JP3608932B2 - 画像測定方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、非接触三次元測定機等の画像測定装置に関し、特にワークを撮像して得られたワーク画像のエッジの最も突出した点や最も凹没した点を検出する画像測定方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のCNC(Computer Numerical Control)三次元測定機や手動操作式三次元測定機では、被測定対象であるワークを撮像して得られたワーク画像から種々の特異な測定点を検出して必要な物理量を測定しなければならないときがある。例えば、コネクタの嵌合部の加工精度が厳しく要求されるような場合、嵌合部の最も突出した点での幅が嵌め合い寸法精度の評価やバリの有無の確認を行う上で必要になる。
【0003】
従来、このような特定の方向に突出した部分や凹んだ部分を検出するためには、ワークを拡大撮像して得られたワーク画像のエッジを検出し、検出されたエッジに対して表示画面上で所定の方向から接するような直線を設定し、その接触点の座標値等から必要な寸法値を求めるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の測定方法では、検出されたエッジに接する直線を設定し、その接点の座標を求めるという操作を行う必要があるために、測定に必要な点を見つける操作が面倒であるという問題がある。また、測定は、通常、ワーク座標系又は機械座標系(以下、これらをまとめて「測定座標系」と呼ぶ)を基準にして行う必要があり、この測定座標系は画像の表示座標系や画像メモリ座標系とは異なるため、どの方向からエッジの突出点を検出するかを決定するのが困難であるという問題もある。
【0005】
このように、従来の画像測定方法では、ワーク画像の特定の方向に突出した部分や凹んだ部分を検出するための操作が煩雑であり時間のかかる作業であった。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、ワーク画像の特定の方向に突出した部分や凹んだ部分を検出するための操作を容易にすることができる画像測定方法及び装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像測定方法は、ワークを撮像して得られたワーク画像を画像ウィンドウに表示すると共に、前記画像ウィンドウ内に矩形状のツールを設定し、前記ツール内で所定方向にワーク画像を走査して前記ワーク画像のエッジを検出し、検出されたエッジの中で前記走査方向に最も突出した点を検出する画像測定方法であって、設定入力操作に従って、前記ツールワーク座標系又は機械座標系である測定座標系の基準軸に平行な辺を持つ矩形状に形成すると共に、前記ツールの前記一対の対向辺前記エッジの走査方向を特定する情報として指定し、他の一対の対向辺のうちの一方を前記エッジのいずれの側に突出した点を検出するかを特定する情報として指定することにより前記画像ウィンドウ内にツールを設定する工程と、前記ツールの前記一対の対向辺により指定された走査方向に前記ツール内の前記ワーク画像を走査して前記ワーク画像のエッジを検出し、検出されたエッジの中で前記ツールの他の一対の対向辺の一方によって指定された側に最も突出した点を検出する工程とを備えたことを特徴とする。
【0008】
本発明に係る画像測定装置は、ワークを撮像して得られたワーク画像を画像ウィンドウ内に表示する表示手段と、前記画像ウィンドウ内に任意の位置を指定するための位置指定手段と、この位置指定手段によって指定された位置に基づいて前記画像ウィンドウ内に矩形状のツールを生成するツール生成手段と、このツール生成手段によって生成された矩形状のツールの内部のワーク画像を走査して前記ワーク画像のエッジを検出し、検出されたエッジの中で前記走査方向に最も突出した点を検出する最突出点検出手段とを備え、前記ツール生成手段は、ワーク座標系又は機械座標系である測定座標系の基準軸に平行な辺を持つ矩形状のツールを生成するものであり、一対の対向辺によって前記エッジの走査方向を指定し、他の一対の対向辺のうちの一方によって前記エッジのいずれの側に突出した点を検出するかを指定するものであり、前記最突出点検出手段は、前記ツールの前記一対の対向辺により指定された走査方向に前記ツール内の前記ワーク画像を走査して前記ワーク画像のエッジを検出し、検出されたエッジの中で前記ツールの他の一対の対向辺の一方によって指定された側に最も突出した点を検出することを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、画像ウィンドウ内にツールを設定するだけでツール内のワーク画像に対するエッジ検出のための走査方向が指定されると共に、走査処理によりエッジが検出され、検出されたエッジの中で走査方向に最も突出した点が検出される。しかも、ツールは、測定座標系を基準として設定されるので、測定座標系において正確に最も突出した点や凹んだ点を検出することができ、嵌合部の加工精度等の評価が容易になる。
【0010】
ツールは矩形状であるため、対角2点を指定することにより画像ウィンドウ内に簡単に設定することができる。
【0011】
また、ツール内検出されたエッジ点列から走査方向に最も突出した点を候補点として求め、この候補点とその近傍のエッジ点との連続性を評価することにより、真のエッジ上の点とノイズとを識別することができ、検出の信頼性が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の好ましい実施の形態について説明する。
図1は、この発明の一実施例に係るCNC画像測定装置の全体構成を示す斜視図である。
この装置は、非接触画像計測型の測定機本体1と、この測定機本体1を駆動制御すると共に必要な測定データ処理を実行するコンピュータシステム2と、測定機本体1をマニュアル操作するための指令入力部3と、計測結果をプリントアウトするプリンタ4とにより構成されている。
【0013】
測定機本体1は、次のように構成されている。即ち、架台11上には、被測定対象であるワーク12を載置する測定テーブル13が装着されており、この測定テーブル13は、図示しないY軸駆動機構によってY軸方向に駆動される。架台11の後端部には上方に延びるフレーム14が固定されており、このフレーム14の上部から前面に張り出したカバー15の内部には、測定テーブル13を上部から臨むように図示しないX軸及びZ軸駆動機構に駆動されるCCDカメラ16が取り付けられている。CCDカメラ16の下端には、ワーク12に照明光を照射するためのリング状の照明装置17が備えられている。
【0014】
コンピュータシステム2は、コンピュータ本体21、キーボード22、マウス23及びCRTディスプレイ24を備えて構成されている。
コンピュータ本体21を中心とするこのシステムは、例えば図2に示すように構成されている。即ち、CCDカメラ16で捉えたワーク12の画像信号は、AD変換部31で多値画像データに変換され、多値画像メモリ32に格納される。多値画像メモリ32に格納された多値画像データは、表示制御部33の動作によってCRTディスプレイ24に表示される。一方、キーボード22及びマウス23からのオペレータの指令は、インタフェース(I/F)34を介してCPU35に伝えられる。CPU35は、前記オペレータの指令又はプログラムメモリ36に格納されたプログラムに従ってステージ移動等の各種の処理を実行する。ワークメモリ37は、CPU35の各種処理のための作業領域を提供する。
【0015】
また、CCDカメラ16のX軸方向位置及びZ軸方向位置を検出するためのX軸エンコーダ41及びZ軸エンコーダ43、並びにテーブル13のY軸方向位置を検出するためのY軸エンコーダ42が設けられ、これらエンコーダ41〜43からの出力はCPU35に取り込まれる。CPU35は、取り込まれた各軸位置の情報と前述したオペレータの指令に基づいて、X軸駆動系44及びZ軸駆動系46を介してCCDカメラ16をX軸及びZ軸方向に駆動し、Y軸駆動系45を介してテーブル13をY軸方向に駆動する。これにより、ステージ移動操作が実現される。更に、照明制御部39は、CPU35で生成された指令値に基づいてアナログ量の指令電圧を生成し照明装置17に印加する。
【0016】
図3は、この画像測定装置の測定時のCRTディスプレイ24の表示画面を示す図である。
表示画面は、カラービデオウィンドウ(画像ウィンドウ)51、グラフィックスウィンドウ52、カウンタウィンドウ53、ファンクションウィンドウ54、照明・ステージウィンドウ55及び測定ウィンドウ56から構成されている。カラービデオウィンドウ51には、CCDカメラ16で撮像されたワーク12のカラー画像、即ちワーク画像57が表示される。グラフィックスウィンドウ52には、CCDカメラ16で撮像されるワーク12に対応した設計図面データ58、具体的にはIGES又はDXFフォーマット等の標準フォーマットによるCADデータに基づいて生成されたグラフィクスイメージが表示される。カウンタウィンドウ53には、ステージ座標におけるCCDカメラ16の撮像範囲の中心座標(X,Y,Z)が表示される。ファンクションウィンドウ54には、各種測定処理及び測定値算出するためのマイクロプログラムを起動するアイコンが配置されている。照明・ステージウィンドウ55は、照明装置17やステージに関する各種設定操作のためのウィンドウである。測定ウィンドウ56は、ファンクションウィンドウ54で選択された測定マイクロプログラムに沿った測定操作を行うためのウィンドウである。
【0017】
次に、このように構成された画像測定装置の指定方向に対する最大値・最小値を求める方法について説明する。
図4は、ビデオウィンドウ51に表示されるワーク画像62と、この発明に係る最大値・最小値検出用のツール61を示す図である。突出部や凹没部の寸法を評価する場合、通常は測定座標系(この例ではワーク座標系)XYを基準にして評価するのが一般的である。また、測定座標系は設計座標系(CADデータの基準となっている座標系)とも対応する。そこで、この実施例では、ツール61をワーク座標系XYと平行になるように設定した例を説明するが、ワーク座標系XYとは関係無しに、ビデオウィンドウ座標系と並行にツール61を固定するようにしてもよい。特にビデオウィンドウ座標系の中央にツール61を固定するようにすると、レンズの収差、照明等が最良の条件での測定が可能になる。
【0018】
ワーク座標系XYとビデオウィンドウ座標系xyとは通常対応付けられている。いま、図4に示すように、ワーク座標系XYとビデオウィンドウ座標系xyの原点位置のずれ量をΔx,Δy、傾きをθとすると、マウスのポインタ63によって指定されるビデオウィンドウ座標系におけるワーク画像62の座標(x,y)とワーク座標系における同一点の座標(X,Y)の関係は、下記数1のように対応付けられる。なお、ここでα,βは、それぞれx,y方向の拡大・縮小率である。
【0019】
【数1】
Figure 0003608932
【0020】
図4に示すように、ワーク画像62に設定される検出ツール61は、ビデオウィンドウ座標系xyではなく、ワーク座標系XYに沿って生成される。検出ツール61は、マウスのポインタ63で対角2点をクリック・アンド・ドラッグ操作することにより設定する。マウスのクリック・アンド・ドラッグ操作は、通常は、表示画面に対して水平垂直な辺を持つ矩形を形成する。これに対し、この検出ツール61の場合には、ワーク座標系がビデオウィンドウ座標系に対して傾いていれば傾いた矩形が生成される。このように、ワーク座標系(測定座標系)に沿って(平行に)検出ツール61を生成すると、エッジ検出のための走査方向が感覚的に把握しやすくなり、検出ツールの設定が簡単且つ正確になる。なお、ツール61は、それを設定する位置座標と大きさとをキーボードから数値で直接入力することにより設定することもできる。
【0021】
この例では、検出ツール61を構成する各辺のうち、対向2辺64a,64bと、これと直交する2辺65a,65bとは、それぞれX軸、Y軸と平行になるように生成される。辺64a,64bには、矢印が付加され、これがエッジ検出時の走査方向を示している。辺65a,65bのうちの一方の辺65bには、×印が付加され、これが最大値、最小値のいずれを検出するかを示している。
【0022】
次に、最大値検出の場合のCPU35の処理を図5のフローチャートに基づいて説明する。
まず、ビデオウィンドウ51に検出ツール61が設定され、検出ツール61の各頂点P1〜P4のビデオウィンドウ座標系(画像データ座標系)における座標値が求められる(S1)。即ち、図6に示すように、マウスによって検出ツール61の対角2点P1,P2が入力されたとすると、点P1,P2の座標値(x1,y1),(x2,y2)から、下記数2のような計算により、頂点P3,P4の座標値(x3,y3),(x4,y4)が算出される。
【0023】
【数2】
x3=x1+acosθ
y3=y1+asinθ
x4=x2−acosθ
y4=y2−asinθ
a=(x2−x1)cosθ+(y2−y1)sinθ
【0024】
CPU35は、マウスのドラッグ時(2点目の座標値が未確定のとき)に、ポインタ63による2点目の座標値(x2,y2)を一定の時間間隔で読み取って、逐次P3,P4の座標値を計算し、ワーク座標に沿った矩形状のツール61を生成する。
【0025】
検出ツール61が設定されたら、エッジ検出のための走査回数n、走査開始点(xs,ys)、走査終了点(xe,ye)として、それぞれ1,(x1,y1),(x3,y3)を設定する(S2)。そして、図7に示すように、(xs,ys)から(xe,ye)まで画像データを走査してその輝度情報からエッジ点Pnを検出してワークメモリ37に記憶すると共に、開始点(xs,ys)からエッジ点Pnまでの長さLnをPnと一対のデータとしてワークメモリ37に記憶する(S3)。
【0026】
このエッジ検出処理をP1−P3からP4−P2までΔYのピッチで繰り返すと(S4,S5)、図7に示すように、エッジ点列データP1,P2,…,Pn,…が求められる。次に、始点からの距離が最も離れているエッジ点、即ち、Lnが最大の点Pnを候補点として選択する(S6)。そして、得られた候補点Pnが、ノイズでないかどうかを確認するために、その点の近傍のエッジ情報からその連続性を確認する(S7)。例えば、図8(a)に示すように、候補点Pnとその近傍のエッジ点Pn−3,Pn−2,…,Pn+2,Pn+3が滑らかな曲線で結合される場合には連続性があると判断され、同図(b)に示すように、候補点Pnとその近傍エッジ点Pn−3,Pn−2,…,Pn+2,Pn+3が滑らかな曲線で結合されない場合には連続性がないと判断される。もし、連続性が確認されなかった場合には(S8)、その点Pnをノイズとして除去してから(S9)、次にLnが最大の点Pnを候補点として同じ処理を繰り返すが、連続性が確認された場合には(S8)、その点Pnを最大値として出力して処理を終了する(S10)。
【0027】
なお、以上の最大値の検出について説明したが、最小値の検出の場合には、Lnが最小のエッジ点Pnを候補点とすればよい。ツールとして、図9(a),(b)に示すように、矩形上の×印の存在する側に突出した点を検出するようにすれば、(a)の場合には最も凹んだ点(最小値の検出)、(b)の場合には最も突出した点(最大値の検出)となる。
【0028】
このように、この装置によれば、検出ツール61をビデオウィンドウ51内に設定するだけの操作で、測定座標系において最も出っ張った点又は最も凹んだ点を検出することができるので、嵌合部分等の加工精度の評価等が容易に行える。
【0029】
【発明の効果】
以上述べたようにこの発明によれば、画像ウィンドウ内にツールを設定するだけでツール内のワーク画像に対するエッジ検出のための走査方向が指定されると共に、走査処理によりエッジが検出されると共に検出されたエッジの中で走査方向に最も突出した点が検出され、ツールは、測定座標系を基準として設定されるので、測定座標系において正確に最も突出した点や凹んだ点を検出することができ、嵌合部の加工精度の等の評価が容易になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るCNC画像測定装置の斜視図である。
【図2】同装置におけるコンピュータシステム及びその周辺の構成を示すブロック図である。
【図3】同装置におけるCRTディスプレイの表示画面を示す図である。
【図4】同装置におけるビデオウィンドウに表示されるワーク画像と検出ツールとの関係を示す図である。
【図5】同装置における最大値検出処理のフローチャートである。
【図6】同装置におけるツールの各頂点座標を示す図である。
【図7】同最大値検出処理におけるエッジ検出処理を示す図である。
【図8】同最大値検出処理における連続性の評価を説明するための図である。
【図9】検出ツールの例を示す図である。
【符号の説明】
1…測定機本体、2…コンピュータシステム、3…指令入力部、4…プリンタ、11…架台、12…ワーク、13…測定テーブル、14…フレーム、15…カバー、16…CCDカメラ、17…照明装置、21…コンピュータ本体、22…キーボード、23…マウス、24…CRTディスプレイ、31…AD変換部、32…多値画像メモリ、33…表示制御部、34…インタフェース、35…CPU、36…プログラムメモリ、37…ワークメモリ、39…照明制御部、41…X軸エンコーダ、42…Y軸エンコーダ、43…Z軸エンコーダ、44…X軸駆動系、45…Y軸駆動系、46…Z軸駆動系。

Claims (5)

  1. ワークを撮像して得られたワーク画像を画像ウィンドウに表示すると共に、前記画像ウィンドウ内に矩形状のツールを設定し、
    前記ツール内で所定方向にワーク画像を走査して前記ワーク画像のエッジを検出し、検出されたエッジの中で前記走査方向に最も突出した点を検出する画像測定方法であって、
    設定入力操作に従って、前記ツールワーク座標系又は機械座標系である測定座標系の基準軸に平行な辺を持つ矩形状に形成すると共に、前記ツールの前記一対の対向辺前記エッジの走査方向を特定する情報として指定し、他の一対の対向辺のうちの一方を前記エッジのいずれの側に突出した点を検出するかを特定する情報として指定することにより前記画像ウィンドウ内にツールを設定する工程と、
    前記ツールの前記一対の対向辺により指定された走査方向に前記ツール内の前記ワーク画像を走査して前記ワーク画像のエッジを検出し、検出されたエッジの中で前記ツールの他の一対の対向辺の一方によって指定された側に最も突出した点を検出する工程と
    を備えたことを特徴とする画像測定方法。
  2. 前記ツールは、対角2点を指定することにより前記画像ウィンドウ内に設定されるものであることを特徴とする請求項1記載の画像測定方法。
  3. 前記走査方向に最も突出した点は、前記ツール内のワーク画像に対して前記走査方向と直交する方向に一定の間隔で前記走査方向に順次走査することにより得られたエッジ点列から候補点を求め、この候補点とその近傍のエッジ点との連続性を評価することにより決定する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像測定方法。
  4. ワークを撮像して得られたワーク画像を画像ウィンドウ内に表示する表示手段と、
    前記画像ウィンドウ内に任意の位置を指定するための位置指定手段と、
    この位置指定手段によって指定された位置に基づいて前記画像ウィンドウ内に矩形状のツールを生成するツール生成手段と、
    このツール生成手段によって生成された矩形状のツールの内部のワーク画像を走査して前記ワーク画像のエッジを検出し、検出されたエッジの中で前記走査方向に最も突出した点を検出する最突出点検出手段とを備え、
    前記ツール生成手段は、ワーク座標系又は機械座標系である測定座標系の基準軸に平行な辺を持つ矩形状のツールを生成するものであり、一対の対向辺によって前記エッジの走査方向を指定し、他の一対の対向辺のうちの一方によって前記エッジのいずれの側に突出した点を検出するかを指定するものであり、
    前記最突出点検出手段は、前記ツールの前記一対の対向辺により指定された走査方向に前記ツール内の前記ワーク画像を走査して前記ワーク画像のエッジを検出し、検出されたエッジの中で前記ツールの他の一対の対向辺の一方によって指定された側に最も突出した点を検出する
    ことを特徴とする画像測定装置。
  5. 前記最突出点検出手段は、前記ツール内のワーク画像に対して前記走査方向と直交する方向に一定の間隔で前記走査方向に順次走査することにより得られたエッジ点列から候補点を求め、この候補点とその近傍のエッジ点との連続性を評価することにより前記走査方向に最も突出した点を決定するものである
    ことを特徴とする請求項4記載の画像測定装置。
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