JPH0774092A - 露光装置及び該露光装置を用いてデバイスを製造する方法 - Google Patents
露光装置及び該露光装置を用いてデバイスを製造する方法Info
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- JPH0774092A JPH0774092A JP6119971A JP11997194A JPH0774092A JP H0774092 A JPH0774092 A JP H0774092A JP 6119971 A JP6119971 A JP 6119971A JP 11997194 A JP11997194 A JP 11997194A JP H0774092 A JPH0774092 A JP H0774092A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 露光量むらを小さくする。
【構成】 エキシマレーザー1からの複数個のパルス光
を走査中のレチクル9を介して走査中の基板11に照射
することにより基板を走査露光する露光装置において、
制御系103により、露光量検出器102で検出した前
回のパルス光による露光量に基づいて、適正露光量にな
るようレーザー1の今回のパルス光の発振時刻を制御す
る。
を走査中のレチクル9を介して走査中の基板11に照射
することにより基板を走査露光する露光装置において、
制御系103により、露光量検出器102で検出した前
回のパルス光による露光量に基づいて、適正露光量にな
るようレーザー1の今回のパルス光の発振時刻を制御す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は露光装置に関し、特にI
C,LSI等の半導体デバイス、液晶デバイス、CCD
等の撮像デバイス、磁気ヘッド等のデバイスを製造する
際に用いる、複数個のパルス光を露光に使用する露光装
置に関するものである。
C,LSI等の半導体デバイス、液晶デバイス、CCD
等の撮像デバイス、磁気ヘッド等のデバイスを製造する
際に用いる、複数個のパルス光を露光に使用する露光装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は走査型露光装置一例を示す図で
ある。図13において、201は水銀ランプ等紫外線を
放射する光源であり、楕円ミラー202の第1焦点近傍
に配置された光源201の発光部からの光束は楕円ミラ
ー202により第2焦点203に集光される。第2焦点
203に集光した光はコンデンサーレンズ204とミラ
ー205を介してハエノ目レンズ等のオプティカルイン
テグレーター206の光入射面に再び集光される。ハエ
ノ目レンズは複数の微小なレンズの集まりからなるもの
であり、その光射出面近傍に複数の2次光源が形成され
る。207はコンデンサーレンズであり2次光源からの
光束によりマスキングブレード209をケーラー照明し
ている。マスキングブレード209とレチクル212は
結像レンズ210とミラー211により共役な位置に配
置されており、マスキングブレード209の開口形状に
よりレチクル212における照明領域の形と寸法とが規
定される。通常レチクル212における照明領域は、レ
チクル212の走査方向が該走査方向に直交する方向よ
りも短い長方形のスリット状である。213は投影光学
系であり、レチクル212に描かれた回路パターンを半
導体基板(ウエハー)214に縮小投影している。21
6はレチクル212と半導体基板214を、不図示の駆
動装置により、投影光学系213の倍率と同じ比率で正
確に一定速度で移動させるための制御系である。215
は光量検出器であり、ハーフミラー208により分割さ
れた一部の光束をモニターすることにより、間接的に半
導体基板214における露光量をモニターしている。制
御系218は、半導体基板214における露光量を常に
一定に保つように光量演算器217からの露光量値に応
じて水銀ランプに入力する電力を制御している。
ある。図13において、201は水銀ランプ等紫外線を
放射する光源であり、楕円ミラー202の第1焦点近傍
に配置された光源201の発光部からの光束は楕円ミラ
ー202により第2焦点203に集光される。第2焦点
203に集光した光はコンデンサーレンズ204とミラ
ー205を介してハエノ目レンズ等のオプティカルイン
テグレーター206の光入射面に再び集光される。ハエ
ノ目レンズは複数の微小なレンズの集まりからなるもの
であり、その光射出面近傍に複数の2次光源が形成され
る。207はコンデンサーレンズであり2次光源からの
光束によりマスキングブレード209をケーラー照明し
ている。マスキングブレード209とレチクル212は
結像レンズ210とミラー211により共役な位置に配
置されており、マスキングブレード209の開口形状に
よりレチクル212における照明領域の形と寸法とが規
定される。通常レチクル212における照明領域は、レ
チクル212の走査方向が該走査方向に直交する方向よ
りも短い長方形のスリット状である。213は投影光学
系であり、レチクル212に描かれた回路パターンを半
導体基板(ウエハー)214に縮小投影している。21
6はレチクル212と半導体基板214を、不図示の駆
動装置により、投影光学系213の倍率と同じ比率で正
確に一定速度で移動させるための制御系である。215
は光量検出器であり、ハーフミラー208により分割さ
れた一部の光束をモニターすることにより、間接的に半
導体基板214における露光量をモニターしている。制
御系218は、半導体基板214における露光量を常に
一定に保つように光量演算器217からの露光量値に応
じて水銀ランプに入力する電力を制御している。
【0003】以上のようにレチクル212および半導体
基板214の走査速度を常に一定保ちつつ露光量を一定
に保つことにより、半導体基板上における露光量むらを
最小限に抑えている。
基板214の走査速度を常に一定保ちつつ露光量を一定
に保つことにより、半導体基板上における露光量むらを
最小限に抑えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の露光装置で、スループットを向上もしくは解像度の向
上のために光源としてエキシマレーザー等のパルス光を
放射するものを用いた場合、パルス毎に射出光量にバラ
ツキがあり、半導体基板上における無視できない露光量
むらが生じてしまう。
の露光装置で、スループットを向上もしくは解像度の向
上のために光源としてエキシマレーザー等のパルス光を
放射するものを用いた場合、パルス毎に射出光量にバラ
ツキがあり、半導体基板上における無視できない露光量
むらが生じてしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は露光量む
らが小さい露光装置を提供することにある。
らが小さい露光装置を提供することにある。
【0006】本発明の露光装置は、順次供給される複数
個のパルス光により基板を露光する露光装置において、
前の少なくとも1つのパルス光の露光量に応じて今回の
パルス光による露光の時刻を制御する手段を備えること
を特徴とする。
個のパルス光により基板を露光する露光装置において、
前の少なくとも1つのパルス光の露光量に応じて今回の
パルス光による露光の時刻を制御する手段を備えること
を特徴とする。
【0007】本発明では、例えば、レチクル(マスク)
と半導体基板(ウエハー)の走査速度を常に一定に保ち
つつ各パルス光による露光量をモニターし、ある所定の
パルス光(1パルスまたは複数パルス)による露光量が
所望の露光量よりも大きかった場合には、次のパルス光
を供給するタイミングを遅らせ、また、前記所定のパル
ス光による露光量が所望の露光量よりも小さかった場合
には次のパルス光を供給するタイミングを早めることに
より、パルス光毎の光量のバラツキに依らず半導体基板
上における各点の露光量むらを小さくすることができ
る。また、露光に必要なパルス光のパルス数が少ない時
にも、パルス数によるデジタル誤差をなくすために、レ
チクルの走査方向の強度(照度)分布を完全に一様にせ
ずに、分布の端部を緩やかに変化させる。この緩やかな
強度分布の端部の幅を調整する手段を備えていると好ま
しい。
と半導体基板(ウエハー)の走査速度を常に一定に保ち
つつ各パルス光による露光量をモニターし、ある所定の
パルス光(1パルスまたは複数パルス)による露光量が
所望の露光量よりも大きかった場合には、次のパルス光
を供給するタイミングを遅らせ、また、前記所定のパル
ス光による露光量が所望の露光量よりも小さかった場合
には次のパルス光を供給するタイミングを早めることに
より、パルス光毎の光量のバラツキに依らず半導体基板
上における各点の露光量むらを小さくすることができ
る。また、露光に必要なパルス光のパルス数が少ない時
にも、パルス数によるデジタル誤差をなくすために、レ
チクルの走査方向の強度(照度)分布を完全に一様にせ
ずに、分布の端部を緩やかに変化させる。この緩やかな
強度分布の端部の幅を調整する手段を備えていると好ま
しい。
【0008】本発明の露光装置を用いることにより、I
C,LSI等の半導体デバイス、液晶デバイス、CCD
等の撮像デバイス、磁気ヘッド等のデバイスを正確に製
造することができる。
C,LSI等の半導体デバイス、液晶デバイス、CCD
等の撮像デバイス、磁気ヘッド等のデバイスを正確に製
造することができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す概略図であ
り、IC,LSI等の半導体デバイス、液晶デバイス、
CCD等の撮像デバイス、磁気ヘッド等のデバイスを製
造する際に用いる走査型投影露光装置を示す。
り、IC,LSI等の半導体デバイス、液晶デバイス、
CCD等の撮像デバイス、磁気ヘッド等のデバイスを製
造する際に用いる走査型投影露光装置を示す。
【0010】図1において、エキシマレーザー等のパル
ス光を放射する光源1からの光束はビーム整形光学系2
により所望の形状に整形され、ハエノ目レンズ等のオプ
ティカルインテグレーター3の光入射面に指向される。
ハエノ目レンズは複数の微小なレンズの集まりからなる
ものであり、その光射出面近傍に複数の2次光源が形成
される。4はコンデンサーレンズであり、コンデンサー
レンズ4はオプティカルインテグレーター3の2次光源
からの光束でマスキングブレード6をケーラー照明して
いる。マスキングブレード6とレチクル9は結像レンズ
7とミラー8により共役な関係に配置されており、マス
キングブレード6の開口の形状を定めることによりレチ
クル9におけるパルス光の照明領域の形と寸法が規定さ
れる。通常レチクル9における照明領域は、レチクル9
の走査方向に短手方向を設定した長方形のスリット状で
ある。10は投影光学系であり、レチクル9に描かれた
回路パターンを半導体基板11に縮小投影している。1
01はレチクル9と半導体基板11を不図示の駆動装置
により、投影光学系10の投影倍率と同じ比率で、正確
に、一定速度で、移動させるための移動制御系である。
12は光量検出器であり、ハーフミラー5により分割さ
れたパルス光の一部の光束をモニターすることにより、
間接的に半導体基板11における各パルスの露光量をモ
ニターしている。制御系103は、光量演算器102か
らの露光量値に応じてパルスレーザー1を発振させるタ
イミングを制御している。
ス光を放射する光源1からの光束はビーム整形光学系2
により所望の形状に整形され、ハエノ目レンズ等のオプ
ティカルインテグレーター3の光入射面に指向される。
ハエノ目レンズは複数の微小なレンズの集まりからなる
ものであり、その光射出面近傍に複数の2次光源が形成
される。4はコンデンサーレンズであり、コンデンサー
レンズ4はオプティカルインテグレーター3の2次光源
からの光束でマスキングブレード6をケーラー照明して
いる。マスキングブレード6とレチクル9は結像レンズ
7とミラー8により共役な関係に配置されており、マス
キングブレード6の開口の形状を定めることによりレチ
クル9におけるパルス光の照明領域の形と寸法が規定さ
れる。通常レチクル9における照明領域は、レチクル9
の走査方向に短手方向を設定した長方形のスリット状で
ある。10は投影光学系であり、レチクル9に描かれた
回路パターンを半導体基板11に縮小投影している。1
01はレチクル9と半導体基板11を不図示の駆動装置
により、投影光学系10の投影倍率と同じ比率で、正確
に、一定速度で、移動させるための移動制御系である。
12は光量検出器であり、ハーフミラー5により分割さ
れたパルス光の一部の光束をモニターすることにより、
間接的に半導体基板11における各パルスの露光量をモ
ニターしている。制御系103は、光量演算器102か
らの露光量値に応じてパルスレーザー1を発振させるタ
イミングを制御している。
【0011】図2は露光時にレチクル9が照明光束10
4の光路と垂直な矢印で示す方向に移動してゆく状態を
示したものである。レチクル9が図2の矢印の方向に動
く時、スリット状の光104による照明域105がレチ
クル9を走査/露光することになる。図3は図2のレチ
クル9を照明方向(真上)から見た図であり、レチクル
9上のある点aがレチクル9の移動と共に照明域105
を横切ってゆく(a→a1 →a2 )様子を示したもので
ある。点aがa1 の位置に来た時に点aの露光が開始さ
れ、点aがa2 の位置に来た時に点aの露光が終了す
る。
4の光路と垂直な矢印で示す方向に移動してゆく状態を
示したものである。レチクル9が図2の矢印の方向に動
く時、スリット状の光104による照明域105がレチ
クル9を走査/露光することになる。図3は図2のレチ
クル9を照明方向(真上)から見た図であり、レチクル
9上のある点aがレチクル9の移動と共に照明域105
を横切ってゆく(a→a1 →a2 )様子を示したもので
ある。点aがa1 の位置に来た時に点aの露光が開始さ
れ、点aがa2 の位置に来た時に点aの露光が終了す
る。
【0012】図4〜図7はレチクル9上のある点(ここ
では点a)においてレチクル9の移動と共に積算露光量
が増えてゆく状態を表わしている。ここでE0 は積算露
光量の目標値である。T1 は点aがa1 の位置にきた時
(照明域に入った時=露光開始)、T2 は点aがa2 の
位置にきた時(照明域を出た時=露光終了)を表わして
いる。水銀ランプ等の連続発光光源を露光光源として使
用した場合、図4に示す様に露光開始から露光終了まで
連続的に露光量が増えてゆくので、あらかじめレチクル
と基板の速度と単位時間当たりのエネルギー照射量及び
照射スリット巾を決めておき、それらを一定に保って露
光してゆけば露光むらも起きず正確な露光量制御が出来
る。また、本発明のようにパルス光を露光光として使用
した場合でも、1パルス当たりの照射エネルギーが常に
一定であれば、図5に示した様に連続発光光源と同様に
露光むらも起きず正確な露光量制御が可能である。しか
しながら、エキシマレーザーなどのパルス光源は発振周
波数を一定にすることはできても、各パルス光のエネル
ギーを正確に一定にすることはできない。したがって、
1パルス当たりの平均エネルギー照射量から算出した条
件(エネルギー設定、照射スリット巾設定、レチクルと
基板のスキャンスピード設定、発振周波数設定)により
露光を行うと、各パルス光のエネルギーのバラツキや偏
りにより、図6に示す様に正確な露光量制御が出来ない
(図6の場合は露光過剰)。これは、走査型露光装置の
場合など露光時間が実質的に一定に決められている場
合、半導体基板上の露光量むらを引き起こすことにな
る。
では点a)においてレチクル9の移動と共に積算露光量
が増えてゆく状態を表わしている。ここでE0 は積算露
光量の目標値である。T1 は点aがa1 の位置にきた時
(照明域に入った時=露光開始)、T2 は点aがa2 の
位置にきた時(照明域を出た時=露光終了)を表わして
いる。水銀ランプ等の連続発光光源を露光光源として使
用した場合、図4に示す様に露光開始から露光終了まで
連続的に露光量が増えてゆくので、あらかじめレチクル
と基板の速度と単位時間当たりのエネルギー照射量及び
照射スリット巾を決めておき、それらを一定に保って露
光してゆけば露光むらも起きず正確な露光量制御が出来
る。また、本発明のようにパルス光を露光光として使用
した場合でも、1パルス当たりの照射エネルギーが常に
一定であれば、図5に示した様に連続発光光源と同様に
露光むらも起きず正確な露光量制御が可能である。しか
しながら、エキシマレーザーなどのパルス光源は発振周
波数を一定にすることはできても、各パルス光のエネル
ギーを正確に一定にすることはできない。したがって、
1パルス当たりの平均エネルギー照射量から算出した条
件(エネルギー設定、照射スリット巾設定、レチクルと
基板のスキャンスピード設定、発振周波数設定)により
露光を行うと、各パルス光のエネルギーのバラツキや偏
りにより、図6に示す様に正確な露光量制御が出来ない
(図6の場合は露光過剰)。これは、走査型露光装置の
場合など露光時間が実質的に一定に決められている場
合、半導体基板上の露光量むらを引き起こすことにな
る。
【0013】図7は本実施例における露光量制御を示す
図である。本実施例においてはレチクルおよび半導体基
板の走査速度を常に一定保ちつつ走査露光を行っている
間に、順次供給される各パルス光による露光量をモニタ
ーしている。そして所定のあるパルス(1パルス光もし
くは複数パルス光)による露光量が所望の露光量よりも
大きかった場合には、次のパルス光を発振するタイミン
グを遅らせ、また所定のあるパルス(1パルス光もしく
は複数パルス光)による露光量が所望の露光量よりも小
さかった場合には次のパルスを発振するタイミングを早
めることにより、パルス光毎の光量のバラツキが生じて
も半導体基板上における各点の露光量むらを小さくする
ことができる。
図である。本実施例においてはレチクルおよび半導体基
板の走査速度を常に一定保ちつつ走査露光を行っている
間に、順次供給される各パルス光による露光量をモニタ
ーしている。そして所定のあるパルス(1パルス光もし
くは複数パルス光)による露光量が所望の露光量よりも
大きかった場合には、次のパルス光を発振するタイミン
グを遅らせ、また所定のあるパルス(1パルス光もしく
は複数パルス光)による露光量が所望の露光量よりも小
さかった場合には次のパルスを発振するタイミングを早
めることにより、パルス光毎の光量のバラツキが生じて
も半導体基板上における各点の露光量むらを小さくする
ことができる。
【0014】図12に本実施例における露光量制御のフ
ローを示す。ステップ101ではテストウエハー等の露
光により基板上のレジストを露光するのに必要な露光量
を決定する。ステップ102ではステップ101で決定
された必要露光量に基づいてエキシマレーザー1の設定
エネルギー、レーザー発振周波数、ブレード6のスリッ
トの幅、レチクルステージ及びウエハーステージの移動
速度が決定される。なお、これらのパラメーターは、露
光量むらを小さくするために必要な最低露光パルス数や
発振周波数が可変なこと、ステージ移動速度が可変なこ
とが考慮され、かつスループットができるだけ高くなる
ように設定される。必要な場合はNDフィルターなどに
より光量を調節してもよい。ステップ103では露光開
始前の所定の位置ウエハー及びレチクルが設定され、ウ
エハーとレチクルの相対位置が合わせられる。位置合わ
せが完了した後、レチクルステージ及びウエハーステー
ジの移動及びレーザー1の発振が開始される(ステップ
104、105)。レチクル9の露光領域が照明光束の
照射エリアにに入る前にレーザー1を発振させる場合に
は、レチクル9に遮光領域を設けたりレーザーのシャッ
ターを閉じておくなどしてウエハー上に露光光が届かな
いようにしておくことが望ましい。ステップ106では
露光に使われたパルス光のエネルギーEi が検出され
る。ここで、設定されているパルス露光エネルギーE0
と実際に検出されたパルス露光エネルギーEi により次
回のパルス光の発振時刻を決定する(ステップ10
7)。そして1ショットの露光(1回のスキャン)が終
わってない場合は次のパルス光を計算された時刻に発振
する。
ローを示す。ステップ101ではテストウエハー等の露
光により基板上のレジストを露光するのに必要な露光量
を決定する。ステップ102ではステップ101で決定
された必要露光量に基づいてエキシマレーザー1の設定
エネルギー、レーザー発振周波数、ブレード6のスリッ
トの幅、レチクルステージ及びウエハーステージの移動
速度が決定される。なお、これらのパラメーターは、露
光量むらを小さくするために必要な最低露光パルス数や
発振周波数が可変なこと、ステージ移動速度が可変なこ
とが考慮され、かつスループットができるだけ高くなる
ように設定される。必要な場合はNDフィルターなどに
より光量を調節してもよい。ステップ103では露光開
始前の所定の位置ウエハー及びレチクルが設定され、ウ
エハーとレチクルの相対位置が合わせられる。位置合わ
せが完了した後、レチクルステージ及びウエハーステー
ジの移動及びレーザー1の発振が開始される(ステップ
104、105)。レチクル9の露光領域が照明光束の
照射エリアにに入る前にレーザー1を発振させる場合に
は、レチクル9に遮光領域を設けたりレーザーのシャッ
ターを閉じておくなどしてウエハー上に露光光が届かな
いようにしておくことが望ましい。ステップ106では
露光に使われたパルス光のエネルギーEi が検出され
る。ここで、設定されているパルス露光エネルギーE0
と実際に検出されたパルス露光エネルギーEi により次
回のパルス光の発振時刻を決定する(ステップ10
7)。そして1ショットの露光(1回のスキャン)が終
わってない場合は次のパルス光を計算された時刻に発振
する。
【0015】なおレーザー1の設定エネルギーは露光装
置側の露光量検出系と校正がとれていることが望まし
く、レーザー1の設定エネルギーに対する平均露光量を
前もって計測しておくとよい。
置側の露光量検出系と校正がとれていることが望まし
く、レーザー1の設定エネルギーに対する平均露光量を
前もって計測しておくとよい。
【0016】上記の実施例においてはp1 ,p2 ,p
3 ,p4 ,・・・と順にパルス光による露光を行ってい
き、pi のパルス光を発振する時刻を直前のパルス光p
i-1 の露光量に基づいて制御しているが、たとえばp
i-2 、pi-3 等直前ではないパルス光の露光量に基づい
て制御しても構わない。ただし、できるだけ直前に近い
パルス光による制御が望ましい。また、pi のパルス光
を発振する時刻を直前に近い複数の露光量(例えばp
i-1 とpi-2 の合計の露光量)に基づいて制御しても構
わない。
3 ,p4 ,・・・と順にパルス光による露光を行ってい
き、pi のパルス光を発振する時刻を直前のパルス光p
i-1 の露光量に基づいて制御しているが、たとえばp
i-2 、pi-3 等直前ではないパルス光の露光量に基づい
て制御しても構わない。ただし、できるだけ直前に近い
パルス光による制御が望ましい。また、pi のパルス光
を発振する時刻を直前に近い複数の露光量(例えばp
i-1 とpi-2 の合計の露光量)に基づいて制御しても構
わない。
【0017】以上説明してきた実施例では、検出した前
のパルス光の露光量に対して次のパルス光との時間間隔
を計算して次のパルス光の発振時刻を制御するものであ
るが、検出露光量に対して次回露光すべきレチクル及び
ウエハーの位置を計算しその位置にレチクル及びウエハ
ーが移動してきたときにパルス発振を行うよう発振時刻
を制御しても良い。とくにレチクル9およびウエハー1
1の移動速度に若干の変動がある場合は後者の制御が有
効である。この場合にはレチクル9及びウエハー11の
位置情報を、レーザ干渉計等を用いて常に正確に検出し
ておくことが望ましい。
のパルス光の露光量に対して次のパルス光との時間間隔
を計算して次のパルス光の発振時刻を制御するものであ
るが、検出露光量に対して次回露光すべきレチクル及び
ウエハーの位置を計算しその位置にレチクル及びウエハ
ーが移動してきたときにパルス発振を行うよう発振時刻
を制御しても良い。とくにレチクル9およびウエハー1
1の移動速度に若干の変動がある場合は後者の制御が有
効である。この場合にはレチクル9及びウエハー11の
位置情報を、レーザ干渉計等を用いて常に正確に検出し
ておくことが望ましい。
【0018】露光に用いるパルス光の数が多い(例えば
数百パルス以上)場合には、レチクル9の走査方向のレ
チクル9上での照度分布を特に意識する必要はなく、例
えば図9に示すように完全に一様な分布にしてもよい
が、露光に用いるパルス光の数が少ない時には、パルス
数によるデジタル誤差をなくすために、図8に示すよう
に境界領域の分布を緩やかに変化させた状態で照明を行
うと、より正確な露光量制御が可能となる。
数百パルス以上)場合には、レチクル9の走査方向のレ
チクル9上での照度分布を特に意識する必要はなく、例
えば図9に示すように完全に一様な分布にしてもよい
が、露光に用いるパルス光の数が少ない時には、パルス
数によるデジタル誤差をなくすために、図8に示すよう
に境界領域の分布を緩やかに変化させた状態で照明を行
うと、より正確な露光量制御が可能となる。
【0019】レチクル9の走査方向の照度分布(断面強
度分布)の境界領域(図8でのΔx)はΔx=M×(1
パルス当たりのレチクル平均移動距離) (Mは自然
数)を満たし且つ図8のように左右対称な台形が望まし
いが、ある程度これに近い形なら良く、たとえば均一な
照度分布を作った後、図1のマスキングブレード6の少
なくとも1つのブレードを光軸方向に動かしレチクル9
上でその像を多少デフォーカスさせて、レチクル9の照
明域をボケさせる程度でも良い。
度分布)の境界領域(図8でのΔx)はΔx=M×(1
パルス当たりのレチクル平均移動距離) (Mは自然
数)を満たし且つ図8のように左右対称な台形が望まし
いが、ある程度これに近い形なら良く、たとえば均一な
照度分布を作った後、図1のマスキングブレード6の少
なくとも1つのブレードを光軸方向に動かしレチクル9
上でその像を多少デフォーカスさせて、レチクル9の照
明域をボケさせる程度でも良い。
【0020】本実施例においては、2つの直交する可変
スリットからなるマスキングブレードのうち走査方向の
照明域の巾を決定する方向の可変スリットの像をデフォ
ーカス可能にしてΔxの量を自由に設定出来るようにし
ている。
スリットからなるマスキングブレードのうち走査方向の
照明域の巾を決定する方向の可変スリットの像をデフォ
ーカス可能にしてΔxの量を自由に設定出来るようにし
ている。
【0021】本実施例においては、結像レンズ7を介し
てマスキングブレード6の開口の像をレチクル9のパタ
ーン面に投影しているが、結像レンズ7はかならずしも
必要ではなく、例えばレチクル9の直前にマスキングブ
レード6を配置しても良い。
てマスキングブレード6の開口の像をレチクル9のパタ
ーン面に投影しているが、結像レンズ7はかならずしも
必要ではなく、例えばレチクル9の直前にマスキングブ
レード6を配置しても良い。
【0022】なお、発振周波数の初期設定は、パルス光
源の最高周波数に対して、各パルスのエネルギーバラツ
キを考慮した値以下にすることが望ましい。例えば、パ
ルスエネルギーのバラツキが±5%で最高発振周波数が
500Hzのレーザーを使用し、直前の1パルスにより
発振時刻を制御する場合、発振周波数は5%程度変動す
ることが予想されるのでの初期設定周波数475Hz以
下に設定することが望ましい。
源の最高周波数に対して、各パルスのエネルギーバラツ
キを考慮した値以下にすることが望ましい。例えば、パ
ルスエネルギーのバラツキが±5%で最高発振周波数が
500Hzのレーザーを使用し、直前の1パルスにより
発振時刻を制御する場合、発振周波数は5%程度変動す
ることが予想されるのでの初期設定周波数475Hz以
下に設定することが望ましい。
【0023】次に図1の投影露光装置を利用した半導体
素子の製造方法の実施例を説明する。図11は半導体素
子(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネルやCC
D)の製造フローを示す。ステップ1(回路設計)では
半導体素子の回路設計を行なう。ステップ2(マスク製
作)では設計した回路パターンを形成したマスク(レチ
クル)を製作する。一方、ステップ3(ウエハー製造)
ではシリコン等の材料を用いてウエハーを製造する。ス
テップ4(ウエハープロセス)は前工程と呼ばれ、上記
用意したマスクとウエハーとを用いて、リソグラフィー
技術によってウエハー上に実際の回路を形成する。次の
ステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4
によって作成されたウエハーを用いてチップ化する工程
であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディン
グ)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含
む。ステップ6(検査)ではステップ5で作成された半
導体素子の動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行
なう。こうした工程を経て半導体素子が完成し、これが
出荷(ステップ7)される。
素子の製造方法の実施例を説明する。図11は半導体素
子(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネルやCC
D)の製造フローを示す。ステップ1(回路設計)では
半導体素子の回路設計を行なう。ステップ2(マスク製
作)では設計した回路パターンを形成したマスク(レチ
クル)を製作する。一方、ステップ3(ウエハー製造)
ではシリコン等の材料を用いてウエハーを製造する。ス
テップ4(ウエハープロセス)は前工程と呼ばれ、上記
用意したマスクとウエハーとを用いて、リソグラフィー
技術によってウエハー上に実際の回路を形成する。次の
ステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4
によって作成されたウエハーを用いてチップ化する工程
であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディン
グ)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含
む。ステップ6(検査)ではステップ5で作成された半
導体素子の動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行
なう。こうした工程を経て半導体素子が完成し、これが
出荷(ステップ7)される。
【0024】図12は上記ウエハープロセスの詳細なフ
ローを示す。ステップ11(酸化)ではウエハーの表面
を酸化させる。ステップ12(CVD)ではウエハーの
表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)で
はウエハー上に電極を蒸着によって形成する。ステップ
14(イオン打ち込み)ではウエハーにイオンを打ち込
む。ステップ15(レジスト処理)ではウエハーにレジ
スト(感光剤)を塗布する。ステップ16(露光)では
上記投影露光装置によってマスク(レチクル)の回路パ
ターンの像でウエハーを露光する。ステップ17(現
像)では露光したウエハーを現像する。ステップ19
(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不要となった
レジストを取り除く。これらステップを繰り返し行なう
ことによりウエハー上に回路パターンが形成される。
ローを示す。ステップ11(酸化)ではウエハーの表面
を酸化させる。ステップ12(CVD)ではウエハーの
表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)で
はウエハー上に電極を蒸着によって形成する。ステップ
14(イオン打ち込み)ではウエハーにイオンを打ち込
む。ステップ15(レジスト処理)ではウエハーにレジ
スト(感光剤)を塗布する。ステップ16(露光)では
上記投影露光装置によってマスク(レチクル)の回路パ
ターンの像でウエハーを露光する。ステップ17(現
像)では露光したウエハーを現像する。ステップ19
(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不要となった
レジストを取り除く。これらステップを繰り返し行なう
ことによりウエハー上に回路パターンが形成される。
【0025】本実施例の製造方法を用いれば、従来は難
しかった高集積度の半導体素子を製造することが可能と
なる。
しかった高集積度の半導体素子を製造することが可能と
なる。
【0026】
【発明の効果】以上、本発明によれば、露光量むらを最
小限に抑えることが出来る。
小限に抑えることが出来る。
【図1】本発明の一実施例を示す概略図である。
【図2】照明域とレチクルを示す図である。
【図3】照明域をレチクル上の点が移動していく状態を
表わす図である。
表わす図である。
【図4】水銀灯などの連続光を光源とした装置で露光量
が積算されていく状態を示す図である。
が積算されていく状態を示す図である。
【図5】光量が一定のパルス光により露光量が積算され
ていく状態を示す図である。
ていく状態を示す図である。
【図6】光量にバラツキがあるパルス光により露光量が
積算されていく状態示す図である。
積算されていく状態示す図である。
【図7】図1の装置で露光量が積算されていく状態を示
す図である。
す図である。
【図8】照明域のスリットの幅方向の照度分布を示す図
である。
である。
【図9】照明域のスリットの幅方向の照度分布を示す図
である。
である。
【図10】半導体素子の製造工程を示すフローチャート
図である。
図である。
【図11】図11の工程中のウエハープロセスの詳細を
示すフローチャート図である。
示すフローチャート図である。
【図12】図1の装置によるの露光量制御の一例を示す
フローチャート図である。
フローチャート図である。
【図13】走査型露光装置の一例を示す概略構成図であ
る。
る。
1 パルス光源 2 ビーム整形光学系 3 オプティカルインテグレーター 4 コンデンサーレンズ 5 ハーフミラー 6 マスキングブレード 7 結像レンズ 9 レチクル 10 投影レンズ 11 半導体基板 12 露光量検出器 101 ステージ駆動制御系 102 露光量演算器 103 レーザー制御系
Claims (8)
- 【請求項1】 順次供給される複数個のパルス光により
基板を露光する露光装置において、前の少なくとも1つ
のパルス光の露光量に応じて今回のパルス光による露光
の時刻を制御する手段を有することを特徴とする露光装
置。 - 【請求項2】 前記制御手段は一つ前のパルス光の露光
量に関する情報を用いて前記露光時刻の制御を行なうこ
とを特徴とする請求項1の露光装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は前の2つ以上のパルス光
の露光量に関する情報を用いて前記露光時刻の制御を行
なうことを特徴とする請求項1の露光装置。 - 【請求項4】 前記前のパルス光の露光量が所定の量よ
り大きい時には前記今回のパルス光の露光時刻を遅ら
せ、前記前のパルス光の露光量が前記所定の量より小さ
い時には前記今回のパルス光の露光時刻を早めることを
特徴とする請求項1の露光装置。 - 【請求項5】 前記パルス光に対してマスクと前記基板
とを走査することにより、前記マスクを介して前記基板
を走査露光することを特徴とする請求項1〜4のいずれ
かの露光装置。 - 【請求項6】 前記パルス光の前記走査の方向の断面強
度分布をその端部で緩やかに変化する分布に設定するこ
とを特徴とする請求項5の露光装置。 - 【請求項7】 前記パルス光による照射領域を定めるた
めの複数個のブレードより成る遮光手段と前記複数個の
ブレードの少なくとも1つの光軸方向の位置を変更する
手段とを有することを特徴とする請求項6の露光装置。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかの露光装置を用
いてデバイスを製造することを特徴とするデバイス製造
方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6119971A JP2862477B2 (ja) | 1993-06-29 | 1994-06-01 | 露光装置及び該露光装置を用いてデバイスを製造する方法 |
EP94304413A EP0632331B1 (en) | 1993-06-29 | 1994-06-17 | Exposure apparatus and microdevice manufacturing method using the same |
DE69412548T DE69412548T2 (de) | 1993-06-29 | 1994-06-17 | Belichtungsapparat und Verfahren zur Herstellung einer Mikrovorrichtung unter Verwendung desselben |
US08/265,140 US5491534A (en) | 1993-06-29 | 1994-06-24 | Exposure apparatus and microdevice manufacturing method using the same |
KR1019940014700A KR0163972B1 (ko) | 1993-06-29 | 1994-06-25 | 노광장치 및 이를 이용한 마이크로디바이스 제조방법 |
US08/582,895 US5699148A (en) | 1993-06-29 | 1996-01-04 | Exposure apparatus and microdevice manufacturing method using the same |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15905493 | 1993-06-29 | ||
JP5-159054 | 1993-06-29 | ||
JP6119971A JP2862477B2 (ja) | 1993-06-29 | 1994-06-01 | 露光装置及び該露光装置を用いてデバイスを製造する方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0774092A true JPH0774092A (ja) | 1995-03-17 |
JP2862477B2 JP2862477B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=26457617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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---|---|
US (2) | US5491534A (ja) |
EP (1) | EP0632331B1 (ja) |
JP (1) | JP2862477B2 (ja) |
KR (1) | KR0163972B1 (ja) |
DE (1) | DE69412548T2 (ja) |
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1994
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