026】
次に、この算出された直径の測定値をCADデータと照合させて、公差を算出する(S11)。
算出された公差は、図11に示すように、測定値と共に画面25上に、測定を終了したパターンの近傍に表示される。
【0027】
こうして、1つの素子装着穴の計測が終了すると、図12に示すように、ガイド画面25dに「他の同一形状部分も継続して計測しますか?(はい)(いいえ)」との表示がなされ(S12)、オペレータに回答を促す。終了するときは、(いいえ)のアイコンをクリックすると、マイクロプログラムは終了する(S14)。
継続する場合には、(はい)のアイコンをクリックする。(はい)がクリックされると、CADデータに含まれる素子装着穴12aの位置データに基づき、隣接する素子装着穴を検索し(S13)、重心位置を演算した後、同様に円ツールを配置させて直径を演算する。
【0028】
以上の実施例においては、測定対象のパターンを指定するのにマウスによりその近傍の位置をクリックさせるようにしたが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、測定対象が存在する大体の位置を、四角形で囲ませるようにしてもよい。この四角形は、マウスのドラグ・アンド・ドロップ操作等により行なわせるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、X,Y,Z軸駆動機構により、自動的にCCDカメラ18の位置の相対移動を実行していたが、画面25に「測定テーブルをX方向に〇mm、Y方向に□mm、Z方向に△mm移動させて下さい」のような指示を与えることにより、手動で測定テーブルを移動させるようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、画像測定機において、小パターンの任意な、或いは抜き打ち的な検査を、簡単にかつ正確に実行することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る非接触画像測定システムの構成を示す斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係る画像測定システムにおけるコンピュータ本体の構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態におけるモニタ画面の表示例を示す。
【図4A】 本発明の実施の形態の作用を示すフローチャートである
【図4B】 本発明の実施の形態の作用を示すフローチャートである。
【図5】 本発明に係る画像測定装置の測定対象の一例としてのプリント基板を説明するものである。
【図6】 本発明の実施の形態におけるモニタ画面の表示例を示す。
【図7】 測定の対象とするパターンの検索方法を示す概念図である。
【図8】 測定の対象とするパターンの検索方法を示す概念図である。
【図9】 本発明の実施の形態におけるモニタ画面の表示例を示す。
【図10】 円ツールによる測定対象の測定の様子を示す図である。
【図11】 測定結果の表示例を示す図である。
【図12】 本発明の実施の形態におけるモニタ画面の表示例を示す。
【符号の説明】
1・・・画像測定機、2・・・コンピュータシステム、3・・・プリンタ、11・・・架台、12・・・被測定対象、13・・・測定テーブル、14,15・・・支持アーム、16・・・X軸ガイド、17・・・撮像ユニット、18・・・CCDカメラ、21・・・コンピュータ本体、22・・・キーボード、23・・・ジョイスティックボックス、24・・・マウス、25・・・CRT画面、31,34・・・インタフェース、32・・・画像メモリ、36・・・表示制御部、35・・・CPU
Claims (7)
- ワークを載置する載置台と、
前記ワークを撮像する撮像手段と、
該撮像手段を前記ワークに対し相対的に移動させる移動手段と、
該撮像手段で撮像された前記ワ−クの画像を表示する表示手段と、
前記ワーク上の部分のうち、測定しようとする部分の形状を入力する測定対象形状入力手段と、
前記測定しようとする部分の概略の位置を指定する指定手段と、
該指定手段により指定された位置に前記撮像手段を相対的に移動させるよう指示する移動指示手段と、
前記指定された位置に移動した後において、前記測定対象形状入力手段により入力された形状を備えた画像を前記ワーク画像内で検索する画像検索手段と、
前記画像検索手段により検索された画像の重心位置を検出する重心位置検出手段と、
該重心位置検出手段により検出された重心位置に検出ツールを設置する検出ツール設置手段と、
この検出ツールによる検出結果を出力する出力手段とを備えたことを特徴とする画像計測装置。 - 前記画像検索手段は、前記指定手段により指定された位置から最も近く、前記測定対象形状入力手段により入力された形状と近似した形状のものを検索する請求項1に記載の画像計測装置。
- 前記指定手段は、マウスを使用して前記表示手段上に表示されたポインタを移動させ、測定しようとする部分の概略の位置にポインタが位置した場合に前記マウスをクリックさせるようにした請求項1に記載の画像計測装置。
- ワークを載置台上に載置する第1のステップと、
前記ワークを撮像する第2のステップと、
第2のステップで撮像された前記ワ−クの画像を表示する第3のステップと、
前記ワーク上の部分のうち、測定しようとする部分の形状を入力する第4のステップと、
前記測定しようとする部分の概略の位置を指定する第5のステップと、
該第5のステップにより指定された位置に前記撮像手段を相対的に移動させる第6のステップと、
第6のステップの終了後、前記第4のステップにより入力された形状を備えた画像を前記ワーク画像内で検索する第7のステップと、
前記第7のステップで検索された画像の重心位置を検出する第8のステップと、
この第8のステップにより検出された重心位置に検出ツールを設置する第9のステップと、
この検出ツールによる検出結果を出力する第10のステップとを備えたことを特徴とする画像計測方法。 - 前記第7のステップは、前記第5のステップにより指定された位置から最も近く、前記第4のステップによりにより入力された形状と近似した形状のものを検索する請求項4に記載の画像計測方法。
- 載置台上に載置されたワークを撮像する第1のステップと、
第1のステップで撮像された前記ワ−クの画像を表示する第2のステップと、
前記ワーク上の部分のうち、測定しようとする部分の形状を入力する第3のステップと、
前記測定しようとする部分の概略の位置を指定する第4のステップと、
該第4のステップにより指定された位置に前記撮像手段を相対的に移動させる第5のステップと、
第5のステップの終了後、前記第3のステップにより入力された形状を備えた画像を前記ワーク画像内で検索する第6のステップと、
前記第6のステップで検索された画像の重心位置を検出する第7のステップと、
この第7のステップにより検出された重心位置に検出ツールを設置する第8のステップと、
この検出ツールによる検出結果を出力する第9のステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする画像測定用プログラム。 - 前記第6のステップは、前記第4のステップにより指定された位置から最も近く、前記第3のステップにより入力された形状と近似した形状のものを検索する請求項6に記載の画像計測プログラム。
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