JP4301684B2 - レーザ加工機のncデータ作成方法及びその装置並びにレーザ加工機のncデータ作成方法のプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、レーザ加工機のNCデータ作成方法及びその装置に係り、さらに詳細には、3次元CADで作成された立体形状の切断形状にアプローチ形状を生成させて、3次元レーザ加工用のNCデータを作成する方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、例えば、レーザ加工機、マシニングセンタ、ワイヤカット加工機などで、ワークの輪郭形状等に切断加工を行うには、この輪郭形状から数ミリ離れた位置から加工を始める。そして、この加工開始点であるアプローチ点から加工形状までの経路は、アプローチ経路と呼ばれている。
【0003】
一方、3次元CADで作成された立体形状から製品形状の切断用のNCデータを作成する場合、切断する輪郭形状は立体形状のCADデータから算出できるが、アプローチ経路は立体形状のCADデータ中には無く(通常この部分は製品上空洞になっている)、新たに算出して生成する必要があった。このとき、CADオペレータは、アプローチ経路を立体形状の曲面上に手動で作成してアプローチ形状のCADデータとしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の製品形状を切断するレーザ加工機用NCデータの作成方法には、以下のような問題があった。
【0005】
すなわち、上述の方法では、例えばCADオペレータが、立体形状の一部分の曲面上にアプローチ経路を作成する場合、曲面と平面の交線を求めたり、曲面と円筒の交線を求めたりする必要がある為、その計算式が複雑であるという問題があった。
【0006】
また、CAD機能を使用する場合、立体形状の一部分の曲面上にアプローチ形状の構成要素である直線、円弧などをCADオペレータが投影し、その投影結果として得られた形状をアプローチ形状として指示するなどの操作が必要であるという問題があった。
【0007】
一方、3次元CADで作成された立体形状は、最終的な製品形状である場合が多く、レーザ加工の加工開始点であるアプローチ点にしたい位置に面データが無い(空洞になっている)場合もあり、一旦曲面を作成しなければならないという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述のごとき問題に鑑みてなされたもので、請求項1に係る発明は、3次元モデルである立体形状に、レーザ加工機による切断加工軌跡を作成するために必要な情報を入力して、切断加工軌跡を作成し、この切断加工軌跡からレーザ加工機制御用のNCデータを作成するレーザ加工機のNCデータ作成方法において、前記立体形状の図形データである立体形状データを読み込み、この立体形状の切断部分の輪郭である切断形状を生成する切断形状生成工程と、アプローチ形状のパターンと、このアプローチ形状の大きさを決定する寸法とを読み込みアプローチ形状を生成するアプローチ形状生成工程と、前記切断形状をレーザ加工機で切断加工する際の開始点であるアプローチ点を設定するアプローチ点設定工程と、前記アプローチ点を通り、前記立体形状の面に垂直である法線ベクトルに垂直な平面である投影面を生成する投影面生成工程と、
前記アプローチ形状を前記投影面に、前記アプローチ点に接続させて、投影するアプローチ形状投影工程と、前記切断形状と、この切断形状のアプローチ点に接続しているアプローチ経路から、前記切断形状を加工するためのレーザ加工機制御用のデータであるNCデータを生成するNCデータ生成工程と、を含んでいるレーザ加工機のNCデータ作成方法である。
【0009】
請求項2に係る発明は、前記アプローチ形状生成工程は、予め複数のアプローチ形状を登録しておき、このアプローチ形状の各寸法を決定するために必要な数値を入力することによりアプローチ形状を生成する請求項1記載のレーザ加工機のNCデータ作成方法である。
【0010】
請求項3に係る発明は、3次元モデルである立体形状に、レーザ加工機による切断加工軌跡を作成するために必要な情報を入力して、切断加工軌跡を作成し、この切断加工軌跡からレーザ加工機制御用のNCデータを作成するレーザ加工機のNCデータ作成装置において、前記立体形状の図形データである立体形状データを読み込み、この立体形状の切断部分の輪郭である切断形状を生成する切断形状生成手段と、アプローチ形状のパターンと、このアプローチ形状の大きさを決定する寸法とを読み込みアプローチ形状を生成するアプローチ形状生成手段と、前記切断形状をレーザ加工機で切断加工する際の開始点であるアプローチ点を設定するアプローチ点設定手段と、前記アプローチ点を通り、前記立体形状の面に垂直である法線ベクトルに垂直な平面である投影面を生成する投影面生成手段と、前記アプローチ形状を前記投影面に、前記アプローチ点に接続させて、投影するアプローチ形状投影手段と、前記切断形状と、この切断形状のアプローチ点に接続しているアプローチ経路から、前記切断形状を加工するためのレーザ加工機制御用のデータであるNCデータを生成するNCデータ生成手段と、を備えているレーザ加工機のNCデータ作成装置である。
【0011】
請求項4に係る発明は、コンピュータにより、レーザ加工機のNCデータ作成装置を制御するための制御プログラムを記憶したコンピュータ読みとり可能の記憶媒体であって、この制御プログラムは、立体形状の図形データである立体形状データを読み込み、この立体形状の切断部分の輪郭である切断形状を生成させる切断形状生成プログラムと、アプローチ形状のパターンと、このアプローチ形状の大きさを決定する寸法とを読み込みアプローチ形状を生成させるアプローチ形状生成プログラムと、前記切断形状をレーザ加工機で切断加工する際の開始点であるアプローチ点を設定させるアプローチ点設定プログラムと、前記アプローチ点を通り、前記立体形状の面に垂直である法線ベクトルに垂直な平面である投影面を生成させる投影面生成プログラムと、前記アプローチ形状を前記投影面に、前記アプローチ点に接続させて、投影させるアプローチ形状投影プログラムと、前記切断形状と、この切断形状のアプローチ点に接続しているアプローチ経路から、前記切断形状を加工するためのレーザ加工機制御用のデータであるNCデータを生成させるNCデータ生成プログラムと、を記憶していることを特徴とするレーザ加工機のNCデータ作成方法のプログラムを記憶したコンピュータ読みとり可能の記憶媒体である。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1に本実施に係るレーザ加工機のNCデータ作成装置を備えた3次元CAD/CAMシステム1の概略の構成図を示す。
【0013】
前記3次元CAD/CAMシステム1は、コンピュータよりなるものであって、例えば、図示しないコンピュータ本体とマウス、キーボード等の入出力装置を備えている。なお、以下の説明において、立体形状SG、切断形状等に対する処理は、これらのデータをプログラムが処理するものである。
【0014】
この3次元CAD/CAMシステム1は、立体形状SGの作成等を行うCAD/CAM部3と、この立体形状SGを表示する表示画面5と、このCAD/CAM部3により作成した立体形状SG等の図形データである立体形状データAiを格納する立体形状データファイル7と、前記CAD/CAM部3と、表示画面5と、マウス等とにより情報を付加する操作を行う入力部9と、レーザ加工のためのNCデータの作成の各処理を総合的に管理するNCデータ生成制御部11と、を備えている。
【0015】
一方、前記3次元CAD部/CAM3と、入力部9と、NCデータ生成制御部11は、リンク制御部13により結合されている。これにより、プログラムはCAD/CAM部3の機能を使いながら立体形状データAiの編集を行うことができる。例えばCAD/CAM部3のコマンド機能を利用して、立体形状SGに含まれる面に垂直な法線を生成したり、この法線に垂直で立体形状SGに接する面を作成したりすることができるようになる。
【0016】
なお、本例で立体形状SGを処理対象として、プログラム内に読み込む場合、この立体形状SGを構成する面単位で読み込むものとする。これにより、コンピュータの処理速度等の向上を図ることになる。
【0017】
そして、NCデータ生成制御部11は、切断形状生成部15と、アプローチ形状生成制御部17と、NCデータ出力部19とを備えている。さらに、前記アプローチ形状生成制御部17は、アプローチ形状生成部23と、アプローチ点決定部27と、投影面生成部29と、投影部31と、を備えている。
【0018】
前記切断形状生成部15は、立体形状データファイル7から立体形状SGのCADデータである立体形状データAiをプログラム内に読み込み、そして、この立体形状SGをレーザ加工する軌跡のデータである切断形状データCiを生成して、切断形状データファイル21に格納する処理部である。
【0019】
前記アプローチ形状生成制御部17は、入力部9から入力された立体形状SGにレーザのアプローチ形状を生成させるために必要な情報を得てアプローチ形状を生成する処理部である。本例では、例えばアプローチ形状のパターンは、予め立体形状データファイル7に登録してあるパターンを表示画面5に表示させてマウスにより選択する。また、このアプローチ形状の寸法を決めるために必要なパラメータの数値を入力部9より入力したりする。
【0020】
これらの情報を読み込み前記アプローチ形状生成部23は、アプローチ形状の2次元データである2次元アプローチ形状データDi2を生成して、このデータを2次元アプローチデータファイル25に格納する。前記アプローチ点決定部27は、立体形状SGのレーザ加工機による切断部分に対してレーザが切り込みを開始する加工開始点であるアプローチ点を決定する。前記投影面生成部31は、アプローチ点を通り、このアプローチ点における立体形状SGの面に垂直な法線ベクトルVTを生成させる。そして、この法線ベクトルVTに垂直な平面DPを生成させる。
【0021】
前記投影部31は、前記投影面DPに前記アプローチ形状を投影させて、3次元のアプローチ形状を生成して、この3次元のアプローチ形状のデータである3次元アプローチデータDi3を3次元アプローチデータファイル33に格納する。
【0022】
前記NCデータ出力部19は、切断形状データファイル21から切断形状データCiを読み込み、さらに、3次元アプローチデータファイル33から3次元アプローチデータDi3を読み込み、立体形状SG上に、3次元アプローチ形状をアプローチ点において合体させた形状を求めて、この形状から切断加工する3次元レーザ加工機41を制御するNCデータNiを生成してNCデータファイル35に格納する。
【0023】
そして、送信部37により、通信ケーブル39を介して前記NCデータNiがレーザ加工機41に送信されて加工が行なわれる。
【0024】
図2のフローを参照して、レーザ加工機のNCデータ作成方法を説明する。なお、本例では、図3に示す立体形状SGを処理の対象とする。この立体形状SGは、面Aと、面Bと、面Cと、面Dと、面Eと、面Fと、及び面Gとにより構成されている。前記面Aは円柱面であり、切断の対象となる穴HLが存在しているものとする。この穴HLは、稜線L1と、稜線L2と、稜線L3と、及び稜線L4とを輪郭としているものである。また、この立体形状SGが表示画面5に表示されていて、マウス、キーボード等から入力部9の機能により情報を入力することができるものである。まず、プログラムに起動が掛かり立体形状SGに含まれる切断形状データGiが読み込まれて切断形状データファイル21に格納されるものとする。
【0025】
そして、ステップS201のアプローチパターン選択処理では、アプローチ形状のパターンを表示画面5に表示させて入力部9より選択する。このアプローチのパターンは、例えば図4(a)に示すように、アプローチ形状のスタート点SPAから直線LA上を移動して、立体形状SGに含まれる切断形状GAにアプローチ点PAにおいて接合する。そして、切断形状を切断するパターンがある。
【0026】
図4(b)に示すように、アプローチ形状のスタート点SPBから直線LB1上を移動して、さらに、円弧LB2上を移動して、立体形状SGに含まれる切断形状GBにアプローチ点PBにおいて接合する。そして、切断形状を切断するパターンがある。
【0027】
さらに、図4(c)に示す例は、アプローチ形状のスタート点SPCから直線LC1と、この直線LC1に直角をなす直線LC2上を移動する、さらに、円弧LC3上を移動して、立体形状SGに含まれる切断形状GCにアプローチ点PCにおいて接合する。そして、切断形状を切断するパターンがある。
【0028】
なお、上述のアプローチ形状は、一例であり、その他のアプローチ形状も登録しておけば選択可能な構成になっていることは勿論である。
【0029】
続いて、ステップS203の寸法入力処理では、ステップS201で選択されたアプローチのパターンに対して、形状を特定するための寸法を入力する。すなわち、例えば、図4(d)に示すように、アプローチ円弧の半径Rと、スタート点からの切断形状までの距離Lを入力部9より入力する。これにより、プログラムはアプローチ形状の特定ができるようになる。
【0030】
ステップS205のアプローチ形状生成処理では、ステップS201の処理と、ステップS203との処理で特定されたアプローチ形状のデータである2次元アプローチデータDi2を2次元アプローチデータファイル25に格納する。ここで生成したアプローチ形状のデータはXY座標系に定義される2次元データで作成されているものである。
【0031】
そして、ステップS207のアプローチ点決定処理では、切断形状の輪郭上にアプローチ点SPを決定する処理を行う。本例では、例えば表示画面5に表示されている立体形状SGに含まれている切断形状上の位置をマウスにより選択することにより行う。本例では図3に示すようにアプローチ点SPが選択されたものとする。
【0032】
続いて、ステップS209の法線ベクトル作成処理では、図3に示すようにステップS207の処理で選択したアプローチ点SPを通り、立体形状SGの、このアプローチ点SPにおける立体形状の面に垂直なベクトルVTを生成させる。
【0033】
ステップS211の平面生成処理では、図3に示すようにアプローチ点SPを通り、前記ベクトルVTに垂直な平面である投影面DPを求める。ステップS213の投影処理では、2次元のアプローチ形状を2次元アプローチ形状データファイル25より読み込み投影面DPに投影処理して、このデータを3次元アプローチデータファイル33に格納する。なお、2次元アプローチデータDi2を投影処理を行ったことにより、このデータはXYZ座標軸上に定義される3次元データに変換されるものである。
【0034】
最後に、ステップS215のアプローチ経路生成処理では、投影処理されたアプローチ形状を前記切断形状に前記アプローチ点SPで接合させて、3次元レーザ加工機41のノズルが移動する軌跡を生成させる。これにより、図3に示すようにアプローチ形状AL1、AL2が自動的に生成して、3次元レーザ加工機41により立体形状SGに含まれる穴HLを切断する軌跡が生成して、この軌跡から3次元レーザ加工機41を制御するNCデータNiを作成することができるようになる。
【0035】
なお、上述のように生成したアプローチ経路は、立体形状SG上に存在しない。例えば図5に示すように、立体形状SG上のレーザ加工機の軌跡をWKとすると、自動で生成したアプローチ経路LNCは、平面に投影して生成しているために立体形状SG上に存在しない。この位置の誤差はレーザ加工機に備えられている例えば光センサが感知して、補正方向MDにレーザのノズルを移動させ補正を行うものである。すなわち、NCデータで指示されているノズルNZR1の位置が補正されて、ノズルNZR2の位置に移動するものである。
【0036】
なお、この発明は、前述の実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の態様で実施し得るものである。
【0037】
図6は、前述したレーザ加工機のNCデータ作成装置を制御するための制御プログラムを記憶した記憶媒体の1例としてのCD−ROMを示すものである。上記CD−ROMは、コンピュータにより、レーザ加工機のNCデータ作成装置を制御するための制御プログラムを記憶したコンピュータ読みとり可能の記憶媒体であって、この制御プログラムは、
立体形状の図形データである立体形状データを読み込み、この立体形状の切断部分の輪郭である切断形状を生成させる切断形状生成プログラムと、
アプローチ形状のパターンと、このアプローチ形状の大きさを決定する寸法とを読み込みアプローチ形状を生成させるアプローチ形状生成プログラムと、
前記切断形状をレーザ加工機で切断加工する際の開始点であるアプローチ点を設定させるアプローチ点設定プログラムと、
前記アプローチ点を通り、前記立体形状の面に垂直である法線ベクトルに垂直な平面である投影面を生成させる投影面生成プログラムと、
前記アプローチ形状を前記投影面に、前記アプローチ点に接続させて、投影させるアプローチ形状投影プログラムと、
前記切断形状と、この切断形状のアプローチ点に接続しているアプローチ経路から、前記切断形状を加工するためのレーザ加工機制御用のデータであるNCデータを生成させるNCデータ生成プログラムと、を記憶しているものである
【0038】
【発明の効果】
上述の如く本発明によれば、例えば立体形状において切断される部分の輪郭形状の最初に加工する点であるアプローチ点を通り、そのアプローチ点における曲面の法線ベクトルに垂直な平面にアプローチ経路を投影し、それをアプローチ経路として自動で生成するため、直線、円弧等の要素を任意の平面上に投影するだけとなるので曲面と平面の交線を求めたり、曲面と円筒面の交線を求めたりする必要が無くなるという効果がある。
【0039】
一方、CADのオペレータがCADの機能を使用してアプローチ形状を作成する場合は、立体形状の曲面上にアプローチ経路の構成要素である直線、円弧等を投影して、その投影結果として得られた形状をアプローチ形状として設定する操作が必要なくなるという効果がある。
【0040】
また、立体形状に含まれている切断形状を切断する際の加工開始点であるアプローチ点に面のデータがなくても、平面を新たに生成させるためアプローチ経路を作成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザ加工機のNCデータ作成方法及びその装置の概略の構成を示す概略図である。
【図2】レーザ加工機のNCデータを作成するプログラムのフローチャート図である。
【図3】立体形状を説明する説明図である。
【図4】アプローチのパターンを説明する説明図である。
【図5】光センサによる位置補正機能を説明する説明図である。
【図6】記憶媒体の説明図である。
【符号の説明】
1 3次元CAD/CAMシステム
3 CAD/CAM部
5 表示画面
7 立体形状データファイル
9 入力部
11 NCデータ生成制御部
13 リンク制御部
15 切断形状生成部
17 アプローチ形状生成制御部
19 NCデータ出力部
21 切断形状データファイル
23 アプローチ形状生成部
25 2次元アプローチデータファイル
27 アプローチ点決定部
29 投影面生成部
31 投影部
33 3次元アプローチデータファイル
35 NCデータファイル
37 送信部
39 通信ケーブル
41 3次元レーザ加工機
Claims (4)
- 3次元モデルである立体形状に、レーザ加工機による切断加工軌跡を作成するために必要な情報を入力して、切断加工軌跡を作成し、この切断加工軌跡からレーザ加工機制御用のNCデータを作成するレーザ加工機のNCデータ作成方法において、
前記立体形状の図形データである立体形状データを読み込み、この立体形状の切断部分の輪郭である切断形状を生成する切断形状生成工程と、
アプローチ形状のパターンと、このアプローチ形状の大きさを決定する寸法とを読み込みアプローチ形状を生成するアプローチ形状生成工程と、
前記切断形状をレーザ加工機で切断加工する際の開始点であるアプローチ点を設定するアプローチ点設定工程と、
前記アプローチ点を通り、前記立体形状の面に垂直である法線ベクトルに垂直な平面である投影面を生成する投影面生成工程と、
前記アプローチ形状を前記投影面に、前記アプローチ点に接続させて、投影するアプローチ形状投影工程と、
前記切断形状と、この切断形状のアプローチ点に接続しているアプローチ経路から、前記切断形状を加工するためのレーザ加工機制御用のデータであるNCデータを生成するNCデータ生成工程と、
を含んでいることを特徴とするレーザ加工機のNCデータ作成方法。 - 前記アプローチ形状生成工程は、予め複数のアプローチ形状を登録しておき、このアプローチ形状の各寸法を決定するために必要な数値を入力することによりアプローチ形状を生成することを特徴とする請求項1記載のレーザ加工機のNCデータ作成方法。
- 3次元モデルである立体形状に、レーザ加工機による切断加工軌跡を作成するために必要な情報を入力して、切断加工軌跡を作成し、この切断加工軌跡からレーザ加工機制御用のNCデータを作成するレーザ加工機のNCデータ作成装置において、
前記立体形状の図形データである立体形状データを読み込み、この立体形状の切断部分の輪郭である切断形状を生成する切断形状生成手段と、
アプローチ形状のパターンと、このアプローチ形状の大きさを決定する寸法とを読み込みアプローチ形状を生成するアプローチ形状生成手段と、
前記切断形状をレーザ加工機で切断加工する際の開始点であるアプローチ点を設定するアプローチ点設定手段と、
前記アプローチ点を通り、前記立体形状の面に垂直である法線ベクトルに垂直な平面である投影面を生成する投影面生成手段と、
前記アプローチ形状を前記投影面に、前記アプローチ点に接続させて、投影するアプローチ形状投影手段と、
前記切断形状と、この切断形状のアプローチ点に接続しているアプローチ経路から、前記切断形状を加工するためのレーザ加工機制御用のデータであるNCデータを生成するNCデータ生成手段と、
を備えていることを特徴とするレーザ加工機のNCデータ作成装置。 - コンピュータにより、レーザ加工機のNCデータ作成装置を制御するための制御プログラムを記憶したコンピュータ読みとり可能の記憶媒体であって、この制御プログラムは、
立体形状の図形データである立体形状データを読み込み、この立体形状の切断部分の輪郭である切断形状を生成させる切断形状生成プログラムと、
アプローチ形状のパターンと、このアプローチ形状の大きさを決定する寸法とを読み込みアプローチ形状を生成させるアプローチ形状生成プログラムと、
前記切断形状をレーザ加工機で切断加工する際の開始点であるアプローチ点を設定させるアプローチ点設定プログラムと、
前記アプローチ点を通り、前記立体形状の面に垂直である法線ベクトルに垂直な平面である投影面を生成させる投影面生成プログラムと、
前記アプローチ形状を前記投影面に、前記アプローチ点に接続させて、投影させるアプローチ形状投影プログラムと、
前記切断形状と、この切断形状のアプローチ点に接続しているアプローチ経路から、前記切断形状を加工するためのレーザ加工機制御用のデータであるNCデータを生成させるNCデータ生成プログラムと、
を記憶していることを特徴とするレーザ加工機のNCデータ作成方法のプログラムを記憶したコンピュータ読みとり可能の記憶媒体。
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