JPH0772855B2 - 情報処理方法 - Google Patents

情報処理方法

Info

Publication number
JPH0772855B2
JPH0772855B2 JP60167480A JP16748085A JPH0772855B2 JP H0772855 B2 JPH0772855 B2 JP H0772855B2 JP 60167480 A JP60167480 A JP 60167480A JP 16748085 A JP16748085 A JP 16748085A JP H0772855 B2 JPH0772855 B2 JP H0772855B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
frame
character
area
tablet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60167480A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6228829A (ja
Inventor
光正 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP60167480A priority Critical patent/JPH0772855B2/ja
Publication of JPS6228829A publication Critical patent/JPS6228829A/ja
Publication of JPH0772855B2 publication Critical patent/JPH0772855B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Character Discrimination (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、タブレツトと表示器を重ねて配置したタブレ
ット表示器を利用した情報処理方法に関するものであ
る。
[従来の技術] 文字、図形、表、グラフ等を処理する情報処理装置にお
いて、より使いやすさを追求するならば、その操作感が
人間のそれまでの習慣や直観に近い方が良いとされてい
る。又、表形式に入力されたデータに対し、それらを値
の大きさの順で並べ換えたり、あるいはグラフ化すると
いつた作業はコンピユータ化しやすい作業であるといえ
る。
一方、手書き文字等の簡単な入力手段として、座標入力
装置の1つである入力タブレットと表示器を一体とした
ものがある。タブレットによる手書き入力から文字認識
を行い、認識した文字等を表示器等に表示するものであ
る。そのような例として、液晶表示器の上に透明タブレ
ットを一体化したもの、電磁誘導タブレツトの上に液晶
表示器を一体化したもの、あるいは液晶表示パネルに半
導体レーザを備えたライトペンで筆記することにより液
晶表示パネルそのものがペンの位置を検出するもの等様
々である。このようなタブレツトと表示器を一体化した
情報処理装置では表示器に手書き入力できるため使用者
にとつて非常に使いやすい機器であり、特に筆記した文
字がそのまま認識されて文章となるのは人間の持つ紙と
鉛筆のイメージに近いので操作性にすぐれているといえ
るであろう。
しかしながら、これらのタブレット表示装置を同時に入
力と表示の手段として用いる場合の操作上の困難が表わ
れる場合がある。その困難を具体的に説明しよう。第2
図は従来のタブレット入力情報処理装置の一例のブロッ
ク構成図である。図中、1はタブレツト、2は表示器で
あり、表示器2の上に透明タブレツト1を重ねて一体化
しており、タブレツト1には1文字を筆記する事ができ
る。3は入力ペン、4は入力部であって、入力ペン3の
タブレット1における座標及び入力ペン3のペンタツチ
のオン、オフを検出入力し、1文字分の入力データを貯
える。5は入力部4に貯えられた1文字分の入力データ
から入力文字を認識する認識回路である。6は入力編3
を介して得られる筆跡を表示器2に出力すると共に、1
文字の認識が終了したときにも認識回路5から得た認識
結果を表示器2に表示する表示回路であり、7は認識文
字からなる文章を表示するための表示装置であり、表示
装置7は本従来例ではタブレツト1と一体化されてはい
ない。
このように1文字の入力領域が設けられており、文字を
筆記すると表示器2に筆跡が表示されると共に文字認識
が行われ、認識後、認識結果が1文字の入力領域(タブ
レツト1)に表示され、文章は別の表示装置7に表示さ
れるものである。この場合タブレツト1と一体となつた
表示器2に表示される文字は1文字だけであり、文章の
編集特に表の作成を行う時に手書きと同じ要領で行うこ
とはできなかつた。
又、入力領域には文字枠が表示され、各文字枠に1文字
づつ筆記すると認識結果がその文字枠内に表示されるよ
うな従来例を第3図に示す。第3図の従来例はタブレツ
ト9の上に表示器8を設置して一体化したものである
(その他の構成要素については第2図と同様である)。
第3図によると、表示器8には文字枠が表示されてお
り、文字枠内に1文字づつ筆記すると文字入力枠と1対
1の関係で表示器9の表示枠に認識結果が表示される。
このような構成では当然ながら、文字枠数の文字しか表
示できない。又、文字入力位置と文字表示位置を同一に
しているため、入力文字の大きさの制約から表示文字数
が少なくなり、十分な文章の表示ができないため文章編
集が容易ではない。特に表の作成では表の一部分しか表
示されないことが多く、従って表の作成は困難である。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、
その目的はタブレツトと表示器を重ねて配置したタブレ
ット表示器において表を手書き入力によって作成しよう
とする場合において、操作性のよい表作成を可能とした
情報処理方法を提案する事を課題とする。
[問題点を解決するための手段及び作用] 上記課題を達成するために、本発明の情報処理方法は、 タブレツトと表示器を重ねて配置したタブレット表示器
において、 前記表示器に、複数の枠領域を有する表を表示し、 前記表示されている複数の枠領域から任意の枠領域を特
定し、 前記任意の枠領域に入力すべき情報を手書き文字により
入力するための入力領域を、前記任意の枠領域とは異な
る位置に設定し、 前記設定された入力領域において入力された手書き文字
情報を認識して文字コードを導出し、 前記導出された文字コードを前記特定された任意の枠領
域に関連付けて記憶することを特徴とする。
かかる構成の情報処理方法によれば、表中の任意の枠領
域に関連付けて手書き文字情報を入力するときに、その
任意の枠領域とは別個に作成した入力領域において手書
き入力を行なう。そして、その入力領域に手書き入力さ
れた文字情報が認識されて文字コードに変換され、その
文字コードが目的の枠領域に関連づけられて記憶される
ので、手書き入力が容易になって操作性が向上し、且つ
認識効率も向上する。
[実施例] 添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例を説明す
る。
〈原理〉 例えば第1図に示す実施例のタブレット入力情報処理装
置は、タブレツト101と表示器102が一体化し、タブレッ
ト101からの手書き入力を認識して表示器102に表示する
タブレット表示部111と、タブレット表示部111に複数の
枠112からなる表113を形成する表形成手段90と、表113
を構成する1つの枠112を特定する枠特定手段91と、枠
特定手段107に特定された枠112をタブレット表示部111
の一部領域114に拡大表示する枠拡大表示手段92とを有
する。
かかる第1図(a)の構成において、拡大された枠114
内に文字又は記号を入力し、該入力を認識後、認識した
文字又は記号を拡大前の枠112内に表示する。このよう
に文字等の入力は拡大された領域で行われるので入力操
作は容易であり、又分解能が上がるので文字認識も確実
である。
以下、本発明の実施例を更に詳細に説明する。
〈実施例の構成〉 第4図(a)は第1図に示された実施例を更に具体化し
た回路ブロック図である。その構成は、タブレット101
と表示器102とからなるタブレット表示器111、入力ペン
103、入力部104、認識回路105、メモリ部106、そして制
御回路108等である。
〈実施例の構成要素の説明〉 タブレット表示器11について説明する。第4図(a)で
は液晶の表示器(以下、LCDという)102の上に透明のタ
ブレツト101が一体化されてタブレット表示器111(第1
図)を構成しているものを、回路機能を明瞭にする意味
で分離して表示した。表示器102は液晶でなくても平面
なものであって、透明タブレツト101に近づけても正常
に動作し、タブレツト101の動作に影響を与えないもの
であれば何でも良い。
タブレット表示器111は機能的に略2つの領域120,121に
分割される。領域120は主に入力された文章及び表を1
文字5×5mmで表示するものであり、領域121は表に入力
されるべき文字記号等を入力する領域であり、その1文
字の表示の大きさは12×12mmである。このように領域12
1は拡大される事により、先ず第1に入力ペン103の操作
が容易となり、第2に入力文字の認識が確実となる等の
効果が得られる。第1図に示した拡大枠114は領域121内
に形成されるものである。
タブレツト101の下方に表作成操作の開始及び終了を指
定する領域109と、枠作成時の枠組の開始及び終了を指
定する領域110がある。のちに詳述するが、この領域10
9,110を入力ペン103で指定する事により表作成のモード
になることができる。
入力部104はアドレス変換部200とバッファ201とからな
る。筆記者が入力ペン103を用いてタブレット101上の文
字枠121(第1図の枠114)に1文字づつ筆記すると、ア
ドレス変換部200はタブレット101からペン座標を入力し
て、ドットに変換してバッファ201に展開する。入力部1
04の他の機能は入力ペン103からのペンタツチのオン、
オフ情報をも入力して、制御部108は入力ペン103の入力
開始,終了等を認識する。例えば前述した領域109,110
への入力はこのペンタッチにより行われる。
認識部105はバッファ201内の1文字の画数、各ストロー
クの形、特徴点の位置、ストロークの位置関係等から文
字記号を認識する。ここで、1文字の区切りは次の文字
枠に入力ペン103が移動したとき、あるいは所定時間以
上ペンタツチがオフであつたことにより判別可能であ
る。制御回路108は中央処理装置であるCPU202,一時的な
データを格納するRAM203,実施例に係る制御プログラム
(第9図のフローチャート)を格納するROM204等からな
る。
メモリ部106について説明する。メモリ部106は主にキャ
ラクタメモリ205、グラフィックメモリ206、退避メモリ
209及びキャラクタジェネレータ207等からなる。
〈文字認識及び表示〉 筆跡がバッファ201にタブレット101から入力されると、
バッファ201の内容はそのままグラフィックメモリ206に
格納される。従って、入力された筆跡はそのままセレク
タ208を介してLCD102(の文字入力領域109)に表示され
る。ここでグラフィックメモリ206のアドレスは制御回
路105がアドレス変換部200からの情報を基に制御する。
同じく認識後の文字又は記号等はコード変換されてキャ
ラクタメモリ205に格納される。キャラクタメモリ205に
格納された文字はキャラクタジェネレータ(CG)207に
よりドット変換されてLCD102に表示される。退避メモリ
209は枠114が作成された時に領域120内の既に表示され
ている内容が壊される可能性があるので、その内容を一
時的に退避しておくメモリである。
〈モード〉 第4図(b)はRAM203内の構成を説明する図である。そ
の構成は表作成モードフラグ210,枠作成モードフラグ21
1及び入力ペン103をオン,オフした時の座標を保持する
座標レジスタ212等である。ここで表作成モードとは表
の作成、即ち表を形成する枠組の作成及び枠組内に文字
又は記号等の挿入等を行うモードであり、前述の領域10
9をペンタッチした時にそのモードとなる。枠作成モー
ドとは表作成モードの中の一部のモードであって、枠組
を形成するモードであり、領域110をペンタッチした時
にそのモードとなる。このようにモードを分けたのは制
御手順を明確にするために他ならない。
〈表枠作成操作〉 第5図(a)〜(c)に表の枠形成のための操作を示
す。上述したようにこの操作が可能となるためには、表
作成モードフラグ210及び枠作成モードフラグ211が“1"
である事が前提である。枠組の作成は対角となる2点を
ペンで指示することにより行う。先ず、入力ペン103で
第5図(a)のように点301,302を指定する。2点を指
定すると第5図(b)のように1つの枠が制御回路108
によりグラフィックメモリ206内に作成される。更に、
第5図(b)のように二点301,303を指定すると第5図
(c)のように更に枠が形成される。又は、枠を付加す
る方法として、2点のx座標あるいはy座標が等しいよ
うにして2点を指定する。制御回路が2点のx座標ある
いはy座標が等しいと判断すれば、直線パターンを発生
する。
〈表枠内入力操作〉 第6図(a)〜(d)は表枠内入力操作を説明する図で
ある。枠304にデータを書込む時はまず、枠304を入力ペ
ン103にて指定する。指定は枠304内のペンタッチにて行
う。枠304を指定すると、第6図(b)のように拡大枠3
05が設定される。この拡大枠305内に第6図(c)のよ
うに例えば“58"と入力する。次に入力ペン103で例えば
他の枠を指定する等の操作を行えば、拡大枠305内のデ
ータは枠304内に移される。ところで、拡大枠305が作成
される時枠306,307が壊される事があるので、枠306,307
の内容を前述した退避メモリ209に退避しておく。第7
図,第8図のこのようにして作成した表の1例を示す。
〈制御手順〉 第9図(a)〜第10図は本発明の実施例の制御動作のフ
ローチヤートであり、図を参照しつつ動作を説明する。
まず、ステツプS2でペンタッチサブルーチンを実行す
る。ペンタッチサブルーチンの詳細は第10図に示す。第
10図において、ステツプS60でペンタッチ入力を行う。
ペンタツチとは入力ペン103がタブレツト101に接触して
いない状態から接触することペンタッチは(又は入力ペ
ン103に設けられた不図示のオン,オフスイッチでもよ
い)である。前述したように、ペンタッチは主にモード
指定領域109,110へのペンタッチと座標を得るためのペ
ンタッチとがある。そこで、ステップS62でいずれのペ
ンタッチかを調べ、その判断によってフローは別れる。
領域109へのペンタッチであれば、ステツプS68へ進み、
表作成モードフラグ210を反転する。一方、領域110への
ペンタッチであれば、ステツプS66へ進み、枠作成モー
ドフラグ211を反転する。ここで、反転とは“1"から
“0"又はその逆である。
又、領域109,110以外の領域へのペンタッチであれば、
ステツプS64へ進み、その座標を座標レジスタ212へ格納
する。
このようにペンタッチサブルーチンはペンタッチ入力が
あると、そのペンタッチの種類に応じて、フラグ等にそ
の結果を残す。又、このペンタッチサブルーチンは以下
のステツプの各所で用いているが、このペンタッチサブ
ルーチンからリターンした後はこれらのフラグの状態を
調べる必要がある。
さてステツプS4に戻って、表作成モードフラグ210が
“1"であるかを調べる。“1"でなければ、ステツプS2へ
戻り前述のステツプを繰り返す。表作成モードフラグ21
0が“1"であれば、操作者がこれから表を作成しようと
しているのであるから、ステツプS6へ進み、枠作成モー
ドフラグ211が“1"であるかを調べる。枠作成モードフ
ラグ211が“0"であれば既存の表へのデータ入力を意味
するから、表内へのデータ入力のためにステツプS18へ
進む。
枠作成のステツプについて説明する。ステツプS8へ進
み、ペンタッチサブルーチンを実行する。又、ステツプ
S12でもペンタッチサブルーチンを実行する。2つのペ
ンタッチにより、枠の対角上の2点が指定される(第5
図(a)参照)。そしてステツプS16へ進み、枠を作成
する(第5図(b)参照)。ステツプS8〜ステツプS16
のループを繰り返して、表全体を完成する。
このループからの出口はペンタッチサブルーチンで領域
110がペンタッチされ、枠作成モードフラグ211が“0"と
なった時である(ステツプS10)。表作成モードフラグ2
10が“0"ならば、終了となる(ステツプS14)。
枠作成モードフラグ211が“0"となってステツプS18へ進
むと、表内の拡大すべき枠を指定するためのペンタッチ
入力を行う。この時ペンタッチされた座標は座標レジス
タ212に格納されている。ステツプS20,22で枠作成モー
ドフラグ211が“1"(であれば、再び枠作成に戻る)で
あるか、表作成モードフラグ210が“0"(であれば、終
了する)であるかを調べた後、ステツプS24でペンタッ
チされた座標は表全体内のいずれかの枠内を指定してい
るかを調べる。枠内を指定していなければ、ステツプS1
8へ戻り、再度ペンタッチサブルーチンを実行する。枠
内を指定していれば、ステツプS26へ進み、枠の対角線
上の2点の座標を割り出して、枠座標レジスタ213(第
4図(b))に格納しておく。そして、ステツプS28
で、壊される可能性のあるデータ(第6図(a)の枠30
6,307内のデータ)を退避メモリ209に退避する。ステツ
プS30で、拡大された枠をLCD102上に表示する(第6図
(b))。
ステツプS32で、拡大枠(第6図(b)の枠305)内にデ
ータを入力するためのペンタッチサブルーチンを実行す
る。ステツプS36,38で表作成モードフラグ210が“1"で
あり、表作成モードフラグ210が“0"である事を確認し
た後、ステツプS40でペンタッチされた座標が拡大され
た枠(第6図(b)の枠305)内であるかを確認して、
ステツプ42へ進む。ステツプS42で、タブレット101上の
筆跡をバッファ201に蓄える。そしてステツプS44で、バ
ッファ201内の1文字を認識回路105が認識する。ここ
で、1文字の区切りは次の文字枠に入力ペン103が移動
したとき、あるいは所定時間以上ペンタツチがオフであ
つたことにより判別可能である。認識回路105により文
字認識されると、その文字コードをキャラクタメモリ20
5内に格納するわけであるが、その際にキャラクタメモ
リ205内の、枠304(第6図(a))及び拡大枠305との
2つの領域に対応するアドレスに文字コードを格納す
る。前述したように、領域120は1文字5mm×5mm程度の
大きさであり、一方、文字入力領域121の1文字の大き
さは12mm×12mm程度である。従って、CG207が同一文字
に対して異なった大きさの文字パターンを発生できるよ
うに、文字コードを前記2つの領域に格納する時は区別
したコードを発生して格納するようにする。
ステツプS32〜44のループを繰り返して拡大枠内に文字
等を入力する。ところで、ステツプS38で枠作成モード
フラグ211が“1"である時は、表を再び改変したい時で
あるからステツプS46で拡大セルの表示を消去して、ス
テツプS48で退避メモリ209に格納されていた内容から表
を復元し、ステツプS8へ戻る。
ステツプS32〜44のループから抜けるのはステツプS32で
のペンタッチが拡大された枠以外の領域にされたとステ
ツプS40で判断された時である。この時は操作者が現在
拡大中の枠以外の枠内にデータを挿入したいのであるか
ら、ステツプS50,52で拡大枠の消去を行い、ステツプS5
2で表の復元を行って、ステツプS26へ戻る。
〈他の実施例〉 このようにして、第7図と第8図のような表及び表内の
データを拡大枠を通して作成する事が可能となる。とこ
ろで指定した枠の表示方法であるが、第7図のように、
4行1列(“名古屋”の下の枠)を指定すると、指定し
た枠が反転表示され、第8図のようにその下に拡大され
た枠が表示される。このようにすれば、操作者が指定し
た枠の視認性が向上するとともに操作の信頼性が向上す
る。
また、前述の実施例と同様に第11図のように拡大された
枠に手書き文字を筆記すると、指定した枠内に認識結果
が表示されると共に、認識結果が拡大した枠内にも手書
き文字と1対1に表示されるようにすることも可能であ
るし、又指定した枠には認識された文字が表示されない
という態様も考えられる。。
又、前記実施例では2点を指定することで枠を作成して
いたが、対話的に枠組を作成しても良い。第12図はその
動作の一例である。
ステツプS70で「何行ですか。」と表示し、使用者に行
数を指定させ、ステツプS72で行数を入力する。次にス
テツプS74で「何列ですか。」と表示し、使用者に列数
を指定させ、ステツプS76で列数を入力する。その後、
ステツプS78において各列の桁数を使用者に指定させ入
力する。
具体的には第13図の例のように1列から指定された列ま
での各列に対して「n列の桁数を入力して下さい。」と
表示して使用者に桁数を指定させても良い。ただし、n
は1から使用者が指定した列の数まで変化する。
また、使用者が行数、列数、桁数を指定する方法として
は第14図のように“1"〜“9".“0"の指定領域400と、確
認、やり直しの指定領域401,402を設け、使用者が“1"
〜“9".“0"の指定領域400にペンタツチし、正しく指定
した場合には確認指定領域401をペンタッチし、失敗し
た場合にはやり直し指定領域402にペンタッチして入力
し直すようにしても良い。
又、第4図(a)に示された実施例では表を作成するた
めに、モード指定領域109,11010にペンタッチする事が
表作成のためのいわゆる制御コマンドであったが、その
ような特別な制御コマンド入力領域を設ける事なく、例
えば編集記号「□」のようなものをタブレット101上の
任意の位置に入力すれば、それが表作成モードの開始を
意味し、かつその入力位置が表の枠の起点となるように
する事が可能である変形例を提案する。
即ち、タブレット101上で作成しようとする表の枠組の
左上端及び右下端夫々はこの編集記号「□」を2つ用い
て指定する。かかる編集記号は文字と違って簡単な形態
であるから、認識回路105は編集記号□を拡大する事な
くそのような制御コマンドとして認識する事が可能であ
る。この場合、編集記号□が入力された位置が縦座標,
横座標のいずれかが等しい場合は枠ではなく直線とみな
すのである。もちろん、枠組が指定された後は、手書き
で枠組内の直線を入力してもよい。このようにして、第
4図(a)の実施例のようなモード指定領域109,110の
ような特別な入力領域を設ける必要がなくなり、操作者
は表が作成されようとしている領域上での操作に専念で
きる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、表中の任意の枠
領域に間連付けて手書き文字情報を入力するときに、そ
の任意領域とは異なる別に設定された入力領域中に手書
き文字を入力するようにしているので、前記任意領域中
において既に入力(あるいは認識)されている文字と、
入力中の手書き文字とが重ねて表示されることはなくな
るので、その手書き文字の入力操作が容易となる。更
に、前記入力領域は前記任意枠領域とは異なる領域に設
定されるので、既に入力された文字を見ながらの手書き
入力が可能となるので、入力効率も向上するという効果
を奏することができる。
本発明の好適な一態様によれば、前記入力領域は表の枠
よりも大きく設定されるので、異なる位置に上記入力領
域が設定されることの効果と重畳して、更に手書き文字
入力が容易となり、文字が大きく入力することができる
ので、認識率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例の構成図、 第2図,第3図は従来例の構成図、 第4図(a)は第1図の実施例の詳細な回路図、 第4図(b)はRAM内の構成図、 第5図(a)〜(c)及び第6図(a)〜(d)は表又
は枠の作成の手順を説明する図、 第7図,第8図は表作成に係る1例を説明する図、 第9図(a)〜(c)及び第10図は実施例の制御手順に
係るフローチャート、 第11図,第14図は他の表示態様を説明する図、 第12図,第13図は他の表示態様の制御フローチャートで
ある。 図中、1,9,101……タブレツト、2,8,102……表示器、3,
103……入力ペン103、4,104……入力部、5,105……認識
回路、6,106……表示回路、7……文章表示器、108……
制御回路、109,110……モード指定領域、111……タブレ
ット表示器、120……表表示領域、121……文字入力領
域、200……アドレス変換部、201……バッファ、202…
…CPU、203……RAM、204……ROM、205……キャラクタメ
モリ、206……グラフィックメモリ、207……キャラクタ
ジェネレータ、208……セレクタ、209……退避メモリ、
210……表作成モードフラグ、211……枠作成モードフラ
グ、212……座標レジスタ、213……枠座標レジスタであ
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タブレツトと表示器を重ねて配置したタブ
    レット表示器において、 前記表示器に、複数の枠領域を有する表を表示し、 前記表示されている複数の枠領域から任意の枠領域を特
    定し、 前記任意の枠領域に入力すべき情報を手書き文字により
    入力するための入力領域を、前記任意の枠領域とは異な
    る位置に設定し、 前記設定された入力領域において入力された手書き文字
    情報を認識して文字コードを導出し、 前記導出された文字コードを前記特定された任意の枠領
    域に関連付けて記憶することを特徴とする情報処理方
    法。
  2. 【請求項2】前記記憶された文字コードに対応する文字
    パターンを生成し、この文字パターンを該文字コードが
    関連付けられている前記任意の枠領域に表示することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の情報処理方
    法。
  3. 【請求項3】前記タブレットより入力された座標から前
    記任意の枠領域の特定を行なうことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の情報処理方法。
  4. 【請求項4】手書き文字を入力するための前記入力領域
    を、前記特定された任意の枠領域よりも大きな領域に設
    定することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    情報処理方法。
JP60167480A 1985-07-31 1985-07-31 情報処理方法 Expired - Lifetime JPH0772855B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60167480A JPH0772855B2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31 情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60167480A JPH0772855B2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31 情報処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6228829A JPS6228829A (ja) 1987-02-06
JPH0772855B2 true JPH0772855B2 (ja) 1995-08-02

Family

ID=15850462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60167480A Expired - Lifetime JPH0772855B2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31 情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0772855B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03111926A (ja) * 1989-09-26 1991-05-13 Toshiba Corp データ処理装置
US6049329A (en) * 1996-06-04 2000-04-11 International Business Machines Corporartion Method of and system for facilitating user input into a small GUI window using a stylus
JP2004318637A (ja) * 2003-04-18 2004-11-11 Osk:Kk ペン入力システム及びペン入力方法
JP5447525B2 (ja) * 2009-08-31 2014-03-19 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP5126726B1 (ja) * 2012-06-19 2013-01-23 株式会社デザイン・クリエィション 図形処理装置、図形処理方法、およびプログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5896382A (ja) * 1981-12-01 1983-06-08 Nec Corp 手書き文字認識表示装置
JPS58208864A (ja) * 1982-05-31 1983-12-05 Hitachi Ltd ディスプレイの作画方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6228829A (ja) 1987-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62256023A (ja) 命令入力方式
JP3353954B2 (ja) 手書き入力表示方法および手書き入力表示装置
JPH1153093A (ja) 入力装置
KR890003033B1 (ko) 작표방식
JPH0772855B2 (ja) 情報処理方法
JPH07114548A (ja) ラベル作成装置
JPH07104756B2 (ja) 情報処理方法
JP3427050B2 (ja) 文書情報処理装置および文書情報処理方法
JP3422634B2 (ja) 手書き文字認識方法及び装置
JPH0713686A (ja) 手書き情報入力装置
JPS63157222A (ja) 表示制御方法
JPS63131261A (ja) 文書処理装置
JPH1115918A (ja) 手書き文字認識装置
JP2751114B2 (ja) 文字処理方法
JP2751212B2 (ja) 文書作成装置
JPS6320681A (ja) 表作成処理方式
JP2751211B2 (ja) 文書作成装置
JPH09212080A (ja) 携帯情報端末装置
JPS6072013A (ja) 外字作成方法
JPS6330926A (ja) 入力装置における入力領域レイアウト方法
JPS61193227A (ja) 文字枠表示方法
JPS6284328A (ja) 手書き入力装置
JPS63110487A (ja) 表作成装置
JPS63150726A (ja) 表示画面制御装置
JPH01131951A (ja) 表示データ拡大装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term