JPH0839466A - ティーチング装置、ティーチング方法及びティーチング用ヘッド - Google Patents

ティーチング装置、ティーチング方法及びティーチング用ヘッド

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JPH0839466A
JPH0839466A JP6179340A JP17934094A JPH0839466A JP H0839466 A JPH0839466 A JP H0839466A JP 6179340 A JP6179340 A JP 6179340A JP 17934094 A JP17934094 A JP 17934094A JP H0839466 A JPH0839466 A JP H0839466A
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和裕 森川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 三次元レーザ加工機において、ティーチング
操作を容易かつ短時間に遂行できるとともに、熟練者で
なくても教示点データを正確に取り込むことができるテ
ィーチング装置及びティーチング方法を提供する。 【構成】 レーザ加工機の加工ヘッド5にティーチング
用ヘッド9を取り付けた状態で、カメラ19により教示
用ワーク4上の罫書き線21を撮影してディスプレイ2
2に表示する。表示された映像に基づいて、ジョイステ
ックレバー25の操作によりティーチング用ヘッド9を
罫書き線21上の教示点P2に指向させる。この指向状
態で法線方向センサ31により教示点P2の法線方向を
検出する。制御装置36により、検出結果に応じてティ
ーチング用ヘッド9を教示点P2の法線方向に姿勢変更
し、その後に教示点データを取り込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、レーザ加工
用データを確保するためのティーチング装置、ティーチ
ング方法及びティーチング用ヘッドに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、図2に示すようなX,Y,Zの
三次元座標軸と、α,βのヘッド姿勢軸とで5軸制御可
能な大型の三次元レーザ加工機において、移動軌跡座標
の入力のためのティーチング操作は以下のようにして行
われる。すなわち、教示線としての罫書き線21が付さ
れた教示用ワーク4がテーブル1上のパレット3に載置
される。そして、レーザ加工機の加工ヘッドにティーチ
ング用ヘッド71を取り付けた状態で、ジョイステック
レバー25の操作により、レーザ加工機の前記5軸のう
ち必要な軸を動作させる。これにより、ティーチング用
ヘッド71を移動させて罫書き線21上の教示点に対向
させ、この対向状態で教示点データ、すなわちその教示
点におけるティーチング用ヘッド71の座標データ及び
姿勢データを取り込んで、メモリに記憶させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
ティーチング方法においては、図8に示すように、ティ
ーチング用ヘッドとして先鋭ピン71aを有する単純な
スタイラス71を用い、その先鋭ピン71aの先端を罫
書き線21上の所要の教示点に対向させてデータを取り
込むようにしていた。
【0004】すなわち、作業者は先鋭ピン71aを罫書
き線21上の教示点に対向させるために、先鋭ピン71
aをその近傍から覗き込みながら、スタイラス71の上
方のジョイスティックレバー25を操作する。そして、
スタイラス71が教示点の法線方向に配置されると、デ
ータ記憶のために入力スイッチをONする。
【0005】この場合、教示用ワーク4が平面的なもの
であると、スタイラス71は平面の法線方向である鉛直
方向を向いたままX,Y,Z方向へ移動するのみでよい
ため、その作業に困難さはさほど伴わない。
【0006】ところが、教示用ワーク4が三次元形状で
あって、教示点を通る法線が傾斜していると、スタイラ
ス71も法線上に傾斜配置する必要がある。従って、作
業者は、スタイラス71の先端、すなわち先鋭ピン71
aの先端を覗き込みながら、その上方のジョイスティッ
クレバー25を操作することにより、スタイラス71を
教示点に移動させて、かつそのスタイラス25を法線方
向に沿って斜めに指向するという無理な姿勢の苦渋作業
を強いられることになる。
【0007】しかも、教示点は加工ヘッド5のかげにな
って見えにくく、いっそうの苦渋を強いられた。加え
て、レーザ加工機においては、教示点データの取り込み
等を指示するためのキーを有するティーチングボックス
が、加工機の加工エリアを避けてスタイラス71から離
れた位置に配置されている。このため、作業者は、1つ
の教示点データを取り込むごとに、スタイラス71の位
置とティーチングボックスの位置とに移動しなければな
らず、作業がいっそう面倒になるばかりでなく、作業能
率が悪いという問題もあった。
【0008】さらに、スタイラス71の法線方向に沿う
指向が、目視に依存する手作業により行われているた
め、その作業が難しく、正確な教示点データを得るため
には、かなりの熟練を要するという問題があった。
【0009】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、ティーチング操作を容易かつ短時間に遂
行することができるとともに、熟練者でなくても教示点
データを正確に取り込むことができるティーチング装
置、ティーチング方法及びティーチング用ヘッドを提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1においては、三次元座標軸により運動制
御されるティーチング用ヘッドと、そのティーチング用
ヘッドに付設され、教示用ワーク上の教示線を撮影する
ための撮影手段と、ティーチング用ヘッドを教示線上の
教示点またはその近傍に近づけた状態で、教示点または
その近傍の1点における法線方向を検出する法線方向検
出手段と、その法線方向検出手段から得られた情報から
法線方向を演算する法線方向演算手段と、ティーチング
用ヘッドの位置データ及び演算された法線方向データを
記憶する記憶手段とを備えた。
【0011】請求項2においては、ティーチング用ヘッ
ドは、三次元座標軸の他にヘッド姿勢軸により運動制御
されるものである。請求項3においては、法線方向演算
手段より得られた法線方向演算結果に応じてティーチン
グ用ヘッドを姿勢変更し、そのティーチングヘッドを教
示点またはその近傍の1点における法線方向に指向させ
る制御手段を有する。
【0012】請求項4においては、撮影手段は、一端が
ティーチング用ヘッドの先端に配置され、他端がカメラ
に接続された光ファイバを含む。請求項5においては、
撮影手段は、教示線及びその周囲の位置を照明するため
の照明手段を有する。
【0013】請求項6においては、照明手段からの照明
光は光ファイバの先端から照射される。請求項7におい
ては、ティーチング用ヘッドの移動を操作するための操
作手段を有し、撮影手段は映像を表示するためのディス
プレーを有し、ディスプレーの近傍に操作手段が配置さ
れている。
【0014】請求項8においては、法線検出手段は、交
番磁界を発生する励磁用コイルと、その励磁用コイルの
中心に配置された測定子と、測定子の変位を検出するセ
ンサとを有する。
【0015】請求項9においては、光ファイバは測定子
の中心に配置される。請求項10においては、測定子及
び光ファイバは、ティーチングヘッドのケーシング内に
収容されて、それらの先端がケーシングの下端開口から
外方に臨むとともに、下端開口よりもケーシングの内方
に位置している。
【0016】請求項11においては、ティーチングヘッ
ドの下端開口は透光性の防塵フィルタにより塞がれてい
る。請求項12においては、測定子の先端と教示用ワー
クとの間の距離を検出するセンサを有する。
【0017】請求項13においては、教示用ワーク上の
罫書き線及びその周囲を撮影するためのカメラに接続さ
れる光ファイバと、教示用ワーク上の1点における法線
方向を検出する法線方向検出手段と、教示点との間のギ
ャップ量を検出するギャップ量検出手段とを備えたティ
ーチング装置に使用されるティーチング用ヘッドを構成
した。
【0018】請求項14においては、レーザ加工機の加
工ヘッド先端に取り付けられ、三次元座標軸及びヘッド
姿勢軸により運動制御されるティーチング用ヘッドと、
教示用ワーク上に付された教示線及びその周囲を撮影す
る撮影手段と、撮影された映像に基づいてティーチング
用ヘッドを教示線上の教示点またはその近傍に指向させ
るための操作手段と、ティーチング用ヘッドを教示点ま
たはその近傍に近づけた状態で、教示点またはその近傍
の1点における法線方向を検出する法線方向検出手段
と、その法線方向検出手段から得られた情報から法線方
向を演算する法線方向演算手段と、ティーチングヘッド
を教示点またはその近傍に近づけた状態でティーチング
用ヘッド先端と教示点またはその近傍の1点との間のギ
ャップ量を演算するギャップ量演算手段と、前記両演算
手段の演算結果に応じて、ティーチング用ヘッドを姿勢
変更し、同ヘッドを教示点またはその近傍の1点におけ
る法線方向に指向させるとともに、教示用ワークに対し
て所定のギャップ量の位置に移動させる制御手段と、テ
ィーチング用ヘッドが前記法線方向に指向され、かつ所
定のギャップ量が確保された状態で、ティーチング用ヘ
ッドの座標データ及び姿勢データを取り込んで記憶する
記憶手段とを備えた。
【0019】請求項15においては、レーザ加工機の加
工ヘッドにティーチング用ヘッドを取り付けた状態で、
教示用ワーク上に付された教示線及びその周囲を撮影
し、撮影された映像に基づいてティーチング用ヘッドを
教示線上の教示点またはその近傍の1点に移動させ、こ
の状態で教示点またはその近傍の1点における法線方向
を検出し、その後に教示点またはその近傍の1点の位置
データと、法線方向データとを記憶する。
【0020】
【作用】請求項1,14,15においては、ティーチン
グ操作を行うに際して、撮影手段により教示用ワーク上
の教示線及びその周囲が撮影され、ティーチング用ヘッ
ドが教示線上の教示点またはその近傍の1点に指向され
る。この指向状態で法線検出手段により教示点またはそ
の近傍の1点を通る法線位置が検出される。その検出結
果に応じてその教示点またはその近傍の1点におけるテ
ィーチング用ヘッドの座標データ及び姿勢データが記憶
される。
【0021】請求項2,14においては、ティーチング
用ヘッドはヘッド姿勢軸の周りで運動制御される。請求
項3,14,15においては、法線が検出されると、ヘ
ッドがその法線上に位置するように移動される。
【0022】請求項4においては、教示線及びその周囲
の画像がティーチング用ヘッドの先端の光ファイバから
カメラに入力される。請求項5においては、撮影に際し
て教示線の位置が照明される。
【0023】請求項6においては、撮影ための光経路
と、照明のための光経路とが共用される。請求項7にお
いては、ディスプレーにより、教示線及び教示点の画像
を確認しながら操作手段によりティーチング用ヘッドの
移動を操作できる。
【0024】請求項8においては、交番磁界に基づいて
測定子が傾斜し、それにより法線方向が検出される。請
求項9においては、教示線及びその周囲の撮影と、教示
線及びその周囲に対する光の照射とが測定子の中心にお
いて行われる。
【0025】請求項10においては、測定子及び光ファ
イバの先端の損傷のおそれを防止できる。請求項11に
おいては、ティーチングヘッド内への塵埃の侵入のおそ
れを防止できる。
【0026】請求項12においては、測定子の先端と教
示用ワークとの距離が検出される。請求項13において
は、ティーチング用ヘッドの法線上への配置が自動的に
行われる。
【0027】
【実施例】以下、この発明を具体化した実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。はじめに、図2においてこの
実施例の三次元レーザ加工機の構成を説明する。この実
施例のレーザ加工機は、座標軸としてのX,Y,Z軸
と、図7(a)に示すように、ヘッド姿勢軸としての垂
直軸及び傾斜軸よりなるα,β軸とを有する5軸制御タ
イプであって、ヘッドの移動軌跡の記憶に基づくティー
チング及びティーチングプレイバック機能を有する。テ
ーブル1はベース2上にX軸方向へ移動可能に支持さ
れ、その上面にはパレット3を介して加工用ワーク(図
示しない)及び教示用ワーク4が載置される。教示用ワ
ーク4上には教示線としての罫書き線21が付されてお
り、図1に示すように、その罫書き線21上には多数の
教示点P2が設定される。加工ヘッド5はコラム6にY
軸方向とZ軸方向との2方向に移動可能に支持されると
ともに、姿勢制御用のα軸とβ軸とのまわりを回転可能
に支持され、その先端にはノズル7が取り付けられてい
る。
【0028】そして、このノズル7が加工用ワーク上の
所定の位置に対し、その位置を通る法線上において所定
距離をおいて対向配置される。この状態でレーザ発振器
8から供給されるレーザ光が、加工ヘッド5の先端に取
付られたノズル7からワークに照射されて、レーザ加工
が施される。
【0029】図1に示すように、ティーチング用ヘッド
9はティーチング操作を行う際、前記ノズル7と交換し
て加工ヘッド5の先端に装着される。すなわち、ティー
チング用ヘッド9のケーシング10は締付ナット11に
より加工ヘッド5の先端の保持筒12に取り外し可能に
取り付けられ、その下部にはスリーブ13が複数のネジ
14により固定されている。スリーブ13はケーシング
10の一部を構成している。スリーブ13の下端には開
口13aが形成され、その開口13aはガラス等の透明
材よりなる防塵フィルタ50により閉じられている。
【0030】励磁コイル15はスリーブ13内に固定さ
れ、その中心には強磁性体よりなる筒状の測定子16が
挿入されている。コイル用電源24は励磁コイル15に
対して交流電流または直流脈動電流を供給する。従っ
て、励磁コイル15は交流電流または直流脈動電流の周
波数に対応した交番磁界を発生する。この交番磁界の磁
束は測定子16を通る。そして、測定子16が教示用ワ
ーク4と適当な距離をおいて対向していると、測定子1
6を通る磁束中心は教示用ワーク4に対して最短距離、
すなわちワーク4の面の傾きに対応した法線方向に形成
される。このため、測定子16の先端部分は法線方向へ
変位しようとする。この変位は後述するセンサ31によ
り検出される。また、測定子16を通る磁束は、測定子
16の先端と教示用ワーク4との間のギャップ量の大小
に応じて強弱が変化し、この強弱に応じてギャップ量が
検出される。
【0031】撮影手段を構成する光ファイバ17は前記
測定子16の中心に配設され、その先端面が測定子16
の先端から露出されている。測定子16及び光ファイバ
17は前記ケーシング10の下端開口13aに臨むとと
もに、その下端開口13aの内方に位置している。同じ
く撮影手段を構成する光源18及びCCDカメラ19は
ティーチング用ヘッド9の外側において、光ファイバ1
7の基端に分配器20を介して接続されている。そし
て、光源18から光ファイバ17を通して教示用ワーク
4上の罫書き線21及びその周囲に光が照射されるとと
もに、その反射光が光ファイバ17を通してカメラ19
に導かれて、罫書き線21が撮影される。このとき、測
定子16及び光ファイバ17の先端がケーシング10の
下端開口13aの内方に位置するとともに、その下端開
口13aがフィルタ50により閉じられているため、ケ
ーシング10の下端がワーク等に当たっても測定子16
や光ファイバ17の損傷を防止できるとともに、フィル
タ50により塵埃などの侵入を防止できる。従って、常
に良好な撮像を得ることができる。
【0032】図1及び図2に示すように、CRTディス
プレイ22は前記コラム6の側部に配設され、ケーブル
23を介してカメラ19の出力端子に接続されている。
そして、カメラ19により教示用ワーク4上の罫書き線
21が撮影されるとき、その罫書き線21及びその周囲
の映像がディスプレイ22上に表示される。また、図3
及び図4に示すように、ディスプレイ22の表示面には
ターゲット位置を表す中心点P1と、その中心点P1を
中心としたサークルGが映し出される。
【0033】操作手段を構成するジョイステックレバー
25は前記ディスプレイ22に近接してコラム6の側部
に配設されている。そして、ディスプレイ22上の映像
に基づいて、このジョイステックレバー25を操作する
ことにより、テーブル1または加工ヘッド5をX軸、Y
軸及びZ軸方向に相対移動させて、ティーチング用ヘッ
ド9の先端を教示用ワーク4の所定位置に移動させるこ
とができる。
【0034】ティーチングボックス26は前記ジョイス
テックレバー25の近傍に位置するように配置されてい
る。また、ティーチングボックス26は、ティーチング
モードを設定するためのモード設定キー28、ティーチ
ング用ヘッド9を法線上に配置させるための指令手段と
しての操作キー29、並びに教示点データの記憶のため
にその教示点データの取り込みを開始させるためのデー
タ入力キー30を備えている。ここで、教示点データ
は、教示点またはその近傍の1点のX,Y,Z軸方向の
座標データ及びα,β軸方向の姿勢データを含む。
【0035】図1に示すように、法線方向検出手段及び
ギャップ量検出手段を構成するセンサ31は前記ティー
チング用ヘッド9のケーシング10内に固定され、測定
子16の基端に連結されている。このセンサ31は例え
ば3分力計等の変位計により構成され、図6に示すよう
に、測定子16のX’軸方向の変位量を検出する第1検
出素子32、Y’軸方向の変位量を検出する第2検出素
子33、及びZ’軸方向の変位量を検出する第3検出素
子34を備えている。
【0036】そして、ティーチング用ヘッド9が教示用
ワーク4の所定位置を指向した状態で、励磁コイル15
に電流を流したときに、測定子16に発生するX’,
Y’,Z’軸方向の変位量を各検出素子32,33,3
4が感知して、その所定位置における法線方向が後述す
るメインコントローラ38により演算される。また、各
素子32,33,34は磁力の強弱に基づく変位量の大
小を感知して、メインコントローラ38はティーチング
用ヘッド9の先端と教示用ワーク4との間のギャップ量
D1を演算する。
【0037】図1及び図2に示すように、制御装置36
は前記ベース2の側方に設置され、そのテーブル上には
各種データ等を入力するためのキーボード37が載置さ
れている。また、制御装置36には、演算処理用のメイ
ンコントローラ38、作業プログラムやティーチングデ
ータ等を記憶する記憶手段としてのメモリ39、及びメ
インコントローラ38からの制御信号に基づいてX,
Y,Z軸,α,β軸の駆動用の各サーボモータ(図示し
ない)を制御するためのサーボコントローラ40を備え
ている。メインコントローラ38はティーチングヘッド
9を法線方向に指向させるための制御を行う制御部38
a,ギャップ量を演算するためのギャップ量演算部38
b,法線方向を演算するための法線方向演算部38cを
備えている。この制御装置36は制御手段,法線方向演
算手段及びギャップ量演算手段を構成する。
【0038】次に、前記のように構成された三次元レー
ザ加工機におけるティーチング装置について動作を説明
する。さて、このレーザ加工機においてティーチング操
作を行う場合には、罫書き線21を付した教示用ワーク
4をテーブル1上にセットするとともに、ティーチング
用ヘッド9を加工ヘッド5の先端に取り付ける。この状
態で、テイーチングボックス26上のモード設定スイッ
チ28によりティーチングモードを設定すると、制御装
置36のメインコントローラ38は図5に示すプログラ
ムを実行する。
【0039】すなわち、ステップS1において、光源1
8からの光が教示用ワーク4上の罫書き線21及びその
周囲に照射され、その反射光がカメラ19に導かれて罫
書き線21及びその周囲が撮影されて、その映像が図3
に示すようにディスプレイ22に表示される。
【0040】次に、ステップS2においてジョイステッ
クレバー25が操作されると、その操作に応じてテーブ
ル1のX軸方向への移動、加工ヘッド5のY軸及びZ軸
方向への移動のうちの少なくともひとつ方向への移動が
行われる。これにより、ティーチング用ヘッド9がその
先端において罫書き線21上の教示点としようとする所
定の1点またはその近傍の1点に指向される。このと
き、罫書き線21がサークルG内に位置するようにす
る。
【0041】次に、ステップS3において、センサ35
による検出に応じて、ティーチング用ヘッド9が教示用
ワーク4に対して予め設定された距離Dまで接近移動
し、カメラの焦点合わせが行われる。
【0042】次に、ステップS4において、罫書き線2
1がサークルG内に位置するか否かが検出され、サーク
ルG外に位置する場合はプログラムがステップS2に戻
る。サークルG内に位置する場合はプログラムがステッ
プS5に進行する。このステップS4における判断は、
撮像の画像処理に基づいて行われる。
【0043】ステップS5においては、制御装置36は
モニタ中心P1に対して罫書き線21上の最接近位置が
サーチされ、その最短距離の座標データが確定された教
示点データP2のデータとして一旦メモリ39に設定さ
れる。
【0044】ステップS6においては、確定された教示
点P2を通る法線の検出のために、教示点P2がモニタ
中心P1と一致するように、ティーチング用ヘッド9が
X軸,Y軸またはZ軸方向に微少移動される。
【0045】その後、ステップS7においては、センサ
31が感知する磁力の強弱に基づいて、図6に示すよう
にモニタ中心P1における法線方向のX’,Y’,Z’
軸が検出される。そして、その検出データから測定子1
6における法線ベクトルV’が演算され、さらに機械系
座標のX,Y,Z軸に対する法線ベクトルVが演算され
る。すなわち、教示点P2における法線の方向が検出さ
れる。
【0046】ステップS8においては、操作キー29の
操作により、ティーチング用ヘッド9がα軸またはβ軸
の少なくとも一方を中心に回動して、同ヘッド9が教示
点P2における法線方向Vに一致される。
【0047】ステップS9においては、データ入力キー
30の操作に基づいてティーチング用ヘッド9の位置デ
ータ、すなわちティーチング用ヘッド9が位置するX,
Y,Z軸の座標データとα,β軸の姿勢データが取り込
まれて、それらのデータがメモリ39の所定領域にアド
レス順に記憶される。
【0048】ステップS10においては、教示点データ
の作成が終了される。そして、このティーチング操作を
繰り返し行うことにより、罫書き線21上の多数の教示
点データを順に取り込むことができる。これらの教示点
データはプ以降のレーザ加工用の移動データとして供給
される。
【0049】以上のように、この実施例のティーチング
装置においては、コントローラ38の制御の下に、メモ
リ39内のプログラムに基づいて教示データの取り込み
が自動的に行われる。そして、ティーチング操作時に、
教示用ワーク4上の罫書き線21がカメラ19により撮
影されて、ディスプレイ22上に表示される。このた
め、教示点P2がヘッド9のかげに隠れたりすることが
なく、しかも作業者がティーチング用ヘッド9を近傍か
ら覗き込む必要もなく、教示用ワーク4が三次元形状で
あっても、ティーチング用ヘッド9を罫書き線21上の
教示点P2に対し容易かつ正確に指向させることができ
る。
【0050】しかも、ヘッド9の移動に際しては、ジョ
イスティックレバー25がディスプレイ22の近傍に配
置されているため、ディスプレイ22の画像を見なが
ら、ヘッド9の移動操作を簡単に行うことができる。
【0051】さらに、罫書き線21が光源18により照
明され、しかも、教示点P2の画像取り込みが測定子1
6の先端の中心位置で行われるため、正確かつ明確な教
示点P2の画像を得ることができて、ティーチング作業
の効率化に寄与できる。
【0052】また、この実施例のティーチング装置にお
いては、メインコントローラ38の制御により、ティー
チング用ヘッド9が測定子16の変化量を検出する各素
子32,33,34の検出結果に応じて、法線方向に指
向するように自動的に姿勢変更されるとともに教示点に
対する所定のギャップ量Dの位置に移動される。このた
め、作業者がジョイステックレバー25等を操作して、
ティーチング用ヘッド9の姿勢及び所定ギャップ量の位
置へ移動する必要がなく、ティーチング用ヘッド9を教
示点P2との対応位置へ容易に配置することができる。
従って、熟練者でなくても速く、正確にティーチングを
行うことができる。 加えて、この実施例においては、
法線の検出を交番磁界を利用して行っているため、作業
者の勘や熟練に依存することなく法線の検出を的確かつ
素早く行うことができる。そして、カメラ19をヘッド
9に設けるのではなく、ヘッド9には光ファイバ17の
みを設けて、カメラ19をヘッド9の外部に設けたため
に、ヘッド9を小型化でき、振動などによるカメラ19
の故障をも未然に防止できる。
【0053】なお、この発明は前記実施例の構成に限定
されるものではなく、この発明の趣旨から逸脱しない範
囲で、次のように任意に変更して具体化することも可能
である。 (1)図7(b)に示すように、ヘッド姿勢軸として垂
直軸及び水平軸よりなるA軸及びB軸を有する5軸制御
タイプの三次元レーザ加工機においてこの発明を具体化
すること。 (2)図5のプログラムにおいて、ステップS5の処理
を省略すること。従って、ステップS8において、罫書
き線21上のP2点におけるX,Y,Z軸方向の座標デ
ータが教示点の座標データとして記憶され、P2点の近
傍におけるP1点のα,β軸またはA,B軸方向の姿勢
データが教示点の姿勢データとして記憶される。但し、
P1,P2位置は近接しているため問題はない。このよ
うに構成すれば、ティーチング用ヘッド9をP1点に移
動させることが不要となり、ティーチング作業をスピー
ドアップできる。 (3)図5のプログラムにおいて、ステップS8の処理
を省略すること。従って、姿勢データは検出された法線
方向データの基づいて演算され、演算されて結果が記憶
されて設定される。このように構成すれば、ティーチン
グ用ヘッド9を法線方向に指向させることが不要になっ
てティーチング作業のスピードアップを図り得るととも
に、教示用ワークが凹凸の起伏が激しいもの等の場合に
おいて、ティーチング用ヘッドと教示用ワークとの干渉
を避けることができる。 (4)図1に2点鎖線で示すように、法線を検出するた
めのセンサ31がギャップセンサを兼用することなく、
ギャップ量を検出するための専用の静電容量センサ35
等のギャップセンサを設けること。 (5)ギャップセンサ35からの検出出力に基づいてヘ
ッド9がワーク4に対して常に所定距離を維持するよう
に構成すること。 (6)センサ31からの検出出力に基づいてヘッド9が
常にワーク4に対して法線方向を指向するように構成す
ること。 (7)この発明を、レーザ加工機ではなく、専用のティ
ーチング装置において具備させること。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、この発明において
は、以下に示す効果を奏する。請求項1,14,15の
発明によれば、撮影手段により教示用ワーク上の教示線
及びその周囲を撮影することにより、ティーチング用ヘ
ッドを教示線上の教示点またはその近傍の1点に指向さ
せた状態で、ティーチング用のデータを作成でき、ティ
ーチング操作の熟練を要することなく容易に遂行でき
る。。
【0055】請求項2,14の発明によれば、ティーチ
ング用ヘッドがヘッド姿勢軸の周りで運動制御されるた
め、5軸制御タイプのレーザ加工機に実施が可能であ
る。請求項3,14,15の発明によれば、ティーチン
グ用ヘッドが法線方向に指向されるため、そのヘッドの
位置データと法線方向データの作成が可能となり、教示
データの作成が容易である。
【0056】請求項4の発明によれば、教示線の画像が
ティーチング用ヘッドの先端の光ファイバからカメラに
入力されるため、ティーチング用ヘッドの指向方向に沿
う正確な画像を得ることができる。
【0057】請求項5の発明によれば、撮影に際して教
示線の位置が照明され、明確な画像を得ることができ
る。請求項6の発明によれば、撮影ための光経路と、照
明のための光経路とが共用され、コンパクト化に寄与で
きる。
【0058】請求項7の発明によれば、ディスプレーに
より、教示線及び教示点の画像を確認しながら操作手段
によりティーチング用ヘッドの移動を操作でき、作業を
ミスなく容易に行うことができる。
【0059】請求項8の発明によれば、交番磁界に基づ
いて測定子が変位し、それにより法線方向が検出され、
熟練を要することなく法線を検出できる。請求項9の発
明によれば、罫書き線の撮影及び罫書き線に対する光の
照射が測定子の中心において行われ、明確な画像を確保
できる。
【0060】請求項10の発明によれば、測定子や光フ
ァイバの損傷を防止して、良好な撮像の確保に寄与でき
る。請求項11の発明によれば、ティーチングヘッド内
への塵埃の侵入を防止して、前記と同様に良好な撮像の
確保に寄与できる。
【0061】請求項12の発明によれば、測定子の先端
と教示用ワークとの間のギャップが検出され、正確な教
示点データの取り込みに寄与できるとともに、専用のギ
ャップセンサが不要なため、ティーチング用ヘッドの小
型化が可能となる。
【0062】請求項13の発明によれば、ティーチング
用ヘッドが教示用ワークに対して一定距離を保持しつ
つ、法線方向を検出でき、その状態で光ファイバを介し
て罫書き線の撮影が行われ、正確な教示点データを取り
込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化した三次元レーザ加工機に
おけるティーチング装置の一実施例を示すもので、特に
ティーチング用ヘッド部分を断面にして示すブロック図
である。
【図2】 三次元レーザ加工機の全体構成を示す斜視図
である。
【図3】 ティーチング動作時におけるディスプレイの
表示状態を示す正面図である。
【図4】 同じくディスプレイの表示状態の変化を示す
正面図である。
【図5】 ティーチング動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】 座標軸,姿勢軸及び法線方向を示す説明図で
ある。
【図7】 (a)は実施例の姿勢軸を示す説明図であ
る。(b)は別例の姿勢軸を示す説明図である。
【図8】 従来のヘッドを示す一部破断正面図である。
【符号の説明】
1…テーブル、4…教示用ワーク、5…加工ヘッド、9
…ティーチング用ヘッド、10…ケーシング、13a…
下端開口,15…励磁コイル、16…測定子、17…光
ファイバ、18…撮影手段を構成する光源、19…撮影
手段を構成するCCDカメラ、21…罫書き線、22…
CRTディスプレイ、25…操作手段を構成するジョイ
スティックレバー、26…ティーチングボックス、31
…法線方向検出手段を構成するセンサ、36…制御手
段,法線方向演算手段及びギャップ量演算手段を構成す
る制御装置、38…メインコントローラ、39…メモ
リ、50…防塵フィルタ,P1…ヘッド中心点、P2…
教示点。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B23K 26/04 C 26/08 H K

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三次元座標軸により運動制御されるティ
    ーチング用ヘッドと、そのティーチング用ヘッドに付設
    され、教示用ワーク上の教示線を撮影するための撮影手
    段と、 ティーチング用ヘッドを教示線上の教示点またはその近
    傍に近づけた状態で、教示点またはその近傍の1点にお
    ける法線方向を検出する法線方向検出手段と、 その法線方向検出手段から得られた情報から法線方向を
    演算する法線方向演算手段と、ティーチング用ヘッドの
    位置データ及び演算された法線方向データを記憶する記
    憶手段とよりなるティーチング装置。
  2. 【請求項2】 ティーチング用ヘッドは、三次元座標軸
    の他にヘッド姿勢軸により運動制御される請求項1に記
    載のティーチング装置。
  3. 【請求項3】 法線方向演算手段より得られた法線方向
    演算結果に応じてティーチング用ヘッドを姿勢変更し、
    そのティーチングヘッドを教示点またはその近傍の1点
    における法線方向に指向させる制御手段を有する請求項
    2に記載のティーチング装置。
  4. 【請求項4】 撮影手段は、一端がティーチング用ヘッ
    ドの先端に配置され、他端がカメラに接続された光ファ
    イバを含む請求項1〜3のいずれかに記載のティーチン
    グ装置。
  5. 【請求項5】 撮影手段は、教示線及びその周囲の位置
    を照明するための照明手段を有する請求項4に記載のテ
    ィーチング装置。
  6. 【請求項6】 照明手段からの照明光は光ファイバの先
    端から照射される請求項5に記載のティーチング装置。
  7. 【請求項7】 ティーチング用ヘッドの移動を操作する
    ための操作手段を有し、撮影手段は映像を表示するため
    のディスプレーを有し、ディスプレーの近傍に操作手段
    が配置されている請求項4〜6のいずれかに記載のティ
    ーチング装置。
  8. 【請求項8】 法線検出手段は、交番磁界を発生する励
    磁用コイルと、その励磁用コイルの中心に配置された測
    定子と、測定子の変位を検出するセンサとを有する請求
    項4〜7のいずれかに記載のティーチング装置。
  9. 【請求項9】 光ファイバは測定子の中心に配置される
    請求項8に記載のティーチング装置。
  10. 【請求項10】 測定子及び光ファイバは、ティーチン
    グヘッドのケーシング内に収容されて、それらの先端が
    ケーシングの下端開口から外方に臨むとともに、下端開
    口よりもケーシングの内方に位置している請求項9に記
    載のティーチング装置。
  11. 【請求項11】 ティーチングヘッドの下端開口は透光
    性の防塵フィルタにより塞がれている請求項10に記載
    のティーチング装置。
  12. 【請求項12】 測定子の先端と教示用ワークとの間の
    距離を検出するセンサを有する請求項8〜11のいずれ
    かに記載のティーチング装置。
  13. 【請求項13】 教示用ワーク上の罫書き線及びその周
    囲を撮影するためのカメラに接続される光ファイバと、 教示用ワーク上の1点における法線方向を検出する法線
    方向検出手段と、 教示点との間のギャップ量を検出するギャップ量検出手
    段とを備え、請求項1〜12のいずれかに記載のティー
    チング装置に使用されるティーチング用ヘッド。
  14. 【請求項14】 レーザ加工機の加工ヘッド先端に取り
    付けられ、三次元座標軸及びヘッド姿勢軸により運動制
    御されるティーチング用ヘッドと、 教示用ワーク上に付された教示線及びその周囲を撮影す
    る撮影手段と、 撮影された映像に基づいてティーチング用ヘッドを教示
    線上の教示点またはその近傍に指向させるための操作手
    段と、 ティーチング用ヘッドを教示点またはその近傍に近づけ
    た状態で、教示点またはその近傍の1点における法線方
    向を検出する法線方向検出手段と、 その法線方向検出手段から得られた情報から法線方向を
    演算する法線方向演算手段と、ティーチングヘッドを教
    示点またはその近傍に近づけた状態でティーチング用ヘ
    ッド先端と教示点またはその近傍の1点との間のギャッ
    プ量を演算するギャップ量演算手段と、前記両演算手段
    の演算結果に応じて、ティーチング用ヘッドを姿勢変更
    し、同ヘッドを教示点またはその近傍の1点における法
    線方向に指向させるとともに、教示用ワークに対して所
    定のギャップ量の位置に移動させる制御手段と、 ティーチング用ヘッドが前記法線方向に指向され、かつ
    所定のギャップ量が確保された状態で、ティーチング用
    ヘッドの座標データ及び姿勢データを取り込んで記憶す
    る記憶手段とを備えたティーチング装置。
  15. 【請求項15】 レーザ加工機の加工ヘッドにティーチ
    ング用ヘッドを取り付けた状態で、教示用ワーク上に付
    された教示線及びその周囲を撮影し、撮影された映像に
    基づいてティーチング用ヘッドを教示線上の教示点また
    はその近傍の1点に移動させ、この状態で教示点または
    その近傍の1点における法線方向を検出し、その後に教
    示点またはその近傍の1点の位置データと、法線方向デ
    ータとを記憶する三次元レーザ加工機におけるティーチ
    ング方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1249299A2 (en) * 2001-04-11 2002-10-16 Fanuc Ltd Nozzle system for laser machining
KR100569105B1 (ko) * 2004-05-14 2006-04-07 현대자동차주식회사 레이저 용접용 로봇 티칭장치
JP2017051975A (ja) * 2015-09-09 2017-03-16 株式会社デンソーウェーブ 教示ユニット
JP2017192970A (ja) * 2016-04-21 2017-10-26 ファナック株式会社 レーザ加工装置及びレーザ加工方法

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