JPH06139229A - ペン型スタイラスおよびコンピュータを使用するかな文字−漢字変換方法 - Google Patents

ペン型スタイラスおよびコンピュータを使用するかな文字−漢字変換方法

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JPH06139229A
JPH06139229A JP34361592A JP34361592A JPH06139229A JP H06139229 A JPH06139229 A JP H06139229A JP 34361592 A JP34361592 A JP 34361592A JP 34361592 A JP34361592 A JP 34361592A JP H06139229 A JPH06139229 A JP H06139229A
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kana
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JP34361592A
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James B Roseborough
ジェイムズ・ビー・ローズボロ
D Philip Haine
ディー・フィリップ・ヘイン
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GO Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非常に簡単かつ効率の良いペンベース型装置
でのかな−漢字変換方法を提供すること。 【構成】 本発明によるペンベース型コンピュータを使
用しかな−漢字変換を遂行する方法は、複数の編集箱を
表示し、ペンを使用しデータを入力し、入力データに対
して文字認識を遂行し、ペンを使用して、かな−漢字変
換動作および当該動作について文字を同時指示し、かな
−漢字変換動作の遂行を決定し、指示される文字ストリ
ングを検索し、ストリングに対してかな−漢字変換を遂
行し、既存の文字を標準的には漢字等価句の新規文字で
置換し、漢字を含む変換された文字ストリングを表示す
る諸段階を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的にはペンをベース
にしたコンピュータに関する。詳述すると、本発明は、
情報入力に最も適当なその原入力形式からユーザへの情
報出力に最も適当な出力形式へ情報を変換するための方
法に関する。さらに詳述すれば、本発明は、ペンベース
型コンピュータ装置を使用し、入力目的に最適なかな文
字およびその他の文字を、データ表示および出力目的に
最適な漢字またはその他の語句へ変換する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ペンベース型コンピュータがより一層商
業的に入手しやすくなっている。ペンベース型コンピュ
ータの一つの重要な様相がペン型スタイラス(stylus)か
らの入力を受容できる能力である。ユーザはディジタル
化パッドまたはコンピュータスクリーン上にスタイラス
を置いた状態でユーザの通常の手書き法で簡単に書いた
りあるいは描いたりしそしてコンピュータが一筆すなわ
ちストローク像を記憶する。ある装置では、ストローク
は手書き認識法を適用することによりストローク像へ変
換され得る。文字認識方法はラテン系言語で可能であ
る。なぜなら文字の組が比較的少ないからである。とこ
ろが、アジア系言語では数千個の異なる文字がある。か
かる多数の文字組については単に文字認識を遂行するだ
けでは不十分である。なぜなら、書き手は、文字の一部
を不正確に入力することが多いので、装置は、非常に稀
有な文字を認識し損なうことが多い、すなわちある文字
は書くのが厄介かつ難しい。それゆえ、特にキーボード
入力のために、アジア系言語で動作するコンピュータ装
置は、少数の文字組(すなわち、かな)が認識されそし
て多数の文字組(すなわち、漢字)へ変換される間接入
力方法を提供することが多い。ひとたび入力が行われそ
して認識されれば、かな文字群がコンピュータ装置の操
作により漢字へ変換できる。標準的には、それぞれの漢
字または漢字の句は数個のかな文字に該当する。
【0003】たいていのペンベース型装置は、それらの
新らしさのゆえに、かな文字を漢字へ変換するためのい
ずれの機構をも提供しない。標準的なキーボードをベー
スにした装置に、かな−漢字変換(Kana to Kanji Conv
ersion、 KKC)のための効率がよくかつ使い易いシステム
を提供することが従来より試みられてきた。ところが、
従来の方法は使用するのに非常に厄介であり難しい。一
つの方法が選択と動作である。この方法において、入力
された文のサブストリングが選択される。引き続き、選
択された文に対して作用し変換を遂行する動作が標準的
にはメニューから選択される。この方法は多数の打鍵と
選択を必要とするので厄介である。別の方法が、かな−
漢字変換を遂行するためにディスプレイの専用領域を提
供することである。専用のウインドウもまた漢字入力お
よび出力のために使用される。残念なことに、専用ウイ
ンドウの使用は他の応用のために利用できる使用可能な
ディスプレイ空間を減じてしまう。この事はディスプレ
イ領域が非常に限定される小型携帯装置についてより強
調されることになる。従来技術はキーボードエミュレー
ションまたはそのほかの仕掛けを含むが、これらの装置
もまた学習するのが困難であり追加の打鍵を必要とする
という欠点を有する。
【0004】既存のペンベース型装置でのかな−漢字変
換もまた、キーボードベース型装置よりも文字認識が遅
くそして不正確であるので問題が多い。従来は、コンピ
ュータに正しい変換に関する推定文字を発生させるため
のコマンドの提供により文字認識の欠点を取り扱おうと
した。かかる装置では、ユーザは標準的にはかな−漢字
変換の遂行あるいは動作モードの選択を指定するよう強
制される。そのときだけ、装置は、選択されたストリン
グの正確な同音異義語的一致または語義的な等価を使用
し推定文字を発生する。ところが、発生される推定文字
の種別もまた識別されねばならず、ユーザからの別途の
入力を必要とする。さらに、認識を修正するための既存
のシステムは、ペンのユーザが文字認識における誤りを
検出するのが非常に困難であり、それゆえかな−漢字変
換はユーザの注意を得るため他の応用と競合する。
【0005】従来の別の問題がキーボードおよびペンあ
るいはスタイラスの同時使用である。通常、ユーザイン
ターフェースおよびそれらの動作特性はペンと比較する
とキーボードについて非常に異なる。したがって、キー
ボードからペンへの(またはその反対)使用切替が困難
である。キーボードを使用するときは、強力なモードが
遂行される動作を定めるのに使用される。たとえば、い
くつかの応用は異なるウインドウを提供し、それゆえペ
ンおよびキーボードの統合使用がない。前置型プロセッ
サあるいはフロントエンドプロセッサでは、ペン入力が
入力の流れで文字を発生するのに使用され、文字はいず
れのかな−漢字変換プロセスとも区別される。他のシス
テムでは、ボタン選択あるいはディスプレイ上の他の情
報の選択を許容する「マウス型」コントローラの機能と
類似した機能で動作する。こうして、従来装置のいずれ
もがキーボードおよびペンの使用を効果的にかつ明瞭に
統合化していない。
【0006】ペンベース型入力を許容する装置の別の問
題が空間的様相(spatial modality)の競合の解決であ
る。空間的様相とは、事象が発生した場所および/また
は時間に依存する事象または入力の解釈をいう。たとえ
ば、現行のペンベース型装置では、所定入力が、モード
あるいはそれが遂行される場所に基づき、2つの異なる
意味および効果を有することができる。従来技術の解決
は、単一の所定の意味を入力に賦与し、他の意味の使用
を回避することであった。これは問題が多い。なぜな
ら、それは入力に関連付けられる相関性の限定に否定的
な影響を有するからである。
【0007】それゆえ、ユーザのために非常に簡単かつ
自動的なかな−漢字変換方法が必要とされている。詳述
すると、ペン型スタイラスを使用する手書き入力および
変換に適応する方法が必要とされている。ユーザに、変
換プロセス動作の任意の時点に、キーボードまたはペン
型スタイラスを使用するというオプションを賦与するシ
ステムもまた必要とされている。
【0008】
【発明の構成】本発明は、従来技術の欠点を、ペンベー
ス型コンピュータを使用してかな−漢字変換を遂行する
方法で解決する。本発明の方法は入力装置としてのペン
の全利益を享受しそしてペンによる指示あるいは簡単な
ペンストロークを使用し、かな−漢字変換を行う。本発
明によれば、かな文字および漢字へ変換するための好ま
しい方法は、複数の編集箱を表示し、ペンを使用してデ
ータを入力し、入力データに対して文字認識を遂行し、
ペンを使用して、かな−漢字変換動作および当該動作に
ついて原ストリング中の文字を同時指示し、かな−漢字
変換動作の遂行を決定し、指示される原ストリングを検
索し、原ストリングに対してかな−漢字変換を遂行し、
原ストリングをかな−漢字変換により戻される新規な等
価句で置換し、かな−漢字変換により戻される等価句を
含む新規なストリングを表示する諸段階を具備する。本
方法は、ペンベース型装置でのかな−漢字変換をユーザ
のために非常に容易にしかつ効率よくするので、アジア
系文字の入出力のために相当な有用性を提供する。
【0009】本発明は、ユーザに文脈に関係なくペン指
示または文字の選択肢を提供するペン指示/文字競合を
解決するための方法を具備したかな−漢字変換遂行に有
利な他の方法をも含む。本発明は、文字認識が正しくな
いときに、かな文字および漢字の両方について、代替語
句または推定語句を表示するための方法を含む。代替語
句の呈示は代替リストの呈示、ペン指示を使用する別の
推定語句での文字の自動的な置換により遂行される。最
後に、本発明は、ユーザが、かな−漢字変換プロセスの
任意の時点またはレベルでキーボードおよびペン間の容
易な切替えを可能にする方法をも提供する。
【0010】
【実施例】以下、本発明を主としてかな文字−漢字変換
との関係で説明する。しかし、本発明は入力に最適な形
式から出力に最適な形式(およびその反対)へデータを
変換する方法に向けられるものであることに注意された
い。たとえば、本発明の変換方法はかな文字を漢字へ、
漢字およびかな文字の混合を漢字へ、コードを漢字へそ
してさらには漢字をかな文字へ変換できる。本発明は、
上記変換のいずれをも遂行するのに有利に動作し、入力
をユーザにより所望される表示形式へ翻訳する。
【0011】図1を参照すると、本発明によるかなから
漢字へ文字を変換するためのペンベース型コンピュータ
装置の好ましい実施例が図示されている。ペンベース型
コンピュータ装置の好ましい実施例は、中央処理装置
(CPU)10、入力装置12、表示装置14、アドレ
ス指定可能メモリ手段16と大容量記憶装置18とを具
備する。CPU10は表示装置14へ結合されそしてこ
れを制御し、入力装置12のユーザ操作によりCPU1
0へ供給される入力に応答して種々の像を発生させる。
CPU10は従来のアーキテクチャで大容量記憶装置1
8およびアドレス指定可能メモリ16などの他の情報源
へも結合されている。例示の実施例では、CPU10は
インテル社により製造されている’X86系列またはモ
トローラ社により製造されている68000系列からの
マイクロプロセッサが可能である。
【0012】入力装置12は当分野で知られている従来
のタイプのものである。入力装置12はディジタル化パ
ッドと一緒のペン型スタイラス(ペン)およびキーボー
ドの両方を含むことが好ましい。ペンは通常の書込み機
器と同様であるが、ディジタル化パッドまたは容量性グ
リッド(格子)の上でユーザ30により操作される。ペ
ンおよびパッドが一緒になってペンの運動をCPU10
により使用可能なディジタル信号へ変換する。こうし
て、通常の手書入力およびペン指示がペンを使用して入
力され、装置の動作を指示する。装置はキーボードを使
用する従来態様でも動作可能である。
【0013】表示装置14もまた従来態様でCPU10
と一緒に使用され、グラフィックモードでドットまたは
ピクセル群などにより表示装置14上に画像を発生する
液晶表示装置が好ましい。表示装置14は、表示装置1
4のスクリーン上または近傍でペンを移動することが表
示装置14に像または変化を発生するようディジタイザ
あるいはパッドの上に直接装着されることが好ましい。
表示装置は、テキストモードでASCIIなどのコード
から発生される文字像を発生するラスタ型表示装置でも
よい。表示装置14はまた入力装置12と一緒に従来の
態様で動作し、表示装置14上に種々のインク色像また
は装置へのコマンド入力のためのペン指示を発生する。
【0014】アドレス指定可能メモリ16は従来のタイ
プのものでありそしてランダムアクセスメモリ(RAM、Ra
ndom Access Memory) およびリードオンリーメモリ(RO
M、 Read Only Memory)を含むのが好ましい。アドレス指
定可能メモリ16は、ユーザ30が応用プログラムをラ
ンしそして装置を使用する際に、対話形式のディスプレ
イ制御、入/出力およびかな−漢字変換のためのデータ
およびプログラムそして処理ルーチンを別途備える。た
とえば、メモリ16は本出願人によるPenPoint1.0 など
のオペレーティングシステム20を具備することが好ま
しい。メモリ16はCPU10から表示装置14へのデ
ータ転送および表示装置14でのデータ呈示のためのル
ーチンをも含む。メモリ16は従来の他のルーチンおよ
び応用プログラム28を別途備える。
【0015】さらに詳細に説明すると、本発明のメモリ
16は別途、かな−漢字変換(KKC)辞書22、ペン
およびキーボード入力ルーチン24およびかな−漢字変
換ルーチン26を別途含む。かな−漢字変換辞書22は
好ましくはかな文字およびそれらの漢字等価句(入力/
出力ペア)からなる表あるいはリストである。かな−漢
字変換辞書22はまた、ペアをリストに付加し、ペアを
リストから削除し、そしてリストを探索するためにリス
トの一部を表示するためのルーチンを具備する。かな−
漢字変換ルーチン26およびペン/キーボード入力ルー
チン24が、以下で詳細に説明するように、かな文字の
変換、表示装置14および入力装置12からの入力およ
び出力を処理する。図2〜6、図14および15を参照
すると、本発明の好ましい方法の全体像が図示されてい
る。入力プロセスは、図2に図示されているように表示
装置14に編集パッド40を賦与することにより開始す
る。編集パッド40は、区割り、線引あるいは線引/区
割り型式を含む種々の長さおよび形式を具備してよい。
図2の編集パッド40は、それぞれが文字挿入のための
複数の箱42を具備した区割り形式を有する。編集パッ
ド40はデータ入力、手書き入力認識の遂行、手書き入
力結果の修正並びにかな−漢字変換遂行に使用される。
ユーザ30は表示装置14の近傍および編集パッド40
の上でペンを移動し、手書き像、ペン指示およびその他
のコマンドを入力するのが好ましい。ひとたび文字が手
書きされそしてかな文字へ変換されれば本発明の方法は
かな文字を漢字へ変換するのに使用される。
【0016】キーボードをベースにした文字変換および
修正のための好ましいプロセスが図14A〜Hに図示さ
れている。変換はかな文字および漢字の混合44,48
が図14Aに図示されているように表示され得る初状態
から開始する。キーボードは追加の文字46を、図8B
に図示のカーソル位置47で編集箱42に挿入するのに
使用される。近来に入れられ文字46は、それら文字そ
れぞれの箱42の底部の弱いハイライト部分50を伴っ
て表示される。好ましい実施例において、弱ハイライト
部分50は、弱ハイライト部分50を有する箱42の底
部の拡大されたあるいは肉太のストリップとして図示さ
れている。当業者であれば、反転画像、太線化あるいは
下線引きなどの他の種々のタイプの強調が、近来に変換
された文字を区別するのに使用してもよいことを理解す
るであろう。
【0017】引き続き、変換が開始できる。変換は、当
初位置およびカーソル47との間の文字に対して動作す
る。これらは弱ハイライト部分50を有するのと同様の
文字である。可能な変換等価句の初推定が図14Cに図
示されている。かな−漢字変換結果(句54および5
6)は引き続き、図14Dに図示されているように、か
な文字46の代わりに、それらが表示するストリングに
置換される。本発明は第1の句54を強いハイライト部
分60で、他の句56を弱ハイライト部分50で有利に
表示する。強ハイライト部60は編集パッド40の箱4
2全体の暗色化あるいは太線化の形式が好ましい。とこ
ろで、当業者であれば、他の種々の強調化技術が使用可
能であることを理解するであろう。
【0018】第1の句54は強ハイライト部60で表示
されユーザが語句修正をただちに遂行可能である。キー
ボードコマンドを使用して、ユーザ30は図14Eに図
示されているように、句54の下方に配置された枠62
中の代替リスト64を表示できる。キーボードは引き続
きリスト64から選択候補65を選択するのに使用され
る。図14Fに図示されているように、選択候補65は
強ハイライト部分60とともに有利に表示され選択候補
を他の代替語句と区別して設定する。本発明は、異なる
代替語句の一部だけを表示することに注意されたい。か
くして、図14Eおよび図14Fのリスト64中の全代
替語句は同様の文字で終わるので、それは代替語句の一
部として表示されない。それゆえ、それぞれの代替語句
は語句54の最初の2文字の代用である。ひとたび選択
候補65が選択されれば、それは、図14Gに図示され
ているように、初推定の代わりに挿入されそして次の語
句56が強くハイライト表示される。この語句56はそ
の文字に対応する代替リスト64を使用し同様に修正可
能である。ひとたび所望の結果が達成されれば、図14
Hで図示されているように、全てのハイライト表示が除
去されそして追加の入力が受け入れられる。代替例とし
て、ユーザ30はいずれの時間でも入力を継続してもよ
くそして現行の状態は受け入れられそして入力が継続す
る。
【0019】図15A〜Fを参照すると、ペンベース型
文字変換および修正のための好ましいプロセスが図示さ
れている。図15Aに図示されているように、文字4
4、46および48が、手書認識が遂行された後、編集
パッド40の一部に表示される。かな−漢字変換プロセ
スはユーザ30が遂行される動作および動作をそれに対
して遂行するところの文字を識別する状態から始まる。
本方法は、ペン指示(簡単な形状が与えられたペンスト
ローク)を使用し、オペランドおよび動作の両方を指示
する。こうして、変換プロセスを開始するのにわずかな
労力がユーザ30に要求される。図15Bに図示されて
いるように、かな−漢字変換を遂行する一例としてのペ
ン指示52が、ペンを右側へある距離だけ移動し立ち上
げることである(右立上げ)。本発明方法はペン指示5
2を認識しそしてホットポイントから開始しそして次の
スペース(空き)あるいはピリオド(休止符)との遭遇
で終了する文字46、48に対してかな−漢字変換を遂
行する。このペン指示についてのホットポイントは、ペ
ンが最初にスクリーンに接触した場所すなわち文字であ
る。かな−漢字変換は単一語句54だけを戻す。この語
句54はそれらが表す文字ストリング(列)と置き換わ
る。図15Cに図示されているように、ストリングの他
の文字67、48は変化を受けずに戻される。語句54
がストリング中に挿入される場合、強いハイライト表示
60で有利に表示される。強ハイライト表示60はキー
ボードベース型変換と類似する編集パッド40内の箱全
体42の暗色化または肉太化の形式が好ましい。
【0020】もしかな−漢字変換プロセスがかな文字4
6を不適当に翻訳すれば、ユーザ30は、第1語句54
が図示されている表示装置14上の場所をペンで叩くこ
とにより第1語句54に対して図15Dに図示の叩きペ
ン指示70を簡単に遂行する。これに応答して、本発明
装置は、図15Eに図示されているように、叩かれた語
句54に基づく代替語句のリスト64と一緒に枠62を
表示する。ユーザ30は代替えリスト64のいずれの語
句65をも再びペンで簡単に叩き、そして、その語句6
5は、第1語句54の場所の編集パッド40の区割り4
2に表示されたストリングと置き換えられる。置換語句
65は図15Fで図示されているように、順次、強ハイ
ライト表示で表示される。
【0021】本発明は、図3および図4に図示の手書き
文字のための代替えリスト64の発生をも支援する。図
3はかな文字68からなるストリングを表示する編集パ
ッド40の区割り42を図示する。もしユーザ30が点
および矢印70により表示されるストリング68中の一
文字72を叩くのであれば、図4に図示されているよう
に、表示装置14は変化し強ハイライト表示60で文字
72を表示し、そして筆跡およびその他の類似性に基づ
き可能性のあるかな代替候補から成る代替リスト64を
呈示する。
【0022】本発明は、代替リスト64を表示すること
なく、可能性のある等価候補の直接的置換をも行う。本
発明は、直接置換のために、振り上げ74および振り下
げ76という2つのペン指示を提供する。図5に図示さ
れているように文字78での振り上げ74が、振上げペ
ン指示74がその上に引かれたところの文字78をリス
ト64中の次の文字80で置換する。同様に、図6に図
示されているように文字82での振り下げ74が、振下
げペン指示76がその上に引かれたところの文字をリス
ト64中の先行文字で置換する。これらの動作は代替え
リスト64の表示あるいは置換プロセスのハイライト表
示なしに遂行される。振上げ74および振下げ76のペ
ン指示は、かな−漢字変換の漢字および語句の代替候補
の直接置換のため同様に作用することに注意されたい。
【0023】図7を参照すると、種々のかな−漢字変換
動作を遂行するための好ましい一組のペン指示表が図示
されている。表は、ペン指示、ペン指示により遂行され
る作用、および任意のキーボード等価鍵を指示する。
【0024】図8〜9は、かな文字を漢字へ変換するた
めの本発明の好ましい実施例が図示されている。本方法
は、ステップ400から開始し、ステップ401で表示
装置14に図2に図示のような編集パッド40を表示す
る。編集パッド40は順次ステップ402でペンを使用
してデータを入力するのに使用される。ペンを使用して
入力されかつ編集パッド40に表示された手書き像は順
次ステップ403でユーザの制御下で、ラテンまたはか
な文字へ変換される。標準的方法はユーザ30にペン使
用により編集パッド40の箱42中に文字を手書きさせ
ることを含む。ユーザ30は順次、OKボタン41をペ
ンで叩き、箱42に入れられた手書文字に対する文字認
識を開始させる。手書文字認識プロセスは識別された文
字すなわち最も良好な推定文字を戻す。それについて何
らの一致または推定も定式化できないところの手書像に
ついては、疑問符号などの未詳記号が表示される。ユー
ザ30は疑問符号の上に手書き文字をそれが認識される
まで再度書き入れる。
【0025】ひとたびステップ402および403が完
了すれば、図15Aに図示されるように、かな文字から
成るストリングが、漢字への変換を行うため、ペンベー
ス型コンピュータシステムにより表示される。次に、ス
テップ404において、ユーザ30は編集パッド40上
に表示された文字46の上にペン指示52を行い、変換
プロセスを開始する。本発明は、図7に図示されている
ように、種々の変換動作を遂行するために一群のペン指
示を使用する。ペン指示の使用は、動作とオペランドの
両方を単一動作で指定できるので特に有利である。これ
は、本発明の方法を、他の従来方法と比較してユーザ3
0にとって相当に簡単にしかつ効率を高める。図8を参
照しつつ詳述されたように、本発明は、変換プロセスを
開始し、オペランドを識別しそして動作を指定するのに
キーボードの使用にも適応する。
【0026】ひとたびペン指示52またはキーボードコ
マンドが入力されれば、本発明方法はステップ405で
変換が開始するところの文字を決定する。キーボードに
ついて、変換は、変換モード選択後に入れられた最初の
文字から開始する。ペン指示について、変換は、ペンが
最初にスクリーンに接触した場所すなわちホットポイン
トから開始する。たとえば、図15Bに図示の右立上げ
のペン指示52は左から第3番目の文字から開始してい
る。本発明方法は、変換プロセスのための開始点とし
て、ペン指示52でマークが施された最初の文字46を
使用する。引き続きステップ407で、本発明は開始文
字から終了文字までの原文字ストリングを検索する。終
了文字もまたキーボードまたはペンが使用されるかどう
かに依存して異なる。キーボード使用についての終了文
字は、変換コマンドが入力されたときのカーソル位置の
文字である。ペン入力については、終了文字は、開始文
字の左で遭遇する最初の休止符またはスペースである。
ペン指示入力で、開始文字46の左の全ての文字が、休
止符またはスペース(すなわち空き状態の箱)と遭遇す
るまで検索される。当業者であれば、変換されるべき文
字列は、編集パッド40の形式および遵守されている文
字書き方向の慣習に依存して、左方向、右方向または下
方向への探索により検索可能であることを、あるいは、
明細書全体にわたり「かな」と呼ばれている文字は実際
には漢字を含んでもよいことをそして当業者がそれへの
変換を行おうとしているところの「漢字」と呼ばれる文
字はかなを含んでもよいことを理解するであろう。
【0027】かな文字46、48からなる文字ストリン
グがステップ407でひとたび識別されたならば、かな
−漢字変換動作がステップ408でこの文字ストリング
に対して遂行される。かな−漢字変換動作は、当業者に
知られている従来のトランスレーターを使用し遂行され
るのが好ましい。たとえば、VACS VJE社により提供され
ているようなかな−漢字変換エンジンが使用可能であ
る。ひとたび原文字ストリング46の一部に対する新規
な等価語句54が識別されれば、新規等価語句54はス
テップ409でメモリ中の原文字ストリングの等価文字
46と置換する。被変換文字54を表示する編集パッド
40が図14Cおよび図15Cに図示されている。参照
番号407のかな−漢字変換ステップ中、本発明はステ
ップ410でかな−漢字変換辞書を使用して変換代替候
補のリスト64をも発生する。代替リスト64はかな文
字から変換された各語句ごとに可能性のある代替候補の
リストを含む。代替候補は、以下で詳述するように、標
準的な使用規則、視覚上の類似性、同音異義およびその
ほかの因子を使用して決定される。その後、代替リスト
64がステップ410でかな−漢字変換プロセスにより
発生あるいは追加される。漢字により置換されるかな文
字を有する新規な文字ストリングは表示装置14に表示
される。かな−漢字変換プロセスはステップ412で終
了する。
【0028】上述したように、本発明のかな−漢字変換
方法は、編集パッド40に表示される各文字または語句
ごとに代替リスト64を有利に発生および維持する。代
替リスト64は、手書き入力の流れでどんな誤りが起こ
りそうであるかについての仮定から発生される代替候補
を含むよう包括化されることが好ましい。所定のタイプ
の認識間違えが他のものよりも起こりやすい。たとえ
ば、いくつかのひらがなおよびカタカナ文字は寸法が小
さいだけで同様の形状を有する異型を有する。さらに、
カタカナ文字の多くは、それらが派生してきた漢字と類
似する。好ましい実施例では、代替リスト64は、通常
の同音異義語、語義に関連付けられた選択肢、形状に関
連付けられた文字すなわち選択肢、入力ストリングの形
状異型に基づく同音異義語、原入力ストリング、通常逆
変換プロセスと考えられる選択肢、ユーザ定義句あるい
は別名、シソーラス(同義語、類義語)登録および部首
要素により関係付けられる漢字の適当な組合せからまた
は種々の任意選択肢を与えることから発生される。かく
して、小型文字が大型文字として誤って認識されると
き、小さな文字を包含するストリングについての選択肢
もまた代替リスト64中に存在する。代替リストが、問
題であると知られる文字形状に対して発生されていると
き、本発明のリストは、変化せずそしてリストの先頭に
おかれる固定された順序の知られる類似文字を包含す
る。それゆえ、上述の方法および因子を使用し、本発明
は非常に包括的な代替リストを集める。
【0029】図10および図11を参照すると、代替リ
スト表示および使用のための好ましい方法の流れずが図
示されている。プロセスはユーザ30によるペン指示入
力と共にステップ601から開始する。引き続き、ステ
ップ602で、装置はペン指示についての開始点を決定
する。ひとたび開始点が決定されると、装置は、指示が
以前に変換された語句か新規文字の上にあるかどうかを
ステップ503で検査する。もし指示の開始点が以前に
変換された語句の上であれば、本方法は、ステップ50
7へ進行し、かな−漢字変換辞書から代替リスト64を
誘導するかまたは、もしかな−漢字変換が最近遂行され
ていたならば、リスト64はテーブルから検索される。
引き続き、本方法はステップ508に進行する。ところ
が、もし指示がステップ503で新規入力文字の上に書
かれたのであれば、指示はおそらくある文字の上にあ
り、それゆえ好ましい方法は、ステップ504で、文字
代替候補をルックアップテーブルから検索する。本方法
は、ステップ505へと継続し、筆跡に基づく別途の文
字代替候補を検索する。2つのリストは順次ステップ5
06で併合され、そして本方法はステップ508へ進行
する。ステップ508で、プロセスは、指示が振りかあ
るいは叩きであったかどうかを決定する。もし指示が叩
きであったならばプロセスはステップ509において継
続し、そしてもし指示が振りであったならば、プロセス
はステップ510において継続する。
【0030】図11に図示されるように、編集パッド4
0の文字の叩き指示の処理は以下のように進行する。第
1に、代替リスト64は図4に図示にされるように、表
示装置14に表示される。次に、ステップ512で、ユ
ーザ30は別の指示を入力し、文字を置換するかまたは
表示装置14から代替リスト64を除去する。ステップ
513で、本方法は、ステップ512での指示入力が、
代替枠62中の文字二対する叩きであったかまたは文字
枠62の外側の他の指示であったかどうかを決定する。
もし指示が文字枠62の外側であったならば、枠62お
よび代替リスト64はステップ515でスクリーンから
除去され、そして文字ストリングは変化されずにとどま
る。引き続き、プロセスはステップ516で終了する。
【0031】もし振りがステップ508で装入されたこ
とが決定されれば、プロセスはステップ517で振りを
処理するよう継続する。ステップ517で、本方法は、
指示を別途処理し、それが振上げかまたは振下げかどう
かを決定する。もし指示が振り上げであったならば、本
方法は開始点の文字を決定しそして当該文字をステップ
518で代替リスト64の次の文字で置換する。他方、
もし指示が振下げであれば、本方法はステップ519へ
飛び、ここで開始点の文字はステップ518の代替リス
ト64中の先行文字で置換される。ステップ518また
はステップ519の完了後、本方法はステップ520で
表示装置14上に更新された文字ストリングを表示す
る。更新された文字ストリングは、開始点の文字が代替
リスト64の次のまたは先行文字で置換された状態の文
字ストリングから構成される。プロセスは順次ステップ
516で終了する。
【0032】図12を参照すると、本発明の別の特長が
図示されている。本発明方法は、空間的表現様相の抵触
状態(spatial modality conflict) を自動的に解決する
ためのプロセスを有利に含む。空間的表現様相とは入力
の時間または場所に基づく入力解釈を意味する。たとえ
ば、2つの同一または類似の入力が、それらが入力され
たところの文脈および時間に依存して非常に異なる意味
を有し得る。プロセスはペンを使用するユーザ30によ
る入力のエントリとともにステップ601で開始する。
順次、ステップ602で、本発明方法は入力が空間的表
現様相のリスト中の文字と類似しているかどうかを決定
する。空間的表現様相リストは、それらが入力されてい
るところの文脈に依存して2以上の意味を有し得るペン
ストローク形状のリストである。本発明の好ましい実施
例がそれに対して動作するところのペンベース型装置に
おけるかかる入力例は「X」または「.]を含む。これ
ら入力は2つの異なった可能性のある意味を有する。
「X」は文字xまたは動作削除のための指示のいずれか
を意味し得る。「.」もまた2つの異なった意味を有す
る。それは句読点としてのピリオドあるいは叩き指示の
入力とし得る。当業者であれば、ペンベース型オペレー
ティングシステムの機能を遂行するのに必要とされる一
組のペン指示に依存する空間的表現様相の抵触関係を有
する種々の入力があり得ることを理解するであろう。
【0033】もし入力が空間的表現様相リスト中のいず
れの文字とも一致しなければ、本方法は入力を通常態様
で簡単に処理する。なぜなら何らの空間的表現様相問題
も、空間的表現様相リストとの不一致により明らかに存
在しないからである。本方法は、ステップ603で、入
力があるペン指示と一致するかまたは類似しているかど
うかを検査する。もし入力がある指示と一致すれば、そ
れはステップ604で通常の指示として処理され、そし
てプロセスはステップ606で終了する。ところが、も
し装置の入力および指示間に何らの一致もなければ、文
字認識がステップ605で入力に対して遂行されそして
処理はステップ606で終了する。
【0034】ところで、もしステップ601の入力と空
間的表現様相文字リスト間に一致があれば、本方法はス
テップ607へ進行する。ステップ607で、入力と類
似する文字および指示が決定される。これは、手書認識
技術を使用して従来より行われている。次に、ステップ
608で、本方法は、入力が文字の上かまたは空白スペ
ースの上に書かれているかどうかを決定する。もし入力
が空白スペースの上に書かれていれば、本方法はステッ
プ611へ進行する。ステップ611で、本方法は、入
力が文字として解釈されるべきことを前提とし、それゆ
え文字がブランクと置換される。プロセスは順次ステッ
プ606で終了する。ところで、もし入力が文字の上に
書かれていれば、本方法は入力が指示であることを前提
とし、そしてステップ609で指示と関連付けられる動
作を遂行する。次に、ステップ610で、本方法は、入
力を文字として解釈し、そして文字を代替えリスト64
に加える。こうして、本発明は、入力または文字がもし
それが指示として不正確に解釈されたならば呼び戻され
る簡単な方法を提供する。ユーザ30はペンで文字また
は語句を叩くだけで代替えリストが呈示される。直前に
入力された文字は、ステップ610で代替えリスト64
に追加されており、それゆえ、ペン指示により示される
動作がユーザ30によって意図されたものでなかったな
らば、適当なスペースに容易に挿入できる。ひとたび文
字がステップ610で代替えリスト64に追加されたな
らば、プロセスはステップ606で終了する。
【0035】本発明は、キーボードおよびペンをかな−
漢字変換プロセスへ統合化することによりペンベース型
装置の使用の容易さおよび効率を別途高める。本発明の
方法方および装置は種々のコマンドおよび文字入力を受
容する。入力はキーボードまたはペンのいずれかにより
提供できる。別の言葉でいえば、各コマンドまたはも胃
ごとに、コマンド開始あるいは文字入力を行うことので
きるキーボード入力(鍵)またはペン入力(指示)の両
方がある。詳述すると、本発明は、文字エントリまたは
変換プロセス中の任意の時点に、ユーザ30が入力装置
としてのペンおよびキーボードの使用切替ができるよう
有利に統合化されている。
【0036】図13を参照すると、図1の装置での好ま
しいペンおよびキーボード動作法についての状態図が図
示されている。かなー漢字変換中、本発明の方法は4つ
の可能な動作状態に分割される。これらの状態は、静止
状態701、収集状態702、翻訳状態703および修
正状態704とを含む。本方法は、システムが入力を待
っている静止状態701から開始する。装置は、文字が
キーボードを使用して入力されるかまたは変換指示がペ
ンを使用して入力されれば、静止状態を離れる。こうし
て、静止状態701からの転換がペンまたはキーボード
の使用で生ずる。もし変換指示が入力されれば、装置
は、翻訳状態703へ転換する。もし文字がキーボード
を使用して入力されれば、装置は収集状態702へ転換
する。
【0037】ひとたび収集状態702に入れば、装置は
収集状態702への転換を招いた直前入力文字の位置を
記録する。装置はさらにキーボードからの追加入力をモ
ニターする。この状態で、装置は、活性範囲の文字を組
み合わせることにより、かな−漢字変換が遂行されるべ
き文字列を収集あるいは補充する。キーボードからの追
加の文字が処理され、そして装置は収集状態702にと
どまる。本発明の全ての状態と同様に、キーボード入力
またはペン入力が収集状態702からの転換を生じさせ
る。たとえば、収集状態702では、キーボードからの
変換コマンドまたはペンからの変換指示のいずれかが翻
訳状態703への進行を生ずる。
【0038】翻訳状態703は何らの入力も受け入れら
れない転移状態である。上述したように、装置は、変換
指示入力で静止状態701から直接に、あるいはペンか
らの変換指示あるいはキーボードからの変換コマンドの
入力で収集状態702から翻訳状態703へ転換し得
る。翻訳状態703中、装置は活性文字範囲により指示
される、前の収集状態702で直前に入れられたストリ
ングに対してかな−漢字変換を遂行するメッセージを送
る。もし転換が静止状態701からのものであったなら
ば、活性範囲は、指示が行われた範囲および場所(すな
わち指示がその上に入力されたされたところの文章)に
より決定される。活性範囲の文字は、ハイライト表示境
界およびその他の情報で纏められ、そして他のかな−漢
字変換ルーチンにより処理される。かな−漢字変換処理
が完了した後、装置は自動的に修正状態704へ進行す
る。
【0039】修正状態704では、かな−漢字変換プロ
セスの結果はユーザ30に賦与される。翻訳状態703
から修正状態704への転換中、種々の表示パラメータ
が、適当なかな−漢字変換結果の表示およびハイライト
表示のために送られる。ユーザ30はペンまたはキーボ
ードを介しての種々のコマンドを入力し、正しく翻訳さ
れなかった文字を修正してもよい。たとえば、装置は、
次代替文字置換、先行代替文字置換、次漢字語句置換、
先行漢字語句置換、代替メニュー作動、語句拡張、語句
縮小などのコマンドがキーボードまたはペンを使用して
入力される解き、修正状態704にとどまる。装置は2
つの方法で修正状態704から転換する。もし使用者3
0がキーボードを使用して文字を入れれば、装置は、ユ
ーザ30が変換のため追加文字を入力していると仮定し
て収集状態702へ転換する。もしユーザ30がキーボ
ードまたはペンを使用し変換受入コマンドを入れれば、
装置は静止状態701へ戻り、別途入力を待つ。こうし
て、上に与えられた転換および状態で本発明は特に動的
である。なぜなら、それは変換プロセス中のいずれの時
間にもペン動作およびキーボード動作の円滑で境目のな
い切り替えを許容するからである。
【0040】本発明の好ましい実施例を説明したけれど
も、当業者であれば本発明の技術思想から逸脱すること
なく種々の応用および変更が可能であることは自明であ
ろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法がそれに対して働くところのペン
ベース型装置のブロック図である。
【図2】キーボードまたはペン型スタイラスを使用し文
字入力を行うための編集パッドについての好ましい実施
例を図示する表示装置のグラフィック表示図である。
【図3】ユーザに代替リスト中に交換選択肢または推定
候補を呈示するための箱、ペン指示および編集箱を図示
する表示装置のグラフィック表示図である。
【図4】ユーザに代替リスト中に交換選択肢または推定
候補を呈示するための箱、ペン指示および編集箱を図示
する表示装置のグラフィック表示図である。
【図5】文字を自動的に選択しそして代替リストからの
代替句または推定候補で置換するためのペン指示および
編集箱を図示する表示装置のグラフィック表示図であ
る。
【図6】文字を自動的に選択しそして代替リストからの
代替句または推定候補で置換するためのペン指示および
編集箱を図示する表示装置のグラフィック表示図であ
る。
【図7】本発明によるかな−漢字変換を遂行するための
好ましいペン指示表を表わす図である。
【図8】かな文字を漢字へ変換を遂行するための本発明
の好ましい方法のフローチャート図である。
【図9】かな文字を漢字へ変換を遂行するための本発明
の好ましい方法のフローチャート図である。
【図10】代替リストを維持しかつこれを呈示する好ま
しい方法のフローチャート図である。
【図11】代替リストを維持しかつこれを呈示する好ま
しい方法のフローチャート図である。
【図12】本発明による空間的様相の競合を解決する好
ましい方法のフローチャート図である。
【図13】本発明によるペンおよびキーボード入力間の
競合を解決する好ましい方法のフローチャート図であ
る。
【図14】キーボードを使用しての編集箱、入力、ハイ
ライト表示および文字変換の本発明による好ましい実施
例を図示する表示装置のグラフィック表示図である。
【図15】ペンを使用しての編集箱、入力、ハイライト
表示および文字変換の本発明による好ましい実施例を図
示する表示装置のグラフィック表示図である。
【符号の説明】
10 CPU 12 入力装置 14 表示装置 18 大容量記憶装置 20 オペレーティングシステム 22 かな−漢字変換辞書 24 ペンおよびキーボード入力ルーチン 26 かな−漢字変換ルーチン 28 アプリケーションおよび他のルーチン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイ装置およびペン入力装置を
    具備するコンピュータ装置を使用してかな文字を漢字へ
    変換する方法において、 かな文字からなる入力ストリングをディスプレイ装置に
    表示し、 少くとも2つのかな文字からなる最初のサブストリング
    上にペン入力装置でペン指示入力を行い、変換動作およ
    び変換オペランドを同時指示し、 当該指示を翻訳することにより変換動作を決定し、 前記最初のサブストリングから始まる変換サブストリン
    グを検索し、 かな−漢字変換を遂行し、漢字サブストリングを発生
    し、 前記変換サブストリングを当該漢字サブストリングで置
    換することにより、新規なストリングを生成し、そして
    当該新規なストリングを前記ディスプレイ装置に表示す
    る諸段階からなるかな文字を漢字へ変換する方法。
  2. 【請求項2】 前記変換サブストリングを検索する段階
    は、 ペン指示がその上に最初に入力されたところの最初の文
    字を決定し、 スペース文字およびピリオド文字からなる群のうちの一
    つと前記最初の文字間の文字と当該最初の文字とを含む
    よう変換サブストリングを選択する段階とからなる請求
    項1のかな文字を漢字へ変換する方法。
  3. 【請求項3】 ペンベース型コンピュータ装置おいてペ
    ン入力装置で生ずる空間的様相の競合を解決するための
    方法において、 ペン入力装置からのペン入力をモニタし、 空間的様相の競合のある入力のリストとペン入力とを比
    較し、 もしペン入力が空間的様相競合リスト中の一入力と一致
    していなければ、通常のペン指示および文字の認識技術
    を使用して当該ペン入力を処理し、 もしペン入力が空間的様相競合リスト中の一入力と一致
    すれば、 ペン入力に対して筆跡認識を遂行し、文字入力およびペ
    ン指示入力を決定し、 ペン入力が空きスペース上にあったならば、ペン入力を
    文字として解釈し、そして当該文字を空きスペースに挿
    入し、 もしペン入力が文字の上にあったならば、ペン入力をペ
    ン指示として解釈し、そしてペン入力がその上に入力さ
    れたところの文字に当該ペン指示に関連付けられた動作
    を遂行する諸段階を遂行することからなる空間的様相の
    競合解決方法。
  4. 【請求項4】 もしペン入力が文字の上であったなら
    ば、ペン入力を文字として解釈し、そして当該文字を代
    替えリストに追加する段階を具備する請求項3の空間的
    様相の競合解決方法。
JP34361592A 1992-10-22 1992-12-01 ペン型スタイラスおよびコンピュータを使用するかな文字−漢字変換方法 Pending JPH06139229A (ja)

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