JPH08335546A - 照明方法及び照明装置及びそれを用いた走査型露光装置 - Google Patents

照明方法及び照明装置及びそれを用いた走査型露光装置

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JPH08335546A
JPH08335546A JP7140569A JP14056995A JPH08335546A JP H08335546 A JPH08335546 A JP H08335546A JP 7140569 A JP7140569 A JP 7140569A JP 14056995 A JP14056995 A JP 14056995A JP H08335546 A JPH08335546 A JP H08335546A
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light emission
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laser
discharge voltage
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JP7140569A
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English (en)
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Takayasu Hasegawa
敬恭 長谷川
Keiji Yoshimura
圭司 吉村
Hiroshi Kurosawa
博史 黒沢
Kunitaka Ozawa
邦貴 小澤
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Original Assignee
Canon Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/70358Scanning exposure, i.e. relative movement of patterned beam and workpiece during imaging

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被照明領域を均一に照明することのできる照
明方法を提供する。 【構成】 レーザ制御系103は、所望の露光量に応じ
てトリガー信号201、放電電圧信号202をエキシマ
レーザ1に対して出力し、レーザ出力、及び発光間隔を
制御する。具体的には、発光間隔の短い時にはレーザ出
力を低く、すなわち放電電圧を低く、発光間隔が長い時
にはレーザ出力を高く、すなわち放電電圧を高くするよ
うに制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エキシマレーザにより
物体を照明する照明方法に関するものであり、特に、こ
の照明方法を用いた走査型露光装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体露光装置の光源として放電励起型
パルス発振エキシマレーザが用いられている。従来のエ
キシマレーザを光源として用いた露光装置では、所望の
露光量を得るために数10から数100発のパルス光を
必要としていた。
【0003】露光効率を向上させるためには露光に要す
るパルス数を減らす必要がある。従来は、露光に要する
パルス数を減らすため、エキシマレーザの放電電圧を上
げることにより単位パルス当りのレーザ出力を上げてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、放
電電圧を上げることによる出力向上には自ずと限界があ
り、レーザ出力の変動幅に制限があった。
【0005】エキシマレーザは、発光開始直後において
放電を支配するガスや電極の状態が過渡的に変化するた
め、図12に示すように、発光開始時においてエネルギ
が大きく、その後徐々に減少していく現象(スパイク現
象)が見られる。
【0006】従来は、スパイク現象が発光開始時にのみ
発生する現象であると考えられていたのに対し、本発明
は、レーザの連続発光中においても、スパイク現象を発
生させることができることを本出願人が実験により確認
したことに起因する。
【0007】発光開始からの発光間隔を、図11(a)
に示すように設定した場合、レーザの出力は図11
(b)のように変化する。このことから、レーザの定常
状態へ向かおうとする現象を乱すよう発光間隔を制御す
ることによって、レーザが連続発光中であるにも関わら
ず、スパイク現象を発生させることが可能であるとわか
った。
【0008】この現象を露光装置に適用すれば、レーザ
出力を発光間隔の制御によって上昇させることが可能に
なり、露光効率が向上する。しかしながら、走査型露光
装置において単純に発光間隔を変化させただけでは、照
射パルス数の異なる露光領域が存在することになり、か
えって露光むらが悪化する要因にもなり得る。
【0009】本発明は、発光間隔を制御することによ
り、レーザ出力が上昇する現象を走査型露光装置に適用
しても、均一に露光領域を照明することができる照明方
法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するため、本願第1発明は、エキシマレーザより発した
複数のパルス光が順次形成する照明領域を物体に対して
相対的に走査することにより、前記照明領域を前記物体
上で相対的に変位させながら重ね合わせ、前記照明領域
よりも広い領域を照明する照明方法において、発光時間
の間隔が一定の場合よりも1パルス当りの平均レーザ出
力を高くするよう発光時間の間隔を制御し、制御された
発光時間の間隔に応じて、レーザ出力を制御することを
特徴とする照明方法である。
【0011】本願第2発明は、本願第1発明の照明方法
を用いて照明を行うことを特徴とする照明装置である。
【0012】本願第3発明は、エキシマレーザと、該エ
キシマレーザより発した複数のパルス光が順次形成する
照明領域を物体に対して相対的に走査する走査手段とを
有し、前記照明領域を前記物体上で相対的に変位させな
がら重ね合わせ、前記照明領域よりも広い領域を照明す
る照明装置において、発光時間の間隔が一定の場合より
も1パルス当りの平均レーザ出力を高くするよう発光時
間の間隔を制御する発光間隔制御手段を有し、制御され
た発光時間の間隔に応じて、レーザ出力を制御するレー
ザ出力制御手段を有することを特徴とする照明装置であ
る。
【0013】本願第1発明の照明方法及び本願第2、第
3発明の照明装置により物体を均一に照明することがで
きる。
【0014】本願第4発明は、本願第2、第3発明の照
明装置を有することを特徴とする走査型露光装置であ
る。
【0015】本願第5発明は、エキシマレーザと、該エ
キシマレーザより発した複数のパルス光が順次形成する
照明領域をマスク及びウエハに対して相対的に走査する
走査手段とを有し、前記照明領域を前記マスク及びウエ
ハ上で変位させながら重ね合わせ、前記照明領域よりも
広い領域を照明する走査型露光装置において、発光時間
の間隔が一定の場合よりも1パルス当りの平均レーザ出
力を高くするよう発光時間の間隔を制御する発光間隔制
御手段を有し、制御された発光時間の間隔に応じて、レ
ーザ出力を制御するレーザ出力制御手段を有することを
特徴とする走査型露光装置である。
【0016】本願第6発明は、本願第4、第5発明の走
査型露光装置を用いてデバイスを製造することを特徴と
するデバイス製造方法である。
【0017】本願第4、第5発明の走査型露光装置及び
本願第6発明のデバイス製造方法により、IC、LSI
等の半導体デバイス、液晶デバイス、CCD等の撮像デ
バイス、磁気ヘッド等のデバイスを正確に製造すること
ができる。
【0018】本願第7発明は、本願第2、第3発明の照
明装置を有することを特徴とする加工装置である。
【0019】本願第8発明は、エキシマレーザと、該エ
キシマレーザより発した複数のパルス光が順次形成する
照明領域を被加工物に対して相対的に走査する走査手段
とを有し、前記照明領域を前記被加工物上で変位させな
がら重ね合わせ、前記照明領域よりも広い領域を照明
し、前記被加工物を加工する加工装置において、発光時
間の間隔が一定の場合よりも1パルス当りの平均レーザ
出力を高くするよう発光時間の間隔を制御する発光間隔
制御手段を有し、制御された発光時間の間隔に応じて、
レーザ出力を制御するレーザ出力制御手段を有すること
を特徴とする加工装置である。
【0020】本願第7、第8発明の加工装置により被加
工物を正確に加工することができる。
【0021】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す概略図であ
り、IC、LSI等の半導体デバイス、液晶デバイス、
CCD等の撮像デバイス、磁気ヘッド等のデバイスを製
造する際に用いる露光装置を示す。
【0022】エキシマレーザ1からの光束は、ビーム整
形光学系2により所望の形状に整形され、ハエノ目レン
ズ等のオプティカルインテグレータ3の光入射面に指向
される。ハエノ目レンズは複数の微小なレンズの集まり
からなるものであり、その光射出面近傍に複数の2次光
源が形成される。コンデンサレンズ4は、オプティカル
インテグレータ3の2次光源からの光束でマスキングブ
レード6をケーラー照明している。ハーフミラー5より
分割されたパルス光の一部は、第1露光量検出器14に
指向される。マスキングブレード6とレチクル9は、結
像レンズ7とミラー8により共役な関係に配置されてお
り、マスキングブレード6の開口の形状によりレチクル
9における照明領域の形と寸法が規定される。レチクル
9における照明領域は、レチクル9の走査方向に短手方
向を設定した長方形のスリット形状である。11は投影
光学系であり、レチクル9に描かれた回路パターンをウ
エハ12に縮小投影している。ウエハステージ13上に
は第2露光量検出器15が配置されており、この第2露
光量検出器15により光学系を介した際のレーザの露光
量をモニタする事ができる。
【0023】101は、レチクルステージ10とウエハ
ステージ13を投影光学系11の倍率と同じ比率で正確
に一定速度で移動させるように制御するためのステージ
駆動制御系である。102は露光量演算器であり、第1
露光量検出器14及び第2露光量検出器15によって光
電変換された電気信号を論理値に変換して主制御系10
4に送っている。レーザ制御系103は、所望の露光量
に応じてトリガー信号201、放電電圧信号202をエ
キシマレーザ1に対して出力し、レーザ出力、及び発光
間隔を制御する。トリガー信号201、放電電圧信号2
02は、露光量演算器102からの照度モニター信号2
03や、ステージ駆動制御系からのステージの現在位置
信号204,主制御系104からの履歴情報などのパラ
メータに基づいて発信される。104はステージ駆動制
御系101、露光量演算器102、レーザ制御系103
を統括制御する主制御系である。所望の露光量は、入力
装置105に装置使用者が手動で、あるいは自動的に入
力する。そして、第1露光量検出器14、第2露光量検
出器15の検出結果は、表示部106に表示することが
可能である。
【0024】本実施例の処理内容を図2の露光量制御フ
ローに示す。
【0025】まず、ステップ1において、装置使用者が
所望の露光むら、スループット等を入力装置105に入
力する。あるいは、予め決められたプログラムにしたが
って、自動的に露光むら、スループット等の数値が入力
装置105に入力される。
【0026】次に、ステップ2において、ステップ1で
入力された値に対応した発光間隔を導出する。発光間隔
の振れ幅をΔTとした時、 ΔT=f(σp、T) (1) と表せる。ここで、σp:露光むらの標準偏差、T:基
準発光間隔(スループットから決定)である。
【0027】この式(1)から、露光に関するノイズ成
分(レーザの出力誤差、計測誤差、ステージの位置誤差
等)を加味して、所望の露光むらを満たす振れ幅ΔTを
求める。この振れ幅ΔT内で、発光間隔は図3(a)に
示すように乱数的に決定される。
【0028】このように発光間隔を無作為に変化させ、
レーザの定常状態へ向かおうとする現象を乱すことによ
り、図4に示すように、レーザの出力を発光間隔一定の
場合の安定値E1に対して、安定値E2に上昇させるこ
とが可能になる。
【0029】次にステップ3について説明する。
【0030】本来、走査型露光装置においては、露光む
らを抑えるため一定のレーザ出力で露光を行う必要があ
る。しかしながら、本発明のように発光間隔を変化させ
る場合には、露光領域の場所によって照射されるパルス
数が異なるため、一定のレーザ出力で露光を行っては露
光むらが生じてしまう。そこでステップ3では、ステッ
プ2において決定された発光間隔に応じて放電電圧を制
御し、露光領域における積算露光量が均一になるよう制
御する。
【0031】図3(a)のように発光間隔が変化した場
合には、図3(b)に示すようにレーザ出力を制御す
る。具体的には、発光間隔の短い時にはレーザ出力を低
く、発光間隔が長い時にはレーザ出力を高くするように
制御する。図3(b)のレーザ出力を得るために、図5
に示した放電電圧とレーザ出力の関係、及び図6に示し
た発光間隔の振れ幅とレーザ出力の増加量の関係を用い
る。まず、図3(a)のように発光間隔を変化させたこ
とによるレーザ出力増加量ΔEを図6の関係から求め
る。そして、図3(b)に示すnパルス目の目標レーザ
出力EnからΔEを差し引き、図5に示した発光間隔を
変化させない場合の放電電圧とレーザ出力の関係からn
パルス目の放電電圧Vnを次式から決定する。
【0032】 Vn=f(E),E=En−ΔE (2) ここで、f(E)は図5の関係を多項式等で近似した関
数である。
【0033】ステップ4では露光むらを検証するか、否
かの判定をする。
【0034】検証する場合には、ステップ5において、
ウエハステージ13上に設けられた第2露光量検出器1
5により、実際にウエハ12に露光を行う前に、実際に
生じるであろう露光むらを測定する。表示部106に測
定結果を表示することにより所望の露光むらを満たして
いるかが検証できる。
【0035】ただし、図5、図6の示した関係が基準発
光間隔によって異なる場合が存在し、これが原因となっ
て露光むらが生ずることがある。このような場合、使用
する基準発光間隔に対応して、図5、6の関係を更新す
る必要がある。
【0036】例えば、基準発光間隔に応じた何種類かの
図5、図6の関係を用意しておき、使用する基準発光間
隔に対応した適当な図5、6の関係を選択する方法や、
レーザ出力を第1露光量検出器14で計測しつつ、各パ
ルス光の目標レーザ出力を図3(b)のように設定し
て、前回の発光以前の放電電圧に対するレーザ出力の関
係からフィードバック制御する方法等がある。
【0037】このような方法を選択して使用、若しくは
併用することにより、安定した積算露光を行うことが可
能である。
【0038】ステップ6において、実際にウエハ12に
露光を開始する。
【0039】このように、レーザの発光間隔に応じて放
電電圧を制御することにより、露光むらを最小限に抑
え、露光を行うことができる。
【0040】本実施例では、乱数的に発光間隔を変化さ
せ、レーザの定常状態を乱すことによりレーザ出力を上
昇させたが、図7に示すように、2種類の発光間隔(T
1、T2)を各パルス光毎に交互に変化させると同時に
放電電圧を発光間隔に応じて制御することで、前述の実
施例と同様の効果が得られる。また、図8に示すような
数パルス毎に発光間隔を矩形的に変える方法、そして、
発光間隔を2値の間で徐々に変化させる方法等でも放電
電圧を制御することにより、前述の実施例と同様の効果
が得られる。
【0041】発光間隔を図8(a)のように矩形的に変
化させた場合には、図11(b)に示したように、レー
ザが連続発光中であってもスパイク現象が生じる。この
連続発光中のスパイク現象を低減させるため、図8
(b)に示すような放電電圧制御を行う。これによっ
て、ウエハ12を均一に露光することができる。
【0042】次に、本発明の実施例の露光装置を使用し
た半導体装置の製造方法の実施例を説明する。図9は半
導体装置(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネル
やCCD)の製造フローを示す。ステップ11(回路設
計)では半導体装置の回路設計を行う。ステップ12
(マスク制作)では設計した回路パターンを形成したマ
スク(レチクル9)を製作する。一方、ステップ13
(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハ
(ウエハ12)を製造する。ステップ14(ウエハプロ
セス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマスクとウエハ
とを用いて、リソグラフィー技術によってウエハ上に実
際の回路を形成する。次のステップ15(組み立て)は
後工程と呼ばれ、ステップ14によって作成されたウエ
ハを用いてチップ化する工程であり、アッセンブリ工程
(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程
(チップ封入)等の工程を含む。ステップ16(検査)
ではステップ15で作成された半導体装置の動作確認テ
スト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経
て半導体装置が完成し、これが出荷(ステップ17)さ
れる。
【0043】図10は上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップ21(酸化)ではウエハ(ウエハ1
2)の表面を酸化させる。ステップ22(CVD)では
ウエハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ23(電極
形成)ではウエハ上に電極を蒸着によって形成する。ス
テップ24(イオン打込み)ではウエハにイオンを打ち
込む。ステップ25(レジスト処理)ではウエハにレジ
スト(感材)を塗布する。ステップ26(露光)では上
記投影露光装置によってマスク(レチクル109)の回
路パターンの像でウエハを露光する。ステップ27(現
像)では露光したウエハを現像する。ステップ28(エ
ッチング)では現像したレジスト以外の部分を削り取
る。ステップ29(レジスト剥離)ではエッチングが済
んで不要となったレジストを取り除く。これらステップ
を繰り返し行うことによりウエハ上に回路パターンが形
成される。
【0044】本実施例の製造方法を用いれば、従来は難
しかった高集積度の半導体素子を製造することが可能に
なる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、エキシマレーザを
光源に用いた本発明の照明方法によれば、レーザ出力が
向上し、且つ物体を均一に照明することができる。ま
た、この照明方法を走査型露光装置に適用すれば、ウエ
ハを効率よく、均一に露光することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】走査型露光装置の概略図である。
【図2】露光量制御フローチャートである。
【図3】均一に露光するための発光間隔とレーザ出力の
関係を示す図である。
【図4】本発明を適用した場合のパルス数とレーザ出力
の関係を表す図である。
【図5】発光間隔を変化させない場合の放電電圧とレー
ザ出力の関係を表す図である。
【図6】発光間隔の振れ幅とレーザ出力の増加量の関係
を表す図である。
【図7】発光間隔と放電電圧の関係を示す図である。
【図8】発光間隔と放電電圧の関係を表す図である。
【図9】半導体デバイスの製造工程を示す図である。
【図10】図9の工程中のウエハプロセスの詳細を示す
図である。
【図11】レーザの連続発光中にスパイク現象が生じる
様子を示した図である。
【図12】従来のエキシマレーザのパルス数とレーザ出
力の関係を表した図である。
【符号の説明】 1 エキシマレーザ 2 ビーム整形光学系 3 オプティカルインテグレータ 4 コンデンサレンズ 5 ハーフミラー 6 マスキングブレード 7 結像レンズ 8 ミラー 9 レチクル 10 レチクルステージ 11 投影光学系 12 ウエハ 13 ウエハステージ 14 第1露光量検出器 15 第2露光量検出器 101 ステージ駆動制御系 102 露光量演算器 103 レーザ制御系 104 主制御系 105 入力装置 106 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小澤 邦貴 神奈川県川崎市中原区今井上町53番地キヤ ノン株式会社小杉事業所内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エキシマレーザより発した複数のパルス
    光が順次形成する照明領域を物体に対して相対的に走査
    することにより、前記照明領域を前記物体上で相対的に
    変位させながら重ね合わせ、前記照明領域よりも広い領
    域を照明する照明方法において、発光時間の間隔が一定
    の場合よりも1パルス当りの平均レーザ出力を高くする
    よう発光時間の間隔を制御し、制御された発光時間の間
    隔に応じて、レーザ出力を制御することを特徴とする照
    明方法。
  2. 【請求項2】 前記エキシマレーザの放電電圧を制御す
    ることにより前記レーザ出力を制御することを特徴とす
    る請求項1記載の照明方法。
  3. 【請求項3】 請求項1、2記載の照明方法を用いて照
    明を行うことを特徴とする照明装置。
  4. 【請求項4】 エキシマレーザと、該エキシマレーザよ
    り発した複数のパルス光が順次形成する照明領域を物体
    に対して相対的に走査する走査手段とを有し、前記照明
    領域を前記物体上で相対的に変位させながら重ね合わ
    せ、前記照明領域よりも広い領域を照明する照明装置に
    おいて、発光時間の間隔が一定の場合よりも1パルス当
    りの平均レーザ出力を高くするよう発光時間の間隔を制
    御する発光間隔制御手段を有し、制御された発光時間の
    間隔に応じて、レーザ出力を制御するレーザ出力制御手
    段を有することを特徴とする照明装置。
  5. 【請求項5】 前記レーザ出力制御手段は、前記エキシ
    マレーザの放電電圧を制御する放電電圧制御手段である
    ことを特徴とする請求項4記載の照明装置。
  6. 【請求項6】 前記レーザ出力と前記放電電圧の関係を
    記憶する記憶手段と、前記レーザ出力を検出するレーザ
    出力検出手段とを有し、該レーザ出力検出手段の検出結
    果に応じて、前記記憶手段に記憶している前記レーザ出
    力と前記放電電圧の関係を変更することを特徴とする請
    求項3乃至5記載の照明装置。
  7. 【請求項7】 請求項3乃至6記載の照明装置を有する
    ことを特徴とする走査型露光装置。
  8. 【請求項8】 エキシマレーザと、該エキシマレーザよ
    り発した複数のパルス光が順次形成する照明領域をマス
    ク及びウエハに対して相対的に走査する走査手段とを有
    し、前記照明領域を前記マスク及びウエハ上で変位させ
    ながら重ね合わせ、前記照明領域よりも広い領域を照明
    する走査型露光装置において、発光時間の間隔が一定の
    場合よりも1パルス当りの平均レーザ出力を高くするよ
    う発光時間の間隔を制御する発光間隔制御手段を有し、
    制御された発光時間の間隔に応じて、レーザ出力を制御
    するレーザ出力制御手段を有することを特徴とする走査
    型露光装置。
  9. 【請求項9】 前記レーザ出力制御手段は、前記エキシ
    マレーザの放電電圧を制御する放電電圧制御手段である
    ことを特徴とする請求項8記載の走査型露光装置。
  10. 【請求項10】 前記レーザ出力と前記放電電圧の関係
    を記憶する記憶手段と、前記レーザ出力を検出するレー
    ザ出力検出手段とを有し、該レーザ出力検出手段の検出
    結果に応じて、前記記憶手段に記憶している前記レーザ
    出力と前記放電電圧の関係を変更することを特徴とする
    請求項8、9記載の走査型露光装置。
  11. 【請求項11】 請求項7乃至10記載の走査型露光装
    置を用いてデバイスを製造することを特徴とするデバイ
    ス製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項3乃至6記載の照明装置を有す
    ることを特徴とする加工装置。
  13. 【請求項13】 エキシマレーザと、該エキシマレーザ
    より発した複数のパルス光が順次形成する照明領域を被
    加工物に対して相対的に走査する走査手段とを有し、前
    記照明領域を前記被加工物上で変位させながら重ね合わ
    せ、前記照明領域よりも広い領域を照明し、前記被加工
    物を加工する加工装置において、発光時間の間隔が一定
    の場合よりも1パルス当りの平均レーザ出力を高くする
    よう発光時間の間隔を制御する発光間隔制御手段を有
    し、制御された発光時間の間隔に応じて、レーザ出力を
    制御するレーザ出力制御手段を有することを特徴とする
    加工装置。
  14. 【請求項14】 前記レーザ出力制御手段は、前記エキ
    シマレーザの放電電圧を制御する放電電圧制御手段であ
    ることを特徴とする請求項13記載の加工装置。
  15. 【請求項15】 前記レーザ出力と前記放電電圧の関係
    を記憶する記憶手段と、前記レーザ出力を検出するレー
    ザ出力検出手段とを有し、該レーザ出力検出手段の検出
    結果に応じて、前記記憶手段に記憶している前記レーザ
    出力と前記放電電圧の関係を変更することを特徴とする
    請求項13、14記載の加工装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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