JPS62256023A - 命令入力方式 - Google Patents

命令入力方式

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JPS62256023A
JPS62256023A JP61097843A JP9784386A JPS62256023A JP S62256023 A JPS62256023 A JP S62256023A JP 61097843 A JP61097843 A JP 61097843A JP 9784386 A JP9784386 A JP 9784386A JP S62256023 A JPS62256023 A JP S62256023A
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Norihiro Hidaka
日高　教裕
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は電子的な処理装置に対する命令入力方式に関し
、特にユーザーとコンピュータ間でインターラクティブ
な通信が行なわれる装置の命令入力方式に関し、テキス
ト処理機能をもつ装置（例えばワードプロセッサ、パー
ソナルコンピュータ）、グラフィック処理機ｆｌをもつ
装置等に適用することができる。
［発明のａ要］ 本発明は、処理装置に対する命令入力方式として、タッ
チ操作面（座標入力面）を有するタイプの入力手段より
入力されたタッチ操作位置の集合から、命令の型と命令
の実行される領域とが同時に決定されるようにしたので
、ユーザーインターフェース（操作のしやすさ等々）が
格段に向上するものである。
［従来技術］ ユーザーとコンピュータ間でインターラクティブな通信
が可使な種々の装置が知られている０両者間のコミュニ
ケーションを可能にする媒体ないしポートとしてキーボ
ード、インターラクティブディスプレイ等が使用されて
いる。
ユーザーインターフェースの問題は長年にわたり大きな
３′ａのひとつであり、絶ゆまざる努力で研究、開発が
進められ、数多くの有効なユーザーインターフェースを
つくり出してきた。にもかかわらず、万能といえるよう
なものはいまだ存在せず、今後も、なお一層の努力を傾
けていかなければならない。
このような非常に広汎にわたるユーザーインターフェー
スのひとつの問題として、ユーザーないしオペレータが
必要な情報、指示、特にこみいったものをコンピュータ
に如何に容易に入力することができるか、という問題、
いわゆる操作性の門、題がある。
従来技術はいまだこの課題に対し、十分な解決を与えて
いない。
１例としてワードプロセッサを挙げてみる。ワードプロ
セッサに編集処理（テキストの削除、挿入２人任、枠あ
け等々）を行なわせる場合、ワードプロセッサ側として
は、どのような命令をテキストのどのような領域で行な
えばよいのかについて教示してもられない限り、必要な
処理の選択のしようがなく処理を実行できず、したがっ
てユーザーの要求をかなえることができない。
このため、従来のワードプロセッサにおいては、ユーザ
ーは特定の編集処理に必要な全情報をワードプロセッサ
のコンピュータに伝達するため、２種類の情報、すなわ
ち、命令を実行してもらいたい場所、領域に関する情報
と、指定場所で実行してもらいたい命令の型に関する情
報をコンピュータに伝達（入力）していた０代表的には
、命令の実行領域の方は、ディスプレイ上のスクリーン
カーソルを移動デバイス、例えばキーボード上のキーカ
ーソル、マウス、トラックポール等で移動して指定する
。一方、命令の型については、キーボード上の編集白布
キー等（例えば削除キー、挿入キー等）を選択して指定
する。
［発明が解決しようとする問題点］ 本発明は上記のような状況に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、ユーザーインターフェースのよ
い命令入力方式を提供することにある。
特に、操作性のよい命令入力方式を提供することである
。
［問題点を解決するための手段］ 第１図は本発明による命令入力方式の機ず戯ブロック図
である。同図において、Ａはタッチ操作面もしくは座標
入力面（以下、タッチ操作面と総称する）を有する入力
手段である。タッチ操作面はディスプレイのスクリーン
上にあるのがより好ましいが別のところにあってもよい
、タッチ操作面に対する操作は、入力手段Ａの型式に依
存し、例えば指、スタイラス、十字形のカーソル等を介
して行なわれる。Ｂはタッチ操作面に対する操作位置の
集合から命令の型と命令が実行される領域を決定する命
令解析手段Ｂである。
［発明の作用］ いま、オペレータが指等によっであるパターンをもつ操
作をタッチ操作面に対して行ったとする。このパターン
を定義する操作位置の集合は入力手段Ａにより命令解析
手段Ｂに渡される。これに対し、命令解析手段Ｂは受け
取った操作位２の集合を解析して、オペレータが操作し
たパターンがどの命令の型を意図し、またどこを、また
はどこからどこまでを命令の実行領域として指示してい
るかを決定する。２！別され、求められた命令の型と命
令の実行領域の情報は図示しない命令実行部（例えばワ
ードプロセッサ、グラフィックプロセッサ等）に渡され
、この命令実行部において実際に命令が実行される。
［実施例］ 以下、この発明をワードプロセッサに適用した場合の実
施例について説明する。
〈実施例の概要〉 本実施例ではワードプロセッサにおける編集機源を働か
せるために、編集命令入力として１文書の校正記号（ｐ
ｒｏｏｆｒｅａｄｅｒ’ｓ　ｍａｒｋｓ　）のようなマ
ークを入力する。マークの入力は文書出力画面上に重ね
られた透視型タッチ操作面上で行なわれる。
第２図は１校正マーク入力例を示したもので、同図（Ｊ
Ｌ）は挿入命令のマーク入力例、（ｂ）は削除命令のマ
ーク入力例、（Ｃ）は枠あけ命令のマーク入力例である
０例えば、第２図（ａ）に示ｔ、にうな″　！”のマー
クを入力すれば、これが命令解析部側で「テキスト座標
（３，１）に挿入せよ」と解読される。この場合、「挿
入」という命令の型と「テキスト座標（３，１）Ｊとい
う命令の実行される領域１位置がひとつのマーク入力“
ソ”から同時に、識別される。
この例からもわかるように、本実施例によれば、編集命
令を入力するのに、ユーザーはマークを入力するだけで
よく、ユーザーインターフェースが格段に向上する。
さらに本実施例においては処理装置側、この場合ワード
プロセッサが、出力画面に表示されるテキストの各文字
に対する位置を行方向ないしＸ軸方向に平行な複数の直
線とＹ軸方向ないし列方向に平行な複数の直線とで規定
されるメツシュ上（例えば表示ブレーンメモリ七の各文
字行と文字列より成るメツシュ、また、テキストメモリ
上の各文字行と文字列のページ）の各交点ないし各ます
（テキストメモリでいえば所定行番号、桁番号にあるメ
モリセル）において位置管理（例えばＨＩｊ力画面との
左上のような２ｓｉ準位置ないし原点（０，０）からの
相対ｘ、ｙ座標で管理）していることを、想定しである
。このような位置管理機藺は既存のワードプロセッサが
通常もっている機走である。
これに月し、タッチ操作面をもつ入力装置より入力され
た。タッチ操作面に対する操作位置信号はＸ軸方向に平
行な複数の直線とＹ軸方向に平行な複数の直線とによっ
て規定されるメツシュ（゛以下、入力メツシュと呼ぶ）
上の交点として最終的に検出ないし、識別される。
したがって、命令解析手段は、上記人力メツシュ上の交
点の集合のパターンから、命令の型と命令の実行される
領域を解析する。そして入力メツシュ上の交点ないし交
点群として定義された命令実行領域を、ワードプロセッ
サのテキストメモリないしテキスト表示メモリ上におい
て規定されたメツシュ上の位置ないし位置群に対応づけ
る。
このように１本実施例ではワードプロセッサ側のメツシ
ュと同様な（例えば相似な）入力メリシュを用いている
ので、メツシュ変換（基本的にスケール変換）を行うだ
けでワードプロセッサが実行する命令の領域を得ること
ができる。したがって、これに関連する処理量、記憶容
量（プログラムも含めて）が非常に少なくてすみ、応答
性の向上に大きく貢献する。
く構　成〉 第３図に木実流側の全体構成を示す。
４１は入出力装置であり、校正マークの入力とワードプ
ロセッシング回路４６からの文字の出力表示を兼ねるも
のである０例えば、ＣＲＴあるいはＬＣＤのようなディ
スプレイとそのスクリーン上に透明なタッチパネルを重
ねたタイプのタッチ入力装置ないし座標入力装置とを組
み合わせたもので構成される。
４２と４３はタッチ操作面に対する操作位置ないし入力
座標を検出するもので、Ｙ座標の方はＹ軸座標検出回路
４２により、Ｘ座標の方はＸ軸座標検出回路４３により
、それぞれ検出される。
ター７チ操作面（座標入力面）と入力座標の検出回路は
既存の任、αの型式、例えばディジタル検出方式、アナ
ログ検出方式、マトリクス抵抗／コンダクタ型、抵抗分
圧型、ストレンゲージ型、光型、静電容量型、表面波型
等々が使用できる。要するに、タッチ操作面（物理的な
パネルである必要はない）に対する入力の位置が検出で
きるものであればよい。
Ｘ、Ｙ軸座標検出回路４２．４３により検出された座標
は検出座標記憶部４４に蓄積される。
記憶された座標ないし位置の集合は命令解析部４５にお
いて解析され、その命令の型と命令の実行される領域が
識別される。
解析結果はワードプロセシング回路４６に渡され、実際
のテキスト編集処理が行なわれる。なお、ワードプロセ
シング回路４６は既存の任意のワードプロセー、すで構
成できる。ワードプロセッサ自体の構造については本発
明の対象ではないので説明を省略する。
出、標記　部、命令解析部（第４．第５図第４図に検出
座標記憶部４４の内部概要を、第５＠に命令解析部４５
のハード構成を示す。
ｘＹ座標比較部４４１は同一の座標入力を禁止するもの
であって、前と異なるデータ（座標）を検出した場合に
、座標記憶制御部４９に座標検出信号を送って、有効な
座標が検出されたことを知らせるとともに座標記憶ＲＡ
Ｍ４４２をアクセスする。これに対し、座標記憶制御部
４６は、座標記［ＲＡＭ４４２への書込のアドレスを要
求するため検出信号を、ＣＰＵ４５１とプログラムメモ
リ４５２より成る命令解析部４５（第５図）のＣＰＵ４
５１に送る。これによりＣＰＵ４５２からアドレスが返
されたら、座標記憶制１ｆｉ４４３はそのアドレスをア
ドレスバス上に出力して座標記憶ＲＡＭ４４２をアドレ
ス指定するとともに、要求は実行されたので検出信号を
解除する。これの繰り返しによって座標データを座標記
憶ＲＡＭ４４２に入力する。
検出信号が例えば所定時間出なくなった状態で座標記憶
ＲＡＭ４４２を命令解析部がアクセス開始する。解析中
の座標入力はＸＹ座標比較部にＦＩＦＯ（先入れ先出し
）型式で蓄積される。
解析が終了した段落で座標記憶制御部４４３よりＸＹ座
標比較部４４１へ出力制御信号を送り、ＦＩＦＯが空に
なるまで、すなわち座標検出信号がきれるまで、座標記
ｔ！ＲＡＭ４４２に座標データが転送される。
く動　作〉 次に、実施例の動作、特に、命令解析？Ｂ４５の処理を
中心にして説明する。
へ体　　（第６図） 第６図に命令解析部４５の実行するメインフローを示す
。
処理Ｇ１、Ｇ２：この処理は、入力座標の集合が挿入命
令の型をもつか否か について検査する挿入命令識 別処理であるゆ 処理Ｇ３　　　：挿入命令の場合に行なわわれる出力処
理で、テキスト座標 への変換処理が含まれる。
処理Ｇ４、Ｇ５：挿入命令でないときにはこの削除命令
識別処理により、入 力座標が削除命令の型をもつ か否かが検査される。
処理Ｇ６　　　：削除命令の場合に行なわれる処理でテ
キスト座標への変換 処理を含む。
処理Ｇ７．．Ｇ８：削除命令でもないときには、この枠
あけ命令識別処理によ り、入力座標が枠あけ命令の 型をもつか否かが検査され る。
処理Ｇ９　　　：枠あけ命令の場合に行なわれる処理で
テキスト座標への変 換処理を含む。
処理ＧＩＯ：入力座標集合がいずれの命令の型ももたな
い場合は解析不 ず七信号を出力する。
挿入命令識別処理（第７図） 第７図に挿入命令識別処理のフローチャートを示す。
本例では、第２図（ａ）からもわかるように、挿入命令
として判断されるのは“　７”Δ”のようなマークない
し記号が入力されたときである。
座標点が３点であり（ＡＩ）、最初のＸ座標に１を加え
たものが次のＸ座標となっており、（Ａ２）、２点目の
Ｘ座標を１つだけ右にずらせたものが３点口のＸ座標と
なっており（Ａ３）、最初のＹ座標と３点目のＹ座標と
が同じ高さに位置しており（Ａ４）、２点目のＹ座標と
１点口のＹ座標との高低の差が１であるとき（Ａ４）、
の全条件を満たすときのみ挿入記号であると認定される
（Ａ８）。
それ以外のときは挿入記号でないと認定される（Ａ７）
。
なお、挿入記号のなるための条件が厳しすぎるのであれ
ば、もっとゆるい条件で行ってもよい。
このために必要なプログラミングの変更は当業者には容
易である。
冒除命令識す　　（第８図） 第８図に削除命令の識別処理のフローチャートを示す。
第２図（ｂ）からもわかるように、削除命令として認め
られるのは“→”のようなマーク、記−吟を入力したと
きである０本例では、よこ書フォーマットにおいて１行
内の削除を想定しである。したがって全座標入力につい
て、そのＸ座標が１つずつ右にシフトし、そのＹ座標は
全て同じ高さにあることを条件としている。
座標点の総数を求め、座標番号の変数ｉの初期値としく
Ｂｌ）、終点より始点に向け、対を成す座標の後の方の
番号の変数ｉについて以下の処理を行う（Ｂ２〜Ｂ７）
。
ｉ番目のｘＦ＋標が直前すなわち（ｉ−１）番目のＸ座
標より１単位（入力メツシュの１単位）だけ右にあって
（Ｂ２）、ｉ番目のＹ座標と（ｉ　−１）番目のＹ座標
が同じ水平位置にある（Ｂ３）ときには、ｉ番目は合格
だから、ひとつ前の座標番号に進め（Ｂ４）、これを、
ｉ＝１になるまでくり返し、全部合格なら削除命令と認
定しくＢ８）、ひとつでも不合格があれば削除命令でな
いと認定する（Ｂ７）。
前と同様に、よりゆるい条件で削除命令の認定が行なわ
れるようにしてもよい、例えば、始点と終点が上記の条
件Ｂ２）Ｂ３を満たせば命令の型を「削除命令」とする
、あるいは逆方向（右から左）も許容する等々。
枠あけ命令識別外　（第９図） 第９図に枠あけ命令の識別処理のフローチャートを示す
。
枠あけ命令のマーク入力の例は第２図（Ｃ）に示されて
いる。この例において、マーク入力は次のような（ｘ、
ｙ）座標の列として得られる。
（１，１）、（２，１）、（３、ｌ）、（４゜ｌ）、（
５、ｌ）、（５，２）、（５，３）、（５，４）、（５
，５）、（４，５）、（３，５）、（２，５）、（１，
５）、（１，４）。
（１，３）、（１、？）、（ｌ、１）、この座標点の集
合の特徴は始点と終点が同一座標であり、罫線上に線が
引かれるところにある。また本例では、入力メツシュ（
第２図では丸で囲んでいない数字で示されるもの）の４
ますが、出力メツシュ（丸で囲んだ数字で示されるもの
）の１ますに対応し、かつ出力メツシュの交点（文字セ
ンター）は入力メツシュ上の交点のうち、ともに偶数値
をもつ行番号（Ｙ座標）と列番号（Ｘ座標）の交点との
み一致することを想定しである。
したがって、Ｃ１とＣ２で始点と終点が同一座標である
ことをチェックし、０３〜Ｃ９において、全入力座標に
ついて、偶数点のみの座標がないことをチェックし、す
べての条件が満たされる場合のみ、枠あけ命令であると
認定し、その他の場合は枠あけ命令ではないと決定する
（ＣＩＯ）。
命令の発行（第１０図、第１１図、第１２図）挿入命令
を識別した場合に第１θ図のフローに入る。
ワードプロセシング回路４６に対し、挿入命令信号を出
力し、命令の型が「挿入命令」であることを知らせる（
Ｓ　Ｌ）　、挿入位ごを示す始点のＸ座標と２番目のＹ
座標をテキスト座標のＸ座標、Ｙ座標に変換し、それを
ワードプロセシング回路４６に渡す（Ｓ２）Ｓ３）。
上述したように、本実施例ではテキスト座標と関連する
出力メツシュと相似な人力メツシュを用いて入力座標を
定義している。したがって命令の実行される領域につい
て、人力メツシュ系より出力（テキスト）メツシュ系へ
の変換が非常に簡単にできる（第１０図の５２．第２図
参照）。
挿入命令信号と、挿入の行なわれるテキスト座標の情報
を受け取ったワードプロセシング回路４６は挿入命令の
実行のため１通常の仕方でテキストメモリを再編成し、
表示メモリ（リフレッシュメモリ）を書き換える。
第１１図には第゛６図の処２２Ｇ６に相当する削除命令
の発行のフローチャートを、第１２図には第６図の処理
Ｇ９に相当する枠あけ命令の発行のフローチャートを示
す０両図の記載からその動作は明らかであるので説明は
省略する。
［変形例１ 本発明は上記実施例に限らず、種々の変形、変更が可能
である。
例えば上記実施例では、入力手段として１表示スクリー
ン上にタッチ操作面をもつ透視型入力装置を用いている
。これは、インターラクティブで動作する際、操作入力
と応答結果との対応がつきやすい点で有利である。
しかし、これには限らず、タブレットないしデイジタイ
ザーのように表示スクリーンとは別体でタッチ操作面を
有する座標入力装置が使用できる。特許請求の範囲第１
項における用語「入力手段」は少なくともこのような座
標入力装置を含むものである。
また上記実施例は本発明をワードプロセッサに適用した
ものであるが、インターラクティブなグラフィー２り処
理装置にも適用町滝である。
またタッチ操作面に対するマーク入力としては、上記実
施例以外に多数のマーク入力が考えられるが、紙面の関
係上そのすべてを述べることはできない。
例えば、−筆書のマーク入力以外に二重ないし複数筆書
のマーク入力を使用することができる。
例えば１．／　　（７１味：文字間、行間、あるいはス
ペースを詰める）、“ツ”（意味：矢印の向き、例えば
文字列ないし記号列を左に移動させる）、等々である。
複数筆書のマーク入力にも対応できるよう命令解析部４
５を変形することは容易である。
また、上記実施例ではタッチ操作面の操作位ごと関係す
る入力メツシュを、命令の実行と関係する実行メツシュ
（上記実施例におけるテキストメツシュ）と相似にして
いる。このことは、命令の実行される領域が入力座標ま
たは座標群から複雑な処理をふむことなくただちに得ら
れることを、ａ味し、応答性の向上、処理量、記憶容量
の節約に大いに寄与する。
入力メツシュより実行メツシュ上へのスケール変換は１
つである必要はなく、例えばマルチサイズの文字フォン
トを表示スクリーン上に展開可能なワードプロセッサに
適用する場合には、ワードプロセシング回路と命令解析
部との間でやりとりを行って、スケールの変換係数を切
り換えることによって現在時点、現在位置での実行メツ
シュ上にスケール変換できる、すなわち命令実行領域情
報をその実行メツシュ上に定義することができる。同様
のことは、ウィンドウごとに独立した実行メツシュを有
するマルチウィンドウ機衡の装置に対しても成立する。
このように、メツシュの概念はマーク入力との関係にお
いて、絶大な威力を発揮するものである。メツシュ同士
の変換であるから、高々、幾可変換（スケール変換、平
行移動（オフセット）、回転変換、Ｓｈｅａｒｉｎｇ）
を行なえば入力メツシュより実行メツシュ上への座標に
変換可能である。単純な場合、スケール変換だけで十分
である。
しかしながら、命令を実行する装置側が実行メツシュの
概念をもちあわせていないような場合には１例えば、現
在、ある種のインターラクティブグラフィック装置が採
用しているような、スクリーンカーソル位置より、処理
対象（例えば削除したい図形パターン）の識別、及び処
理領域の決定（対象の図形パターンがどの位置にあるか
の決定）の処理を利用する。すなわち、この処理におけ
るスクリーンカーソル位置（イメージ上の位置）に座標
入力位２１（入力メツシュ上の位２１）を置換して実行
する。
例えばスクリーンＥの表示データを記憶するイメージメ
モリ（例えばリフレッシュメモリ）、スクリーン上の表
示データに含まれるグラフィックシンボル（元々、コー
ドより得られた図形パターン）の位置を管理、記憶する
位置メモリ、位置メモリの示す位置にあるコード（すな
わち、その位置に表示されているグラフィックシンボル
のコード）を記憶するコードメモリがディスプレイ側に
設けられているとする。そして、命令解析部は入力座標
の集合を解析して命令の型として「入替」を得たとする
。そして、この場合、命令解析部は入力座標の集合もし
くはその部分集合、例えば２つをグラフィックシンボル
の入替範囲として認定したとする。ただし、この段階で
はこの人Ｉ！ｆ範囲は入力メツシュ上で定ａ：！れてい
るにすぎな、し）。
そこで、まず、この入力メツシュ定義の入替範囲をスク
リーン上、イメージ上ないし位置メモリ上の位置、範囲
に再定義する０位ごメモリをアクセスして、この範囲に
グラフィックシンボルがあるか否かを検査する。もしあ
れば、そのシンボルのコードを、コードメモリを参照し
て見つける。こうして、スクリーン上より入れ科えるべ
きグラフイックシンボルの位置がすべて見つかる（この
場合２つ）、また、スクリーン上より入れ待えるべきグ
ラフィックシンボルのコードもすべて見つかる（この場
合２つ）、そこで、この位置情報とコーＦ情［を用いて
、イメージメモリ（リフレッシュメモリ）をどき換える
。すなわち、見つけた２つのコードの代りに消去コード
を使用し、見つけた２つの位置情報に従って、イメージ
メモリ（リプレー２シユメモリ）より２つのシンボルを
消去する６次に、見つけた２つのコードをコード／グラ
フィックパターン変換メモリのようなメモリないし変換
プログラムに通してグラフィックシンボルに変換する。
変換した第１のシンボルを第２のシンボルがあった位置
（先の処理で見つかっている）を使用してイメージメモ
リに書き込む、変換した第２のシンボルを第１のシンボ
ルがあった位置（先の処理で見つかっている）を使用し
てイメージメモリに書き込む０以上により、スクリーン
上の２つのグラフィックシンボルの入替が行なわれる。
［発明の効果］ 以上の説明から明らかなように、本発明によればタッチ
操作面上に対する操作位置の集合から、命令の型と命令
の実行される領域が決まるーため。
ユーザーインターフェースが格段に向上する。特に、編
集１校正といったこみいった作業を非常に簡単な操作で
マシンが実行可使な命令として入力することができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の機能ブロック図、第２図は実施例によ
るマーク形式の命令入力例を示す図、第３図はχ流調の
全体構成図、第４図は検出座標記憶部の構成図、第５図
は命令解析部の構成図、第６図は実施例の動作のメイン
フローチャート、第７図は挿入命令識別処理のフローチ
ャート、第８図は削除命令識別処理のフローチャート、
第９図は枠あけ命令識別処理のフローチャート、第１０
図は挿入命令発行のフローチャート、第１１図は削除命
令発行のフローチャート、第１２図は枠あけ命令発行の
フローチャートである。 ４１・・・・・・入出力装置？ｉ、４２．４３・・・・
・・座標検出回路、４５・・・・・・命令解析部、４６
・・・・・・ワードプロセシング回路、４５１・・・・
・・ＣＰＵ（命令解析プロセッサ）、４５２・・・・・
・プログラムメモリ。 特許出願人　　カシオ計算機株式会社 代理人　弁理士　　町　１）俊　正 第１図 第４　ｖ！Ａ’ 第２図 第３図 第５図 第６図 第７図 第８図 第９図 第１２図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 （１）処理装置における命令入力方式であって、タッチ
    操作面を有する入力手段と、 前記タッチ操作面に対する操作位置の集合から命令の型
    と命令の実行される領域を決定する命令解析手段と、 を有することを特徴とする命令入力方式。 （２）特許請求の範囲第１項記載の命令入力方式におい
    て、前記入力手段は、表示手段の表示画面上にタッチ操
    作面を有する透視型タッチ入力手段であることを特徴と
    する命令入力方式。 （３）特許請求の範囲第１項記載の命令入力方式におい
    て、前記処理装置はグラフィック処理機能を有するイン
    ターラクティブな処理装置であることを特徴とする命令
    入力方式。 （４）特許請求の範囲第１項記載の命令入力方式におい
    て、前記処理装置はテキスト処理機能を有するインター
    ラグテープな処理装置であることを特徴とする命令入力
    方式。 （５）特許請求の範囲第１項、第３項または第４項記載
    の命令入力方式において、前記命令解析手段は、前記入
    力手段のタッチ操作面に対して描かれたマーク入力のパ
    ターンを識別することにより命令の型を決定することを
    特徴とする命令入力方式。 （８）特許請求の範囲第５項記載の命令入力方式におい
    て、前記マーク入力は少なくとも一筆書きのものを含む
    ことを特徴とする命令入力方式。 （７）特許請求の範囲第４項記載の命令入力方式におい
    て、前記命令解析手段は、前記入力手段を介して入力さ
    れた操作位置の集合が文書の校正記号またはこれに類似
    したマークのパターンを有する場合、パターン別に命令
    の型を決定し、タッチ操作面上におけるマークの位置か
    ら命令の実行される領域を決定することを特徴とする命
    令入力方式。 （８）特許請求の範囲第３項から第７項のいずれかに記
    載の命令入力方式において、前記入力手段は表示手段の
    表示画面上にタッチ操作面を有する透視型タッチ入力手
    段であることを特徴とする命令入力方式。 （９）特許請求の範囲第１項から第８項のいずれかに記
    載の命令入力方式において、前記入力手段はタッチ操作
    面に対する操作位置信号を受け取る位置検出手段を有し
    、この位置検出手段は、入力された操作位置をＸ軸方向
    に平行な複数の直線とＹ軸方向に平行な複数の直線とで
    規定される第１のメッシュ上の交点座標として求める手
    段を有することを特徴とする命令入力方式。 （１０）特許請求の範囲第９項記載の命令入力方式にお
    いて、前記処理装置は表示手段の表示画面に表示される
    グラフィックの各シンボルまたはテキストの各文字に対
    する位置をＸ軸方向ないし行方向に平行な複数の直線と
    Ｙ軸方向ないし列方向に平行な複数の直線とで規定され
    る第２のメッシュ上の各交点ないし各ますにおいて位置
    管理することを特徴とする命令入力方式。 （１１）特許請求の範囲第１０項記載の命令入力方式に
    おいて、前記命令解析手段は、命令の一実行さ−れる領
    域を、前記位置検出手段によって規定される第１のメッ
    シュ上の領域から、前記処理装置によって規定される第
    ２のメッシュ上の領域に変換する手段を有することを特
    徴とする命令入力方式。
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