JP3451604B2 - 走査型露光装置 - Google Patents

走査型露光装置

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    • G03F7/70558Dose control, i.e. achievement of a desired dose

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば矩形又は円弧状
等の照明領域に対してマスク及び感光基板を同期して走
査することにより、マスク上のパターンを逐次感光基板
上に露光する所謂スリットスキャン方式、又はステップ
・アンド・スキャン方式等の走査型露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体素子、液晶表示素子又
は薄膜磁気ヘッド等をフォトリソグラフィー技術を用い
て製造する際に、レチクル(又はフォトマスク等)のパ
ターンを投影光学系を介して、フォトレジスト等が塗布
されたウエハ(又はガラスプレート等)上に露光する投
影露光装置が使用されている。最近は、半導体素子の1
個のチップパターン等が大型化する傾向にあり、投影露
光装置においては、レチクル上のより大きな面積のパタ
ーンをウエハ上に露光する大面積化が求められている。
また、一括露光方式でそのような大面積化に応えようと
すると、広い露光フィールドの全体で高い結像性能を有
する投影光学系が必要となるが、このような投影光学系
は大型、且つ高価なものとなる。
【0003】そこで、比較的小型で且つ廉価な投影光学
系を使用して大面積化に応えるものとして、例えば矩形
状、円弧状又は複数の台形状等の照明領域(これを「ス
リット状の照明領域」という)に対してレチクルを走査
するのと同期して、その照明領域と共役なスリット状の
露光領域に対してウエハを走査することにより、レチク
ル上のパターンをウエハ上の各ショット領域に逐次露光
する所謂スリットスキャン方式の露光装置が注目されて
いる。また、ウエハ上の複数のショット領域にそれぞれ
スリットスキャン方式で露光を行う場合には、或るショ
ット領域から次のショット領域への移動はステッピング
方式で行われるため、このような露光方式はステップ・
アンド・スキャン方式とも呼ばれている。
【0004】さて、一般にウエハ上に塗布されるフォト
レジスト等の感光材料には所定の適正露光量があるた
め、露光装置においてはウエハに対する露光量を制御す
るための露光量制御系が設けられている。この場合、一
括露光方式であれば、露光中にレチクル及びウエハが静
止しているため、露光量は露光用の照明光の照度と露光
時間との積で定まる。
【0005】これに対して、スリットスキャン方式、又
はステップ・アンド・スキャン方式等の走査露光方式の
露光装置では、照明光のウエハ上での照度をI、スリッ
ト状の露光領域の走査方向の幅をD、ウエハの走査速度
をVW とすると、ウエハ上での露光量EW は、次のよう
になる。 EW =I・D/VW (1) また、通常はスリット状の露光領域の幅Dは固定であ
り、且つ露光用の光源からの照明光の照度Iは変動が大
きく制御し難い量である。そこで、従来の走査露光方式
の露光装置では、露光シーケンスに先立って露光対象の
ウエハをウエハステージ上にロードする前に、露光用の
光源の発光(ダミー発光)を行って、照明光学系中の光
路上等に配置された照度センサによってその照明光の照
度を測定し、この測定結果に基づいて(1)式から適正
な走査速度VW を算出していた。そして、実際に走査露
光方式で露光を行う際には、ウエハの走査速度をそのよ
うに算出された走査速度に設定し、レチクルの走査速度
を対応する速度に設定することにより、ウエハ上での露
光量を制御していた。そして、ウエハ上の多数のショッ
ト領域への露光を行う際にも、そのウエハのロード前に
計測された照明光の照度に基づいて各ショット領域への
露光量を制御していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の技
術においては、一枚のウエハをロードする前に計測した
照度に基づいて、ウエハ上の多数のショット領域への露
光量を制御していた。そのため、例えば露光用の光源の
光量変動の周期が短い場合には、ウエハ上の多数のショ
ット領域中で後半に露光されるようなショット領域で
は、露光量が適正露光量から外れ易くなるという不都合
があった。
【0007】更に、ウエハをロードする前に特別に照度
計測用の時間を設けていたため、露光工程のスループッ
ト(単位時間当りのウエハの処理枚数)が低下するとい
う不都合もあった。これを避けるためには、照度計測の
頻度を下げればよいが、それでは益々露光量が適正露光
量から外れ易くなってしまう。また、最近は解像力を高
めるために、露光用の照明光として、ArFエキシマレ
ーザ光(波長193nm)、KrFエキシマレーザ光
(波長248nm)、金属蒸気レーザ光、又はYAGレ
ーザ光の高調波のような近紫外域より短い波長の光が使
用されつつある。ところが、このように短波長の光の光
源は、パルス発光型が多く、パルス発光型の光源では一
般にパルス発光毎のエネルギーのばらつきが大きいた
め、特にウエハ上で短時間に照度が大きく変動する傾向
がある。従って、従来の露光量の制御方式をパルス発光
型の光源を使用する露光装置に適用すると、各ショット
領域での露光量が適正露光量から外れ易くなる。
【0008】本発明は斯かる点に鑑み、露光用の照明光
の照度変動の周期が短いような場合でも、感光性の基板
上での露光量を適正露光量に制御できると共に、露光工
程のスループットが低下しない走査型露光装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の走査
型露光装置は、転写用のパターンが形成されたマスク
(R)上の所定形状の照明領域(21)を露光用の照明
光で感光性の基板(W)側に照明する照明手段(1〜
5,8)と、マスク(R)及び基板(W)を同期して走
査する走査用ステージ(14,26)とを有し、照明領
域(21)に対してマスク(R)を所定の方向に走査す
るのと同期して基板(W)を所定の方向に走査すること
により、基板(W)上に又は基板(W)上の複数のショ
ット領域のそれぞれにマスク(R)のパターンを逐次露
光する走査型露光装置において、照明領域(21)がマ
スク(R)上の転写用のパターン(20A,20B)以
外の領域上に位置している期間、即ちそのマスク若しく
はその基板の減速期間、又はその基板のステッピング期
にその照明光の照度を計測する照度計測手段(23〜
25)と、この照度計測手段の計測結果に基づいてマス
ク(R)のパターンを基板(W)上に逐次露光する際の
基板(W)に対する露光量を制御する露光量制御手段
(18,19)と、を備えたものである。また、本発明
による第2の走査型露光装置は、その第1の走査型露光
装置と実質的に同じ前提部において、その照明領域がそ
のマスク上のその転写用のパターン以外の領域上に位置
しているときにその照明光の照度を計測する照度計測手
段(25)と、この照度計測手段の計測結果に基づいて
そのマスクのパターンをその基板上に逐次露光する際の
その基板に対する露光量を制御する露光量制御手段(1
8,19)と、を備え、その走査用ステージはそのマス
クを走査するためのマスクステージ(26)を有し、そ
の照度計測手段をそのマスクステージ上に設けたもので
ある。
【0010】この場合、露光量制御手段(18,19)
は、一例としてマスク(R)及び基板(W)の走査速
度、その照明手段からマスク(R)に照射される照明光
の照度、並びに照明領域(21)のその所定方向の幅の
少なくとも1つを制御することにより基板(W)に対す
る露光量を制御するものである。また、その照明手段内
にその照明光を遮断するシャッター手段を設け、このシ
ャッター手段とその照明手段内の露光用光源(1)との
間に照度計測手段(23〜25)を配置することが望ま
しい。
【0011】また、そのシャッター手段としては、その
照明手段内のマスク(R)のパターン形成面と実質的に
共役な面に配置され、照明領域(21)のその所定方向
の幅を変化させる可変視野絞り(7A,7B)を使用す
ることが望ましい。
【0012】
【作用】斯かる本発明によれば、走査露光方式の露光装
置では、マスク(R)及び基板(W)の走査を開始して
から両者がそれぞれ露光時の走査速度に達するまでに或
る程度の時間が必要であること、即ち、同期走査が行わ
れるまでに所定の助走区間が必要であることを利用し
て、その助走区間で照明光の照度を計測する。なお、露
光終了後の減速区間、又は基板(W)上の或るショット
領域から次のショット領域への移動中にも、その助走区
間と同様に照明光の照度を計測できる。照明光がパルス
光である場合には、例えば平均パルスエネルギーと単位
時間当りのパルス数との積を照度とみなせる。
【0013】そして、そのように計測された照度に基づ
いて、例えば(1)式より適正な露光量を得るための新
たな照度I、所定形状の照明領域(21)の走査方向の
幅D、又は基板(W)の走査速度VW の値を定め、その
後の露光区間ではそのように定められた値に基づいて露
光量を制御する。これにより露光用の照明光の照度の変
動周期が短い場合でも正確に実際の照度を計測でき、正
確な露光量制御を行うことができる。また、助走区間等
を利用して照度を計測しており、特別に照度計測用の時
間を設けているわけではないため、露光工程のスループ
ットは低下しない。
【0014】次に、シャッター手段と照明光学系中の露
光用光源(1)との間に照度計測手段(23〜25)を
配置した場合には、例えば助走区間でマスクパターンを
基板(W)上に露光しないときにはシャッター手段で照
明光を遮断しておく。この場合でも照度計測手段(23
〜25)による照度計測を行うことができる。更に、そ
の照明光学系中のマスク(R)のパターン形成面と実質
的に共役な面に、所定形状の照明領域(21)のそのマ
スクの走査方向の幅を変化させる可変視野絞り(7A,
7B)を設け、この可変視野絞りでそのシャッター手段
を兼用する場合には、例えば図2に示すように、走査露
光方式で露光を行う際には、マスク(R)上の転写すべ
きパターン(20A,20B)を囲む遮光帯(20C,
20D,20E)上に可変視野絞り(7A,7B)の投
影像のエッジが位置する状態で制御を行う。これによ
り、転写すべきパターン以外のパターンが感光性の基板
(W)上に転写されることがなくなる。しかも、照明光
の照度も正確に計測できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明による走査型露光装置の一実施
例につき図面を参照して説明する。本実施例はステップ
・アンド・スキャン方式の投影露光装置に本発明を適用
したものである。図1は、本実施例の投影露光装置を示
し、この図1において、レチクルRはパルス光源である
エキシマレーザ光源1と、ビーム整形光学系2〜リレー
レンズ8よりなる照明光学系とにより長方形のスリット
状の照明領域21で均一な照度で証明され、スリット状
の照明領域21内のレチクルRの回路パターン像が投影
光学系13を介してウエハW上に転写される。エキシマ
レーザ光源1としては、本実施例では例えばKrFエキ
シマレーザ光源(発振波長:248nm)を使用する
が、その他にArFエキシマレーザ光源(発振波長:1
93nm)等を使用できる。また、金属蒸気レーザ光
源、又はYAGレーザの高調波発生装置等も露光用光源
として使用できる。
【0016】図1において、エキシマレーザ光源1から
のパルス照明光は、シリンドリカルレンズやビームエク
スパンダ等よりなるビーム整形光学系2によりビーム径
が拡大されてフライアイレンズ3に達する。フライアイ
レンズ3の射出面には多数の2次光源が形成され、これ
ら2次光源からのパルス照明光は、コンデンサーレンズ
4によって集光され、固定の視野絞り5を経て可動ブラ
インド7に達する。図1では視野絞り5は可動ブライン
ド7よりもコンデンサーレンズ5側に配置されている
が、その逆のリレーレンズ系8側へ配置しても構わな
い。
【0017】視野絞り5には、長方形のスリット状の開
口部が形成され、この視野絞り5を通過した光束は、長
方形のスリット状の断面を有する光束となり、リレーレ
ンズ系8に入射する。リレーレンズ系8は可動ブライン
ド7とレチクルRのパターン形成面とを共役にするレン
ズ系であり、可動ブラインド7は後述の走査方向(X方
向)の幅を規定する2枚の羽根(遮光板)羽根7A,7
B及び走査方向に垂直な方向の幅を規定する2枚の羽根
(不図示)より構成されている。走査方向の幅を規定す
る羽根7A及び7Bはそれぞれ駆動部6A及び6Bによ
り独立に走査方向に移動できるように支持されている。
本実施例では、固定の視野絞り5により設定されるレチ
クルR上のスリット状の照明領域21内において、更に
可動ブラインド7により設定される所望の露光領域内に
のみパルス照明光が照射される。リレーレンズ系8は両
側テレセントリックな光学系であり、レチクルR上のス
リット状の照明領域21ではテレセントリック性が維持
されている。
【0018】本例のレチクルRはレチクルステージ26
上に真空吸着され、レチクルR上のスリット状の照明領
域21内で且つ可動ブラインド7により規定された回路
パターンの像が、投影光学系13を介してウエハW上に
投影露光される。スリット状の照明領域21と共役なウ
エハW上の領域をスリット状の露光領域22とする。ま
た、投影光学系13の光軸に垂直な2次元平面内で、ス
リット状の照明領域21に対するレチクルRの走査方向
をX方向(又は−X方向)、X方向に垂直で図1の紙面
に垂直な方向をY方向として、投影光学系13の光軸に
平行な方向をZ方向とする。
【0019】この場合、レチクルステージ26はレチク
ルベース9上でレチクルステージ駆動部10に駆動され
て、レチクルRをX方向又は−X方向に走査し、可動ブ
ラインド7の駆動部6A,6Bの動作は可動ブラインド
制御部11により制御される。レチクルステージ26の
一端に移動鏡27が固定され、移動鏡27及び外部のレ
ーザ干渉計28によりレチクルステージ26のX方向の
座標が常時計測され、計測結果がレチクルステージ駆動
部10に供給されている。レチクルステージ駆動部10
は、供給された座標位置に基づいてレチクルステージ2
6の位置及び走査速度を主制御系12に設定された値に
設定する。主制御系12は、更に可動ブラインド制御部
11の動作を制御すると共に、装置全体の動作を制御す
る。なお、実際にはレチクルステージ26は、Y方向及
び回転方向にもレチクルRの位置を調整する機能を有す
る。
【0020】一方、ウエハWはウエハホルダ29を介し
てウエハステージ14に載置され、ウエハステージ14
は、投影光学系13の光軸に垂直な面内でウエハWの位
置決めを行うと共にウエハWを±X方向に走査するXY
ステージ、及びZ方向にウエハWの位置決めを行うZス
テージ等より構成されている。ウエハホルダ29の一端
にL字型の移動鏡30が固定され、移動鏡30及び外部
のレーザ干渉計31によりウエハステージ14内のXY
ステージのX方向及びY方向の座標が常時計測され、こ
のように計測された座標がウエハステージ駆動部15に
供給されている。ウエハステージ駆動部15は、供給さ
れる座標に基づいてウエハステージ14の位置及び移動
速度を主制御系12に設定された値に設定する。
【0021】そして、レチクルR上のパターン像を走査
露光方式で投影倍率βの投影光学系13を介してウエハ
W上の各ショット領域に露光する際には、スリット状の
照明領域21に対してX方向(又は−X方向)に、レチ
クルステージ9を介してレチクルRを速度VR で走査す
る。また、この走査と同期して、照明領域21と共役な
スリット状の露光領域22に対して−X方向(又はX方
向)に、ウエハステージ14を介してウエハWを速度V
W(=β・VR)で走査する。これにより、ウエハW上の各
ショット領域にレチクルRの回路パターン像が逐次転写
される。
【0022】次に、図1において、フライアイレンズ3
とコンデンサーレンズ4との間に透過率が大きい(反射
率が小さい)ビームスプリッター23が配置され、ビー
ムスプリッター23で反射されたパルス照明光は、集光
レンズ24を介してフォトマルチプライア(PIN型の
フォトダイオード等も可)よりなる光電検出器25に入
射している。光電検出器25の検出信号は露光量制御系
18に供給され、露光量制御系18では、その検出信号
からパルス照明光の各露光エネルギー(パルスエネルギ
ー)を求める。これらパルスエネルギーの平均値と、単
位時間当りの発光回数(発光周波数)との積がパルス照
明光の照度となる。
【0023】露光量制御系18は、計測されたパルス照
明光の照度に基づいて、ウエハW上のフォトレジストに
対して適正な露光量を与えるための、照度の補正量、及
びウエハWの走査速度VW(又はレチクルRの走査速度V
R)を算出する。また、ウエハW上への露光量は、スリッ
ト状の露光領域22の幅を変えることによっても調整で
きるが、本実施例では走査露光時の露光領域22の幅は
固定の視野絞り5により規定されるため、その露光領域
22の幅の調整は行わない。
【0024】そして、照度を補正する必要がある場合に
は、露光量制御系18は、レーザ電源19を介してエキ
シマレーザ光源1の発光エネルギーを調整する。これ
は、エキシマレーザ光源の場合には、電源電圧を調整す
ることにより、所定範囲で平均的なパルスエネルギーを
調整できることを利用するものである。また、照度を補
正せずにウエハWの走査速度VW を調整する場合、又は
照度と走査速度VW とを同時に調整する場合には、露光
量制御系18は、算出された走査速度VW を主制御系1
2に知らせる。これに応じて主制御系12は、レチクル
ステージ駆動部10及びウエハステージ駆動部15に対
してそれぞれ調整後の走査速度VR 及びV W を設定す
る。
【0025】次に、本実施例の露光動作の一例につき説
明する。近年では、レチクル交換に要する時間を短縮し
てスループットを向上させるために、レチクル上に複数
の回路パターン領域を設けることが行われている。本実
施例のレチクルR上にも2個の回路パターン領域が設け
られており、レチクルR上の2個の回路パターン領域中
から転写対象の回路パターン領域を選択するために可動
ブラインド7を使用する。そこで、本実施例の投影露光
装置には、レチクルR上の回路パターン領域に関する情
報を入力する入力部16と、この入力部16からの回路
パターン情報を記憶するメモリー部17とが設けられ、
主制御系12は、そのメモリー部17の回路パターン情
報に基づいて可動ブラインド制御部11及び駆動部6
A,6Bを介して、可動ブラインド7の羽根7A,7B
を所定のシーケンスで駆動する。
【0026】図2(a)はレチクルR及び照明領域21
を示し、この図2(a)において、レチクルR上に2つ
の回路パターン領域20A及び20Bが形成され、回路
パターン領域20A,20Bの境界部には走査方向の幅
がL1の遮光部(遮光帯)20Cが形成され、回路パタ
ーン領域20A,20Bの走査方向の外側にも同じく幅
L1の遮光部20D,20Eがそれぞれ形成されてい
る。また、本例のレチクルR上に形成されるスリット状
の照明領域21は、図2(a)に示すように、走査方向
の幅がL2の細長い長方形であり、遮光部20C,20
D,20Eの幅L1は照明領域21の幅L2より狭く設
定されている。
【0027】このとき、先ず、オペレータは図1の入力
部16を介してメモリー部17に、レチクルR上の回路
パターン領域20A,20Bに関する情報を入力する。
そして、第1の回路パターン領域20A内のパターン像
を投影光学系13を介してウエハW上に転写する場合に
は、主制御系12はメモリー部17に記憶された回路パ
ターン情報中の第1の回路パターン領域20Aに関する
情報を読み出し、この情報に基づいて可動ブラインド制
御部11を介して可動ブラインド7の羽根7A,7Bの
走査方向の位置を制御する。これにより、図2(b)〜
(f)に示すように、レチクルR上の第2の回路パター
ン領域20Bを常に他方の羽根7Bで覆い、第1の回路
パターン領域20Aのみにスリット状の照明領域21の
照明光が照射されるようにする。但し、図2において、
レチクルR上には実際には可動ブラインド7の羽根7A
及び7Bの像が投影されるが、それらの像をそれぞれ羽
根7A及び7Bとみなしている。
【0028】より詳しく説明すると、図1の主制御系1
2はレチクルステージ駆動部10を介してレチクルステ
ージ26を駆動して、レチクルR上の回路パターン領域
20Aの左側にスリット状の照明領域21を位置させた
後、図2(b)に示すように、羽根7A,7Bを閉じ
て、これらの羽根7A,7Bの境界部を遮光部20D上
に重なるように位置させる。そして、図1の主制御系1
2は露光量制御系18を介しエキシマレーザ光源1のパ
ルス発光を介してさせる。このように羽根7A,7Bが
閉じている期間でも、図1において、光電検出器25に
はパルス照明光が入射するため、光電検出器25からの
検出信号から露光量制御系18はパルス照明光の照度を
計測し、この計測結果に基づいて、エキシマレーザ光源
1の発光エネルギーの補正量、又はウエハWの走査速度
の補正量を決定する。
【0029】次に、図1のレチクルステージ26及び駆
動部6Aを駆動して、図2(c)に示すようにレチクル
R及び羽根7Aを同期して−X方向(走査方向)に移動
させる。なお、実際には図1より分かるように、羽根7
AはX方向に移動しているが、図2では投影像を扱って
いるため、羽根7A,7Bの走査方向はレチクルRの走
査方向と同じである。また、照明領域21中で、左側の
羽根7Aの右エッジ部7Aeと右側の羽根7Bの左エッ
ジ部7Beとで挟まれた可変の露光領域内のパターンが
ウエハWに露光される。
【0030】図2(d)に示すように、羽根7Aの右エ
ッジ部7Aeが照明領域21の左端を超えた時点で、羽
根7Aが減速を開始する。この動作と並行して、羽根7
Bに遮光部20Cが重なった時点以降、図2(e)に示
すように羽根7BはレチクルRと同期して−X方向に走
査される。そして、図2(f)に示すようにパターン領
域20Aが照明領域21を通過して露光が終了した時点
で、レチクルR及び羽根7Bの減速が開始され、最終的
にレチクルRが静止した時点では、羽根7A及び7Bは
遮光部20C上で閉じるような形で静止する。このとき
に図1のエキシマレーザ光源1のパルス発光も停止され
る。
【0031】一方、レチクルR及び可動ブラインド7の
動作に同期して、主制御系12は、ウエハステージ駆動
部15を介してウエハステージ14を駆動してウエハW
を走査方向(X方向)に走査する。投影光学系13のレ
チクルRからウエハWへの投影倍率をβとすると、露光
中にはレチクルRが−X方向(又はX方向)に速度V R
で走査されるのと同期して、ウエハWはX方向(又は−
X方向)に速度VW (=β・VR )で走査される。この
場合、レチクルR上の第1の回路パターン領域20Aの
みにパルス照明光が照射されるので、ウエハW上には第
1の回路パターン領域20Aのパターン像のみが転写さ
れる。なお、レチクルRを照明領域21に対してX方向
に走査する場合には、可動ブラインド7の羽根7A,7
Bは図2(f)〜図2(b)の順序で制御される。
【0032】この場合、本実施例では露光の直前のパル
ス照明光の照度(パルスエネルギー)を計測し、それに
基づいて照度若しくは走査速度(又は両方)を調整して
いるため、ウエハW上での露光量を正確に適正露光量に
できる。また、可動ブラインド7が閉じてレチクルが加
速されている期間(助走期間)に照度の計測を行うこと
ができるため、ウエハWに対して不要な露光を行うこと
なく、照度計測を高精度に行うことができる。なお、ウ
エハW上の1点が、投影光学系13によるレチクルパタ
ーンの投影領域(レチクル上での照明領域と相似な領
域)を走査方向に沿って横切る間にウエハWに照射され
るパルス光の数を調整するようにしてもよい。更に、そ
の投影領域の走査方向の幅を可変としてもよい。但し、
何れにおいても前述の如くウエハW上の1点がその投影
領域を横切る間のパルス数は整数とすることが望まし
い。
【0033】また、図2(f)に示すように、走査露光
が終了してレチクルが減速される期間、即ち可動ブライ
ンド7の羽根7A,7Bが再び閉じている期間にパルス
照明光の照度を計測し、この計測結果に基づいてその次
の露光での照度の補正量若しくは走査速度の補正量(又
は両方)を算出するようにしてもよい。更に、レチクル
が停止しているときに照度を計測してもよい。次に、図
2(a)のレチクルRの2個の回路パターン領域20
A,20Bのパターンを、ウエハW上の各ショット領域
に順次走査露光方式で露光する場合の動作の一例につき
図3及び図4を参照して説明する。
【0034】図3はウエハW上のショット領域の配列を
示し、この図3において、ウエハW上にはX方向(走査
方向)及びY方向にそれぞれ所定間隔で多数のショット
領域32A,32B,32C,…が配列され、これらシ
ョット領域にそれぞれレチクルRの回路パターン像が走
査露光方式で露光される。この際に、図2で説明したよ
うに可動ブラインド7の動作により、レチクルR上の回
路パターン領域20A,20B及び遮光部以外の領域に
はパルス照明光が照射されないので、不要なパターンの
露光が防止されている。
【0035】そして先ず、ウエハW上の第1のショット
領域32Aに露光を行う際には、エキシマレーザ光源1
にパルス発光を行わせた状態で、スリット状の露光領域
22(実際には可動ブラインド7により制限されてい
る)に対してショット領域32Aが+X方向に加速さ
れ、助走区間35A内でウエハWは所定の走査速度に達
する。その後、ウエハWを基準とすると、露光領域22
が軌跡33Aに沿って次第に位置34Aから位置34B
へと移動してショット領域32AにレチクルRのパター
ン像が逐次露光される。また、ショット領域32Aと位
置34Bとの間の区間(これを「減速区間」という)3
5Bでは、ウエハWが次第に減速される。
【0036】その後、図1のウエハステージ14をY方
向にステッピングすると、図3に示すようにスリット状
の露光領域22は位置34Bから、第2のショット領域
32Bの手前の位置34Cに移動する。次に、スリット
状の露光領域22に対してショット領域32Bが−X方
向に加速され、助走区間35C内でウエハWは所定の走
査速度に達する。その後、ウエハWを基準とすると、露
光領域22が軌跡33Bに沿って次第に位置34Dから
ショット領域32Bの外部へと移動してショット領域3
2BにもレチクルRのパターン像が逐次露光される。
【0037】図4は、この場合のレチクルRの走査速度
R の変化の様子を示し、図4において、図3の助走区
間32Aに対応する加速期間T1では走査速度VR は次
第に大きくなって所定値に達し、それに続く露光期間T
2では走査速度VR はその所定値に維持される。また、
図3の減速区間35及び助走区間35Cに対応する減加
速期間T3では、レチクルRの走査速度VR は一度0に
なった後に負の方向に加速されて所定値に達する。それ
に続く露光期間T4では走査速度VR はその所定値に維
持され、その後の期間T5で走査速度VR は次第に再び
0になる。また、図3において、第3のショット領域3
2C以降への露光を行う際にも、例えばレチクルRの走
査方向が順次反転するようにウエハWの走査方向が定め
られる。
【0038】この場合、本実施例では図3の助走区間3
5Aで計測した照度に基づいてウエハW上のショット領
域32Aへの露光量を制御する。また、第2のショット
領域32Bに対する露光量の制御は、直前の助走区間3
5Cで計測した照度に基づいて行う。これにより、各シ
ョット領域での露光量制御が高精度に行われる。また、
特別に照度計測用の時間を設けるわけではないため、露
光工程のスループットは低下しない。但し、例えば第1
のショット領域32Aの減速区間35B、又は減速区間
35Bから次の助走区間35Cへ移る間のステッピング
区間でパルス照明光の照度を計測し、この計測結果に基
づいて第2のショット領域32Bでの露光量制御を行う
ようにしてもよい。
【0039】また、エキシマレーザ光源1のパルスエネ
ルギーの変動の周期が比較的長い場合には、必ずしもウ
エハW上の全部のショット領域に対してそれぞれ助走区
間又は減速区間等で照度計測を行う必要はなく、例えば
2個のショット領域毎、又は3個のショット領域毎等に
照度計測を行うようにしてもよい。なお、図1の実施例
において、ビームスプリッター23と例えばコンデンサ
ーレンズ4との間にシャッターを配置して、ウエハWへ
の不要な露光を避けたいときにはそのシャッターでパル
ス照明光を遮断するようにしてもよい。
【0040】また、そのシャッターをロータリーシャッ
ターとし、このシャッターで光路を閉じたとき、その反
射光を光電検出器25に導くようにしてもよい。また、
そのシャッターは、光電検出器25、又はその光電検出
器25に光を導くための光分割器とウエハWとの間にあ
れば、どこに配置しても構わない。また、ロータリーシ
ャッターの羽根に光電検出器25を直接設けてもよい。
また、レチクルステージ26に光電検出器25を設け、
走査露光の直前、又は直後に照度計測をしてもよい。こ
のとき、レチクル、及び投影光学系を通ってウエハWに
達する光をカットするシャッター(遮光板)を配置して
おくとよい。但し、本実施例のように可動ブラインド7
で照明光の遮断を行う方式では、構成が簡略である。
【0041】また、図1では露光光源としてパルス発光
するエキシマレーザ光源1が使用されているが、水銀ラ
ンプのような連続光源を露光光源として使用した場合に
も本発明は適用される。このとき、照度、走査速度、レ
チクル上での照明領域の走査方向の幅(すなわち固定の
視野絞り5を可変絞りとしたときの走査方向の開口幅)
の少なくとも1つを調整するようにしてもよい。但し、
連続光源では照度変動の周期が長いため、照度計測の頻
度を少なくしてもよい。更に、本発明は投影露光装置の
みに限定されず、コンタクト方式やプロキシミティ方式
の露光装置にも適用できることも言うまでもない。この
ように本発明は上述実施例に限定されず、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で種々の構成を取り得る。
【0042】
【発明の効果】本発明の走査型露光装置によれば、所定
形状の照明領域がマスク上の転写用のパターン以外の領
域上にある期間、即ち走査露光の助走期間(加速期
間)、減速期間、又はステッピング期間等に照明光の照
度計測を行い、この計測結果に基づいてその次の走査露
光での露光量を制御できるため、露光用の照明光の照度
変動の周期が短いような場合でも、感光性の基板上での
露光量を適正露光量に制御できる利点がある。また、照
度の計測は、助走期間又は減速期間等のシーケンス上で
本来必要な期間で行われるため、露光工程のスループッ
トが低下しない利点がある。
【0043】また、露光量制御手段が、マスク及び基板
の走査速度、照明光学系からマスクに照射される照明光
の照度、並びに所定形状の照明領域のそのマスクの走査
方向の幅の少なくとも1つを制御することにより基板に
対する露光量を制御する場合には、容易に適正露光量を
得ることができる。更に、照明光学系中に照明光を遮断
するシャッター手段を設け、このシャッター手段とその
照明光学系中の露光用光源との間に照度計測手段を配置
した場合には、シャッター手段により照明光を遮断して
いる期間でも照明光の照度計測を行うことができる。
【0044】特に、照明光学系中のマスクのパターン形
成面と実質的に共役な面に配置され、所定形状の照明領
域のそのマスクの走査方向の幅を変化させる可変視野絞
りが、そのシャッター手段を兼用する場合には、マスク
パターンが複数の回路パターン領域に分割されていると
きに、その中の所望の回路パターンのみを走査露光方式
で基板上に露光できる。更に、例えば助走区間等ではそ
の可変視野絞りを閉じることにより、基板への露光を行
うことなく、照明光の照度を計測できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による走査型露光装置の一実施例を示す
構成図である。
【図2】レチクルR上の回路パターン領域の一例、及び
実施例での走査露光動作の一例の説明に供する図であ
る。
【図3】実施例で露光されるウエハ上のショット配列、
及びスリット状の露光領域の相対的な移動の軌跡を示す
部分拡大平面図である。
【図4】レチクルの走査速度の変化の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 エキシマレーザ光源 3 フライアイレンズ 5 固定の視野絞り 7 可動ブラインド 7A,7B 羽根 8 リレーレンズ R レチクル W ウエハ 10 レチクルステージ駆動部 11 可動ブラインド制御部 12 主制御系 13 投影光学系 14 ウエハステージ 15 ウエハステージ駆動部 18 露光量制御系 21 スリット状の照明領域 23 ビームスプリッター 25 光電検出器 26 レチクルステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−74092(JP,A) 特開 平7−45496(JP,A) 特開 平6−132195(JP,A) 特開 平6−132191(JP,A) 特開 平5−343286(JP,A) 特開 平4−196513(JP,A) 特開 平2−65222(JP,A) 特開 平2−5063(JP,A) 特開 平1−298719(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 7/20

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光性の基板に転写すべきパターンが形
    成されたマスク上の所定形状の照明領域を露光用の照明
    光で照明する照明手段と、前記マスク及び前記基板を同
    期して走査する走査用ステージとを有し、前記照明領域
    に対して前記マスクを所定方向に走査するのと同期して
    前記基板を所定方向に走査することにより、前記基板上
    に前記マスクのパターンを露光する走査型露光装置にお
    いて、 前記照明領域が前記マスク上の前記転写用のパターン以
    外の領域上に位置している、前記マスク又は前記基板の
    減速期間に前記照明光の照度を計測する照度計測手段
    と、 該照度計測手段の計測結果に基づいて前記マスクのパタ
    ーンを前記基板上に逐次露光する際の前記基板に対する
    露光量を制御する露光量制御手段と、を備えたことを特
    徴とする走査型露光装置。
  2. 【請求項2】 感光性の基板に転写すべきパターンが形
    成されたマスク上の所定形状の照明領域を露光用の照明
    光で照明する照明手段と、前記マスク及び前記基板を同
    期して走査する走査用ステージとを有し、前記照明領域
    に対して前記マスクを所定方向に走査するのと同期して
    前記基板を所定方向に走査することにより、前記基板上
    の複数のショット領域のそれぞれに前記マスクのパター
    ンを露光する走査型露光装置において、 前記照明領域が前記マスク上の前記転写用のパターン以
    外の領域上に位置している、前記基板のステッピング期
    に前記照明光の照度を計測する照度計測手段と、 該照度計測手段の計測結果に基づいて前記マスクのパタ
    ーンを前記基板上に逐次露光する際の前記基板に対する
    露光量を制御する露光量制御手段と、を備えたことを特
    徴とする走査型露光装置。
  3. 【請求項3】 感光性の基板に転写すべきパターンが形
    成されたマスク上の所定形状の照明領域を露光用の照明
    光で照明する照明手段と、前記マスク及び前記基板を同
    期して走査する走査用ステージとを有し、前記照明領域
    に対して前記マスクを所定方向に走査するのと同期して
    前記基板を所定方向に走査することにより、前記基板上
    に前記マスクのパターンを露光する走査型露光装置にお
    いて、前記照明領域が前記マスク上の前記転写用のパタ
    ーン以外の領域上に位置しているときに前記照明光の照
    度を計測する照度計測手段と、 該照度計測手段の計測結果に基づいて前記マスクのパタ
    ーンを前記基板上に逐次露光する際の前記基板に対する
    露光量を制御する露光量制御手段と、を備え 前記走査用ステージは前記マスクを走査するためのマス
    クステージを有し、前記照度計測手段を前記マスクステ
    ージ上に設けた ことを特徴とする走査型露光装置。
  4. 【請求項4】 前記露光量制御手段は、前記マスク及び
    前記基板の走査速度、前記照明手段から前記マスクに照
    射される照明光の照度、並びに前記照明領域の前記所定
    方向の幅の少なくとも1つを制御することにより前記基
    板に対する露光量を制御することを特徴とする請求項
    〜3のいずれか一項に記載の走査型露光装置。
  5. 【請求項5】 前記照明手段内に前記照明光を遮断する
    シャッター手段を設け、該シャッター手段と前記照明手
    段内の露光用光源との間に前記照度計測手段を配置した
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の
    走査型露光装置。
  6. 【請求項6】 前記照明手段内で前記マスクのパターン
    形成面と実質的に共役な面に配置され、前記照明領域の
    前記所定方向の幅を変化させる可変視野絞りを備え、前記可変視野絞りは前記マスクの走査に同期して移動さ
    れるとともに、前記露光の終了後に減速が開始される
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の走
    査型露光装置。
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