JPH0765939A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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Publication number
JPH0765939A
JPH0765939A JP21017093A JP21017093A JPH0765939A JP H0765939 A JPH0765939 A JP H0765939A JP 21017093 A JP21017093 A JP 21017093A JP 21017093 A JP21017093 A JP 21017093A JP H0765939 A JPH0765939 A JP H0765939A
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JP
Japan
Prior art keywords
display
abnormality
detection unit
induction heating
failure
Prior art date
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Pending
Application number
JP21017093A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hosoi
弘一 細井
Tetsuo Aoki
哲郎 青木
Kazuichi Okada
和一 岡田
Junichi Miyagawa
純一 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0765939A publication Critical patent/JPH0765939A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、誘導加熱調理器において、異常の
有無によって表示形態を異ならせることで使用者が異常
の有無の判断を容易に行えるようにする。 【構成】 異常検知部19は入力電力検知部14及び素
子電圧検知部18からの信号に基づいて異常の有無(例
えば鍋がプレート上に配置されているか否か)を判断
し、その後制御部17に信号を発する。制御部17は異
常検知部19からの信号に基づいてLCD表示部3に信
号を送り、LCD表示部3では異常の有無に応じた表示
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導加熱により調理を
行う誘導加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CS(Customer Sat
isfaction)、即ち顧客満足度という観点か
ら、製品を使用する際わかりやすい表示方法が求められ
ている。
【0003】従来、誘導加熱調理器における動作の表示
手段としては、通常の加熱をしている場合にはLEDラ
ンプの点灯により、また小物検知等の異常時にはLED
ランプの点滅により表すというように、一部のLEDラ
ンプの点灯状態を変化させることによって使用者に対
し、加熱や異常の情報を与えていた。
【0004】図4にその従来の構成を示す。1は調理器
本体、2は調理器本体1上に接着されたセラミックガラ
ス等で形成される鍋を載せるためのプレート、3は調理
器本体を動作させるための操作部、4は加熱や異常等を
表す表示手段であるLEDランプ、5は誘導加熱調理器
に使用できる磁性体の鍋である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成においては、通常の加熱しているときの表示手
段と、異常等を示す表示手段が一部のLEDランプ4の
点灯状態の変化によるものであるので、たとえ、通常加
熱中に異常等が起こりLEDランプ4の表示が点灯状態
から点滅状態へ変わったとしても、ユーザーにとっては
点滅状態が何を表しているのかよくわからない場合もあ
り、またたとえわかっていたとしても、どんな異常が起
こったかということは理解しにくいものであった。
【0006】そこで本発明は、上記従来の問題点を解決
するもので、異常の有無によって表示形態を異ならせる
ことで、使用者が異常の有無の判断を容易に行えるよう
にすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の誘導加熱調理器は、インバータ回路によっ
てオンオフされることにより誘導加熱を行う加熱コイル
の電流供給を調整するスイッチング素子と、前記スイッ
チング素子の電圧を検知する素子電圧検知部と、電源か
らの入力電力を検知する入力電力検知部と、前記素子電
圧検知部及び前記入力電力検知部からの信号に基づいて
異常の有無を検知し信号を発する異常検知部と、前記異
常検知部からの信号に基づいて信号を発する制御部と、
前記制御部からの信号に基づいて表示を行う機能を有す
る表示部とを備え、前記表示部は少なくとも前記異常検
知部が異常有と判断したときに表示される第1の表示と
前記異常検知部が異常無と判断したときに表示され前記
第1の表示とは表示形態を異にする第2の表示とを有す
るものである。
【0008】
【作用】上記した構成により、入力電力検知部及び素子
電圧検知部からの信号は異常検知部に送られ、異常検知
部ではこれらの信号に基づいて異常の有無が判断され
る。その後、異常検知部から制御部を経由して表示部に
信号が送られ、この表示部で異常の有無に応じた表示が
行われる。
【0009】
【実施例】(実施例1)以下本発明の第1の実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0010】図1において、1は通常加熱を行っている
ときに表示される第1の表示、2は通電中、異常を表す
時に表示される第2の表示、3は第1の表示1、第2の
表示2を表示させるLCD表示部、4は調理器本体、5
は調理器本体4を動作させるための操作部、6は調理器
本体4上に接着されたセラミックガラス等で形成される
鍋を載せるためのプレート、7は誘導加熱調理器に使用
できる磁性体の鍋である。
【0011】次いで、図2を用いて説明する。図2にお
いて、11は交流電源、12は交流電源11を直流に変
換する整流回路、13は加熱コイル、14は交流電源1
からの入力電力の瞬時値を複数の異なる位相で検知し、
それらの瞬時入力電力を平均することにより平均電力を
推定する入力電力検知部、15はスイッチング素子、1
6はスイッチング素子15をオンオフさせることにより
加熱コイル13に高周波電流を供給するインバータ回
路、17は交流電源11からの入力電力が所定値になる
ようにスイッチング素子15のオンオフを制御し、かつ
LCD表示部3の表示を制御する制御部、18はスイッ
チング素子15の両端に発生する電圧を検知する素子電
圧検知部、19は入力電圧検知部14および素子電圧検
知部18からの信号により異常の有無(例えば、鍋がプ
レート6上に配置されているか否か)を判定する異常検
知部である。異常検知部19で異常有と判断されればL
CD表示部3内の第2の表示2を表示し、異常無と判断
されれば第1の表示1を表示する。また、異常検知部1
9は時間を計数する機能も有しており、異常状態が所定
時間続いていると判断すると第2の表示2を表示させる
ものである。
【0012】以下、この第1の実施例における作用を説
明する。誘導加熱調理器に使用できる磁性体の鍋17を
プレート6上に載せ加熱させると、制御部17から操作
部5中央にあるLCD表示部3に信号が送られ、この表
示部3内にある第1の表示1で、加熱の程度を表す液晶
表示のみが表示され、使用者に対し加熱しているという
状況を知らせる。その後、通電を止めずに鍋7をプレー
ト6上から降ろした場合、異常検知部で鍋がないことを
確認して制御部、LCD表示部3に信号を送ると、LC
D表示部3内の第1の表示1が第2の表示2に切り換わ
り、鍋がないので確認するようにというメッセージをこ
めた表示である鍋確認マークのみが表示される。これに
より、使用者に対して、プレート6上に鍋7が載ってい
ないことを容易に理解させることができる。また、この
第2の表示2の鍋確認マークにより、調理が終わってい
たのならば電源を切る、まだ調理に使うのであれば鍋7
をプレート6上にまた載せ調理を続けるというような判
断も視覚的にしやすくすることができる。これと同様
に、誘導加熱調理器に使用できない鍋、また使用できる
鍋においてもプレート6上にきっちり載らずに加熱され
ない状況下においても同様の鍋確認マークが表示され、
使用者に対しその後の対処を促すことができる。
【0013】また、通電中であって鍋7がプレート6上
にはない状態から鍋7をプレート6上に載せた場合にお
いても、第2の表示2である鍋がないので確認するよう
にというメッセージをこめた鍋確認マークのみの表示
が、第1の表示1である加熱の程度を表す液晶表示のみ
に切り換わり、使用者へわかりやすい表示を提供するの
である。
【0014】以上これらの効果について、鍋検知での説
明を行ってきたが、空焼き防止等の他の異常検知におい
ても同様の効果が得られる。その際、第2の表示として
は、それぞれの異常時にあった表示を示すことにより、
より理解しやすいものとなる。
【0015】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0016】図2において、21は通常加熱を行ってい
るときに表示される第1の表示、22は通電中、異常を
表す時に表示される第2の表示、23は第1の表示2
1、第2の表示22を表示させるLCD表示部、24は
調理器本体、25は調理器本体24を動作させるための
操作部、26は調理器本体24上に接着されたセラミッ
クガラス等で形成される鍋を載せるためのプレートであ
る。
【0017】次に、この第2の実施例における作用を説
明する。プレート26上に鍋を載せないで加熱させると
初めは、鍋はないにも拘らず加熱させようとしているの
で、操作部25中央にあるLCD表示部23には第1の
表示手段21により、加熱の程度を表す液晶表示のみが
表示される。ところが、先に述べたとうり実際には鍋は
プレート26上に載っていない。そこで鍋が本当にプレ
ート26上に載っていないことを、異常を検出する異常
検知部により、ある所定時間継続したことを確認してか
ら、LCD表示部23内の第1の表示21から鍋を確認
するための第2の表示22に切り換えて表示される。異
常が継続されてから表示が変わるため、異常が起こって
もいないのに、LCD表示部23の表示が変わることも
なく、間違った情報を提供することはない。
【0018】このことは、鍋をプレート上に載せ通常加
熱を行っている状態から、鍋を取り上げた際にも同様の
ことがいえる。
【0019】以上これらの効果について、鍋検知での説
明を行ってきたが、空焼き防止等の他の異常検知におい
ても同様の効果が得られる。その際、第2の表示として
は、それぞれの異常時にあった表示を示すことにより、
より理解しやすいものとなる。
【0020】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0021】図3において、31は通常加熱を行ってい
るときに表示される第1の表示、32は通電中、異常を
表す時に表示される第2の表示、33は第1の表示3
1、第2の表示32を表示させるLCD表示部、34は
調理器本体、35は調理器本体34を動作させるための
操作部、36は調理器本体34上に接着されたセラミッ
クガラス等で形成される鍋を載せるためのプレート、3
7は誘導加熱調理器に使用できる磁性体の鍋である。
【0022】次に、この第3の実施例における作用を説
明する。プレート36上に誘導加熱調理器に使用できる
磁性体の鍋37を載せ加熱させると、操作部35中央に
あるLCD表示部33内にある第1の表示31により、
加熱の程度を表す液晶表示のみが表示され、使用者に対
し加熱しているという状況を的確に理解させることがで
きる。その後、通電を止めずに鍋37をプレート36上
から降ろした場合においても、異常を検出する検知部に
より、鍋がないことを確認すると、LCD表示部33内
の第1の表示31が第2の表示32に切り換わり、鍋が
ないので確認するようにというメッセージをこめた表示
である鍋確認マークのみが表示されることにより、使用
者に対して、プレート36上に鍋37が載っていないこ
とを容易に理解させることができる。ところが、使用者
が調理器本体34の前から離れたときには、これでも理
解されないことがある。その場合に、異常検知部により
所定時間その異常が継続した際には、通電を止め自動的
に電源が切れ、LCD表示部33に表示されていた異常
時を示す表示32も消えてしまうのである。そうするこ
とで、危険を未然に防ぐことができ、安全性を高めるこ
とができる。
【0023】以上これらの効果について、鍋検知での説
明を行ってきたが、空焼き防止等の他の異常検知におい
ても同様の効果が得られる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、異常検知部で異
常有と判断されたときと異常無と判断されたときとでそ
れぞれ異なる形態の表示を行うので、使用する使用者に
対してわかりやすい表示手段を提供することができる。
【0025】また、異常が所定時間継続したときにのみ
表示モードを異常時の表示モードに切り換わるようにし
た場合には、使用者に対して、本当に異常が起こってか
ら異常を表す表示モードとなるので、誤表示をおこしに
くく、正確な情報を提供することができる。
【0026】さらに、異常が所定時間継続した際に通電
を止めリセットするようにした場合には、使用者が異常
に気付かなくても加熱は停止するため過熱を防止でき、
よって安全性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) 本発明の第1の実施例における誘導加
熱調理器の通常加熱を行っているときの要部平面図 (b) 同誘導加熱調理器の異常判断時の要部平面図
【図2】 同誘導加熱調理器の要部ブロック図
【図3】(a) 本発明の第2の実施例における誘導加
熱調理器の通常加熱を行っているときの要部平面図 (b) 同誘導加熱調理器の異常判断時における調理器
本体の要部平面図
【図4】(a) 本発明の第3の実施例における誘導加
熱調理器の通常加熱を行っているときの要部平面図 (b) 同誘導加熱調理器の異常判断時の要部平面図 (c) 同誘導加熱調理器のリセット時の要部平面図
【図5】(a) 従来の誘導加熱調理器の通常加熱を行
っているときの要部平面図 (b) 同調理器の異常判断時の上面図
【符号の説明】
1,21,31 第1の表示 2,22,32 第2の表示 3,23,33 LCD表示部 4,24,34 調理器本体 5,25,35 操作部 6,26,36 プレート 7,37 鍋
フロントページの続き (72)発明者 宮川 純一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータ回路によってオンオフされる
    ことにより誘導加熱を行う加熱コイルの電流供給を調整
    するスイッチング素子と、前記スイッチング素子の電圧
    を検知する素子電圧検知部と、電源からの入力電力を検
    知する入力電力検知部と、前記素子電圧検知部及び前記
    入力電力検知部からの信号に基づいて異常の有無を検知
    し信号を発する異常検知部と、前記異常検知部からの信
    号に基づいて信号を発する制御部と、前記制御部からの
    信号に基づいて表示を行う機能を有する表示部とを備
    え、前記表示部は少なくとも前記異常検知部が異常有と
    判断したときに表示される第1の表示と前記異常検知部
    が異常無と判断したときに表示され前記第1の表示とは
    表示形態を異にする第2の表示とを有する誘導加熱調理
    器。
  2. 【請求項2】 異常検知部によって異常有と判断されて
    いる状態が所定時間継続した後に第2の表示を行う手段
    を備えた請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 【請求項3】 異常検知部によって異常有と判断されて
    いる状態が所定時間継続した後に電源をオフ状態にする
    手段を備えた請求項1または請求項2記載の誘導加熱調
    理器。
JP21017093A 1993-08-25 1993-08-25 誘導加熱調理器 Pending JPH0765939A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016207437A (ja) * 2015-04-22 2016-12-08 三菱電機株式会社 誘導加熱調理器
JP2019138543A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 リンナイ株式会社 加熱調理器
CN110567007A (zh) * 2019-09-17 2019-12-13 珠海格力电器股份有限公司 一种半桥电磁炉锅具检测方法、装置及半桥电磁炉

Cited By (4)

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CN110567007B (zh) * 2019-09-17 2020-06-05 珠海格力电器股份有限公司 一种半桥电磁炉锅具检测方法、装置及半桥电磁炉

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