JPH04254854A - 切抜きマスク作成方法及び装置 - Google Patents

切抜きマスク作成方法及び装置

Info

Publication number
JPH04254854A
JPH04254854A JP3036721A JP3672191A JPH04254854A JP H04254854 A JPH04254854 A JP H04254854A JP 3036721 A JP3036721 A JP 3036721A JP 3672191 A JP3672191 A JP 3672191A JP H04254854 A JPH04254854 A JP H04254854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bezier curve
point
cutout
image
curve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3036721A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3065364B2 (ja
Inventor
Natsuko Nakabayashi
中林 奈津子
Hideaki Kobayashi
秀章 小林
Takehiko Sato
岳彦 佐藤
Kazuhiko Tanaka
和彦 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP3672191A priority Critical patent/JP3065364B2/ja
Publication of JPH04254854A publication Critical patent/JPH04254854A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3065364B2 publication Critical patent/JP3065364B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、切抜きマスク作成方法
及び装置に係り、特に、画像データを画面上に表示して
切抜きマスクを作成する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像の不要部分を除去し必要な物体形状
のみ抽出するに際して、電子計算機画像処理システムを
用いて、切抜きマスクを作成し、当該切抜きマスクを用
いて画像処理技術により切抜くことが行われる。
【0003】このように切抜きマスクにより切抜く際に
は、切抜きマスクを種々の方法で作成する。
【0004】即ち、切抜きマスク作成方法には、画像デ
ータを画面上に表示し、オペレータが、表示画面を参照
しながら、当該画面上で切抜きを所望する物体形状の輪
郭線をトレースして切抜きマスクを作成する方法がある
。この方法においては、まず、オペレータが、切抜こう
とする輪郭に沿った点列を入力し、入力された点列を直
線で結んでいき、この結ばれた直線を切抜き線として切
抜きマスクを作成する。
【0005】又、曲線的な輪郭線を有する物体形状に対
して、円弧、もしくは、スプライン曲線を用いて滑らか
な切抜き線を発生させる方法がある。このスプライン曲
線は、与えられた複数の点列を(ある一定の規則にのっ
とって)曲線で補間して作成されるものである。又、ス
プライン曲線は2次、3次と次数があり、予め次数が決
まっていない与えられた点列に対して(引かれる曲線は
)一意的に決まる、又、スプライン曲線は通過する点か
ら点までの一区間毎に別々の数式で表わされる曲線をつ
なぎ合わせたものとなり、出来上がった曲線は全ての点
で(つまり、途中点でも継ぎ目でも)滑かである。
【0006】ここで、切抜き作業において重要な点は、
切抜き対象となる物体形状の輪郭線を忠実に且つ滑らか
にトレースすることである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の切抜き方法には、切抜き対象の物体形状によっては
、該物体形状の輪郭線を忠実に且つ滑らかにトレースす
ることに困難が生じるという問題点がある。
【0008】即ち、前記入力点列を結んだ直線で切抜き
線を作成する方法においては、かなり細かく点列入力を
しなければ、曲線等に対応した滑らかな切抜き線を作成
することができず、切抜き対象となる物体形状が限定さ
れてしまう。
【0009】又、円弧を用いる方法においては、自然に
変化する輪郭線に対して適切に対応した曲線が描き難い
場合が多い。
【0010】又、前記スプライン曲線を用いる方法にお
いては、その得られる曲線は前記のように滑かであるが
、点列の最後の点を入力するまでは曲線全体の形が不定
であるため、オペレータの意図する曲線から部分的に外
れた曲線が生じてしまう場合があり、所望の切抜き線を
得るのが困難である。
【0011】この困難性は、入力する点の数を多く取っ
たとしても解消されず、オペレータが輪郭線上にかなり
細かく点列を入力したとしても、それを補間した曲線が
所望の輪郭線から外れてしまうことがある。
【0012】本発明は、前記従来の問題点を解消すべく
なされたもので、所望する切抜き線を簡単なオペレーシ
ョン(操作)で原画像の輪郭線によくフィット(合致)
するよう高品質に作成することができる切抜きマスク作
成方法及び装置を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像データを
画面上に表示して切抜きマスクを作成する方法において
、表示画像の切抜こうとする物体形状の輪郭線に対応し
て、ベジェ曲線の始点及び終点を入力すると共に、該ベ
ジェ曲線の任意の制御点を入力する工程と、入力された
始点、終点及び制御点に基づき、ベジェ曲線を発生する
工程と、発生ベジェ曲線を前記画像と共に画面上に表示
する工程と、表示画面上のベジェ曲線及び画像を参照し
て、前記輪郭線に対応するベジェ曲線が得られない場合
に、始点、終点又は制御点の少なくともいずれかを再入
力する工程と、前記輪郭線に対応するベジェ曲線から切
抜き線を作成する工程とを含むことにより、前記課題を
解決するものである。
【0014】又、画像データを画像表示手段の画面上に
表示して切抜きマスクを作成する装置において、表示画
像の切抜こうとする物体形状の輪郭線に対応して、ベジ
ェ曲線の始点及び終点を入力すると共に、該ベジェ曲線
の任意の制御点を入力するための手段と、入力された始
点、終点及び制御点に基づき、ベジェ曲線を発生するた
めの手段と、発生ベジェ曲線を前記画像と共に画面上に
表示するための手段と、表示画面上のベジェ曲線及び画
像を参照して、前記輪郭線に対応するベジェ曲線が得ら
れない場合に、始点、終点又は制御点の少なくともいず
れかを再入力するための手段と、前記輪郭線に対応する
ベジェ曲線から切抜き線を作成するための手段と、作成
された切抜き線に基づき、切抜きマスクデータを作成す
るための手段とを供えたことにより、前記課題を解決す
るものである。
【0015】
【作用】発明者は、切抜きマスクを作成するに際して、
切抜き対象となる物体形状の輪郭線に沿った滑らかな切
抜き線を作成するべく種々の検討を行った。
【0016】この結果、前記物体形状の輪郭線に沿った
種々のベジェ(Bezier )曲線を用いることを着
想した。
【0017】即ち、まず、始点、終点及び制御点を入力
してベジェ曲線を発生させる。発生ベジェ曲線を切抜き
対象画像と共に画面上に表示する。表示画像を参照して
、始点、終点及び制御点を必要に応じて再入力し、当該
ベジェ曲線のうちで最適なものを切抜き線に選択するこ
とを見出したものである。このベジェ曲線においては、
発生条件としての始点、終点及び制御点の座標を変える
ことにより、種々の曲線を得ることができる。
【0018】本発明は、前記のような知見に基づきなさ
れたもので、所望する切抜き線を簡単なオペレーション
(操作)で原画像の輪郭線によくフィット(合致)する
よう高品質に作成することができる。従って、切抜きマ
スクの品質を高くすることができる。
【0019】ここで、前記ベジェ曲線について説明する
【0020】このベジェ曲線は、コンピュータ支援設計
(CAD)の曲線表現として、P.Bezier (P
・ベジェ  フランス国)により研究されたものである
【0021】一般的なn 次のベジェ曲線は、n +1
の特徴点から、(1)に示す式によって作成される。
【0022】
【数1】
【0023】ここで、Bn (x ,y ):生成され
る曲線の座標 t       :媒介変数(0≦t ≦1)Pi (
x ,y ):特徴点の座標、P0 が始点、Pnが終
点である。
【0024】この(1)式により、媒介変数t を0か
ら1まで変化させることにより、始点P0 と終点Pn
 とを両端とするn 次のベジェ曲線が作成される。
【0025】コンピュータグラフィックスや文字フォン
トの表現においては、3次のベジェ曲線が用いられるこ
とが多い。本発明を実施する際には、いずれの次数のベ
ジェ曲線を用いることができる。しかしながら、高次の
ベジェ曲線では、制御点を多数入力する必要があること
から、後記する実施例では、この制御点を最少個(1個
)入力するだけで済む2次のベジェ曲線を利用している
。2次のベジェ曲線について、以下に簡単に説明する。
【0026】2次のベジェ曲線においては、特徴点が始
点(x0,y0)、制御点(x1,y1)、終点(x2
,y2)の3点からなっている。発生するベジェ曲線上
の点の座標を(x(t ),y (t ))とすると、
前記(1)の一般式から、この座標(x (t),y 
(t ))が次式(2)、(3)のように得られる。
【0027】     x (t )=(1−t )2 ・x0+2(
1−t )・t ・x1+t 2 ・x2…(2)
【0
028】     y (t )=(1−t )2 ・y0+2(
1−t )・t ・y1+t 2 ・y2…(3)
【0
029】この得られたベジェ曲線は、図2に示すように
、始点P0 と終点P2 を通ると共に、P0 、P2
 を結ぶ直線の中点M1と制御点P1 とを結ぶ直線の
中点M2 を通る曲線となる。なお、この曲線は、楕円
弧である。
【0030】ここで、2次のベジェ曲線を用いて好まし
い切抜き線を得る際に、例えば次のような手順で制御点
P1 を見つけ出すことができる。
【0031】即ち、オペレータはまず、輪郭線上に2点
始点P0 、終点P2 を指示する。その際、始点P0
 と終点P2 との間の輪郭線がS字の曲線にならない
よう一定向きの曲線となる範囲内でとる。この操作は、
始点P0 からあまり遠すぎないよう終点P2 をとれ
ばよいので簡単である。
【0032】次いで、制御点P1 を決めるが、2次の
ベジェ曲線では、両端の始点P0 、終点P2 を決め
ても、まだ、2次元の自由度があるため、様々な曲がり
具合の曲線にフィットさせることができる。
【0033】この場合、目的の曲線は、両端の始点P0
 、終点P1 (の垂直2等分線)に関して、非対称で
もよい。
【0034】制御点P1 の動きにつれてリアルタイム
に曲線を描くようにすれば、オペレータは、この描かれ
た曲線をだんだんと目的の曲線に近づけていくように制
御点P1 を動かすことにより、平面上から、最適の制
御点P1 を難なく見つけ出すことができる。
【0035】従って、容易な操作により切抜き線を作成
することができる。
【0036】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0037】この実施例は、図1に示すような、オペレ
ータの特徴点の入力により、ベジェ曲線を発生し、当該
ベジェ曲線から切抜き線を決定して切抜きマスクを作成
する装置である。
【0038】図1に示すように、前記切抜きマスク作成
装置は、画像、例えばカラー画像を映像画面上に表示す
る、例えばカラー陰極線管(カラーCRT)からなる出
力部14と、前記画面上の所望する位置を特徴点として
入力するための入力部10と、前記画面上に表示する画
像データや切抜きマスクデータ等を保存(セーブ)する
ためのストレージ12と、前記ストレージ12から読み
出した画像データ及び各切抜き処理部18、20で作成
したマスクデータを一旦格納して出力部14の画面上に
表示させるためのフレームメモリ16と、画像の切抜き
マスクを、フレームメモリ16上の画像データに基づき
自動的に作成するための自動切抜き処理部18と、前記
入力特徴点に基づき本発明により切抜き線を作成し又は
各種手法で切抜き線を指定し、その切抜き線から切抜き
マスクデータを作成するための手動切抜き処理部20と
、前記切抜き処理部18、20等を制御するための制御
用中央処理部(CPU)22とを備える。
【0039】なお、前記入力部10には、例えばマウス
あるいはデジタイザを用いることができる。又、実施例
では、マウスの動きに従って、画面上のカーソルを移動
させ、マウス上の左右に設けられたスイッチのオン、オ
フでカーソルの位置座標を入力するようになっている。
【0040】又、フレームメモリ16に入力する画像デ
ータには、スキャナ等の画像データ入力部24から入力
されたものを用いることができる。入力画像データは直
接フレームメモリ16に入力したり、あるいは、一旦、
ストレージ12に保存し、必要に応じて読み出して、フ
レームメモリ16に入力したりすることができる。
【0041】又、前記画像データには、他の画像作成装
置で作成されて磁気ディスク、光ディスク等に記録され
た画像データを用いることができる。
【0042】前記自動切抜き処理部18は、画像データ
に基づき、種々の手法により(例えば出願人が既に提出
した特願平2−38104:未公知)切抜きマスクデー
タを作成するものである。
【0043】前記手動切抜き処理部20は、切抜き線を
作成した後に、切抜き線を境界とするいずれの側の領域
か背景領域かをオペレータの選択により、又は、自動的
な選択により指定し、背景領域とされた領域にマスクデ
ータをオンとして切抜きマスクデータを作成するもので
ある。
【0044】次に実施例の作用を説明する。
【0045】実施例に係る切抜きマスク作成装置におい
ては、図3に示す手順に従って切抜き処理を行う。
【0046】即ち、図3に示すように、まず、ストレー
ジ12からカラー画像データをフレームメモリ16に転
送して、画像を各種倍率で出力部14の画面上に表示す
る(ステップ101)。オペレータは、表示画像を参照
して、手動切抜き処理(ステップ102)、あるいは、
自動切抜き処理(ステップ103)のいずれかを選択し
、選択した切抜き処理に従って切抜きマスクデータを作
成する。この場合、必要に応じて切抜き線を境界とする
いずれの側の領域が背景領域かをオペレータが指定する
。又は、自動的に背景領域を指定する。この指定背景領
域について、マスクデータをオンとして、切抜きマスク
データを作成する。
【0047】次いで、作成されたマスクデータをストレ
ージ12に保存する(ステップ104)。
【0048】なお、前記マスクデータは前記のようにセ
ーブする他、図示されない画像の編集装置あるいはマス
クの出力装置に転送することができる。
【0049】ここで、一般に、切抜き処理の手法は、画
面を参照しながら入力部から特徴点の座標データを入力
する等して切抜き線をトレースする手法と、画像処理の
各処理技術を用いて自動的に切抜き線を作成する手法と
の2つに大別できる。しかるに、切抜き対象となる画像
の状況によっては、自動切抜き処理の手法では、望まし
い切抜き線が得られない場合がある。そのような場合に
は、手動切抜き処理の手法を用いて切抜き線を作成する
必要がある。
【0050】そこで実施例では、オペレータの選択によ
り手動切抜き処理ステップ(ステップ102)に進み、
手動切抜き処理による切抜き線を本発明により作成する
。又、必要に応じて輪郭線をなぞる等して切抜き線を作
成する。
【0051】以下、本実施例による手動切抜き処理の詳
細な手順を、図4の流れ図に従って説明する。
【0052】即ち、まず、オペレータが画面上に表示さ
れる切抜こうとする物体形状を参照しながら、同時に表
示されるカーソルの位置を移動させて、前記物体形状の
輪郭線上の一点を始点P0 として当該カーソルで指示
する(ステップ201)。この場合、オペレータが、入
力部10のマウス上の左ボタンを押圧してクリックする
ことにより、画面上のカーソルで指示する点P0 の座
標(x0,y0)を入力する。図5の(A)にカーソル
で指示する始点P0 の例を示す。なお、図5の(A)
〜(D)では、カーソルを矢印で示している。
【0053】次いで、手動切抜き処理部20は、入力始
点P0 及びカーソルで指示される座標間に直線を引き
、図5の(A)に示されるように当該直線をリアルタイ
ムに画面上に表示する(ステップ202)。この直線の
表示は、カーソルが移動する毎に演算して表示する。又
、オペレータは、マウスを操作することにより、図5の
(B)に示すように、前記始点P0 と1続きの輪郭線
上の点にカーソルを移動させる。
【0054】次いで、前記始点P0 及びカーソル間の
直線を表示している際に、始点P0 の入力座標を修正
する場合や、別手法により切抜き処理を行うこととした
場合には、終点P2 の座標(x2,y2)の入力を取
り止めることができる(ステップ203)。
【0055】このように、座標入力を取り止めるときは
、ステップ210に進んで、入力しようとするベジェ曲
線が1つ目のものかどうかを確認する。
【0056】1つ目の場合は、ベジェ曲線の入力処理を
終了する。一方、1つ目でない場合は、1つ前に作成し
た曲線の始点に始点P0 の座標(x0,y0)を戻し
、当該1つ前のベジェ曲線自体は取り消して(ステップ
211)、ステップ202に戻る。
【0057】一方、終点P2 の座標を入力する場合に
は、カーソルで指示した点の座標をベジェ曲線の終点P
2 の座標(x2,y2)として入力する(ステップ2
04)。
【0058】次いで、カーソルで指示する点を仮に制御
点P1 の座標(x1,y1)としてリアルタイムに入
力する。前記入力された始点P0、終点P2 、制御点
P1 の各座標(x0,y0)、(x2,y2)、(x
1,y1)から、前出(2)、(3)式を用いてベジェ
曲線(x (t ),y (t ))を作成して、該ベ
ジェ曲線を画面上にリアルタイムに表示する(ステップ
205)。このように表示されたベジェ曲線の例を図5
の(C)に示す。
【0059】オペレータは、カーソルにより制御点P1
 を種々に変えて画面上に種々のベジェ曲線を表示させ
る。この際、表示されたベジェ曲線を参照しながら、当
該ベジェ曲線が輪郭線に一致する制御点P1 を捜す。
【0060】満足すべきベジェ曲線が得られたか否かを
判断し、得られたならば、そのカーソルで指示する座標
を制御点P1 の座標(x1,y1)として決定する(
ステップ206)。これにより1つの切抜き線が決定さ
れる。
【0061】一方、満足すべき曲線が得られない場合に
は、ステップ202に戻って、終点P2 を設定し直す
(ステップ206)。なお、2次のベジェ曲線は2次曲
線となるもので、曲がりが1つあるような曲線しか表わ
すことができず、当該曲線で輪郭線に合うように設定し
ていく必要がある。
【0062】次いで、決定された制御点P1 の座標(
x1,y1)を設定して、今回のベジェ曲線を設定し、
記憶する(ステップ207)。
【0063】次いで、切抜き線作成処理を続行するか否
かを判断する(ステップ208)、続行する場合には、
ステップ207で設定したベジェ曲線の終点の座標P2
 (x2,y2)を新たなベジェ曲線の始点P0 の座
標(x0,y0)として(ステップ209)、新たなベ
ジェ曲線を作成するためにステップ202に戻る。この
場合におけるカーソルの状態は、図5の(D)に示され
るようになり、ステップ202以降の手順を再び繰返し
て、次の曲線を作成する。
【0064】一方、一通りの切抜き線が作成されて切抜
き線作成処理を続行しない場合には、終了信号をマウス
により入力して作成された切抜き線全体を確定させる。 この切抜き線のデータから切抜きマスクデータを作成し
て、ストレージ12等へ入力する。
【0065】決定された切抜きマスクデータはレイアウ
トスキャナに出力され、これに従って、レイアウトスキ
ャナが切抜きマスクデータを参照しながら、イメージメ
モリに記憶されたカラー画像データ中の抽出すべきカラ
ー画像データを読み出し、印刷フィルム版に色別に切出
し露光出力する。
【0066】又、決定された切抜きマスクデータはマス
クカッタを有した自動作図機に出力され、これに従い自
動作図機が切抜きマスクフィルムを作成するようにして
も良い。
【0067】なお、前記実施例においては、2次のベジ
ェ曲線を前出(2)、(3)式で作成していたが、本発
明を実施する際のベジェ曲線はこのような2次のものに
限定されず、他の次数のベジェ曲線を用いることができ
る。
【0068】ここで、2次のベジェ曲線は結局、2次曲
線となるもので、カーブが1つあるような曲線、つまり
、極大(又は極小)点が1つでもあるような曲線しか作
成できない。従って、輪郭線が複雑な形状を有していて
、3次以上の曲線に対応したものである場合、この輪郭
線には、2次のベジェ曲線を一致させることはできない
。このような場合には、3次以上のベジェ曲線を用いる
ことができる。但し、3次以上のベジェ曲線を用いた場
合、曲線の表わせる範囲は広がるが、複数の制御点を入
力して演算する必要があるため、操作及び演算が手数の
掛るものとなる。これに対して、2次のベジェ曲線は計
算が3次以上に比較して簡単なため、演算速度が早く、
リアルタイムの表示を高速、確実に行うことができ、制
御点決定が早くできる。
【0069】又、前記実施例においては、図1に示すよ
うな構成の切抜きマスク作成装置を例示したが、本発明
の実施装置は図のものに限定されず、他の構成のもので
本発明を実施できる。例えば、自動切抜き処理部18を
並設せずに全て手動設定により切抜き線を作成するよう
にした切抜きマスク作成装置で本発明を実施することが
できる。
【0070】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、所
望する切抜き線を、簡単なオペレーション(操作)で原
画像の輪郭によくフィット(合致)するよう高品質に作
成することができ、従って、マスクデータの品質を高く
することができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例に係る切抜きマスク作
成装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、本発明の原理を説明するための、2次
のベジェ曲線が作成された状態例を示す線図である。
【図3】図3は、前記実施例の作用を説明するための、
マスク作成手順を示す流れ図である。
【図4】図4は、同じく、前記マスク作成手順における
、切抜き線作成手順を詳細に示す流れ図である。
【図5】図5は、同じく、切抜き線を作成する際のベジ
ェ曲線と処理画像の表示例を示す平面図である。
【符号の説明】
10…入力部、 12…ストレージ、 14…出力部、 16…フレームメモリ、 20…手動切抜き処理部、 22…制御用中央処理ユニット(CPU)、24…画像
データ入力部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データを画面上に表示して切抜きマス
    クを作成する方法において、表示画像の切抜こうとする
    物体形状の輪郭線に対応して、ベジェ曲線の始点及び終
    点を入力すると共に、該ベジェ曲線の任意の制御点を入
    力する工程と、入力された始点、終点及び制御点に基づ
    き、ベジェ曲線を発生する工程と、発生ベジェ曲線を前
    記画像と共に画面上に表示する工程と、表示画面上のベ
    ジェ曲線及び画像を参照して、前記輪郭線に対応するベ
    ジェ曲線が得られない場合に、始点、終点又は制御点の
    少なくともいずれかを再入力する工程と、前記輪郭線に
    対応するベジェ曲線から切抜き線を作成する工程と、を
    含むことを特徴とする切抜きマスク作成方法。
  2. 【請求項2】画像データを画像表示手段の画面上に表示
    して切抜きマスクを作成する装置において、表示画像の
    切抜こうとする物体形状の輪郭線に対応して、ベジェ曲
    線の始点及び終点を入力すると共に、該ベジェ曲線の任
    意の制御点を入力するための手段と、  入力された始
    点、終点及び制御点に基づき、ベジェ曲線を発生するた
    めの手段と、発生ベジェ曲線を前記画像と共に画面上に
    表示するための手段と、表示画面上のベジェ曲線及び画
    像を参照して、前記輪郭線に対応するベジェ曲線が得ら
    れない場合に、始点、終点又は制御点の少なくともいず
    れかを再入力するための手段と、前記輪郭線に対応する
    ベジェ曲線から切抜き線を作成するための手段と、作成
    された切抜き線に基づき、切抜きマスクデータを作成す
    るための手段と、を供えたことを特徴とする切抜きマス
    ク作成装置。
JP3672191A 1991-02-06 1991-02-06 切抜きマスク作成方法及び装置 Expired - Fee Related JP3065364B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3672191A JP3065364B2 (ja) 1991-02-06 1991-02-06 切抜きマスク作成方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3672191A JP3065364B2 (ja) 1991-02-06 1991-02-06 切抜きマスク作成方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04254854A true JPH04254854A (ja) 1992-09-10
JP3065364B2 JP3065364B2 (ja) 2000-07-17

Family

ID=12477612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3672191A Expired - Fee Related JP3065364B2 (ja) 1991-02-06 1991-02-06 切抜きマスク作成方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3065364B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6298155B1 (en) 1997-07-31 2001-10-02 Sony Corporation Apparatus and method for generating time-series data, apparatus and method for editing curves and recording medium having program recorded thereon
JP2010091744A (ja) * 2008-10-07 2010-04-22 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 音楽記号入力装置及び音楽記号入力プログラム
CN113706970A (zh) * 2021-08-26 2021-11-26 北京金三惠科技有限公司 展示乐谱连音线的方法及计算机程序

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6298155B1 (en) 1997-07-31 2001-10-02 Sony Corporation Apparatus and method for generating time-series data, apparatus and method for editing curves and recording medium having program recorded thereon
JP2010091744A (ja) * 2008-10-07 2010-04-22 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 音楽記号入力装置及び音楽記号入力プログラム
CN113706970A (zh) * 2021-08-26 2021-11-26 北京金三惠科技有限公司 展示乐谱连音线的方法及计算机程序

Also Published As

Publication number Publication date
JP3065364B2 (ja) 2000-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0816820A (ja) 3次元アニメーション作成装置
JPH02101456A (ja) 切り抜きマスクデータの作成方法
JPH04254854A (ja) 切抜きマスク作成方法及び装置
JP3479282B2 (ja) 文字図形変形処理装置
JPH06215074A (ja) 図形処理装置
JP3254286B2 (ja) 刷版マスク作成装置
JP3619182B2 (ja) 図形処理装置及び方法
JP2786098B2 (ja) 図形拡大編集方法
JP3170249B2 (ja) 文字図形変形処理装置および方法
JPH06110442A (ja) 文字図形処理装置、及び文字または図形の変形処理方法
JP2721344B2 (ja) 画像処理方法
JPH06259507A (ja) 図形分割装置
JPH09319888A (ja) 似顔絵作成装置
JPH0855244A (ja) 立体図形データ入力方法
JPS62197870A (ja) ベクトル図形修正装置
JPH06301751A (ja) 3次元データ作成のための編集表示方法および装置
JPH04155384A (ja) 文字作成装置
JP2000259217A (ja) 数値制御装置付工作機械の工具移動指令データ作成方法
JPH04139585A (ja) 画像処理装置
JPH04146485A (ja) 字体作成装置および情報処理システム
JPH11109940A (ja) 画像データの輪郭編集装置と画像データの輪郭編集方法、及び記憶媒体
JPH0927043A (ja) リピート柄作成装置
JP2000330543A (ja) アウトラインフォント編集装置
JPH03291748A (ja) 表データ作成制御方法及びデータ処理装置
JPH08212370A (ja) 図形編集装置及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees