JPH0772772B2 - 液晶駆動制御装置 - Google Patents

液晶駆動制御装置

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JPH0772772B2
JPH0772772B2 JP61104302A JP10430286A JPH0772772B2 JP H0772772 B2 JPH0772772 B2 JP H0772772B2 JP 61104302 A JP61104302 A JP 61104302A JP 10430286 A JP10430286 A JP 10430286A JP H0772772 B2 JPH0772772 B2 JP H0772772B2
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啓太 大西
誠 太田
一浩 渡部
宗立 今村
隆 神谷
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、データから変換された4ビット信号に基づ
いて高階調表現をする液晶駆動制御装置に関する。
〔従来の技術〕
第4図および第5図は液晶駆動制御装置の従来例を示
す。又、第6図はその動作説明図である。
図において、1は液晶駆動制御装置で制御信号発生回路
2と、液晶ドライバ3とにより構成されている。
前記制御信号発生回路2はシフトレジスタ20、ラッチA2
1、ラッチB22、分周・階調信号発生回路23、デコーダ24
および電源制御回路25により構成されている。前記シフ
トレジスタ20はスタートパルス信号(SP/D)が入力され
ると、シフトクロック信号(CL/D)が入力されるごと
に、その記憶内容の記憶箇所がシフトレジスタ20を伝播
していき、最終データは端子SO/Dから出力される。
前記ラッチA21は各々の出力に対応する4ビットの階調
データ(PD1〜PD4)を、シフトレジスタ20の出力により
順次ラッチする。前記ラッチB22は表示に必要なデータ
がラッチA21に取り込まれた後、全データを同時に出力
へ送る。ラッチはラッチパルス信号LPにより行なわれ
る。
前記分周・階調信号発生回路23はカウンタにより構成さ
れ、階調用基本クロック信号(F16)を1/15分周し、第
6図に示す階調用基本パルス信号(1/15、2/15、4/15、
8/15)P1、P2、P3、P4を発生する。カウンタはラッチパ
ルス信号LPによりリセットされる。
前記デコーダ24はラッチB22の内容と階調用基本パルスP
1、P2、P3、P4とを合成して第6図に示す16階調用デコ
ード出力パルス信号を発生する。
前記電源制御回路25は液晶駆動波形の交流化信号(FR)
の周期(液晶の点灯駆動に用いられる交流信号の周波数
の1サイクル期間)で液晶表示駆動用の電圧を合成す
る。前記液晶ドライバ回路3は前記デコーダ24で合成さ
れた出力信号により、電源制御回路25で合成された点灯
電圧(Vcn)、非点灯電圧(Voff)を選択してセグメン
ト信号(SEG)を形成し、セグメント端子(SEG 0〜SE
G63)を介して出力する。
前記制御信号発生回路2および液晶ドライバ3は1個の
IC(integrated circuit)に形成されている。第7図
に、コモン電極にコモン信号(COM)を印加し、同時
に、セグメント電極に端子SEG 0〜SEG 63を介してセ
グメント信号(SEG)を印加したときの実際に液晶にか
かる電圧を示す。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の液晶駆動制御装置は以上のように構成されている
ので、16階調しか表現できず、疑似輪郭等の現象が起こ
るという問題点があった。
もちろん、クロック信号パルス数をふやし、階調用基本
パルスのビット数を増やせば、階調数を増やすことがで
きることは当然であるが、ビット数を増やせば装置が複
雑となると言う問題が生じる。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、階調用基本パルスを4ビットとしたままで階
調数を増加して、高画質の画像を得ることを目的として
いる。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る液晶駆動制御装置は、入力データを変換
して得た4ビットデータに基づき階調を表現するもので
あって、交流化期間の1/2の時間毎に階調に応じてデー
タ形成手段によりn組の4ビットデータを形成し、一
方、基本信号発生手段により交流化期間の1/2の時間を
n等分した時間毎に発生される4個の互いにパルス時間
幅の異なる基本パルス信号中から前記4ビットデータに
対応する複数個の基本パルスを選択手段により選択し、
選択された基本パルス信号に基づき液晶駆動手段により
液晶を駆動するようにしている。
そして、4個の基本パルス信号の時間幅を所定の条件を
満たすようにしたものである。
〔作用〕
この発明における基本パルス信号の時間幅は4ビットで
も高階調を表すことができ、低い階調レベルを、ただ1
個のパルスで表わすことが出来る。
〔発明の実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す。図において、2、
3は第4図と同一部分を示し、2は選択手段としての制
御信号発生回路、3は液晶駆動手段としての液晶ドライ
バである。4はデータ形成手段としての階調データ変換
回路で、階調の数に応じて例えば8ビットの階調データ
から複数個(n個、たとえば255階調なら3個)の4ビ
ット階調データを形成する。(表1参照) 次に作用を説明する。
分周・階調信号発生回路23に、ラッチパルス(LP)を交
流化信号(FR)1周期の間に6回(正負3回づつ)入力
する。階調用基本パルスP1、P2、P3、P4は階調用基本ク
ロック(F16)より第2図に示すように、それぞれのパ
ルス時間幅を1:4:16:64にする(一般的表現は後述す
る)とともに、パルス時間幅に応じてパルス位置を変え
て出力する。
8ビットの階調データは階調データ変換回路4により、
3個の4ビット階調データに変換され、ラッチパルスの
立ち上がりに同期して1個づつラッチB22に入力され、
ラッチパルス3周期の間に入力される3個の4ビット階
調データの組み合せにより、256階調が実現できる。
例えば、2階調の場合は、4ビット階調データが「000
0、0001、0001」であるから、このうち“1"が立ってい
る2周期目と3周期目にパルス信号P1が出力される。つ
まり、4ビットデータの1ケタ目はP4、2ケタ目はP3、
3ケタ目はP2、第1ケタはP1に相当する。
3階調の場合は、4ビット階調データが「0001、0001、
0001」であるから、“1"が立っているビットに対応した
階調用基本パルスが選択され、1周期ごとにパルス信号
P1が出力される。
4階調の場合は、4ビット階調データが「0000、0000、
0010」であるから、3周期目にパルス信号P2が出力され
る。
255階調の場合は、4ビット階調データが「1111、111
1、1111」であるから、1周期ごとにパルス信号P1〜P4
が連続して出力される。
一般に、n(≧2)個の4ビット階調データにより階調
を表現する場合は、階調用基本パルス P1、P2、P3、P4
は、それぞれのパルス時間幅を(n+1)0:(n+1)
1:(n+1)2:(n+1)にするとともに、それぞれ
のパルスの出力される時間位置をパルス時間幅に対応さ
せて形成する。この場合、{(n+1)+(n+1)
+(n+1)+(n+1)}×4+1階調表現で
きる。
第2図の例では、各区間毎に同一パルスを用いているの
で、例えば3階調のような低い階調を表現する場合でも
P1パルスを3回出力させることになるが、これでは好ま
しいとは言えない。この問題を解決した他の実施例を第
3図に説明する。
第3図は区間数(n)が8の場合であり、また、基本パ
ルスを第2図と区別する意味でP1′、P2′、P3′、P4′
と記している。
第3図では各区間における階調用基本パルスは図に示す
とおりP1′のパルス時間幅を区間1からnへ1ずつ増や
していき、P2′のパルス時間幅は区間nから1の方向へ
1ずつ増やしていき、P3′のパルス時間幅は区間1から
nへ1ずつ増やしていき、P4′のパルス時間幅は区間n
から1の方向へ1ずつパルス時間幅を増やしていくよう
にしている。
こうすることにより、第3図では a)各区間内における4個の階調用基本パルスの時間幅
は互いに異なる。
b)各区間内における階調用基本パルスのパルス時間幅
の和は図からも明かなとおり、どの区間も同じ一定値と
なっている。
c)隣合った区間の基本パルスの時間幅の差は1階調に
対応する。
と言う条件が成り立つ。
そして、階調用基本パルスP1′、P2′、P3′、P4′(実
際のパルス時間幅は各パルスの上に記してある。)を8
個の4ビット階調データの“1"の立っている位置に対応
して選択し、選択されたパルス信号の時間幅に対応させ
た階調で液晶を駆動する。
例えば、80階調の場合は、入力データを8個の4ビット
階調データ「0000 0011 1110 0000 0000 0000 00
00 0000」に変換し、前から2つ目の4ビットデータの
後ろの2桁“11"に相当するパルス時間幅15、2のパル
スと、前から3つ目の4ビットデータの前3桁“111"に
相当する30、19、14のパルスとを選択して、第3図に示
すようにこれらを合計したパルス信号を液晶に印加す
る。
また、193階調の場合は、8個の4ビット階調データを
「0000 0000 1111 1111 1110 0000 0000 0000」
に変換し、同様にして前から3つ目、4つ目、5つ目の
4ビットデータの“1"が立っている桁に相当するパルス
時間幅30、19、14、3、29、20、13、4、28、21、12を
選択し、第3図に示すようにこれらを合計したパルス信
号を液晶に印加する。
なお、第3図の例では計算上(各区間のパルス幅の和)
×n+1=529階調が実現可能であるが、高階調になる
に従って上記パルス時間幅の組み合せでは実現できない
階調、例えば、205階調、350階調等があり、実際に採れ
る階調は529のうち300階調である。しかし、低階調(0
〜56階調)は連続的に階調制御ができ、また、液晶の電
圧−透過率特性が非線形で、ある電圧以上ではほとんど
透過率が変化しないこと等を考慮すると実用上問題はな
い。
この方法によると、低い階調信号(第3図では0〜32)
が入力されている場合、液晶は交流化信号(FR)1周期
当り正負1個のパルスにより階調制御が行なわれる(即
ちオン、オフの回数が1回である)ため、液晶パネルサ
イズが大きくコモン端子からコモン電極までの距離が長
くてその間の抵抗値が大きく、液晶を流れる過渡電流に
よりコモン電極の電圧上昇が起こる場合でも、これを最
小限に押えることができる。
〔発明の効果〕
この発明は、入力データを階調の数に応じた複数個の4
ビットデータに変換し、一方、互いに時間幅の異なる4
個の基本パルスを発生し、変換された4ビットデータの
個々のビットに対応する基本パルス信号を選択する構成
にし、又、基本パルスの時間幅を上記条件によって決め
るので、4ビット制御でありながら階調数を増加させる
ことができ、従って高画質を得ることができるという効
果がある。また、低階調レベルを1個のパルスで表わす
ことができ、制御特性が向上したものが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す図、第2図は出力波
形の一例を示す図、第3図は他の実施例における出力波
形の一例を示す図、第4図は液晶制御装置の従来例を示
す図、第5図は第4図に示す制御信号発生回路2の構成
を示すブロック図、第6図は第5図の各部における波形
の一例を示す図、第7図は液晶印加電圧の一例を示す図
である。 図において、2……制御信号発生回路、3……液晶ドラ
イバ、4……階調データ変換回路、23……分周・階調信
号発生回路、25……電源制御回路である。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡部 一浩 神奈川県相模原市宮下1丁目1番57号 三 菱電機株式会社相模製作所内 (72)発明者 今村 宗立 神奈川県相模原市宮下1丁目1番57号 三 菱電機株式会社相模製作所内 (72)発明者 神谷 隆 東京都千代田区丸の内2丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−60089(JP,A) 特開 昭61−60088(JP,A) 特開 昭61−42691(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】階調用基本クロックパルスを計数し、互い
    にパルス時間幅の異なる4個の基本パルス信号を発生す
    る基本信号発生手段と、 Nビット(N>4)の階調データをn個(n≧2)の4
    ビットの階調データに変換するデータ変換手段とを備
    え、 交流化期間(液晶の点灯駆動に用いられる交流信号の周
    波数の1サイクル)の1/2の時間をn等分した時間ごと
    に、順次、前記n個の4ビットの階調データに基づき前
    記基本パルス信号を発生、選択し、選択した基本パルス
    の時間幅に対応させて階調を表現する液晶駆動制御装置
    に於て、 前記4個の基本パルス信号のパルス時間幅を下記a〜c
    の条件により決定する手段を有することを特徴とする液
    晶駆動制御装置。 a. 1交流化期間の1/2の期間内にある全ての基本パル
    スの時間幅は互に異なる。 b. n等分した各区間内における4個の基本パルスの時
    間幅の和が一定である。 c. n等分した隣合った区間の基本パルスの時間幅の差
    は1階調に対応する。
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JPS62262030A JPS62262030A (ja) 1987-11-14
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