JPH0812019A - 全自動パレット式貯蔵装置 - Google Patents
全自動パレット式貯蔵装置Info
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- JPH0812019A JPH0812019A JP7050031A JP5003195A JPH0812019A JP H0812019 A JPH0812019 A JP H0812019A JP 7050031 A JP7050031 A JP 7050031A JP 5003195 A JP5003195 A JP 5003195A JP H0812019 A JPH0812019 A JP H0812019A
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- guide
- support roller
- roller
- linear motor
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D1/00—Treatment of fused masses in the ladle or the supply runners before casting
- B22D1/002—Treatment with gases
- B22D1/005—Injection assemblies therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G1/00—Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
- B65G1/02—Storage devices
- B65G1/04—Storage devices mechanical
- B65G1/0478—Storage devices mechanical for matrix-arrangements
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04H—BUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
- E04H6/00—Buildings for parking cars, rolling-stock, aircraft, vessels or like vehicles, e.g. garages
- E04H6/08—Garages for many vehicles
- E04H6/12—Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles
- E04H6/18—Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions
- E04H6/24—Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions characterised by use of dollies for horizontal transport, i.e. cars being permanently parked on wheeled platforms
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04H—BUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
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- E04H6/28—Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions characterised by use of turntables or rotary rings for horizontal transport
- E04H6/282—Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions characterised by use of turntables or rotary rings for horizontal transport turntables, rotary elevators or the like on which the cars are not permanently parked
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- B65G2201/00—Indexing codes relating to handling devices, e.g. conveyors, characterised by the type of product or load being conveyed or handled
- B65G2201/02—Articles
- B65G2201/0294—Vehicle bodies
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Structural Engineering (AREA)
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- Mathematical Physics (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 技術的コストが安価で、アクセス時間が短
く、貯蔵容量が大きなパレット式貯蔵装置を提供する。 【構成】 自動車、コンテナ等のような品物を分配およ
び貯蔵するためのパレット式貯蔵装置は揺動可能な支持
ローラを有するパレット5を備えている。このパレット
は案内要素2によって案内形材4と駆動手段29に沿っ
て輸送可能である。この駆動手段はパレットを一部の区
間動かす。この一部の区間の間に、ほぼ直角に方向を変
えるための装置が設けられている。制御手段が設けら
れ、この制御手段により、貯蔵範囲全体において複数の
パレットを同時に制御可能であり、衝突が回避され、そ
の都度最短距離を選び、貯蔵場所への分配および貯蔵場
所からの分配が同時に行われる。
く、貯蔵容量が大きなパレット式貯蔵装置を提供する。 【構成】 自動車、コンテナ等のような品物を分配およ
び貯蔵するためのパレット式貯蔵装置は揺動可能な支持
ローラを有するパレット5を備えている。このパレット
は案内要素2によって案内形材4と駆動手段29に沿っ
て輸送可能である。この駆動手段はパレットを一部の区
間動かす。この一部の区間の間に、ほぼ直角に方向を変
えるための装置が設けられている。制御手段が設けら
れ、この制御手段により、貯蔵範囲全体において複数の
パレットを同時に制御可能であり、衝突が回避され、そ
の都度最短距離を選び、貯蔵場所への分配および貯蔵場
所からの分配が同時に行われる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗り物、コンテナ等の
ような品物、特に自動車およびまたはコンテナを分配お
よび貯蔵するための装置に関する。
ような品物、特に自動車およびまたはコンテナを分配お
よび貯蔵するための装置に関する。
【0002】本発明は自動パーキングビルでの使用、コ
ンテナ用倉庫、船、貨物自動車および鉄道車両のような
異なる種類の乗り物の間の積み替えターミナルのために
適している。
ンテナ用倉庫、船、貨物自動車および鉄道車両のような
異なる種類の乗り物の間の積み替えターミナルのために
適している。
【0003】
【従来の技術】品物、特に自動車とコンテンを分配およ
び貯蔵するための貯蔵装置は、関係文献から充分に知ら
れている。
び貯蔵するための貯蔵装置は、関係文献から充分に知ら
れている。
【0004】フランス国特許第2050321号明細書
には、いろいろな生産地からの品物のための分配装置が
記載されている。この場合、品物はプラットホームに搬
送され、案内溝がいわゆる車両の案内を行う。この車両
上で品物が運搬される。車両のパレットの車輪のための
案内要素がプラットホームに設けられているかどうかは
開示されていない。ボールが案内溝、接触面またはプラ
ットホームとパレットの間のエアクッション内に設けら
れていることが開示されているだけである。
には、いろいろな生産地からの品物のための分配装置が
記載されている。この場合、品物はプラットホームに搬
送され、案内溝がいわゆる車両の案内を行う。この車両
上で品物が運搬される。車両のパレットの車輪のための
案内要素がプラットホームに設けられているかどうかは
開示されていない。ボールが案内溝、接触面またはプラ
ットホームとパレットの間のエアクッション内に設けら
れていることが開示されているだけである。
【0005】この解決策の場合には、自動パーキングビ
ルやコンテナの積み替えターミナルで例えば車両(乗用
車)のような重い荷物を搬送する際のような荒々しい運
転の場合には、大きな横方向力が作用するので、適して
いないという欠点がある。
ルやコンテナの積み替えターミナルで例えば車両(乗用
車)のような重い荷物を搬送する際のような荒々しい運
転の場合には、大きな横方向力が作用するので、適して
いないという欠点がある。
【0006】フランス国特許第2639596号明細書
には、支持ローラを備えた案内装置が記載されている。
この支持ローラは揺動ローラとして形成されておらず、
支持ローラによって方向変換を行うことはできない。こ
の装置によって方向変換を転轍器無しに行うことができ
るが、勿論直角ではない。
には、支持ローラを備えた案内装置が記載されている。
この支持ローラは揺動ローラとして形成されておらず、
支持ローラによって方向変換を行うことはできない。こ
の装置によって方向変換を転轍器無しに行うことができ
るが、勿論直角ではない。
【0007】揺動ローラを備えた輸送手段は、回転椅
子、車椅子または自動車の下を通過する寝椅子に多く設
けられた公知の手段である。
子、車椅子または自動車の下を通過する寝椅子に多く設
けられた公知の手段である。
【0008】搬送手段の動作時に、揺動ローラは、正確
に定められない軌道に沿って駆動手段の力の方向に追従
し、案内は行われない。
に定められない軌道に沿って駆動手段の力の方向に追従
し、案内は行われない。
【0009】更に、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4
232926号明細書には、自動車やコンテナのための
全自動のパレット式貯蔵装置が記載されている。この場
合、パレットの輸送はコンテナ上でかつパレットの下に
設けられた玉軸受によって行われる。
232926号明細書には、自動車やコンテナのための
全自動のパレット式貯蔵装置が記載されている。この場
合、パレットの輸送はコンテナ上でかつパレットの下に
設けられた玉軸受によって行われる。
【0010】この解決策は、重い車両や重いコンテナの
ような大きな荷重の場合には、玉軸受またはそのガイド
が早く摩耗するという欠点がある。
ような大きな荷重の場合には、玉軸受またはそのガイド
が早く摩耗するという欠点がある。
【0011】更に、大きな荷重がかかるパレットが曲が
るので、パレットとリニアモータの間の距離が変化し、
故障が発生し、駆動装置全体の作動が疑わしくなる。
るので、パレットとリニアモータの間の距離が変化し、
故障が発生し、駆動装置全体の作動が疑わしくなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の課題
は、大きな荷重がかかる輸送手段が、転轍器を用いず
に、正確に定められた任意の軌道に沿った任意の方向変
更を行うことができ、運転装置が故障することがなく、
そして自動運転に適している、品物を分配および貯蔵す
るための装置を開発することである。
は、大きな荷重がかかる輸送手段が、転轍器を用いず
に、正確に定められた任意の軌道に沿った任意の方向変
更を行うことができ、運転装置が故障することがなく、
そして自動運転に適している、品物を分配および貯蔵す
るための装置を開発することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題は、転轍器を用
いずに任意に方向変換するために揺動可能な支持ローラ
の周りにおいて案内要素がパレットに設けられ、この案
内要素が、揺動可能な支持ローラを、そのために設けら
れた案内形材に沿って案内するために適していることに
よって解決される。従属請求項には本発明の有利な実施
形が記載してある。
いずに任意に方向変換するために揺動可能な支持ローラ
の周りにおいて案内要素がパレットに設けられ、この案
内要素が、揺動可能な支持ローラを、そのために設けら
れた案内形材に沿って案内するために適していることに
よって解決される。従属請求項には本発明の有利な実施
形が記載してある。
【0014】本発明による解決策は、輸送手段、特にパ
レットに、揺動可能な支持ローラが設けられ、この案内
要素が案内形材内を走行する支持ローラを案内し、この
支持ローラは形材側部に接触しない。
レットに、揺動可能な支持ローラが設けられ、この案内
要素が案内形材内を走行する支持ローラを案内し、この
支持ローラは形材側部に接触しない。
【0015】案内形材としてはU字状形材が使用され
る。このU字状形材は当該の建物上または建物内に固定
される。
る。このU字状形材は当該の建物上または建物内に固定
される。
【0016】支持ローラは品物、例えば自動車を自動パ
ーキングビル内に輸送するためにパレットの角に取付け
可能である。装置の機能にとって、輸送要素上の支持ロ
ーラの間隔が案内形材の間隔に一致していることが重要
である。
ーキングビル内に輸送するためにパレットの角に取付け
可能である。装置の機能にとって、輸送要素上の支持ロ
ーラの間隔が案内形材の間隔に一致していることが重要
である。
【0017】揺動可能な支持ローラがそれぞれ、少なく
とも4個の案内要素によって取り囲まれていると有利で
ある。他の有利な変形例では、揺動可能な支持ローラの
周りに相対的に摺動可能な2個のリングが設けられ、こ
のリングが滑りリングとしてあるいは間に球を設けたリ
ングとして形成可能である(図7)。
とも4個の案内要素によって取り囲まれていると有利で
ある。他の有利な変形例では、揺動可能な支持ローラの
周りに相対的に摺動可能な2個のリングが設けられ、こ
のリングが滑りリングとしてあるいは間に球を設けたリ
ングとして形成可能である(図7)。
【0018】更に、案内要素に案内ローラが設けられ、
この案内ローラが案内形材の壁上を転動可能であると有
利である。そのために例えば玉軸受が適している。この
玉軸受は幾分長い案内要素上に設けることができる。支
持ローラの揺動半径が必要である場合には、案内要素は
下方へ円錐状に形成可能である。案内ローラは支持ロー
ラの揺動半径に下側から係合する。
この案内ローラが案内形材の壁上を転動可能であると有
利である。そのために例えば玉軸受が適している。この
玉軸受は幾分長い案内要素上に設けることができる。支
持ローラの揺動半径が必要である場合には、案内要素は
下方へ円錐状に形成可能である。案内ローラは支持ロー
ラの揺動半径に下側から係合する。
【0019】小さなカーブのときの摩擦損失を最小限に
抑えるために、少なくとも2個の支持ローラを並べて取
付けると有利である。この支持ローラは異なる速度でま
たは異なる方向に回転可能である。案内要素の安定性を
高めるために、厚い基板をパレットに装着し、この基板
に案内ローラを直接取付けることができる。その際、こ
のパレットは支持ローラの揺動半径に対応する寸法を有
する必要がある。同様に、案内形材が対応する高さを有
するときには、案内ローラをパレットに直接取付けるこ
と、すなわち支持ローラの揺動半径を越えて取付けるこ
とが考えられる。騒音を小さくするためには、案内形材
を緩衝要素上に設けると有利であることが判った。この
緩衝要素はゴムから形成することができる。この手段
は、パレットと走行装置の間に緩衝要素を設けて補うこ
とができる。揺動可能な支持ローラは緩衝作用のある、
例えばゴム製の中間リングを備えていてもよい。同様
に、合成樹脂でコーティングした金属ローラを使用する
ことも考えられる。案内形材の交差点の角を弧状に形成
すると有利であることが判った。同様に、弧状に形成さ
れていない案内形材のエッジを交差点で互いに付き合わ
せることも考えられる。
抑えるために、少なくとも2個の支持ローラを並べて取
付けると有利である。この支持ローラは異なる速度でま
たは異なる方向に回転可能である。案内要素の安定性を
高めるために、厚い基板をパレットに装着し、この基板
に案内ローラを直接取付けることができる。その際、こ
のパレットは支持ローラの揺動半径に対応する寸法を有
する必要がある。同様に、案内形材が対応する高さを有
するときには、案内ローラをパレットに直接取付けるこ
と、すなわち支持ローラの揺動半径を越えて取付けるこ
とが考えられる。騒音を小さくするためには、案内形材
を緩衝要素上に設けると有利であることが判った。この
緩衝要素はゴムから形成することができる。この手段
は、パレットと走行装置の間に緩衝要素を設けて補うこ
とができる。揺動可能な支持ローラは緩衝作用のある、
例えばゴム製の中間リングを備えていてもよい。同様
に、合成樹脂でコーティングした金属ローラを使用する
ことも考えられる。案内形材の交差点の角を弧状に形成
すると有利であることが判った。同様に、弧状に形成さ
れていない案内形材のエッジを交差点で互いに付き合わ
せることも考えられる。
【0020】案内要素を有する提案した走行装置は輸送
パレットを自動で動かすために適している。揺動ローラ
は特に直角に曲がるためにそのキャスタ機能に基づいて
非常に簡単な支持および走行装置を形成する。追従する
揺動ローラの正確な走行は側方の案内ローラによって可
能である。
パレットを自動で動かすために適している。揺動ローラ
は特に直角に曲がるためにそのキャスタ機能に基づいて
非常に簡単な支持および走行装置を形成する。追従する
揺動ローラの正確な走行は側方の案内ローラによって可
能である。
【0021】課題を解決するために更に、品物を分配お
よび貯蔵するための全自動パレット貯蔵装置から出発す
る。この装置の場合、パレットは揺動可能な支持ローラ
と駆動手段によって輸送可能であり、この駆動手段はパ
レットを一部区間に沿って真っ直ぐに動かす。この場
合、この真っ直ぐな一部区間の間に、ほぼ直角な方向変
換を行うための装置が配置され、制御手段が設けられて
いる。この制御手段によって、複数のパレットが貯蔵範
囲全体にわたって同時に制御可能であり、衝突が回避さ
れ、その都度最短距離を選ぶことができ、貯蔵場所への
分配および貯蔵場所からの分配が同時に行われる。装置
はわずかな手段によって短いアクセス時間を可能にし、
貯蔵すべき品物の大きな貯蔵容量を有する。
よび貯蔵するための全自動パレット貯蔵装置から出発す
る。この装置の場合、パレットは揺動可能な支持ローラ
と駆動手段によって輸送可能であり、この駆動手段はパ
レットを一部区間に沿って真っ直ぐに動かす。この場
合、この真っ直ぐな一部区間の間に、ほぼ直角な方向変
換を行うための装置が配置され、制御手段が設けられて
いる。この制御手段によって、複数のパレットが貯蔵範
囲全体にわたって同時に制御可能であり、衝突が回避さ
れ、その都度最短距離を選ぶことができ、貯蔵場所への
分配および貯蔵場所からの分配が同時に行われる。装置
はわずかな手段によって短いアクセス時間を可能にし、
貯蔵すべき品物の大きな貯蔵容量を有する。
【0022】本発明のきわめて有利な特徴によれば、駆
動手段は通路に設けられたリニアモータと、パレットに
設けられたリニアモータ反応部材である。リニアモータ
を区間毎に制御することにより、複数の階で同時に多数
のパレットを同時に動かすことができる。
動手段は通路に設けられたリニアモータと、パレットに
設けられたリニアモータ反応部材である。リニアモータ
を区間毎に制御することにより、複数の階で同時に多数
のパレットを同時に動かすことができる。
【0023】個々のパレットを動かすためにその都度、
直接作用するリニアモータだけに電気が供給される。そ
れによって、リニアモーアが多数設けられるにもかかわ
らず、小さな接続負荷しか必要でない。
直接作用するリニアモータだけに電気が供給される。そ
れによって、リニアモーアが多数設けられるにもかかわ
らず、小さな接続負荷しか必要でない。
【0024】本発明の他の特徴によれば、パレット式貯
蔵装置が自動車を輸送および貯蔵するための駐車場設備
として形成されている。この設備は複数の受渡し室を有
する走入範囲および走出範囲と、分配範囲と、駐車範囲
に分割されている。その際、走入範囲および走出範囲
と、受渡し室と、分配範囲と、駐車範囲は、要求やスペ
ース的な状態に応じて、複数の階に形成可能である。本
発明に基づく、支持装置と駆動手段のフレキシブルなシ
ステムにより、迅速なアクセス時間と大きな貯蔵容量の
利点を損なわずに、異なる底面に普遍的に適合可能であ
る。
蔵装置が自動車を輸送および貯蔵するための駐車場設備
として形成されている。この設備は複数の受渡し室を有
する走入範囲および走出範囲と、分配範囲と、駐車範囲
に分割されている。その際、走入範囲および走出範囲
と、受渡し室と、分配範囲と、駐車範囲は、要求やスペ
ース的な状態に応じて、複数の階に形成可能である。本
発明に基づく、支持装置と駆動手段のフレキシブルなシ
ステムにより、迅速なアクセス時間と大きな貯蔵容量の
利点を損なわずに、異なる底面に普遍的に適合可能であ
る。
【0025】車両を複数の階に分配することは、本発明
の他の有利な特徴に従って、それぞれの受渡し室の背後
に、エレベータを設けることによって、あるいは他の特
徴に従って分配範囲に設けた逆向きの傾斜昇降機によっ
て達成される。
の他の有利な特徴に従って、それぞれの受渡し室の背後
に、エレベータを設けることによって、あるいは他の特
徴に従って分配範囲に設けた逆向きの傾斜昇降機によっ
て達成される。
【0026】本発明の他の特徴によれば、分配範囲およ
びまたは駐車範囲に、少なくとも一つのターンテーブル
が設けられている。このターンテーブルにより、乗用車
を常に、出る準備をした状態で受渡し室に受渡すことが
できる。
びまたは駐車範囲に、少なくとも一つのターンテーブル
が設けられている。このターンテーブルにより、乗用車
を常に、出る準備をした状態で受渡し室に受渡すことが
できる。
【0027】本発明の他の有利な特徴では、駐車ユニッ
トが多重パレットユニットとして形成されている。これ
は、駐車範囲内に複数の駐車ユニットが形成され、複数
のパレットが互いに平行に並べて入れられることを意味
する。駐車ユニットの多重予約は各階の面積を有効利用
することを可能にする。
トが多重パレットユニットとして形成されている。これ
は、駐車範囲内に複数の駐車ユニットが形成され、複数
のパレットが互いに平行に並べて入れられることを意味
する。駐車ユニットの多重予約は各階の面積を有効利用
することを可能にする。
【0028】更に、リニアモータによって駆動装置を申
し分なく動かすために、大きな荷重の場合にもパレット
下側部分が曲がらないように、パレット下側部分を形成
すると有利である。これは、パレットがパレット上側部
分とパレット下側部分からなり、このパレット上側部分
に荷物、例えば乗用車またはコンテナが載り、パレット
下側部分に支持ローラ、案内ローラおよびリニア反応部
材が設けられている。パレット上側部分とパレット下側
部分は緩衝要素によって互いに連結可能である。パレッ
トのこの実施形の場合、パレット上側部分は荷重によっ
て曲がるが、リニアモータ反応部分を備えたパレット下
側部分は真っ直ぐのままであるので、リニアモータに対
する間隔は変わらない。よって、この部分の間の間隔の
変化による故障が無くなる。 本発明による装置をコン
テナの輸送に使用すると有利である。コンテナは棚倉庫
であるいは自動車と倉庫の間、自動車相互の間、鉄道車
両または船との間の積み替えターミナルで貯蔵すること
ができる。
し分なく動かすために、大きな荷重の場合にもパレット
下側部分が曲がらないように、パレット下側部分を形成
すると有利である。これは、パレットがパレット上側部
分とパレット下側部分からなり、このパレット上側部分
に荷物、例えば乗用車またはコンテナが載り、パレット
下側部分に支持ローラ、案内ローラおよびリニア反応部
材が設けられている。パレット上側部分とパレット下側
部分は緩衝要素によって互いに連結可能である。パレッ
トのこの実施形の場合、パレット上側部分は荷重によっ
て曲がるが、リニアモータ反応部分を備えたパレット下
側部分は真っ直ぐのままであるので、リニアモータに対
する間隔は変わらない。よって、この部分の間の間隔の
変化による故障が無くなる。 本発明による装置をコン
テナの輸送に使用すると有利である。コンテナは棚倉庫
であるいは自動車と倉庫の間、自動車相互の間、鉄道車
両または船との間の積み替えターミナルで貯蔵すること
ができる。
【0029】
【実施例】次に、実施例と13の図に基づいて本発明に
よる解決策を説明する。
よる解決策を説明する。
【0030】図1には、4個の走行装置1と案内要素2
を備えたパレット5が、自動パーキングビルの直角の交
差点の案内形材4と共に示してある。このパーキングビ
ルでのパレット5の輸送はリニアモータによって行われ
る。そのために、各パレット5には案内要素2を備えた
支持ローラ18のほかに、リニアモータ反応部材37が
設けられている(図8)。
を備えたパレット5が、自動パーキングビルの直角の交
差点の案内形材4と共に示してある。このパーキングビ
ルでのパレット5の輸送はリニアモータによって行われ
る。そのために、各パレット5には案内要素2を備えた
支持ローラ18のほかに、リニアモータ反応部材37が
設けられている(図8)。
【0031】案内装置2を備えた走行装置1は実質的
に、下部構造体3上に装着された案内形材4に載ってい
る。この案内形材内で、例えばボルト6によってパレッ
ト5に固定された走行装置1の案内要素2が移動する。
に、下部構造体3上に装着された案内形材4に載ってい
る。この案内形材内で、例えばボルト6によってパレッ
ト5に固定された走行装置1の案内要素2が移動する。
【0032】走行装置1の部品は、中央に配置されて溶
接されたピン8、締付けナット9、保持ピン10および
止め座金11を備えた基板7と、ピン8に嵌め込まれた
軸受12と、支承板13と、揺動玉軸受14と、軸受シ
ール15である。これらの部品は図2,3に示してあ
る。
接されたピン8、締付けナット9、保持ピン10および
止め座金11を備えた基板7と、ピン8に嵌め込まれた
軸受12と、支承板13と、揺動玉軸受14と、軸受シ
ール15である。これらの部品は図2,3に示してあ
る。
【0033】揺動機能は例えばリニアモータ29によっ
てパレット5に力を加えることによって開始される。そ
れによって、偏心させてずらした支持板17のピン16
を介して、てこ作用が支持ローラ18に加えられる。そ
れによって、支持ローラ18は力の方向に追従する。動
きをスムースにするために、支持ローラ18はピン16
に支承された玉軸受19とスペーサブッシュ20を備え
ている。ピン16は締付けナット21、保持ピン22お
よびスペーサ座金23を介して支持板17に保持され
る。走行装置1の交差点の通過は図4,5,6に示して
ある。
てパレット5に力を加えることによって開始される。そ
れによって、偏心させてずらした支持板17のピン16
を介して、てこ作用が支持ローラ18に加えられる。そ
れによって、支持ローラ18は力の方向に追従する。動
きをスムースにするために、支持ローラ18はピン16
に支承された玉軸受19とスペーサブッシュ20を備え
ている。ピン16は締付けナット21、保持ピン22お
よびスペーサ座金23を介して支持板17に保持され
る。走行装置1の交差点の通過は図4,5,6に示して
ある。
【0034】4個設けられた案内要素2はボルト6によ
って基板7とパレット5に固定されている。案内ローラ
ピン24の形状は支持ローラ18の揺動半径によって決
まる。案内ローラピン24には、保持リング26を備え
た水平な案内ローラ25が設けられている。
って基板7とパレット5に固定されている。案内ローラ
ピン24の形状は支持ローラ18の揺動半径によって決
まる。案内ローラピン24には、保持リング26を備え
た水平な案内ローラ25が設けられている。
【0035】交差点に達した後、パレット5に力を加え
ることによって所望の方向変換が開始される。案内ロー
ラ25の良好な走入のために、案内形材4の角30が丸
められている。
ることによって所望の方向変換が開始される。案内ロー
ラ25の良好な走入のために、案内形材4の角30が丸
められている。
【0036】図7,12,13は走行装置1を示してい
る。この走行装置の場合には、支持ローラ18の周り
に、相対的に回転可能なリング120,210が案内要
素2として設けられている。このリングの可動性はボー
ル301によって高めることができる。
る。この走行装置の場合には、支持ローラ18の周り
に、相対的に回転可能なリング120,210が案内要
素2として設けられている。このリングの可動性はボー
ル301によって高めることができる。
【0037】次に、自動パーキングビルにおける本発明
による装置の使用について説明する。パーキングビルは
図9に示してある。
による装置の使用について説明する。パーキングビルは
図9に示してある。
【0038】外側範囲から近づいてくる乗用車100
は、遮断棒200の前で停止する。運転手は端末装置か
らコードカードを受取り、同時に(複数の)受渡し室の
最も近い空の受渡し室が運転手に通知される。乗用車を
受渡しまたは受け取るために、連続的な動作を保証する
複数の受渡し室が設けられている。
は、遮断棒200の前で停止する。運転手は端末装置か
らコードカードを受取り、同時に(複数の)受渡し室の
最も近い空の受渡し室が運転手に通知される。乗用車を
受渡しまたは受け取るために、連続的な動作を保証する
複数の受渡し室が設けられている。
【0039】乗用車の運転手(例えばバスや鉄道に乗り
換える人)が非常に急いでいる場合にも、乗用車は格納
し始めた後約10秒で格納、すなわち入れることができ
る。設置場所としては、公的な交通機関連絡個所、デパ
ート、展示場、工場、官庁等のような交通量の多いすべ
ての場所が適している。
換える人)が非常に急いでいる場合にも、乗用車は格納
し始めた後約10秒で格納、すなわち入れることができ
る。設置場所としては、公的な交通機関連絡個所、デパ
ート、展示場、工場、官庁等のような交通量の多いすべ
ての場所が適している。
【0040】遮断棒200を開けた後で、乗用車100
は乗り入れ範囲201を通って指定された受渡し室内の
パレット5上へ走行する。パレット5は支持装置として
の揺動可能な支持ローラ18および案内要素2と、駆動
手段に属するリニアモータ反応部材37を備えている。
案内形材4(その上をパレット5が走行する)はU字状
形材で作られている。すべての乗客が乗用車を離れた後
で、運転手はコードカートによって受渡し室端末装置8
0を介して格納サイクルを可能にする。
は乗り入れ範囲201を通って指定された受渡し室内の
パレット5上へ走行する。パレット5は支持装置として
の揺動可能な支持ローラ18および案内要素2と、駆動
手段に属するリニアモータ反応部材37を備えている。
案内形材4(その上をパレット5が走行する)はU字状
形材で作られている。すべての乗客が乗用車を離れた後
で、運転手はコードカートによって受渡し室端末装置8
0を介して格納サイクルを可能にする。
【0041】格納サイクルは 外側の受渡し室ゲート1
01の閉鎖、乗用車およびパレット番号の光学的な登録
(失われたコードカードを再び見つけ出すために)およ
び内側の受渡し室ゲート101を開放することによって
開始される。パレット5は乗用車100と共にリニアモ
ータ29と案内形材4を介して受渡し室から運び込まれ
る。4個の案内要素2を有する、パレット5に取付けら
れた支持ローラ18とリニアモータ29によって、途中
停車した後直ちに走行方向を直角に変えることができ
る。乗用車とパレットが出た後で、受渡し室には直ちに
空のパレットが入れられるかまたは戻し輸送の場合には
乗用車を載せたパレットが入れられる。パレット5は複
数回の方向変換によってターンテーブル130に達す
る。このターンテーブル上でパレット5は180度だけ
回転させられるので、乗用車1は後で受渡し室から出る
準備をした状態で受渡し室に入れることができる。
01の閉鎖、乗用車およびパレット番号の光学的な登録
(失われたコードカードを再び見つけ出すために)およ
び内側の受渡し室ゲート101を開放することによって
開始される。パレット5は乗用車100と共にリニアモ
ータ29と案内形材4を介して受渡し室から運び込まれ
る。4個の案内要素2を有する、パレット5に取付けら
れた支持ローラ18とリニアモータ29によって、途中
停車した後直ちに走行方向を直角に変えることができ
る。乗用車とパレットが出た後で、受渡し室には直ちに
空のパレットが入れられるかまたは戻し輸送の場合には
乗用車を載せたパレットが入れられる。パレット5は複
数回の方向変換によってターンテーブル130に達す
る。このターンテーブル上でパレット5は180度だけ
回転させられるので、乗用車1は後で受渡し室から出る
準備をした状態で受渡し室に入れることができる。
【0042】格納が非常に込む場合には、出るときにも
第2のターンテーブル140上で乗用車を回転させるこ
とができる。パレット5を回転させた後で、このパレッ
トはコンピュータ制御して近くの空いた場所に達する。
個々の階層間で輸送するために、リニアモータ29と案
内形材4を備えた逆方向の二つの傾斜昇降機160が組
み込まれている。傾斜昇降機160を過剰に設けたこと
により、パレット5を同時に出し入れすることができ
る。この手段によって更に、一方の傾斜昇降機160が
故障したときにも、第2の傾斜昇降機を使用することが
できる。すべてのリニアモータ29は両方向に移動でき
るよう設計されているので、故障した個所を迂回するこ
ともできる。
第2のターンテーブル140上で乗用車を回転させるこ
とができる。パレット5を回転させた後で、このパレッ
トはコンピュータ制御して近くの空いた場所に達する。
個々の階層間で輸送するために、リニアモータ29と案
内形材4を備えた逆方向の二つの傾斜昇降機160が組
み込まれている。傾斜昇降機160を過剰に設けたこと
により、パレット5を同時に出し入れすることができ
る。この手段によって更に、一方の傾斜昇降機160が
故障したときにも、第2の傾斜昇降機を使用することが
できる。すべてのリニアモータ29は両方向に移動でき
るよう設計されているので、故障した個所を迂回するこ
ともできる。
【0043】個々の階層間で輸送するために、各々の受
渡し室のすぐ後に、エレベータ(図示しーいない)を配
置してもよい。この場合、各階に少なくとも1個のター
ンテーブル130が必要である。
渡し室のすぐ後に、エレベータ(図示しーいない)を配
置してもよい。この場合、各階に少なくとも1個のター
ンテーブル130が必要である。
【0044】乗用車の運転手が戻った後で、コードカー
ドが支払開閉器170で読み取られるかあるいは固定客
の場合には別の端末装置180で読み取られる。読み取
ることによって直ちに保管場所150から受渡し室への
パレット5の戻し輸送が開始され、その間、算出された
最も時間がかからない受渡し室番号と車両の到着時間が
乗用車運転手に通知される。
ドが支払開閉器170で読み取られるかあるいは固定客
の場合には別の端末装置180で読み取られる。読み取
ることによって直ちに保管場所150から受渡し室への
パレット5の戻し輸送が開始され、その間、算出された
最も時間がかからない受渡し室番号と車両の到着時間が
乗用車運転手に通知される。
【0045】乗客と運転手は受渡し室の外側のゲート9
0が開いた後で、乗用車に乗り込み、出口から出ること
ができる。
0が開いた後で、乗用車に乗り込み、出口から出ること
ができる。
【0046】固定客と非固定客を組み合わせることによ
り、駐車範囲においてアクセスが迅速な多重パレット予
約190が可能である。例えば、固定客の帰り予定時間
を予めプログラミングすることにより、パレット5を正
しい時間に移動させるためにコンピュータを利用するこ
とができる。このように多重パレット予約できるように
することにより、各階の面積を非常に有効に利用するこ
とができる。
り、駐車範囲においてアクセスが迅速な多重パレット予
約190が可能である。例えば、固定客の帰り予定時間
を予めプログラミングすることにより、パレット5を正
しい時間に移動させるためにコンピュータを利用するこ
とができる。このように多重パレット予約できるように
することにより、各階の面積を非常に有効に利用するこ
とができる。
【0047】複数の受渡し室を使用し、リニアモータ2
9を区間毎に制御することにより、複数の階で複数のパ
レットを同時に動かすことができる。
9を区間毎に制御することにより、複数の階で複数のパ
レットを同時に動かすことができる。
【0048】個々のパレットを動かすためには、直接的
なリニアモータ29に電流を供給するだけでよい。それ
によって、多数のリニアモータ29にもかかわらず、接
続負荷は小さくて済む。
なリニアモータ29に電流を供給するだけでよい。それ
によって、多数のリニアモータ29にもかかわらず、接
続負荷は小さくて済む。
【0049】パレット5の取扱操作のために、照明装置
は不要である。
は不要である。
【0050】更に、例えば自走式パーキングビルのよう
な高出力の換気装置が不要であるので、前述のパーキン
グビルの場合、接続負荷は大きくなくてもよい。
な高出力の換気装置が不要であるので、前述のパーキン
グビルの場合、接続負荷は大きくなくてもよい。
【0051】本発明による装置は同様に、棚倉庫または
積み替えターミナルでも使用することができる。この用
途の場合には通常、コンテナ38の形をした非常に重い
荷物がパレット5によって搬送されるので、図10に示
すようなパレットが必要である。このパレットはパレッ
ト下側部分31とパレット上側部分32を備えている。
このパレット下側部分の各々の角において、4個の支持
ローラ18が走行装置1のピン16に設けられている。
この場合、支持ローラ18は案内要素2によって取り囲
まれている。パレット上側部分にはコンテナ38が案内
要素39によって格納される。パレット上側部分32と
パレット下側部分31は緩衝要素27によってのみ互い
に連結されている。パレット下側部分31はリニアモー
タ反応部分37を備えている。重い荷物がパレットに格
納されると、コンテナ38の格納および輸送時に、パレ
ット上側部分32が曲がるが、パレット下側部分31は
重い荷物の場合でも変形しない。これは、パレット下側
部分31がリニアモータ反応部分37によって床に対し
て常に等しい間隔を有し、それによって重い荷物の場合
でも故障なしに確実に運転されるという利点がある。図
11は乗用車110を輸送するための二分割式パレット
を示している。この場合、荷重が小さいので、パレット
下側部分31には、各走行装置1にそれぞれ2個の支持
ローラ18が設けられている。
積み替えターミナルでも使用することができる。この用
途の場合には通常、コンテナ38の形をした非常に重い
荷物がパレット5によって搬送されるので、図10に示
すようなパレットが必要である。このパレットはパレッ
ト下側部分31とパレット上側部分32を備えている。
このパレット下側部分の各々の角において、4個の支持
ローラ18が走行装置1のピン16に設けられている。
この場合、支持ローラ18は案内要素2によって取り囲
まれている。パレット上側部分にはコンテナ38が案内
要素39によって格納される。パレット上側部分32と
パレット下側部分31は緩衝要素27によってのみ互い
に連結されている。パレット下側部分31はリニアモー
タ反応部分37を備えている。重い荷物がパレットに格
納されると、コンテナ38の格納および輸送時に、パレ
ット上側部分32が曲がるが、パレット下側部分31は
重い荷物の場合でも変形しない。これは、パレット下側
部分31がリニアモータ反応部分37によって床に対し
て常に等しい間隔を有し、それによって重い荷物の場合
でも故障なしに確実に運転されるという利点がある。図
11は乗用車110を輸送するための二分割式パレット
を示している。この場合、荷重が小さいので、パレット
下側部分31には、各走行装置1にそれぞれ2個の支持
ローラ18が設けられている。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパレット
式貯蔵装置は、大きな荷重がかかる輸送手段が、転轍器
を用いずに、正確に定められた任意の軌道に沿った任意
の方向変更を行うことができ、運転装置が故障すること
がなく、そして自動運転に適しているという利点があ
る。
式貯蔵装置は、大きな荷重がかかる輸送手段が、転轍器
を用いずに、正確に定められた任意の軌道に沿った任意
の方向変更を行うことができ、運転装置が故障すること
がなく、そして自動運転に適しているという利点があ
る。
【図1】自動パーキングビル内の直角の交差点を有する
U字状案内形材上にある4個の走行装置および案内要素
を備えたパレットを示す図である。
U字状案内形材上にある4個の走行装置および案内要素
を備えたパレットを示す図である。
【図2】水平案内ローラによってU字状形材内を案内さ
れるボルト止めした案内要素を備えた支持ローラの部分
断面図である。
れるボルト止めした案内要素を備えた支持ローラの部分
断面図である。
【図3】4個の案内要素と一つの案内形材を備えた支持
装置の水平断面図である。
装置の水平断面図である。
【図4】走行装置と案内ローラの交差点通過を示す図で
ある。
ある。
【図5】走行装置と案内ローラの交差点通過を示す図で
ある。
ある。
【図6】走行装置と案内ローラの交差点通過を示す図で
ある。
ある。
【図7】U字状案内要素を備えた走行装置と、走行装置
周りに玉軸受を備えたリングの部分断面図である。
周りに玉軸受を備えたリングの部分断面図である。
【図8】案内ローラとリニアモータ反応部材を備えた、
自動パーキングビル内の車両用パレットを示す図であ
る。
自動パーキングビル内の車両用パレットを示す図であ
る。
【図9】本発明による装置が使用されているパーキング
ビルの等角図である。
ビルの等角図である。
【図10】案内要素を備えた各支持ローラに4個の車輪
を備え、パレットの間に緩衝要素を備えた二重パレット
上にあるコンテナを示す図である。
を備え、パレットの間に緩衝要素を備えた二重パレット
上にあるコンテナを示す図である。
【図11】案内ローラを備えた各支持ローラに2個の車
輪を備え、パレットの間に緩衝要素を備えた二重パレッ
ト上にある乗用車を示す図である。
輪を備え、パレットの間に緩衝要素を備えた二重パレッ
ト上にある乗用車を示す図である。
【図12】支持ローラが相互の方へ移動可能な2個の滑
りリング内を走行する、4個の支持ローラを備えた走行
装置を下側から見た図である。
りリング内を走行する、4個の支持ローラを備えた走行
装置を下側から見た図である。
【図13】曲がる案内要素上に4個の支持ローラを備え
た2個の走行装置を示す図である。
た2個の走行装置を示す図である。
1 走行装置 2 案内要素 3 下部構造体 4 案内形材 5 パレット 6 ボルト 7 基板 8 ピン 9 締付けナット 10 保持ピン 11 中間座金 12 嵌め込まれた軸受 13 支承板 14 揺動玉軸受 15 軸受シール 16 偏心させてずらしたピン 17 支持板 18 支持ローラ 19 支持ローラの玉軸受 20 スペーサブッシュ 21 支持ローラの締付けナット 22 保持ピン 23 スペーサ座金 24 案内ローラピン 25 水平な案内ローラ 26 保持リング 29 リニアモータ 30 案内形材の角 31 パレット下側部分 32 パレット上側部分 33 自動車のための凹部 37 パレットのリニアモータ反応
部材 38 コンテナ 39 コンテナ用案内要素 80 受渡し室端末装置 90 受渡し室の外側のゲート 100 乗用車 101 受渡し室ゲート 110 乗用車車輪 120 案内要素2の外側リング 130 ターンテーブルI 140 ターンテーブルII 150 保管場所 160 傾斜昇降機 170 支払開閉器 180 別個の端末装置 190 多重パレット駐車スペース 200 遮断棒 201 乗り入れ範囲 210 案内要素2の内側リング 300 端末装置 301 リング120と210の間の
ボール
部材 38 コンテナ 39 コンテナ用案内要素 80 受渡し室端末装置 90 受渡し室の外側のゲート 100 乗用車 101 受渡し室ゲート 110 乗用車車輪 120 案内要素2の外側リング 130 ターンテーブルI 140 ターンテーブルII 150 保管場所 160 傾斜昇降機 170 支払開閉器 180 別個の端末装置 190 多重パレット駐車スペース 200 遮断棒 201 乗り入れ範囲 210 案内要素2の内側リング 300 端末装置 301 リング120と210の間の
ボール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 オットー ヴァイス ドイツ デー・97241 オーバープライヒ フェルトリングシュトラーセ 7
Claims (10)
- 【請求項1】 品物を分配および貯蔵するための全自動
パレット式貯蔵装置において、転轍器を用いずに任意に
方向変換するために揺動可能な支持ローラ(18)の周
りにおいて案内要素(2)がパレット(5)に設けら
れ、この案内要素が、揺動可能な支持ローラ(18)
を、そのために設けられた案内形材(4)に沿って案内
するために適していることを特徴とする全自動貯蔵装
置。 - 【請求項2】 案内要素(2)が揺動可能な支持ローラ
(18)の周りのリング状の要素(120,210)と
して形成され、この要素の間に、ローラ要素または滑り
要素(301)が設けられていることを特徴とする請求
項1の装置。 - 【請求項3】 4個の案内要素(2)が揺動可能な支持
ローラ(18)の周りに設けられ、案内形材(4)に沿
って小さな摩擦で転動させるために、案内ローラ(2
5)が案内要素(2)に設けられていることを特徴とす
る請求項1の装置。 - 【請求項4】 案内ローラ(25)が短い案内ピン(2
4)によってパレット(5)上の基板(7)に直に設け
られていることを特徴とする請求項1または3の装置。 - 【請求項5】 自動パーキングビル、棚倉庫および積み
替えターミナルにおいて、自動車用輸送パレットに使用
されることを特徴とする請求項1の装置。 - 【請求項6】 駆動手段が通路に設けられたリニアモー
タ(29)と、パレット(5)に設けられたリニアモー
タ反応部材であることを特徴とする請求項1〜5のいず
れか一つの装置。 - 【請求項7】 パレット(5)を複数の階に分配するた
めに、分配範囲内において各受渡し室の背後に、エレベ
ータおよびまたは逆向きの複数の傾斜昇降機が設けられ
ていることを特徴とする請求項5または6の装置。 - 【請求項8】 分配範囲(21)およびまたは駐車範囲
(22)に、少なくとも一つのターンテーブル(13,
14)が設けられていることを特徴とする請求項5〜7
のいずれか一つの装置。 - 【請求項9】 駐車ユニットが多重パレット駐車スペー
ス(190)として設計されていることを特徴とする請
求項5〜8のいずれか一つの装置。 - 【請求項10】 リニアモータ反応部材(29)を備え
たパレット(5)がパレット上側部分(32)とパレッ
ト下側部分(31)からなり、このパレット上側部分
(32)とパレット下側部分(31)の間に緩衝要素
(27)が設けられ、コンテナ(38)用案内要素(3
9)およびまたは自動車用凹部(33)がパレット上側
部分(32)に設けられていることを特徴とする請求項
1〜9のいずれか一つの装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4407999.0 | 1994-03-10 | ||
DE4407999A DE4407999C2 (de) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | Transportsystem |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0812019A true JPH0812019A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=6512358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7050031A Pending JPH0812019A (ja) | 1994-03-10 | 1995-03-09 | 全自動パレット式貯蔵装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0671348B1 (ja) |
JP (1) | JPH0812019A (ja) |
KR (1) | KR950032954A (ja) |
AT (1) | ATE182312T1 (ja) |
DE (2) | DE4407999C2 (ja) |
ES (1) | ES2135683T3 (ja) |
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JP2014101217A (ja) * | 2012-11-22 | 2014-06-05 | Ihi Transport Machinery Co Ltd | 対象物搬送機構と駐車装置 |
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1994
- 1994-03-10 DE DE4407999A patent/DE4407999C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-02-07 ES ES95710004T patent/ES2135683T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1995-02-07 EP EP95710004A patent/EP0671348B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-02-07 AT AT95710004T patent/ATE182312T1/de not_active IP Right Cessation
- 1995-02-07 DE DE59506405T patent/DE59506405D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-03-04 KR KR1019950004416A patent/KR950032954A/ko active IP Right Grant
- 1995-03-09 JP JP7050031A patent/JPH0812019A/ja active Pending
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