JPH0834765B2 - 文書編集装置 - Google Patents

文書編集装置

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JPH0834765B2
JPH0834765B2 JP27920292A JP27920292A JPH0834765B2 JP H0834765 B2 JPH0834765 B2 JP H0834765B2 JP 27920292 A JP27920292 A JP 27920292A JP 27920292 A JP27920292 A JP 27920292A JP H0834765 B2 JPH0834765 B2 JP H0834765B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オペレータによる表示
面に対する点接触操作を検出することにより、この点接
触操作に応じたデータ編集を実行するデータ編集装置に
関する。
【0002】
【従来技術】ユーザーとコンピュータ間でインターラク
ティブな通信が可能な種々の装置が知られている。両者
間のコミュニケーションを可能にする媒体ないしポート
としてキーボード、インターラクティブディスプレイ等
が使用されている。ユーザーインターフェースの問題は
長年にわたり大きな課題のひとつであり、絶ゆまざる努
力で研究、開発が進められ、数多くの有効なユーザーイ
ンターフェースをつくり出してきた。にもかかわらず、
万能といえるようなものはいまだ存在せず、今後も、な
お一層の努力を傾けていかなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような非常に広汎
にわたるユーザーインターフェースのひとつの問題とし
て、ユーザーないしオペレータが必要な情報、指示、特
にこみいったものをコンピュータに如何に容易に入力す
ることができるか、という問題、いわゆる操作性の問題
がある。従来技術はいまだこの課題に対し、十分な解決
を与えていない。1例としてワードプロセッサを挙げて
みる。ワードプロセッサに編集処理(テキストの削除、
挿入、入替、枠あけ等々)を行なわせる場合、ワードプ
ロセッサ側としては、どのような命令をテキストのどの
ような領域で行なえばよいのかについて教示してもらわ
ない限り、必要な処理の選択のしようがなく処理を実行
できず、したがってユーザーの要求をかなえることがで
きない。このため、従来のワードプロセッサにおいて
は、ユーザーは特定の編集処理に必要な全情報をワード
プロセッサのコンピュータに伝達するため、2種類の情
報、すなわち、命令を実行してもらいたい場所、領域に
関する情報と、指定場所で実行してもらいたい命令の型
に関する情報をコンピュータに伝達(入力)していた。
代表的には、命令の実行領域の方は、ディスプレイ上の
スクリーンカーソルを移動デバイス、例えばキーボード
上のキーカーソル、マウス、トラックボール等で移動し
て指定する。一方、命令の型については、キーボード上
の編集命令キー等(例えば削除キー、挿入キー等)を選
択して指定する。本発明の課題は、ユーザーインターフ
ェースの優れた命令の入力、具体的には編集命令の入力
操作を行なえるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。複数の文字データからなる文書データを記憶
する文書記憶手段と、表示画面上の複数の文字表示位置
に上記各文字データを表示する表示手段と、上記表示画
面とは一体的に配置され、少なくとも上記表示画面上の
各文字表示位置と対応する表示位置に対する上記表示画
面の上面からの一連の指示操作により、上記表示画面上
における各指示表示座標を順次検出する表示座標検出手
段と、上記表示画面上の任意の表示位置において、予め
指定された文字挿入、文字削除等の複数種類の文字編集
命令図形のうちの1つの種類の文字編集命令図形の手書
き描画操作が行われた際に、その手書き描画操作による
描画軌跡を、上記表示座標検出手段により順次検出され
る各表示座標の位置とその順序とから解析し、その描画
軌跡が、上記複数種類の文字編集命令図形のうちのどの
種類の文字編集命令図形の軌跡と一致するかを判別する
文字編集命令図形判別手段と、この文字編集命令図形判
別手段により判別された文字編集命令図形が文字挿入の
命令図形である場合は、その文字挿入の命令図形の描画
軌跡の位置が、上記文書メモリ内のどの文字データの文
字記憶位置に対応する位置であるかを検出し、その検出
した文字記憶位置を基準にした文字挿入処理を行うため
の文字挿入命令を発行する文字挿入命令発行手段と、上
記文字編集命令図形判別手段により判別された文字編集
命令図形が文字削除の命令図形である場合は、その文字
削除の文字編集命令図形の描画軌跡の位置が、上記文書
メモリ内のどの文字データの文字記憶位置に対応する位
置であるかを検出し、その検出した文字記憶位置に記憶
された文字データを文字削除するための文字削除命令を
発行する文字削除命令発行手段と、を有する。
【0005】
【作用】この発明の手段の作用は次の通りである。表示
画面上の任意の表示位置において、予め指定された文字
挿入、文字削除等の複数種類の文字編集命令図形のうち
の1つの種類の文字編集命令図形の手書き描画操作が行
われた際に、その手書き描画操作による描画軌跡を、表
示座標検出手段により順次検出される各表示座標の位置
とその順序とから解析し、その描画軌跡が、上記複数種
類の文字編集命令図形のうちのどの種類の文字編集命令
図形の軌跡と一致するかを判別し、この判別された文字
編集命令図形が文字挿入の命令図形である場合は、その
文字挿入の命令図形の描画軌跡の位置が、文書メモリ内
のどの文字データの文字記憶位置に対応する位置である
かを検出し、その検出した文字記憶位置を基準にした文
字挿入処理を行うための文字挿入命令を発行し、上記判
別された文字編集命令図形が文字削除の命令図形である
場合は、その文字削除の文字編集命令図形の描画軌跡の
位置が、上記文書メモリ内のどの文字データの文字記憶
位置に対応する位置であるかを検出し、その検出した文
字記憶位置に記憶された文字データを文字削除するため
の文字削除命令を発行する。従って、文書記憶手段に記
憶された文書データを表示する表示画面上において、そ
の文書データ内の所望する位置の文字に対して文字挿
入、文字削除等の文書編集を行う際には、その編集対象
の文字が表示される表示画面上の対応位置を直接的に手
書きによるジェスチャー操作を行うだけで、そのジェス
チャー操作に対応した文字編集命令を、その手書き操作
した表示位置に表示される文字に対して発行することが
でき、その文字編集命令に従って上記文書記憶手段内の
文書データの記憶内容を直ちに編集することができる。
【0006】
【実施例】以下、この発明をワードプロセッサに適用し
た場合の実施例について説明する。 〈実施例の概要〉本実施例ではワードプロセッサにおけ
る編集機能を働かせるために、編集命令入力として、文
書の校正記号(proofreader's marks)のようなマーク
を入力する。マークの入力は文書出力画面上に重ねられ
た透視型タッチ操作面上で行なわれる。
【0007】図1は、校正マーク入力例を示したもの
で、同図(a)は挿入命令のマーク入力例、(b)は削
除命令のマーク入力例、(c)は枠あけ命令のマーク入
力例である。例えば、図1(a)に示すような
【外1】 のマークを入力すれば、これが命令解析部側で「テキス
ト座標(3、1)に挿入せよ」と解読される。この場
合、「挿入」という命令の型と「テキスト座標(3、
1)」という命令の実行される領域、位置がひとつのマ
ーク入力
【外1】から同時に、識別される。この例からもわかる
ように、本実施例によれば、編集命令を入力するのに、
ユーザーはマークを入力するだけでよく、ユーザーイン
ターフェースが格段に向上する。
【0008】さらに本実施例においては処理装置側、こ
の場合ワードプロセッサが、出力画面に表示されるテキ
ストの各文字に対する位置を行方向ないしX軸方向に平
行な複数の直線とY軸方向ないし列方向に平行な複数の
直線とで規定されるメッシュ上(例えば表示プレーンメ
モリ上の各文字行と文字列より成るメッシュ、また、テ
キストメモリ上の各文字行と文字列のページ)の各交点
ないし各ます(テキストメモリでいえば所定行番号、桁
番号にあるメモリセル)において位置管理(例えば出力
画面上の左上のような基準位置ないし原点(0、0)か
らの相対x、y座標で管理)していることを、想定して
ある。このような位置管理機能は既存のワードプロセッ
サが通常もっている機能である。
【0009】これに対し、タッチ操作面をもつ入力装置
より入力された、タッチ操作面に対する操作位置信号は
X軸方向に平行な複数の直線とY軸方向に平行な複数の
直線とによって規定されるメッシュ(以下、入力メッシ
ュと呼ぶ)上の交点として最終的に検出ないし、識別さ
れる。
【0010】したがって、命令解析手段は、上記入力メ
ッシュ上の交点の集合のパターンから、命令の型と命令
の実行される領域を解析する。そして入力メッシュ上の
交点ないし交点群として定義された命令実行領域を、ワ
ードプロセッサのテキストメモリないしテキスト表示メ
モリ上において規定されたメッシュ上の位置ないし位置
群に対応づける。
【0011】このように、本実施例ではワードプロセッ
サ側のメッシュと同様な(例えば相似な)入力メッシュ
を用いているので、メッシュ変換(基本的にスケール変
換)を行うだけでワードプロセッサが実行する命令の領
域を得ることができる。したがって、これに関連する処
理量、記憶容量(プログラムも含めて)が非常に少なく
てすみ、応答性の向上に大きく貢献する。
【0012】<構成>図2に本実施例の全体構成を示
す。41は入出力装置であり、校正マークの入力とワー
ドプロセッシング回路46からの文字の出力表示を兼ね
るものである。例えば、CRTあるいはLCDのような
ディスプレイとそのスクリーン上に透明なタッチパネル
を重ねたタイプのタッチ入力装置ないし座標入力装置と
を組み合わせたもので構成される。
【0013】42と43はタッチ操作面に対する操作位
置ないし入力座標を検出するもので、Y座標の方はY軸
座標検出回路42により、X座標の方はX軸座標検出回
路43により、それぞれ検出される。
【0014】タッチ操作面(座標入力面)と入力座標の
検出回路は既存の任意の型式、例えばディジタル検出方
式、アナログ検出方式、マトリクス抵抗/コンダクタ
型、抵抗分圧型、ストレンゲージ型、光型、静電容量
型、表面波型等々が使用できる。要するに、タッチ操作
面(物理的なパネルである必要はない)に対する入力の
位置が検出できるものであればよい。
【0015】X、Y軸座標検出回路42、43により検
出された座標は検出座標記憶部44に蓄積される。記憶
された座標ないし位置の集合は命令解析部45において
解析され、その命令の型と命令の実行される領域が識別
される。解析結果はワードプロセシング回路46に渡さ
れ、実際のテキスト編集処理が行なわれる。なお、ワー
ドプロセシング回路46は既存の任意のワードプロセッ
サで構成できる。ワードプロセッサ自体の構造について
は本発明の対象ではないので説明を省略する。
【0016】検出座標記憶部、命令解析部(図3、図
4) 図3に検出座標記憶部44の内部概要を、図4に命令解
析部45のハード構成を示す。XY座標比較部441は
同一の座標入力を禁止するものであって、前と異なるデ
ータ(座標)を検出した場合に、座標記憶制御部443
に座標検出信号を送って、有効な座標が検出されたこと
を知らせるとともに座標記憶RAM442をアクセスす
る。これに対し、座標記憶制御部443は、座標記憶R
AM442への書込のアドレスを要求するため検出信号
を、CPU451とプログラムメモリ452より成る命
令解析部45(図4)のCPU451に送る。これによ
りCPU451からアドレスが返されたら、座標記憶制
御部443はそのアドレスをアドレスバス上に出力して
座標記憶RAM442をアドレス指定するとともに、要
求は実行されたので検出信号を解除する。これの繰り返
しによって座標データを座標記憶RAM442に入力す
る。
【0017】検出信号が例えば所定時間出なくなった状
態で座標記憶RAM442を命令解析部がアクセス開始
する。解析中の座標入力はXY座標比較部にFIFO
(先入れ先出し)型式で蓄積される。解析が終了した段
落で座標記憶制御部443よりXY座標比較部441へ
出力制御信号を送り、FIFOが空になるまで、すなわ
ち座標検出信号がきれるまで、座標記憶RAM442に
座標データが転送される。
【0018】<動作>次に、実施例の動作、特に、命令
解析部45の処理を中心にして説明する。全体処理(図5) 5図に命令解析部45の実行するメインフローを示す。 処理G1、G2:この処理は、入力座標の集合が挿入命
令の型をもつか否かについて検査する挿入命令識別処理
である。 処理G3 :挿入命令の場合に行なわわれる出力処
理で、テキスト座標への変換処理が含まれる。 処理G4、G5:挿入命令でないときにはこの削除命令
識別処理により、入力座標が削除命令の型をもつか否か
が検査される。 処理G6 :削除命令の場合に行なわれる処理でテ
キスト座標への変換処理を含む。 処理G7、G8:削除命令でもないときには、この枠あ
け命令識別処理により、 入力座標が
枠あけ命令の型をもつか否かが検査される。 処理G9 :枠あけ命令の場合に行なわれる処理で
テキスト座標への変換処理を含む。 処理G10 :入力座標集合がいずれの命令の型もも
たない場合は解析不能信号を出力する。
【0019】挿入命令識別処理(図6) 6図に挿入命令識別処理のフローチャートを示す。本例
では、図1(a)からもわかるように、挿入命令として
判断されるのは
【外2】 のようなマークないし記号が入力されたときである。座
標点が3点であり(A1)、最初のx座標に1を加えた
ものが次のX座標となっており、(A2)、2点目のX
座標を1つだけ右にずらせたものが3点目のX座標とな
っており(A3)、最初のY座標と3点目のY座標とが
同じ高さに位置しており(A4)、2点目のY座標と1
点目のY座標との高低の差が1であるとき(A4)、の
全条件を満たすときのみ挿入記号であると認定される
(A6)。それ以外のときは挿入記号でないと認定され
る(A7)。なお、挿入記号のなるための条件が厳しす
ぎるのであれば、もっとゆるい条件で行ってもよい。こ
のために必要なプログラミングの変更は当業者には容易
である。
【0020】削除命令識別処理(図7) 図7に削除命令の識別処理のフローチャートを示す。図
1(b)からもわかるように、削除命令として認められ
るのは“→”のようなマーク、記号を入力したときであ
る。本例では、よこ書フォーマットにおいて1行内の削
除を想定してある。したがって全座標入力について、そ
のX座標が1つずつ右にシフトし、そのY座標は全て同
じ高さにあることを条件としている。座標点の総数を求
め、座標番号の変数iの初期値とし(B1)、終点より
始点に向け、対を成す座標の後の方の番号の変数iにつ
いて以下の処理を行う(B2〜B7)。
【0021】i番目のx座標が直前すなわち(i−1)
番目のX座標より1単位(入力メッシュの1単位)だけ
右にあって(B2)、i番目のY座標と(i−1)番目
のY座標が同じ水平位置にある(B3)ときには、i番
目は合格だから、ひとつ前の座標番号に進め(B4)、
これを、i=1になるまでくり返し、全部合格なら削除
命令と認定し(B6)、ひとつでも不合格があれば削除
命令でないと認定する(B7)。前と同様に、よりゆる
い条件で削除命令の認定が行なわれるようにしてもよ
い、例えば、始点と終点が上記の条件B2、B3を満た
せば命令の型を「削除命令」とする、あるいは逆方向
(右から左)も許容する等々。
【0022】枠あけ命令識別処理(図8) 図8に枠あけ命令の識別処理のフローチャートを示す。
枠あけ命令のマーク入力の例は図1(c)に示されてい
る。この例において、マーク入力は次のような(X、
Y)座標の列として得られる。(1、1)、(2、
1)、(3、1)、(4、1)、(5、1)、(5、
2)、(5、3)、(5、4)、(5、5)、(4、
5)、(3、5)、(2、5)、(1、5)、(1、
4)、(1、3)、(1、2)、(1、1)。この座標
点の集合の特徴は始点と終点が同一座標であり、罫線上
に線が引かれるところにある。また本例では、入力メッ
シュ(図1では丸で囲んでいない数字で示されるもの)
の4ますが、出力メッシュ(丸で囲んだ数字で示される
もの)の1ますに対応し、かつ出力メッシュの交点(文
字センター)は入力メッシュ上の交点のうち、ともに偶
数値をもつ行番号(Y座標)と列番号(X座標)の交点
とのみ一致することを想定してある。
【0023】したがって、C1とC2で始点と終点が同
一座標であることをチェックし、C3〜C9において、
全入力座標について、偶数点のみの座標がないことをチ
ェックし、すべての条件が満たされる場合のみ、枠あけ
命令であると認定し、その他の場合は枠あけ命令ではな
いと決定する(C10)。
【0024】命令の発行(図9、図10、図11) 挿入命令を識別した場合に図9のフローに入る。ワード
プロセシング回路46に対し、挿入命令信号を出力し、
命令の型が「挿入命令」であることを知らせる(S
1)。挿入位置を示す始点のX座標と2番目のY座標を
テキスト座標のX座標、Y座標に変換し、それをワード
プロセシング回路46に渡す(S2、S3)。上述した
ように、本実施例ではテキスト座標と関連する出力メッ
シュと相似な入力メッシュを用いて入力座標を定義して
いる。したがって命令の実行される領域について、入力
メッシュ系より出力(テキスト)メッシュ系への変換が
非常に簡単にできる(図9のS2、図1参照)。
【0025】挿入命令信号と、挿入の行なわれるテキス
ト座標の情報を受け取ったワードプロセシング回路46
は挿入命令の実行のため、通常の仕方でテキストメモリ
を再編成し、表示メモリ(リフレッシュメモリ)を書き
換える。図10には図5の処置G6に相当する削除命令
の発行のフローチャートを、図11には図5の処理G9
に相当する枠あけ命令の発行のフローチャートを示す。
両図の記載からその動作は明らかであるので説明は省略
する。
【0026】
【変形例】本発明は上記実施例に限らず、種々の変形、
変更が可能である。例えば上記実施例では、入力手段と
して、表示スクリーン上にタッチ操作面をもつ透視型入
力装置を用いている。これは、インターラクティブで動
作する際、操作入力と応答結果との対応がつきやすい点
で有利である。
【0027】しかし、これには限らず、タブレットない
しディジタイザーのように表示スクリーンとは別体でタ
ッチ操作面を有する座標入力装置が使用できる。また上
記実施例は本発明をワードプロセッサに適用したもので
あるが、インターラクティブなグラフィック処理装置に
も適用可能である。またタッチ操作面に対するマーク入
力としては、上記実施例以外に多数のマーク入力が考え
られるが、紙面の関係上そのすべてを述べることはでき
ない。
【0028】例えば、一筆書のマーク入力以外に二筆な
いし複数筆書のマーク入力を使用することができる。例
えば、
【外3】 (意味:文字間、行間、あるいはスペースを詰める)、
【外4】 (意味:矢印の向き、例えば文字列ないし記号列を左に
移動させる)、等々である。複数筆書のマーク入力にも
対応できるよう命令解析部45を変形することは容易で
ある。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、文書記憶手段に記憶さ
れた文書データを表示する表示画面上において、その文
書データ内の所望する位置の文字に対して文字挿入、文
字削除等の文書編集を行う際には、その編集対象の文字
が表示される表示画面上の対応位置を直接的に手書きに
よるジェスチャー操作を行うだけで、そのジェスチャー
操作に対応した文字編集命令を、その手書き操作した表
示位置に表示される文字に対して発行することができ、
その文字編集命令に従って上記文書記憶手段内の文書デ
ータの記憶内容を直ちに編集することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例によるマーク形式の命令入力を示す図で
ある。
【図2】実施例の全体構成図である。
【図3】検出座標記憶部の構成図である。
【図4】命令解析部の構成図である。
【図5】実施例の動作のメインフローチャートである。
【図6】挿入命令識別処理のフローチャートである。
【図7】削除命令識別処理のフローチャートである。
【図8】枠あけ命令識別処理のフローチャートである。
【図9】挿入命令発行のフローチャートである。
【図10】削除命令発行のフローチャートである。
【図11】枠あけ命令発行のフローチャートである。
【符号の説明】
41 入出力装置 42、43 座標検出回路 45 命令解析部 46 ワードプロセシング回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−155675(JP,A) 特開 昭60−75980(JP,A) 特開 昭51−48333(JP,A) 特開 昭54−47636(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の文字データからなる文書データを記
    憶する文書記憶手段と、 表示画面上の複数の文字表示位置に上記各文字データを
    表示する表示手段と、 上記表示画面とは一体的に配置され、少なくとも上記表
    示画面上の各文字表示位置と対応する表示位置に対する
    上記表示画面の上面からの一連の指示操作により、上記
    表示画面上における各指示表示座標を順次検出する表示
    座標検出手段と、 上記表示画面上の任意の表示位置において、予め指定さ
    れた文字挿入、文字削除等の複数種類の文字編集命令図
    形のうちの1つの種類の文字編集命令図形の手書き描画
    操作が行われた際に、その手書き描画操作による描画軌
    跡を、上記表示座標検出手段により順次検出される各表
    示座標の位置とその順序とから解析し、その描画軌跡
    が、上記複数種類の本字編集命令図形のうちのどの種類
    の文字編集命令図形の軌跡と一致するかを判別する文字
    編集命令図形判別手段と、 この文字編集命令図形判別手段により判別された文字編
    集命令図形が文字挿入の命令図形である場合は、その文
    字挿入の命令図形の描画軌跡の位置が、上記文書メモリ
    内のどの文字データの文字記憶位置に対応する位置であ
    るかを検出し、その検出した文字記憶位置を基準にした
    文字挿入処理を行うための文字挿入命令を発行する文字
    挿入命令発行手段と、 上記文字編集命令図形判別手段により判別された文字編
    集命令図形が文字削除の命令図形である場合は、その文
    字削除の文字編集命令図形の描画軌跡の位置が、上記文
    書メモリ内のどの文字データの文字記憶位置に対応する
    位置であるかを検出し、その検出した文字記憶位置に記
    憶された文字データを文字削除するための文字削除命令
    を発行する文字削除命令発行手段と、 を有することを特徴とする文書編集装置。
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